JPH0859035A - 帯状材料の連続供給装置 - Google Patents

帯状材料の連続供給装置

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JPH0859035A
JPH0859035A JP21676094A JP21676094A JPH0859035A JP H0859035 A JPH0859035 A JP H0859035A JP 21676094 A JP21676094 A JP 21676094A JP 21676094 A JP21676094 A JP 21676094A JP H0859035 A JPH0859035 A JP H0859035A
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strip
shaped material
shaped
belt
pack
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Application number
JP21676094A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Matsunaga
善則 松永
Kensuke Mizobuchi
健介 溝淵
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム、プラスチック等の帯状材料を突き合わ
せ溶融接続する帯状材料接続機に供給すべき帯状材料の
複数の材料パックをセットして帯状材料接続機に帯状材
料を連続的に供給することができるようにする。 【構成】 帯状材料接続機12に順次供給されるべき所
定長さの帯状材料1が巻取られた複数の材料パック44
は、その回転軸線の方向に間隔をあけて並べて設けられ
た収納空間51それぞれ収納されている。帯状材料接続
機12の接続機本体26は、送給ローラ76と共に帯状
材料供給機14に対して材料パック44の軸線方向に変
位してこれらの材料パック44の1つを選択し、この材
料パック44から繰り出される帯状材料1を帯状材料接
続機12に案内する。1つの材料パック44からの帯状
材料1がなくなると、帯状材料接続機の接続機本体26
が次の材料パックを探索するように変位して材料パック
44から順次帯状材料1を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、配管用断熱チ
ューブの如き種々の長尺物体を製造するのに用いられる
長尺の帯状材料を連続的に供給する装置に関し、更に詳
細に述べると、所定長の帯状材料を巻付けて形成されて
いる複数の材料パックから順次繰出される帯状材料を接
続しながら長尺の帯状材料を連続的に供給する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、配管用断熱チューブは、図1に
示すようなチューブ成形装置200によって製造され
る。このチューブ成形装置200は、ゴム又は発泡ポリ
エチレンの如きプラスチック等の長尺の帯状材料1を円
筒形に成型した後、その接合縁を相互に融着接続する成
型機202と、このようにして成型されたチューブ2を
引取る引取り機204、チューブ2を計尺し、所定長さ
毎に切断する計尺切断機206と、チューブを巻取る巻
取機208とから成っている。
【0003】帯状材料1は、通常、所定の長さ毎に、渦
巻き状に巻取られたパックの形態で供給され、成型機2
02を連続運転するためには、各材料パック内の帯状材
料の終端は次のパック内の帯状材料の始端に接続されな
ければならない。
【0004】従来技術では、帯状材料の材料パックは、
作業者によって帯状材料接続機のサプライ側に順次セッ
トされていたので、作業者は作業現場から離れることが
できないため、帯状材料の接続作業の効率が低く、更に
帯状材料は剛性が低いため、その終端及び始端を接続す
ることができるように突合せ制御することが難しい欠点
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する1つの課題は、帯状材料接続機に供給すべき複数の
材料パックをセットしてこれらの材料パックから繰り出
される帯状材料を相互に接続しながら帯状材料接続機に
帯状材料を連続的に供給することができるようにした帯
状材料の連続供給装置を提供することにある。
【0006】本発明が解決しようとする他の課題は、前
の材料パックの帯状材料の終端を次の材料パックの帯状
材料の始端に容易に突合せることができるように帯状材
料の位置を制御することができる帯状材料の連続供給装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、先行する帯状材料の後端に後続の帯状材料の前
端を自動的に熱融着接続すべき帯状材料接続機と、この
帯状材料接続機に順次帯状材料を供給する帯状材料供給
機とを備え、帯状材料接続機は、材料接続手段と、この
材料接続手段に後続の帯状材料を送給する材料送給手段
とから成り、また帯状材料供給機は、帯状材料接続機に
順次供給されるべき所定長さの帯状材料が巻取られた複
数の材料パックを間隔をあけて並べて収納する材料パッ
ク収納手段と、この材料パック収納手段内の材料パック
から繰り出される帯状材料を帯状材料接続機に案内する
材料案内手段とから成り、帯状材料供給機の材料パック
収納手段内の各1つの材料パックに帯状材料接続機の材
料送給手段が対応するように帯状材料接続機の材料接続
手段及び材料送給手段を帯状材料供給機に対して相対的
に変位し且つこの材料接続手段と材料送給手段とを帯状
材料供給機の所定の材料パック収納手段に相応する位置
