JPH085815Y2 - 基準位置検出回路 - Google Patents

基準位置検出回路

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JPH085815Y2
JPH085815Y2 JP5160390U JP5160390U JPH085815Y2 JP H085815 Y2 JPH085815 Y2 JP H085815Y2 JP 5160390 U JP5160390 U JP 5160390U JP 5160390 U JP5160390 U JP 5160390U JP H085815 Y2 JPH085815 Y2 JP H085815Y2
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雅彦 森
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Alps Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基準位置検出回路に係り、特に電卓等に用い
られ活字ベルトにより印字を行なうマイクロプリンタに
好適な基準位置検出回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図および第4図は従来のマイクロプリンタを示し
たもので、フレーム1に支持されたモータ2には、ピニ
オン3が嵌着されており、このピニオン3の回転は、図
示しない伝達ギアを介して駆動プーリ4に伝達されるよ
うになっている。また、この駆動プーリ4の近傍には、
選択レバー5が回動自在に配設されており、この選択レ
バー5の近傍には、この選択レバー5を回動動作させる
電磁クラッチ6が配設されている。そして、前記電磁ク
ラッチ6がONされることにより選択レバー5が回動して
その先端部が前記駆動プーリ4に係合するようになって
おり、この状態で、前記駆動プーリ4の回転が停止され
るようになっている。
また、前記フレーム1の前記駆動プーリ4の反対位置
には、従動プーリ7が配設されており、これら駆動プー
リ4および従動プーリ7の間には、外面に多数の活字8,
8…が間隔を置いて突設された活字ベルト9が巻回され
ている。
前記活字ベルト9の内側には、活字ベルト9の所望の
活字8をフレーム1に支持された図示しないプラテンに
押圧するハンマ部材を搭載したキャリッジ10が横方向に
往復動自在に配設されており、このキャリッジ10は、図
示しないばね部材により自由状態においてホームポジシ
ョンに復帰されるようになっている。
さらに、前記フレーム1の下部には、紙送りローラ11
が回転自在に軸支されており、この紙送りローラ11の上
方には、ピンチローラ12が前記紙送りローラ11に圧接す
るように配設されている。そして、前記紙送りローラ11
とピンチローラ12との間に用紙(図示せず)を挿入し、
前記紙送りローラ11を回転駆動させることにより用紙を
搬送するようになっている。さらに、前記従動プーリ7
の近傍には、前記活字ベルト9の各活字8にインクを塗
布するインクロール13が配設されている。
また、前記駆動プーリ4の下方には、第1コード板14
が同軸状に固着されており、この第1コード板14には、
活字ベルト9の活字8がどの位置にあるかを示す複数の
活字位置コード15,15…が外周部に適当ピッチで形成さ
れている。前記第1コード板14の隣接位置には、第1コ
ード板14の回転に追随して所定速度で回転駆動される第
2コード板16が配設されており、この第2コード板16に
は、前記活字ベルト9が基準位置にあることを示す基準
位置コード17が設けられている。
また、前記フレーム1の下面側には、先端部が前記第
1コード板14の活字位置コード15に対して交互に接触さ
れる活字コード検出用接片18a,18bおよびこれら各活字
コード検出用接片18a,18bの間に位置するコモン用接片1
8cがそれぞれ取付けられるとともに、先端部が前記第2
コード板16の基準位置コード17に接触される基準コード
検出用接片18dおよびコモン用接片18eがそれぞれ取付け
られている。さらに、前記各接片18には、これら各接片
18の検出信号を取出すフラットケーブル19が接続されて
いる。また、第5図に示すように、一方の活字コード検
出用接片18aは、セット信号(S)を出力し、他方の活
字コード検出用接片18bは、リセット信号(R)を出力
するようになっており、前記セット信号Sおよびリセッ
ト信号Rをそれぞれフリップフロップ回路に入力させる
ことにより、セット信号SでONされリセット信号RでOF
Fされる活字位置信号(CP)を出力するようになってい
る。
そして、前記基準コード検出用接片18dが基準位置コ
ード17に接触することにより活字ベルト9の活字8の基
準位置信号(SD)を出力し、この基準位置信号SDに基づ
いて、前記活字コード検出用接片18a,18bにより出力さ
れるセット信号Sおよびリセット信号Rに基づく活字位
置信号CPを計数することにより、所望の活字8を選択で
きるようになっている。
前述した一般的なマイクロプリンタにおいては、モー
タ2を回転駆動させることにより、ピニオン3および伝
達ギヤを介して駆動プーリ4を回転させ、従動プーリ7
とともに活字ベルト9を回転駆動させる。そして、前記
基準コード検出用接片18dおよび活字コード検出用接片1
