JPH0862924A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH0862924A JPH0862924A JP6202176A JP20217694A JPH0862924A JP H0862924 A JPH0862924 A JP H0862924A JP 6202176 A JP6202176 A JP 6202176A JP 20217694 A JP20217694 A JP 20217694A JP H0862924 A JPH0862924 A JP H0862924A
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Abstract
(57)【要約】
複数の帯電器、現像器によるカラー画像形成のプロセス
制御を簡略化と同時に画像形成への影響を解消すること
を目的とする。 【構成】 カラー画像形成に際し、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)および黒(K)の各現像器
を各色の画像現像に際して個々作動することなく、最初
の画像のイエロー(Y)の像露光開始前から最終画像の
黒(K)の現像終了後までの間、同時に作動させ、一方
モノクロ画像形成に際しては黒(K)の像露光の開始前
から終了後までの間、黒(K)の現像器のみを作動させ
ることによって、すべての現像器を2つの駆動系のみに
よって作動出来るようにすると共に各像露光中における
現像器のON,OFFに伴う振動や像形成体の速度変動
を防止することを特徴としている。
制御を簡略化と同時に画像形成への影響を解消すること
を目的とする。 【構成】 カラー画像形成に際し、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)および黒(K)の各現像器
を各色の画像現像に際して個々作動することなく、最初
の画像のイエロー(Y)の像露光開始前から最終画像の
黒(K)の現像終了後までの間、同時に作動させ、一方
モノクロ画像形成に際しては黒(K)の像露光の開始前
から終了後までの間、黒(K)の現像器のみを作動させ
ることによって、すべての現像器を2つの駆動系のみに
よって作動出来るようにすると共に各像露光中における
現像器のON,OFFに伴う振動や像形成体の速度変動
を防止することを特徴としている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周面に帯電
手段、像露光手段および現像手段から成る複数の画像形
成手段を配置し、該画像形成手段を順次作動させること
によって像形成体上にトナー像を重ね合わせてカラー画
像の形成を行うカラー画像形成装置に関する。
手段、像露光手段および現像手段から成る複数の画像形
成手段を配置し、該画像形成手段を順次作動させること
によって像形成体上にトナー像を重ね合わせてカラー画
像の形成を行うカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】像形成体の周面にそれぞれ帯電、像露光
および現像の各手段から成る複数組の画像形成ユニット
と回転方向に配列し、上流側のユニットから順次例えば
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および
黒(K)の各色のトナー像を形成してこれを重ね合わせ
て像形成体の一回転中にカラーのトナー画像を形成する
カラー画像形成装置が知られている。
および現像の各手段から成る複数組の画像形成ユニット
と回転方向に配列し、上流側のユニットから順次例えば
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および
黒(K)の各色のトナー像を形成してこれを重ね合わせ
て像形成体の一回転中にカラーのトナー画像を形成する
カラー画像形成装置が知られている。
【0003】かかる装置は、前述した各トナー像が僅か
な時間差を置いて連続して形成されるのでカラー画像形
成に要する時間が短く従って高速コピーが可能であり、
また像形成体に画像をエンドレスの状態で形成すること
も出来るのでサイズの大きいコピーも出来る特徴を有し
ている。
な時間差を置いて連続して形成されるのでカラー画像形
成に要する時間が短く従って高速コピーが可能であり、
また像形成体に画像をエンドレスの状態で形成すること
も出来るのでサイズの大きいコピーも出来る特徴を有し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら各帯電手
段、各現像手段を、前述した各色のトナー像形成のタイ
ミングに応じて作動するよう個々に制御する必要がある
ので、回路の構成や駆動の機構が複雑化してコストが増
大すると共に収納のためのスペースを要して装置の大型
化する短所もある。
段、各現像手段を、前述した各色のトナー像形成のタイ
ミングに応じて作動するよう個々に制御する必要がある
ので、回路の構成や駆動の機構が複雑化してコストが増
大すると共に収納のためのスペースを要して装置の大型
化する短所もある。
【0005】また特に現像手段に関しては、その駆動を
個々に制御する形式とすると、一方のトナー像の像露光
中に他方のトナー画像の現像手段の駆動開始や停止が行
われるためにその際の振動により形成される画像の画質
に悪影響を与えるおそれもある。
個々に制御する形式とすると、一方のトナー像の像露光
中に他方のトナー画像の現像手段の駆動開始や停止が行
われるためにその際の振動により形成される画像の画質
に悪影響を与えるおそれもある。
【0006】本発明はこれ等の点を解決して改良した結
果、各帯電手段および各現像手段を作動するための回路
や機構が簡単であり、さらに現像手段の作動に伴う画質
の低下を回避して高品質の画像を高速で形成することを
可能としたカラー画像形成装置の提供を目的としたもの
である。
果、各帯電手段および各現像手段を作動するための回路
や機構が簡単であり、さらに現像手段の作動に伴う画質
の低下を回避して高品質の画像を高速で形成することを
可能としたカラー画像形成装置の提供を目的としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体に
対し、帯電手段による帯電、像露光手段による像露光、
現像手段による現像を繰り返して前記像形成体上にトナ
ー像を重ね合わせて形成後、転写材に一括転写を行うカ
ラー画像形成装置において、前記現像手段は黒およびイ
エロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用現像器から
構成され、前記黒用現像器は単独での駆動が、イエロ
ー、マゼンタ、シアン用現像器は同一駆動源からの同時
駆動が可能であり、黒単色画像形成時には前記黒用現像
器が単独で駆動され、黒トナーを使用しない画像形成時
やカラー画像形成時には少なくとも前記イエロー、マゼ
ンタ、シアンからなるカラー用現像器が同時に駆動され
ることを特徴とするカラー画像形成装置(第1発明)、
および像形成体に対し、帯電手段による帯電、像露光手
段による像露光、現像手段による現像を繰り返して前記
像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、転写材に
一括転写を行うカラー画像形成装置において、前記現像
手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンからなる現
像器から構成され、前記黒用現像器は単独での現像バイ
アス印加が、イエロー、マゼンタ、シアン用現像器は同
一現像バイアス源からの同時印加が可能であり、黒単色
画像形成時には前記黒用現像器が単独で現像バイアスを
印加され、黒トナーを使用しない画像形成時やカラー画
像形成時には少なくとも前記イエロー、マゼンタ、シア
ンからなるカラー用現像器が同時に現像バイアスを印加
されることを特徴とするカラー画像形成装置(第2発
明)、および像形成体に対し、帯電手段による帯電、像
露光手段による像露光、現像手段による現像を繰り返し
て前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、転
写材に一括転写を行うカラー画像形成装置において、前
記帯電手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンから
なるカラー用帯電器から構成され、前記黒用帯電器は単
独での作動が、イエロー、マゼンタ、シアン用帯電器は
同一電源からの作動が可能であり、黒単色画像形成時に
は前記黒用帯電器が単独で作動され、黒トナーを使用し
ない画像形成時やカラー画像形成時には少なくとも前記
イエロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用帯電器が
同時に作動されることを特徴とするカラー画像形成装置
(第3発明)によって達成される。
対し、帯電手段による帯電、像露光手段による像露光、
現像手段による現像を繰り返して前記像形成体上にトナ
ー像を重ね合わせて形成後、転写材に一括転写を行うカ
ラー画像形成装置において、前記現像手段は黒およびイ
エロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用現像器から
構成され、前記黒用現像器は単独での駆動が、イエロ
ー、マゼンタ、シアン用現像器は同一駆動源からの同時
駆動が可能であり、黒単色画像形成時には前記黒用現像
器が単独で駆動され、黒トナーを使用しない画像形成時
やカラー画像形成時には少なくとも前記イエロー、マゼ
ンタ、シアンからなるカラー用現像器が同時に駆動され
ることを特徴とするカラー画像形成装置(第1発明)、
および像形成体に対し、帯電手段による帯電、像露光手
段による像露光、現像手段による現像を繰り返して前記
像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、転写材に
一括転写を行うカラー画像形成装置において、前記現像
手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンからなる現
像器から構成され、前記黒用現像器は単独での現像バイ
アス印加が、イエロー、マゼンタ、シアン用現像器は同
一現像バイアス源からの同時印加が可能であり、黒単色
画像形成時には前記黒用現像器が単独で現像バイアスを
印加され、黒トナーを使用しない画像形成時やカラー画
像形成時には少なくとも前記イエロー、マゼンタ、シア
ンからなるカラー用現像器が同時に現像バイアスを印加
されることを特徴とするカラー画像形成装置(第2発
明)、および像形成体に対し、帯電手段による帯電、像
露光手段による像露光、現像手段による現像を繰り返し
て前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、転
写材に一括転写を行うカラー画像形成装置において、前
記帯電手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンから
なるカラー用帯電器から構成され、前記黒用帯電器は単
独での作動が、イエロー、マゼンタ、シアン用帯電器は
同一電源からの作動が可能であり、黒単色画像形成時に
は前記黒用帯電器が単独で作動され、黒トナーを使用し
ない画像形成時やカラー画像形成時には少なくとも前記
イエロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用帯電器が
同時に作動されることを特徴とするカラー画像形成装置
(第3発明)によって達成される。
【0008】
【実施例】本発明の各実施例の説明に先立ち、各発明に
共通するカラー画像形成装置の構成を図1によって説明
する。
共通するカラー画像形成装置の構成を図1によって説明
する。
【0009】10はベルト状の像形成体いわゆる感光体ベ
ルトであって、可撓性のエンドレスの基体の外周に有機
感光層(OPC)を塗布したもので、回動ローラ10Aと
10Bの間に水平方向に張架された状態で回動ローラ10A
の駆動により時計方向に循環して搬送される。
ルトであって、可撓性のエンドレスの基体の外周に有機
感光層(OPC)を塗布したもので、回動ローラ10Aと
10Bの間に水平方向に張架された状態で回動ローラ10A
の駆動により時計方向に循環して搬送される。
【0010】前記感光体ベルト10はテンションローラ10
Cの付勢によりその下方の周面をガイド部材11に摺擦さ
せて画像形成面を形成している。
Cの付勢によりその下方の周面をガイド部材11に摺擦さ
せて画像形成面を形成している。
【0011】12(Y),12(M),12(C),12(K)
はスコロトロン帯電器で、感光体ベルト10の前述した有
機感光層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電
ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感
光体ベルト10に対し一様な電位を与える。
はスコロトロン帯電器で、感光体ベルト10の前述した有
機感光層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電
ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感
光体ベルト10に対し一様な電位を与える。
【0012】13(Y),13(M),13(C),13(K)
は感光体ベルト10の奥行方向に発光素子をアレイ状に一
列に並べたFL,EL,PL,LED、あるいは光源部
と光シャッタ機能をもつ素子を並列したLISA,PL
ZT,LCSと等倍結像素子としてのセルフォックスレ
ンズとから構成される露光光学系で、別体の画像読取装
置によって読み取られた各色の画像信号がメモリより順
次取り出されて前記の各露光光学系にそれぞれ電気信号
として入力される。
は感光体ベルト10の奥行方向に発光素子をアレイ状に一
列に並べたFL,EL,PL,LED、あるいは光源部
と光シャッタ機能をもつ素子を並列したLISA,PL
ZT,LCSと等倍結像素子としてのセルフォックスレ
ンズとから構成される露光光学系で、別体の画像読取装
置によって読み取られた各色の画像信号がメモリより順
次取り出されて前記の各露光光学系にそれぞれ電気信号
として入力される。
【0013】14(Y),14(M),14(C),14(K)
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各現像剤を収容する現像器で、それぞれ
感光体ベルト10の周面に対し所定の間隙を保って同方向
に回転する現像スリーブ140を備えている。
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各現像剤を収容する現像器で、それぞれ
感光体ベルト10の周面に対し所定の間隙を保って同方向
に回転する現像スリーブ140を備えている。
【0014】前記各現像器は、前述した帯電器12による
帯電、露光光学系13による像露光によって形成される感
光体ベルト10上の静電潜像を現像バイアス電圧の印加に
より非接触の状態で反転現像する。
帯電、露光光学系13による像露光によって形成される感
光体ベルト10上の静電潜像を現像バイアス電圧の印加に
より非接触の状態で反転現像する。
【0015】次に本装置におけるカラー画像形成のプロ
セスについて説明する。
セスについて説明する。
【0016】本装置とは別体の画像読取装置において撮
像素子により読み取られた画像あるいはコンピュータで
編集された画像はY,M,CおよびKの各色別の画像信
号として一旦メモリに記憶し格納される。
像素子により読み取られた画像あるいはコンピュータで
編集された画像はY,M,CおよびKの各色別の画像信
号として一旦メモリに記憶し格納される。
【0017】画像記録のスタートにより回動ローラ10A
の駆動モータが始動して感光体ベルト10を時計方向へと
搬送し、同時に帯電器12(Y)の帯電作用により感光体
ベルト10に電位の付与が開始される。
の駆動モータが始動して感光体ベルト10を時計方向へと
搬送し、同時に帯電器12(Y)の帯電作用により感光体
ベルト10に電位の付与が開始される。
【0018】感光体ベルト10は電位を付与されたあと、
前記の露光光学系13(Y)において第1の色信号すなわ
ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による
露光が開始され、ベルトの搬送走査によってその周面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
前記の露光光学系13(Y)において第1の色信号すなわ
ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による
露光が開始され、ベルトの搬送走査によってその周面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0019】前記の潜像は現像器14(Y)により現像ス
リーブ140上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感
光体ベルト10の搬送に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
リーブ140上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感
光体ベルト10の搬送に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0020】次いで感光体ベルト10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器12(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系13(M)の第2の
色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電
気信号による露光が行われ、現像器14(M)による非接
触の反転現像によって前記イエロー(Y)のトナー像の
上にマゼンタ(M)のトナー像を重ね合わせて形成す
る。
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器12(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系13(M)の第2の
色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電
気信号による露光が行われ、現像器14(M)による非接
触の反転現像によって前記イエロー(Y)のトナー像の
上にマゼンタ(M)のトナー像を重ね合わせて形成す
る。
【0021】同様のプロセスにより帯電器12(C)、露
光光学系13(C)および現像器14(C)によってさらに
第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、ま
た帯電器12(K)、露光光学系13(K)および現像器14
(K)によって第4の色信号に対応する黒色(K)のト
ナー像が順次重ね合せて形成され、感光体ベルト10の一
周以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
光光学系13(C)および現像器14(C)によってさらに
第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、ま
た帯電器12(K)、露光光学系13(K)および現像器14
(K)によって第4の色信号に対応する黒色(K)のト
ナー像が順次重ね合せて形成され、感光体ベルト10の一
周以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0022】また前述したカラーのトナー像の形成に並
行して給紙部では搬出ローラ15の駆動による給紙カセッ
ト16からの転写紙Pの給紙作動が開始され、前記のカラ
ートナー像は転写器17Aの構成する転写領域においてタ
イミングローラ18により同期して給紙される転写紙Pに
転写される。
行して給紙部では搬出ローラ15の駆動による給紙カセッ
ト16からの転写紙Pの給紙作動が開始され、前記のカラ
ートナー像は転写器17Aの構成する転写領域においてタ
イミングローラ18により同期して給紙される転写紙Pに
転写される。
【0023】トナー像の転写を受けた転写紙Pは除電器
17Bにおいて帯電の除去を受けてベルト周面より分離
し、定着装置19においてトナーを溶着したのち排紙ロー
ラ20を介して装置上部のトレイ上に排出される。
17Bにおいて帯電の除去を受けてベルト周面より分離
し、定着装置19においてトナーを溶着したのち排紙ロー
ラ20を介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0024】一方、転写紙Pを分離した感光体ベルト10
はクリーニング装置21においてブレード21Aにより残留
トナーを除去、清掃して原稿画像の形成を続行するかも
しくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に
かかる。
はクリーニング装置21においてブレード21Aにより残留
トナーを除去、清掃して原稿画像の形成を続行するかも
しくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に
かかる。
【0025】また前記の装置は前述した黒トナーを使用
しない画像形成やカラー画像形成の機能と共に黒単色画
像形成の機能をも備えていて、黒画像形成モードが選択
されると前記の帯電器12(K)、露光光学系13(K)お
よび現像器14(K)による黒色画像形成のプロセスのみ
が実施される。一方、黒トナーを使用しない画像形成
(例えば、Y,M,Cなどの単色画像形成や、2〜3色
画像形成など)や、カラー画像形成(Y,M,C,Kか
らなる)時には、イエロー、マゼンタ、シアンに関する
全ての帯電器12(Y,M,C)や現像器14(Y,M,
C)が同時に動作される。
しない画像形成やカラー画像形成の機能と共に黒単色画
像形成の機能をも備えていて、黒画像形成モードが選択
されると前記の帯電器12(K)、露光光学系13(K)お
よび現像器14(K)による黒色画像形成のプロセスのみ
が実施される。一方、黒トナーを使用しない画像形成
(例えば、Y,M,Cなどの単色画像形成や、2〜3色
画像形成など)や、カラー画像形成(Y,M,C,Kか
らなる)時には、イエロー、マゼンタ、シアンに関する
全ての帯電器12(Y,M,C)や現像器14(Y,M,
C)が同時に動作される。
【0026】(実施例1)本発明の第1発明の実施例を
図2および図3によって説明する。
図2および図3によって説明する。
【0027】前記の各現像器は図2に示すように2つの
駆動系により区分して駆動されるようになっていて、現
像器14(Y),14(M),14(C)はモータM1を駆動
源として同時に駆動され、現像器14(K)は別のモータ
M2を動力源として単独に駆動される。
駆動系により区分して駆動されるようになっていて、現
像器14(Y),14(M),14(C)はモータM1を駆動
源として同時に駆動され、現像器14(K)は別のモータ
M2を動力源として単独に駆動される。
【0028】カラー画像形成の場合には図3(a)のタ
イムチャートに示す如く前記のモータM1とM2は少な
くともイエロー(Y)の像露光開始以前すなわち前記の
露光光学系13(Y)の作動開始以前に同時に駆動を開始
して前記の現像器14(Y),14(M),14(C)および
14(K)を一斉に作動開始させ、黒(K)の現像終了後
に同時に駆動を停止して前記の各現像器を一斉に作動停
止とする。なおこの場合各現像器への現像バイアスの印
加は、それぞれの画像現像のタイミングに同期するよう
制御されて反転現像による画像の「かぶり」が防止され
る。
イムチャートに示す如く前記のモータM1とM2は少な
くともイエロー(Y)の像露光開始以前すなわち前記の
露光光学系13(Y)の作動開始以前に同時に駆動を開始
して前記の現像器14(Y),14(M),14(C)および
14(K)を一斉に作動開始させ、黒(K)の現像終了後
に同時に駆動を停止して前記の各現像器を一斉に作動停
止とする。なおこの場合各現像器への現像バイアスの印
加は、それぞれの画像現像のタイミングに同期するよう
制御されて反転現像による画像の「かぶり」が防止され
る。
【0029】黒トナーを用いない単色や多色の画像形成
の場合には図3(b)のタイムチャートに示す如く前記
のモータM1のみを動作させ少なくともイエロー(Y)
の像露光開始以前すなわち前記の露光光学系13(Y)の
作動開始以前に同時に駆動を開始して前記の現像器14
(Y),14(M),14(C)を一斉に作動開始させ、14
(C)の現像終了後に同時に駆動を停止して前記の各現
像器を一斉に作動停止とする。なおこの場合各現像器へ
の現像バイアスの印加は、それぞれの画像現像のタイミ
ングに同期するよう制御されて反転現像による画像の
「かぶり」が防止される。
の場合には図3(b)のタイムチャートに示す如く前記
のモータM1のみを動作させ少なくともイエロー(Y)
の像露光開始以前すなわち前記の露光光学系13(Y)の
作動開始以前に同時に駆動を開始して前記の現像器14
(Y),14(M),14(C)を一斉に作動開始させ、14
(C)の現像終了後に同時に駆動を停止して前記の各現
像器を一斉に作動停止とする。なおこの場合各現像器へ
の現像バイアスの印加は、それぞれの画像現像のタイミ
ングに同期するよう制御されて反転現像による画像の
「かぶり」が防止される。
【0030】また黒単色画像形成モードが選択された場
合には、図3(c)に示す如く前記のモータM1は休止
してモータM2のみが駆動を開始し、現像器14(K)を
露光光学系13(K)の作動開始以前から現像終了時間ま
で作動させる。
合には、図3(c)に示す如く前記のモータM1は休止
してモータM2のみが駆動を開始し、現像器14(K)を
露光光学系13(K)の作動開始以前から現像終了時間ま
で作動させる。
【0031】従って前記の各現像器は何れの画像形成モ
ードにおいても像露光中には作動の開始、停止が行われ
ないので振動を生じても画像形成に支障を与えることな
くまた各現像器の駆動系も2つのモータM1とM2を制
御するのみであるので回路や機構が簡単となりコストの
低減効果も大きい。
ードにおいても像露光中には作動の開始、停止が行われ
ないので振動を生じても画像形成に支障を与えることな
くまた各現像器の駆動系も2つのモータM1とM2を制
御するのみであるので回路や機構が簡単となりコストの
低減効果も大きい。
【0032】さらに現像器14(Y),14(M),14
(C)に対する動力をクラッチCを介して伝達および中
断する構成をとれば図2(b)に示すように共通のモー
タMによって前記の各現像器すべての駆動制御を行うこ
とも出来る。なおこの構成ではカラー画像形成モードの
場合モータMにかかる負荷が大きくなるのでモータMの
駆動開始を若干先行させてその分クラッチCの伝達を僅
か遅延させるのが望ましい。この場合は、黒トナーを用
いない単色や多色画像形成の場合もカラー画像形成モー
ド図3(a)と同じタイムチャートを用いて制御する。
(C)に対する動力をクラッチCを介して伝達および中
断する構成をとれば図2(b)に示すように共通のモー
タMによって前記の各現像器すべての駆動制御を行うこ
とも出来る。なおこの構成ではカラー画像形成モードの
場合モータMにかかる負荷が大きくなるのでモータMの
駆動開始を若干先行させてその分クラッチCの伝達を僅
か遅延させるのが望ましい。この場合は、黒トナーを用
いない単色や多色画像形成の場合もカラー画像形成モー
ド図3(a)と同じタイムチャートを用いて制御する。
【0033】(実施例2)本発明の第2発明の実施例を
図4および図5によって説明する。
図4および図5によって説明する。
【0034】前記の各現像器に対する現像バイアスは図
4に示すように2つの交流電源により区分して印加され
るようになっていて、現像器14(Y),14(M),14
(C)に対する現像バイアスは交流電源AC1を電源と
して同時に印加され、現像器14(K)に対する現像バイ
アスは別の交流電源AC2を電源として単独に印加され
る。
4に示すように2つの交流電源により区分して印加され
るようになっていて、現像器14(Y),14(M),14
(C)に対する現像バイアスは交流電源AC1を電源と
して同時に印加され、現像器14(K)に対する現像バイ
アスは別の交流電源AC2を電源として単独に印加され
る。
【0035】カラー画像形成の場合には図5(a)のタ
イムチャートに示す如く前記の交流電源AC1はイエロ
ー(Y)の現像開始時すなわち前記の現像器14(Y)の
現像開始時に作動して現像器14(Y),14(M)および
14(C)に同時に現像バイアスの印加を開始し、前記の
現像器14(C)の現像終了時に作動を停止して現像バイ
アスの印加を終了する。非印加時はフローティング状態
とする。
イムチャートに示す如く前記の交流電源AC1はイエロ
ー(Y)の現像開始時すなわち前記の現像器14(Y)の
現像開始時に作動して現像器14(Y),14(M)および
14(C)に同時に現像バイアスの印加を開始し、前記の
現像器14(C)の現像終了時に作動を停止して現像バイ
アスの印加を終了する。非印加時はフローティング状態
とする。
【0036】一方交流電源AC2は黒(K)の現像開始
時すなわち前記の現像器14(K)の現像開始時に作動し
て現像器14(K)に現像バイアスの印加を開始し、その
現像終了時に作動を停止して現像バイアスの印加を終了
する。
時すなわち前記の現像器14(K)の現像開始時に作動し
て現像器14(K)に現像バイアスの印加を開始し、その
現像終了時に作動を停止して現像バイアスの印加を終了
する。
【0037】なお交流電源AC2は交流電源AC1と同
時に作動させても良く、その場合各現像器に対する現像
バイアスの印加の時間は、図5(a)において一点鎖線
と二点鎖線の間すなわち現像器14(Y)による現像開始
から現像器(K)による現像終了までの間に拡大され
る。
時に作動させても良く、その場合各現像器に対する現像
バイアスの印加の時間は、図5(a)において一点鎖線
と二点鎖線の間すなわち現像器14(Y)による現像開始
から現像器(K)による現像終了までの間に拡大され
る。
【0038】黒トナーを用いない単色や多色の画像形成
の場合には図5(b)のタイムチャートに示す如く前記
の交流電源AC1はイエロー(Y)の現像開始時すなわ
ち前記の現像器14(Y)の現像開始時に作動して現像器
14(Y),14(M)および14(C)に同時に現像バイ
アスの印加を開始し、前記の現像器14(C)の現像終
了時に作動を停止して現像バイアスの印加を終了する。
の場合には図5(b)のタイムチャートに示す如く前記
の交流電源AC1はイエロー(Y)の現像開始時すなわ
ち前記の現像器14(Y)の現像開始時に作動して現像器
14(Y),14(M)および14(C)に同時に現像バイ
アスの印加を開始し、前記の現像器14(C)の現像終
了時に作動を停止して現像バイアスの印加を終了する。
【0039】一方交流電源AC2は非印加状態(フロー
ティング)とする。
ティング)とする。
【0040】また黒単色画像形成モードが選択された場
合には、前記の交流電源AC1は休止して交流電源AC
2のみが作動して図5(c)に示す如く現像器14(K)
に対する現像バイアスの印加を現像器14(K)の作動開
始時から終了時迄継続させる。
合には、前記の交流電源AC1は休止して交流電源AC
2のみが作動して図5(c)に示す如く現像器14(K)
に対する現像バイアスの印加を現像器14(K)の作動開
始時から終了時迄継続させる。
【0041】従って前記の各現像器に対する現像バイア
スは何れの画像形成モードにおいても交流電流AC1と
AC2の作動を制御するのみで印加することが出来るの
で回路やその切替機構が簡単となり装置の小型化やコス
トの低減の効果も大きい。
スは何れの画像形成モードにおいても交流電流AC1と
AC2の作動を制御するのみで印加することが出来るの
で回路やその切替機構が簡単となり装置の小型化やコス
トの低減の効果も大きい。
【0042】さらに現像器14(Y),14(M),14
(C)に対する現像バイアスをスイッチSWの切り替え
によって印加する構成をとれば図4(b)に示すように
共通の交流電源ACによって前記した各現像器すべてに
対する現像バイアスの印加の制御を行うことも出来る。
この場合は、黒トナーを用いない単色や多色画像形成の
場合もカラー画像形成モード図5(a)と同じタイムチ
ャートを用いて制御する。
(C)に対する現像バイアスをスイッチSWの切り替え
によって印加する構成をとれば図4(b)に示すように
共通の交流電源ACによって前記した各現像器すべてに
対する現像バイアスの印加の制御を行うことも出来る。
この場合は、黒トナーを用いない単色や多色画像形成の
場合もカラー画像形成モード図5(a)と同じタイムチ
ャートを用いて制御する。
【0043】なお前記の各現像器には、現像バイアスと
して前述した各交流電源からの交流成分の電流に併せて
図示の各直流電源DC1ないしDC4からの直流成分の
電流が同時に印加される。
して前述した各交流電源からの交流成分の電流に併せて
図示の各直流電源DC1ないしDC4からの直流成分の
電流が同時に印加される。
【0044】(実施例3)本発明の第3発明の実施例を
図6および図7によって説明する。
図6および図7によって説明する。
【0045】前記の各帯電器は図6に示すように2つの
高圧電源により区分して電圧が加えられるようになって
いて、帯電器12(Y),12(M),12(C)は高圧電源
HV1により同時に、帯電器12(K)は高圧電源HV2
により単独に電圧が加えられる。
高圧電源により区分して電圧が加えられるようになって
いて、帯電器12(Y),12(M),12(C)は高圧電源
HV1により同時に、帯電器12(K)は高圧電源HV2
により単独に電圧が加えられる。
【0046】通常の画像形成モードすなわちカラー画像
形成の場合には図7(a)のタイムチャートに示す如く
前記の高圧電源HV1はイエロー(Y)の帯電開始から
シアン(C)の帯電終了迄の間、前記の帯電器12
(Y),12(M)および12(C)に対し同時に電圧を加
える。
形成の場合には図7(a)のタイムチャートに示す如く
前記の高圧電源HV1はイエロー(Y)の帯電開始から
シアン(C)の帯電終了迄の間、前記の帯電器12
(Y),12(M)および12(C)に対し同時に電圧を加
える。
【0047】一方前記の高圧電源HV2は黒(K)の帯
電開始時から帯電終了時迄の間、前記の帯電器12(K)
に対してのみ電圧を加える。
電開始時から帯電終了時迄の間、前記の帯電器12(K)
に対してのみ電圧を加える。
【0048】なお高圧電源HV2は高圧電源HV1と同
時に作動しても良く、その場合各帯電器に対して電圧を
加える時間は一点鎖線と二点鎖線の間すなわちイエロー
(Y)の帯電開始から黒(K)の帯電終了迄の間に拡大
される。
時に作動しても良く、その場合各帯電器に対して電圧を
加える時間は一点鎖線と二点鎖線の間すなわちイエロー
(Y)の帯電開始から黒(K)の帯電終了迄の間に拡大
される。
【0049】黒トナーを用いない単色や多色の画像形成
の場合には図7(b)のタイムチャートに示す如く前記
の高圧電源HV1はイエロー(Y)の帯電開始からシア
ン(C)の帯電終了迄の間、前記の帯電器12(Y),12
(M)および12(C)に対し同時に電圧を加える。
の場合には図7(b)のタイムチャートに示す如く前記
の高圧電源HV1はイエロー(Y)の帯電開始からシア
ン(C)の帯電終了迄の間、前記の帯電器12(Y),12
(M)および12(C)に対し同時に電圧を加える。
【0050】一方前記の高圧電源HV2は帯電を行わな
い。
い。
【0051】また黒単色画像形成モードが選択された場
合には、前記の高圧電源HV1は休止して高圧電源HV
2のみが作動し図7(c)に示す如く帯電器12(K)に
対してのみ電圧を加える。
合には、前記の高圧電源HV1は休止して高圧電源HV
2のみが作動し図7(c)に示す如く帯電器12(K)に
対してのみ電圧を加える。
【0052】従って前記の各帯電器に対し加える高電圧
は何れの画像形成モードにおいても高圧電源HV1とH
V2の作動を制御するのみで可能となるので、回路やそ
の切替機構が簡単となって装置の小型化、コストの低減
の効果が大きい。
は何れの画像形成モードにおいても高圧電源HV1とH
V2の作動を制御するのみで可能となるので、回路やそ
の切替機構が簡単となって装置の小型化、コストの低減
の効果が大きい。
【0053】さらに帯電器12(Y),12(M),12
(C)に対する電圧をスイッチSWによって切り替える
機構とすれば、図6(b)に示すように共通の高圧電源
HVによって前述した各帯電器すべてに対する電圧の供
給の制御を行うことも出来る。この場合は黒トナーを使
用しないモノクロや多色画像形成の場合もカラー画像形
成モード図7(a)と同じタイムチャートを用いて制御
する。
(C)に対する電圧をスイッチSWによって切り替える
機構とすれば、図6(b)に示すように共通の高圧電源
HVによって前述した各帯電器すべてに対する電圧の供
給の制御を行うことも出来る。この場合は黒トナーを使
用しないモノクロや多色画像形成の場合もカラー画像形
成モード図7(a)と同じタイムチャートを用いて制御
する。
【0054】なお前記の各帯電器には前述した各高圧電
源による各帯電ワイヤの帯電と同時に図示の各直流電源
DC1ないしDC4による各グリッドの帯電も併せて行
われる。
源による各帯電ワイヤの帯電と同時に図示の各直流電源
DC1ないしDC4による各グリッドの帯電も併せて行
われる。
【0055】(実施例4)本発明の第1〜第3発明を用
いた実施例を図7および図8によって説明する。
いた実施例を図7および図8によって説明する。
【0056】図8は各像露光プロセスに対するそれぞれ
の帯電器12、現像器14および現像バイアスの各作動タイ
ミングの一設定例を示したものである。カラー画像形成
モードの場合、図8(a)に示す如く各現像器はイエロ
ー(Y)の像露光開始より黒(K)の現像終了迄の間、
すなわち図示の一点鎖線をもって示す範囲内で同時に作
動されてすべての像露光プロセスの時間をカバーし、現
像バイアスはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)に関しては現像器の作動中、黒(K)に関しては
画像の現像中に限定して印加される。また帯電器もイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に関しては
同時に作動されるが、前述したようにそれ等の色に対応
する各現像器と現像バイアスが同時に作動することから
トナーの飛散を予防するため、シアン(C)の現像開始
領域に合わせて帯電開始の時期を先行し、図示の二点鎖
線をもって示す範囲内で作動される。
の帯電器12、現像器14および現像バイアスの各作動タイ
ミングの一設定例を示したものである。カラー画像形成
モードの場合、図8(a)に示す如く各現像器はイエロ
ー(Y)の像露光開始より黒(K)の現像終了迄の間、
すなわち図示の一点鎖線をもって示す範囲内で同時に作
動されてすべての像露光プロセスの時間をカバーし、現
像バイアスはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)に関しては現像器の作動中、黒(K)に関しては
画像の現像中に限定して印加される。また帯電器もイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に関しては
同時に作動されるが、前述したようにそれ等の色に対応
する各現像器と現像バイアスが同時に作動することから
トナーの飛散を予防するため、シアン(C)の現像開始
領域に合わせて帯電開始の時期を先行し、図示の二点鎖
線をもって示す範囲内で作動される。
【0057】黒トナーを用いない単色や多色の画像形成
の場合、図8(b)に示す如く各現像器はイエロー
(Y)の像露光開始よりシアン(C)の現像終了迄の
間、すなわち図示の一点鎖線をもって示す範囲内で同時
に作動されてすべての像露光プロセスの時間をカバー
し、現像バイアスはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)に関しては現像器の作動中、また帯電器も
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に関し
ては同時に作動されるが、前述したようにそれ等の色に
対応する各現像器と現像バイアスが同時に作動すること
からトナーの飛散を予防するため、シアン(C)の現像
開始領域に合わせて帯電開始の時期を先行し、図示の二
点鎖線をもって示す範囲内で作動される。
の場合、図8(b)に示す如く各現像器はイエロー
(Y)の像露光開始よりシアン(C)の現像終了迄の
間、すなわち図示の一点鎖線をもって示す範囲内で同時
に作動されてすべての像露光プロセスの時間をカバー
し、現像バイアスはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)に関しては現像器の作動中、また帯電器も
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に関し
ては同時に作動されるが、前述したようにそれ等の色に
対応する各現像器と現像バイアスが同時に作動すること
からトナーの飛散を予防するため、シアン(C)の現像
開始領域に合わせて帯電開始の時期を先行し、図示の二
点鎖線をもって示す範囲内で作動される。
【0058】また黒単色画像形成モードの場合には各実
施例において説明した通り図8(b)に示す如く黒
(K)の像露光プロセスの時間をカバーするよう現像器
14(K)の作動と現像バイアスの印加が行われる。
施例において説明した通り図8(b)に示す如く黒
(K)の像露光プロセスの時間をカバーするよう現像器
14(K)の作動と現像バイアスの印加が行われる。
【0059】なおイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)トナー用の帯電器や現像器や現像バイアスを
黒トナー用と独立して動作できない(同時にしか作動で
きない)場合はカラー画像形成モード図8(a)と同じ
タイムチャートを用いて制御する。
アン(C)トナー用の帯電器や現像器や現像バイアスを
黒トナー用と独立して動作できない(同時にしか作動で
きない)場合はカラー画像形成モード図8(a)と同じ
タイムチャートを用いて制御する。
【0060】
【発明の効果】本発明により、複数の帯電器、現像器の
それに印加する現像バイアスの各回路あるいは駆動機構
が極めて簡略になると共にそれ等の作動に伴う画像形成
への影響も回避することも可能となり、その結果画像形
成プロセスの制御が容易でありながら高品質の画像の得
られるカラー画像形成装置が提供されることとなった。
それに印加する現像バイアスの各回路あるいは駆動機構
が極めて簡略になると共にそれ等の作動に伴う画像形成
への影響も回避することも可能となり、その結果画像形
成プロセスの制御が容易でありながら高品質の画像の得
られるカラー画像形成装置が提供されることとなった。
【図1】本発明のカラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】現像器の駆動系を示す説明図。
【図3】現像器の作動を示すタイムチャート。
【図4】現像バイアスの回路を示す説明図。
【図5】現像バイアスの作用を示すタイムチャート。
【図6】帯電電圧の回路を示す説明図。
【図7】帯電電圧の作用を示すタイムチャート。
【図8】帯電、現像、現像バイアスの設定例を示すタイ
ムチャート。
ムチャート。
10 感光体ベルト 10A,10B 回動ローラ 11 ガイド部材 12 帯電器 13 露光光学系 14 現像器 15 搬出ローラ 16 給紙カセット 17A 転写器 17B 除電器 19 定着装置 21 クリーニング装置 M,M1,M2 モータ AC,AC1,AC2 交流電源 HV,HV1,HV2 高圧電源 DC1〜DC4 直流電源
Claims (5)
- 【請求項1】 像形成体に対し、帯電手段による帯電、
像露光手段による像露光、現像手段による現像を繰り返
して前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
転写材に一括転写を行うカラー画像形成装置において、
前記現像手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンか
らなるカラー用現像器から構成され、前記黒用現像器は
単独での駆動が、イエロー、マゼンタ、シアン用現像器
は同一駆動源からの同時駆動が可能であり、黒単色画像
形成時には前記黒用現像器が単独で駆動され、黒トナー
を使用しない画像形成時やカラー画像形成時には少なく
とも前記イエロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用
現像器が同時に駆動されることを特徴とするカラー画像
形成装置。 - 【請求項2】 前記現像手段は、使用する前記像露光手
段の像露光開始前に駆動され、像露光終了後に駆動を係
止するよう駆動制御されることを特徴とする請求項1の
カラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像手段の駆動制御は、前記黒用現
像器あるいは前記イエロー、マゼンタ、シアンからなる
カラー用現像器の何れか一方を対象とすることを特徴と
する請求項2のカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 像形成体に対し、帯電手段による帯電、
像露光手段による像露光、現像手段による現像を繰り返
して前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
転写材に一括転写を行うカラー画像形成装置において、
前記現像手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンか
らなる現像器から構成され、前記黒用現像器は単独での
現像バイアス印加が、イエロー、マゼンタ、シアン用現
像器は同一現像バイアス源からの同時印加が可能であ
り、黒単色画像形成時には前記黒用現像器が単独で現像
バイアスを印加され、黒トナーを使用しない画像形成時
やカラー画像形成時には少なくとも前記イエロー、マゼ
ンタ、シアンからなるカラー用現像器が同時に現像バイ
アスを印加されることを特徴とするカラー画像形成装
置。 - 【請求項5】 像形成体に対し、帯電手段による帯電、
像露光手段による像露光、現像手段による現像を繰り返
して前記像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
転写材に一括転写を行うカラー画像形成装置において、
前記帯電手段は黒およびイエロー、マゼンタ、シアンか
らなるカラー用帯電器から構成され、前記黒用帯電器は
単独での作動が、イエロー、マゼンタ、シアン用帯電器
は同一電源からの作動が可能であり、黒単色画像形成時
には前記黒用帯電器が単独で作動され、黒トナーを使用
しない画像形成時やカラー画像形成時には少なくとも前
記イエロー、マゼンタ、シアンからなるカラー用帯電器
が同時に作動されることを特徴とするカラー画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6202176A JPH0862924A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6202176A JPH0862924A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862924A true JPH0862924A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16453229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6202176A Pending JPH0862924A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0862924A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324843A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006220955A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007171587A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2007316268A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012185373A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6202176A patent/JPH0862924A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324843A (ja) * | 2000-03-10 | 2001-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006220955A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4661253B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2011-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2007171587A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2007316268A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012185373A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム |
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