に位置決めする変位・位置決め手段を更に備えているこ
とを特徴とする帯状材料の連続供給装置を提供すること
にある。
【0008】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による帯状材料の連続供給装置であって、材
料パック収納手段は、隣り合うサプライフレームの間に
あって材料パックを収納する収納空間から成り、材料案
内手段はサプライフレームに支持されたガイドローラと
帯状材料を案内するダクトとを含んでいることを特徴と
する帯状材料の連続供給装置を提供することにある。
【0009】本発明の第3の課題解決手段は、第1又は
第2の課題解決手段による帯状材料の連続供給装置であ
って、帯状材料接続機の材料送給手段は、材料接続手段
から延びるアームに昇降自在に取付けられた送給ローラ
から成り、この送給ローラは、帯状材料接続機の材料送
給手段が材料供給機内の1つの材料パック収納手段に対
応する状態で帯状材料を滑り自在に受けこの帯状材料を
送給ローラと共に挟むことができる材料受けに対向する
ことを特徴とする帯状材料の連続供給装置を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の第4の課題解決手段は、第1乃至
第3の課題解決手段のいずれかによる帯状材料の連続供
給装置であって、変位・位置決め手段は、帯状材料接続
機の材料接続手段と材料供給手段とを帯状材料供給機の
幅方向に変位するように駆動する接続機変位機構と、帯
状材料接続機内の帯状材料の終端が材料接続手段内に入
ると接続機変位機構を駆動し材料送給手段が帯状材料供
給機の1つの材料パックから繰出されている帯状材料を
検出すると接続機変位機構の駆動を停止する制御手段と
から成っていることを特徴とする帯状材料の連続供給装
置を提供することにある。
【0011】
【作用】このように、帯状材料接続機に順次供給される
べき所定長さの帯状材料が巻取られた複数の材料パック
を間隔をあけて並べて材料パック収納手段に収納され、
これらの材料パックの1つを選択してこの材料パック収
納手段内の材料パックから繰り出される帯状材料を帯状
材料接続機に案内するので、作業者が帯状材料接続機に
常時待機していなくても帯状材料を連続して供給するこ
とができ、従って帯状材料の接続作業を効率よく行なう
ことができる。
【0012】また、帯状材料供給機の材料パック収納手
段内の各1つの材料パックに帯状材料接続機の材料送給
手段が対応するように帯状材料接続機の材料接続手段と
帯状材料供給機とを相対的に変位するので、前の材料パ
ック内の帯状材料の終端を次の材料パックの帯状材料の
始端に容易に突合せることができるように帯状材料の位
置を制御することができ、従って剛性が低い帯状材料を
容易に取扱うことができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に述べ
ると、図2及び図3は本発明に係る帯状材料の連続供給
装置10を示し、この帯状材料の連続供給装置10は、
図1に示すように、例えば、配管用断熱チューブ成形装
置200に適用する場合には、成型機202の前段にア
キュムレータ210を介して接続されている。
【0014】本発明の帯状材料の連続供給装置10は、
先行する帯状材料1Aの後端に後続の帯状材料1Bの前
端を熱融着接続すべき帯状材料接続機12(図2及び図
3の左半部と図5参照)と、この帯状材料接続機12に
順次帯状材料1を供給する帯状材料供給機14(図2及
び図3の右半部参照)とを備えている。
【0015】帯状材料接続機12は、特に図2に示すよ
うに、固定フレーム16に支持された材料接続手段18
と、この材料接続手段18に後続の帯状材料1を送給す
るように帯状材料供給機14の上方に配置されている材
料送給手段20とから成っている。材料接続手段18
は、図2及び図12に示すように、固定フレーム16の
上面に取付けられたガイドレール22に沿って摺動する
可動フレーム24と、この可動フレーム24に搭載され
た接続機本体26とから成り、接続機本体26は、例え
ば、図4に示すような構造を有する。
【0016】この接続機本体26の概略構造を図4を参
照して述べると、この接続機本体26は、帯状材料1
(図5の矢印参照)の流れ方向に延びるテーブル28
と、このテーブル28上の下流側に配置されて先行する
帯状材料1A(図5(A)参照)を挟んで送る1対の先
行側送りロール30A、30A’と、テーブル28の上
流側に配置されて後行する(後続の)帯状材料1B(図
5(B)参照)を挟んで送る1対の後行側送りロール3
0B、30B’と、先行する帯状材料1Aの終端1a
(図5(A)参照)を切揃える先行側カッター32A
と、後行する帯状材料1Bの始端1b(図5(B)参
照)を切揃える後行側カッター32Bと、先行する帯状
材料1Aの切揃えられた終端1aと後行する帯状材料1
Bの後端1bとを熱融着する熱融着部34(図5(C)
(D)参照)とから成っている。
【0017】カッター32A、32Bは、テーブル28
の中間切割り部28aの内側に取付けられた1対のガイ
ド36、36’のスリット36a、36’a(図5参
照)内に摺動自在に配置され、また熱融着部34は、1
対のガイド36、36’に相対して係合され摺動自在に
支持された平面板38Aと切欠き付き板38Bと切欠き
付き板38Bの切欠き38bを貫通して突出することが
できるヒータ40(図5(C)参照)と、帯状材料1
A、1Bの接合すべき終端1a及び始端1bの接合部分
を押付ける押え板42(図4及び図5(D)参照)とを
含んでいる。
【0018】尚、本発明は、帯状材料接続機12に複数
の材料パックから帯状材料1を連続して供給する装置部
分(帯状材料供給機14)を主たる特徴としているの
