JPH0858662A - サイドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造 - Google Patents

サイドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造

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JPH0858662A
JPH0858662A JP21784494A JP21784494A JPH0858662A JP H0858662 A JPH0858662 A JP H0858662A JP 21784494 A JP21784494 A JP 21784494A JP 21784494 A JP21784494 A JP 21784494A JP H0858662 A JPH0858662 A JP H0858662A
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JP
Japan
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wire
arm
brake
hole
caliper brake
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JP21784494A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Yoshikawa
邦彦 吉川
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YOSHIKAWA SEISAKUSHO KK
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YOSHIKAWA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は固定具を予め形成した状態でアウタ
ーワイヤを簡単にYアームに取り付けることができるサ
イドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造を提供
する。 【構成】一端にブレーキシューを取着したYアームとC
アームとをそれぞれのブレーキシューが対向するように
取付ボルトで枢着すると共に制動解除方向へ付勢してな
るサイドプル式キャリパーブレーキに、ブレーキレバー
に基端が係止されたブレーキワイヤのアウターワイヤを
Yアームの端部に固定し、アウターワイヤ内から導出す
るインナーワイヤをCアームの端部に固定してなるサイ
ドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造におい
て、Yアームの端部に、ワ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイドプル式キャリ
パーブレーキのブレーキアームにブレーキワイヤを簡単
に取り付けることができる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サイドプル式キャリパーブレーキ
においてブレーキワイヤの先端をブレーキアームに固定
する構造の一例を図11に示す。このサイドプル式キャ
リパーブレーキは、下端にブレーキシュー64を設けた
Cアーム55とYアーム65とを取付ボルト61で枢支
し、Yアーム65の先端にアウターワイヤW2の端部を
摺動自在に嵌込んで管ネジ67を保持するダルマと呼ば
れる固定具63によりアウターワイヤW2を固定し、該
アウターワイヤーW2の内空部から導出されたインナー
ワイヤW1の先端をCアーム55の端部に固定してい
る。なお、図中62はCアーム55とYアーム65とを
制動解除方向へ付勢するメガネ形状のバネである。
【0003】そして、ブレーキワイヤWを固定するに
は、図16で明瞭なように、Yアーム65に固定され
(かしめ)て前方に突出すると共に上下に貫通する孔を
有する固定具63の孔にナット68を螺合した管ネジ6
7のネジ部を挿通してアウターワイヤW2を係止してい
る。これにより、アウターワイヤW2の端部がYアーム
65に係止され、該アウターワイヤW2の内部中空から
インナーワイヤW1が引き出される。また、Cアーム5
5には後方へ突出するワイヤ取付ネジ51が設けられて
いる。このワイヤ取付ネジ51は、大径の頭部を先端に
有し、該頭部と連接する小径の胴部51Aには、頭部と
接するように孔部52が上下に透設されている。この胴
部51Aは、周壁に角部を有しているので、Cアーム5
5の端部に形成された同形の孔に貫挿しても回転しない
ように拘束される。このワイヤ取付ネジ51は、上記孔
