JPH0859036A - 紙継装置付き繰出機 - Google Patents

紙継装置付き繰出機

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JPH0859036A
JPH0859036A JP21958494A JP21958494A JPH0859036A JP H0859036 A JPH0859036 A JP H0859036A JP 21958494 A JP21958494 A JP 21958494A JP 21958494 A JP21958494 A JP 21958494A JP H0859036 A JPH0859036 A JP H0859036A
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勉 白石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインを停止させることなく、自動的に繰出
し方向が逆方向となる紙継を行って、連続的に材を繰出
すことができる紙継装置付き繰出機を得る。 【構成】 ガイドロール7とターレット5との間に、切
替ロール22を、原反1bから下引方向に繰出される基
材2bを案内する下引案内位置Aと、原反1aから上引
方向に繰出される基材2aを案内する上引案内位置Bと
の間に移動自在に設け、かつ切替ロール22を、ターレ
ット5の回転時および切替ロール22の移動時において
も、常時基材2a(2b)に当接して案内するように配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙等の各種基材を巻回
した複数の原反から、紙継ぎを行いつつ連続的に上記基
材を繰り出すための紙継装置付き繰出機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙、アルミ箔シート、プラスチ
ックシート等の基材の表面に、樹脂をコーティングする
ためのラミネータにおいては、予め上記基材を巻回した
一対の原反を装填し、一方の原反の基材端部と他方の原
反の基材端部とを順次紙継ぎしながら連続的に上記基材
を後工程に繰り出す、紙継装置付き繰出機が配設されて
いる。図15〜図18は、従来のこの種の紙継装置付き
繰出機によって、順次下継により複数の原反の端部同士
を紙継ぎしつつ、原反に巻回された基材を繰り出す動作
図を示すものである。ちなみに、下継とは、図13に示
すように、原反1から基材2の内面を上面側に向けて繰
り出す下引方向の繰り出しにおける紙継をいい、これに
対して、図14に示すように、原反1から基材2の外面
を上面側に向けて繰り出す上引方向の繰り出しにおける
紙継を、上継という。そして、これら上引きおよび下引
きは、基材2の使用したい面がどちらであるかによっ
て、適宜選択されるものである。
【0003】図15は、基台3に中央部が回転自在に支
承され、両端部に原反1a、1bを装着した軸4a、4
bが設けられたターレット5を備えた紙継装置付き繰出
機の上記原反1aから下引方向に繰り出された基材2a
を、下継用ガイドロール6の下面側を通し、順次3つの
ガイドロール7…によって案内しつつ後工程に繰り出し
ている状態を示すものである。このような紙継装置付き
繰出機において、原反1aの基材2aの端部に原反1b
の基材2bの先端部を下継ぎして連続的に基材2a、2
bを繰り出すには、先ず原反1bの繰り出し始め部分
に、予め両面粘着テープ8を貼り付けておく。そして、
原反1aから基材2aが繰り出されて、上記原反1aの
外径が所定の寸法になると、ターレット5が図中矢印で
示すように、反時計回り方向に回転を始める。
【0004】次に、図16に示すように、ターレット5
が所定の紙継位置まで回転した後に、下継カッターアー
ム9が上方に向けて回動し、次いで軸4bがラインスピ
ードに同調した速度にまで回転する。次いで、図17に
示すように、上記下継カッターアーム9のペスタロール
10が基材2aを原反1bの外周に向けて押圧すること
により、基材2aは、上記両面粘着テープ8により原反
1bの基材2bの先端部に接着されるとともに、カッタ
11が作動して、上記基材2aをペスタロール10より
も原反1a側で切断する。次いで、図18に示すよう
に、ペスタロール10およびカッタ11が元位置に復帰
するとともに、下継カッターアーム9が下方に回動して
上述した下継が完了し、新たに原反1bからの基材2b
が後工程に向けて繰り出されて行く。
【0005】また、上記紙継装置付き繰出機を用いて、
順次上継により原反1a、1bの端部同士を紙継ぎしつ