で、平面板38A、切欠き付き板38B、ヒータ40及
び押え板42を所定位置に移動し、また送りローラ30
A、30’A、30B、30’Bを開閉したり駆動した
りする機構の説明を省略しているが、これらの機構が所
定の順序で動作されなければならないことは当然のこと
である。また、本発明において『材料パック』とは、所
定長さの帯状材料がコイル状に巻き付けられたものを意
味し、このコイル状帯び状材料は、単純に芯上に巻き付
けられているだけのものでもよいし、カセット化されて
いるものでもよい。
【0019】この接続機本体26の動作は、図5に概略
的に示されており、先ず、図5(A)(B)に示すよう
に、通常では平面板38A及び切欠き付き板38Bがテ
ーブル28の中間切割り部(開口部)28aから後退し
ていて切割り部28aは開いたままとなっており、先行
する帯状材料1Aは、図5(A)に示すように、その終
端1aがこのテーブル28の右半部及び開口している切
割り部28aを通ってテーブル28の左半部の右側に位
置する先行側カッター32Aの手前で停止するまで先行
側送りロール30A、30’Aによって送られる。この
位置で先行側送りロール30A、30’Aが停止し、先
行側カッター32Aがガイド36のスリット36a内を
移動して帯状材料1Aの終端1aを切揃える。尚、帯状
材料1Aの終端1aがカッター32Aの手前で停止する
ように送りロール30A、30’Aを制御する制御手段
は、図14を参照して後に述べる。また、先行側カッタ
ー32Aによって切り落とされた切り屑は、開いている
切割り部28aから落下する。
【0020】次いで、後に詳細に述べる帯状材料供給機
14から供給される後続の帯状材料(後行する帯状材
料)1Bは、後行側送りロール30B、30’Bによっ
て送り込まれ、図5(B)に示すように、その始端1b
が後行側カッター32Bを僅かに越えた位置で後行側送
りロール30B、30’Bが停止し、後行側カッター3
2Bがガイド36’のスリット36’a内を移動して帯
状材料1Bの始端1bを切揃える。尚、このときもテー
ブル28の切割り部28aは開いたままであって後行側
カッター32Bによって切り落とされた切り屑も同様に
してこの切割り部28aから落下する。送りロール30
A、30’Aを制御する制御手段は、帯状材料1Bの始
端1bがカッター32Bを越えた位置で停止するように
送りロール30B、30’Bをも制御する(図14参
照)。
【0021】このようにして、先行する帯状材料1の始
端1a及び後行する帯状材料1の後端1bを処理した
後、図5(C)に示すように、切欠き付き板38Bがテ
ーブル28の切割り部28aに位置してテーブル28に
整列するようにガイド36、36’に沿って移動し、下
方にあるヒータ40が切欠き付き板38Bの切欠き38
bを貫通して切欠き付き板38Bの上面から突出し、送
りロール30A、30’A及び30B、30’Bが相互
に反対方向に駆動され、先に切揃えられた帯状材料1A
の終端1a及び帯状材料1Bの始端1bの端面をヒータ
40に衝合してこれらの端面を溶融する。溶融後、送り
ローラ30A、30’A、20B、30’Bは、帯状材
料1A、1Bの終端1a及び始端1bがヒータ40から
相互に僅かに離反するようにこれらの材料を移動する。
【0022】その後、ヒータ40が下方に引っ込み、ま
た切欠き付き板38Bがテーブル28から後退し、次い
で図5(D)に示すように、平面板38Aがテーブル2
8に整列するように移動し、送りローラ30A、30’
A、30B、30’Bは、帯状材料1A、1Bの終端1
a及び始端1bが相互に接合するようにこれらの材料を
相互に接近する方向に移動する。また、押え板42が下
降してこれらの接合部分を平面板38Aと共に挟んで帯
状材料1A、1Bを突合せ接合するのを確実にしてい
る。
【0023】帯状材料供給機14は、図3及び図6に示
すように、帯状材料接続機12に順次供給されるべき所
定長さの帯状材料が巻取られた複数の材料パック44
(図6参照)を間隔をあけて並べて収納する材料パック
収納手段46と、この材料パック収納手段46内の材料
パック44から繰り出される帯状材料1を帯状材料接続
機12に案内する材料案内手段48とから成っている。
【0024】図示の実施例では、材料パック収納手段4
6は、6つのホルダ部分から成っており、各ホルダ部分
は、図7乃至図9に示すように、サプライフレーム50
と、このサプライフレーム50に引き出し機構52を介
して進退自在に取付けられ材料パック44を保持する保
持軸54aを有する円板状ホルダ部材54とから成って
いる。
【0025】引き出し機構52は、図8に示すように、
ボール列56を介して摺動自在に噛み合う複数(図面で
は3つ)のレール58A乃至58C(以下総体的に符号
58で説明する)から成っている。ボール列56は、レ
ール58Aと58Bとの間及び68Bと58Cとの間で
図8の紙面に垂直な方向に並べて配置された複数のボー
ルから成っている。レール58Aと58Bとの間はボー
ル列56によって相互に摺動自在に成っていてレール5
8Aと58Bとがその長手方向に完全に重合した収縮状
態(図9(A)参照)からレール58Aと58Bとが長
手方向にずれた伸長状態(図9(C)参照)に収縮伸長
変化することができ、また同様にしてレール58Bと5
8Cとはボール列56によって相互に摺動自在となって
いてレール58Bと58Cとが図9(A)の収縮状態か
ら図9(C)の伸長状態まで変化することができるよう
になっている。尚、図7及び図9においては内部構造を
簡略化するためにレール58A、58B、58C相互間
のボール列56が省略されており、また図9においては
同様の目的でレール取付け用ストリップ60、62が省
略されている。
【0026】サプライフレーム50は、その水平方向に
