JPH0864532A - 減圧cvd装置 - Google Patents

減圧cvd装置

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JPH0864532A
JPH0864532A JP20092694A JP20092694A JPH0864532A JP H0864532 A JPH0864532 A JP H0864532A JP 20092694 A JP20092694 A JP 20092694A JP 20092694 A JP20092694 A JP 20092694A JP H0864532 A JPH0864532 A JP H0864532A
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JP
Japan
Prior art keywords
reaction
heater
reaction chamber
low
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP20092694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Maeda
喜世彦 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH0864532A publication Critical patent/JPH0864532A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーティクルの発生を抑制し、膜厚均一性を
向上する。 【構成】 反応室3の炉口部に、これを所定温度以上に
保持する第2のヒータ14を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横型,縦型減圧CVD
装置に係り、詳しくは反応管内にウェーハを挿入し、該
ウェーハをヒータで加熱しながら反応ガスを流通させて
ウェーハにCVD膜を生成する減圧CVD装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来装置の1例を図1を参照して説明す
ると、従来装置は、ウェーハ加熱用のヒータ1内に、
外,内部反応管2A,2Bを同心状に収設し、この外,
内部反応管2A,2Bと共に反応室3を形成するインレ
ットアダプタ4の上端に、外部反応管2Aをシールリン
グ12Aを介して載置し、インレットアダプタ4の内側
突起部5に内部反応管2Bを載置する。
【0003】そして、インレットアダプタ4の2箇所
に、内部反応管2B内に反応ガスを導入するガス導入管
6及び外,内部反応管2A,2B間を通って反応ガスを
排気する排気管7を設け、多数枚のウェーハ8を保持す
るボート9を載せた石英キャップ10をシールキャップ
11上に設置し、インレットアダプタ4の下端に、この
シールキャップ11をシールリング12Bを介して開閉
可能に密閉し、シールリング12A,12Bに近接する
インレットアダプタ4及びシールキャップ11の部分
に、それぞれ冷却水通路13A,13Bを設けてなる。
【0004】上記従来装置で、ガス導入管6から反応ガ
スを導入すると、反応ガスは内部反応管2Bとボート9
間を下方から上方へ流れ、次いで外,内部反応管2A,
2B間を上方から下方へ流れて、排気管7より排気さ
れ、ウェーハ8がヒータ1により500〜800℃に加
熱されて、ウェーハ8にCVD膜が生成される。なお、
インレットアダプタ4と外部反応管2A間及びインレッ
トアダプタ4とシールキャップ11間に気密を保持する
ために介挿されているシールリング12A,12Bは、
バイトンゴムを用いており、150℃程度までしか耐え
られないので、シールリング近傍の冷却水通路13A,
13Bに冷却水を流して、常に150℃以下に保つよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、シールリング12A,12Bを冷却するため、イン
レットアダプタ4及びシールキャップ11の冷却水通路
13A,13Bに冷却水を流しているので、反応室3の
炉口部、即ちインレットアダプタ4及びシールキャップ
11、特にインレットアダプタ4のガス導入管6付近
に、150℃以下の低温で生成される副生成物が付着
し、パーティクルの発生原因となり、又、温度が低い部
分で、反応ガスが導入されるため、反応ガスの拡散が遅
れ、成膜均一性を悪化させるという課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記の課
題を解決するため、反応室3内にウェーハ8を挿入し、
該ウェーハ8をヒータ1で加熱しながら反応ガスを流通
させてウェーハ8にCVD膜を生成する減圧CVD装置
において、前記反応室3の炉口部に、これを所定温度以
上に保持する第2のヒータ14を設けることを特徴とす
る。
【0007】
【作 用】上記のような構成であるから、反応室3の炉
口部が第2のヒータ14により所定温度以上に加熱され
て高温に維持されるので、反応室3の炉口部に低温で生
