JPH085857B2 - N−置換ニトロフタルイミドの製造方法 - Google Patents

N−置換ニトロフタルイミドの製造方法

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JPH085857B2
JPH085857B2 JP60500073A JP50007385A JPH085857B2 JP H085857 B2 JPH085857 B2 JP H085857B2 JP 60500073 A JP60500073 A JP 60500073A JP 50007385 A JP50007385 A JP 50007385A JP H085857 B2 JPH085857 B2 JP H085857B2
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    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
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Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は、アルキル基が1−8個の炭素原子、好まし
くは1−4個の炭素原子を有するN−アルキルフタルイ
ミドのニトロ化誘導体を製造する方法に関する。さらに
詳しくは、本発明は次式: (式中のRは1−8個の炭素原子、好ましくは1−4個
の炭素原子を有するアルキル基である)のN−アルキル
ニトロフタルイミドを製造するにあたり、N−アルキル
フタルイミドを約95%以上、好ましくは約97.5%以上の
濃硝酸よりなる溶剤に溶解した溶液を約−20℃から硝酸
の沸点まで、好ましくは約10℃〜約70℃、特に好ましく
は約20℃〜約60℃の温度範囲で形成し、ニトロ化生成物
を既知の方法で回収してN−アルキルフタルイミドの所
望のニトロ誘導体を得る方法に関する。
N−アルキルニトロフタルイミドは種々の有機二無水
物およびポリイミドで製造するための基本出発物質とし
て特に有用であるので、N−アルキルニトロフタルイミ
ドを製造する別の方法が探しつづけられており、これに
ついてはすべて本出願人に譲渡されたハース(Hearth)
らの米国特許第3,879,428号、第3,847,867号および第3,
787,475号に示されている。本発明以前の、N−置換ニ
トロフタルイミドの製造方法の1例では、ニトロフタル
酸無水物と有機イソシアネートとの反応を炭酸アルカリ
触媒の存在下で行っている。例えばタケコシ(Takekosh
i)の米国特許第3,868,389号参照。もう少し最近では、
N−アルキルニトロフタルイミドを製造する別の方法が
クック(Cook)らの米国特許第3,933,852号に開示され
ている。この方法では、N−アルキルフタルイミドを98
−103%濃硫酸よりなる溶剤に溶解した溶液をつくり、
次にこの溶液を98−100%濃硝酸と60℃〜80℃の温度範
囲内で混合し、しかる後反応生成物を塩化メチレンでの
抽出により回収する。この方法では、約94%の4−ニト
ロ−N−メチルフタルイミド、約5%の3−ニトロ−N
−メチルフタルイミドおよび約1%の未反応N−メチル
フタルイミドの混合物よりなる生成物が収率約90%で得
られる。
予期せざることには、すべて硝酸によるニトロ化法で
N−アルキルフタルイミドをニトロ化してN−アルキル
ニトロフタルイミドを形成し得ることを見出した。この
方法は、余分な硝酸の必要性とその経費をなくし、広い
温度範囲にわたって有効であり、高い収率を保証する。
さらにこの新しい方法は、従来の方法より完全かつ安価
と考えられ、特に冷却不良および/または暴走反応の場
合にそうである。
最後に、反応生成物の回収は任意の既知の抽出法によ
ることができ、硫酸の除去を考慮する必要がないのでず
っと簡単である。本発明の生成物は硝酸から直接回収さ
れる。
発明の開示 本発明によれば、N−アルキルフタルイミドからN−
アルキルニトロフタルイミドを製造する新しい方法が提
供され、この方法では1)アルキルがC1−C8、好ましく
はC1−C4炭化水素であるN−アルキルフタルイミドを約
95%以上、好ましくは約97.5%以上の濃硝酸と混合し、
2)この混合物を約−20℃から硝酸の沸点まで、好まし
くは約10℃〜約70℃、特に好ましくは約20℃〜約60℃の
温度範囲で反応させ、3)反応を進行させてニトロ化誘
導体を生成し、しかる後4)ニトロ化生成物を既知の方
法で回収して、実質的N−アルキルニトロフタルイミド
の3−および4−異性体よりなる混合物を得る。
出発反応物質、即ち硝酸対N−アルキルフタルイミド
の重量比は広い範囲で変わり得る。一般にこの比は約0.
4〜約50、好ましくは5〜約30、特に好ましくは約9〜
約15である。
具体的説明 ここに開示されるニトロ化方法に有用な硝酸は濃度が
約95%以上でなければならず、濃度が約97.5%から約10
0%までの範囲にあるのが好ましい。これより低濃度の
硝酸もこの全硝酸ニトロ化法に有用であるが、このよう
な低い濃度を用いるとニトロ化工程が遅すぎてコストが
見合わない。上記濃度の硝酸は商業経路で入手するか、
もっと広範に入手できる市販の濃度60−67%の硝酸から
既知の濃縮法で製造することができる。
濃硝酸の使用量は、N−アルキルフタルイミドの芳香
族核上に1つのNO2基を結合するのに必要な化学量論的
量以上としなければならない。一般に、硝酸対N−アル
キルフタルイミドの重量比は約0.4〜約50、好ましくは
約5〜約30、特に好ましくは約9〜約15としなければな
らない。本発明の方法にはこれより少量もしくは多量の
硝酸を使用してもよいことは明らかであるが、少量の硝
酸では収率が低くなり、反応速度が遅すぎてコスト上見
合わない。他方、多量の硝酸では濃硝酸をいたずらに濫
費することになり、濃硝酸およびそのリサイクルのコス
ト上昇になる。
ここに開示するニトロ化法に適用なN−アルキルフタ
ルイミドは、上記式I(式中のRはC1−C8、好ましくは
C1−C4炭化水素である)のものである。これらのN−ア
ルキルフタルイミドは、マルケジッヒ(Markezich)の
米国特許第4,020,089号に教示されているように、アル
キルアミンと無水フタル酸との反応を行うことによって
製造できる。N−アルキルフタルイミドは反応器に任意
適当な形態で、例えば粉末、フレークなどとして加える
ことができる。本発明の方法は、アルキル基がメチル、
エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはn−ブチル
であるN−アルキルフタルイミドのニトロ化に特に適当
である。
本発明の方法では、濃硝酸とN−アルキルフタルイミ
ドとを1つまたは複数の反応器、好ましくはスターラも
しくは攪拌手段および反応器を加熱もしくは冷却する手
段の取付けられた反応器内で一緒に混合する。反応器は
バッチ(回分)または連続操作を可能にするような反応
器とするのがよい。
本発明を実施するのに採用できる反応装置の設計上の
具体的変数は当業者に周知である。例えば、半径方向混
合を伴ってまたは伴なわずに、加熱もしくは冷却を伴な
ってまたは伴なわずに、プラグ流モードで作動する、1
個または複数の反応器を直列または並列に使用すること
が可能である。あるいはまた、同じく加熱もしくは冷却
を伴なってまたは伴なわずに、バッチまたは連続モード
で逆混合モードで作動する、1個または複数の反応器を
直列または並列に使用することが可能である。最後に、
これら両方の特徴を有する反応器を組合せて用いること
も可能である。
混合モードや反応原料の添加順序は本発明にとって必
須ではない。反応原料の供給は、第1反応器に行うか、
2つ以上の反応器を用いる場合には複数の反応器に分け
ることができ、あるいは1つまたは複数の反応器に異な
る位置で入れることもできる。さらに、反応原料を予め
混合してから反応過程に導入しても、反応原料をそれぞ
れ別個に供給してもよい。混合または反応器への導入に
先立って、一方または両方の反応原料を所望の反応温度
にもってゆくことも可能である。
一般に、反応温度は約−20℃から硝酸の沸点まで、好
ましくは約10℃から約70℃まで、特に好ましくは約20℃
から約60℃までの範囲に入らなければならない。さらに
特定すると、使用すべき実際の温度は、所望の反応速度
および所望の最終生成物に依存する。一般に、温度が低
ければ低い程、反応が遅くなり、生成物中に形成される
4−異性体対3−異性体の比が大きくなる。逆に、温度
が高くなると、反応速度が増大し、4−異性体対3−異
性体の比が小さくなる。
この明細書および請求の範囲において、「硝酸の沸
点」は、使用する特定の硝酸が使用圧力下で沸とうする
温度として定義される。この定義は、濃度100%未満の
硝酸が100%濃硝酸より高い沸点をもつこと、そして硝
酸の沸点は反応が行われる圧力を大気圧以上に上げるこ
とにより上昇し得るという事実からみて、必要となって
くる。このような場合も、この明細書に記載され請求の
範囲に請求された通りの本発明の完全な範囲内に入るこ
とが明らかである。
上に開示した温度範囲外の温度を本発明の方法に使用
してもよいことも注意すべきである。しかし、この範囲
より低い温度では反応速度が遅すぎてコスト上見合わな
い。他方、高い温度では、大気圧以上で操作し硝酸の沸
とうそしてそれに伴なう硝酸の損失を防止する必要があ
る。
反応を行う温度が反応速度に対して非常に強い支配力
をもつが、使用する特定の反応原料および反応混合物中
の反応原料の比も反応速度に大きな影響を与える。後者
に関しては、初期反応混合物中のもしくは連続操作中に
添加される硝酸の濃度が高ければ高い程、反応速度が速
くなる。さらに、N−アルキルフタルイミド上の特定の
アルキル基が反応速度に影響することを確かめた。一般
に、電子供与性の高いアルキル基、特に例えばイソプロ
ピル基が、例えばメチル基より比較的速い反応をもたら
すことを確かめた。最後に、反応原料混合物の比に関し
て、硝酸対N−アルキルフタルイミドの比が増加するに
つれて反応速度が増すことを確かめた。この点で、反応
原料比が約10に近づくにつれて、もっとも劇的な反応速
度の増加が認められる。
従って、上述した因子の1つまたはすべてを変えるこ
とにより、最適収率を得るよう、反応を行うべき時間を
有意に増減することができる。一般に、反応を例えば20
〜60℃の好適範囲内の温度で行うと、約90%までまたは
それ以上の収率を3時間以内に得ることができる。所望
に応じて、反応混合物を分離前に適当時間放置すること
により、この収率をさらに増すことができる。
本方法が行われる圧力範囲は真空から大気圧以上まで
変わり得る。使用する1つまたは複数の反応器のタイプ
に応じて、反応器を操作上と安全上の理由からわずかに
減圧下で好ましく操作しうる。そうでない場合には、本
方法は一般に大体大気圧で行う。
この発明の所望の反応生成物は主としてN−アルキル
ニトロフタルイミドの3−および4−異性体よりなる。
前述したように、3−および4−異性体の特定の比は反
応を行う温度に大きく依存する。例えば、4−対3−異
性体の比は約60℃での約16:1から約15℃での26:1まで変
わり得る。出発反応原料の重量比も異性体比に僅かに影
響する。
反応生成物自体は反応混合物から、ニトロ化生成物に
ついての既知の方法のいずれかにより回収することがで
きる。使用できる方法の例には、抽出、スプレー乾燥、
沈殿、乾燥などがある。回収した未反応N−アルキルフ
タルイミドは再使用でき、使用済硝酸は再使用のために
既知の方法でリサイクルすることができる。
当業者が本発明の実施態様を一層よく理解できるよう
に、以下に実施例を限定としてではなく例示として示
す。
好適例の説明 一般に、実施例7−26の反応生成物は高圧液体クロマ
トグラフィ(HPLC)で分析した。50μl量の採取試液を
それぞれ3mlの水性相と2mlの有機相中に急冷した。前者
は0.1Mテトラメチル塩化アンモニウムを水および1.0%
メタノール中に含み、後者は10%メタノールをアセトニ
トリル中に含む。サンプルを1.5ml/分の移動相を用いて
デュポン・オー・ディ・エス・アール・ピー(duPont O
DS−RP)カラムで280nmで分析した。直線勾配を用いて1
2〜40%有機相の溶剤勾配を20分間にわたってプログラ
ミングした。
比較例 CF1 45.6重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の1
00%硫酸に加える。溶液を70℃に加熱し、次いで22重量
部の98.1%硝酸を溶液に加える。このニトロ化法によ
り、N−アルキルニトロフタルイミドの3−および4−
異性体の混合物が収率89.3%で得られる。
比較例CE1と以下の本発明の実施例とを比較すると、
全硝酸ニトロ化法による収率の向上がわかる。
実施例1 7.98重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の9
9.2%硝酸に初期温度20℃で溶解する。反応を約24時間
行い、4−および3−ニトロ−N−メチルフタルイミド
の混合物を収率97%で生成する。
実施例2 2.17重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の9
9.2%硝酸に初期温度20℃で溶解する。反応混合物を25
℃に加熱し、25℃に24時間維持する。この反応により、
4−および3−ニトロ−N−メチルフタルイミドの混合
物を収率99.9%で生成する。
実施例3 3.95重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の9
8.8%硝酸に初期温度20℃で溶解する。反応混合物を25
℃に加熱し、25℃に約4時間維持する。反応混合物を室
温まで冷却し、4−および3−ニトロ−N−メチルフタ
ルイミドの混合物を収率98%で生成する。
実施例4 10重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の98
%硝酸に初期温度20℃で溶解する。反応混合物を25℃に
加熱し、25℃に24時間維持する。この後反応生成物を抽
出して、4−および3−ニトロ−N−メチルフタルイミ
ドの混合物を収率99.5%で生成する。
実施例5 10重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の98
%硝酸に初期温度20℃で溶解する。反応混合物を45℃に
加熱し、45℃に3時間維持する。次に反応混合物を室温
まで冷却し、0.125%のフェノール系副生物を含むもの
の出発原料を含まない4−および3−ニトロ−N−メチ
ルフタルイミドの混合物を生成する(収率96.5%以
上)。
実施例6 10重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の98
%硝酸に初期温度21℃で溶解する。反応混合物を35℃に
加熱し、35℃に3時間維持する。次に反応混合物を室温
まで冷却し、1.10%のフェノール系副生物および1.6%
の未反応出発原料を含む4−および3−ニトロ−N−メ
チルフタルイミドの混合物を生成する(収率96.5%以
上)。
実施例7−11 N−メチルフタルイミド、N−エチルフタルイミド、
N−イソプロピルフタルイミド、N−n−プロピルフタ
ルイミドおよびN−n−ブチルフタルイミドそれぞれ10
重量部を、予め40℃の温度にもっていっておいた99%硝
酸100重量部の溶液に加える。反応混合物を40℃に維持
し、第1表に示す通りの時間当りの収率を得る。第1表
には種々の反応の半減期も示す。
実施例12−15 20重量部のN−メチルフタルイミドを40℃まで昇温し
ておいた100重量部99%硝酸に加えることにより、一連
の反応を行う。反応を行う温度を第1表に示す通りに変
えて、t1/2で表わされる反応速度に対する温度の影響を
示す。
実施例12−15それぞれの反応の半減期が第2表に示さ
れている。第2表は、反応速度が反応を行う温度に大き
く影響されることをはっきり示している。
実施例16−19 20、10、6.67および5重量部のN−メチルフタルイミ
ドを100重量部の99%硝酸に加え、27℃の温度で反応さ
せることにより一連の反応を行う。これらの反応の半減
期を第3表に示す。第3表は出発反応原料の重量比が反
応速度に与える影響を示す。
実施例20−21 実施例20および21は、20重量部のN−メチルフタルイ
ミドを100重量部の濃度96%および99%の硝酸に60℃で
加えることにより調製する。得られた反応半減期を第4
表に示す。第4表は硝酸濃度が反応速度に与える影響を
示す。
実施例21−24 10重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の99
%硝酸に種々の温度で加えることにより、一連の反応を
行い、温度が形成されるアルキルニトロフタルイミドの
異性体比に与える影響を調べる。第4表に示す結果は、
形成される生成物中の異性体比に対する温度の影響をは
っきり示している。
実施例26 20重量部のN−メチルフタルイミドを100重量部の99.
6%硝酸に温度15℃で加える。反応を進め、N−メチル
ニトロフタルイミドの3−および4−異性体の混合物を
生成し、高濃度の硝酸が有用であることが示される。
本発明の他の変更例や改変例が上記教示を鑑みて明ら
かに可能である。従って、本発明の上述した特定の実施
例には、請求の範囲に限定される通りの本発明の完全な
範囲内にある種々の変更を行うことができることを理解
すべきである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1)N−C(1-10)アルキルフタルイミドを
    濃度95%以上の硝酸と硝酸対N−アルキルフタルイミド
    の重量比0.4から50にて混合し、 2)混合物を−20℃から硝酸の沸点までの温度範囲内で
    反応させてN−アルキルフタルイミドのニトロ化誘導体
    を生成し、次いで 3)本質的にN−アルキル−3−ニトロフタルイミドと
    N−アルキル−4−ニトロフタルイミドを含むニトロ化
    生成物を回収する 工程を含むN−C(1-10)アルキルフタルイミドのニトロ
    化誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】硝酸が濃度97.5−100%である請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】硝酸対N−アルキルフタルイミドの重量比
    が5から30までである請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】硝酸対N−アルキルフタルイミドの重量比
    が9から15までである請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】温度範囲が10℃〜70℃である請求の範囲第
    1項記載の方法。
  6. 【請求項6】温度範囲が20℃〜60℃である請求の範囲第
    1項記載の方法。
  7. 【請求項7】N−アルキルフタルイミドのアルキル基が
    1−4個の炭素原子を有する請求の範囲第1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】N−アルキルフタルイミドがN−メチルフ
    タルイミド、N−エチルフタルイミド、N−イソプロピ
    ルフタルイミド、N−n−プロピルフタルイミドおよび
    N−n−ブチルフタルイミドよりなる群から選ばれる請
    求の範囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】N−アルキルフタルイミドがN−メチルフ
    タルイミドである請求の範囲第8項記載の方法。
JP60500073A 1983-12-08 1984-12-06 N−置換ニトロフタルイミドの製造方法 Expired - Lifetime JPH085857B2 (ja)

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US559616 1983-12-08
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JPS61500616A JPS61500616A (ja) 1986-04-03
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DE (1) DE3479211D1 (ja)
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EP0164409B1 (en) 1989-08-02
EP0164409A1 (en) 1985-12-18
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