JPH086515B2 - 電気錠のスイツチ装置 - Google Patents

電気錠のスイツチ装置

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JPH086515B2
JPH086515B2 JP62013149A JP1314987A JPH086515B2 JP H086515 B2 JPH086515 B2 JP H086515B2 JP 62013149 A JP62013149 A JP 62013149A JP 1314987 A JP1314987 A JP 1314987A JP H086515 B2 JPH086515 B2 JP H086515B2
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JP
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lock
rod
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receiving hole
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JP62013149A
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JPS63181873A (ja
Inventor
治夫 森田
哲也 提
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株式会社ゴ−ル
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気錠のスイッチ装置に関するものである。
通常、電気錠にあっては、閉扉状態を感知するスイッ
チが電気錠の錠ケース内に設けてあり、閉扉時にON,あ
るいはOFFとなり遠隔所に於て閉扉状態を知ることがで
きる。また、制御盤と連動させ閉扉状態でスイッチが作
動することによって、ケース内の電動部材の作動を制御
させることができる。即ち閉扉状態に於てのみ、電動部
材を作動させて施錠あるいは解錠できるようにしてあ
る。
ところで従来のスイッチ装置は第1図aの如く錠ケー
ス(C)内に設けたリードスイッチ(S1)を、受座
(B)に設けた永久磁石(M)によって作動させるもの
と、第1図(b)の如く錠ケース(C)内に設けたマイ
クロスイッチ(S2)を、閉扉時に受座に当接して後退す
るトリガー(T)の後退によって作動させる形式のもの
とがあるが、これら従来のスイッチ装置にあっては、い
ずれの場合も第1図Cの如くスイッチの作動可能範囲
(a)は錠杆(L)の受座(B)の受孔内への嵌合可能
範囲(b)より大きい。この為錠杆(L)が受座の受孔
に嵌合できる状態でないにも拘らず、スイッチが作動し
て電動部材を作動させることになったり、閉扉状態や施
錠状態の誤認や、また錠杆の損傷の原因となる不都合が
あった。
また、実開昭60−108655号公報の考案の如く、錠杆
(デッド)と受孔の形状をそれぞれ山形状に形成するこ
とにより、スイッチの大きな作動可能範囲に対応すべ
く、錠杆と受座の受孔内との嵌合可能範囲(施錠可能範
囲)を大きくしたものである。
しかしながら、このように斜面部を形成した錠杆と受
孔との形状では、施錠状態において開扉方向に大きな力
が作用すれば、その力は斜面の作用によって錠杆の後退
方向に働き解錠する危険があり防犯上極めて不都合であ
る。
また、錠杆と受孔との嵌合可能範囲は大きくなるが、
錠杆の不完全な突出状態での施錠状態が起るので、防犯
上極めて不都合である。
本発明は、上記従来の問題点を解消する為のもので、
錠杆と受座の受孔との嵌合部分の形状や寸法を変更し
て、錠杆の受孔内への嵌合可能範囲(施錠可能範囲)を
何ら大きくすることなく、即ち、錠の施錠状態における
防犯性能を何ら損なうことなく、その限られた小さな施
錠可能範囲内でのみ、スイッチが作動するようにしたも
のである。即ち、スイッチの作動可能範囲を錠杆の施錠
可能範囲内に限定するようにしたものである。
以下図示する本発明の一実施例に基づいて説明する。
(1)は扉に取付けられた電気錠で、錠ケース(2)の
前方に固定した前板(21)から錠杆(3)が出没可能に
設けてある。錠杆(3)の作動方式は、モーター(4)
の回動によって歯車(5)を回動し、この歯車(5)に
噛合するハブ(6)を回動し、このハブに形成した作動
部(6)によって錠杆(3)を作動させる、いわゆる公
知のモーター錠の作動方式である。その他(7)はシリ
ンダーやサムターンなどの手動操作部材によって回動さ
れるカムで、カム(7)の回動によってこのカムに噛合
する第二のカム(8)を回動させる。第二のカム(8)
と前記ハブ(6)とはリンク(9)によって互に連結さ
れており、カム(8)の回動によってリンク(9)を介
してハブ(6)を回動させ、錠杆(3)を出没作動させ
る。
(10)はスイッチで、錠ケース(2)に固定したケー
ス(11)内にスライダー(12)を前後方向に摺動自在に
嵌装してあり、このスライダーの前面部(121)は前板
(21)に設けた開口部(22)から外部に望んでいる。
(13)はスライダー(12)を嵌装してあるケース(11)
に固定したマイクロスイッチで、スイッチ作動部材(13
1)は前記スライダーの作動部(12a)に当接している。
そしてスライダー(12)の摺動後退によってスイッチ作
動部材(131)が押し込まれてマイクロスイッチ(13)
が作動される。
(14)は枠側に取付けた受座で、前板(15)と枠体
(16)および箱体(20)とから構成されており、枠体
(16)は前板(15)と一体的に設けられており、箱体
(20)と前板(15)とを一体的にネジ(17)によって取
付固定する。上記枠体(16)には作動杆(18)が、前記
前板(15)に設けた開口部からその先端が出没自在に後
端部を枢支されバネ(19)で付勢されて設けられてい
る。(141)は受座(14)の受孔で、前記電気錠(1)
の錠杆(3)が突出嵌合する。尚、作動杆(18)は前記
電気錠(1)の錠ケース(2)に設けたスイッチ(10)
に対応する位置に設けられており、閉扉時に作動杆(1
