JPH08616A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH08616A JPH08616A JP6164810A JP16481094A JPH08616A JP H08616 A JPH08616 A JP H08616A JP 6164810 A JP6164810 A JP 6164810A JP 16481094 A JP16481094 A JP 16481094A JP H08616 A JPH08616 A JP H08616A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】断層像と共に身体マークと探触子の水平当接角
と垂直当接角を表す探触子マークを重ねて表示し、その
画像を写真やＶＴＲ等に記録した場合でも探触子の水平
当接角と垂直当接角を明確に判別できるようにする。 【構成】被検者の被検体位に応じた複数の身体マークを
予め記憶した第１の記憶手段である第１ＲＯＭ５６と，
探触子の被検者に対する水平当接角度及び垂直当接角度
に応じた複数の探触子マークを予め記憶した第２の記憶
手段である第２ＲＯＭ５７と，ＲＯＭ５６，５７に対し
読み出しアドレスを発生するアドレス発生器５９と、例
えばトラックボールとスイッチで構成されアドレス発生
器５９を制御してＲＯＭ５６，５７から任意の身体マー
クと任意の探触子マークを選択して位置決めする操作手
段を操作者に提供する操作卓５８をもって構成する。
と垂直当接角を表す探触子マークを重ねて表示し、その
画像を写真やＶＴＲ等に記録した場合でも探触子の水平
当接角と垂直当接角を明確に判別できるようにする。 【構成】被検者の被検体位に応じた複数の身体マークを
予め記憶した第１の記憶手段である第１ＲＯＭ５６と，
探触子の被検者に対する水平当接角度及び垂直当接角度
に応じた複数の探触子マークを予め記憶した第２の記憶
手段である第２ＲＯＭ５７と，ＲＯＭ５６，５７に対し
読み出しアドレスを発生するアドレス発生器５９と、例
えばトラックボールとスイッチで構成されアドレス発生
器５９を制御してＲＯＭ５６，５７から任意の身体マー
クと任意の探触子マークを選択して位置決めする操作手
段を操作者に提供する操作卓５８をもって構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は断層像と共に身体のど
の位置にどのような角度で探触子を当接しているか又は
当接したかを表示装置上に表れるようにした超音波診断
装置に関する。
の位置にどのような角度で探触子を当接しているか又は
当接したかを表示装置上に表れるようにした超音波診断
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電子走査型の超音波診断装置で
は探触子を被検者の体表に接触させるだけで断層像を得
ることができるが、特に電子走査型の走査幅は８５〜１
２０mmであるため身体内の極く一部のみの画像しか得ら
れない。そのためその断層像だけでは探触子を被検者の
どこにどのように接触しているかを知ることは困難であ
る。そこで従来は、被検者の体を表す身体マークと共
に、探触子の被検者に対する当接位置と、被検者の体表
と探触子の接触ラインの方向（以下、水平当接角とい
う。）を表す探触子マークを重ねて、断層像と共に表示
させていた（特公昭61−34336 号公報）。
は探触子を被検者の体表に接触させるだけで断層像を得
ることができるが、特に電子走査型の走査幅は８５〜１
２０mmであるため身体内の極く一部のみの画像しか得ら
れない。そのためその断層像だけでは探触子を被検者の
どこにどのように接触しているかを知ることは困難であ
る。そこで従来は、被検者の体を表す身体マークと共
に、探触子の被検者に対する当接位置と、被検者の体表
と探触子の接触ラインの方向（以下、水平当接角とい
う。）を表す探触子マークを重ねて、断層像と共に表示
させていた（特公昭61−34336 号公報）。
【０００３】これらの身体マークと探触子マークは超音
波画像と共に、写真やＶＴＲに記録されて、検査後の診
断時に、どの部位をどのような角度で撮像したものであ
るかの判別のために供されていた。
波画像と共に、写真やＶＴＲに記録されて、検査後の診
断時に、どの部位をどのような角度で撮像したものであ
るかの判別のために供されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の方法では