8a,18bにより、所望の活字8を選択し、所望の活字8が
印字位置に移動されたら、前記電磁クラッチ6をONにし
て選択レバー5を回動させることにより、駆動プーリ4
を停止させる。この状態で、キャリッジ10内のハンマ部
材を駆動させ、前記活字8を所定の用紙に押付けること
により、活字8に塗布されたインクが用紙に転写され1
桁目の印字が終了する。
次に、電磁クラッチ6をOFFにしてキャリッジ10の桁
上げを行なった後、前述した動作を必要桁繰り返すこと
により、1行分の印字が終了し、その後、ピンチローラ
12および紙送りローラ11を駆動して、用紙を1行分移送
して次の行の印字を行なうようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述した従来のマイクロプリンタにおいては、印字動
作にエラーがあるか否かを判断する場合、前記活字位置
信号CPを計数し、この計数値が所定の活字数に達した時
に、前記基準位置信号SDを検出し、この基準位置信号SD
がONであれば、適正な印字が行なわれたものと判断する
ようになっている。
しかし、前記基準コード検出用接片18dにチャタリン
グが発生した場合に、前記基準位置信号SDがOFF信号が
混在した乱れた信号になってしまうため、前記活字位置
信号CP検出時に基準位置信号SDを検出した場合に、適正
な印字が行なわれたにもかかわらず、エラーが発生した
と判断してしまうことがあるという問題を有している。
その結果、適正な印字を行なうことができず、プリンタ
の信頼性を著しく低下させてしまうという問題を有して
いる。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、チ
ャタリングが発生した場合でも、適正に基準位置を検出
することができ、信頼性を著しく高めることのできるマ
イクロプリンタの基準位置検出回路を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本考案に係る基準位置検出回
路は、複数の活字に対応する活字位置信号および前記活
字の基準位置に対応する基準位置信号に基づいて、前記
活字の位置を検出するマイクロプリンタの基準位置検出
回路において、前記基準位置信号を入力してこの基準位
置信号のON時間より十分長い信号を生成する第1生成回
路を配設し、この回路に前記信号に基づいて前記基準位
置信号のON時間より十分短い信号を生成する第2生成回
路を接続し、この短い信号によりリセットされ前記活字
位置信号を入力してこの活字位置信号を計数する2進カ
ウンタを配設し、前記短い信号によりONとされ、前記カ
ウンタから出力される最下位の次のビットの出力信号に
よりOFFとされる生成基準位置信号を生成する基準位置
信号生成回路を配設したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、基準位置信号が第1生成回路に入力
されると、ON時間が前記基準位置信号のON時間より十分
に長い信号が生成され、第2生成回路により、前記長い
信号に基づいて前記基準位置信号のON時間より十分短い
信号が生成され、この短い信号により、カウンタをリセ
ットするとともに、基準位置信号生成回路による生成基
準位置信号をONにする。一方、活字位置信号がカウンタ
に入力されると、カウンタの最下位ビットから順次計数
が行なわれ、カウンタの最下位ビットの次のビットの出
力信号が前記基準位置信号生成回路に出力され、この出
力信号により、前記生成基準位置信号をOFFにし、この
生成基準位置信号および前記活字位置信号に基づいて、
所定の活字選択および印字を行なうものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1図および第2図は本考案に係るマイクロプリンタ
の基準位置検出回路の一実施例を示したもので、図示し
ない基準位置検出用接片により検出される基準位置信号
(SD)は、生成回路としての第1マルチバイブレータ20
に入力されるようになっており、この第1マルチバイブ
レータ20により、ON時間が前記基準位置信号のON時間よ
り十分に長い信号(SD′)を生成するようになってい
る。また、前記第1マルチバイブレータ20には、前記信
号SD′を入力してON時間が前記基準位置信号のON時間よ
り十分短い信号(SD″)を生成する生成回路としての第
2マルチバイブレータ21が接続されており、この第2マ
ルチバイブレータ21には、この第2マルチバイブレータ
21の信号SD″をセット端子に入力する、例えば、Dタイ
プの基準位置信号生成回路としてのフリップフロップ回
路22が接続されている。
また、図示しない活字コード検出用接片により出力さ
れるセット信号(S)およびリセット信号(R)により
生成される活字位置信号(CP)は、2進のカウンタ23に
入力されるようになっており、前記第2マルチバイブレ
ータ21から出力される信号SD″は、前記カウンタ23のリ
セット端子に入力されるようになっている。そして、こ
のカウンタ23により、前記第2マルチバイブレータ21か
らの信号SD″がONとなった時に、カウンタ23がリセット
され、その後、最初の活字位置信号がONとなった時に、
カウンタ23の最下位ビットを1とし、次の活字位置信号
がONとなった時に、カウンタ23の最下位ビットの次のビ
ットを1とするものであり、同様に、順次計数を行なう
ものである。
さらに、前記フリップフロップ回路22のリセット端子
には、前記カウンタ23の最下位ビットの次のビットの出
力信号(SR)が入力されるようになっており、このフリ
ップフロップ回路22により、前記第2マルチバイブレー
タ21からの信号SD″がONとなった時にONとなり、前記カ
ウンタ23の最下位ビットの次のビットの出力信号SRがON
となった時にOFFとされる生成基準位置信号(SP)を出
力するようになっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、基準位置信号SDが第1マルチバイブレータ20に
入力されると、この第1マルチバイブレータ20により、
ON時間が前記基準位置信号のON時間より十分に長い信号
SD′が生成され、前記第2マルチバイブレータ21によ
り、前記信号SD′に基づいてON時間が前記基準位置信号
のON時間より十分短い信号SD″が生成される。そして、
この信号SD″により、カウンタ23をリセットするととも
に、フリップフロップ回路22による生成基準位置信号SP
をONにする。
一方、活字位置信号CPがカウンタ23に入力されると、
カウンタ23の最下位ビットから順次計数が行なわれ、カ
ウンタ23の最下位ビットの次のビットが1となった時
に、前記フリップフロップ回路22のリセット端子に出力
信号SRが入力される。そして、この出力信号SRが入力さ
れた時に、前記生成基準位置信号SPをOFFにし、この生
成基準位置信号SPおよび前記活字位置信号CPに基づい
て、所定の活字選択および印字を行なうようになってい
る。
そして、カウンタ23により計数された活字位置信号CP
の計数値が所定の活字数に達した時に、前記生成基準位
置信号SPを検出し、この生成基準位置信号SPがONであれ
ば、適正な印字が行なわれたものと判断する。
また、万一、誤動作により計数値がずれて2番目の活
字位置信号CP1が基準位置となった場合は、この活字位
置信号CP1がカウンタ23に入力された時に計数を行な
い、この計数値が基準の値であるか否か判断した後、計
数値が基準値である時に 生成基準位置信号SPがONかOF
Fか判断するように制御され、前記活字位置信号の判断
に少なくとも数マシンサイクルかかることから、生成基
準位置信号SPは必ずOFFとなっており、エラーが発生し
たことを検出することができるものである。
したがって、本実施例においては、生成基準位置信号
SPに基づいて基準位置を検出するようにしているので、
チャタリングが発生した場合でも、確実に活字の基準位
置を検出することができ、誤動作によるエラー判断も適
正に行なうことができる。その結果、適正な印字を行な
うことができ、プリンタの信頼性を著しく高めることが
可能となる。
なお、本考案は前述した実施例に限定されるものでは
なく、必要に応じて種々変更することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る基準位置検出回路
は、生成基準位置信号に基づいて基準位置を検出するよ
うにしているので、チャタリングが発生した場合でも、
確実に活字の基準位置を検出することができ、誤動作に
よるエラー判断も適正に行なうことが可能となる。その
結果、適正な印字を行なうことができ、プリンタの信頼
性を著しく高めることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマイクロプリンタの基準位置検出
回路の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図によ
る出力信号を示すタイミングチャート、第3図は従来の
マイクロプリンタを示す平面図、第4図は第3図の底面
図、第5図は第3図による活字位置信号を示すタイミン
グチャートである。 20……第1マルチバイブレータ、21……第2マルチバイ
ブレータ、22……フリップフロップ回路、23……カウン
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の活字に対応する活字位置信号および
    前記活字の基準位置に対応する基準位置信号に基づい
    て、前記活字の位置を検出する基準位置検出回路におい
    て、前記基準位置信号を入力してこの基準位置信号のON
    時間より十分長い信号を生成する第1生成回路を配設
    し、この回路に前記信号に基づいて前記基準位置信号の
    ON時間より十分短い信号を生成する第2生成回路を接続
    し、この短い信号によりリセットされ前記活字位置信号
    を入力してこの活字位置信号を計数する2進カウンタを
    配設し、前記短い信号によりONとされ、前記カウンタか
    ら出力される最下位の次のビットの出力信号によりOFF
    とされる生成基準位置信号を生成する基準位置信号生成
    回路を配設したことを特徴とする基準位置検出回路。
JP5160390U 1990-05-17 1990-05-17 基準位置検出回路 Expired - Lifetime JPH085815Y2 (ja)

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JPH0411652U JPH0411652U (ja) 1992-01-30
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