JPH0858432A - インストルメントパネル用リインホースメント、中空段付パイプ及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法 - Google Patents

インストルメントパネル用リインホースメント、中空段付パイプ及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法

Info

Publication number
JPH0858432A
JPH0858432A JP6198461A JP19846194A JPH0858432A JP H0858432 A JPH0858432 A JP H0858432A JP 6198461 A JP6198461 A JP 6198461A JP 19846194 A JP19846194 A JP 19846194A JP H0858432 A JPH0858432 A JP H0858432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
small
diameter
instrument panel
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6198461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3736865B2 (ja
Inventor
Tsuguo Kido
継夫 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Sangyo KK
Original Assignee
Futaba Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Futaba Sangyo KK filed Critical Futaba Sangyo KK
Priority to JP19846194A priority Critical patent/JP3736865B2/ja
Publication of JPH0858432A publication Critical patent/JPH0858432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3736865B2 publication Critical patent/JP3736865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持構造上の支障を生じることなく十分な軽
量化を図ることができるインストルメントパネル用リイ
ンホースメントの提供を目的とする。 【構成】 インストルメントパネル用リインホースメン
ト1は、一本の中空パイプに塑性加工を施すことにより
大径部2、小径部4及び両者を連結するテーパ部3を連
続一体化して形成したものである。大径部2は外径6
0.5mm、板厚2.0mmであり、小径部4は外径3
8.1mm、板厚1.0mmである。テーパ部3には、
大径部2との連接部分7から所定の中間位置8にかけて
板厚2.0mmの厚肉部5が形成されている。また、所
定の中間位置8から小径部4との連接部分9にかけて、
板厚2.0mmから板厚1.0mmまで徐々に薄くなる
徐変部6が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転席側にてステアリ
ングを支持する板厚の厚い大径部と、助手席側にて内装
部品を支持する板厚の薄い小径部と、前記大径部及び前
記小径部を連結するテーパ部とを備えたインストルメン
トパネル用リインホースメント、このリインホースメン
トの製造に用いる中空段付パイプ、及びこのリインホー
スメントの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においてインストルメントパネル
用リインホースメントとして、アルミニウムなどの金属
で形成され、かつ断面円形の中空材からなると共に大径
部と小径部とが軸方向に並べて組み合わされたものがあ
る。この種のリインホースメントは、例えば自動車の幅
方向に横架されてインストルメントパネルを自動車のボ
ディに取り付ける部材として用いられる。また、このリ
インホースメントにおける大径部と小径部との境界部は
階段状に直線的に屈曲した段部として形成されるのでは
なく、強度の関係上テーパ状に形成されている。
【0003】かかるリインホースメントは、従来は大径
部を構成する中空材と、小径部を構成する中空材と、テ
ーパ部を構成する中空材をそれぞれ個別に作製し、その
後これら各中空材を組み合わせて溶接により接合してい
た。しかし、溶接により接合していたため、接合部の強
度が低く、多くの工程・製造設備を必要として生産性・
経済性が悪いという問題があった。
【0004】かかる問題に対処すべく、例えば特開平5
−293535号公報には、断面積が異なる部分が連続
し且つこれらの部分の境界部がテーパ状になっている中
空材からなるリインホースメントが開示されている。こ
れによれば、図6に示すように、チャック113により
中空材101の押し潰し部102を把持し図示A方向に
移動する。これによりダイス111の孔部112を通過
した部分101aは外径がダイス111の孔部112の
内径に規定され、この孔部112と心金114の外径と
により肉厚が規定される。その後、心金114が抜き出
され、チャック113が図示B方向に移動し、中空材1
01を押し戻す。
【0005】続いて、再びチャック113により中空材
101の押し潰し部102を把持し図示A方向に移動す
る。これによりダイス121の孔部122を通過した部
分101bは外径がダイス121の孔部122の内径に
規定され、ダイス121の孔部122と心金123の外
径とにより肉厚が規定される。その後、心金123が抜
