JPH0863894A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0863894A
JPH0863894A JP20400794A JP20400794A JPH0863894A JP H0863894 A JPH0863894 A JP H0863894A JP 20400794 A JP20400794 A JP 20400794A JP 20400794 A JP20400794 A JP 20400794A JP H0863894 A JPH0863894 A JP H0863894A
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JP
Japan
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unit
data
spindle
pll
synthesizer
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JP20400794A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yamaguchi
誠一 山口
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像データ等の処理で必要な高速データ転
送が可能となるとともに回転ロスのない連続記録再生処
理を行なうこと。 【構成】 光ヘッド7と、書き込みクロック信号等を発
生するR/W用シンセサイザ2と、光ヘッド7にR/W
用シンセサイザ2からの書き込みクロック信号を出力す
るとともに光ヘッド7の読み出しデータをデジタル信号
に変換する記録再生部6と、記録再生部6からの読み出
し信号によりデータ弁別用のクロック信号を発生する第
1のPLL部11および第2のPLL部3と、スピンド
ルモータ17の回転数を制御するためのクロック信号を
スピンドルPLLサーボ16に出力するスピンドル用シ
ンセサイザ1と、データ転送速度が最外周と同じとなる
ようにR/W用シンセサイザ2とスピンドル用シンセサ
イザ1を制御するとともにスピンドルモータの回転数に
応じて第1のPLL部と第2のPLL部を切換えるMP
U14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に係
り、とくに動画像データの高速読み書きに好適な光ディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来例を示す。この図4の従来例
はホストシステム18との通信を制御するインタフェー
ス制御部12と、データを一次的に保存するデータバッ
ファRAM4と、ディスク媒体へのデータの読み書きを
行う光ヘッド7と、書き込みデータに誤り訂正コードを
付加するとともに読み出しデータの誤り訂正コードをチ
ェックし誤りを訂正する誤り訂正部5と、光ヘッド7の
読み出しデータをデジタル信号に変換する記録再生部6
と、インタフェース制御部12と誤り訂正部5とデータ
バッファRAM4との間におけるデータ転送を制御する
バッファマネージャ8と、書き込みデータを媒体に記録
できるフォーマット形成に変換するとともに読み出しデ
ータのデータ部分をデータバッファRAM4に誤り訂正
コードを誤り訂正部5に出力するフォーマット制御部9
と、書き込みデータの変調および読み出しデータの復調
を行う変調復調部10と、データを弁別用のクロック信
号を発生するPLL部11と、光ヘッド7の位置決めを
制御するトラック・フォーカス・サーボ13と、各種デ
ータを格納するROMおよびRAM15と、光ディスク
媒体を回転させるスピンドルモータ17と、スピンドル
モータ17を駆動するスピンドルPLLサーボ部16
と、あらかじめ決められた手順に従って各部を制御する
MPU14とを備えている。
【0003】従来の光ディスク装置においては、記憶容
量を増大させるために、マルチゾーン記録方式が採用さ
れ、内周のゾーンから外周のゾーンへ向けて1トラック
当たりのセクタ数を徐々に増加して記録を行っていた。
【0004】またランダムアクセスにおける応答性能を
向上させるため、ディスク媒体の回転数を一定に保って
記録再生を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ディスク媒体の回転数が一定であるた
めに、トラック毎にデータ転送速度が異なり、特に最内
周のトラックにおけるデータ転送速度が最外周のトラッ