成される副生成物が生成し付着することが防止され、パ
ーティクルの発生が抑制されることになる。又、ガス導
入管が設けられている炉口部が加熱され、高温部分で反
応ガスが導入されるため、反応ガスの拡散が速やかに行
われ、成膜均一性を向上させることができることにな
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明装置の1実施例の構成を示す縦
断面図である。図1において1はウェーハ加熱用のヒー
タ、2A,2Bはそれぞれヒータ1内に同心状に収設さ
れた外,内部反応管、4はインレットアダプタで、外,
内部反応管2A,2Bと共に反応室3を形成する。イン
レットアダプタ4の上端に、外部反応管2Aがシールリ
ング12Aを介して載置され、インレットアダプタ4の
内側突起部5に、内部反応管2Bが載置されている。イ
ンレットアダプタ4の2箇所に、内部反応管2B内に反
応ガスを導入するガス導入管6及び外,内部反応管2
A,2B間を通って反応ガスを排気する排気管7が設け
られている。
【0009】シールキャップ11上に、多数枚のウェー
ハ8を保持するボート9を載せた石英キャップ10が設
置され、シールリング12A,12Bに近接するインレ
ットアダプタ4及びシールキャップ11の部分に、それ
ぞれ冷却水通路13A,13Bが設けられている。反応
室3の炉口部、即ちインレットアダプタ4及びシールキ
ャップ11に、それぞれ所定温度、例えば200〜25
0℃以上に保持する第2のヒータ14及び第3のヒータ
15が設けられ、又、インレットアダプタ4の下端に、
シールキャップ11がシールリング12Bを介して開閉
可能に密閉される。
【0010】上記構成の本実施例において、ガス導入管
6から反応ガスを導入すると、反応ガスは内部反応管2
Bとボート9間を下方から上方へ流れ、次いで外,内部
反応管2A,2B間を上方から下方へ流れて、排気管7
より排気され、ウェーハ8がヒータ1により加熱され
て、ウェーハ8にCVD膜が生成される。この際、シー
ルリング12A,12Bは、冷却水通路13A,13B
に冷却水を流通することにより冷却して耐熱性を向上し
ている。
【0011】しかし、反応室3のインレットアダプタ4
及びシールキャップ11、特にインレットアダプタ4の
ガス導入管6付近に、冷却水による冷却で低温となり、
副生成物が生成して付着し、パーティクルの発生原因と
なる。そこで、シールリング12A,12Bは、カルレ
ッツ製とすることにより250℃まで耐熱性が高まり、
冷却水を少量にするか、止めることも可能である。例え
ば、冷却水通路13A,13Bへの冷却水流量を少量に
すると共に反応室3のインレットアダプタ4及びシール
キャップ11がそれぞれ第2,第3のヒータ14,15
により200〜250℃以上に加熱されて高温に維持さ
れるので、反応室3のインレットアダプタ4及びシール
キャップ11に低温で生成される副生成物が生成し付着
することが防止され、パーティクルの発生が抑制される
ことになる。又、加熱されて高温に保持されるインレッ
トアダプタ4のガス導入管6より反応ガスが導入される
ため、反応ガスの拡散が速やかに行われ、成膜均一性を
向上させることができることになる。
【0012】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、反応室の
炉口部を第2のヒータにより加熱して高温に保持するこ
とにより該炉口部に副生成物を生成し付着するのを防止
でき、パーティクルの発生を抑制することができると共
に、高温に保持される炉口部のガス導入部より反応ガス
が導入されることにより反応ガスの拡散を速やかに行
い、ウェーハの面内膜厚均一性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例の構成を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒータ 2A 外部反応管 2B 内部反応管 3 反応室 4 インレットアダプタ 5 内側突起部 6 ガス導入管 7 排気管 8 ウェーハ 9 ボート 10 石英キャップ 11 シールキャップ 12A,12B シールリング 13A,13B 冷却水通路 14 第2のヒータ 15 第3のヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室内にウェーハを挿入し、該ウェー
    ハをヒータで加熱しながら反応ガスを流通させてウェー
    ハにCVD膜を生成する減圧CVD装置において、前記
    反応室の炉口部に、これを所定温度以上に保持する第2
    のヒータを設けることを特徴とする減圧CVD装置。
  2. 【請求項2】 炉口部を開閉するシールキャップに、第
    3のヒータを設けることを特徴とする請求項1の減圧C
    VD装置。
JP20092694A 1994-08-25 1994-08-25 減圧cvd装置 Pending JPH0864532A (ja)

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