JPH0859763A - ブロック共重合体の製造法、ブロック共重合体を含有する重合体ブレンド、およびその相溶化剤としての使用法 - Google Patents
ブロック共重合体の製造法、ブロック共重合体を含有する重合体ブレンド、およびその相溶化剤としての使用法Info
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- JPH0859763A JPH0859763A JP18231695A JP18231695A JPH0859763A JP H0859763 A JPH0859763 A JP H0859763A JP 18231695 A JP18231695 A JP 18231695A JP 18231695 A JP18231695 A JP 18231695A JP H0859763 A JPH0859763 A JP H0859763A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L53/00—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F293/00—Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L71/00—Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L71/08—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
- C08L71/10—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
- C08L71/12—Polyphenylene oxides
- C08L71/123—Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規相溶化剤およびその新規製造方法を提供
すること。 【構成】 ビニル芳香族炭化水素を陰イオン共重合に付
し、次いで、この重合反応をアルキレンエピチオキシド
で終結させてメルカプト末端基を有するポリビニル芳香
族炭化水素を得、メルカプト基を末端基として有するビ
ニル芳香族炭化水素を単量体に溶解し、次いでこの単量
体をフリーラジカルにより重合させ、得られたブロック
共重合体を回収することを特徴とする、ブロック共重合
体の製造法、およびポリアリーレンエーテル、ポリビニ
ル芳香族炭化水素、スチレン−アクリロニトリル共重合
体のいずれか、および本発明のブロック共重合体から成
る重合体ブレンド。
すること。 【構成】 ビニル芳香族炭化水素を陰イオン共重合に付
し、次いで、この重合反応をアルキレンエピチオキシド
で終結させてメルカプト末端基を有するポリビニル芳香
族炭化水素を得、メルカプト基を末端基として有するビ
ニル芳香族炭化水素を単量体に溶解し、次いでこの単量
体をフリーラジカルにより重合させ、得られたブロック
共重合体を回収することを特徴とする、ブロック共重合
体の製造法、およびポリアリーレンエーテル、ポリビニ
ル芳香族炭化水素、スチレン−アクリロニトリル共重合
体のいずれか、および本発明のブロック共重合体から成
る重合体ブレンド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブロック共重合体の新規
製造法および好ましくはポリスチレンブレンドおよびP
PEブレンド用の相溶化剤としての該ブロック共重合体
の使用法に関する。
製造法および好ましくはポリスチレンブレンドおよびP
PEブレンド用の相溶化剤としての該ブロック共重合体
の使用法に関する。
【0002】
【従来技術】ポリスチレン/ポリスチレン−アクリロニ
トリル(PS/PSAN)ブロック共重合体を包含する
ポリ(フェニレンエーテル)−アクリロニトリル/ブタ
ジエン/スチレン(PPE−ABS)ブレンドは公知で
ある。このブロック共重合体はスチレンの存在下に、次
いでスチレン−アクリロニトリルの存在下にポリペルオ
キシドを加熱することにより製造される。一種のくし形
ブロック重合体が、ある一定温度において形成される。
このような重合体はPPE−ABSブレンドにおいて相
溶化剤として作用する。この組成物により、くし形ブロ
ック重合体よりも相溶化剤として更に好適な2ブロック
共重合体が製造されることはない(日本特許第3021
−656号)。
トリル(PS/PSAN)ブロック共重合体を包含する
ポリ(フェニレンエーテル)−アクリロニトリル/ブタ
ジエン/スチレン(PPE−ABS)ブレンドは公知で
