JPH0864329A - 電線結束具 - Google Patents
電線結束具Info
- Publication number
- JPH0864329A JPH0864329A JP6201740A JP20174094A JPH0864329A JP H0864329 A JPH0864329 A JP H0864329A JP 6201740 A JP6201740 A JP 6201740A JP 20174094 A JP20174094 A JP 20174094A JP H0864329 A JPH0864329 A JP H0864329A
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- Japan
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- electric wire
- wire
- holding rods
- electric
- wire holding
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロット生産した端子付電線を確実に保持で
き、しかも一本ずつ容易に取り出せる電線結束具を提供
する。 【構成】 ばね性を有する複数の電線保持杆31 〜34
が基板2上に立設され、隣接する各電線保持杆の先端部
にそれぞれ傾斜した電線ガイド部41 〜44 が互い違い
に形成されている。電線ガイド部が先端方の傾斜ガイド
部51 ,52 と傾斜ガイド部から逆向きに傾斜した電線
抜け止め部61 ,62 とで構成される。複数の電線保持
杆31 〜34 が基板2上で千鳥状に配列されている。
き、しかも一本ずつ容易に取り出せる電線結束具を提供
する。 【構成】 ばね性を有する複数の電線保持杆31 〜34
が基板2上に立設され、隣接する各電線保持杆の先端部
にそれぞれ傾斜した電線ガイド部41 〜44 が互い違い
に形成されている。電線ガイド部が先端方の傾斜ガイド
部51 ,52 と傾斜ガイド部から逆向きに傾斜した電線
抜け止め部61 ,62 とで構成される。複数の電線保持
杆31 〜34 が基板2上で千鳥状に配列されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロット生産した端子付
電線を所要数にまとめて保持させる電線結束具に関する
ものである。
電線を所要数にまとめて保持させる電線結束具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6の如く電線7の先端に端子1
0を仮締圧着した端子付電線8を小ロット毎に束ねるた
めに、図7のような結束用輪ゴム21を使用していた。
この輪ゴム21は輪部22の外側に係止爪部23を一体
に突出形成したものであり、図6の如く輪部22を電線
束24に巻き付けると共に、係止爪部23を輪部22の
内側に潜らせて係止させることにより、電線束24が輪
ゴム21の弾性力でしっかりと結束される。
0を仮締圧着した端子付電線8を小ロット毎に束ねるた
めに、図7のような結束用輪ゴム21を使用していた。
この輪ゴム21は輪部22の外側に係止爪部23を一体
に突出形成したものであり、図6の如く輪部22を電線
束24に巻き付けると共に、係止爪部23を輪部22の
内側に潜らせて係止させることにより、電線束24が輪
ゴム21の弾性力でしっかりと結束される。
【0003】しかしながら、この結束手段においては作
業者が手作業で結束を行わなければならず、多くの工数
を要するという問題があった。
業者が手作業で結束を行わなければならず、多くの工数
を要するという問題があった。
【0004】図8は電線結束作業の自動化を図った自動
結束装置を示すものである(特開昭59−196511
号参照)。この装置25は、図示しない前工程の電線切
断・皮剥き・端子圧着工程でロット生産された端子付電
線8を当工程へ送る搬送コンベヤ26と、該搬送コンベ
ヤ26上の爪27に保持された端子付電線8を取り外す
把持ハンド28と、取り外した端子付電線8を所要本数
になるまで支持する仮置き部29と、該仮置き部29か
ら電線束24を掴んで水平方向に移送する把持部30を
有するアンローディング31と、該把持部30の水平移
動軌跡の途中に配置されたテープ結束機32とにより構
成される。
結束装置を示すものである(特開昭59−196511
号参照)。この装置25は、図示しない前工程の電線切
断・皮剥き・端子圧着工程でロット生産された端子付電
線8を当工程へ送る搬送コンベヤ26と、該搬送コンベ
ヤ26上の爪27に保持された端子付電線8を取り外す
把持ハンド28と、取り外した端子付電線8を所要本数
になるまで支持する仮置き部29と、該仮置き部29か
ら電線束24を掴んで水平方向に移送する把持部30を