延びるように取付けられたレール取付け用ストリップ6
0を有し(図7及び図8参照)、また円板状ホルダ部材
54は、その背面に同様に水平方向に延びるように取付
けられたレール取付け用ストリップ62を有し(同様に
図7及び図8参照)、引き出し機構52のレール58A
は、図7に示すように、サプライフレーム50のレール
取付け用ストリップ60に固定して取付けられ、また引
き出し機構52のレール58Cは、同様に図7に示すよ
うに、ホルダ部材54のレール取付け用ストリップ62
に固定して取付けられている。従って、円板状ホルダ部
材54は、引き出し機構52を介してサプライフレーム
50のストリップ60に支持されていることが解る。
尚、図7において符号58a、60a、62aはそれぞ
れレール58、ストリップ60、62に形成され相互に
ねじ取付けすべきねじ取付け孔を示す。
【0027】このように、引き出し機構52は、レール
58A乃至58Cをボール列56を介して相互に摺動自
在に組合せ、且つサプライフレーム50とホルダ部材5
4との間に設けられているので、レール58A乃至58
Cが完全に重合して折り畳まれた状態(図9(A)参
照)からレール58A乃至58Cが相互に長手方向にず
れて完全に展開(伸長)した状態(図9(C)参照)へ
変化してレール58Cに取付けられたホルダ部材54を
サプライフレーム50内の収納空間51から引き出し、
また逆にレール58A乃至58Cを展開状態から折り畳
み状態へ戻してホルダ部材54をサプライフレーム50
内の収納空間51に引き戻すことができる。図9(B)
は図9(A)の引き戻し状態から図9(C)の引き出し
状態に至る過程の中間状態またはその逆の中間状態を示
す。
【0028】従って、材料パック44から帯状材料1が
すべて繰り出されて空となった円板状ホルダ部材54は
このようにして収納空間51から引き出されて新たに材
料パック44を保持し、図9(A)に示す元の収納状態
に再び戻される。円板状ホルダ部材54は、その引き出
し(前進)及び引き戻し(後退)を容易に行なうことが
できるようにハンドル55を有するのが示されている。
尚、図示されていないが、引き出し機構52は、引き出
し機構52のレール58A乃至58Cが最も展開された
状態で相互に抜け出さないように止めるストッパが設け
られていることは勿論である。
【0029】材料案内手段48は、図2、図3、図6及
び図10に示すように、サプライフレーム50を横切る
ように延び帯状材料接続機12とは反対側の上方に軸6
4によって支持され隣り合うサプライフレーム50の間
に位置するガイドローラ66と、各ガイドローラ66に
整列し帯状材料接続機12の可動フレーム24の上面ま
で延びるダクト68(図2及び図10参照)とから成
り、このダクト68の途中には切欠き窓68aが設けら
れ(図3及び図10参照)、この切欠き窓68aには後
に述べる帯状材料接続機12の材料送給手段20の送給
ローラ76と共に帯状材料1を挟む従動ローラの形態の
材料受け70が設けられている。材料パック収納手段4
6に保持された各材料パック44から繰り出される帯状
材料1の先端(始端)は、ガイドローラ66を経てダク
ト68内に繰り込まれている。尚、材料受け70は、図
示の実施例では、従動ローラの形態であったが、帯状材
料1を滑り自在に受けるのであれば、ローラの形態でな
くてもよく、送給ローラ76とで帯状材料1を挟んで送
給ローラ76によって帯状材料1を送給することができ
ればその形態を問わない。
【0030】再び、帯状材料接続機12の説明に戻る
が、この帯状材料接続機12の材料送給手段20は、図
2及び図3に示すように、帯状材料接続機12の接続機
本体26のテーブル28の上流側(材料入口側)に一体
に取付けられたブラケット72に一端が保持され帯状材
料供給機14のダクト68の上方を延びるアーム74
と、このアーム74に保持され1つのダクト68の切欠
き窓68aに対応して昇降する送給ローラ76(図2及
び図11参照)とから成っている。
【0031】図2及び図11に示すように、送給ローラ
76は、アーム74に取付けられた昇降用シリンダ78
のピストンロッド78aに取付けられたフレーム80に
保持され、昇降用シリンダ78のピストンロッド78a
の収縮伸長に応じて昇降する。また、図11に示すよう
に、送給ローラ76を駆動するモータ82と減速機84
とカップリング86とがフレーム80に保持され、送給
ローラ76は、カップリング86及び減速機84を介し
てこのモータ82に接続されている。
【0032】従って、図2及び図3に示すように、帯状
材料1が通っている1つのダクト68に対応して帯状材
料接続機12の材料送給手段20の送給ローラ76が下
降し、このダクト68内の帯状材料1に係合し、モータ
82を駆動すると、帯状材料1は、送給ローラ76と従
動ローラの形態の材料受けとの間に挟まれてダクト68
内を前進し、その始端1bが後行側送りロール30B、
30’Bに達すると、後に述べる材料検出器が帯状材料
1を検出してモータ82の駆動を停止し、送給ローラ7
6が上昇する。
【0033】本発明の装置は、帯状材料供給機14の材
料パック収納手段46内の各1つの材料パック44に帯
状材料接続機12の材料送給手段20が対応するように
帯状材料接続機12の材料接続手段18と材料送給手段
20と帯状材料供給機14に対して相対的に変位し且つ
材料送給手段20を帯状材料供給機14の所定の材料パ
ック収納手段46に相応する位置に位置決めする変位・
位置決め手段88を更に備えている(図2参照)。
【0034】図示の実施例では、この変位・位置決め手
段88は、図2、図3、図12及び図14に示すよう
に、帯状材料接続機12の材料接続手段18と材料供給
手段20とを帯状材料供給機14の幅方向(材料パック