き出され、チャック113が図示B方向に移動し、中空
材101を押し戻す。
【0006】その後、スエージング装置により中空材1
01における部分101cと部分101aとの境界部
P、部分101aと部分101bとの境界部Qにわたっ
てスエージング加工を行い、テーパ部103を形成し、
リインホースメントが完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記リインホースメン
トのテーパ部103のうち大径部側(部分101c側)
は、自動車のフロアに立設された支持部材により支持さ
れるため、ある程度の剛性が必要とされ、従って厚肉で
あることが望ましい。この部分101c側は境界部Pか
ら形成されているため、その肉厚はほぼ大径部である部
分101cと一致しており、この点を満足しているとい
える。
【0008】しかしながら、テーパ部103のうち小径
部側(部分101b側)は、スエージング加工により材
料を長さ方向に圧縮してその一部又は全部の断面を大き
くすることにより形成されているため、板厚を制御する
ことができないばかりか、かなり厚肉となっている。
【0009】従って、元来リインホースメントの軽量化
を目的の一つとして大径部と小径部に分けた構造を採用
しているにもかかわらず、上記リインホースメントにお
いてはスエージング加工を施した部分は軽量化に反し、
重量増の原因となる。本発明は上記課題に鑑みなされた
ものであり、請求項1記載の発明は、支持構造上の支障
を生じることなく十分な軽量化を図ることができるイン
ストルメントパネル用リインホースメントの提供を目的
とする。また、請求項2記載の発明は請求項1記載のリ
インホースメントを製造するための中空段付パイプの提
供を目的とする。更に、請求項3記載の発明は請求項1
記載のリインホースメントの製法の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、板厚の厚い大径部と、板厚
の薄い小径部と、前記大径部及び前記小径部を連結する
テーパ部とを備え、車両に横架されるインストルメント
パネル用リインホースメントにおいて、前記テーパ部
は、前記大径部から所定位置にかけて前記大径部の板厚
と略一致する厚肉部と、前記所定位置から前記小径部に
かけて前記厚肉部の板厚から徐々に薄くなり前記小径部
の板厚と略一致する徐変部とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
ンストルメントパネル用リインホースメントを製造する
ために用いる中空段付パイプであって、前記大径部の板
厚及び外径と略一致する大径部前段階部分と、前記大径
部前段階部分に連接されたテーパであって、前記大径部
の板厚と略一致する厚肉部前段階部分と、前記厚肉部前
段階部分に連接され、前記小径部の外径と略一致する中
間部とを備え、該中間部は、該中間テーパ部の板厚から
徐々に薄くなる徐変部前段階部分と、該徐変部の前段階
部分に連接され、前記小径部の板厚と略一致する小径部
前段階部分と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載のイ
ンストルメントパネル用リインホースメントの製法であ
って、前記中空段付パイプの厚肉部前段階部分と徐変部
前段階部分とに対して前記中空段付パイプの内から外に
向かって圧力を加えて前記厚肉部と前記徐変部を形成し
前記テーパ部とすることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載のインストルメントパネル用リイ
ンホースメントの大径部は、板厚が厚く断面積が大きい
ため十分な剛性が確保されている。従って、例えばステ
アリングサポートやスピードメータなどの重量物が取り
付けられる。また、小径部は、板厚が薄く断面積が小さ
いため大径部ほどの剛性は有していない。従って、例え
ばヒートコントロールやラジオ等の軽量な内装部品が取
り付けられる。
【0014】一方、このインストルメントパネル用リイ
ンホースメントは、車両に横架されると共にテーパ部の
うち厚肉部にて車両に支持されるが、この厚肉部は十分
な剛性を有しているため支持構造上支障を生じることは
ない。また、テーパ部のうち徐変部は、厚肉部から小径
部にかけて徐々に板厚が薄くなっているため、厚肉部の
剛性を損なうことなくリインホースメントの十分な軽量
化を達成することができる。
【0015】尚、このリインホースメントは、周囲のワ
イヤハーネスを傷つけるおそれを回避するために、例え
ば中空パイプに塑性加工を施して形成するのが好まし
い。請求項2記載の中空段付パイプは、例えば請求項3
記載の製法により請求項1記載のインストルメントパネ
ル用リインホースメントを製造することができる。即
ち、中空段付パイプの厚肉部前段階部分と徐変部前段階
部分とに対して中空段付パイプの内から外に向かって圧
力を加えて前記厚肉部と前記徐変部を形成し前記テーパ
部とする。それと同時に中空段付パイプの大径部前段階
部分が大径部となり、小径部前段階部分が小径部とな
る。
【0016】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例について図面に
基づいて説明する。図1はインストルメントパネル用リ
インホースメントの断面図である。本実施例のインスト
ルメントパネル(以下「インパネ」という)用リインホ
ースメント1は、一本の中空パイプに塑性加工を施すこ
とにより大径部2、小径部4及び両者を連結するテーパ
部3を連続一体化して形成したものである。
【0017】大径部2は外径60.5mm、板厚2.0
mmであり、小径部4は外径38.1mm、板厚1.0
mmである。テーパ部3には、大径部2との連接部分7
から所定の中間位置8にかけて板厚2.0mmの厚肉部
5が形成されている。また、所定の中間位置8から小径