探触子の位置と水平当接角を知ることはできるが、探触
子と被検者の体表との成す角、即ち体表に対する断層像
の角度（以下、垂直当接角という。）を知ることができ
ないものであった。そこで本発明は、上記探触子の位置
と水平当接角に加え、上記垂直当接角も表示することに
よって得られた画像が、どの部位をどの方向から撮像し
たものであるかを容易に判別できるようにすることを目
的として成されたものである。
探触子の位置と水平当接角を知ることはできるが、探触
子と被検者の体表との成す角、即ち体表に対する断層像
の角度（以下、垂直当接角という。）を知ることができ
ないものであった。そこで本発明は、上記探触子の位置
と水平当接角に加え、上記垂直当接角も表示することに
よって得られた画像が、どの部位をどの方向から撮像し
たものであるかを容易に判別できるようにすることを目
的として成されたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被検者の被検体位に応じた複数の身体マー
クを予め記憶した第１の記憶手段と，探触子の被検者に
対する水平当接角度及び垂直当接角度に応じた複数の探
触子マークを予め記憶した第２の記憶手段と，超音波断
層像を表示する表示装置と，前記第１の記憶手段及び第
２の記憶手段から任意の身体マークと任意の探触子マー
クを選択すると共に、前記表示装置の表示画面上におけ
る表示位置決めをする操作手段とを備え、超音波断層像
と共に前記操作手段によって選択及び位置指定された身
体マークと探触子マークとを前記表示画面上へ重ねて表
示するようにしたものである。
に本発明は、被検者の被検体位に応じた複数の身体マー
クを予め記憶した第１の記憶手段と，探触子の被検者に
対する水平当接角度及び垂直当接角度に応じた複数の探
触子マークを予め記憶した第２の記憶手段と，超音波断
層像を表示する表示装置と，前記第１の記憶手段及び第
２の記憶手段から任意の身体マークと任意の探触子マー
クを選択すると共に、前記表示装置の表示画面上におけ
る表示位置決めをする操作手段とを備え、超音波断層像
と共に前記操作手段によって選択及び位置指定された身
体マークと探触子マークとを前記表示画面上へ重ねて表
示するようにしたものである。
【０００６】
【作用】探触子を被検体の体表に直角に当接した場合に
は、操作手段により第１の記憶手段より被検体位に応じ
た身体マークを読み出すと共に、第２の記憶手段より水
平当接角の所望の探触子マークを読み出し、それらを表
示画面上へ表示する。探触子マークは身体マーク内の所
望の位置へ表示する。また、探触子を被検体の体表へ傾
斜させて当接した場合には、第１の記憶手段より読み出
した身体マークと、第２の記憶手段より読み出した垂直
当接角対応の探触子マークとを表示画面上へ表示し、探
触子マークは実際の当接位置へ対応するように身体マー
ク上に位置決めする。以上の操作方法により上記目的を
達成することを可能とする。
は、操作手段により第１の記憶手段より被検体位に応じ
た身体マークを読み出すと共に、第２の記憶手段より水
平当接角の所望の探触子マークを読み出し、それらを表
示画面上へ表示する。探触子マークは身体マーク内の所
望の位置へ表示する。また、探触子を被検体の体表へ傾
斜させて当接した場合には、第１の記憶手段より読み出
した身体マークと、第２の記憶手段より読み出した垂直
当接角対応の探触子マークとを表示画面上へ表示し、探
触子マークは実際の当接位置へ対応するように身体マー
ク上に位置決めする。以上の操作方法により上記目的を
達成することを可能とする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図１のＡは身体マークであり、ヒトの前面を腹
部を中心にして表している。また、Ｂは探触子マークで
あり、この探触子マークＢは水平当接角Ｂ1 及び垂直当
接角Ｂ2 とから成っている。そして、探触子マークＢを
身体マークＡに重ねることで探触子の当接位置を表すこ
とができるようになっている。
述する。図１のＡは身体マークであり、ヒトの前面を腹
部を中心にして表している。また、Ｂは探触子マークで
あり、この探触子マークＢは水平当接角Ｂ1 及び垂直当
接角Ｂ2 とから成っている。そして、探触子マークＢを
身体マークＡに重ねることで探触子の当接位置を表すこ
とができるようになっている。
【０００８】図２は探触子マークＢであり、垂直当接角
が０度の状態の探触子マークを示している。一例とし