44が並べられている方向)に変位するように駆動する
接続機変位機構90(図2、図3及び図11参照)と、
帯状材料接続機12内の先行する帯状材料1Aの終端1
aが後に述べる光電スイッチ式材料検出器110(図4
参照)を通過すると、接続機変位機構90を駆動し、ま
た材料送給手段20がこれも後に述べる光電スイッチ式
材料検出器112によって帯状材料供給機14の1つの
材料パック44から繰出されている帯状材料1を検出す
ると、接続機変位機構90の駆動を停止する制御手段9
2(図14参照)とから成っている。
【0035】接続機変位機構90は、特に図12に詳細
に示すように、可動フレーム24に取付けられ固定フレ
ーム16に回転自在に支持されたスクリュー94に噛み
合う螺動部材96と、スクリュー94を可逆的に回転駆
動する駆動系統98(図2参照)とから成り、駆動系統
98は、図2に示すように、固定フレーム16に搭載さ
れたモータ100と、このモータ100の出力軸に取付
けられたプーリ102と、スクリュー94に取付けられ
たプーリ104と、これらのプーリ102と104との
間に掛け渡されたベルト106とから成っている。
【0036】制御手段92は、図4及び図14に示すよ
うに、先行側送りロール30A、30’Aの上流側に間
隔をあけてその手前に配置されて帯状材料1の終端1a
が送りロール30A、30’Aの手前にあることを検出
する光電スイッチ式材料検出器108と、後行側送りロ
ール30B、30’Bの下流側に間隔をあけてそれを僅
かに越えた位置に配置されて帯状材料1の終端1a、始
端1bが送りロール30B、30’Bを越えたことを検
出する光電スイッチ式材料検出器110と、帯状材料接
続機12の材料送給手段20のアーム74に取付けられ
帯状材料供給機14の材料案内手段48のダクト68の
スリット68b(図2及び図10参照)を通してダクト
68内の帯状材料1の有無を検出する光電スイッチ式材
料検出器112と、これらの材料検出器108、110
及び112からの指令に基づいて接続機変位機構90を
制御する制御回路114から成っている。
【0037】制御手段92は、更に、図4及び図14に
示すように、帯状材料1Aの終端1a及び帯状材料1B
の始端1bがカッター32A、32Bでそれぞれ切揃え
られる位置にあることを検出する光電スイッチ式材料検
出器116、118を含み、これらの材料検出器11
6、118の出力は、制御回路114に供給されてい
る。このようにして、制御回路114は、接続機変位機
構90を制御する外に、材料送給手段20の昇降用シリ
ンダ78及びモータ82、カッター32A、32Bをも
制御する。尚、材料検出器108、110、116及び
118は、接続機本体26と共に移動する図示しいない
ブラケットに取付けられている。
【0038】次に、本発明の帯状材料の連続供給装置1
0の動作を述べると、既に述べたように、先行する帯状
材料1Aの終端1aと後行する帯状材料1Bの始端1b
とが熱融着された後(図9(D)参照)、先行側及び後
行側送りロール30A、30’A、30B、30’Bの
すべてが開き、帯状材料1はその熱融着部分を含めてア
キュムレータ210内の図示しない引込みロールによっ
てアキュムレータ210に引込まれる。
【0039】このようにして熱融着されて連続する帯状
材料1の終端1a(今まで後行する帯状材料であったが
それが成形機202内にほぼ送り込まれてそれに更に後
続する帯状材料を接続しなければならないので、以後先
行する帯状材料1Aの終端1aと言い換える)が材料検
出器110(図4参照)を通過して材料検出器110が
帯状材料1が無くなったことを検出すると、その信号が
制御回路114に供給され、制御回路114は、アキュ
ムレータ210の引込みロールを停止し、先行側送りロ
ール30A、30’Aを閉じて帯状材料1Aの終端1a
が光電スイッチ式材料検出器116に達するまで帯状材
料1Aを移動し、また接続機変位機構90のモータ10
0を駆動して材料接続手段18と材料送給手段20とを
帯状材料供給機14の幅方向に変位する。
【0040】材料送給手段20の材料検出器112がダ
クト68のスリット68bを通して帯状材料1を検出し
て帯状材料1が装填されている材料パック44を探索す
ると、接続機変位機構90の駆動を停止し、材料送給手
段20を帯状材料供給機14の1つの材料パック44に
対応して停止し、送給ローラ76がそのダクト68の切
欠き窓68aに対向する。尚、帯状材料供給機14の材
料パック収納手段46内の各収納空間51のホルダ部材
54に保持されている材料パック44から繰り出される
帯状材料1は、予め手でガイドローラ66を介してダク
ト68内に導かれているので、材料パック44の有無を
スリット68bから直ちに検出することができるが、材
料接続手段18と材料送給手段20とは、例えば図3の
矢印A方向に順次移動して材料パック44を検出すれば
その位置に直ちに停止する。このようにして、後続の帯
状材料1Bが接続され、この帯状材料1Bが送給し尽く
されると、次の帯状材料を探すために材料接続手段18
と材料送給手段20とを同様に矢印A方向に移動する。
材料接続手段18及び材料送給手段20とが矢印A方向
の極限位置に達すると、今度はこれらは反対の矢印B方
向に移動し、材料パック44を検出すると、その都度そ
の位置に停止して後続の帯状材料1を繰り出す。若し、
材料接続手段18と材料送給手段20とが移動して最も
近い収納空間51内に材料パック44がなければ、この
収納空間51を飛び越えて次に材料パック44が検出さ
れるまで所定の方向に移動し続ける。
【0041】このようにして、送給ローラ76がダクト
68の切欠き窓68aに対向してこの切欠き窓68aを
通して露出する帯状材料1の上方に待機すると、昇降用