有するアンローディング31と、該把持部30の水平移
動軌跡の途中に配置されたテープ結束機32とにより構
成される。
【0005】該アンローディング25は水平方向のガイ
ドレール33と、該ガイドレール33にスライド自在に
係合したスライド基板34と、該スライド基板34に垂
直レール35を介して昇降自在に取り付けられた前記把
持部30と、該スライド基板34を水平方向に駆動する
チェーン機構36とにより構成される。
ドレール33と、該ガイドレール33にスライド自在に
係合したスライド基板34と、該スライド基板34に垂
直レール35を介して昇降自在に取り付けられた前記把
持部30と、該スライド基板34を水平方向に駆動する
チェーン機構36とにより構成される。
【0006】またテープ結束機32は、半円状の押圧溝
37を有する上下一対の押圧部材38と、該押圧部材3
8に設けられたカッタ39と、該押圧部材38を昇降さ
せるシリンダ40と、該押圧部材38の手前に位置する
上下一対の粘着ロールテープ41とで構成される。
37を有する上下一対の押圧部材38と、該押圧部材3
8に設けられたカッタ39と、該押圧部材38を昇降さ
せるシリンダ40と、該押圧部材38の手前に位置する
上下一対の粘着ロールテープ41とで構成される。
【0007】そしてアンローディング31の把持部30
が前記仮置き部29から電線束24を掴んでガイドレー
ル33に沿って横移動させる途中で、該電線束24がテ
ープ41aと交差し、外周にテープ41aを着けた状態
で一対の押圧部材38の間でプレスされる。これにより
鎖線の如く電線束24がテープ41aで結束され、同時
にテープ41aがカッタ39で切断される。結束された
電線束24は把持部30から搬送コンベヤ42の上に落
とされて次工程に送られる。
が前記仮置き部29から電線束24を掴んでガイドレー
ル33に沿って横移動させる途中で、該電線束24がテ
ープ41aと交差し、外周にテープ41aを着けた状態
で一対の押圧部材38の間でプレスされる。これにより
鎖線の如く電線束24がテープ41aで結束され、同時
にテープ41aがカッタ39で切断される。結束された
電線束24は把持部30から搬送コンベヤ42の上に落
とされて次工程に送られる。
【0008】しかしながら、この自動結束装置25にお
いては、電線束24をテープ41aで結束する際に上下
のテープ41aがずれて結束がうまく行われない場合が
あった。また、次工程の端子挿入工程で端子付電線8を
一本づつ分離する際に、粘着性のテープ41aが電線8
にまとわり着いて作業を行い難いという問題があった。
これは前記の結束用輪ゴム21を用いた場合でも同様で
ある。また電線束24からテープ41aを取り外す場合
でも、強固に接着した二枚のテープ41aを引き剥がす
のが大変面倒であった。
いては、電線束24をテープ41aで結束する際に上下
のテープ41aがずれて結束がうまく行われない場合が
あった。また、次工程の端子挿入工程で端子付電線8を
一本づつ分離する際に、粘着性のテープ41aが電線8
にまとわり着いて作業を行い難いという問題があった。
これは前記の結束用輪ゴム21を用いた場合でも同様で
ある。また電線束24からテープ41aを取り外す場合
でも、強固に接着した二枚のテープ41aを引き剥がす
のが大変面倒であった。
【0009】本発明は、上記した点に鑑み、端子付電線
の結束を自動で確実に行うことができ、しかも端子付電
線を一本づつ簡単に分離することのできる電線結束手段
を提供することを目的とする。
の結束を自動で確実に行うことができ、しかも端子付電
線を一本づつ簡単に分離することのできる電線結束手段
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ばね性を有する複数の電線保持杆が基板
上に立設され、隣接する各電線保持杆の先端部にそれぞ
れ傾斜した電線ガイド部が互い違いに形成されている電
線結束具を基本とする。そして、前記電線ガイド部が先
端方の傾斜ガイド部と該傾斜ガイド部から逆向きに傾斜
した電線抜け止め部とで構成される構造や、前記複数の
電線保持杆が基板上で千鳥状に配列されている構造も有
効である。
に、本発明は、ばね性を有する複数の電線保持杆が基板
上に立設され、隣接する各電線保持杆の先端部にそれぞ
れ傾斜した電線ガイド部が互い違いに形成されている電
線結束具を基本とする。そして、前記電線ガイド部が先
端方の傾斜ガイド部と該傾斜ガイド部から逆向きに傾斜
した電線抜け止め部とで構成される構造や、前記複数の
電線保持杆が基板上で千鳥状に配列されている構造も有
効である。
【0011】
【作用】端子付電線は電線ガイド部から隣り合う電線保
持杆の間に挿入され、各電線保持杆の復元方向のばね力
で蛇行状に保持される。傾斜ガイド部は各保持杆間への
端子付電線の挿入を容易とし、電線抜け止め部は電線保
持杆からの端子付電線の抜け出しを阻止する。端子付電
線の挿入及び離脱は自動機の把持ハンド等で行われる。
持杆の間に挿入され、各電線保持杆の復元方向のばね力
で蛇行状に保持される。傾斜ガイド部は各保持杆間への
端子付電線の挿入を容易とし、電線抜け止め部は電線保
持杆からの端子付電線の抜け出しを阻止する。端子付電
線の挿入及び離脱は自動機の把持ハンド等で行われる。
【0012】
【実施例】図1〜3は本発明に係る電線結束具の一実施
例を示すものである。該電線結束具1は図1の如く長方
形状の基板2上にばね性を有する複数本(本例では四
本)の電線保持杆31 〜34 を基板2の長手方向にほぼ
一列に並列に立設して成るものである。
例を示すものである。該電線結束具1は図1の如く長方
形状の基板2上にばね性を有する複数本(本例では四
本)の電線保持杆31 〜34 を基板2の長手方向にほぼ
一列に並列に立設して成るものである。
【0013】該電線保持杆31 〜34 は棒状の金属材に
より形成され、先端方に湾曲した電線ガイド部41 〜4
4 を有している。該電線ガイド部41 〜44 は電線保持
杆3 1 〜34 の先端部を互い違いに側方(電線保持杆3
1 〜34 の並び方向に対して直交する方向)に向けて略
円弧状に湾曲させたものである。すなわち電線ガイド部
41 〜44 の湾曲方向は基板2の一端方から数えて一本
目と三本目の電線保持杆31 ,33 が並び方向に対して
一側方(右側)を向き、二本目と四本目の電線保持杆3
2 ,34 が逆の他側方(左側)を向いている。
より形成され、先端方に湾曲した電線ガイド部41 〜4
4 を有している。該電線ガイド部41 〜44 は電線保持
杆3 1 〜34 の先端部を互い違いに側方(電線保持杆3
1 〜34 の並び方向に対して直交する方向)に向けて略
円弧状に湾曲させたものである。すなわち電線ガイド部
41 〜44 の湾曲方向は基板2の一端方から数えて一本
目と三本目の電線保持杆31 ,33 が並び方向に対して
一側方(右側)を向き、二本目と四本目の電線保持杆3
2 ,34 が逆の他側方(左側)を向いている。
【0014】これにより、隣り合う電線保持杆(例えば
31 と32 )の電線ガイド部(41と42 )が図2の如
く対称に位置して、電線ガイド部41 と42 の先端方に
略V字状の傾斜ガイド部51 ,52 を構成し、且つ電線
ガイド部41 と42 の下側の傾斜部分が相互にラップし
て電線抜け止め部61 ,62 を構成する。該傾斜ガイド
部51 ,52 及び電線抜け止め部61 ,62 は湾曲形状
の傾斜に限らず、直線的に傾斜していてもよい。その場
合、電線ガイド部41 ,42 は略くの字状に形成され
る。
31 と32 )の電線ガイド部(41と42 )が図2の如
く対称に位置して、電線ガイド部41 と42 の先端方に
略V字状の傾斜ガイド部51 ,52 を構成し、且つ電線
ガイド部41 と42 の下側の傾斜部分が相互にラップし
て電線抜け止め部61 ,62 を構成する。該傾斜ガイド
部51 ,52 及び電線抜け止め部61 ,62 は湾曲形状
の傾斜に限らず、直線的に傾斜していてもよい。その場
合、電線ガイド部41 ,42 は略くの字状に形成され
る。
【0015】また、各電線保持杆31 〜34 は図1の如
く基板2の長手方向に千鳥状に配列されている。すなわ
ち基板2の一端方から一本目と三本目の電線保持杆
31 ,3 3 が基板2の中心線からやや左寄りに配列さ
れ、二本目と四本目の電線保持杆3 2 ,34 がやや右寄
りに配列されている。隣り合う電線保持杆31 ,32 の
なすズレ寸法Lは一例として電線保持杆31 の直径寸法
程度ないし直径の1/2程度であり、図2の如く各電線
保持杆31 ,32 のなす隙間Sは電線7の直径よりも狭
く設定される。
く基板2の長手方向に千鳥状に配列されている。すなわ
ち基板2の一端方から一本目と三本目の電線保持杆
31 ,3 3 が基板2の中心線からやや左寄りに配列さ
れ、二本目と四本目の電線保持杆3 2 ,34 がやや右寄
りに配列されている。隣り合う電線保持杆31 ,32 の
なすズレ寸法Lは一例として電線保持杆31 の直径寸法
程度ないし直径の1/2程度であり、図2の如く各電線
保持杆31 ,32 のなす隙間Sは電線7の直径よりも狭
く設定される。
【0016】なお、電線保持杆31 〜34 を千鳥状に配
列させることなく、一直線上に直列に配列させてもよ
い。隙間Sの幅に反比例して電線7の保持力は小さくな
る。すなわち電線保持杆31 〜34 を一直線上に配列す
れば隙間Sはゼロとなり、保持力は最大となる。隙間の
寸法Sは電線7の太さや、各電線保持杆31 〜34 への
電線7の挿入性並びに離脱(抜き出し)性に応じて適宜
設定される。
列させることなく、一直線上に直列に配列させてもよ
い。隙間Sの幅に反比例して電線7の保持力は小さくな
る。すなわち電線保持杆31 〜34 を一直線上に配列す