部4との連接部分9にかけて、板厚2.0mmから板厚
1.0mmまで徐々に薄くなる徐変部6が形成されてい
る。
【0018】このインパネ用リインホースメント1の大
径部2は、板厚が2.0mmと厚く断面積が大きいので
十分高い剛性が確保されている。従って、大径部2には
例えばステアリングコラムやスピードメータなどの重量
物が取り付けられる。また、小径部4は、板厚が1.0
mmと薄く断面積が小さいので大径部2ほどの剛性は有
していない。従って、小径部4には例えばヒータコント
ロール、ラジオ、助手席側エアバッグ等の軽量な内装部
品が取り付けられる。
【0019】一方、テーパ部3のうち厚肉部5は、自動
車のフロアから延設された支持部材としてのブレース
(図示せず)に連結されるが、板厚が厚いため十分な剛
性を備えており、支持構造上支障が生じることはない。
また、テーパ部3のうち徐変部6は、中間位置8から小
径部4との連接部分9にかけて徐々に板厚が薄くなって
いるため、厚肉部5の剛性を損なうことなくインパネ用
リインホースメント1の十分な軽量化を達成することが
できる。
【0020】かかるインパネ用リインホースメント1の
近傍には、各種内装部品にに接続された電線の束である
ワイヤハーネスが配設されるが、インパネ用リインホー
スメント1は一本のパイプを塑性加工することにより製
造されているため、ワイヤハーネスを傷つけるおそれの
あるバリ等が発生するおそれがない。
【0021】次に、本実施例のインパネ用リインホース
メント1の製造例について説明する。図2は中空段付パ
イプの断面図、図3はリインホースメントを製造するた
めのダイスの断面図である。
【0022】まず、中空段付パイプ10及びダイス51
を準備する。図2に示す中空段付パイプ10は、大径部
前段階部分12、厚肉部前段階部分15、中間部11か
ら構成される。大径部前段階部分12は外径60.5m
m、板厚2.0mmであり、厚肉部前段階部分15はテ
ーパ状であって、板厚2.0mmである。中間部11は
外径が小径部4と略一致している。中間部11は小径部
前段階部分14と徐変部前段階部分16とを備えてい
る。小径部前段階部分14は外径38.1mm、板厚
1.0mmである。徐変部前段階部分16は、厚肉部前
段階部分15との連接部分18から小径部前段階部分1
4に達するまで板厚2.0mmから板厚1.0mmとな
るように徐々に薄く形成されている。
【0023】一方、図3に示すダイス51は、孔部52
がインパネ用リインホースメント1のテーパ部3の外周
面と略一致する。次いで、このダイス51の孔部52内
に中空段付パイプ10の厚肉部前段階部分15と徐変部
前段階部分16とを配置し、中空段付パイプ10の内か
ら外に向かって圧力を加える。圧力を加える方法として
は、例えば、高圧ガスや高圧の液体を用いる周知のバル
ジ加工を採用してもよいし、ダイス51の孔部52の形
状と略一致する心金(図示せず)を挿通してもよい。
【0024】これによって、インパネ用リインホースメ
ント1が形成される。即ち、中空段付パイプ10の厚肉
部前段階部分15と徐変部前段階部分16がインパネ用
リインホースメント1の厚肉部5と徐変部6を形成し、
テーパ部3を形成する。また、中空段付パイプ10の大
径部前段階部分12がインパネ用リインホースメント1
の大径部2となり、小径部前段階部分14が小径部4と
なる。
【0025】次に、中空段付パイプの製造例について説
明する。図4は中空パイプの処理工程図である。図5は
中空段付パイプを製造するための工具の断面図である。
まず、一本の中空パイプ20、ダイス61及び心金71
を準備する。中空パイプ20は外径60.5mm、板厚
2.0mmである。
【0026】ダイス61は、中空段付パイプ10の厚肉
部前段階部分15のテーパ外周面と一致する部分63、
中間部11の外径よりもやや大きい部分64を備えてい
る。また心金71は、中空段付パイプ10の大径部前段
階部分12の内径と略一致する部分72、厚肉部前段階
部分15のテーパ内周面に略一致する部分73、中間部
11の内径よりもやや大きい部分74を備えている。
【0027】ダイス61の部分63と心金71の部分7
3との間隙は2.0mm、ダイス61の部分64と心金
71の部分74との間隙は1.5mmとなるように設計
されている。まず、中空パイプ20の一端を半径内方向
に折曲げ、曲げ部21を形成する(図4(b)参照)。
次いで、心金71を中空パイプ20の曲げ部21とは反
対側から挿入し、心金71の部分74の先端を曲げ部2
1に当接させる(図4(c)参照)。続いて、ダイス6
1の部分63側から中空パイプ20を曲げ部21側から
挿入し、引抜き加工を行う(図4(d)参照)。このと
き、心金71の先端は中空パイプ20の曲げ部21に係
止しているため、心金71を左方向に移動させれば中空
パイプ20もこれと共に左方向に移動する。そして、心
金71の部分73がダイス61の部分63に達すると、
中空パイプ20の左方向への移動が規制される。その
後、ダイス61から中空パイプ20及び心金71を逆方
向に引き抜く。
【0028】このようにして得られる中空パイプ30
は、図4(e)に示すように、大径部前々段階部分3
2、厚肉部前々段階部分35、中間部前段階部分31か
ら構成される。大径部前々段階部分32は外径60.5
mm、板厚2.0mmであり、テーパ状の厚肉部前々段
階部分35は板厚2.0mm、中間部前段階部分31は
外径41mm、板厚1.5mmである。
【0029】続いて、所定のダイス81及び心金91を
準備する。図5は中空段付パイプを製造するためのダイ
スと心金の断面図である。ダイス81は、中空段付パイ
プ10の小径部前段階部分14の外径と略一致する孔部
82を備えている。また心金91は、中空段付パイプ1
0の小径部前段階部分14の内径と略一致する部分9
2、徐変部前段階部分16の形状に略一致する部分93
を備えている。
【0030】ダイス81の孔部82と心金91の部分9