シリンダ78のピストンロッド78aが伸長して送給ロ
ーラ76が下降し、ダクト68内の帯状材料1を従動ロ
ーラの形態の材料受け70とで挟みつつモータ82(図
11参照)の駆動によって送給ローラ76を駆動して帯
状材料1をダクト68内を前進させる。帯状材料1の先
端(始端)1bが後行側送りローラ30B、30’Bを
通過して材料検出器110に達すると、この材料検出器
110が制御回路114に信号を供給し、制御回路11
4は、モータ82の駆動を停止し、昇降用シリンダ78
のピストンロッド78aを上昇する。
【0042】その後の動作は、先に、図9を参照して述
べた通りである。尚、カッター32Aは、帯状材料1A
の終端1aが材料検出器116を通過して材料がなくな
ったときに動作するように制御回路114を介して動作
指令を受け、またカッター32Bは、帯状材料1Bの始
端1bが材料検出器118を通過して材料が検出された
ときに動作するように制御回路114を介して動作指令
を受ける。
【0043】以後同じ動作が繰り返されて各材料パック
44内の帯状材料1が順次接続されて次の工程に連続し
て供給される。一方、帯状材料供給機14は、材料パッ
ク収納手段46内の空となった円板状ホルダ部材54を
ハンドル55を引っ張って収納空間から引き出し、新し
い材料パック44を円板状ホルダ部材54に保持し、円
板状ホルダ部材54を引き戻して次の帯状材料の繰出に
備える。6つの材料パック44を収納する空間があるの
で、すべての材料パック44が繰り出されるまでの間は
作業者が帯状材料供給機14に待機している必要はない
ことが解る。
【0044】材料パック収納手段の変形例が図15及び
図16に符号146で総体的に示され、この材料パック
収納手段146は、隣り合うサプライフレーム150の
間の収納空間151と、この収納空間151の材料出入
り口を開閉する蓋124とから成り、この蓋124は、
蝶番122によって一方のサプライフレーム150に開
閉自在に取り付けられている。尚、図15及び図16に
おいて符号126は蓋124に取り付けられた把手を示
し、また図15及び図16において前の実施例の符号と
同じ符号は同じ部分を示す。
【0045】この材料パック収納手段146は、収納空
間151に材料パック44を収納しているだけであり、
材料パック44から繰り出される帯状材料1は、ガイド
ローラ66を経てダクト68内に導かれ、この際材料パ
ック44は、収納空間151内で踊りながら巻きほぐし
回転する。図15に示すように、材料パック44が収納
空間151内で巻きほぐし回転するのを容易にするため
にサプライフレーム150に材料パック44が係合する
多数のローラ120が設けられている。
【0046】上記実施例では、帯状材料接続機12は、
帯状材料1の端部切揃え、ヒータ40の突出、ヒータ4
0への切揃え端面の衝合、ヒータ40の引っ込み、帯状
材料1の溶融端面の衝合を経て帯状材料1を接続する形
式のものであったが、本発明に使用される帯状材料接続
機は、この形式のものに限定されないで、例えば、前後
の帯状材料を直接衝合した状態で加熱融着する形式のも
のであってもよい。
【0047】また、図2、図3及び図6乃至図9の実施
例では、材料パック収納手段46は、引き出し式のもの
であったが、ホルダ部材54が収納位置と突出位置との
間を枢動する形式のものであってもよい。更に、上記実
施例では、帯状材料接続機12の材料送給手段20と帯
状材料供給機14の材料案内手段48とを整列して帯状
材料1を受け渡す手段は、材料送給手段20側に設けら
れた昇降式の送給ローラ76から成っているので、1つ
の送給ローラで共用することができて好ましいが、この
手段は、帯状材料供給機14側で材料パック44毎に設
けられた送給ローラから成っていてもよい。
【0048】更に、上記実施例では、変位・位置決め手
段88は、帯状材料接続機12の材料送給手段20を帯
状材料供給機14内の1つの材料パック44に対応させ
るために、帯状材料接続機12側の材料接続手段18と
材料送給手段20とを帯状材料供給機14に対して変位
させたが、帯状材料接続機12側を固定して帯状材料供
給機14側を帯状材料接続機12に対して変位してもよ
い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、帯状材
料接続機に順次供給されるべき所定長さの帯状材料が巻
取られた複数の材料パックを間隔をあけて並べて材料パ
ック収納手段に収納し、これらの材料パックの1つを適
宜に選択してこの材料パック収納手段内の選択された材
料パックから繰り出される帯状材料を帯状材料接続機に
案内するので、作業者が帯状材料接続機に常時待機して
いなくても帯状材料を連続して供給することができ、従
って帯状材料の接続作業を効率よく行なうことができ
る。
【0050】また、帯状材料供給機の材料パック収納手
段内の各1つの材料パックに帯状材料接続機の材料送給
手段が対応するように帯状材料接続機の材料接続手段及
び材料送給手段と帯状材料供給機とを相対的に変位する
ので、前の材料パック内の帯状材料の終端を次の材料パ
ックの帯状材料の始端に容易に突合せることができるよ
うに前後の帯状材料の位置を制御することができ、従っ
て剛性が低い帯状材料でも容易に取扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状材料の連続供給装置を用いて
配管用断熱チューブを製造する装置の系統図である。
【図2】本発明に係る帯状材料の連続供給装置の側面図
である。
【図3】本発明に係る帯状材料の連続供給装置の上面図
であるが、帯状材料接続機の一部を省略して示してい
る。
【図4】本発明に用いられる帯状材料接続機の概略斜視
図である。