れば隙間Sはゼロとなり、保持力は最大となる。隙間の
寸法Sは電線7の太さや、各電線保持杆31 〜34 への
電線7の挿入性並びに離脱(抜き出し)性に応じて適宜
設定される。
【0017】また、電線保持杆31 〜34 の長さは、保
持する電線7の数に応じて適宜設定される。該電線保持
杆31 〜34 の基部は基板2に固定され、電線保持杆3
1 〜34 は径方向すなわち揺動方向へのばね性を有す
る。
持する電線7の数に応じて適宜設定される。該電線保持
杆31 〜34 の基部は基板2に固定され、電線保持杆3
1 〜34 は径方向すなわち揺動方向へのばね性を有す
る。
【0018】端子付電線8は図3の如く各電線保持杆3
1 〜34 の間を蛇行した状態で保持される。端子付電線
8は後述する自動機の把持ハンドにより各電線保持杆3
1 〜34 の先端の電線ガイド部41 〜44 から電線保持
杆31 〜34 の間に挿入される。
1 〜34 の間を蛇行した状態で保持される。端子付電線
8は後述する自動機の把持ハンドにより各電線保持杆3
1 〜34 の先端の電線ガイド部41 〜44 から電線保持
杆31 〜34 の間に挿入される。
【0019】すなわち図2の如く後述の把持ハンドに掴
まれた電線7が電線ガイド部41 ,42 の傾斜ガイド部
51 ,52 に沿って摺接し、電線ガイド部41 ,42 の
下側の隙間9に押し込まれる。各電線保持杆31 〜34
は径方向すなわち揺動方向のばね性を有しているから、
電線ガイド部41 〜44 への電線7の押し込みに従って
各電線保持杆31 〜34 は外側に傾倒し、電線7が電線
保持杆31 〜34 の間に挿入されると同時に電線保持杆
31 〜34 が内側に復元してばね力でもって電線7を挟
んで保持する。端子付電線8は基板2側から一本づつ並
列に整列して保持される。端子付電線8の抜き出し作業
は図示しない自動機の把持ハンドを用いて高さ方向(電
線径方向)あるいは水平方向(電線長手方向)に行われ
る。
まれた電線7が電線ガイド部41 ,42 の傾斜ガイド部
51 ,52 に沿って摺接し、電線ガイド部41 ,42 の
下側の隙間9に押し込まれる。各電線保持杆31 〜34
は径方向すなわち揺動方向のばね性を有しているから、
電線ガイド部41 〜44 への電線7の押し込みに従って
各電線保持杆31 〜34 は外側に傾倒し、電線7が電線
保持杆31 〜34 の間に挿入されると同時に電線保持杆
31 〜34 が内側に復元してばね力でもって電線7を挟
んで保持する。端子付電線8は基板2側から一本づつ並
列に整列して保持される。端子付電線8の抜き出し作業
は図示しない自動機の把持ハンドを用いて高さ方向(電
線径方向)あるいは水平方向(電線長手方向)に行われ
る。
【0020】図4,5は上記電線結束具1に端子付電線
8を保持させる自動結束装置11を示すものである。図
で、12は従来同様の搬送コンベヤであり、前工程で端
子10を圧着した端子付電線8を把持する爪13を有す
る。該爪13から上下左右に移動可能な把持ハンド14
で端子付電線8を取り外して電線結束具1上へ運び、各
電線保持杆3の間に挿入して保持させる。
8を保持させる自動結束装置11を示すものである。図
で、12は従来同様の搬送コンベヤであり、前工程で端
子10を圧着した端子付電線8を把持する爪13を有す
る。該爪13から上下左右に移動可能な把持ハンド14
で端子付電線8を取り外して電線結束具1上へ運び、各
電線保持杆3の間に挿入して保持させる。
【0021】該電線結束具1は結束具供給装置15上に
複数配列され、順送りされて所定位置において上記端子
付電線8の挿入保持が行われる。結束具1内の端子付電
線8が規定本数に達したら、従来同様のアンローディン
グ16の把持部17によって電線結束具1が横方向に運
ばれて次工程に払い出される。前記所定位置には結束具
供給装置15により新しい結束具1が供給される。
複数配列され、順送りされて所定位置において上記端子
付電線8の挿入保持が行われる。結束具1内の端子付電
線8が規定本数に達したら、従来同様のアンローディン
グ16の把持部17によって電線結束具1が横方向に運
ばれて次工程に払い出される。前記所定位置には結束具
供給装置15により新しい結束具1が供給される。
【0022】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、電線保
持杆の間に端子付電線が弾性的に保持されるから、結束
が確実であり、しかも次工程において端子付電線を引き
抜くだけで電線保持具から端子付電線を一本づつ簡単に
抜き出すことができる。また移送途中等において端子付
電線がばらけることがないから、ロット管理を確実に行
うことができる。
持杆の間に端子付電線が弾性的に保持されるから、結束
が確実であり、しかも次工程において端子付電線を引き