て、探触子が被検者の体軸方向に直交する場合を水平当
接角０度とし、１５度おきに傾斜させた状態を示したも
のである。
が０度の状態の探触子マークを示している。一例とし
て、探触子が被検者の体軸方向に直交する場合を水平当
接角０度とし、１５度おきに傾斜させた状態を示したも
のである。
【０００９】また、図３は探触子マークＢであり、水平
当接角が０度の探触子マークを示している。一例とし
て、探触子と体表面の成す角を垂直にしたときを垂直当
接角０度とし、１５度おきに傾斜させた状態を示したも
のである。これらの探触子マークは後述の第２の記憶手
段へ予め記憶しておく。
当接角が０度の探触子マークを示している。一例とし
て、探触子と体表面の成す角を垂直にしたときを垂直当
接角０度とし、１５度おきに傾斜させた状態を示したも
のである。これらの探触子マークは後述の第２の記憶手
段へ予め記憶しておく。
【００１０】図４は身体マークＡ及び探触子マークＢの
表示位置を示している。４１は表示装置の画面の表示領
域全体であり、４２は断層像の表示領域であり、４３は
身体マーク及び探触子マークの表示領域である。
表示位置を示している。４１は表示装置の画面の表示領
域全体であり、４２は断層像の表示領域であり、４３は
身体マーク及び探触子マークの表示領域である。
【００１１】図５は本発明を実施するための超音波断層
装置の一実施例のブロック図を示している。この超音波
断層装置は、被検者に超音波を送受波する探触子５１
と，探触子との電気的信号の送受信を行う送受信部５２
と，画像表示のための信号処理を行う画像処理部５３
と，断層像や各種情報を表示する表示装置５４と，装置
全体の信号処理の同期を取るための制御部５５と，被検
者の被検体位に応じた複数の身体マークを予め記憶した
第１の記憶手段である第１のＲＯＭ５６と，探触子の被
検者に対する水平当接角度及び垂直当接角度に応じた複
数の探触子マークを予め記憶した第２の記憶手段である
第２のＲＯＭ５７と，第１ＲＯＭ５６及び第２ＲＯＭ５
７に対し読み出しアドレスを発生するアドレス発生器５
９と、例えばトラックボールとスイッチで構成されアド
レス発生器５９を制御することによって第１ＲＯＭ５６
及び第２ＲＯＭ５７から任意の身体マークと任意の探触
子マークを選択して位置決めする操作手段を備えた操作
卓５８により構成されている。
装置の一実施例のブロック図を示している。この超音波
断層装置は、被検者に超音波を送受波する探触子５１
と，探触子との電気的信号の送受信を行う送受信部５２
と，画像表示のための信号処理を行う画像処理部５３
と，断層像や各種情報を表示する表示装置５４と，装置
全体の信号処理の同期を取るための制御部５５と，被検
者の被検体位に応じた複数の身体マークを予め記憶した
第１の記憶手段である第１のＲＯＭ５６と，探触子の被
検者に対する水平当接角度及び垂直当接角度に応じた複
数の探触子マークを予め記憶した第２の記憶手段である
第２のＲＯＭ５７と，第１ＲＯＭ５６及び第２ＲＯＭ５
７に対し読み出しアドレスを発生するアドレス発生器５
９と、例えばトラックボールとスイッチで構成されアド
レス発生器５９を制御することによって第１ＲＯＭ５６
及び第２ＲＯＭ５７から任意の身体マークと任意の探触
子マークを選択して位置決めする操作手段を備えた操作
卓５８により構成されている。
【００１２】以上のように構成された超音波診断装置の
動作について説明する。断層像撮影時は従来の超音波診
断装置と同様に、先ず被検体に当接した探触子５１によ
って得られた超音波信号を送受信部５２で信号処理を行
い、画像処理部５３によって座標変換などの処理が施さ
れ、表示装置５４に断層像として表示される。次に操作
卓５８を操作して任意の身体マークと水平当接角と垂直
当接角を決定する。このとき表示領域４１において、断
層像は領域４２に表示され、身体マークは４３に表示さ
れる。操作卓５８を操作する際任意の身体マークと水平
当接角を決定した時点で操作を終了すれば従来のように
水平当接角のみの表示となる。
動作について説明する。断層像撮影時は従来の超音波診
断装置と同様に、先ず被検体に当接した探触子５１によ
って得られた超音波信号を送受信部５２で信号処理を行
い、画像処理部５３によって座標変換などの処理が施さ
れ、表示装置５４に断層像として表示される。次に操作
卓５８を操作して任意の身体マークと水平当接角と垂直
当接角を決定する。このとき表示領域４１において、断
層像は領域４２に表示され、身体マークは４３に表示さ
れる。操作卓５８を操作する際任意の身体マークと水平
当接角を決定した時点で操作を終了すれば従来のように
水平当接角のみの表示となる。
【００１３】
【発明の効果】以上のような超音波診断装置において断
層像を得るとき、診断する部位や体位に応じた身体マー
クを指定しそのマーク上に被検者に対する探触子の水平
当接角及び垂直当接角の双方を表わせる探触子マークを
重ねて、表示装置に断層像と共に表示することで、その
画像を写真やＶＴＲ等に記録した場合でも探触子の水平
当接角と垂直当接角を明確に判別でき、診断効率向上に
寄与する。
層像を得るとき、診断する部位や体位に応じた身体マー
クを指定しそのマーク上に被検者に対する探触子の水平
当接角及び垂直当接角の双方を表わせる探触子マークを
重ねて、表示装置に断層像と共に表示することで、その
画像を写真やＶＴＲ等に記録した場合でも探触子の水平
当接角と垂直当接角を明確に判別でき、診断効率向上に
寄与する。
【図１】 身体マークの一例。
【図２】 探触子の水平当接角に対応する探触子マーク
の例。
の例。
【図３】 探触子の垂直当接角に対応する探触子マーク
の例。
の例。
【図４】 表示レイアウト。
【図５】 超音波診断装置のブロック図。
Ａ 身体マーク Ｂ 探触子マーク ４１ 表示装置の画面 ４２ 断層像表示領域 ４３ 身体マーク及び探触子マーク表示領域 ５１ 探触子 ５２ 送受信部 ５３ 画像処理部 ５４ 表示装置 ５５ 制御部 ５６ 第１ＲＯＭ ５７ 第２ＲＯＭ ５８ 操作卓 ５９ アドレス発生器
Claims (1)
- 【請求項１】被検者の被検体位に応じた複数の身体マー
クを予め記憶した第１の記憶手段と，探触子の被検者に
対する水平当接角度及び垂直当接角度に応じた複数の探
触子マークを予め記憶した第２の記憶手段と，超音波断
層像を表示する表示装置と，前記第１の記憶手段及び第
２の記憶手段から任意の身体マークと任意の探触子マー
クを選択すると共に、前記表示装置の表示画面上におけ
る表示位置決めをする操作手段とを備え、超音波断層像
と共に前記操作手段によって選択及び位置指定された身
体マークと探触子マークとを前記表示画面上へ重ねて表
示することを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164810A JPH08616A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6164810A JPH08616A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08616A true JPH08616A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15800354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6164810A Pending JPH08616A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08616A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806824B2 (en) | 2003-10-22 | 2010-10-05 | Aloka Co., Ltd. | Ultrasound diagnosis apparatus |
| JP2014150804A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Konica Minolta Inc | 超音波画像診断装置 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6164810A patent/JPH08616A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806824B2 (en) | 2003-10-22 | 2010-10-05 | Aloka Co., Ltd. | Ultrasound diagnosis apparatus |
| JP2014150804A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Konica Minolta Inc | 超音波画像診断装置 |
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