ある。このブロック共重合体はスチレンの存在下に、次
いでスチレン−アクリロニトリルの存在下にポリペルオ
キシドを加熱することにより製造される。一種のくし形
ブロック重合体が、ある一定温度において形成される。
このような重合体はPPE−ABSブレンドにおいて相
溶化剤として作用する。この組成物により、くし形ブロ
ック重合体よりも相溶化剤として更に好適な2ブロック
共重合体が製造されることはない(日本特許第3021
−656号)。
【0003】ポリスチレン−アクリロニトリルを含むポ
リスチレンまたはPPEブレンド用相溶化剤としてのポ
リスチレンおよびポリカプロラクトンのブロック共重合
体の製造法がドイツ特許第3540045号および同第
3540046号に記載されている。上述のブロック共
重合体を使用するに当たっての不利益は、ポリカプロラ
クトンがポリメチルメタクリレートと不相溶性であるた
めに、ほかのブレンド、例えばPPE−ポリメチルメタ
クリレートブレンド用の相溶化剤として使用され得ない
ということである。更に、ポリカプロラクトンはポリス
チレン−アクリロニトリル共重合体とは部分的にのみ相
溶性である。
リスチレンまたはPPEブレンド用相溶化剤としてのポ
リスチレンおよびポリカプロラクトンのブロック共重合
体の製造法がドイツ特許第3540045号および同第
3540046号に記載されている。上述のブロック共
重合体を使用するに当たっての不利益は、ポリカプロラ
クトンがポリメチルメタクリレートと不相溶性であるた
めに、ほかのブレンド、例えばPPE−ポリメチルメタ
クリレートブレンド用の相溶化剤として使用され得ない
ということである。更に、ポリカプロラクトンはポリス
チレン−アクリロニトリル共重合体とは部分的にのみ相
溶性である。
【0004】特開平01−054052号に、PPEお
よびABSブレンド、スチレン−メチルメタクリレート
・ブロック共重合体、またはスチレン/スチレン−アク
リロニトリル・ブロック重合体を相溶化剤として使用す
る旨の記載がなされている。上記組成物の不利な点はポ
リメチルメタクリレートがあらゆるポリスチレン−アク
ロロニトリル共重合体と不相溶性であることである。
よびABSブレンド、スチレン−メチルメタクリレート
・ブロック共重合体、またはスチレン/スチレン−アク
リロニトリル・ブロック重合体を相溶化剤として使用す
る旨の記載がなされている。上記組成物の不利な点はポ
リメチルメタクリレートがあらゆるポリスチレン−アク
ロロニトリル共重合体と不相溶性であることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は新規
相溶化剤およびその新規製造方法を提供することを課題
とする。
相溶化剤およびその新規製造方法を提供することを課題
とする。
【0006】これらの新規相溶化剤はPPEブレンドお
よびポリスチレンブレンド中で使用可能であり、ことに
このような重合体ブレンドの機械特性を向上させるもの
が好ましい。
よびポリスチレンブレンド中で使用可能であり、ことに
このような重合体ブレンドの機械特性を向上させるもの
が好ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ビニル芳香
族炭化水素を陰イオン共重合に付し、次いで、この重合
反応をアルキレンエピチオキシドで終結させてメルカプ
ト末端基を有するポリビニル芳香族炭化水素を得、メル
カプト末端基を有するビニル芳香族炭化水素を単量体に
溶解し、次いでこの単量体をフリーラジカルにより重合
させ、得られたブロック共重合体を回収することを特徴
とする、ブロック共重合体の製造法、および a)1.ポリアリーレンエーテル、ことにポリフェニレ
ンエーテル、または 2.ポリビニル芳香族炭化水素、ことにポリスチレンの
いずれかから選ばれる第一の重合体成分、 b)1.スチレン−アクリロニトリル共重合体、ことに
アルカジエン変性スチレン−アクリロニトリル共重合
体、好ましくはABS、 2.アクリロニトリル−スチレン−アクリレート、また
は 3.(メタ)アクリル酸重合体、ことにポリメチルメタ
クリレートのいずれかから選ばれる第二の重合体成分、
および c)相溶化剤としてのブロック共重合体、から成る重合
体ブレンドであって、相溶化剤が本発明による方法で製
造されたブロック共重合体であることを特徴とする重合
体ブレンドにより解決されることが本発明者等により見
出された。
族炭化水素を陰イオン共重合に付し、次いで、この重合
反応をアルキレンエピチオキシドで終結させてメルカプ
ト末端基を有するポリビニル芳香族炭化水素を得、メル
カプト末端基を有するビニル芳香族炭化水素を単量体に