つ、巻回された基材2a、2bを繰り出す場合には、タ
ーレット5の軸4a、4bに、それぞれ上記原反1a、
1bを上方から基材2a、2bを繰り出すように装着
し、一方の原反1aの基材2aを、上継用ガイドロール
12の上面側から3つのガイドロール7…を介して後工
程に繰り出し、原反1aから基材2aが繰り出されて、
上記原反1aの外径が所定の寸法になった時点で、ター
レット5を、上述した下継とは逆の時計回り方向に回転
させ、ペスタロール14およびカッタ15を有する上継
カッターアーム13を用いて、上記下継の場合と同様の
操作手順で上記基材2aと新たな原反1bの基材2bの
先端部とを紙継すればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の構成
からなる従来の紙継装置付き繰出機にあっては、上述し
たように、下継のみまたは上継のみによって順次紙継を
行いつつ、連続的に基材を繰り出すことは自動的にでき
るものの、例えば下引方向から上引方向のように逆方向
の紙継を行う場合には、一旦機械を停止させ、人手によ
ってそれまで下継用ガイドロール6の下面側を通してい
た基材2aを、上継カッターアーム13を用いるために
上継用ガイドロール12の上面側を通すように掛替える
といったパス替えを行わなければならず、よってラミネ
ート工程に停止時間が介在して生産性が低下するという
問題点があるとともに、上記パス替えに人手を要するた
め、省人化を妨げる一因となっていた。
【0007】本発明は、このような従来の紙継装置付き
繰出機が有する課題を有効に解決すべくなされたもの
で、ラインを停止させることなく、自動的に繰出し方向
が逆方向となる紙継を行って、連続的に基材を繰り出す
ことができる紙継装置付き繰出機を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の紙継装置付き繰出機は、基台に回転自在に設けられ、
回転軸線を間に挟む両端部に、それぞれ繰出される基材
を巻回した原反が装着される軸が設けられたターレット
と、上記基台に設けられて一方の原反から繰出された基
材を案内する一以上のガイドロールと、原反間の両側方
に、それぞれ上記原反間に向けて接離自在に設けられ、
少なくとも上記一方の原反から繰出された基材を他方の
原反の外周部に押圧するペスタロールとこのペスタロー
ルよりも上記一方の原反側において当該一方の原反から
繰出される基材を切断するカッタとを備えた上継ぎカッ
ターアームおよび下継ぎカッターアームと、上記ガイド
ロールとターレットとの間において、上記原反から下引
方向に繰出される基材を案内する下引案内位置と、上記
原反から上引方向に繰出される基材を案内する上引案内
位置との間を移動自在に設けられ、上記原反から繰出さ
れる基材をガイドロールに案内する切替ロールとを備え
てなり、かつ上記切替ロールは、上記ターレットの回転
時および当該切替ロールの移動時において、常時上記基
材に当接して案内するように配置されていることを特徴
とするものである。
【0009】ここで、請求項2に記載の発明は、上記請
求項1に記載の切替ロールが、切替アームの先端に揺動
自在に設けられて上記基材がS字状に挿通される少なく
とも一対のロールを備えてなり、かつ上記ロールが、タ
ーレットの回転時および当該切替ロールの移動時におい
て少なくとも一のロールが上記基材に当接して案内する
ように配置されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、上引方向の繰
出しから下引方向の繰出しに紙継ぎを行う場合には、予
め上引き時に上引案内位置に位置していた切替ロール
を、上記紙継ぎのためのターレットの回転と同期させ
て、下引案内位置に揺動させ、逆に下引方向の繰出しか
ら上引方向の繰出しに紙継ぎを行う場合には、予め下引
き時に下引案内位置に位置していた切替ロールを、上記
ターレットの回転時に上引案内位置に揺動させることに
より、上記紙継装置付き繰出機を停止させることなく、
自動的にかつ連続して逆方向の繰出しによる紙継ぎが行
なわれる。また、請求項2に記載の発明にあっては、切
替ロールを少なくとも一対のロールによって構成してい
るため、基材をこれらロール間にS字状に通すことによ
り、ターレットの回転時および切替アームの回動におい
ても、容易に基材を少なくとも一のロールで常に案内す
ることができるため、上記基材の繰出しが円滑に行なわ
れる。
【0011】
【実施例】図1および図2は、本発明の紙継装置付き繰
出機の一実施例における要部を示すもので、他の構成に