クにおけるデータ転送速度の約1/2と小さくなってし
まい、動画像データ等の処理で必要な高速データ転送お
よび回転ロスのない連続記録再生処理ができないという
不都合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくにマルチゾーンの光ディスク媒体
を用いて、更動画像データ等の処理で必要な高速データ
転送が可能となるとともに回転ロスのない連続記録再生
処理を行なうことのできる光ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、デ
ィスク媒体へのデータの読み書きを行う光ヘッドと、書
き込みクロック信号および読み出しクロック信号を発生
するR/W用シンセサイザ部と、光ヘッドにR/W用シ
ンセサイザ部からの書き込みクロック信号を出力すると
ともに光ヘッドの読み出しデータをデジタル信号に変換
する記録再生部と、この記録再生部からの読み出し信号
よりデータを弁別する第1の再生用PLL部および第2
の再生用PLL部と、光ディスク媒体を回転させるスピ
ンドルモータと、スピンドルモータを駆動するスピンド
ルPLLサーボ部と、スピンドルモータの回転数を制御
するためのクロック信号をスピンドルPLLサーボ部に
出力するスピンドル用シンセサイザ部と、データ転送速
度が最外周と同じとなるようにR/W用シンセサイザ部
とスピンドル用シンセサイザ部を制御するとともにスピ
ンドルモータの回転数に応じて第1の再生用PLL部と
第2の再生用PLL部を切換えるMPUとを具備すると
いう構成を採っている。
【0008】また、制御部が、内周から外周に向かって
データの連続した読み書き制御を行うときには前記スピ
ンドルモータの回転数を下げるように制御する手段を備
えていてもよい。さらに、第1の再生用PLL部及び第
2の再生用PLL部が、それぞれ前記スピンドルモータ
の回転速度変更に応じてデータ弁別用のクロック信号を
変更する手段を備え、制御部が、前記第1の再生用PL
L部及び第2の再生用PLL部上で別々に変更されるデ
ータ弁別用クロック信号のうち読み出し信号に同期した
クロック信号を発している再生用PLL部によってデー
タ弁別を行なうよう制御する手段とを備えた、という構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0009】
【作用】MPUは、ホストシステムから指定された読み
出し位置あるいは書き込み位置でのディスク媒体の回転
速度をディスク媒体の最外周と同じにするために、スピ
ンドル用シンセサイザ部に対し出力クロック信号を制御
するように指示する。さらにMPUは読み出し位置ある
いは書き込み位置での光ヘッドの読み出し速度あるいは
書き込み速度が最外周と同じとなるようにR/W用シン
セサイザ部に対し出力クロック信号を制御するように指
示する。
【0010】これにより、読み出し位置あるいは書き込
み位置にかかわらずデータ転送速度は最外周と同じとな
る。
【0011】また内周から外周に向かって連続して読み
出しあるいは書き込みを行う場合、MPUはディスク媒
体の回転数が徐々に低下するようにスピンドル用シンセ
サイザ部に指示するとともに、それに合わせてR/W用
シンセサイザ部に対し出力クロック信号を制御するよう
に指示する。
【0012】さらにMPUはディスク媒体の回転数の低
下に合わせて第1の再生用PLL部と第2の再生用PL
L部を切換える。
【0013】これにより、回転ロスのない連続記録再生
処理が可能となる。
【0014】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図
3に基づいて説明する。
【0015】図1の第1の実施例は、ホストシステム1
8との通信を制御するインタフェース制御部12と、デ
ータを一次的に保存するデータバッファRAM4と、デ
ィスク媒体へのデータの読み書きを行う光ヘッド7と、
書き込みデータに誤り訂正コードを付加するとともに読
み出しデータの誤り訂正コードをチェックし誤りを訂正
する誤り訂正部5と、書き込みクロック信号および読み
出しクロック信号を発生するR/W用シンセサイザ部2
と、光ヘッド7にR/W用シンセサイザ部2からの書き
込みクロック信号を出力するとともに光ヘッド7の読み
出しデータをデジタル信号に変換する記録再生部6と、
インタフェース制御部12と誤り訂正部5とデータバッ
ファRAM4との間におけるデータ転送を制御するバッ
ファマネージャ8と、書き込みデータを媒体に記録でき
るフォーマット形成に変換するとともに読み出しデータ
のデータ部分をデータバッファRAM4に誤り訂正コー