溶解し、次いでこの単量体をフリーラジカルにより重合
させ、得られたブロック共重合体を回収することを特徴
とする、ブロック共重合体の製造法、および a)1.ポリアリーレンエーテル、ことにポリフェニレ
ンエーテル、または 2.ポリビニル芳香族炭化水素、ことにポリスチレンの
いずれかから選ばれる第一の重合体成分、 b)1.スチレン−アクリロニトリル共重合体、ことに
アルカジエン変性スチレン−アクリロニトリル共重合
体、好ましくはABS、 2.アクリロニトリル−スチレン−アクリレート、また
は 3.(メタ)アクリル酸重合体、ことにポリメチルメタ
クリレートのいずれかから選ばれる第二の重合体成分、
および c)相溶化剤としてのブロック共重合体、から成る重合
体ブレンドであって、相溶化剤が本発明による方法で製
造されたブロック共重合体であることを特徴とする重合
体ブレンドにより解決されることが本発明者等により見
出された。
【0008】優れた相溶化剤であるブロック共重合体の
製造法を見出したことにより、PPEブレンドおよびポ
リスチレンブレンドの機械特性が向上した。
製造法を見出したことにより、PPEブレンドおよびポ
リスチレンブレンドの機械特性が向上した。
【0009】ポリスチレンブロック共重合体の新規製造
法においては、スチレンを陰イオン重合に付し、次いで
この重合反応をエチレンスルフィドにより終結させ、ポ
リスチレン鎖を単量体に溶解し、単量体をフリーラジカ
ルにより重合させることが好ましい。
法においては、スチレンを陰イオン重合に付し、次いで
この重合反応をエチレンスルフィドにより終結させ、ポ
リスチレン鎖を単量体に溶解し、単量体をフリーラジカ
ルにより重合させることが好ましい。
【0010】新規方法における第一段階はビニル芳香族
炭化水素の重合である。
炭化水素の重合である。
【0011】使用されるビニル芳香族炭化水素は、こと
に8−20の炭素原子を有するものである。これらが更
にハロゲン置換されることも可能である。スチレン、核
がアルキル化されたスチレン、例えばビニルトルエン、
またはp−tert−ブチルスチレン、ビニルナフタレ
ンおよびα−メチルスチレンが好ましい。
に8−20の炭素原子を有するものである。これらが更
にハロゲン置換されることも可能である。スチレン、核
がアルキル化されたスチレン、例えばビニルトルエン、
またはp−tert−ブチルスチレン、ビニルナフタレ
ンおよびα−メチルスチレンが好ましい。
【0012】アルカリ金属アルキル、ことに2−10の
炭素原子を有するリチウムアルキル、好ましくはブチル
リチウムおよび特にsec−ブチルリチウムを重合開始
剤として使用することも可能である。
炭素原子を有するリチウムアルキル、好ましくはブチル
リチウムおよび特にsec−ブチルリチウムを重合開始
剤として使用することも可能である。
【0013】重合開始剤の使用量は、ポリビニル芳香族
炭化水素の所望の分子量(VA)n'(n=VAのモル/
リチウムアルキルのモル)に依存する。
炭化水素の所望の分子量(VA)n'(n=VAのモル/
リチウムアルキルのモル)に依存する。
【0014】使用される溶剤は、中性溶媒、好ましくは
脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサンまたはメチルシ
クロヘキサン、および芳香族炭化水素、例えばベンゼ
ン、トルエン、またはエチルベンゼンである。THF、
エーテルまたは第三アミンを添加すると重合が加速し、
エチレンスルフィドとの反応で粘度が低下する。
脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサンまたはメチルシ
クロヘキサン、および芳香族炭化水素、例えばベンゼ
ン、トルエン、またはエチルベンゼンである。THF、
エーテルまたは第三アミンを添加すると重合が加速し、
エチレンスルフィドとの反応で粘度が低下する。
【0015】重合温度は−78℃ないし130℃とされ
る。溶媒としてシクロヘキサンを使用する場合は60−
100℃であることが好ましい。重合の継続時間は発熱
反応の停止による。後反応時間はエチレンスルフィドに
よる反応停止前の15−90分であることが好ましい。
る。溶媒としてシクロヘキサンを使用する場合は60−
100℃であることが好ましい。重合の継続時間は発熱
反応の停止による。後反応時間はエチレンスルフィドに
よる反応停止前の15−90分であることが好ましい。
【0016】本発明において、リビング・ポリビニル芳
香族炭化水素(好ましくはLi−ポリビニル芳香族炭化
水素)の重合の停止または失活が、アルキレンエピチオ