【図5】図4の帯状材料接続機の動作を順次示す側面図
であり、同図(A)は先行する帯状材料の終端を切揃え
る工程を示し、同図(B)は後行する帯状材料の始端を
切揃える工程を示し、同図(C)は前後の帯状材料の終
端と始端とを溶融する工程を示し、また同図(D)は前
後の帯状材料の溶融端を接合する工程を示す。
【図6】帯状材料供給機の材料パック収納手段の正面図
である。
【図7】図6の材料パック収納手段に用いられる引き出
し機構の概略説明図である。
【図8】図7の引き出し機構の詳細な構造を示す拡大正
断面図である。
【図9】図7及び図8の引き出し機構の動作説明図であ
り、同図(A)は引き出し機構が畳まれた状態を示し、
同図(B)は引き出し機構が展開されようとする状態を
示し、同図(C)は引き出し機構が完全に展開した状態
を示す。
【図10】帯状材料供給機の材料案内手段に用いられる
ダクトの一部を示し、同図(A)はダクトの一部の拡大
上面図、同図(B)はその側面図、同図(C)はダクト
の入口を示す正面図である。
【図11】帯状材料接続機の材料送給手段の拡大正面図
である。
【図12】本発明の装置に用いられる接続機変位機構の
一部を破断して示す正面図である。
【図13】図12の接続機変位機構の要部の側断面図で
ある。
【図14】本発明の装置に用いられる制御手段の系統図
である。
【符号の説明】
1 帯状材料 1A 先行する帯状材料 1a 先行する帯状材料の終端 1B 後行する帯状材料 1b 後行する帯状材料の始端 10 帯状材料の連続供給装置 12 帯状材料接続機 14 帯状材料供給機 16 固定フレーム 18 材料接続手段 20 材料送給手段 22 ガイドレール 24 可動フレーム 26 接続機本体 28 テーブル 28a 切り割り部 30A 先行側送りロール 30’A 先行側送りロール 30B 後行側送りロール 30’B 後行側送りロール 32A 先行側カッター 32B 後行側カッター 34 熱融着部 36 ガイド 36a スリット 36’ ガイド 36’a スリット 38A 平面板 38B 切欠き付き板 40 ヒータ 42 押え板 44 材料パック 46 材料パック収納手段 48 材料案内手段 50 サプライフレーム 51 収納空間 52 引き出し機構 54 ホルダ板 54a 軸 55 ハンドル 56 ボール列 58 レール(総体的な称呼) 58a ねじ取付け孔 58A レール 58B レール 58C レール 60 ストリップ 60a ねじ取付け孔 62 ストリップ 62a ねじ取付け孔 64 軸 66 ガイドローラ 68 ダクト 68a 切欠き窓 68b スリット 70 材料受け 72 ブラケット 74 アーム 76 送給ローラ 78 昇降用シリンダ 78a ピストンロッド 80 フレーム 82 モータ 84 減速機 86 カップリング 88 変位・位置決め手段 90 接続機変位機構 92 光電スイッチ式材料検出器 94 スクリュー 96 螺動部材 98 駆動系統 100 モータ 102 プーリ 104 プーリ 106 ベルト 108 光電スイッチ式材料検出器 110 光電スイッチ式材料検出器 112 光電スイッチ式材料検出器 114 制御回路 116 光電スイッチ式材料検出器 118 光電スイッチ式材料検出器 120 ローラ 122 蝶番 124 蓋 126 把手 146 材料パック収納手段 150 サプライフレーム 151 収納空間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状材料の連続供給装置を用いて
配管用断熱チューブを製造する装置の系統図である。
【図2】本発明に係る帯状材料の連続供給装置の側面図
である。
【図3】本発明に係る帯状材料の連続供給装置の上面図
であるが、帯状材料接続機の一部を省略して示してい
る。
【図4】本発明に用いられる帯状材料接続機の概略斜視
図である。
【図5】図4の帯状材料接続機の動作を順次示す側面図
であり、同図(A)は先行する帯状材料の終端を切揃え
る工程を示し、同図(B)は後行する帯状材料の始端を
切揃える工程を示し、同図(C)は前後の帯状材料の終
端と始端とを溶融する工程を示し、また同図(D)は前
後の帯状材料の溶融端を接合する工程を示す。
【図6】帯状材料供給機の材料パック収納手段の正面図
である。
【図7】図6の材料パック収納手段に用いられる引き出
し機構の概略説明図である。
【図8】図7の引き出し機構の詳細な構造を示す拡大正
断面図である。
【図9】図7及び図8の引き出し機構の動作説明図であ
り、同図(A)は引き出し機構が畳まれた状態を示し、
同図(B)は引き出し機構が展開されようとする状態を
示し、同図(C)は引き出し機構が完全に展開した状態
を示す。
【図10】帯状材料供給機の材料案内手段に用いられる
ダクトの一部を示し、同図(A)はダクトの一部の拡大
上面図、同図(B)はその側面図、同図(C)はダクト
の入口を示す正面図である。
【図11】帯状材料接続機の材料送給手段の拡大正面図
である。
【図12】本発明の装置に用いられる接続機変位機構の
一部を破断して示す正面図である。
【図13】図12の接続機変位機構の要部の側断面図で
ある。
【図14】本発明の装置に用いられる制御手段の系統図
である。
【図15】帯状材料供給機の材料パック収納手段の異な
る例の側面図である。
【図16】図15の材料パック収納手段の1つの収納空
間部分の正面図である。