部52にインナーワイヤW1を上下に通し、Cアーム5
5の前後にワッシャ56、57を介設してナット58に
より緊締することにより、上記ブレーキワイヤWは、C
アーム55に一体的に固設されたワッシャ56とワイヤ
取付ネジ51の頭部とによって挟圧され、ブレーキワイ
ヤWをCアーム55に固定することができる。
【0004】このような、ブレーキワイヤの取付は、ブ
レーキシューが制動待機する位置(リムとの離反位置)
を決定するので正確に行われる必要があるが、左右のバ
ランスをとりながら行う必要があり煩雑で手間のかかる
作業となっている。特に、自転車等へのブレーキの取付
が流れ作業で行われる場合には、取付作業に時間がかか
り、全体の組立作業のスピードダウンにつながる欠点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は上記事情
に鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その
主たる課題は、固定具を予め形成した状態でアウターワ
イヤを簡単にYアームに取り付けることができるサイド
プル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造を提供する
ことにある。またこの発明の別の課題は、固定具を予め
形成した状態でアウターワイヤを簡単にYアームに取り
付けることができるサイドプル式キャリパーブレーキの
ワイヤ取付構造を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
めに、請求項1の発明では、(a).一端にブレーキシュー
を取着したYアームとCアームとをそれぞれのブレーキ
シューが対向するように取付ボルトで枢着すると共に制
動解除方向へ付勢してなるサイドプル式キャリパーブレ
ーキに、ブレーキレバーに基端が係止されたブレーキワ
イヤのアウターワイヤをYアームの端部に固定し、アウ
ターワイヤ内から導出するインナーワイヤをCアームの
端部に固定してなるサイドプル式キャリパーブレーキの
ワイヤ取付構造において、(b).Yアームの端部に、ワイ
ヤ延出方向に貫通する孔部と、該孔部と連通しインナー
ワイヤを長手方向で挿通可能としアウターワイヤの幅よ
りも狭い幅に設定したスリットを有するアウター受部を
設ける、という技術的手段を講じている。また請求項2
の発明では、上記構成に加えて、(c).Cアームの端部
に、ワイヤ延出方向に貫通する孔部と、該孔部と連通し
インナーワイヤを長手方向で挿通可能な隙間または溝を
形成したワイヤ取付部を設ける、という技術的手段を講
じている。請求項3の発明では、(d).アウターワイヤが
その端部に外嵌した管ネジと、該管ネジに螺合する多角
形のナットを備えており、アウター受部が、その孔部の
上方を拡開して上記ナットを嵌合する平面多角形の凹部
を有して、アウターワイヤーをその軸線を中心にして回
転しないように拘束してなる、という技術的手段を講じ
ている。請求項4の発明では、(e).アウター受部が、C
アームの端部で前方へ突出し、上下に貫通する孔部を有
すると共に、該孔部と連通するスリットを周壁に形成し
ており、上記孔部にアウター受部が係止されてなる、と
いう技術的手段を講じている。請求項5の発明では、
(f).ワイヤ取付部が、Cアームに設けられた孔部に頭部
が係止されてネジ止めされるワイヤ取付ネジからなって
おり、該ワイヤ取付ネジの胴部に、Cアームに取り付け
た際にインナーワイヤの延出方向に延びて外側方に開口
する隙間または溝を設け、インナーワイヤを長手方向で
上記隙間または溝側から挿入してナットで緊締してな
る、という技術的手段を講じている。請求項6の発明で
は、(g).Cアームに固定されるインナーワイヤの端部
に、該端部を覆うと共に隙間または溝から上方に抜けな
いように大きく設定されたストッパが設けられている、
という技術的手段を講じている。請求項7の発明では、
(h).インナーワイヤの端部に、所定の長さに設定される
と共にインナーワイヤと一体に、またはインナーワイヤ
に着脱可能に設けられて、ワイヤ取付部の下端に係止さ
れる仮止めゲージが設けられてなる、という技術的手段
を講じている。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、ブレーキワイヤの取付に
際して、インナーワイヤを横にスライドしてアウター受
部のスリットから孔部へ嵌込み、アウターワイヤの端部
をYアームに係止することができる。また、請求項2の
発明では、同様にインナーワイヤを横にスライドさせ
て、ワイヤ取付部の隙間または溝へスライドさせて嵌込
み固定することができる。アウター受部には、アウター
ワイヤの長さ調整手段を設けてもよく、請求項3の発明
では、アウターワイヤの端部に嵌合する管ネジに螺合す
るナットが、アウター受部の孔部で回転できないように
拘束することにより、管ネジを上昇させることができ、
該管ネジに端部が嵌め込まれたアウターワイヤを縮める
ことができる。請求項4の発明では、Cアームの端部を
曲成することにより請求項1と同様のアウター受部を形
成することができる。請求項5の発明では、インナーワ
イヤの端部の固定に際して、ワイヤ取付部にワイヤ取付
ネジが用いられているので、ナットによる緊締でインナ
ーワイヤをCアームとの間で挟圧し固定する。請求項6
の発明では、インナーワイヤの端部に端部処理と共に、
抜け止めとなるストッパを設けて、取付を確実に行うこ
とができる。請求項7の発明では、更に、仮止めゲージ
を用いて、Cアームのインナーワイヤ固着位置から延出
するインナーワイヤの長さを測定して、ワンタッチで固
定することができる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明のサイドプル式キャリパー
ブレーキのワイヤ取付構造を自転車用のブレーキに適用
した実施例について図面を参照しつつ説明する。このキ
ャリパーブレーキは、Yアームに形成されたアウター受
部とCアームに形成されるワイヤ取付部とを有してお
り、その他の構成は従来のサイドプル式キャリパーブレ
ーキの構成(図11参照)を用いている。
【0009】図1〜図3に示すアウター受部1は、Yア
ーム2の先端に固着されて、アウターワイヤW2の端部
に嵌め込まれる管ネジ3を保持する固定具7からなって
いる。ここで管ネジ3は、アウターワイヤW2を嵌込む
筒状の頭部4と、該頭部4より小径で外周にネジを刻設
しておりアウターワイヤW2から導出されるインナーワ
イヤW1を嵌挿する胴部5とからなっており、該胴部に
6角ナット6が螺合している。
【0010】一方、固定具7は、管ネジ3の胴部5を挿
通可能に上下に貫通する孔部8を有しており、該孔部8
は上方を拡開して管ネジ3に螺合する6角ナット6を嵌
合する平面6角形状の凹部9を有している。この固定具
7に管ネジ3を係止するには、インナーワイヤW2を横
にスライドして固定具のスリット10から孔部8へと嵌
込み、管ネジ3を下ろして孔部8へ胴部5を嵌込みナッ
トを凹部9へ嵌込む。これにより、アウターワイヤW2
を係止した管ネジ3を固定具7に保持することができる
と共に、管ネジ3を介してアウターワイヤW2の長さ調
整を行うことができる。即ち、ナット6は凹部9で旋回
できないように拘束されているので、管ネジ3を旋回す
ることにより、相対的に管ネジは上下に螺進退しうる。
この管ネジ3の上下により端部が係止されているアウタ
ーワイヤW2の長さを微調整することができる。
【0011】アウター受部1は、Yアーム2と一体に形
成されるものであってもよく、図4(a)(b)に示す
アウター受部1’は、Yアーム2の先端を前方へ直角に
屈曲させた構成からなっている。即ち、このアウター受
部1’は、中央に管ネジ3の胴部5を挿通する孔部8’
を有しており、その周壁の正面中央に上記孔部8’に連
通するスリット10’が穿設されている。従って、この
場合も、前記実施例と同様にインナーワイヤW1をスラ
イドさせてスリット10’から孔部8’内に挿入させ、
管ネジ3を孔部8’内へ嵌め込んで係止する。
【0012】本実施例でブレーキワイヤは図5に示すよ
うに、インナーワイヤW1のブレーキアーム取付側の端
部に、該端部を覆う円盤状のストッパが固着されてい
る。このストッパは管ネジ3の中空よりも大径に形成さ
れているので、管ネジ3がブレーキワイヤから外れるこ
とがなく、またインナーワイヤW1の端部が処理され
る。
【0013】次ぎに、図6に示すワイヤ取付部は、Cア
ーム15の端部にワイヤ取付ネジ11を通し、アーム1
5の前後にワッシャ17を介してナット18で緊締した
構造からなっている。ワイヤ取付ネジ11は、図6
(b)および」図7以降の図面に示すように、大径の頭
部を有しており、該頭部に周壁に角部を有する断面長円
形状の胴部11Aと、外周にネジを刻設した丸棒状のネ
ジ部11Bとを一連に形成した構成からなっている。
【0014】そして、胴部11Aには、頭部の内壁と接
するように略断面U状の溝部12が穿設されて外側方で
開口している。そこで、上記溝部12にインナーワイヤ
W1を側方から嵌め込んで、ナット18で挟圧すること
により、インナーワイヤW1をCアーム5に固着するこ
とができる。この際に、溝部12に嵌め込んだインナー
ワイヤW1が外へ抜けないように拘束する手段を設ける
ことが好ましい。
【0015】図8に示す実施例では、反転しても使用可
能なように左右対称に一対の突部16a、16bを形成
した波形のワッシャ16を用いている。この突部16a
