JPH0865697A - マトリクス変換回路 - Google Patents

マトリクス変換回路

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JPH0865697A
JPH0865697A JP6195263A JP19526394A JPH0865697A JP H0865697 A JPH0865697 A JP H0865697A JP 6195263 A JP6195263 A JP 6195263A JP 19526394 A JP19526394 A JP 19526394A JP H0865697 A JPH0865697 A JP H0865697A
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JP
Japan
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matrix
minimum value
output
signals
input signals
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Pending
Application number
JP6195263A
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English (en)
Inventor
Ken Terasawa
見 寺澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルックアップテーブル(LUT)のメモリ容
量を低減できるマトリクス変換回路を得る。 【構成】 最小値選択回路5は入力信号R、G、Bの最
小値を検出すると共にその識別用の制御信号Scを出力
する。上記最小値を減算器6g、6b、6rで各入力信
号から減じ、G−S、B−S、R−Sを得るがそのうち
の1つは必ずゼロになる。これらはLUTブロック20
1〜203でマトリクス演算され、演算結果は出力選択
回路7g、7b、7rにおいて上記制御信号Scにより
選択され、選択された信号に対して加算器7g、7b、
7rにより上記最小値が加えられて出力される。 【効果】 入力信号から最小値が減じられることにより
入力信号の1つがゼロになるのでLUTに与えるアドレ
スのビット数が減じられ、またマトリクスの列を1列省
略できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号処理に
用いられるマトリクス変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号処理で行われるマ
トリクス変換を行う方法として、ROMなどのメモリ素
子に予め計算結果を記憶させておく所謂LUT(Loo
k Up Table)による手法がある。
【0003】図2は、従来のマトリクス変換回路の構成
をLUTによる手法で示したものである。なお、これは
ビデオカメラなどの色補正を電気的に行う所謂リニアマ
トリクス回路である。図2において、図示していない撮
像素子から得られた3原色映像信号R(赤)、G
(緑)、B(青)は、やはり図示していないプロセス回
路で黒補正、白補正を受けた後、これも図示していない
8ビットのA/D変換器でディジタル信号に変化され
て、リニアマトリクス回路の入力端子1r、1g、1b
へと入力される。ここでは
【0004】
【数1】
【0005】という一次変換が行われており、このマト
リクス変換によって、各映像信号に電気的に負の要素を
持たせることにより、色再現の向上がはかられる。ホワ
イトバランスを保つために、行ごとのマトリクス係数の
総和はすべて1となるように設定しなければならない。
【0006】入力端子1r、1g、1bから入力された
R、G、Bの各映像信号は、LUTブロック20内のL
UT21r、21g、21bにそれぞれアドレスとして
入力される。この場合には、8ビット3入力であるの
で、24ビットで表現されることになる、LUT21
r、21g、21bはそれぞれ(1)式に基づいて1次
変換された後の符号つきの10ビット値を1ワードとし
て格納しているので、渡されたアドレスに対してLUT
21r、21g、21bはそのアドレスに格納されてい
るデータを出力信号31r、31g、31bとして出力
し、出力端子4r、4g、4bからは符号つきの10ビ
ット映像信号R′、G′、B′が出力される。
【0007】このようにしてリニアマトリクス変換を受
けた映像信号R′、G′、B′は、電気的に負の要素を
持たせることにより、色再現の向上がはかられており、
良好な画像が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
2のような従来のマトリクス変換回路では、LUTに入
力するアドレスのビット数の増大によって、LUTのメ
モリ容量は上記の従来例では、224×3ワード(1ワー
ド=10ビット)の容量が必要とされる。従って、入力
信号の数や高ビッド精度の要求にともない、メモリ容量
が膨大なものとなるという問題点があった。