2との間隙は1.0mmとなるように設計され、ダイス
81の孔部82と心金91の部分93との間隙は2.0
mmから1.0mmまで徐々に変化するように設計され
ている。このダイス81と心金91により、上記中空パ
イプ30の中間部前段階部分31のみに引抜き加工を施
すことにより、上記中空段付パイプ20を得ることがで
きる。
【0031】上記インパネ用リインホースメント1の製
法としては、図4(a)に示す中空パイプ20から適当
なダイスと心金を用いて1回の引抜き加工により製造す
る方法も検討したが、インパネ用リインホースメント1
の徐変部6を形成するための余肉の処理が困難であっ
た。従って、インパネ用リインホースメント1の製法と
しては、上記実施例の方法が優れている。
【0032】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載のイ
ンストルメントパネル用リインホースメントによれば、
支持構造上の支障を生じることなく十分な軽量化を図る
ことができる。
【0034】また、請求項2記載の中空段付パイプによ
れば、請求項3記載の製法を施すことにより、請求項1
記載のリインホースメントを簡便に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インストルメントパネル用リインホースメン
トの断面図である。
【図2】 中空段付パイプの断面図である。
【図3】 リインホースメントを製造するためのダイス
の断面図である。
【図4】 中空パイプの処理工程図である。
【図5】 中空段付パイプを製造するためのダイスと心
金の断面図である。
【図6】 従来例の処理工程図である。
【符号の説明】
1・・・インパネ用リインホースメント、 2・・・大
径部、 3・・・テーパ部、 4・・・小
径部、 5・・・厚肉部、 6・・・徐
変部、 10・・・中空段付パイプ、 11・・・
中間部、 12・・・大径部前段階部分、 14・・・
小径部前段階部分、 15・・・厚肉部前段階部分、 16・・・
徐変部前段階部分、 20・・・中空パイプ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚の厚い大径部と板厚の薄い小径部と
    前記大径部及び前記小径部を連結するテーパ部とを備
    え、車両に横架されると共に前記テーパ部にて前記車両
    に支持されるインストルメントパネル用リインホースメ
    ントにおいて、 前記テーパ部は、 前記大径部から所定位置にかけて前記大径部の板厚と略
    一致する厚肉部と、 前記所定位置から前記小径部にかけて前記厚肉部の板厚
    から徐々に薄くなり前記小径部の板厚と略一致する徐変
    部とを備えたことを特徴とするインストルメントパネル
    用リインホースメント。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインストルメントパネル
    用リインホースメントを製造するために用いられる中空
    段付パイプであって、 前記大径部の板厚及び外径と略一致する大径部前段階部
    分と、 前記大径部前段階部分に連接されたテーパであって、前
    記大径部の板厚と略一致する厚肉部前段階部分と、 前記厚肉部前段階部分に連接され、前記小径部の外径と
    略一致する中間部とを備え、 該中間部は、 該中間テーパ部の板厚から徐々に薄くなる徐変部前段階
    部分と、 該徐変部の前段階部分に連接され、前記小径部の板厚と
    略一致する小径部前段階部分と、 を備えたことを特徴とする中空段付パイプ。
  3. 【請求項3】 前記中空段付パイプの厚肉部前段階部分
    と徐変部前段階部分とに対して前記中空段付パイプの内
    から外に向かって圧力を加えて前記厚肉部と前記徐変部
    を形成し前記テーパ部とすることを特徴とする請求項1
    記載のインストルメントパネル用リインホースメントの
    製法。
JP19846194A 1994-08-23 1994-08-23 インストルメントパネル用リインホースメント及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法 Expired - Fee Related JP3736865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19846194A JP3736865B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 インストルメントパネル用リインホースメント及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19846194A JP3736865B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 インストルメントパネル用リインホースメント及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0858432A true JPH0858432A (ja) 1996-03-05
JP3736865B2 JP3736865B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=16391497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19846194A Expired - Fee Related JP3736865B2 (ja) 1994-08-23 1994-08-23 インストルメントパネル用リインホースメント及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3736865B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205311A (ja) * 2001-11-08 2003-07-22 Bestex Kyoei Co Ltd パイプ部材