ついては、図15〜図18に示したものと同様である。
また、図3〜図8および図9〜図12は、それぞれ本実
施例の紙継装置付き繰出機を用いた紙継の動作を示すも
のであり、図15〜図18に示したものと同一構成部分
には同一符号を用いてその説明を省略する。図1〜図3
において、この紙継装置付き繰出機においては、上記ガ
イドロール7…とターレット5との間に、図15におけ
る従来の下継用ガイドロール6および上継用ガイドロー
ル12に代えて、一対のロール20、21を有する切替
ロール22が配設されている。
【0012】すなわち、上記基台3のローラ7…が架設
された一対の柱部材23間に、軸24が回転自在に設け
られており、この軸24に相対向する切替アーム25の
一端部が固定されている。そして、上記切替アーム25
の揺動自在とされた他端部に、一対の上記ロール20、
21からなる切替ロール22が取付けられている。ま
た、上記柱部材23には、原反1a(1b)から下引方
向に繰出される基材2a(2b)を案内する下引案内位
置Aと、上記原反1a(1b)から上引方向に繰出され
る上記基材2a(2b)を案内する上引案内位置Bとに
おいて、それぞれ上記切替アーム25に当接してその揺
動を阻止し、ロール20、21の定位置を正しく決める
ためのストッパ26、27が設けられており、これによ
り切替アーム25は、上記下引案内位置Aと上引案内位
置Bとの間を揺動自在に設けられている。そして、上記
切替アーム25には、一端が柱部材23に回動自在に取
付けられてこの切替アーム25を揺動させるための低速
エアシリンダ28の出力軸29が連結されている。な
お、上記一対のロール20、21は、上記ターレット5
の回転時および切替アーム25の揺動時において、少な
くとも一方のロール20(21)が、これらロール2
0、21間にS字状に挿通された上記基材2a(2b)
に当接して案内するように配置されている。
【0013】次ぎに、図3〜図8に基づき、以上の構成
からなる紙継装置付き繰出機を用いて、原反1aから上
引方向に繰出される基材2aに、原反1bから下引方向
に繰出される基材2bを紙継ぎする場合の動作について
説明する。この場合、予め原反1bを下引方向に基材2
bを繰出す方向に軸4bに装着しておき、その繰出し始
め部分に、両面粘着テープ8を貼り付けておく。そし
て、先ず、図3に示すように、原反1aからの基材2a
を、上引案内位置Bにある切替ロール22のロール2
0、21間にS字状に通し、ガイドロール7…を介して
後工程に向けて繰り出して行く。そして、上記原反1a
の外径が所定の寸法になると、図4に示すように、これ
と同期して低速エアシリンダ28が動作して、切替アー
ム25が回動し、切替ロール22が下引案内位置Aまで
揺動し、動作完了後引続きターレット5が図中矢印で示
すように反時計回り方向に回転を始める。
【0014】そして、図5に示すように、ターレット5
が所定の紙継位置まで回転すると、ターレット5が停止
し、次いで図6に示すように、下継カッターアーム9が
上方に向けて回動した後に、軸4bがラインスピードに
同調した速度にまで回転する。次に、図7に示すよう
に、上記下継カッターアーム9のペスタロール10が基
材2aを原反1bの外周に向けて押圧した後に、カッタ
11が作動して、上記基材2aをペスタロール10より
も原反1a側で切断する。これにより、基材2aの端部
は、上記両面粘着テープ8により原反1bの基材2bの
先端部に接着される。次いで、図8に示すように、ペス
タロール10およびカッタ11が元位置に復帰するとと
もに、下継カッターアーム9が下方に回動することによ
り、上述した上引方向から下引方向への紙継ぎが完了
し、新たに原反1bからの基材2bが下継案内位置Aに
ある切替ロール22を介して繰り出されて行く。
【0015】次ぎに、図9〜図12に基づき、上記紙継
装置付き繰出機を用いて、原反1aから下引方向に繰出
される基材2aに、原反1bから上引方向に繰出される
基材2bを紙継ぎする場合の動作について説明する。こ
の場合には、予め原反1bを上引方向に基材2bを繰出
す方向に軸4bに装着しておき、その繰出し始め部分
に、両面粘着テープ8を貼り付けておく。そして、先
ず、図9に示すように、切替ロール22を下引案内位置
Aに位置させて、原反1aからの基材2aを上記切替ロ
ール22のロール20、21間をS字状に通し、ガイド
ロール7…を介して後工程に向けて繰り出して行く。そ
して、上記原反1aの外径が所定の寸法になると、図1
0に示すように、これと同期して切替アーム25が回動
し、切替ロール22が上引案内位置Bまで揺動して、動
作完了後、引続きターレット5が図中矢印で示す時計回
