JPH0864021A - 照明装置及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
照明装置及びそれを用いた液晶表示装置Info
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- JPH0864021A JPH0864021A JP6198562A JP19856294A JPH0864021A JP H0864021 A JPH0864021 A JP H0864021A JP 6198562 A JP6198562 A JP 6198562A JP 19856294 A JP19856294 A JP 19856294A JP H0864021 A JPH0864021 A JP H0864021A
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Abstract
消、光源交換の容易化を目的とする。 【構成】 本発明は、光源11の光を導光板10に導く
ように光源の周囲に配置した反射シート12の一端12
aを、導光板10の側面上端17と対応させて枠体8に
接着固定し、反射シートの他端12bを遊端とするとと
もに、反射シートの遊端12bを前記導光板10の底面
に配置して構成したものである。
Description
置した照明装置及びそれを用いる液晶表示装置に関す
る。
平5−72514号公報に示されるように、液晶セル
と、液晶セルの下方に配置された導光板や光源からなる
照明装置とを金属枠体を用いて支持収納し、いわゆるモ
ジュールを構成していた。これらモジュールにおいて
は、照明装置を樹脂製などの枠体によって別途収納し、
その枠体の上に液晶セルを重ねて金属枠に収納すること
により、照明装置と液晶セルを独立して取り扱うことが
できるものが多い。
が、光源は液晶セルに比べても遥かに寿命が短く故障率
も高いので、適当な使用経過時間に応じて交換しなけれ
ばならず、この場合金属枠も樹脂枠体もともに分解しな
ければならないので、交換作業性が悪い。交換作業性を
良くするために簡便な固定方法とすると、金属枠や枠体
の組み合わせが緩み、液晶セルと導光板の間隙が部分的
に広がって照度ムラを生じたり、液晶セルと導光板の間
に塵埃が混入して表示面から観察され、表示品位を低下
させるので不都合であった。
するため、特願平6−116772号にて、照明手段を
収納する枠体を、相互に係止手段を有した上枠と底枠で
構成するとともに、液晶セルを覆う表面略長方形の金属
枠を、長辺側側面には枠体に係止する第1の固定手段を
設け、短辺側側面には枠体の上枠に係止する第2の固定
手段を設けて構成した液晶表示装置を提案した。この液
晶表示装置によれば、図4〜5に示すように、金属枠2
1’に収納した後は長辺側の固定手段Fを外すだけで底
面側から底枠16’が外せるので光源の交換が容易であ
るが、反射シート12’は、図6に示すように、その一
端を導光板10’の上面に両面テープなどの接着剤によ
って貼り付けた後、図4に示すように光源11’の回り
を囲み、その後、他端を導光板10’の底面に片面テー
プなどを用いて貼り付けているので、次の課題がある。
上面に反射シート12’を貼り付けるための接着代B
(数mm)が必要であり、照明装置の幅寸法が長くなる
原因となる。次に導光板10’と反射シート12’の間
に接着剤の層があるので、光の反射が妨げられる。ある
いは、接着剤層によって反射特性が悪くなり、表面に輝
線が現れたり、輝度ムラが生じやすい。さらに、反射シ
ート12’の他端を導光板10’の底面に貼り付けてい
るので、光源交換作業に際して反射シート12’を剥が
し、交換後に再度貼り付ける作業が必要となる。
して成されたもので、本発明の照明装置は、光源の光を
導光板に導くように光源の周囲に配置した反射シートの
一端を導光板の側面上端と対応させて枠体に接着固定
し、反射シートの他端を遊端とするとともに、前記反射
シートの遊端を前記導光板の底面に配置したことを特徴
とする。
一端を導光板の側面上端と対応させて枠体に接着固定
し、他端を遊端とするとともに、反射シートの遊端を導
光板の底面に配置し、枠体は、導光板の側面上端を反射
シートの一端に押圧するように導光板を上向きに押圧す
る押圧手段を有することを特徴とする。
の下方に照明装置を配置し、その反射シートの一端を導
光板の側面上端と対応させて照明装置の上枠に接着固定
し、他端を遊端とするとともに、反射シートの遊端を導
光板の底面に配置したことを特徴とする。
置によれば、反射シートの一端を導光板の側面上端と対
応させて枠体に接着固定したので、導光板に反射シート
を貼り付けるための接着代を不要とすることができ、照
明装置の幅寸法を短くし照明装置及びそれを用いた表示
装置の小型、軽量化を図ることができる。さらに、導光
板と反射シート間の接着層をなくすことにより、反射特
性を向上させて、輝度ムラを改善することができる。さ
らに、反射シートの他端を導光板に接着固定していない
ので、光源の交換作業が容易となる。
いた液晶表示装置の要部断面図、図2〜3はその分解断
面図である。図において、1は、例えば2枚の基板2に
挾持され偏光板3を有したツイストネマティック型若し
くはスーパーツイストネマティック型の液晶セルで、必
要に応じて周辺に駆動素子4とプリント基板5が接続さ
れており、駆動素子4は例えば可撓性基板に半導体素子
が固定されているテープオートメーティッドボンディン
グ(TAB)型のものである。液晶セル1の下には、駆
動素子4との接続部分を上向きに押圧するため、必要に
応じて、弾性のある緩衝材6を配置してもよい。
を位置決めして収納する樹脂製の枠体8とからなる照明
装置9を配置している。照明手段7は、導光板10と光
源11と反射シート12と底板13からなる。導光板1
0は表面に光拡散板10aが、そして底面に反射シート
10bが配置されたアクリル樹脂などからなる光伝導性
の板からなる。光源11は冷陰極管や螢光灯からなる線
状の光源で、導光板10の一側面に沿って導光板10に
対して離隔して配置されている。反射シート12は可撓
性及び高反射性を有し、光源の光を効率よく導光板10
に導くように、光源11と非接触で光源11を包囲して
いる。底板13は、導光板10の底面を覆う放熱性の良
いアルミ薄板で構成している。
体8は、樹脂成形品等からなり、相互に固定する係止手
段を有した上枠15と、少なくとも光源を底面から覆う
底枠16とからなる。光源11はその両端において上枠
15と底枠16によって挾持固定される。また上枠15
は液晶セル1と照明手段7の間に位置するように構成さ
れ、導光板10の表面から放出された光を少なくとも液
晶セル1の有効表示面に導くように略中央に透孔を有し
ている。この上枠15の裏面には、導光板10の側面上
端17と対応させて前記反射シート12の一端12aを
接着剤や両面テープなどの接着部材を用いて接着固定
(図3のAで示す範囲)している。
枠15の裏面で行っているので、従来のように導光板1
0上面の光拡散板10aのない位置に接着固定する場合
に比べて、導光板10の幅寸法を短く設定でき、照明装
置9の小型化を行うことができる。また、見方を替えれ
ば、上枠15における反射シート12の接着代Aを光源
11の上方に位置させ、光源11と平面的な重なりをも
たせているので、照明装置9の幅寸法を短く設定するこ
とが可能であるともいえる。なお、反射シート12の他
端12bは遊端としている。
片18と、この係止片18の内側に位置して前記駆動素
子4とプリント基板5の一部を収納する部品収納部19
を形成している。さらに、底枠16の底面には、光源1
1のリード線11aを配置するための溝20が形成さ
れ、リード線11aを配置したこの溝20はカバー20
aによって覆うようにしている。
金属枠で、表面の略中央部に液晶表示が観察できるよう
に設けられた透孔22を有し、側面に枠体8の固定手段
を有している。この金属枠21は、枠体8、より好まし
くは枠体8の底枠16に係止する第1の固定手段と、底
枠16が取り外された状態においても上枠15のみを固
定保持する第2の固定手段を有している。このような第
1の固定手段は、例えば金属枠21の側面部に設けられ
た係止孔23に枠体8の底枠16側面に形成した係止片
18を係合させて枠体8を固定するものであり、枠体8
の底枠16に係止することによって液晶表示装置(モジ
ュール)の底面側から固定も取り外しもできるものであ
る。なお、これらの係止手段や固定手段に加えて、枠体
8や金属枠21には、更にビス等を固定補助手段として
用いてもよいが、その固定は以下に述べる組立て、取り
外しに支障のない構造で行われなければならない。
は、上枠15の光源収納部分と対応する裏面の所定位置
に反射シート12の一端12aのみを接着剤若しくは両
面テープによって接着固定する。そして、導光板10
を、その側面上端17が反射シート12に極僅か重なる
ように配置するとともに、導光板10の側面に光源11
を配置する。さらに、反射シート12によって光源11
を包囲するように反射シート12の他端12bを導光板
10の底面まで延ばし、それを導光板10とで挟み込む
ように底板13を配置した後、上枠15と底枠16を組
み立て一体化する。この時、導光板10の周囲と光源1
1の両端は上枠15と底枠16に挾持され、上枠15と
底枠16は係止手段により固定される。上枠15と底枠
16の組立ては、両者の位置合わせをして対向させた後
これに力を入れれば相互の係止手段が反った後元に戻
り、両者は一体化する。このようにして照明装置9の組
立てが完了する。
弾性押圧部材24が底板13、反射シート12の他端1
2bを介して導光板10を上向きに押圧し、導光板10
の上下と反射シート12の間に隙間が生じないようにし
ている。すなわち、光源11からの直接光、若しくは反
射シート12によって反射された光源11の光が、導光
板10と反射シート12との接続部分から漏れないよう
にしている。特に、導光板10と反射シート12の一端
12aとの接続代は極短く設定しているので、導光板1
0を積極的に上向きに押圧して両者の間に隙間が生じな