JP2006224113A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Jfe Steel Kk 缶胴にストレート形状部とテーパー形状部を有する金属缶の製造方法
JP2007030876A (ja) * 2001-11-08 2007-02-08 Bestex Kyoei Co Ltd パイプ部材
EP1772354A2 (de) * 2002-03-30 2007-04-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Querträger zwischen zwei seitlichen Randbereichen einer Fahrzeugtür

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7407221B2 (en) 2003-11-24 2008-08-05 L&W Engineering Incorporated Support structures using tubes having variable wall thicknesses

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003205311A (ja) * 2001-11-08 2003-07-22 Bestex Kyoei Co Ltd パイプ部材
US6817382B2 (en) 2001-11-08 2004-11-16 Bestex Kyoel Co., Ltd. Pile member
JP2007030876A (ja) * 2001-11-08 2007-02-08 Bestex Kyoei Co Ltd パイプ部材
EP1772354A2 (de) * 2002-03-30 2007-04-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Querträger zwischen zwei seitlichen Randbereichen einer Fahrzeugtür
JP2006224113A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Jfe Steel Kk 缶胴にストレート形状部とテーパー形状部を有する金属缶の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3736865B2 (ja) 2006-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3865626B2 (ja) パイプ部材
US10407109B2 (en) Instrument panel reinforcement and manufacturing method for instrument panel reinforcement
US20060208479A1 (en) Pipe unit with connector and producing method thereof
JP2001322563A (ja) 車両の前部車体構造
EP3604087B1 (en) Vehicle structural member and method for producing same
US6651477B2 (en) Process for forming tubular components
JP3736865B2 (ja) インストルメントパネル用リインホースメント及びインストルメントパネル用リインホースメントの製法
WO2004041458A1 (ja) 液圧バルジ加工用異形素管、並びにこれを用いる液圧バルジ加工装置、液圧バルジ加工方法、および液圧バルジ加工品
JPH10175028A (ja) ハイドロフォーム法による金属管の高加工度成形法
US6598442B1 (en) Production of a component for reducing the effects of an external mechanical impact, and the component produced in this way
JP2001287629A (ja) 自動車用ブレーキペダル本体の製造方法
JP2003145240A (ja) フューエルインレットの製造方法
JPH0240905B2 (ja)
JP2000126832A (ja) 車体用フレームの製造方法
CN109803877B (zh) 仪表板横梁、托架组及仪表板横梁接合体
JP3305879B2 (ja) インパネリインフォース及びインパネリインフォースの製造方法
JP2702412B2 (ja) 中間膨出部に窓穴を有する管状製品の製造方法
US7076855B2 (en) Method of manufacturing a rack-and-pinion steering housing
JP3299086B2 (ja) リインホースメント
JP2872333B2 (ja) インストルメントパネル補強部材の製造方法
KR20180104204A (ko) 드라이브 샤프트의 제조 방법
JP2004203133A (ja) ステアリングコラム装置およびステアリングコラムの製造方法
JP6426221B2 (ja) 車両用ペダル及びその製造方法
JPH064325U (ja) 車両用排気管の接続部構造
JP2007209998A (ja) 金属管部材

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees