JPH0862506A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JPH0862506A
JPH0862506A JP6198821A JP19882194A JPH0862506A JP H0862506 A JPH0862506 A JP H0862506A JP 6198821 A JP6198821 A JP 6198821A JP 19882194 A JP19882194 A JP 19882194A JP H0862506 A JPH0862506 A JP H0862506A
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optical
optical axis
lens
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Yoshihiro Matsumoto
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/12Adjusting pupillary distance of binocular pairs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上カバーや下カバーに外力が加えられても、
左右一対の鏡筒が内蔵する光学系の光軸の平行を良好に
保持することができる、簡単な構成の双眼鏡を提供す
る。 【構成】 光学系が内蔵された左右一対の鏡筒35a,
35bと、これらの鏡筒35a,35bを光軸に直角な
方向に摺動自在となるようにかつ回動自在となるように
支持する第1ガイド軸17と、この第1ガイド軸17周
りの上記鏡筒35a,35bの相対的な傾きを規制して
上記左右の光学系の光軸が平行になるようにする第2ガ
イド軸18と、上カバーおよび下カバーを嵌合すること
により上記第1ガイド軸17の両端を保持するリブ1
b,2bと、上カバーおよび下カバーを嵌合することに
より該第1ガイド軸17周りの上記鏡筒35a,35b
全体の光軸の傾きを規制するリブ1a,2aとを備えた
双眼鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双眼鏡、より詳しく
は、1対の光学系の光軸を平行に保つ双眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、人間の両眼の間隔、つま
り眼幅は、年齢や性別やその他の個人差により様々に異
なっている。このために、双眼鏡においては、種々の眼
幅を有する使用者に対応することができるように、左右
一対でなる鏡筒の間隔を調節する機構を設ける必要があ
る。
【0003】このような眼幅調節機構の内、双眼鏡の左
右一対の鏡筒を平行移動させて眼幅調整を行う技術手段
は、従来より種々のものが提案されている。
【0004】この技術手段の一例として、例えば特公昭
60−46407号公報には、左右一対の双眼鏡光学系
を保持する鏡筒をそれぞれの光学系の光軸が互いに並行
となるように配置し、さらに前後一対の2本のガイドレ
ールを光軸と直角に配置して、これら2本のガイド軸に
上記左右の鏡筒を摺動可能に保持することにより、一対
の光学系の光軸の間隔を調整する手段が記載されてい
る。このとき、上記前後2本のガイド軸は、実施例では
筐体に全面当て付けされているように図面に記載されて
いる。
【0005】また、眼幅調節が可能な双眼鏡の他の例と
して実公平3−36974号公報には、左右の鏡筒を保
持する上下フレームを有し、これらの上下フレームの内
のいずれか一方のフレームに光軸に垂直な方向に伸びる
複数のスリットを穿設し、これらのスリットに摺動可能
に嵌合するガイドピンを植設された眼幅スライド板がス
リットの長手方向に摺動可能なように取り付けられ、こ
の眼幅スライド板に鏡筒が取り付けられる双眼鏡が記載
されていて、これにより鏡筒は、光軸に垂直な方向に移
動可能なようにフレームに保持されている。
【0006】さらに、上記双眼鏡の他の例として特開平
4−116614号公報には、左右一対の双眼鏡光学系
を含む鏡筒を互いに並行に配置し、これら左右一対の鏡
筒を光学系の光軸と直角な方向に摺動可能に保持するよ
うに前後一対のガイド軸を配置し、これら前後2本のガ
イド軸を各2本の支柱によりベース台板に支持した双眼
鏡が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭60−46
407号公報に記載の技術手段では、例えば特公昭60
−48726号公報においてもその難点を述べられてい
るように、機構をコンパクトに配設することが困難であ
るので、多少繁雑になりすぎて、手荒く扱う場合には充
分耐えられるものとはいい難いものであった。
【0008】さらに加えれば、外装部材をプラスチック
樹脂などの成形品にした場合には、外装部材に外力が加
えられると同外装部材が変形して前後のガイドレールの
並行度が保たれなくなり、つまりは、左右の鏡筒が保持
する光学系の光軸の並行度が保たれなくなる場合があ
る。
【0009】また、上記実公平3−36974号公報に
記載のものでは、外装部材たるハウジングの内部にシャ
シー(フレーム)を備える構造であるために、このシャ
シーの強度を適宜設定することにより、外装部材に外力
が加わった場合にも左右の鏡筒の光軸の並行度を保つこ
とは可能であるが、該シャシーを設けることにより、双
眼鏡内のスペースが必要になるともに、双眼鏡の重量や
コスト等が増すなどの大きな難点がある。
【0010】さらに、上記特開平4−116614号公
報に記載のものでは、ベース台板を設けて、このベース
台板の剛性により光軸の並行度を保持する構造であるた
めに、やはりスペース,重量,コスト等が増してしま
う。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の鏡筒が内蔵する光学系の光軸と第2の鏡筒
が内蔵する光学系の光軸の平行を良好に保持することが
できる、簡単な構成の双眼鏡を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による双眼鏡は、光学系が内蔵された第1
の鏡筒と、光学系が内蔵された第2の鏡筒と、光軸が平
行になるように支持するとともに光軸に直角な方向の相
対位置関係を調節可能に上記第1の鏡筒と第2の鏡筒を
支持する支持手段と、上記第1の鏡筒と第2の鏡筒の光
軸の相対的傾きを規制する規制手段と、上記支持手段を
保持する保持部と光軸の相対的傾きが規制された上記第
1の鏡筒と第2の鏡筒全体の光軸の傾きを規制する規制
部とを有する筐体とを備えている。
【0013】また、本発明による双眼鏡は、上記支持手
段が、上記第1の鏡筒と第2の鏡筒を摺動自在かつ回動
自在に支持するガイド軸である。
【0014】さらに、本発明による双眼鏡は、上記ガイ
ド軸の両端部が保持され、上記規制手段の上記第1の鏡
筒と第2の鏡筒の間にある部分の動きが規制されること
により組み立てられているものである。
【0015】
【作用】本発明による双眼鏡は、支持手段が第1の鏡筒
が内蔵する光学系の光軸と第2の鏡筒が内蔵する光学系
の光軸とが平行になるように支持するとともに光軸に直
角な方向の相対位置関係を調節可能に第1の鏡筒と第2
の鏡筒を支持し、規制手段が上記第1の鏡筒と第2の鏡
筒の光軸の相対的傾きを規制し、筐体が保持部により上
記支持手段を保持するとともに規制部により光軸の相対
的傾きが規制された上記第1の鏡筒と第2の鏡筒全体の
光軸の傾きを規制する。
【0016】また、本発明による双眼鏡は、上記支持手
段がガイド軸であって、上記第1の鏡筒と第2の鏡筒を
摺動自在かつ回動自在に支持する。
【0017】さらに、本発明による双眼鏡は、上記ガイ
ド軸の両端部が保持され、上記規制手段の上記第1の鏡
筒と第2の鏡筒の間にある部分の動きが規制されること
により組み立てられている。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1から図11は本発明の一実施例を示したもの
であり、図1は本実施例の双眼鏡を示す平面図、図2は
双眼鏡を対物側から見た正面図、図3は上記図2とは逆