り方向に回転を始める。
【0016】次いで、図11に示すように、ターレット
5が所定の紙継位置まで回転すると、ターレット5が停
止し、上継カッターアーム13が下方に向けて回動した
後に、軸4bがラインスピードに同調した速度にまで回
転する。次いで、上記上継カッターアーム13のペスタ
ロール14が基材2aを原反1bの外周に向けて押圧す
ることにより、基材2aの端部が上記両面粘着テープ8
により原反1bの基材2bの先端部に接着されるととも
に、カッタ15が作動して、上記基材2aをペスタロー
ル14よりも原反1a側で切断する。次いで、図12に
示すように、ペスタロール14およびカッタ15が元位
置に復帰するとともに、上継カッターアーム13が上方
に回動することにより、上述した下引方向から上引方向
への紙継ぎが完了し、新たに原反1bからの基材2bが
上継案内位置Bにある切替ロール22を介して繰り出さ
れて行く。
【0017】このように、上記紙継装置付き繰出機によ
れば、上引方向の繰出しから下引方向の繰出しに紙継ぎ
を行う場合には、上記紙継ぎのためのターレット5の回
転と同期させて、予め上引き時に上引案内位置Bに位置
していた切替ロール22を下引案内位置Aに揺動させ、
逆に下引方向の繰出しから上引方向の繰出しに紙継ぎを
行う場合には、上記ターレット5の回転と同期させて、
予め下引き時に下引案内位置Aに位置していた切替ロー
ル22を上引案内位置Bに揺動させることにより、上記
紙継装置付き繰出機を停止させることなく、自動的にか
つ連続してこのような逆方向の繰出しによる紙継ぎを行
うことができる。この結果、上記紙継装置付き繰出機を
用いたラミネート工程における生産性を向上させること
ができるとともに、従来のように人手によるパス替え等
を必要としないため、当該ラインの省人化も併せて図る
ことが可能となる。
【0018】加えて、上記紙継装置付き繰出機にあって
は、切替ロール22が一対のロール20、21によって
構成されているため、基材2a(2b)をこれらロール
20、21間にS字状に通すことにより、ターレット5
の回転時および切替アーム25の回動に、容易に基材2
a(2b)を少なくとも一方のロール20(21)で常
時案内することができるため、上記基材2a(2b)の
繰出しを円滑に行うことができる。
【0019】なお、上記実施例の説明においては、切替
ロール22を低速エアシリンダ28によって切替アーム
25を揺動させることにより、下継案内位置Aと上継案
内位置Bとの間を移動させる場合について説明したが、
これに限るものではなく、ラックとピニオン、ボールね
じ、リニアガイダー等を用いて直線移動させたり、ある
いは直接エアシリンダまたは油圧シリンダによって直線
移動させたりすることにより、下継案内位置Aと上継案
内位置Bとの間を移動させるようにしても同様の作用効
果を得ることが可能である。また、切替ロール22を構
成するロール20、21についても、一対のものに限定
されるものではなく、それ以上のロールによって構成し
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、ガイドロールとターレットとの間に、切替ロー
ルを、原反から下引方向に繰出される基材を案内する下
引案内位置と、原反から上引方向に繰出される基材を案
内する上引案内位置との間に移動自在に設け、かつ上記
切替ロールを、ターレットの回転時および当該切替ロー
ルの移動時においても、常時上記基材に当接して案内す
るように配置しているので、上引方向の繰出しから下引
方向の繰出しに紙継ぎを行う場合には、上記紙継ぎのた
めのターレットの回転前に同期させて、予め上引き時に
上引案内位置に位置していた切替ロールを下引案内位置
に揺動させ、逆に下引方向の繰出しから上引方向の繰出
しに紙継ぎを行う場合には、上記ターレットの回転前に
同期させて、予め下引き時に下引案内位置に位置してい
た切替ロールを上引案内位置に揺動させることにより、
上記紙継装置付き繰出機を停止させることなく、自動的
にかつ連続してこのような逆方向の繰出しによる紙継ぎ
を行うことができるため、よって上記紙継装置付き繰出
機を用いたラミネート工程における生産性を向上させる
ことができるとともに、従来のように人手によるパス替
え等を必要としないため、当該ラインの省人化も併せて
図ることが可能となる。
【0021】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明が奏する効果に加えて、さらに
切替ロールが少なくとも一対のロールによって構成され
ているため、基材をこれらロール間にS字状に通すこと