8)はスイッチ(10)のスライダー(12)に当接し、作
動杆(18)のバネ(19)による突出力によってスライダ
ー(12)を押し込みマイクロスイッチ(13)を作動させ
る。また作動杆(18)は第3図の如く、断面が三角錐形
をしており、斜面(181)が閉扉時に扉の端面に当接
し、斜面の作用によってバネ(19)の力に抗して受座
(14)内に押し込まれる。
ところで、作動杆(18)がスイッチ(10)のスライダ
ー(12)を押し込んでマイクロスイッチ(13)を作動で
きる範囲は、第3図の如く錠ケース(2)の前板(21
の開口部から外部に望むスライダー(12)の巾寸法
(α)の範囲に限られる。一方、錠杆(3)と受座(1
4)の受孔(141)との関係は、第4図の如く、錠杆
(3)の厚み寸法(t)に対して受孔(141)の巾寸法
は(t+β)に設けてある。即ち錠杆(3)と受孔(14
1)との間には(β)だけのアソビがあり、このアソビ
寸法(β)の範囲内で錠杆(3)は受孔(141)に突出
嵌合可能、つまり施錠可能である。
そして、上記の作動杆(18)によってスイッチ(10)
を作動することができる範囲(α)と、錠杆と受孔との
アソビ寸法(β)とを、α≦βとの関係に設定すること
によって、錠杆(3)が受座(14)の受孔(141)に必
ず突出嵌合が可能となる位置、つまり電気錠の施錠が可
能となる状態でのみ、スイッチ(10)が作動しないよう
にすることができる。
その他第5図ないし第7図は、本発明の第二の実施錠
を示すもので、電気錠(1′)の錠杆(3′)は開扉時
は突出量が小さくラッチの作用をなし、閉扉時に先端の
斜面部の作用で後退し、完全な閉扉状態では突出量が大
きくなって施錠する形式のものである。
スイッチ(10)は前記第一の実施例のものと同じ構成
であり、受座(14′)に設けた作動杆(18′)は、三角
錐形を有しており、バネ(19′)によって常時突出方向
に付勢されている。そして、作動杆(18′)によるスイ
ッチ(10)の作動可能範囲(α)と、施錠杆(3′)に
対する受孔(141)のアソビ寸法(β)との関係を前記
と同様にα≦βという関係に設定することによって、完
全に施錠可能となる状態でのみ、スイッチ(10)が作動
され、電動部材(4′)の作動が可能となる。
以上の如く本発明によれば、電気錠の錠ケース内に設
けたスイッチ(10)を閉扉時に枠側に取付けた受座(1
4)に設けた作動杆(18)によって作動されるように設
けると共に、該作動杆によってスイッチ(10)が作動さ
れる範囲(α)と、錠杆の厚み寸法と受座の受孔(1
41)とのアソビ寸法(β)との関係をα≦βとに設定す
ることによって、錠杆が受孔に確実に突出嵌合し得る状
態でのみ、スイッチ(10)が作動杆(18)によって作動
される。即ち、完全に施錠可能な状態になってのみ、電
気錠を施錠あるいは解錠する電動部材の作動が可能とな
り、従来の如く、錠杆が受孔に嵌合できない状態である
にも拘らず、スイッチが作動して、電動部材が作動され
る不都合が解消される。
しかも、本発明の電気錠にあっては、錠杆と受孔との
関係(形状やアソビ寸法)を何ら変更していないので、
防犯上および使用上の不都合は何ら生ずることはない。
尚、本発明に於て使用する電気錠(1)の構造は任意
であることは勿論、スイッチ(10)の構造やスイッチを
作動させる作動杆の構造もまた任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、b、cは従来電気錠のスイッチ装置を示す、
要部断面図である。 第2図は本発明の第一の実施例を示す、縦断側面図
で、第3図および第4図は第2図A−A線およびB−B
線に於ける断面図である。第5図は本発明の第二の実施
例を示す縦断側面図で、第6図および第7図は第5図
A′−A′線およびB′−B′線における断面図であ
る。 (1)……電気錠、(2)……錠ケース、(3)……錠
杆 (4)……電動部材、(10)……スイッチ、(14)……
受座 (141)……受孔、(18)……作動杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開扉時に錠ケース内に設けたソレノイドあ
    るいはモーター等の電動部材を作動させて、施錠あるい
    は解錠するとともに、錠杆の施錠時における受孔との嵌
    合部は少なくとも錠杆の出没方向と同方向への直線部が
    形成され、かつ錠杆と受孔との嵌合状態における、錠杆
    と受孔との扉開扉方向への隙間寸法が従来と同等のもの
    である電気錠において、上記錠ケース内に電動部材の作
    動を制御するスイッチを設けるとともに、閉扉時に該錠
    ケース内に設けたスイッチと対応する枠側に、スイッチ
    作動用の作動杆を出没自在に設けるとともに、閉扉時に
    該作動杆によってスイッチが作動される扉厚方向の作動
    範囲を、錠杆が突出して係入する受座の受孔と錠杆との
    扉厚方向の隙間寸法より大きくならないように設けたこ
    とを特徴とする、電気錠のスイッチ装置。
JP62013149A 1987-01-22 1987-01-22 電気錠のスイツチ装置 Expired - Fee Related JPH086515B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095371A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Miwa Lock Co Ltd 閉扉センサー装置

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JPS60108655U (ja) * 1983-12-27 1985-07-24 ナショナル住宅産業株式会社 自動施錠装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008095371A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Miwa Lock Co Ltd 閉扉センサー装置

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