JPH0861405A - 電磁ブレーキ点検装置 - Google Patents

電磁ブレーキ点検装置

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JPH0861405A
JPH0861405A JP20101194A JP20101194A JPH0861405A JP H0861405 A JPH0861405 A JP H0861405A JP 20101194 A JP20101194 A JP 20101194A JP 20101194 A JP20101194 A JP 20101194A JP H0861405 A JPH0861405 A JP H0861405A
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JP
Japan
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electromagnetic brake
iron core
movable iron
extension rod
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP20101194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sadamori
茂 定森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP20101194A priority Critical patent/JPH0861405A/ja
Publication of JPH0861405A publication Critical patent/JPH0861405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D2066/005Force, torque, stress or strain

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータに使用される電磁ブレーキの保守
点検を行う電磁ブレーキ点検装置において、可動鉄心の
動作状態を精度よく検出する。 【構成】 電磁ブレーキの吸引及び釈放時に電磁ブレー
キの動作状態を検出する変位検出器として、可動鉄心1
の先端に延長ロッド17を一体化して設けると共に、上
記延長ロッド17の外周にその変位量に応じた電圧変化
を検出する差動トランス18を備え、その差動トランス
18の電圧変化と予め設定した基準電圧と比較すること
で可動鉄心の動作状態を点検する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータに使用さ
れる電磁ブレーキの保守点検を行うための電磁ブレーキ
点検装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は例えば特公平2ー365
18号公報に示された電磁ブレーキ点検装置の断面図及
び全体ブロックを示す構成図である。両図において、1
は電磁ブレーキの可動鉄心、2は電磁ブレーキの固定鉄
心、3はエレベータを起動する際、電磁ブレーキの制動
力を解除すべく固定鉄心2を磁化する円筒状の励磁コイ
ルで、上記固定鉄心2が磁化されるとこの固定鉄心2に
可動鉄心1が吸引される。4は可動鉄心1の上部のブラ
ケット、5はこのブラケット4に設けられて、電磁ブレ
ーキの動作状態を検出する変位検出器である。また、6
は電磁ブレーキの吸引電流を検出する電流検出器、さら
に、7及び8はバッファ増幅器、9及び10はA/D変
換器、11は入力制御装置、12はデータ記憶装置、1
3は警報ランプ、14はマイクロコンピュータ(以下、
MPUと称す)、15はRAM、16はROMである。
【0003】上記構成において、可動鉄心1と変位検出
器2との距離に見合った変位検出器5の検出電圧は、バ
ッファ増幅器7で増幅され、一定時間毎にA/D変換器
9によってデジタル量に変換され、その変換されたデジ
タル量は入力制御装置11によってRAM15に記憶さ
れる。また、電磁ブレーキの吸引電流に見合った電流検
出器6の検出電流は、バッファ増幅器8で増幅され、一
定時間毎にA/D変換器10によってデジタル量に変換
され、その変換されたデジタル量は入力制御装置11に
よって同様にRAM15に記憶される。これらの処理
は、予めROM16に記憶されたプログラムによって、
MPU14が変位検出器5の検出電圧または電流検出器
6の検出電流の有無を確認し、一定時間毎に行われる。
【0004】次に、ROM16に記憶されたプログラム
により、MPU14はRAM15に記憶された変位検出
器5の検出電圧の変位から、可動鉄心1の吸引時間、釈
放時間、移動量を演算し、その結果をRAM12に記憶
する。同時に、上記演算結果より得られた可動鉄心1の
吸引時間、釈放時間、移動量と電磁ブレーキの吸引電流
値とを、プログラム内の予め記憶させた基準値と比べ、
異常の場合は警報ランプ13を点灯させる。
【0005】また、RAM15に記憶された変位検出器
5の検出電圧と電流検出器6の検出電流、可動鉄心1の
吸引時間、釈放時間、移動量は入力制御装置11により
データ記録装置12に、一定時間毎の変位検出器5の検
出電圧と電流検出器6の検出電流をグラフ化したもの
と、良否の判定を加えた数値によって記録される。次
に、ROM16のプログラムによりMPU14は、RA
M15に一定時間内に記録された可動鉄心1の吸引時
間、釈放時間、移動量と電磁ブレーキの吸引電流の最大
値、最小値、平均値を演算し、その演算値を新たにRA
M15に記憶されると同時に入力制御装置11によりデ
ータ記録装置12で記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電磁ブ
レーキ点検装置では、変位検出器5の検出電圧の変位か
ら可動鉄心1の吸引時間、移動量を演算しており、この
演算結果と予め定めた基準値との対比により異常の有無
を判定しているが、変位検出器5の検出電圧には、ブレ
ーキコイルの励磁による磁界の影響や電磁リレー付勢時
のノイズ等が重畳されることがあり、可動鉄心1の変位
を正確に把握出来ないという問題点があった。
【0007】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、可動鉄心の動作状態を
精度よく検出することができる電磁ブレーキ点検装置を
得ることを目的とす。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電磁ブ
レーキ点検装置は、電磁ブレーキの吸引及び釈放時に電
磁ブレーキの動作状態を検出する変位検出器と、その検
出値に基づいて電磁ブレーキの動作状態を点検する点検
手段とを備えた電磁ブレーキの点検装置において、上記
変位検出器として、上記可動鉄心の先端に延長ロッドを
一体化して設けると共に、上記延長ロッドの外周にその
変位量に応じた電圧変化を検出する差動トランスを備
え、その差動トランスの電圧変化と予め設定した基準電
圧と比較することで、可動鉄心の動作状態を点検するこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明にかかる電磁ブレーキ点検装置におい
ては、電磁ブレーキの吸引及び釈放時に電磁ブレーキの
動作状態を検出する変位検出器として、上記可動鉄心の
先端に延長ロッドを一体化して設けると共に、上記延長
ロッドの外周にその変位量に応じた電圧変化を検出する
差動トランスを備え、その差動トランスの電圧変化と予
め設定した基準電圧と比較することで、ブレーキコイル
の励磁による磁界の影響や電磁リレー付勢時のノイズ等
が重畳されることがなく、可動鉄心の動作状態を精度よ
く検出する。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示一実施例に基づいて説
明する。 実施例1.図1は実施例1に係る電磁ブレーキ点検装置
の電磁ブレーキ部分を示す断面図、図2は図1の部分拡
大図、図3は全体構成を示すブロック図である。図1及
び図2において、1は可動鉄心、17は可動鉄心の先端
に一体化された延長ロッド、18は上記延長ロッド17
の外周ブラケット19内に設けられた円筒状の差動トラ
ンスで、その2次電圧として、電磁ブレーキの吸引及び
釈放動作に伴って伸縮する延長ロッド17の変位量に応
じた電圧変化量が検出され、予め設定した基準電圧と比
較することで、ブレーキコイルの励磁による磁界の影響
や電磁リレー付勢時のノイズ等が重畳されることがな
く、可動鉄心1の動作状態を精度よく検出するようにな
されている。
【0011】また、図3において、20は電流検出器、
21は検出電流値を電圧変換して増幅し検出電圧として
出力するバッファ増幅器、22はその検出電圧値をデジ
タル変換するA/D変換器、23は予め定められた基準
電圧を発生する基準電圧発生装置であり、さらに、11
ないし16は図5に示す従来例と同一部分を示し、11
は入力制御装置、12はデータ記憶装置、13は警報ラ
ンプ、14はMPU、15はRAM、16はROMであ
る。
【0012】上記構成において、エレベータの起動及び
停止毎に、電磁ブレーキは吸引及び釈放動作を行うが、
このとき、その吸引及び釈放動作時に可動鉄心1に一体
化された延長ロッド17は可動鉄心1と共に移動する。
その際、差動トランス18の鉄心として作用し、差動ト
ランス18にはその移動量にあった電流が流れる。その
電流は2次側に設けられた電流検出器20により検出さ
れ、バッファ増幅器21により電圧信号に変換された
後、A/D変換器22及び入力制御装置11を介してM
PU14に入力される。MPU14は、その検出電圧を
基準電圧発生装置23による予め定められた基準値と対
比され、異常の場合は、警報ランプ13を点灯させると
共にデータ記憶装置12に記憶する。
【0013】従って、上記実施例によれば、延長ロッド
17の動きを差動トランス18にて電圧変化に置き換え
て基準電圧と比較することで、可動鉄心1の動作状態を
精度高く検出することができるという効果を有する。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電磁
ブレーキの吸引及び釈放時に電磁ブレーキの可動鉄心の
変位を検出する変位検出器として、上記可動鉄心の先端
に延長ロッドを一体化して設けると共に、上記延長ロッ
ドの外周にその変位量に応じた電圧変化を検出する差動
トランスを備え、その差動トランスの電圧変化と予め設
定した基準電圧と比較することで、ブレーキコイルの励
磁による磁界の影響や電磁リレー付勢時のノイズ等が重
畳されることがなく、可動鉄心の動作状態を精度よく検
出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による電磁ブレーキ点検
装置を示す断面図である。
【図2】 図1の部分拡大図である。
【図3】 この発明の一実施例による電磁ブレーキ点検
装置の全体ブロック図である。
【図4】 従来例の電磁ブレーキ点検装置を示す断面図
である。
【図5】 従来例の電磁ブレーキ点検装置の全体ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 可動鉄心、14 マイクロコンピュータ(MP
U)、17 延長ロッド、18 差動トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁ブレーキの吸引及び釈放時に電磁ブ
    レーキの動作状態を検出する変位検出器と、その検出値
    に基づいて電磁ブレーキの動作状態を点検する点検手段
    とを備えた電磁ブレーキの点検装置において、上記変位
    検出器として、上記可動鉄心の先端に延長ロッドを一体
    化して設けると共に、上記延長ロッドの外周にその変位
    量に応じた電圧変化を検出する差動トランスを備え、そ
    の差動トランスの電圧変化と予め設定した基準電圧と比
    較することで可動鉄心の動作状態を点検することを特徴
    とする電磁ブレーキ点検装置。
JP20101194A 1994-08-25 1994-08-25 電磁ブレーキ点検装置 Pending JPH0861405A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7766128B2 (en) * 2004-03-29 2010-08-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for inspecting operation of actuator and actuator operation inspector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7766128B2 (en) * 2004-03-29 2010-08-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for inspecting operation of actuator and actuator operation inspector
EP1731469A4 (en) * 2004-03-29 2015-09-09 Mitsubishi Electric Corp PROCEDURE FOR VERIFICATION OF STYLIST OPERATION AND MEMBER TESTS OPERATOR

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