JPH0865942A - 小形電動機 - Google Patents

小形電動機

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JPH0865942A
JPH0865942A JP21847095A JP21847095A JPH0865942A JP H0865942 A JPH0865942 A JP H0865942A JP 21847095 A JP21847095 A JP 21847095A JP 21847095 A JP21847095 A JP 21847095A JP H0865942 A JPH0865942 A JP H0865942A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機ハウジング,ブラシホルダ及びそのベ
ース等のプラスチック化(軽量化)と振動・騒音の抑制
といった双方の要求に充分に応え、しかもコスト的に有
利で組付性に優れた小形電動機を提供する。 【構成】 回転子5の出力軸5aが電動機ハウジング2
一端のエンドカバー3から突出し、出力軸5aに遠心フ
ァン1が取付けられる。回転子5のファン1側に整流子
4が配置され、これに対応してブラシホルダ7が配置さ
れる。ブラシホルダ7は、そのベース9と共にプラスチ
ックで一体成形され、ハウジング2もプラスチック成形
される。ハウジング2の内周に電動機の磁気通路を形成
する高剛性のヨーク14が固定配置され、このヨーク1
4の遠心ファン1側に向いた端部に、ブラシホルダ7の
一端が弾性体12を介して圧接固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形電動機に係り、更に
詳細には電動機の振動,騒音を抑制するための弾性体の
取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシ付の電動機は、ブラシと整流子間
の摺動摩擦が振動,騒音の発生源となる。そのため、例
えば、自動車用送風機等の小形電動機の分野では、種々
の対策が従来より講じられている。例えば、実公昭52
−24725号公報に開示されるように、電動機のハウ
ジング内側に突出部を設け、ハウジング内に収容される
ブラシ保持用絶縁板の外縁部に弾性体を取付け、この弾
性体を前記突出部とエンドフレーム(エンドカバー)間
に締付け固定したり、特開昭55−23774号,特開
昭58−175947号公報等に開示されるようにブラ
シ内壁面に弾性被膜を形成したり、ベース本体表面に弾
性体被膜を形成したり、実開昭61−74265号公報
に開示されるように電動機ハウジングのフレームとエン
ドカバーとの間に介在させた弾性体を介してブラシホル
ダーを弾性支持して、振動の吸収を図る等していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、小形
電動機の分野では、軽量化のニーズからハウジング等の
部品をプラスチック化する傾向にある。電動機ハウジン
グにプラスチック成形品を用いた場合、ハウジングの剛
性が金属ハウジング(金属フレーム)に較べて著しく低
下する。ハウジングの低剛性は振動吸収効率の低下につ
ながる。従って、前述した実公昭52−24725号,
実開昭61−74625号の弾性体取付方式(エンドフ
レームとハウジング間に弾性体を介在させる方式)で
は、ハウジングをプラスチックとした場合、ブラシ側か
らの振動を弾性体で充分に吸収し得ない問題が新たに生
じた。
【0004】また、この方式ではブラシ絶縁板の弾性体
取付位置は、ブラシホルダから比較的離れた位置にある
ため、ブラシ振動源から離れた箇所で振動減衰を図る間
接的な振動抑制となり、その分減衰比が低下する傾向が
あった。
【0005】一方、特開昭55−23774号の如くブ
ラシホルダ内に弾性体を設ける場合には、最も減衰比が
高い振動抑制手段であり、前述の問題は回避可能である
が、弾性体被膜成形がコスト高を招く原因となり、ま
た、ブラシ摺動性確保のための弾性体被膜の寸法精度管
理が技術的に難しい問題があった。特開昭58−175
947号は、これらの中間的な構造をなすものである
が、前者と同様に弾性体被膜成形につきまとう、コス
ト,寸法精度管理の面で改善すべき点があった。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的とするところは、電動機ハウジング,ブラシホルダ及
びそのベース等のプラスチック化(軽量化)と振動・騒
音の抑制といった双方の要求に充分に応え、しかも振動
・騒音抑制機構の寸法管理精度に厳密さが要求されず、
コスト的に有利で組付性に優れた小形電動機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような手段を講じる。
【0008】以下、本発明を、その内容の理解を容易に
するため図1の実施例を符号を引用して説明する。
【0009】すなわち本発明は、ブラシ6を収容保持す
るブラシホルダ7と、ブラシ6と摺接する整流子4を有
する回転子5を有し、回転子5の出力軸5aが電動機ハ
ウジング2一端のエンドカバー3から突出して、出力軸
5aに遠心ファン1を取付可能にした小形電動機におい
て、回転子5の遠心ファン1側に整流子4が配置される
と共に、これに対応してブラシホルダ7が配置され、ブ
ラシホルダ7は、ホルダ支持用のベース9上に該ベース
9と共にプラスチックで一体成形され、且つ電動機ハウ
ジング2もプラスチック成形され、この電動機ハウジン
グ2の内周に電動機の磁気通路を形成する高剛性の円筒
状ヨーク14が固定配置され、この円筒状ヨーク14の
遠心ファン1側に向いた端部に、ブラシホルダ7の一端
が弾性体12を介して圧接固定されていることを特徴と
する。
【0010】
【作用】上記構成によれば、電動機ハウジング2をプラ
スチック成形して軽量化を図れ、一方、ブラシホルダ7
の一端11が、低剛性のプラスチックハウジング2に代
り、ハウジング2の内周に配置した磁気回路形成用の円
筒状ヨーク14の一端に圧接固定される。この円筒状ヨ
ーク14は、通常鉄製で構成され、電動機の構成部品の
中では最も高剛性であるので、ヨーク14に接する弾性
体12の振動吸収率が増大する。また、ブラシホルダ7
の一端11を弾性体12を介してヨーク14に圧接固定
するので、ブラシ6から極めて近い位置で振動を吸収す
るので、振動減衰比を著しく高めることができる。すな
わち、以上の相乗作用により、整流子4とブラシ6間で
発生する摺動摩擦振動は、最も効果的な振動減衰力を受
けることになる。従って、ブラシ6と整流子4間で発生
する摺動摩擦振動は、弾性体12で充分に吸収されて、
ハウジング2側に伝達されるのを有効に抑制し、ハウジ
ングのプラスチック化を図りつつ、電動機の低振動・低
騒音化を図り得る。特に、製造工程の簡略化及び電動機
全体の軽量化を図るために、ハウジング2の他に、ブラ
シホルダー7とそのベース9とをプラスチックを一体成
形品として、低剛性部品を増加させたとしても、本発明
では、電動機の低振動・低騒音化を図り得る。
【0011】加えて、回転子5に遠心ファン1を取付け
た場合に、遠心ファン1の電動機導入空間(凹み部)1
aに電動機の整流子4,ブラシ6が位置するが、このよ
うな配置によれば、弾性体12で吸収しきれない騒音も
ファン1により撹拌され、また、遠心ファン1は、自動
車用送風機として使用した場合、スクロールケーシング
に収容配置されるので、上記の遠心ファン1側に整流子
4及びブラシホルダ7を配置した場合には、上記弾性体
12で吸収しきれない騒音もスクロールケーシング壁に
遮蔽されるので、車室内に騒音が洩れることなく低騒音
化を一層促進させる。
【0012】なお、遠心ファン1側に整流子4及びブラ
シホルダ7を配置した場合には、ファン1で生じる振動
(この振動は、ファンによる風切りやスクロールケーシ
ング内の圧力変動により生じる)をその振動源に近い位
置で出力軸5aを介して整流子4,ブラシ6が受けるこ
とになり、何らの配慮がない場合には、整流子4,ブラ
シ6がこのファン1に起因する振動の影響を強く受ける
が、上記構成によれば、このようなファンに起因する振
動もヨーク14に圧接した弾性体12で充分に吸収し得
るので、低騒音化に加えて整流子4,ブラシ6の円滑な
摺接の保証する。
【0013】しかも、従来の如くブラシホルダ内等に成
形加工が難しい弾性体被覆を施す必要がなく、単にブラ
シ一端の弾性体を円筒状ヨークの一部に圧接固定するだ
けなので、弾性体の組付けが簡単に行い得る。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例たる小形電動機を
自動車用送風機に適用した場合の一部切欠き断面図であ
る。
【0016】図1において、1が送風に用いる遠心ファ
ン、2は電動機のハウジング、3はエンドカバーであ
る。ハウジング2とエンドカバー3により、電動機の外
殻が構成される。このハウジング2と、エンドカバー3
は、プラスチックで成形され、ハウジング1の内周に
は、電動機の磁気通路を形成するための高剛性の円筒状
ヨーク14が嵌装されている。13は界磁極(固定子)
となる永久磁石で、円筒状ヨーク14の内周に固定配置
される。
【0017】電動機の内部には、整流子4付きの回転子
5,ブラシ6,ブラシホルダ7,ホルダベース9等が組
込まれている。回転子5の出力軸5aは、電動機ハウジ
ング2一端のエンドカバー3から突出して、出力軸5a
に遠心ファン1を取付可能にしてある。本発明に係る小
形電動機では、回転子5の遠心ファン1側に整流子4が
配置されると共に、これに対応してブラシホルダ7が配
置してある。
【0018】ここで、ブラシ6,ブラシホルダ7,ベー
ス9等の構造を図2を参照しつつ説明する。
【0019】図2は、本実施例におけるブラシ保持用組
立体10とエンドカバー3を表わす分解斜視図で、図
中、(イ)はブラシ保持用組立体10をエンドカバー3
の内部に組込む時の状態を表わし、(ロ)はブラシ保持
用組立体10を裏返しにした状態を表わす。
【0020】ベース9は、図2(イ)から明らかなよう
に四角形の板状を呈し、その中央に回転子軸を挿通させ
るための穴9aが形成される。ベース9の一面には、図
2(ロ)に示すように、長方形状の一対のブラシホルダ
7が180°間隔で対向配置される。このブラシホルダ
7及びベース9はプラスチックで一体成形される。各ブ
ラシホルダ7は、図1に示すように両端が開口して、ブ
ラシ6が収容され、ブラシ6は、その後端側が後述する
ばね(つるまきばね)8の端部8aに当てがわれて弾性
支持される。つるまきばね8の個数は、ブラシ数に対応
して2つである。
【0021】ベース9面上の各ブラシホルダ7に隣接す
る位置には、支柱18が形成され、支柱18につるまき
ばね8が嵌装され、ばね8の一端8aがブラシホルダ7
の開口一端(後端)まで延設されて、このばね端部8a
がブラシ6を整流子4側に付勢しつつ支持する。支柱1
8はベース9と共にプラスチックで一体成形される。
【0022】ブラシホルダ7の先端には、ブラシ6の一
部が突出し、後端には舌状突起11がブラシホルダ7と
一体の状態で外側に向けて突設される。舌状突起11に
は、長方体形の弾性体(絶縁性弾性部材)12が挿入さ
れる。
【0023】ベース9の反ブラシホルダ側の面上には、
各コーナに第2の筒状弾性体17が固定配置してある。
この筒状弾性体17は、図1に示すようにベース9に配
設した突起16に圧入される。
【0024】このようなブラシ保持用組立体10をエン
ドカバー3の内側に組込む場合には、整流子4の外周面
にブラシ6先端を対向接触させた状態で、ベース9の挿
通穴9aに回転子軸を挿通させ、舌状突起11に取付け
た弾性体12を、円筒状ヨーク14の一端(遠心ファン
1側)に設けた切欠き凹部15に嵌合させ、且つ、ベー
ス9とエンドカバー3内側との間に第2の弾性体17を
介在させると共に、エンドカバー3の小フランジ3aを
ハウジング2側の電動機据付用フランジ(大フランジ2
4)に嵌め込み、フランジ3a、24同士をねじ締めす
ることで行われる。このような取付けによれば、エンド
カバー3と円筒状ヨーク14間に狹圧力が働き、弾性圧
縮体12,17がこの狭圧力で適度に圧縮される。
【0025】具体的には、弾性体12には、円筒状ヨー
ク15からの力が作用すると共に、エンドカバー3から
の力が第2の弾性体17,ベース9,ブラシホルダ7及
び舌状突起11を介して作用することで、弾性体12が
円筒状ヨーク15の端面に圧接固定される。第2の弾性
体17は、ベース9とエンドカバー3内側との間に挟着
される。
【0026】次にブラシ6の外部電源接続について説明
する。
【0027】図2(イ)に示すように、ブラシホルダ7
の一面には切欠き7aが、ベース9の一面には1対の切
欠溝付き突起(導電線ガイド)21a,21bが、エン
ドカバー3の小フランジ3aには小孔23a,23b及
び突起ガイド22が形成される。
【0028】また、図1に示すように、ハウジング2の
フランジ24には外部接続用コネクタ25が形成され
る。各ブラシの導電線(ピグテール)19a,19bの
先端には、外部接続用コネクタの標準端子20a,20
bが取付けられている。
【0029】標準端子20a,20b及び導電線19
a,19bは、夫々のブラシホルダ7に設けた切欠き7
a,ベース9の案内溝21a,21b、エンドカバー3
に設けた通風窓3b、突起ガイド22及び小孔23a,
23bを通して、外部接続用コネクタ部25に挿入固定
される。この外部接続用コネクタ25を介して外部電源
との接続が可能となる。なお、ベース9の整流子側に
は、ブラシ保持用組立体10の組付け後の導電線19
a,19bと整流子4との短絡を防止するため、図2
(ロ)に示す如く保護ガイド26が配置される。
【0030】本実施例によれば次の効果を奏する。
【0031】まず、第1には、電動機ハウジング2,エ
ンドカバー3,ブラシホルダ7,ベース9等をプラスチ
ック成形品を用いることで、軽量化を図っているが、本
実施例のブラシホルダー端11を、低剛性のプラスチッ
クハウジング2に代って、高剛性の鉄製の円筒ヨーク1
4端面に弾性体12を介して圧接固定する構造を採用
し、更にホルダ7に最も近いベース9面を第2の弾性体
17を介してエンドカバー3の内側に圧接固定するの
で、ブラシ6と整流子4間で発生する摺動摩擦振動は、
その振動源に近い位置でブラシ6を挟む形で吸収され
る。従って、最も効果的な振動減衰を行うことができ、
電動機の振動・騒音の抑制効果を向上させることができ
る。加えて、回転子5に遠心ファン1を取付けた場合
に、遠心ファン1の電動機導入空間(凹み部)1aに電
動機の整流子4,ブラシ6が位置するが、このような配
置によれば、弾性体12で吸収しきれない騒音もファン
1により撹拌され、また、遠心ファン1は、自動車用送
風機として使用した場合、スクロールケーシングに収容
配置されるので、上記の遠心ファン1側に整流子4及び
ブラシホルダ7を配置した場合には、上記弾性体12で
吸収しきれない騒音もスクロールケーシング壁に遮蔽さ
れるので、車室内に騒音が洩れることなく低騒音化を一
層促進させる。
【0032】なお、遠心ファン1側に整流子4及びブラ
シホルダ7を配置した場合には、ファン1で生じる振動
(この振動は、ファンによる風切りやスクロールケーシ
ング内の圧力変動により生じる)をその振動源に近い位
置で出力軸5aを介して整流子4,ブラシ6が受けるこ
とになり、何らの配慮がない場合には、整流子4,ブラ
シ6がこのファン1に起因する振動の影響を強く受ける
が、上記構成によれば、このようなファンに起因する振
動もヨーク14に圧接した弾性体12で充分に吸収し得
るので、低騒音化に加えて整流子4,ブラシ6の円滑な