【符号の説明】 1 帯状材料 1A 先行する帯状材料 1a 先行する帯状材料の終端 1B 後行する帯状材料 1b 後行する帯状材料の始端 10 帯状材料の連続供給装置 12 帯状材料接続機 14 帯状材料供給機 16 固定フレーム 18 材料接続手段 20 材料送給手段 22 ガイドレール 24 可動フレーム 26 接続機本体 28 テーブル 28a 切り割り部 30A 先行側送りロール 30’A 先行側送りロール 30B 後行側送りロール 30’B 後行側送りロール 32A 先行側カッター 32B 後行側カッター 34 熱融着部 36 ガイド 36a スリット 36’ ガイド 36’a スリット 38A 平面板 38B 切欠き付き板 40 ヒータ 42 押え板 44 材料パック 46 材料パック収納手段 48 材料案内手段 50 サプライフレーム 51 収納空間 52 引き出し機構 54 ホルダ板 54a 軸 55 ハンドル 56 ボール列 58 レール(総体的な称呼) 58a ねじ取付け孔 58A レール 58B レール 58C レール 60 ストリップ 60a ねじ取付け孔 62 ストリップ 62a ねじ取付け孔 64 軸 66 ガイドローラ 68 ダクト 68a 切欠き窓 68b スリット 70 材料受け 72 ブラケット 74 アーム 76 送給ローラ 78 昇降用シリンダ 78a ピストンロッド 80 フレーム 82 モータ 84 減速機 86 カップリング 88 変位・位置決め手段 90 接続機変位機構 92 光電スイッチ式材料検出器 94 スクリュー 96 螺動部材 98 駆動系統 100 モータ 102 プーリ 104 プーリ 106 ベルト 108 光電スイッチ式材料検出器 110 光電スイッチ式材料検出器 112 光電スイッチ式材料検出器 114 制御回路 116 光電スイッチ式材料検出器 118 光電スイッチ式材料検出器 120 ローラ 122 蝶番 124 蓋 126 把手 146 材料パック収納手段 150 サプライフレーム 151 収納空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行する帯状材料の後端に後続の帯状材
    料の前端を自動的に熱融着接続すべき帯状材料接続機
    と、前記帯状材料接続機に順次帯状材料を供給する帯状
    材料供給機とを備え、前記帯状材料接続機は、材料接続
    手段と、前記材料接続手段に後続の帯状材料を送給する
    材料送給手段とから成り、また前記帯状材料供給機は、
    前記帯状材料接続機に順次供給されるべき所定長さの帯
    状材料が巻取られた複数の材料パックを間隔をあけて並
    べて収納する材料パック収納手段と、前記材料パック収
    納手段内の材料パックから繰り出される帯状材料を前記
    帯状材料接続機に案内する材料案内手段とから成り、前
    記帯状材料供給機の材料パック収納手段内の各1つの材
    料パックに前記帯状材料接続機の材料送給手段が対応す
    るように前記帯状材料接続機の材料接続手段及び材料送
    給手段を帯状材料供給機に対して相対的に変位し且つ前
    記材料接続手段と前記材料送給手段とを帯状材料供給機
    の所定の材料パック収納手段に相応する位置に位置決め
    する変位・位置決め手段を更に備えていることを特徴と
    する帯状材料の連続供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の帯状材料の連続供給装
    置であって、前記材料パック収納手段は、隣り合うサプ
    ライフレームの間にあって前記材料パックを収納する収
    納空間から成り、前記材料案内手段は前記サプライフレ
    ームに取付けられたガイドローラと前記ガイドローラか
    ら案内される帯状材料が通るダクトとを含んでいること
    を特徴とする帯状材料の連続供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の帯状材料の連続
    供給装置であって、前記帯状材料接続機の材料送給手段
    は、前記材料接続手段から延びるアームに昇降自在に取
    付けられた送給ローラから成り、前記送給ローラは、前
    記帯状材料接続機の材料送給手段が前記材料供給機内の
    1つの材料パックに対応する状態で前記帯状材料を滑り
    自在に受け前記帯状材料を前記送給ローラと共に挟むこ
    とができる材料受けに対向することを特徴とする帯状材
    料の連続供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の帯状材料の連続供給装置であって、前記変位・位置決
    め手段は、前記帯状材料接続機の材料接続手段と材料供
    給手段とを前記帯状材料供給機の幅方向に変位するよう
    に駆動する接続機変位機構と、前記帯状材料接続機内の
    帯状材料の終端が材料接続手段内に入ると前記接続機変
    位機構を駆動し前記材料送給手段が前記帯状材料供給機
    の1つの材料パックから繰出されている帯状材料を検出
    すると前記接続機変位機構の駆動を停止する制御手段と
    から成っていることを特徴とする帯状材料の連続供給装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1316221C (zh) * 2002-12-25 2007-05-16 乐金电子(天津)电器有限公司 烘干机的空气供应通道
CN100343608C (zh) * 2002-12-25 2007-10-17 乐金电子(天津)电器有限公司 干燥器的空气供应管道

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1316221C (zh) * 2002-12-25 2007-05-16 乐金电子(天津)电器有限公司 烘干机的空气供应通道
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