の接眼側の方向から見た背面図、図4は双眼鏡を示す底
面図、図5は双眼鏡を示す側面図である。
【0019】双眼鏡は、上側を上カバー1で、下側を下
カバー2で覆われてなり、これらで該双眼鏡の筐体たる
ハウジングが構成されている。
【0020】上記上カバー1は、その上面のほぼ中央部
に略円盤状の合焦機構操作部材たる距離ツマミ3が設け
られており、この距離ツマミ3の左右両側には、双眼鏡
の携帯性および保持性を良くするために、ゴム材料で形
成されたグリップゴム8a,8bが設けられている。
【0021】さらに該上カバー1の接眼側の側面から
は、視度調整用の回転式操作部材たる視度ツマミ4が突
設されており、この視度ツマミ4の接眼側の端面には指
標付きの視度蓋40が取り付けられている。
【0022】上記下カバー2の下面のほぼ中央部には、
眼幅調整用の回転式操作部材たる眼幅ツマミ5が設けら
れている。
【0023】また、双眼鏡の対物側には透明な保護部材
でなる前カバー6が取り付けられており、双眼鏡の内部
へ異物等が外部から侵入するのを防いでいる。
【0024】一方、双眼鏡の接眼側には、ゴム材料によ
りやや短めの略楕円筒状に形成された接眼ゴム7a,7
bが設けられている。
【0025】また、上カバー1と下カバー2の合わせ目
の部分となる双眼鏡の側部には、ストラップを取り付け
るための吊り環9a,9bが設けられている。
【0026】上述のような外観構造を備えた双眼鏡の光
学系の概要は、図6に示すようになっている。光学系を
保持する鏡筒は、金属や樹脂等で形成された左右1対の
鏡筒35a,35bでなり、前方側から鏡筒対物部12
a,12b、鏡筒本体部10a,10b、鏡筒接眼部の
3つに大別される。
【0027】これらの内の鏡筒本体部10a,10b
は、内部にプリズム11a,11bおよびプリズム11
c,11dをそれぞれ保持している。
【0028】この鏡筒本体部10a,10bの前側に
は、上記鏡筒対物部12a,12bが接着して固定され
ていて、この鏡筒対物部12a,12bの内周側には、
複数のレンズでなる対物レンズ14a,14bを保持す
る対物レンズ枠13a,13bが、合焦動作および視度
調整のために光軸方向に摺動可能に嵌合されている。
【0029】さらに、上記鏡筒本体部10a,10bの
後側には、鏡筒接眼部となる接眼レンズ枠41a,41
bがねじで締結されていて、この接眼レンズ枠41a,
41bの内周側には、複数のレンズでなる接眼レンズ1
5a,15bが保持されるとともに、上記接眼レンズ枠
41a,41bの対物側には視野絞り16a,16bが
取り付けられている。
【0030】上述のように左右1対で構成されている2
つの鏡筒35a,35bの保持機構について説明する。
このような鏡筒35a,35bは、ガイド部材であり支
持手段たるやや長めの第1ガイド軸17と、やはりガイ
ド部材であり規制手段たる短めの第2ガイド軸18との
2本のガイド軸に吊るされて、摺動自在に案内されるよ
うになっている。
【0031】上記第1ガイド軸17は、上記図1のA−
A’断面図である図7に示すように、上カバー1と下カ
バー2によって両端を挟み込むことにより、その位置を
固定される構造になっている。
【0032】すなわち、上記上カバー1と下カバー2の
両側方には、規制部たるリブ1bとリブ2bがそれぞれ
形成されていて、上カバー1と下カバー2を嵌合して組
み立てたときに、これらのリブ1b,2bに設けられた
凹部にその両端を上下から挟み込まれるようにして、上
記第1ガイド軸17が固定されている。
【0033】この第1ガイド軸17は、上記鏡筒35
a,35bの一部をなす鏡筒本体部10a,10bに対
して直角の位置を保持するようにスリーブ27(図9等
参照)を介して嵌合されており、この鏡筒本体部10
a,10bは該第1ガイド軸17に沿って光軸に垂直な
方向に自由に移動できるようになっている。
【0034】また、上記第2ガイド軸18は、その左側
端部が鏡筒本体部10bに接着して固定されるととも
に、その右側端部は鏡筒本体部10aに摺動可能に嵌合
して保持されている。
【0035】すなわち、上記鏡筒本体部10bは、他方
の鏡筒本体部10aに向かって光軸に垂直な腕部34b
を突設しており、この腕部34bには、上記第2ガイド
軸18の一端部が固定して植設されている。
【0036】また、鏡筒本体部10aは、上記腕部34
bに対向するように腕部33aを光軸に垂直に突設して
おり、この腕部33aには、上記第2ガイド軸18が軸
方向に摺動可能に嵌合するようになっている。
【0037】上述のように第1ガイド軸17は鏡筒35
a,35bの光軸に対して直交するように配設されてい
て、この第1ガイド軸17に対して平行になるように上
記第2ガイド軸18の位置が調節されている。
【0038】こうして左右の鏡筒35a,35bは、後
述する眼幅調整を行う際には、上記第1,第2ガイド軸
17,18に沿って、互いに近づいたり遠ざかったりす
るように構成されている。
【0039】さらに、鏡筒本体部10bから突設された
上記腕部34bには、図9に示すように、接眼側に向か
ってリブ33bが突出して形成されていて、このリブ3
3bが、図8に示すように、上カバー1と下カバー2の
間に形成された溝部に入り込んで、該リブ33bは、上
記第2ガイド軸18の軸方向に摺動可能になっている。
【0040】すなわち、上記上カバー1と下カバー2の
接眼側の鏡筒本体部10a,10bの間となる部分に
は、上カバー1に保持部たるリブ1aが、下カバー2に
同保持部たるリブ2aがそれぞれ形成されている。そし
て、上カバー1と下カバー2を嵌合して組み立てたとき
に、これらのリブ1a,2aの間に、上記腕部34bか
ら突設されたリブ33bが挟持されるようになってい
て、これにより、第1ガイド軸17を回動中心とした鏡
筒35a,35bの回動を最小限度に抑える構造になっ
ている。
【0041】こうして、鏡筒35a,35bは、上述の
ような3点の支持によって、その位置を固定されてい
て、これらの支持点となる3点は、図11に示すよう
に、同一直線上にはない独立な3点であり、リブ1a,
2aの間に支持される点と頂点として、リブ1b,2b
の間で支持される点が、ほぼ2等辺三角形に近い形状を
なすように構成されている。
【0042】なお、上記リブ1a,2aやリブ1b,2
bは、弾性を有しているために、上カバー1や下カバー
2に外力が加えられたとしても、その力が第1ガイド軸
17や第2ガイド軸18に直接及ぶことはないために、
鏡筒35a,35bの光軸の平行は良好に保たれる。
【0043】次に、図8,図9は、視度調整と合焦調整
の機構を表した図であり、図8は上記図1のB−B’断
面図、図9は上カバー1を取り外して双眼鏡の内部構造
を示した平面図である。
【0044】この双眼鏡は、対物レンズ14a,14b
を繰り込みまたは繰り出すことで、視度調整および合焦
調整を行うようになっており、すなわち、対物レンズ1
4a,14bを繰り出す機構は、視度調整機構と合焦調
整機構の2つの機構に分かれている。
【0045】これらの内、まず、視度調整機構について
説明する。図6に示すように、視度調整は、右側の対物
レンズ14aだけを繰り出し、あるいは繰り込むことに
より行っている。
【0046】図8に示した視度ツマミ4を回転させる
と、この視度ツマミ4に対して小判形状部により嵌合し
て回動一体となっている対物ねじ26が追従して回転す
る。
【0047】この対物ねじ26は、この双眼鏡の上記左
右の鏡筒35a,35bのほぼ中間となる上部に、上カ
バー1および下カバー2に挟み込まれるように光軸に沿
って配設された軸状の部材である。
【0048】該対物ねじ26の先端部分の周面にはねじ
26aが螺刻されていて、右腕部材23の対物側から延
出された腕部23bに螺合されている。そして、この対
物ねじ26が回転することで、右腕部材23は光軸方向
に沿って繰り出され、あるいは繰り込まれるようになっ
ている。
【0049】この右腕部材23には、図9に示すよう
に、光軸に垂直な左右方向の長孔23aが穿設されてい
て、この長孔23aに、上記対物レンズ枠13aに圧入
されているピン28の先端部が係合している。
【0050】これにより、上記右腕部材23が繰り出し
あるいは繰り込みをするに従って、右側の対物レンズ枠
13aも追従して光軸方向に移動して視度調整を行うよ
うになっている。
【0051】次に、合焦調整機構について説明する。上
記距離ツマミ3には、上カバー1を介して距離カム19
がビスによって締結されていて、これらは互いに回動一
体となっている。
【0052】この距離カム19はカム溝19aが刻設さ
れた部材であり、このカム溝19aに左腕部材22にか
しめられている距離ピン25が挿入されている。
【0053】この左腕部材22は、Eリング29によっ
て上記対物ねじ26に取り付けられていて、これにより
該左腕部材22は、該対物ねじ26と一体的に光軸方向
に移動するようになっている。
【0054】該左腕部材22のEリング29と上記右腕
部材23の腕部23bの間には、視度ばね24が対物ね
じ26に挿通された状態で介装されている。これによ
り、左腕部材22と右腕部材23の間隔は常に一定に保
たれるようになっている。
【0055】この右腕部材22も、上記左腕部材23と
同様に、側方に腕部を突出してそこに光軸に垂直な左右
方向の長孔22aが穿設されていて、上記対物レンズ枠
13bに圧入されているピン28が係合している。
【0056】このような構成において、上記図8に示し
た距離ツマミ3を回転させると、距離カム19が一体的
に回転し、この距離カム19の回転に追従して左腕部材
22が光軸方向に動き出す。
【0057】こうして左腕部材22が動き出すと同時
に、この左腕部材22にEリング29により取り付けら
れている対物ねじ26が動き出し、さらに、対物ねじ2
6とともに右腕部材23も、該左腕部材22と同一方向
に動き出す。
【0058】このように左腕部材22と右腕部材23が
同一方向に一体的に移動することによって、対物レンズ
14a,14bを保持する対物レンズ枠13a,13b
が追従して光軸方向に動いて、同時に同じ量だけ繰り出
されたり繰り込まれたりし、つまり、合焦の調整を行
う。
【0059】次に、図8から図11を参照して、眼幅調
整機構について説明する。眼幅の調整は、図8に示した
ような、操作部材たる眼幅ツマミ5を回転させること
で、左右の鏡筒35a,35bの間隔を変化させること
により行う。
【0060】この眼幅ツマミ5には、下カバー2を介し
て調節部材たる眼幅カム20がビスによって締結されて
回動一体となっている。
【0061】より詳しくは、この眼幅カム20は、中央
に小判状の孔部20aが穿設され、縁部にカム面が設け
られた板状部材であり、上記孔部20aに上記眼幅ツマ
ミ5の凸部5aを嵌合することにより、上記下カバー2
を挟んで眼幅ツマミ5が下カバー2に対して回転可能に
なるようねじ止めされている。
【0062】この眼幅カム20は、図10に示すよう
に、回動中心が上記第1ガイド軸17の近傍となる位置
に設けられていて、この回動中心に対してほぼ対称に形
成されたカム面を有し、このカム面には、上記鏡筒本体
部10a,10bから突設されたカムフォロワーピン3
2a,32bが当接している。
【0063】このカムフォロワーピン32a,32bの
両側部近傍には、コイルばね等でなる付勢部材たる眼幅
ばね30が、上記第1ガイド軸17にそれぞれ挿通され
ている。これらの眼幅ばね30の双眼鏡の中央側となる
端部は、該鏡筒本体部10a,10bから突設された凸
部に係合しているとともに、双眼鏡の両側方となる端部
は、図11に示すばね掛け31に係止されている。
【0064】これにより、鏡筒本体部10a,10b
は、カムフォロワーピン32a,32bが眼幅カム20
に常に当て付いているように、眼幅ばね30によって、
図10の矢印Cの方向に付勢されている。
【0065】このばね掛け31は、図11に示すよう
に、両端部から上記眼幅ばね30を係止する腕部31a
を延設しており、この腕部31aの先端部に第1ガイド
軸17に係合する凹部31bを設けるとともに、これら
両腕部31aの間からは他の腕部31cを延出してい
る。
【0066】これにより、鏡筒本体部10a,10bは
互いが近接する方向に眼幅ばね30により常に付勢され
るとともに、眼幅カム20により上記第1ガイド軸17
のガイド方向に交差する方向の付勢力も受けている。
【0067】このような構成において、眼幅ツマミ5を
回動操作すると眼幅カム20が一体的に回動し、そのカ
ム面に当接するカムフォロワーピン32a,32bによ
り、鏡筒本体部10a,10bは、該眼幅カム20の動
きに追従して動く。
【0068】このとき、鏡筒本体部10a,10bを含
む鏡筒35a,35bは、上述のように、第1ガイド軸
17および第2ガイド軸18の2本のガイド軸によって
摺動自在に保持されているために、眼幅カム20の回動
によって、互いに離れたり近接したりする方向に移動し
て眼幅調節を行う。
【0069】さらに、上記図9に示したように、左腕部
材22との長孔22aと右腕部材23の長孔23aは、
光軸に垂直な左右方向の長孔となっているために、これ
らの長孔22a,23aにピン28を係合する対物レン
ズ枠13a,13bが同方向にスライドしながら動い
て、眼幅間隔が眼幅カム20によって変化しても視度お
よび合焦の位置が変化することはない。
【0070】以上説明したように、このような実施例に
よれば、第1ガイド軸の両端を固定する2点と、この第
1ガイド軸周りの鏡筒の回動を規制する規制位置の1点
の合計3点で左右の鏡筒を保持しているために、左右の
鏡筒の光軸の並行を良好に保つことができ、例え筐体が
変形しても光軸の平行度に影響が出ることはほとんどな
い。
【0071】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0072】(1) 互いに平行な左右一対の光学系を
内蔵する鏡筒を光軸に直角な方向に移動可能に保持する
第1のガイド手段と、この第1のガイド手段に対する左
右鏡筒の回転方向の相対位置変化を防止するための第2
のガイド手段と、上記第1のガイド手段の少なくとも1
点を筐体に固定し、固定された上記第1のガイド手段周
りの左右鏡筒全体の回転を規制する規制部材を筐体の一
部に設けて、上記第1のガイド手段の固定位置とあわせ
て3点支持としたことを特徴とする双眼鏡。
【0073】(2) 上記第1,第2のガイド手段は、
蟻溝、軸とブッシュ、長孔とピンまたはねじとナットで
あることを特徴とする付記1に記載の双眼鏡。
【0074】(3) 上記第2のガイド手段は、筐体に
直接支持されることを特徴とする付記1に記載の双眼
鏡。
【0075】(4) 上記第1,第2のガイド手段は、
弾性体を介して筐体に支持されることを特徴とする付記
1に記載の双眼鏡。
【0076】(5) 上記規制部材は、上記筐体とは別
の部材で構成されていて、この規制部材が該筐体に直接
固定されることを特徴とする付記1に記載の双眼鏡。
【0077】(6) 上記規制部材は、上記筐体とは別
の部材で構成されていて、この規制部材が弾性体を介し
て該筐体に固定されることを特徴とする付記1に記載の
双眼鏡。
【0078】(7) 上記弾性体は、ゴムまたはばねで
あることを特徴とする付記4または付記6に記載の双眼
鏡。
【0079】(8) 上記ばねは、金属または樹脂で形
成されていることを特徴とする付記7に記載の双眼鏡。
【0080】(9) 上記ばねは、板ばね、コイルばね
または線ばねであることを特徴とする付記7に記載の双
眼鏡。
【0081】付記1に記載の双眼鏡によれば、左右一対
の光学系の光軸を良好に平行に保つことができる簡単な
構成の双眼鏡となる。
【0082】付記2に記載の双眼鏡によれば、蟻溝を用
いると摺動自在であるとともに嵌合が抜けるのを防止す
ることができ、ブッシュを用いれば軸を摺動自在に挿通
することができ、長孔を用いれば別部材を要することな
くピンを摺動自在に挿通することができ、ナットを用い
ればねじを回動自在に挿通することができるとともに抜
けを防止することができる。
【0083】付記3に記載の双眼鏡によれば、第2のガ
イド手段を筐体に対して直接位置決めすることができ
る。
【0084】付記4に記載の双眼鏡によれば、第1,第
2のガイド手段は、筐体にかかる外力の影響を直接受け
ることがない。これにより、筐体に外力がかかった際
も、左右一対の鏡筒が内蔵する光学系の光軸の平行を良
好に保つことができる。
【0085】付記5に記載の双眼鏡によれば、組立時に
規制部材を筐体へ取り付ける位置の微調整を行うことが
可能になる。
【0086】付記6に記載の双眼鏡によれば、組立時に
規制部材を筐体へ取り付ける位置の微調整を行うことが
可能になるとともに、筐体にかかる外力の影響を軽減す
ることができるために、筐体に外力がかかった際も、左
右一対の鏡筒が内蔵する光学系の光軸の平行を良好に保
つことができる。
【0087】付記7に記載の双眼鏡によれば、必要に応
じてゴムとばねとを使い分けることにより、より適切な
構成となる。
【0088】付記8に記載の双眼鏡によれば、ばねを金
属で形成すると高い耐久性を有し、ばねを樹脂で形成す
ると種々の形状に容易に成形することができるとともに
軽量化を図ることができる。
【0089】付記9に記載の双眼鏡によれば、板ばねを
用いると平面状のスペースを有効に利用することがで
き、コイルばねを用いると内部に部材を挿通することが
でき、線ばねを用いると線状のスペースを有効に利用す
ることができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の双眼鏡によれば、第1の鏡筒が内蔵する光学系
の光軸と第2の鏡筒が内蔵する光学系の光軸の平行を良
好に保持することができる、簡単な構成の双眼鏡とな
る。
【0091】また、請求項2に記載の本発明の双眼鏡に
よれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ガイド軸
を用いることにより、鏡筒を光軸に直角な方向に確実に
移動することが可能となる。
【0092】さらに、請求項3に記載の本発明の双眼鏡
によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、ガイド
軸周りの鏡筒の回動を確実に規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す双眼鏡の平面図。
【図2】上記実施例の双眼鏡を示す正面図。
【図3】上記実施例の双眼鏡を示す背面図。
【図4】上記実施例の双眼鏡を示す底面図。
【図5】上記実施例の双眼鏡を示す側面図。
【図6】上記実施例の双眼鏡の光学系の概要を示す平断
面図。
【図7】上記図1のA−A’断面図。
【図8】上記図1のB−B’断面図。
【図9】上記実施例の外装部材である上カバーを取り外
して双眼鏡の内部構造を示す平面図。
【図10】上記実施例の外装部材である下カバーを取り
外して双眼鏡の内部構造を示す底面図。
【図11】上記実施例の鏡筒の保持機構を示す分解斜視
図。
【符号の説明】
1…上カバー(筐体) 2…下カバー(筐体) 1a,2a…リブ(保持部) 1b,2b…リブ(規制部) 17…第1ガイド軸(支持手段) 18…第2ガイド軸(規制手段) 35a,35b……鏡筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系が内蔵された第1の鏡筒と、 光学系が内蔵された第2の鏡筒と、 光軸が平行になるように支持するとともに光軸に直角な
    方向の相対位置関係を調節可能に上記第1の鏡筒と第2
    の鏡筒を支持する支持手段と、 上記第1の鏡筒と第2の鏡筒の光軸の相対的傾きを規制
    する規制手段と、 上記支持手段を保持する保持部と、光軸の相対的傾きが
    規制された上記第1の鏡筒と第2の鏡筒全体の光軸の傾
    きを規制する規制部と、を有する筐体と、 を具備したことを特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】 上記支持手段は、上記第1の鏡筒と第2
    の鏡筒を摺動自在かつ回動自在に支持するガイド軸であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の双眼鏡。
  3. 【請求項3】 上記ガイド軸の両端部が保持され、上記
    規制手段の上記第1の鏡筒と第2の鏡筒の間にある部分
    の動きが規制されることにより組み立てられていること
    を特徴とする請求項2に記載の双眼鏡。
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