および16bは、前記溝部12に対応して略同一円周と
重なるように湾曲し、溝部12の開口を狭めると共に、
先端はワイヤ取付ネジ11の頭部との隙間を広げるよう
に傾斜した略波形となっている。
【0016】これにより、側方からインナーワイヤW1
を挿入する際に、上記ワッシャ16の突部16a(また
は16b)を乗り越えて嵌め込むことにより、溝部12
にインナーワイヤW1が嵌込まれ、また溝部12の開口
は上記突部16aで幅狭となってインナーワイヤW1を
溝部12内に位置決めさせる。そしてナット18をネジ
部11Bに緊締することにより、インナーワイヤW1
は、上記溝部12と突部16aで拘束され、ワイヤ取付
ネジ11の頭部の内壁面との間で挟圧され固着される。
【0017】ここで、ワイヤ取付ネジ11は、溝部12
の溝底部が、ネジ部11Bの軸断面より内側に形成され
ているので、外側に形成される場合よりも螺合による締
付力を強く作用させることができる。この場合、溝部1
2は、インナーワイヤW1が嵌め込まれる部分が全てネ
ジ部11Bの軸断面の内側に形成されていれば、一層強
力に固着力を発揮させることができる。図9には、ワイ
ヤ取付ネジの異なる実施例を示す。このワイヤ取付ネジ
21は、溝部を設けず、頭部と胴部21Aとの間に小径
の頸部21Cを設け、頭部と胴部21Aとの間に上下に
連通する隙間22を形成している。ここでも、頸部21
Cによって形成される隙間22は、ネジ部21Bの軸断
面よりも内側に凹むように形成されている。
【0018】このワイヤ取付部は上記実施例に限定され
るものではなく、例えばアウター受部(固定具)と同様
に孔部と該孔部に連通するスリットを設けた構成を用い
てもよい。このようなワイヤ取付部を用いる場合、図5
に示したようにインナーワイヤの端部にストッパに、仮
止めゲージを設けてもよい。この仮止めゲージは、図に
示すように、スリットを有する合成樹脂の筒体からなっ
てインナーワイヤW1に着脱可能に嵌め込まれており、
下端がストッパで係止されている。従って、ブレーキワ
イヤ取付時に、仮止めゲージの上端がワイヤ取付部の下
端と衝合して、下方へ引き出すインナーワイヤW1の長
さをガイドすることができる。これにより、Cアームの
傾動位置を所定の位置に簡単にセットし、その状態でワ
イヤ取付ネジ11を緊締することができる。この仮止め
ゲージはストッパと一体に形成されるものでもよい。
【0019】これにより、アウターワイヤおよびインナ
ーワイヤを横側からスライドさせてブレーキアームに取
り付けることができるので、作業能率の大幅な改善を図
ることができる。またアウター受部だけの場合でも作業
の効率化が図れる。なお、この発明でブレーキワイヤは
図示例に限定されず、公知のものを用いてもよい。ま
た、キャリパーブレーキの用途は自転車、車椅子やカー
トその他特に限定されるものではない。その他要するに
この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうる
こと勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上、この発明によれば、側方からブレ
ーキワイヤをブレーキアームに取り付けることができる
ので、ブレーキワイヤを軸線方向から孔に通す必要がな
く、取付作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワイヤ取付構造に用いる好適実施例
のアウター受部の正面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】固定具の平面図である。
【図4】アウター受部の異なる実施例を示す図で、
(a)は側面図、(b)は(a)のb−b線断面図であ
る。
【図5】ブレーキワイヤの正面図である。
【図6】インナーワイヤーの固定部分にもワイヤ取付構
造を適用した異なる実施例を示す図で、(a)は正面
図、(b)は(a)のb−b線断面図である。
【図7】(a)はワイヤ取付部の一例を示す断面図、
(b)は締付ネジを示す平面図、(c)はアームの部分
断面図である。
【図8】インナーワイヤの取付の異なる実施例を示す平
面図である。
【図9】ワイヤ取付ネジの異なる実施例を示す平面図で
ある。
【図10】ワイヤ取付ネジの別の実施例を示す平面図で
ある。
【図11】(a)はキャリパーブレーキの斜視図、
(b)はアウターワイヤ取付部の取付状態を示す分解斜
視図、(c)はインナーワイヤ取付部の取付状態を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 アウター受部 2 Yアーム 3 管ネジ 7 固定具 8 孔部 10 スリット 11 ワイヤ取付ネジ 12 溝部 15 Cアーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にブレーキシューを取着したYアー
    ムとCアームとをそれぞれのブレーキシューが対向する
    ように取付ボルトで枢着すると共に制動解除方向へ付勢
    してなるサイドプル式キャリパーブレーキに、ブレーキ
    レバーに基端が係止されたブレーキワイヤのアウターワ
    イヤをYアームの端部に固定し、アウターワイヤ内から
    導出するインナーワイヤをCアームの端部に固定してな
    るサイドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造に
    おいて、 Yアームの端部に、ワイヤ延出方向に貫通する孔部と、
    該孔部と連通しインナーワイヤを長手方向で挿通可能と
    しアウターワイヤの幅よりも狭い幅に設定したスリット
    を有するアウター受部を設けてなることを特徴とするサ
    イドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造。
  2. 【請求項2】 一端にブレーキシューを取着したYアー
    ムとCアームとをそれぞれのブレーキシューが対向する
    ように取付ボルトで枢着すると共に制動解除方向へ付勢
    してなるサイドプル式キャリパーブレーキに、ブレーキ
    レバーに基端が係止されたブレーキワイヤのアウターワ
    イヤをYアームの端部に固定し、アウターワイヤ内から
    導出するインナーワイヤをCアームの端部に固定してな
    るサイドプル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造に
    おいて、 Yアームの端部に、ワイヤ延出方向に貫通する孔部と、
    該孔部と連通しインナーワイヤを長手方向で挿通可能と
    しアウターワイヤの幅よりも狭い幅に設定したスリット
    を有するアウター受部を設け、 Cアームの端部に、ワイヤ延出方向に貫通する孔部と、
    該孔部と連通しインナーワイヤを長手方向で挿通可能な
    隙間または溝を形成したワイヤ取付部を設けてなること
    を特徴とする請求項1に記載のサイドプル式キャリパー
    ブレーキのワイヤ取付構造。
  3. 【請求項3】 アウターワイヤがその端部に外嵌した管
    ネジと、該管ネジに螺合する多角形のナットを備えてお
    り、 アウター受部が、その孔部の上方を拡開して上記ナット
    を嵌合する平面多角形の凹部を有して、アウターワイヤ
    ーをその軸線を中心にして回転しないように拘束してな
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のサイドプ
    ル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造。
  4. 【請求項4】 アウター受部が、Cアームの端部で前方
    へ突出し、上下に貫通する孔部を有すると共に、該孔部
    と連通するスリットを周壁に形成しており、上記孔部に
    アウター受部が係止されてなることを特徴とする請求項
    1または2に記載のサイドプル式キャリパーブレーキの
    ワイヤ取付構造。
  5. 【請求項5】 ワイヤ取付部が、Cアームに設けられた
    孔部に頭部が係止されてネジ止めされるワイヤ取付ネジ
    からなっており、該ワイヤ取付ネジの胴部に、Cアーム
    に取り付けた際にインナーワイヤの延出方向に延びて外
    側方に開口する隙間または溝を設け、インナーワイヤを
    長手方向で上記隙間または溝側から挿入してナットで緊
    締してなることを特徴とする請求項2に記載のサイドプ
    ル式キャリパーブレーキのワイヤ取付構造。
  6. 【請求項6】 Cアームに固定されるインナーワイヤの
    端部に、該端部を覆うと共に隙間または溝から上方に抜
    けないように大きく設定されたストッパが設けられてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のサイドプル式キャ
    リパーブレーキのワイヤ取付構造。
  7. 【請求項7】 インナーワイヤの端部に、所定の長さに
    設定されると共にインナーワイヤと一体に、またはイン
    ナーワイヤに着脱可能に設けられて、ワイヤ取付部の下
    端に係止される仮止めゲージが設けられてなることを特
    徴とする請求項2に記載のサイドプル式キャリパーブレ
    ーキのワイヤ取付構造。
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