摺接の保証する。
【0033】しかも、弾性体12,17の取付は極めて
簡単で、寸法精度にも従来の弾性体被覆方式の如き厳密
さが要求されないので、コスト的に有利である。
【0034】第2には、ブラシ6の外部接続用コネクタ
25への結線が、ベース9に設けた案内孔21a,21
b、エンドカバー3の通風窓3b、突起ガイド22,小
孔23a,23b等を用いて、導電線19a,19b先
端に設けた標準端子20a,20bを各コネクタ25に
直接挿入すればよいので、組付性が簡単である。更に、
+側,−側の標準端子20a,20b及び導電線19
a,19bは、ベース9に設けた案内孔21a,21b
及びエンドカバーの突起ガイド22及び小孔23a,2
3bで別々に離されるので、導電線のこじれ防止と絶縁
が図られ、電動機の信頼性を向上させることができる。
【0035】第3には、ホルダ7とベース9をプラスチ
ックで一体成形したので、組付け作業の簡便化を図り得
る。なお、従来は、ホルダ,ベース等を分離し、これを
組立てるために組付け作業に手間がかかり、また、ブラ
シから外部接続用コネクタまでの導電線接続にコネク
タ,ハーネス等を用いるため、組付性に対する簡素化が
望まれていた。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動機ハ
ウジング等のプラスチック化(軽量化)と振動・騒音の
抑制といった双方の要求に充分に応え、しかも振動・騒
音抑制機構の寸法管理精度に厳密さが要求されず、その
組付けが容易でコスト的にも有利な小形電動機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠き断面図
【図2】上記実施例に用いるエンドカバーとブラシ保持
用組立体の分解斜視図である。
【符号の説明】
2…電動機ハウジング、3…エンドカバー、3b…通風
窓、4…整流子、5…回転子、6…ブラシ、7…ブラシ
ホルダ、9…ベース、11…ブラシホルダ端、12…弾
性体、14…円筒状ヨーク、17…第2の弾性体、19
a,19b…導電線、20a,20b…外部接続用端
子、21a,21b…案内孔、22…突起ガイド、23
a,23b…小孔、24…フランジ、25…外部接続用
コネクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシを収容保持するブラシホルダと、
    前記ブラシと摺接する整流子を有する回転子とを備え、
    該回転子の出力軸が電動機ハウジング一端のエンドカバ
    ーから突出して該出力軸に遠心ファンを取付可能にした
    小形電動機において、 前記回転子の遠心ファン側に前記整流子が配置されると
    共に、これに対応して前記ブラシホルダが配置され、 前記ブラシホルダは、ホルダ支持用のベース上に該ベー
    スと共にプラスチックで一体成形され、且つ前記電動機
    ハウジングもプラスチック成形され、この電動機ハウジ
    ングの内周に電動機の磁気通路を形成する高剛性の円筒
    状ヨークが固定配置され、この円筒状ヨークの遠心ファ
    ン側に向いた端部に、前記ブラシホルダの一端が弾性体
    を介して圧接固定されていることを特徴とする小形電動
    機。
  2. 【請求項2】 前記ホルダー支持用のベースには、前記
    ブラシホルダの他にブラシホルダから引き出されたプラ
    ス側導電線とマイナス側導電線とを別々に離してコネク
    タ部に案内する導電線ガイドと、2個のつるまきばね保
    持用の突起が該ベースと一体成形してあり、この突起に
    保持された各つるまきばねの一端が対応のブラシホルダ
    の後端に設けた開口部を通してブラシ後端に当てがわれ
    てブラシを弾性支持する構造としてある請求項1記載の
    小形電動機。
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