JPH08649U - 並立導水パネル - Google Patents
並立導水パネルInfo
- Publication number
- JPH08649U JPH08649U JP5780793U JP5780793U JPH08649U JP H08649 U JPH08649 U JP H08649U JP 5780793 U JP5780793 U JP 5780793U JP 5780793 U JP5780793 U JP 5780793U JP H08649 U JPH08649 U JP H08649U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plates
- waste
- plate
- panel
- waste plastic
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃棄プラスチック板や廃タイヤの有効利用を
はかり、導水性のパネルを作る。 【構成】 板面に凹凸部を有する複数枚の廃棄プラスチ
ック板や、廃タイヤの両側面部を切除してなる複数枚の
接地板を平行にして直立するように並べ、かつ上記各板
の上端々面を面一にそろえて、上記各板をそれらの板面
が密着するように束ねる。
はかり、導水性のパネルを作る。 【構成】 板面に凹凸部を有する複数枚の廃棄プラスチ
ック板や、廃タイヤの両側面部を切除してなる複数枚の
接地板を平行にして直立するように並べ、かつ上記各板
の上端々面を面一にそろえて、上記各板をそれらの板面
が密着するように束ねる。
Description
【０００１】
本考案は、廃棄プラスチック板、廃棄ゴム板、廃タイヤを再利用して、導水性 能をもった床面や地面を形成するのに使用する並立導水パネルに関するものであ る。
【０００２】
従来廃棄プラスチック板や廃棄ゴム板や廃タイヤは、再利用されることなく大 量に廃棄されており、廃棄物処理問題の一因となっている。
【０００３】
ゴルフマットには、プラスチックで成形された平板状のパネルが多く使用され ているが、このパネルは、縦、横、厚さが一定の寸法に成形されたものを横向き に、即ちその板面が床や地面に接触するようにして敷かれた状態で使用されてい る。 このようなパネルでは、一枚当たりのプラスチック材の使用量が少ないことと 、使用状態において水はけが悪いという欠点があった。 本考案は、そのような欠点を解消しうるパネルを提供することを目的とするも のである。
【０００４】
上記の目的を達成するために、本考案は、板面に凹凸部を有する複数枚の廃棄 プラスチック板や、廃棄ゴム板、又は廃タイヤの両側面部を切除してなる複数枚 の接地板を平行にして直立するように並べ、かつ上記各板の上端々面を面一にそ ろえて、上記各板をそれらの板面が密着するように束ねてなることを特徴とする ものである。
【０００５】
【実施例】 以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、１は廃棄プラスチック板 で、その片方の板面には、廃棄プラスチック板１を直立させた状態で上下両辺間 に通じる凹条２と凸条３とを交互に設けてある。４は廃棄ゴム板で、その片方の 板面には、上下両辺間に通じる凹条５と凸条６とを交互に設けた薄い廃棄プラス チック板７を接着してなる。この廃棄プラスチック板１と廃棄ゴム板４の複数枚 を交互に平行にして直立するように並べ、かつ上記各板１、４の上端々面を面一 にそろえる。そして上記各板１、４の中間部分に穿設した通孔８にボルトを通し てナットで締めつけたり、あるいは通孔８にロープを通して結束したりして、板 面が密着するように束ねることにより、各板１、４の横幅に相当する厚さを有す るパネル９を形成する。１０は各板１、４の間に装着した平板状の廃棄プラスチ ック板であるが、これは省略することもある。
【０００６】 パネル９は、規格寸法に作って、必要個数を使用することもあり、また各板１ 、４の使用枚数や板幅を任意に変えて任意寸法のパネル９を作ることもできる。 各板１、４の凹凸部は、凹条２、５、凸条３、６のほか、縦横の溝や傾斜した溝 で構成することもできる。また各板１、４の凹凸部を設けてない方の板面に、雨 水などのフィルタの目的と、夏季の廃棄プラスチック板の膨張を逃がす目的で、 不織布、フェルトを貼着してもよい。またパネル９は床面や地面の上に敷き詰め て使用してもよく、あるいは床面や地面にパネル９の面積と厚さに相当する凹部 を設けて、その凹部にパネル９をはめ込んでもよく、この場合パネル９の上部周 囲に鉄製などの枠材をはめてもよい。 上記実施例では、廃棄ブラスチック板、廃棄ゴム板を利用する例を示したが、 本考案は、これに限らず、廃棄プラスチック板のみや、廃棄ゴム板のみを複数枚 利用し、あるいは廃タイヤの両側面部を切除して、凹凸部を有する接地板を作り 、それを複数枚利用してパネル９を構成することもある。パネル９を構成する各 板には、板幅が同一のものを使用して、パネル９の上面と下面とが面一にそろう ように並立させるほか、板幅に若干差のあるものを使用して、各板の上端々面の みが面一にそろうように並立させることもある。
【０００７】 本考案は、叙上のように廃棄プラスチック板や、廃棄ゴム板や廃タイヤから作 られた接地板を並立させ、それらの板面を密着させてなるから、パネル１個当り に使用する板の量が従来の平板状パネルに比し格段に増えるため、廃棄物の有効 利用ができて、廃物処理問題の解決に役立てることができる。またゴルフ場の通 路や山道に敷いたり、道路の敷石の代わりに使用すれば、雨が降っても、雨水が パネルの各凹部を通ってパネルの下面へ導水されるため、水溜りができず、しか もパネル自体に多少のクッション性が生じるから、歩行を容易にする。また材料 費が安価であるから、コンクリートやアスファルトの床や地面に比し割安な床や 地面を提供することができる。
【図１】図１は本考案に係る並立導水パネルの斜視図で
ある。図２は断面図である。
ある。図２は断面図である。
１…廃棄プラスチック板、２…凹条、３…凸条、４…廃
棄ゴム板、５…凹条、６…凸条。
棄ゴム板、５…凹条、６…凸条。
【手続補正書】
【提出日】平成７年８月３１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本考案に係る並立導水パネルの斜視図で
ある。
ある。
【図２】図２は断面図である。
【符号の説明】 １ 廃棄プラスチック板 ２ 凹条 ３ 凸条 ４ 廃棄ゴム板 ５ 凹条 ６ 凸条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３２Ｂ 27/00 Ｚ 9349−4Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】 板面に凹凸部を有する複数枚の廃棄プラ
スチック板や、廃棄ゴム板、又は廃タイヤの両側面部を
切除してなる複数枚の接地板を平行にして直立するよう
に並べ、かつ上記各板の上端々面を面一にそろえて、上
記各板をそれらの板面が密着するように束ねてなる並立
導水パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993057807U JP2538558Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 並立導水パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993057807U JP2538558Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 並立導水パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08649U true JPH08649U (ja) | 1996-04-16 |
| JP2538558Y2 JP2538558Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=13066201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993057807U Expired - Lifetime JP2538558Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 並立導水パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538558Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103102A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-05-07 | 美州興産株式会社 | ゴム舗装 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP1993057807U patent/JP2538558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103102A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-05-07 | 美州興産株式会社 | ゴム舗装 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2538558Y2 (ja) | 1997-06-18 |
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