いように、すなわち隙間から光の漏れが生じないように
している。
側に液晶セル1を重ね、周囲の駆動素子4付き可撓性基
板とプリント基板50を液晶セルの後側にほぼ直角に折
り曲げ配置した後、その部分に断面L形アングル25を
介在して金属枠21を被せる。そして、金属枠21の孔
23に底枠16の係止片18を係合することによって金
属枠21を枠体8に固定する。このように照明装置9と
液晶セル1とは各々ユニット化して組み立てることがで
きるので作業性がよい。
表示装置(モジュール)の側面から係止片18をマイナ
スドライバーの先端などによって内側に変形させて孔2
3から外し、次いで上枠15と底枠16の相互係合を解
除した後、底枠16を取り外す。ここで、上枠15は図
示しない固定手段によって金属枠21に固定されている
ので、枠体8の底枠16のみを取り外すことができる。
底枠16を外すことによって、上枠15と底枠16によ
って挾持されていた光源11の規制が解除される。さら
に、導光板10と底板13の間で挟持されていた反射シ
ート12の他端12bが、図2に示すように解放され、
光源11を自由に着脱することができ、光源11の交換
作業が容易となる。この場合、液晶セル1は金属枠21
と上枠15とにより収納固定されているので、再び位置
合わせをする必要がないばかりか、液晶セル1と導光板
10の間に塵埃が混入することもない。表示装置にあっ
ては表示面を注意深く観察されるので、そこに陰が現れ
たり異物そのものが観察されることにより著しく表示品
位を低下させ、又目立つものであるから、一度組み立て
た表示装置の中に塵埃が混入しないことは極めて有用で
ある。
にして照明装置の組立てと取り付けを行えばよい。
置のみならず、他の表示装置へ取り付けることもでき
る。
を用いた液晶表示装置によれば、反射シートの一端を導
光板の側面上端と対応させて枠体に接着固定したので、
導光板に反射シートを貼り付けるための接着代を不要と
することができ、導光板の幅寸法を短くし照明装置及び
それを用いた表示装置の小型、軽量化を図ることができ
る。さらに、導光板と反射シート間の接着層をなくすこ
とにより、反射特性を向上させて、輝度ムラを改善する
ことができる。さらに、反射シートの他端を導光板に接
着していないので、光源交換の際に反射シートを剥がし
たり、貼り付けたりする作業を行う必要もなく容易に交
換作業を行うことができる、また、交換に際して反射シ
ートを破損させる事故も防止することができる。
表示装置の要部断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 導光板と、この導光板の側面に沿って配
置した光源と、この光源の光を前記導光板に導くように
前記光源の周囲に配置した反射シートと、前記導光板、
光源、反射シートを位置決め配置する枠体とを備える照
明装置において、前記反射シートは、その一端を前記導
光板の側面上端と対応させて前記枠体に接着固定し、他
端を遊端とするとともに、前記反射シートの遊端を前記
導光板の底面に配置したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項2】 導光板と、この導光板の側面に沿って配
置した光源と、この光源の光を前記導光板に導くように
前記光源の周囲に配置した反射シートと、前記導光板、
光源、反射シートを位置決め配置する枠体とを備える照
明装置において、前記反射シートは、その一端を前記導
光板の側面上端と対応させて前記枠体に接着固定し、他
端を遊端とするとともに、前記反射シートの遊端を前記
導光板の底面に配置し、前記枠体は、前記導光板の側面
上端を前記反射シートの一端に押圧するように前記導光
板を上向きに押圧する押圧手段を有することを特徴とす
る照明装置。 - 【請求項3】 液晶セルと、液晶セルの下方に配置さ
れ、上枠と底枠からなる枠体に照明手段を収納した照明
装置と、前記液晶セルを覆うとともに前記液晶セルと前
記照明装置を固定する金属枠とを有し、前記照明手段
は、導光板と、この導光板の側面に沿って配置した光源
と、この光源の光を前記導光板に導くように前記光源の
周囲に配置した反射シートとを備える液晶表示装置にお
いて、前記反射シートは、その一端を前記導光板の側面
上端と対応させて前記上枠に接着固定し、他端を遊端と
するとともに、前記反射シートの遊端を前記導光板の底
面に配置したことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19856294A JP3667792B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 照明装置及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0864021A true JPH0864021A (ja) | 1996-03-08 |
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