により、ターレットの回転時および切替アームの回動に
おいても、容易に基材を少なくとも一のロールで常に案
内することができるため、上記基材の繰出しを円滑に行
うことができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙継装置付き繰出機の一実施例を示す
要部の側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】上記実施例の紙継装置付き繰出機による動作図
であって、一方の原反から上引方向で繰出しを行ってい
る状態を示す図である。
【図4】図3の状態から紙継時にターレットと切替ロー
ルが回動する状態を示す図である。
【図5】図4の紙継位置においてターレットが停止した
状態を示す図である。
【図6】図5の状態から下継カッターアームが上昇した
状態を示す図である。
【図7】図6の下継カッターアームのペスタロールが作
動した状態を示す図である。
【図8】図7の下継カッターアームが降下した紙継ぎの
完了状態を示す図である。
【図9】上記実施例の紙継装置付き繰出機による動作図
であって、一方の原反から下引方向で繰出しを行ってい
る状態を示す図である。
【図10】図9の状態から紙継時にターレットと切替ロ
ールが回動する状態を示す図である。
【図11】図10の状態から上継カッターアームが降下
した状態を示す図である。
【図12】図11の上継カッターアームが上昇した紙継
ぎの完了状態を示す図である。
【図13】一般的な下引方向の基材繰出し状態を示す図
である。
【図14】一般的な上引方向の基材繰出し状態を示す図
である。
【図15】従来の紙継装置付き繰出機による下継の動作
図であって、下継開始の状態を示す図である。
【図16】図15のターレット回転後に下継カッターア
ームが上昇した状態を示す図である。
【図17】図16のカッタが作動した状態を示す図であ
る。
【図18】図17の下継カッターアームが元位置に復帰
して下継が完了した状態を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 原反 2、2a、2b 基材 3 基台 4a、4b 軸 5 ターレット 7 ガイドロール 9 下継カッターアーム 10、14 ペスタロール 11、15 カッタ 13 上継カッターアーム 20、21 ロール 22 切替ロール 25 切替アーム 26、27 ストッパ 28 低速エアシリンダ A 下引案内位置 B 上引案内位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に回転自在に設けられ、回転軸線を
    間に挟む両端部に、それぞれ繰出される基材を巻回した
    原反が装着される軸が設けられたターレットと、 上記基台に設けられて一方の上記原反から繰出された基
    材を案内する一以上のガイドロールと、 上記原反間の両側方に、それぞれ上記原反間に向けて接
    離自在に設けられ、少なくとも、上記一方の原反から繰
    出された基材を他方の上記原反の外周部に押圧するペス
    タロールと、このペスタロールよりも上記一方の原反側
    において当該一方の原反から繰出される上記基材を切断
    するカッタとを備えた上継ぎカッターアームおよび下継
    ぎカッターアームと、 上記ガイドロールと上記ターレットとの間において、上
    記原反から下引方向に繰出される上記基材を案内する下
    引案内位置と、上記原反から上引方向に繰出される上記
    基材を案内する上引案内位置との間を移動自在に設けら
    れ、上記原反から繰出される上記基材を上記ガイドロー
    ルに案内する切替ロールとを備えてなり、かつ上記切替
    ロールは、上記ターレットの回転時および当該切替ロー
    ルの移動時において、常時上記基材に当接して案内する
    ように配置されていることを特徴とする紙継装置付き繰
    出機。
  2. 【請求項2】 上記切替ロールは、切替アームの先端に
    揺動自在に設けられて上記基材がS字状に挿通される少
    なくとも一対のロールを備えてなり、かつ上記ロール
    は、上記ターレットの回転時および当該切替ロールの移
    動時において少なくとも一のロールが上記基材に当接し
    て案内するように配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載の紙継装置付き繰出機。
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