キシド、ことにエチレンスルフィドを使用して行われる
ことが好ましい。(VA)n−SLi(VAは重合した
ビニル芳香族炭化水素単量体、ことにスチレンを、nは
好ましくは10−104を表す)の式で示され、メルカ
プチド末端基を有するポリビニル芳香族炭化水素が形成
される。式(VA)n−SHで示されるメルカプト末端
基を有する重合体はチオ酸を添加することにより遊離す
る。
香族炭化水素(好ましくはLi−ポリビニル芳香族炭化
水素)の重合の停止または失活が、アルキレンエピチオ
キシド、ことにエチレンスルフィドを使用して行われる
ことが好ましい。(VA)n−SLi(VAは重合した
ビニル芳香族炭化水素単量体、ことにスチレンを、nは
好ましくは10−104を表す)の式で示され、メルカ
プチド末端基を有するポリビニル芳香族炭化水素が形成
される。式(VA)n−SHで示されるメルカプト末端
基を有する重合体はチオ酸を添加することにより遊離す
る。
【0017】使用するアルカリ金属アルキル対スルフィ
ドのモル比が1:1.2−1:0.8、好ましくは1:
1.1−1:0.9となる量でアルキレンエピチオキシ
ドを使用するのが好ましい。第二ブロックに好ましく使
用される単量体には以下の単量体または単量体混合物が
挙げられる。 (1)スチレン/アクリロニトリル (2)スチレンを有する、または有さない(メタ)アク
リル酸誘導体、好ましくはメチルメタクリレート、 (3)無水マレイン酸/スチレン/アクリロニトリル。
ドのモル比が1:1.2−1:0.8、好ましくは1:
1.1−1:0.9となる量でアルキレンエピチオキシ
ドを使用するのが好ましい。第二ブロックに好ましく使
用される単量体には以下の単量体または単量体混合物が
挙げられる。 (1)スチレン/アクリロニトリル (2)スチレンを有する、または有さない(メタ)アク
リル酸誘導体、好ましくはメチルメタクリレート、 (3)無水マレイン酸/スチレン/アクリロニトリル。
【0018】重合は溶液中において溶剤を使用せずに実
施される。重合は熱的に、光照射により、または例えば
過酸化物またはアゾ化合物により開始可能である。
施される。重合は熱的に、光照射により、または例えば
過酸化物またはアゾ化合物により開始可能である。
【0019】ブロック共重合体の製造において、ポリビ
ニル芳香族炭化水素(ことにポリスチレン)対上述の単
量体の重量比は90:10−10:90である。
ニル芳香族炭化水素(ことにポリスチレン)対上述の単
量体の重量比は90:10−10:90である。
【0020】以下に好ましい出発材料に関して本発明を
説明し、後述の実施例においては好ましい操作方法、出
発材料、および作業条件を説明する。
説明し、後述の実施例においては好ましい操作方法、出
発材料、および作業条件を説明する。
【0021】触媒、好ましくはsec−ブチルリチウム
を使用して陰イオン重合を行うことによりポリスチレン
が製造されるが、リビングポリスチレン連鎖がエチレン
スルフィドにより終結することが好ましい。このように
製造されたポリスチレン鎖は末端基として−SH基を有
する。これらの重合体を単量体(B)、例えばスチレ
ン、アクリロニトリルまたはメタクリル酸誘導体、例え
ばメチルメタクリレート中に溶解し、これら単量体をフ
リーラジカルにより重合させることにより、ポリスチレ
ン粒子の末端のメルカプト基において連鎖移動反応が起
こる。すなわち、ポリスチレン鎖の末端の硫黄基から出
発してブロック共重合体を形成するに至る。反応順序を
以下に示す。
を使用して陰イオン重合を行うことによりポリスチレン
が製造されるが、リビングポリスチレン連鎖がエチレン
スルフィドにより終結することが好ましい。このように
製造されたポリスチレン鎖は末端基として−SH基を有
する。これらの重合体を単量体(B)、例えばスチレ
ン、アクリロニトリルまたはメタクリル酸誘導体、例え
ばメチルメタクリレート中に溶解し、これら単量体をフ
リーラジカルにより重合させることにより、ポリスチレ
ン粒子の末端のメルカプト基において連鎖移動反応が起
こる。すなわち、ポリスチレン鎖の末端の硫黄基から出
発してブロック共重合体を形成するに至る。反応順序を
以下に示す。
【0022】 StStStStStStSt−SH + °BBB--- (リビング・ポリ マー鎖) ------- > StStStSt−S° + BBB−鎖(ホモポリマーまたはブロック共重 合体) StStStSt° + B ------- > StStStSt−BBBBBBBブロック共重合体 (Stはスチレンを表す)。
【0023】このブロック共重合体をPPEまたはポリ
スチレンブレンド中で相溶化剤として使用することも可