ドを誤り訂正部5に出力するフォーマット制御部9と、
書き込みデータの変調および読み出しデータの復調を行
う変調復調部10と、記録再生部6からの読み出し信号
によりデータ弁別用のクロック信号を発生する第1の再
生用PLL部11および第2の再生用PLL部3と、光
ヘッド7の位置決めを制御するトラック・フォーカス・
サーボ13と、各種データを格納するROMおよびRA
M15と、光ディスク媒体を回転させるスピンドルモー
タ17と、スピンドルモータ17を駆動するスピンドル
PLLサーボ部16と、スピンドルモータ17の回転数
を制御するためのクロック信号をスピンドルPLLサー
ボ部16に出力するスピンドル用シンセサイザ部1と、
データ転送速度が最外周と同じとなるようにR/W用シ
ンセサイザ部2とスピンドル用シンセサイザ部1を制御
するとともにスピンドルモータの回転数に応じて第1の
再生用PLL部と第2の再生用PLL部を切換える制御
部としてのMPU14とから構成される。
【0016】次に、本発明の第1の実施例の動作につい
て説明する。
【0017】(I).データを光ディスク媒体に書き込
むときの動作:
【0018】(1).インタフェース制御部12は、ホ
ストシステム18から「書き込み」命令を受信すると、
バッファマネージャ8に通知する。
【0019】(2).バッファマネージャ8は、受け取
った「書き込み」命令をMPU14に通知する。
【0020】(3).MPU14は、受け取った「書き
込み」命令が画像データ等の連続書き込み命令か、通常
の書き込み動作命令かをチェックする。
【0021】そして、画像データ等の連続書き込み命令
であると判断したすると、MPU14は、バッファマネ
ージャ8にデータの受信動作を指令する。
【0022】(4).バッファマネージャ8は、データ
の受信動作指令を受けると、さらにインタフェース制御
部12とデータバッファRAM4へデータの受信動作を
指令する。
【0023】これにより、ホストシステム18からの書
き込みデータは、インタフェース制御部12を介してデ
ータバッファRAM4に一時的に格納される。
【0024】(5).MPU14は、ホストシステム1
8からの命令コードを解析し、データの書き込み位置が
どの位置かを判断し、最外周でのデータ転送速度と同じ
データ転送速度を達成できるようにスピンドル用シンセ
サイザ部1に最適な発信周波数を指示する。
【0025】(6).スピンドル用シンセサイザ部1
は、MPU14から指示された発信周波数に基づいたク
ロック信号をスピンドルPLLサーボ部16へ出力す
る。
【0026】(7).スピンドルPLLサーボ部16
は、スピンドル用シンセサイザ部1からのクロック信号
に基づいてスピンドルモータ17の回転数を制御する。
【0027】(8).さらにMPU14は、書き込み位
置データから書き込みに必要なクロック周波数を算出
し、その周波数のクロック出力をR/W用シンセサイザ
部2に指示する。
【0028】(9).R/W用シンセサイザ部2は、M
PU14から指示された周波数のクロックを記録再生部
6に出力する。
【0029】(10).MPU14は、書き込み位置を
トラック・フォーカス・サーボ13に指示する。
【0030】(11).トラック・フォーカス・サーボ
13は、MPU14から指示された書き込み位置に光ヘ
ッド7を移動させる。
【0031】(12).光ヘッド7は、アドレス情報を
再生して記録再生部6に出力する。
【0032】(13).記録再生部6は、光ヘッド7か
らのアドレス情報をデジタル信号に変換し、第1の再生
用PLL部11に通知する。
【0033】(14).第1の再生用PLL部11は、
アドレス情報に同期したデータ弁別用のクロック信号を
アドレス情報信号と共に変調復調部10へ転送する。
【0034】(15).変調復調部10は、第1の再生
用PLL部11からのクロック信号及びアドレス情報信
号からアドレス情報を抽出してフォーマット制御部9に
出力する。
【0035】(16).フォーマット制御部9は、変調
復調部10からのアドレス情報が指定された書き込みア
ドレスであるかどうかをチェックし、書き込みアドレス
であると判断すると書き込み動作を開始する。
【0036】すなわちフォーマット制御部9は、データ
バッファRAM4に格納されている書き込みデータと誤
り訂正部5の誤り訂正コードデータとを変調復調部10
に送る。
【0037】(17).変調復調部10は、書き込みデ
ータに誤り訂正コードデータを付加するとともに変調し
記録再生部6に送る。
【0038】(18).記録再生部6は、変調復調部1