抜くだけで電線保持具から端子付電線を一本づつ簡単に
抜き出すことができる。また移送途中等において端子付
電線がばらけることがないから、ロット管理を確実に行
うことができる。
【0023】また、電線保持杆間への端子付電線の挿入
は電線ガイド部すなわち傾斜ガイド部に沿ってスムーズ
に行われるから、自動機での挿入が可能となり、電線保
持杆間からの端子付電線の抜き出しも単に端子付電線を
引っ張ればよいから、同様に自動機で簡単に行うことが
でき、これによって特に次工程における生産性が向上す
る。さらに、端子付電線が電線保持杆の間で一本づつ並
列に整列して保持されるから、端子の圧着仮締や電線の
異組付等の目視検査が容易で、検査の確実性が増す。
は電線ガイド部すなわち傾斜ガイド部に沿ってスムーズ
に行われるから、自動機での挿入が可能となり、電線保
持杆間からの端子付電線の抜き出しも単に端子付電線を
引っ張ればよいから、同様に自動機で簡単に行うことが
でき、これによって特に次工程における生産性が向上す
る。さらに、端子付電線が電線保持杆の間で一本づつ並
列に整列して保持されるから、端子の圧着仮締や電線の
異組付等の目視検査が容易で、検査の確実性が増す。
【図1】本発明に係る電線結束具の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同じく先端方の電線ガイド部を示す正面図であ
る。
る。
【図3】同じく端子付電線を挿入した状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】電線結束具を用いた自動結束装置を示す正面図
である。
である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】従来の電線結束手段を示す斜視図である。
【図7】同じく結束用輪ゴムを示す正面図である。
【図8】従来の自動結束装置を示す正面図である。
1 電線結束具 2 基板 31 〜34 電線保持杆 41 〜44 電線ガイド部 51 ,52 傾斜ガイド部 61 ,62 電線抜け止め部
Claims (3)
- 【請求項1】 ばね性を有する複数の電線保持杆が基板
上に立設され、隣接する各電線保持杆の先端部にそれぞ
れ傾斜した電線ガイド部が互い違いに形成されているこ
とを特徴とする電線結束具。 - 【請求項2】 前記電線ガイド部が先端方の傾斜ガイド
部と該傾斜ガイド部から逆向きに傾斜した電線抜け止め
部とで構成されることを特徴とする請求項1記載の電線
結束具。 - 【請求項3】 前記複数の電線保持杆が基板上で千鳥状
に配列されていることを特徴とする請求項1または2記
載の電線結束具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201740A JPH0864329A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 電線結束具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201740A JPH0864329A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 電線結束具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0864329A true JPH0864329A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16446158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201740A Withdrawn JPH0864329A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 電線結束具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0864329A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220880A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機のステータ |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201740A patent/JPH0864329A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220880A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機のステータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |