JPH07327989A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH07327989A
JPH07327989A JP13275794A JP13275794A JPH07327989A JP H07327989 A JPH07327989 A JP H07327989A JP 13275794 A JP13275794 A JP 13275794A JP 13275794 A JP13275794 A JP 13275794A JP H07327989 A JPH07327989 A JP H07327989A
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JP
Japan
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ultrasonic
living body
stereoscopic image
tomographic image
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP13275794A
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English (en)
Inventor
Koichi Washio
康一 鷲尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH07327989A publication Critical patent/JPH07327989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より簡単な構成で正確な立体像の合成が可能
となる超音波診断装置を提供する。 【構成】 送信回路2から超音波パルスを受け超音波プ
ローブ1から生体内に送信された超音波ビームの反射波
は再び超音波プローブ1を介して受信回路3で検出さ
れ、演算手段6で所定のデータ処理を受けて断層像のデ
ータとなる。一方、超音波プローブ1の生体表面上の接
触位置を示す信号が、超音波プローブ1に配設した位置
センサ4から出力される。そして、制御手段5は撮影さ
れた断層像とその位置信号を併せて記憶手段8に記憶す
る。このため、本発明によれば、撮影された断層像から
立体像を合成する場合、それぞれ断層像の撮影位置の把
握が可能となり、正確に合成された立体像を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体等の被検体内部の
断層像を得る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、生体内に超音波ビー
ムを照射し、その反射エコー信号に所定の演算処理を施
すことにより、生体内の断層画像をリアルタイムで表示
するものであるが、診断対象となっている臓器等を立体
的に観察できれば病変部の的確な診断が可能となるた
め、近年では、撮影対象となった臓器等の立体像を表示
できる超音波診断装置の開発が望まれている。立体像を
表示する手法としては、X線断層撮影装置等で既に実施
されているように、生体の異なった位置から複数の断層
像を撮影し、これらを合成処理することにより撮影対象
となった臓器等の立体像を表示する手法が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、X線断
層撮影装置等では、その構造上、立体像を合成するのに
用いる複数の断層像の位置関係は予め既知であることか
ら、合成した立体像は歪み等のない正確なものとなる
が、超音波診断装置では、撮影対象となる臓器が存在す
る部分の生体表面に超音波プローブを手作業で押し当
て、得られた断層像等を観察するものであるため、得ら
れた複数の断層像の位置関係が正確に把握できず、正確
な立体像が得られないという問題が生じる。
【0004】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めに創案されたもので、より簡単な構成で正確な立体像
の合成が可能となる超音波診断装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、生体表面に超
音波プローブを接触させながら超音波ビームを照射し、
その反射エコー信号から生体内の断層像を撮影する超音
波診断装置において、前記超音波プローブの生体表面上
での位置を検知するための位置検出手段を前記プローブ
に配設したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の作用を図1に基づいて説明する。送信
回路2から超音波パルスを受け超音波プローブ1から生
体内に送信された超音波ビームの反射波は再び超音波プ
ローブ1を介して受信回路3で検出され、演算手段6で
所定のデータ処理を受けて断層像のデータとなる。一
方、超音波プローブ1の生体表面上の接触位置を示す信
号が、超音波プローブ1に配設した位置センサ4(図2
a,b)から出力される。そして、制御手段5は撮影さ
れた断層像とその位置信号を併せて記憶手段8に記憶す
る。このため、本発明によれば、撮影された断層像から
立体像を合成する場合、それぞれ断層像の撮影位置の把
握が可能となり、正確に合成された立体像を得ることが
できる。
【0007】
【実施例】本発明おける超音波診断装置の一実施例を図
1〜図3に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明にかかる超音波診断装置を示
すブロック図であり、1は超音波プローブで、複数の微
小振動子から構成され、送信回路2及び受信回路3に接
続されている。送信回路2は、超音波プローブ1から超
音波ビームを発生させるための高周波パルス発振器であ
り、受信回路3は、生体内からの反射エコーを受信する
ための受信器である。4は位置センサで、超音波プロー
ブ1に配設され、生体表面上の超音波プローブ1の移動
量を示す信号を出力する。5は制御手段で、送信手段
2、受信手段3及び演算手段6に撮影指示を与えると共
に、位置センサ4の初期位置及び位置センサから出力さ
れた超音波プローブ1の移動量を示す信号を入力し、超
音波プローブ1の位置を算出して、演算手段6で演算処
理された断層像と共に、記憶手段8に記憶させる。7は
デジタルスキャンコンバータ(以下「DSC」とい
う。)で、画像データをCRT9に表示可能なデータに
変換する。
【0009】ここで、図2aは、超音波プローブ1に位
置センサ4が配設された状態の一例を示す図であり、1
aは複数の微小振動子から構成される振動部で、1bは
この振動部1aを保持するための保持部である。4aは
回転ボールで、センサ保持部4bによって振動部1aと
略同一の高さに保持されている。センサ保持部4b内に
は、回転ボール4aの回転量と回転方向からx,y方向
の移動量を検知し出力する検知部(不図示)が内蔵され
ている。なお、センサ保持部4bは保持部1bに対して
はめ込み等により着脱可能に構成されいるため、立体像
の合成を行わない通常の撮影では、位置センサ4を取り
外した状態で超音波プローブ1の使用が可能となる。そ
して、通常、検査を行う者は、この保持部1bを手に持
ち振動部1aを生体表面に押し当て移動させながら超音
波断層像の撮影を行うのであるが、振動部1aと略同一
の高さに保持された回転ボール4aも生体表面に接触し
て超音波プローブ1の移動に従って回転するため、超音
波プローブ1の2次元的な移動量を信号として取り出す
ことが出来る。
【0010】図2bは、一次元、即ち一方向のみの検出
が可能な位置センサ4’の一例を示す図であり、4a’
はセンサ保持部4b’に保持される回転板で、センサ保
持部4b’を保持部1bに配設した場合に、図2aの場
合と同様に振動部1aと略同一の高さになるよう構成さ
れている。そして、センサ保持部4b’内には、回転板
4a’の回転量を電気信号に変換するエンコーダ(不図
示)が内蔵されている。
【0011】次に、本発明にかかる超音波診断装置を用
いて、断層像の撮影を行う場合について、制御手段5の
動作を示す図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、不図示のキーボード等から、撮影モードであるか
合成モードであるかの指示を受ける(S1)。撮影モー
ドである場合、通常の断層像の撮影を行い(S2)、そ
の撮影時のプローブの体表上のXYデータ、及び撮影し
た断層像を記憶手段8に記憶させる(S3,S4)。そ
して、撮影が終了するまでS2〜S4の動作を繰り返し
(S5)、立体像を合成するための複数のデータを記憶
する。
【0012】立体像の合成を行う場合、不図示のキーボ
ード等から立体像の合成指示を受け(S1)、合成に用
いる断層像データ及びXYデータを記憶手段8から読み
出す(S6,S7)。そして、それぞれの断層像毎に得
られたXYデータを用いて、断層像が等間隔に配置され
るよう補完処理を行った後、周知の立体像の合成のため
の処理を施し、立体像の合成を行う(S8)。これによ
り、歪みのない正確な立体像が得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、超音波プローブの生体
表面上での位置を検知するための位置検出手段を前記プ
ローブに配設したため、撮影された断層像相互の正確な
位置関係の情報が得られる。このため、これらの情報を
用いることにより正確な立体像を合成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超音波診断装置のブロック図。
【図2】超音波プローブに配設する位置センサを示す図
である。
【図3】断層像の撮影及び立体像の合成を行う場合の制
御手段の動作を示すフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体表面に超音波プローブを接触させ
    ながら超音波ビームを照射し、その反射エコー信号から
    生体内の断層像を撮影する超音波診断装置において、 前記超音波プローブの被検体表面上での位置に対応する
    電気信号を発生するための位置検出手段を前記プローブ
    に付設したことを特徴とする超音波診断装置。
JP13275794A 1994-06-15 1994-06-15 超音波診断装置 Pending JPH07327989A (ja)

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JPH07327989A true JPH07327989A (ja) 1995-12-19

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ID=15088850

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JP (1) JPH07327989A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093382A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
WO2007040172A1 (ja) * 2005-10-04 2007-04-12 Hitachi Medical Corporation 超音波探触子及びそれを用いた超音波診断装置

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WO2007040172A1 (ja) * 2005-10-04 2007-04-12 Hitachi Medical Corporation 超音波探触子及びそれを用いた超音波診断装置
JP4850841B2 (ja) * 2005-10-04 2012-01-11 株式会社日立メディコ 超音波探触子及びそれを用いた超音波診断装置

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