能である。
スチレンブレンド中で相溶化剤として使用することも可
能である。
【0024】しかしながら良好な結果を得るためには、
ブロック共重合体のB部分が完全に、あるいは少なくと
も部分的に他のブレンド成分と相溶しなければならな
い。
ブロック共重合体のB部分が完全に、あるいは少なくと
も部分的に他のブレンド成分と相溶しなければならな
い。
【0025】スチレンの陰イオン重合の例はMorto
n M.Anionic Polymerizatio
n、Academic Press、1983に記載さ
れている。上記重合に使用される好ましい溶剤はシクロ
ヘキサンである。
n M.Anionic Polymerizatio
n、Academic Press、1983に記載さ
れている。上記重合に使用される好ましい溶剤はシクロ
ヘキサンである。
【0026】ポリスチレンを乳濁液中で製造することも
可能である(米国特許第4829135号参照)。
可能である(米国特許第4829135号参照)。
【0027】更に、本発明は新規方法により製造され
る、相溶化剤としてのポリスチレンブロック共重合体の
使用法に関する。
る、相溶化剤としてのポリスチレンブロック共重合体の
使用法に関する。
【0028】ブロック共重合体の含有率は、ブレンドの
重合体含有量に対して(充填剤を含まずに)1−25重
量%、好ましくは2−15重量%である。
重合体含有量に対して(充填剤を含まずに)1−25重
量%、好ましくは2−15重量%である。
【0029】本発明は更に重合体ブレンドに関する。こ
れらの重合体ブレンドは以下の成分から構成されること
が好ましい。すなわち、(a)ポリビニル芳香族炭化水
素、ことにポリスチレンまたはポリアリーレンエーテ
ル、ことにポリフェニレンエーテルのいずれかから選ば
れる第一の重合体成分、(b)共役アルカジエン、好ま
しくはブタジエンおよび/またはイソプレンとの共重合
により共重合し、必要に応じてゴム変性されたスチレン
−アクリロニトリル共重合体、ことにSAN共重合体、
ことにABS、アクリロニトリル−スチレン−アクリレ
ート、またはポリメチルメタクリレート、のいずれかか
ら選ばれる第二の重合体成分、および(c)相溶化剤と
して、新規方法で製造されてブロック共重合体。
れらの重合体ブレンドは以下の成分から構成されること
が好ましい。すなわち、(a)ポリビニル芳香族炭化水
素、ことにポリスチレンまたはポリアリーレンエーテ
ル、ことにポリフェニレンエーテルのいずれかから選ば
れる第一の重合体成分、(b)共役アルカジエン、好ま
しくはブタジエンおよび/またはイソプレンとの共重合
により共重合し、必要に応じてゴム変性されたスチレン
−アクリロニトリル共重合体、ことにSAN共重合体、
ことにABS、アクリロニトリル−スチレン−アクリレ
ート、またはポリメチルメタクリレート、のいずれかか
ら選ばれる第二の重合体成分、および(c)相溶化剤と
して、新規方法で製造されてブロック共重合体。
【0030】本発明で使用される重合体ブレンドは、充
填剤、色彩付与物質、繊維補強剤などの慣用の添加剤を
含有することができる。
填剤、色彩付与物質、繊維補強剤などの慣用の添加剤を
含有することができる。
【0031】このようなブレンドは二種類のブレンド成
分の良好な性質、例えばPPEの高いビカー軟化点と低
い易燃性およびアクリロニトリル含有重合体の良好な耐
油性を合わせ持つことに重要性がある。
分の良好な性質、例えばPPEの高いビカー軟化点と低
い易燃性およびアクリロニトリル含有重合体の良好な耐
油性を合わせ持つことに重要性がある。
【0032】本発明において使用される相溶化剤は、二
種類の不相溶性重合体、例えばABSまたはASAおよ
びポリスチレンを得るための再生にも使用可能である。
種類の不相溶性重合体、例えばABSまたはASAおよ
びポリスチレンを得るための再生にも使用可能である。
【0033】
実施例1 A)メルカプト末端基を有するポリスチレンの合成 まず、3733gのシクロヘキサンおよび1600gの
純粋なスチレンを窒素雰囲気、攪拌下において23℃で
容量10リットルの鋼反応釜に取り込んだ。これに16
ミリモルのsec−ブチルリチウム(シクロヘキサン中
1.5モル)を添加し、9分後、温度が最大74℃に上
昇し、50分後、温度が60℃に下落した。この温度を
75分間維持した後、17.6ミリモル(1.05ミリ
リットル)のエチレンスルフィド(重合開始剤:エチレ
ンスルフィド=1モル:1.1モル)、次いで17.6
ミリモル(1.22ミリリットル)のチオグリコール酸
を、30分後には24ミリモル(1.85ミリリット
ル)のイソプロパノールを使用して重合を停止させた。
純粋なスチレンを窒素雰囲気、攪拌下において23℃で
容量10リットルの鋼反応釜に取り込んだ。これに16
ミリモルのsec−ブチルリチウム(シクロヘキサン中
1.5モル)を添加し、9分後、温度が最大74℃に上
昇し、50分後、温度が60℃に下落した。この温度を
75分間維持した後、17.6ミリモル(1.05ミリ
リットル)のエチレンスルフィド(重合開始剤:エチレ
ンスルフィド=1モル:1.1モル)、次いで17.6
ミリモル(1.22ミリリットル)のチオグリコール酸
を、30分後には24ミリモル(1.85ミリリット
ル)のイソプロパノールを使用して重合を停止させた。
【0034】この重合体溶液をエタノール中に沈殿さ
せ、重合体をエタノールで洗浄し、次いで減圧下、65
℃で乾燥させた。 B)ブロック共重合体の製造 280gのスチレン、120gのアクリロニトリル、4
00gのメルカプト末端基を有するポリスチレン、12
00gのトルエン、2.13gのジベンゾイルパーオキ
シドを鋼反応容器に導入した。
せ、重合体をエタノールで洗浄し、次いで減圧下、65
℃で乾燥させた。 B)ブロック共重合体の製造 280gのスチレン、120gのアクリロニトリル、4
00gのメルカプト末端基を有するポリスチレン、12
00gのトルエン、2.13gのジベンゾイルパーオキ
シドを鋼反応容器に導入した。
【0035】バッチを窒素雰囲気、攪拌下に95℃に加
熱した。スチレン−アクリロニトリル重合において転化
率32重量%を示した後、2.4gのジクミルパーオキ
シドを添加した。反応を110℃で3時間、130℃で
9時間、次いで140℃で5時間継続させた。
熱した。スチレン−アクリロニトリル重合において転化
率32重量%を示した後、2.4gのジクミルパーオキ
シドを添加した。反応を110℃で3時間、130℃で
9時間、次いで140℃で5時間継続させた。
【0036】次いで重合体をメタノール中に沈殿させ乾
燥させた。 実施例2 C)ブレンドの製造 a)PPE−ABSブレンド使用成分 i)還元粘度0.56(DIN53728に準じ、濃度
1重量%のクロロホルム溶液として、30℃で測定)の
ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)(PPE) ii)スチレン−ブタジエンブロックゴム、Asahi
社製、Tufprene A iii)29部のポリブタジエングラフトゴム(ヨーロ
ッパ特許第62901号により製造)、および35重量
%のアクリロニトリルを含有し、粘度数80ml/gの
71部のSANを含有するABS。
燥させた。 実施例2 C)ブレンドの製造 a)PPE−ABSブレンド使用成分 i)還元粘度0.56(DIN53728に準じ、濃度
1重量%のクロロホルム溶液として、30℃で測定)の
ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)(PPE) ii)スチレン−ブタジエンブロックゴム、Asahi
社製、Tufprene A iii)29部のポリブタジエングラフトゴム(ヨーロ
ッパ特許第62901号により製造)、および35重量
%のアクリロニトリルを含有し、粘度数80ml/gの
71部のSANを含有するABS。
【0037】表1に記載するブレンドをWerner
and Pfleiderer社製、ZSK30、二軸
スクリュー押出機中、280℃で調整した。
and Pfleiderer社製、ZSK30、二軸
スクリュー押出機中、280℃で調整した。
【0038】ノッチ付き衝撃強さ(DIN53453、
第5/75版)および極限引張り強さ(DIN5345
5−5、1981、8月)を測定した。
第5/75版)および極限引張り強さ(DIN5345
5−5、1981、8月)を測定した。
【0039】表1の結果により、本発明のブロック共重
合体を使用することにより機械的特性が実質的に向上す
ることがわかる。
合体を使用することにより機械的特性が実質的に向上す
ることがわかる。
【0040】
【表1】
【0041】b)ABS/ポリスチレンブレンド使用成分 i)29部のポリブタジエングラフトゴム(ヨーロッパ
特許第62901号により製造)および35重量%のア
クリロニトリルを含有し、粘度数80ml/gの71部
のSANを含有するABS、 ii)新規PS/PSANブロック共重合体を表2に示
す比率で添加しながら(重量部を単位とする)実験室用
混練器中、220℃でABSを耐衝撃性ポリスチレン
(ドイツ特許出願公開第2525019号公報による連
続大量生産により製造、BASF社製品KR2710)
と混合した。
特許第62901号により製造)および35重量%のア
クリロニトリルを含有し、粘度数80ml/gの71部
のSANを含有するABS、 ii)新規PS/PSANブロック共重合体を表2に示
す比率で添加しながら(重量部を単位とする)実験室用
混練器中、220℃でABSを耐衝撃性ポリスチレン
(ドイツ特許出願公開第2525019号公報による連
続大量生産により製造、BASF社製品KR2710)
と混合した。
【0042】生成物を圧縮成形し、厚さ1mmのシート
を得た。試験体S1を上記シートから打ち抜き、引張り
試験をDIN53455−3、1981、8月により実
施した。結果を表2に示す。
を得た。試験体S1を上記シートから打ち抜き、引張り
試験をDIN53455−3、1981、8月により実
施した。結果を表2に示す。
【0043】新規ブロック共重合体を添加して製造され
たブレンドは、それぞれ実質的に良好な引張り強さ、極
限引張り強さ、および破断点伸びを有するものである。
たブレンドは、それぞれ実質的に良好な引張り強さ、極
限引張り強さ、および破断点伸びを有するものである。
【0044】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 55/02 LMD 71/12 LQP //(C08L 25/08 53:00) (C08L 33/12 53:00) (C08L 71/12 53:00) (72)発明者 コンラート、クノル ドイツ、67069、ルートヴィヒスハーフェ ン、ホルスト−ショルク−シュトラーセ、 184 (72)発明者 ノルベルト、ギュンターベルク ドイツ、67346、シュパイァ、ナハティガ レンヴェーク、44 (72)発明者 アクセル、ゴットシャルク ドイツ、67435、ノイシュタット、ヒルシ ュホルンリング、33
Claims (9)
- 【請求項1】 ビニル芳香族炭化水素を陰イオン共重合
に付し、次いで、この重合反応をアルキレンエピチオキ
シドで終結させてメルカプト末端基を有するポリビニル
芳香族炭化水素を得、メルカプト末端基を有するビニル
芳香族炭化水素を単量体に溶解し、次いでこの単量体を
フリーラジカルにより重合させ、得られたブロック共重
合体を回収することを特徴とする、ブロック共重合体の
製造法。 - 【請求項2】 使用するビニル芳香族炭化水素が、炭素
原子数8−20であり、ハロゲン置換可能であるスチレ
ンまたは置換スチレンであることを特徴とする、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】 使用する単量体がスチレン/アクリロニ
トリル混合物または(メタ)アクリル酸誘導体、ことに
メチルメタクリレートのいずれかであることを特徴とす
る、請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 使用するポリビニル芳香族炭化水素対単
量体の重量比が90:10−10:90であることを特
徴とする、請求項1−3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 ビニル芳香族炭化水素の陰イオン重合を
シクロヘキサン中で実施すること特徴とする、請求項1
−4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 ビニル芳香族炭化水素の陰イオン重合を
アルカリ金属アルキル、ことにリチウムアルキル、好ま
しくはsec−ブチルリチウムを使用して実施すること
を特徴とする、請求項1−5のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項7】 a)1.ポリアリーレンエーテル、こと
にポリフェニレンエーテル、または 2.ポリビニル芳香族炭化水素、ことにポリスチレンの
いずれかから選ばれる第一の重合体成分、 b)1.スチレン−アクリロニトリル共重合体、ことに
アルカジエン変性スチレン−アクリロニトリル共重合
体、好ましくはABS、 2.アクリロニトリル−スチレン−アクリレート、また
は 3.(メタ)アクリル酸重合体、ことにポリメチルメタ
クリレートのいずれかから選ばれる第二の重合体成分、
および c)相溶化剤としてのブロック共重合体から成る重合体
ブレンドであって、相溶化剤が請求項1−6のいずれか
1項による方法で製造されたブロック共重合体であるこ
とを特徴とする、重合体ブレンド。 - 【請求項8】 相溶化剤としてのブロック共重合体の含
有率がブレンドのプラスチック成分a)およびb)に対
して、1−25重量%、好ましくは2−15重量%であ