0からの変調データを適正パワーと適正パルス幅に設定
し、光ヘッド7に送る。
【0039】(19).光ヘッド7は、光ディスク媒体
上に記録再生部6からのデータを記録する。
【0040】(20).連続記録を行うため、MPU1
4はフォーマット制御部9からアドレス情報を読み取り
光ヘッド位置を監視する。
【0041】そしてMPU14は、アドレス情報に基づ
いて、次のゾーンの先頭アドレスで最外周と同等の書き
込み速度が得られるように、スピンドル用シンセサイザ
部1に指示する。
【0042】即ち、内周から外周に向かって連続記録を
行う場合には、スピンドルモータ17の回転数を徐々に
下げるようにスピンドル用シンセサイザ部1を制御す
る。
【0043】(21).スピンドル用シンセサイザ部1
は、MPU14から指示された発信周波数に基づいたク
ロック信号をスピンドルPLLサーボ部16へ出力す
る。
【0044】(22).スピンドルPLLサーボ部16
は、スピンドル用シンセサイザ部1からのクロック信号
に基づいてスピンドルモータ17の回転数を制御する。
【0045】(23).さらにMPU14は、スピンド
ルモータ17の回転数に合わせてR/W用シンセサイザ
部2のクロック周波数も制御する。
【0046】(24).R/W用シンセサイザ部2は、
MPU14から指示された周波数のクロックを記録再生
部6に出力する。
【0047】(25).記録再生部6は、光ヘッド7か
らのアドレス情報をデジタル信号に変換し、第1の再生
用PLL部11と第2の再生用PLL部3に通知する。
【0048】ここで、スピンドルモータ17の回転数の
ダウンに応じて、第1の再生用PLL部11と第2の再
生用PLL部3をあらかじめスピンドルモータ17のス
ピードダウンに応じて0.5〜2%の変化毎に設定し、
交互に切り替えて使用する。これによって処理を連続的
にしている。
【0049】(26).以下、上記と同様にして光ディ
スク媒体上の所定位置にデータを書き込む。
【0050】以上説明したように、最外周で得られる最
高性能の書き込み速度を最内周でも達成できるととも
に、内周から外周まで切れ目のない書き込み処理が可能
となる。
【0051】また最外周のデータ処理速度は通常各部の
扱える最高周波数で決定される。
【0052】(II).データを光ディスク媒体から読
み出すときの動作:
【0053】(1).インタフェース制御部12は、ホ
ストシステム18から「読み出し」命令を受信すると、
バッファマネージャ8に通知する。
【0054】(2).バッファマネージャ8は、受け取
った「読み出し」命令をMPU14に通知する。
【0055】(3).MPU14は、受け取った「読み
出し」命令が画像データ等の連続書き込み命令か、通常
の書き込み動作命令かをチェックする。
【0056】そして、画像データ等の連続読み出し命令
と判断すると、MPU14は、バッファマネージャ8に
データの読み出し動作を指令する。
【0057】(4).バッファマネージャ8は、MPU
14から読み出し動作指令を受けると、さらにインタフ
ェース制御部12とデータバッファRAM4へデータの
読み出し動作を指令する。
【0058】(5).MPU14は、命令コードより、
データの読み出し位置がどの位置かを判断し、最外周で
のデータ転送速度と同じデータ転送速度を達成できるよ
うにスピンドル用シンセサイザ部1に最適な発信周波数
を指示する。
【0059】(6).スピンドル用シンセサイザ部1
は、MPU14から指示された発信周波数に基づいたク
ロック信号をスピンドルPLLサーボ部16へ出力す
る。
【0060】(7).スピンドルPLLサーボ部16
は、スピンドル用シンセサイザ部1からのクロック信号
に基づいてスピンドルモータ17の回転数を制御する。
【0061】(8).さらにMPU14は、読み出し位
置データから読み出しに必要なクロック周波数を算出
し、その周波数のクロック出力をR/W用シンセサイザ
部2に指示する。
【0062】(9).R/W用シンセサイザ部2は、M
PU14から指示された周波数のクロックを記録再生部
6に出力する。
【0063】(10).MPU14は、読み出し位置を
トラック・フォーカス・サーボ13に指示する。
【0064】(11).トラック・フォーカス・サーボ
13は、MPU14から指示された読み出し位置に光ヘ
ッド7を移動させる。
【0065】(12).光ヘッド7は、アドレス情報を
再生して記録再生部6に出力する。
【0066】(13).記録再生部6は、光ヘッド7か
らのアドレス情報をデジタル信号に変換し、第1の再生
用PLL部11に通知する。