【0009】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、多入力、高ビット精度のマトリクス変
換においてもメモリ容量の増大を低減できる、マトリク
ス変換回路を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的のための本発明
においては、n個の入力信号のうち最小値を選択してそ
の最小値の信号レベルを出力すると共に、n個の入力信
号のうちのいづれが最小となるのかを判定するための制
御信号を出力する最小値選択手段と、最小値選択手段か
ら出力される上記最小値をn個の入力信号からそれぞれ
減じる減算手段と、m行(n−1)列のマトリクス変換
を行い、m個の第1の出力信号をn種類得るn個のマト
リクス演算手段と、上記最小値選択手段から出力される
上記制御信号に基づいて上記n個のマトリクス演算手段
により得られるn種類の第1の出力信号のうち1つを選
択する出力選択手段と、この出力選択手段により選択さ
れるm個の第1の出力信号に対して上記最小値選択手段
から出力される上記最小値をそれぞれ加えてm個の第2
の出力信号を得る加算手段とを設けている。
【0011】
【作用】本発明によれば、最小値選択手段によってn個
の入力信号のうち最小値をとるものが検出される。これ
をすべての入力信号から減じることで、最小値をとる1
つの入力信号が確実に0となる。従って、マトリクス係
数のうち最小値をとる1つの入力信号に対応する列を1
列省略できる。このため、m行n列の1次変換がm行
(n−1)列のものに置き換えられるので、LUTに与
えるアドレスのビット数はnだけ減少する。ただし、マ
トリクス演算のためLUTの数は最小値をとり得る信号
の数だけ必要となる。各LUTが計算した結果は、最小
値選択手段の出力する制御信号によって選択動作を行う
出力選択手段によって選択され、最小値が加えられる。
こうして得られた出力信号は、m行n列のマトリクス変
換を行ったのと等価であると同時に、アドレスのビット
数の減少によってLUTのメモリ容量を低減することが
できる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例である。な
お、これはビデオカメラなどの色補正を電気的に行う所
謂リニアマトリクス回路である。
【0013】図1において、図示していない撮像素子か
ら得られた3原色映像信号R(赤)、G(緑)、B
(青)は、やはり図示していないプロセス回路で黒補
正、白補正を受けた後、これも図示していない8ビット
のA/D変換器でディジタル信号に変換されて、リニア
マトリクス回路の入力端子1r、1g、1bへと入力さ
れる。ここでは前記(1)式の一次変換が行われてお
り、このマトリクス変換によって、各映像信号に電気的
に負の要素を持たせることにより、色再現の向上がはか
られる。ホワイトバランスを保つために、行ごとのマト
リクス係数の総和はすべて1となるように設定しなけれ
ばならない。
【0014】入力端子1r、1g、1bから入力された
R、G、Bの各映像信号は、それぞれ2つに分岐され、
その一方は最小値選択回路5に入力される。最小値選択
回路5では、入力信号R、G、Bのうち最小値をとるも
のを選択して最小値信号Sとして出力するとともに、ど
の入力信号が最小値であったかを判定する制御信号Sc
を出力する。最小値信号Sは、もとのR、G、Bの各映
像信号から減算器6r、6g、6bによって減じられ、
それぞれ(R−S)、(G−S)、(B−S)を得る。
【0015】この時点で、(R−S)、(G−S)、
(B−S)のうちの少なくとも1つは最小値をとってい
るので、その信号に対応する列のマトリクス係数が
(1)式のマトリクスから省略される。3つの入力信号
があるので、省略される列により、3種類の3行2列の
マトリクス演算用LUTブロック201、202、20
3が必要となる。ここで、LUTブロック201はB−
S=0の場合、LUTブロック202はR−S=0の場
合、LUTブロック203はG−S=0の場合に対応し
ている。これらのLUTブロック201、202、20
3は、合計すると216×9ワード(1ワード=10ビッ
ト)のメモリ容量が必要とされるが、従来例と比べると
およそ15[%]程度であり、大幅にメモリ容量が低減
されているのがわかる。
【0016】LUT201r、201g、201bはそ
れぞれ、(1)式からm3 、m6 、m9 を省略したマト
リクスに基づいて1次変換された後の符号つきの10ビ
ット値を1ワードとして格納しているので、渡されたア
ドレスに対してLUT201r、201g、201bは
そのアドレスに格納されているデータを1種類目の第1
の出力信号301r、301g、301bとして出力
し、それぞれ出力選択回路7r、7g、7bに入力す
る。
【0017】LUT202r、202g、202bはそ
れぞれ、(1)式からm1 、m4 、m7 を省略したマト
リクスに基づいて1次変換された後の符号つき10ビッ
ト値を1ワードとして格納しているので、渡されたアド
レスに対してLUT202r、202g、202bはそ
のアドレスに格納されているデータを2種類目の第1の
出力信号302r、302g、302bとして出力し、
それぞれ出力選択回路7r、7g、7bに入力する。
【0018】LUT203r、203g、203bはそ
れぞれ、(1)式からm2 、m5 、m8 を省略したマト
リクスに基づいて1次変換された後の符号つき10ビッ
ト値を1ワードとして格納しているので、渡されたアド
レスに対してLUT203r、203g、203bはそ
のアドレスに格納されているデータを3種類目の第1の
出力信号303r、303g、303bとして出力し、
それぞれ出力選択回路7r、7g、7bに入力する。
【0019】出力選択回路7r、7g、7bでは、最小
値選択回路5からの制御信号Scに従い、どのLUTブ
ロックからの第1の出力信号を選択するかを判定して、
第2の符号つきの10ビット出力信号8r、8g、8b
を出力する。最後に加算器9r、9g、9bによって、
最小値選択回路5が出力した最小値信号Sを、第2の出
力信号8r、8g、8bに加えることによって、出力端
子4r、4g、4bからは符号つきの10ビット映像信
号R″、G″、B″が出力される。
【0020】このようにしてリニアマトリクス変換を受
けた映像信号R″、G″、B″は、電気的に負の要素を
持たせることにより色再現の向上がはかられており、良
好な画像が得られると同時に、アドレスのビット数の減
少によってLUTのメモリ容量を低減することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による、マ
トリクス変換回路によれば、入力信号のうち最小のもの
を各入力信号から減じるようにしたことにより、m行n
列のマトリクスがm行(n−1)列で済むことになる。
従って、マトリクス変換は等価であるにもかかわらず、
LUTに渡されるアドレスのビット数を少なくできるの
で、LUTのメモリ容量を大幅に低減でき、多入力、高
ビット精度のマトリクス変換を実現することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のマトリクス変換回路を表すブロック図で
ある。
【符号の説明】 1r、1g、1b 入力端子 201、202、203 LUTブロック 5 最小値選択回路 6r、6g、6b 減算器 7r、7g、7b 出力選択回路 9r、9g、9b 加算器 4r、4g、4b 出力端子 301r、301g、301b、302r、302g、
302b、303r、303g、303b 第1の出力
信号 8r、8g、8b 第2の出力信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n(n≧2)個の入力信号のうちの最小
    値を選択しその最小値の信号レベルを出力すると共に上
    記n個の入力信号のうちのいずれが最小であるのかを判
    定するための制御信号を出力する最小値選択手段と、 上記最小値選択手段から出力される上記最小値を上記n
    個の入力信号からそれぞれ減じる減算手段と、 m行(n−1)列のマトリクス変換を行い、m個の第1
    の出力信号をn種類得るn個のマトリクス演算手段と、 上記最小値選択手段から出力される上記制御信号に基づ
    いて上記n個のマトリクス演算手段から得られる上記n
    種類の第1の出力信号のうちの1つを選択する出力選択
    手段と、 上記出力選択手段により選択されるm個の第1の出力信
    号に対して上記最小値をそれぞれ加えてm個の第2の出
    力信号を得る加算手段とを備えたマトリクス変換回路。
  2. 【請求項2】 上記n個の入力信号は映像信号における
    R、G、Bの3原色信号であり、上記マトリクス演算手
    段は、予め所定の特性が記憶されている記憶手段を備
    え、この記憶された特性に基づいて行毎のマトリクス係
    数の総和がすべて1となるマトリクス変換を行うことに
    よりホワイトバランスを保つように成されている請求項
    1記載のマトリクス変換回路。
JP6195263A 1994-08-19 1994-08-19 マトリクス変換回路 Pending JPH0865697A (ja)

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ID=16338242

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072948A (ja) * 2014-09-23 2016-05-09 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 即時色域マッピングシステム及び即時色域マッピング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072948A (ja) * 2014-09-23 2016-05-09 台達電子工業股▲ふん▼有限公司 即時色域マッピングシステム及び即時色域マッピング方法

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