ることを特徴とする、請求項7に記載のブレンド。 - 【請求項9】 プラスチック組成物における相溶化剤と
して、請求項1−6のいずれか1項に記載の方法により
合成されたブロック共重合体を使用することを特徴とす
る使用法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19944425916 DE4425916A1 (de) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | Verfahren zur Herstellung von Blockpolymeren und ihre Verwendung als Haftvermittler |
DE4425916.6 | 1994-07-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0859763A true JPH0859763A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=6523835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18231695A Withdrawn JPH0859763A (ja) | 1994-07-21 | 1995-07-19 | ブロック共重合体の製造法、ブロック共重合体を含有する重合体ブレンド、およびその相溶化剤としての使用法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0693510A1 (ja) |
JP (1) | JPH0859763A (ja) |
DE (1) | DE4425916A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19642489A1 (de) * | 1996-10-15 | 1998-04-16 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Pfropfcopolymeren |
ITMI981156A1 (it) * | 1998-05-26 | 1999-11-26 | Enichem Spa | Composizioni polimeriche |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4169115A (en) * | 1977-03-30 | 1979-09-25 | The Dow Chemical Company | Preparation of block copolymers and products therefrom |
US4866126A (en) * | 1988-04-15 | 1989-09-12 | Borg-Warner Chemicals, Inc. | Polymer blend compositions including copolymer compatibilizing agents |
JP2636424B2 (ja) * | 1989-06-19 | 1997-07-30 | ダイセル化学工業株式会社 | 耐熱・耐衝撃性樹脂組成物 |
IT1255744B (it) * | 1992-04-01 | 1995-11-15 | Enichem Polimeri | Composizione polimerica termoplastica a base di un poli(fenilenetere) e un copolimero vinil aromatico antiurto |
-
1994
- 1994-07-21 DE DE19944425916 patent/DE4425916A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-07-07 EP EP95110666A patent/EP0693510A1/de not_active Withdrawn
- 1995-07-19 JP JP18231695A patent/JPH0859763A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0693510A1 (de) | 1996-01-24 |
DE4425916A1 (de) | 1996-01-25 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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