【0067】(14).第1の再生用PLL部11は、
アドレス情報信号に同期したデータ弁別用のクロック信
号をアドレス情報信号と共に変調復調部10へ転送す
る。
【0068】(15).変調復調部10は、第1の再生
用PLL部11からのクロック信号とアドレス情報信号
とからアドレス情報を抽出(復調)しフォーマット制御
部9に送る。
【0069】(16).フォーマット制御部9は、変調
復調部10からのアドレス情報が指定された読み出しア
ドレスであるかどうかをチェックし、読み出しアドレス
であると判断すると読み出し動作を開始する。
【0070】(17).光ヘッド7は、光ディスク媒体
上に記録されているデータを記録再生部6に送る。
【0071】(18).記録再生部6は、光ヘッド7か
らの読み出し信号をデジタル信号に変換し、第1の再生
用PLL部11および第2の再生用PLL部3に通知す
る。
【0072】(19).第1の再生用PLL部11およ
び第2の再生用PLL部3は、R/W用シンセサイザ部
2からのクロック信号に同期して記録再生部6からの読
み出し信号より読み出しデータを弁別する。即ち、同期
されたクロック信号によりデータ弁別している。
【0073】(20).変調復調部10は、第1の再生
用PLL部11および第2の再生用PLL部3からの読
み出しデータを復調する。
【0074】(21).フォーマット制御部9は、変調
復調部10にて復調された読み出しデータをデータとエ
ラー訂正コードに分離し、それぞれデータバッファRA
M4と誤り訂正部5に送る。
【0075】(22).誤り訂正部5は、フォーマット
制御部9からのエラー訂正コードをチェックし、読み出
しデータに誤りがあれは、誤り位置の計算と訂正用デー
タを計算し、バッファマネージャ8に通知する。
【0076】(23).バッファマネージャ8は、デー
タバッファRAM4に格納されているデータを読出して
インタフェース制御部12を介してホストシステム18
へ転送する。
【0077】この時、読み出しデータに誤りがあれば、
バッファマネージャ8は、誤り訂正部5からの誤り訂正
情報に基づいて読み出しデータを訂正する。
【0078】(24).連続読み出しを行うため、MP
U14はフォーマット制御部9からアドレス情報を読み
取り光ヘッド位置を監視する。
【0079】そしてMPU14は、アドレス情報に基づ
いて、次のゾーンの先頭アドレスで最外周と同等の読み
出し速度が得られるように、スピンドル用シンセサイザ
部1に指示する。すなわち、内周から外周に向かって連
続読み出しを行う場合には、スピンドルモータ17の回
転数を徐々に下げるようにスピンドル用シンセサイザ部
1を制御する。
【0080】(25).スピンドル用シンセサイザ部1
は、MPU14から指示された発信周波数に基づいたク
ロック信号をスピンドルPLLサーボ部16へ出力す
る。
【0081】(26).スピンドルPLLサーボ部16
は、スピンドル用シンセサイザ部1からのクロック信号
に基づいてスピンドルモータ17の回転数を制御する。
【0082】(27).さらにMPU14は、スピンド
ルモータ17の回転数に合わせてR/W用シンセサイザ
部2のクロック周波数も制御する。
【0083】(28).R/W用シンセサイザ部2は、
MPU14から指示された周波数のクロックを記録再生
部6に出力する。
【0084】(29).記録再生部6は、光ヘッド7か
らのアドレス信号をデジタル信号に変換して、第1の再
生用PLL部11あるいは第2の再生用PLL部3に通
知する。
【0085】ここで、スピンドルモータ17の回転数の
ダウンに応じて、第1の再生用PLL部11と第2の再
生用PLL部3をあらかじめスピンドルモータ17のス
ピードダウンに応じて0.5〜2%の変化毎に設定し交
互に切り替えて使用する。
【0086】(30).以下、上記と同様にして光ディ
スク媒体上の所定位置からデータを読み出す。
【0087】以上説明したように、最外周で得られる最
高性能の読み出し速度を最内周でも達成できるととも
に、内周から外周まで切れ目のない読み出し処理を行な
うことができる。
【0088】第2の実施例は、図2に示されるように、
第1の実施例に第2のMPU19と第2のROMとRA
M21が付加された構成である。
【0089】これにより、第1のMPU14の負担が軽
減し、より速度アップが可能となるとともに第1のMP
U14がキャッシュ制御などのデータ処理に専念できる
ことが可能となる。
【0090】第3の実施例は、図3に示されるように、
第1の実施例でのデータバッファRAM4に、電力が外
部から供給されないときには当該データバッファRAM
に電力を供給するバッテリ20が付加された構成であ
る。
【0091】これにより、電源OFF時にもデータを保
護することが可能となる。
【0092】また、ホストシステム18からの命令によ
り、スピンドルモータ17の回転数を変化させないモー
ドを指定することが可能であり、ランダムアクセスR/
W処理を従来と同様に高速に実現できる。
【0093】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、ディスク媒体上の位置に関係な
く、最外周でのデータ転送速度と同じデータ転送速度を
達成することができ、これがため、動画像データ等の処
理で必要な高速データ転送が可能となるとともに回転ロ
スのない連続記録再生処理が可能となり、しかもランダ
ムアクセス処理も高速化できるという従来にない優れた
光ディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】スピード制御用の第2のMPUを持つ光ディス
ク装置の実施例である。
【図3】キャッシュデータ保護のためのバッテリを備え
た光ディスク装置の実施例である。
【図4】従来の光ディスク装置の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 スピンドル用シンセサイザ部 2 R/W用シンセサイザ部 3 第2の再生用PLL部2 4 データバッファRAM 5 誤り訂正部 6 記録再生部 7 光ヘッド 8 バッファマネージャ 9 フォーマット制御部 10 変調復調部 11 第1の再生用PLL部1 12 インタフェース制御部 13 トラック・フォーカス・サーボ 14 制御部(MPU) 15 ROM、RAM 16 スピンドルPLLサーボ部 17 スピンドルモータ 18 ホストシステム 19 第2のMPU 20 バッテリ 21 第2のROM、RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体へのデータの読み書きを行
    う光ヘッドと、書き込みクロック信号および読み出しク
    ロック信号を発生するR/W用シンセサイザ部と、前記
    光ヘッドに前記R/W用シンセサイザ部からの書き込み
    クロック信号を出力するとともに前記光ヘッドの読み出
    し信号をデジタル信号に変換する記録再生部と、この記
    録再生部からの読み出し信号よりデータを弁別する第1
    の再生用PLL部および第2の再生用PLL部と、光デ
    ィスク媒体を回転させるスピンドルモータと、このスピ
    ンドルモータを駆動するスピンドルPLLサーボ部と、
    前記スピンドルモータの回転数を制御するためのクロッ
    ク信号を前記スピンドルPLLサーボ部に出力するスピ
    ンドル用シンセサイザ部と、データ転送速度が最外周と
    同じとなるように前記R/W用シンセサイザ部と前記ス
    ピンドル用シンセサイザ部を制御するとともに前記スピ
    ンドルモータの回転数に応じて前記第1の再生用PLL
    部と前記第2の再生用PLL部を切換える制御部とを装
    備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、内周から外周に向かって
    データの連続した読み書き制御を行うときには前記スピ
    ンドルモータの回転数を下げるように制御する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の再生用PLL部及び第2の再
    生用PLL部が、それぞれ前記スピンドルモータの回転
    速度変更に応じてデータ弁別用のクロック信号を変更す
    る手段を備え、 前記制御部が、前記第1の再生用PLL部及び第2の再
    生用PLL部上で別々に変更されるデータ弁別用クロッ
    ク信号のうち読み出し信号に同期したクロック信号を発
    している再生用PLL部によってデータ弁別を行なうよ
    う制御する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014349A (en) * 1997-08-28 2000-01-11 Fujitsu Limited Storage apparatus using variable read clock frequencies for reading ZCAV recording medium

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