JPH0857487A - ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置 - Google Patents
ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置Info
- Publication number
- JPH0857487A JPH0857487A JP19408494A JP19408494A JPH0857487A JP H0857487 A JPH0857487 A JP H0857487A JP 19408494 A JP19408494 A JP 19408494A JP 19408494 A JP19408494 A JP 19408494A JP H0857487 A JPH0857487 A JP H0857487A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mineral
- water
- component
- cartridge
- eluent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は原水に対して安定した濃度のミネラ
ル成分の添加を行うことができ、ミネラル成分溶出量を
制御することができ、十分なミネラル成分溶出量が確保
できるミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装
置を提供することを目的としている。 【構成】 本発明のミネラル添加カートリッジは、ミネ
ラル成分透過膜24を周回させて形成した通水路15
と、通水路15の外周と中空のカートリッジ本体との間
に形成された第1ミネラル成分溶出材を充填する第1溶
出材充填部26と、カートリッジ本体に設けられ通水路
15と連通される原水導入部12と、カートリッジ本体
に設けられるとともに通水路15と連通され処理水を吐
出する吐出部14を備えたことを特徴とする。
ル成分の添加を行うことができ、ミネラル成分溶出量を
制御することができ、十分なミネラル成分溶出量が確保
できるミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装
置を提供することを目的としている。 【構成】 本発明のミネラル添加カートリッジは、ミネ
ラル成分透過膜24を周回させて形成した通水路15
と、通水路15の外周と中空のカートリッジ本体との間
に形成された第1ミネラル成分溶出材を充填する第1溶
出材充填部26と、カートリッジ本体に設けられ通水路
15と連通される原水導入部12と、カートリッジ本体
に設けられるとともに通水路15と連通され処理水を吐
出する吐出部14を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用及び業務用とし
て利用可能で原水にミネラル成分を添加することのでき
るミネラル添加カートリッジ及びこれを用いたミネラル
水生成装置に関するものである。
て利用可能で原水にミネラル成分を添加することのでき
るミネラル添加カートリッジ及びこれを用いたミネラル
水生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】我国では、各地方自治体ごとに河川や地
下水を水源として浄化処理を行い、浄化後これを水道水
として各家庭や工場等へ供給している。
下水を水源として浄化処理を行い、浄化後これを水道水
として各家庭や工場等へ供給している。
【0003】しかしながら、近年これら水道水の水源で
ある河川や地下水の水質悪化が進み、浄化処理中に投入
される次亜塩素酸塩量も増加し、これが水道水中のカル
キ臭の原因となっている。これに加えて水道水配管の老
朽化に伴って赤水の発生、水源である湖沼の藻類がもた
らす異臭味、浄水処理中に投入される塩素と水中の有機
物であるフミン質の反応により二次的に発生するトリハ
ロメタン等の発ガン性物質の問題等、水道水に関する様
々な問題が指摘されている。
ある河川や地下水の水質悪化が進み、浄化処理中に投入
される次亜塩素酸塩量も増加し、これが水道水中のカル
キ臭の原因となっている。これに加えて水道水配管の老
朽化に伴って赤水の発生、水源である湖沼の藻類がもた
らす異臭味、浄水処理中に投入される塩素と水中の有機
物であるフミン質の反応により二次的に発生するトリハ
ロメタン等の発ガン性物質の問題等、水道水に関する様
々な問題が指摘されている。
【0004】これらの問題が明らかになるにつれ、消費
者の間からより安全な飲料水を得ようとするニーズが高
まり、これに応える形で家庭用の浄水装置が普及し始
め、近年では中空糸膜等の分離濾過膜と活性炭等の吸着
材とを組み合わせた浄水装置が主流となってきている。
者の間からより安全な飲料水を得ようとするニーズが高
まり、これに応える形で家庭用の浄水装置が普及し始
め、近年では中空糸膜等の分離濾過膜と活性炭等の吸着
材とを組み合わせた浄水装置が主流となってきている。
【0005】この水に対する関心は、供給される水道水
中の諸物質を除去して安全を確保するというだけの消極
的な浄水装置にとどまらない。水の安全に対する関心の
高まりに呼応するかのように、美味しく健康によい水が
飲みたいといったニーズが高まり、水道水中の成分を改
質して味覚や健康面において優れた水道水を得ようとす
る動きが活発である。前者の代表格がミネラル水であ
り、後者の代表格がアルカリイオン水である。とくにミ
ネラル水に対する需要はうなぎのぼりで、店頭にに山積
みされたミネラル水は既に生活必需品のおもむきがあ
る。しかしこのような市販のミネラル水は、高価でボト
ルに充填されており持ち運びが不便であるために、供給
される水道水等をミネラル水に改質するミネラル水生成
装置に対するニーズが高まってきている。
中の諸物質を除去して安全を確保するというだけの消極
的な浄水装置にとどまらない。水の安全に対する関心の
高まりに呼応するかのように、美味しく健康によい水が
飲みたいといったニーズが高まり、水道水中の成分を改
質して味覚や健康面において優れた水道水を得ようとす
る動きが活発である。前者の代表格がミネラル水であ
り、後者の代表格がアルカリイオン水である。とくにミ
ネラル水に対する需要はうなぎのぼりで、店頭にに山積
みされたミネラル水は既に生活必需品のおもむきがあ
る。しかしこのような市販のミネラル水は、高価でボト
ルに充填されており持ち運びが不便であるために、供給
される水道水等をミネラル水に改質するミネラル水生成
装置に対するニーズが高まってきている。
【0006】さてこのミネラル水生成装置とこれに用い
られるミネラル添加カートリッジは、従来、特開平5―
285471号公報に示すような構成が一般的なもので
あった。以下、その構成について図8を参照しながら詳
細に説明する。1は原水導入管、2はミネラル水生成装
置本体、3はミネラル添加カートリッジ、4a,4bは
導入口、5はミネラル成分溶出材、6は活性炭等の水中
の不純物質吸着除去材である。また7はミネラル成分添
加水通水管、8は仕切板、9は底部開口部、10は吐出
管、11は原水流入空間である。図8に示すように、下
端位置に原水導入管1が設けられたミネラル水生成装置
本体2内は、内部にミネラル添加カートリッジ3を内蔵
している。ミネラル添加カートリッジ3は、上部端面に
1個あるいは複数個の導入口4a、4bとを備えてお
り、その内部に層状あるいは混合した状態で1種あるい
は複数種のミネラル成分溶出材5と、活性炭等の水中の
不純物質吸着除去材6とを内蔵している。ところでミネ
ラル成分溶出材として天然に産出する麦飯石、さんごに
由来する堆積石、花崗岩、石灰岩等が用いられる。ミネ
ラル添加カートリッジ3の中心軸には、ミネラル成分添
加水通水管7がミネラル添加カートリッジ3の上部端面
から差し込まれて立設されている。ミネラル成分添加通
水管7の差し込み端には、仕切板8が設けられた底部開
口部9が形成されている。さらにミネラル成分添加通水
管の他端は、屈曲した吐出管10となっている。
られるミネラル添加カートリッジは、従来、特開平5―
285471号公報に示すような構成が一般的なもので
あった。以下、その構成について図8を参照しながら詳
細に説明する。1は原水導入管、2はミネラル水生成装
置本体、3はミネラル添加カートリッジ、4a,4bは
導入口、5はミネラル成分溶出材、6は活性炭等の水中
の不純物質吸着除去材である。また7はミネラル成分添
加水通水管、8は仕切板、9は底部開口部、10は吐出
管、11は原水流入空間である。図8に示すように、下
端位置に原水導入管1が設けられたミネラル水生成装置
本体2内は、内部にミネラル添加カートリッジ3を内蔵
している。ミネラル添加カートリッジ3は、上部端面に
1個あるいは複数個の導入口4a、4bとを備えてお
り、その内部に層状あるいは混合した状態で1種あるい
は複数種のミネラル成分溶出材5と、活性炭等の水中の
不純物質吸着除去材6とを内蔵している。ところでミネ
ラル成分溶出材として天然に産出する麦飯石、さんごに
由来する堆積石、花崗岩、石灰岩等が用いられる。ミネ
ラル添加カートリッジ3の中心軸には、ミネラル成分添
加水通水管7がミネラル添加カートリッジ3の上部端面
から差し込まれて立設されている。ミネラル成分添加通
水管7の差し込み端には、仕切板8が設けられた底部開
口部9が形成されている。さらにミネラル成分添加通水
管の他端は、屈曲した吐出管10となっている。
【0007】この従来のミネラル水生成装置とそのミネ
ラル添加カートリッジ3の動作について以下説明する。
原水導入管1より原水流入空間11内に導入された原水
は、ミネラル水生成装置本体2内を上昇して反転し、導
入口4a,4bよりミネラル添加カートリッジ3内へ流
入する。ミネラル添加カートリッジ3内の不純物除去材
6及びミネラル成分溶出材5中を通過する間に、水中の
不純物が除去され、ミネラル成分が添加される。ミネラ
ル添加カートリッジ3内を流下した後、ミネラル成分添
加水通水管7の底部開口部9よりミネラル成分添加水通
水管7内に導入され、吐出管10より処理水が吐出され
る。
ラル添加カートリッジ3の動作について以下説明する。
原水導入管1より原水流入空間11内に導入された原水
は、ミネラル水生成装置本体2内を上昇して反転し、導
入口4a,4bよりミネラル添加カートリッジ3内へ流
入する。ミネラル添加カートリッジ3内の不純物除去材
6及びミネラル成分溶出材5中を通過する間に、水中の
不純物が除去され、ミネラル成分が添加される。ミネラ
ル添加カートリッジ3内を流下した後、ミネラル成分添
加水通水管7の底部開口部9よりミネラル成分添加水通
水管7内に導入され、吐出管10より処理水が吐出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのミネラル添
加カートリッジ及びこれを用いたミネラル水生成装置に
おいては、美味しさを確保するため多様なミネラル成分
の溶出が必要であって、ミネラル成分溶出材として天然
に産出する麦飯石、石灰岩等を用いることが必要であっ
たが、ミネラル成分の含有量やミネラル成分の内包状態
が一定ではなく、しかも原水にこれらのミネラル成分溶
出材を化学的に溶出させる構成であるから、原水の水質
が化学的に変動をするとミネラル溶出量が変動し、ミネ
ラル成分溶出濃度を安定させることがきわめて難しいも
のであった。原水導入量の制御等によりミネラル成分溶
出量を制御して安定させることも難しいものであった。
またミネラル成分が十分溶出したミネラル水を提供する
のはなかなか難しいものであった。
加カートリッジ及びこれを用いたミネラル水生成装置に
おいては、美味しさを確保するため多様なミネラル成分
の溶出が必要であって、ミネラル成分溶出材として天然
に産出する麦飯石、石灰岩等を用いることが必要であっ
たが、ミネラル成分の含有量やミネラル成分の内包状態
が一定ではなく、しかも原水にこれらのミネラル成分溶
出材を化学的に溶出させる構成であるから、原水の水質
が化学的に変動をするとミネラル溶出量が変動し、ミネ
ラル成分溶出濃度を安定させることがきわめて難しいも
のであった。原水導入量の制御等によりミネラル成分溶
出量を制御して安定させることも難しいものであった。
またミネラル成分が十分溶出したミネラル水を提供する
のはなかなか難しいものであった。
【0009】また、天然素材もしくは人工的に調製され
た素材から調製されたミネラル製剤を複数組み合わせて
ミネラル成分溶出材として用いた場合には、例えば、亜
硫酸カルシウムに対する酸化マグネシウムのように反応
のためpHが上昇して、一方が他方のミネラル溶出材の
ミネラル溶出を阻害するようなことが発生し、単に層状
あるいは混合状で充填した場合安定したミネラル成分溶
出量を確保することは困難であった。
た素材から調製されたミネラル製剤を複数組み合わせて
ミネラル成分溶出材として用いた場合には、例えば、亜
硫酸カルシウムに対する酸化マグネシウムのように反応
のためpHが上昇して、一方が他方のミネラル溶出材の
ミネラル溶出を阻害するようなことが発生し、単に層状
あるいは混合状で充填した場合安定したミネラル成分溶
出量を確保することは困難であった。
【0010】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、原水に対して安定した濃度の
ミネラル成分の添加を行うことができ、ミネラル成分溶
出量を制御することができ、十分なミネラル成分溶出量
が確保できるミネラル添加カートリッジ及びミネラル水
生成装置を提供することを目的としている。
るためになされたもので、原水に対して安定した濃度の
ミネラル成分の添加を行うことができ、ミネラル成分溶
出量を制御することができ、十分なミネラル成分溶出量
が確保できるミネラル添加カートリッジ及びミネラル水
生成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のミネラル添加カートリッジは、ミネラル成分
透過膜を周回させて形成した通水路と、通水路の外周と
中空のカートリッジ本体との間に形成された第1ミネラ
ル成分溶出材を充填する第1溶出材充填部と、カートリ
ッジ本体に設けられ通水路と連通される原水導入部と、
カートリッジ本体に設けられるとともに通水路と連通さ
れ処理水を吐出する吐出部を備えたことを特徴とする。
に本発明のミネラル添加カートリッジは、ミネラル成分
透過膜を周回させて形成した通水路と、通水路の外周と
中空のカートリッジ本体との間に形成された第1ミネラ
ル成分溶出材を充填する第1溶出材充填部と、カートリ
ッジ本体に設けられ通水路と連通される原水導入部と、
カートリッジ本体に設けられるとともに通水路と連通さ
れ処理水を吐出する吐出部を備えたことを特徴とする。
【0012】通水路内に流路抵抗体を設けるのが好まし
い。第1ミネラル成分溶出材が、クエン酸カルシウムを
主成分とする造粒体であるのが望ましい。
い。第1ミネラル成分溶出材が、クエン酸カルシウムを
主成分とする造粒体であるのが望ましい。
【0013】またミネラル成分透過膜は多孔質濾過膜で
あるのが適当である。本発明のミネラル添加カートリッ
ジは、第2溶出材充填部が吐出部に隣接した通水路内に
設けられるとともに、第2溶出材充填部には第2ミネラ
ル成分溶出材が充填されていることを特徴とする。
あるのが適当である。本発明のミネラル添加カートリッ
ジは、第2溶出材充填部が吐出部に隣接した通水路内に
設けられるとともに、第2溶出材充填部には第2ミネラ
ル成分溶出材が充填されていることを特徴とする。
【0014】第2ミネラル成分溶出材が、酸化マグネシ
ウムを主成分とする造粒体であるのが好ましい。
ウムを主成分とする造粒体であるのが好ましい。
【0015】さらに流路抵抗体は天然のミネラル溶出材
であるのが適当である。さらに本発明のミネラル水生成
装置は、ミネラル添加カートリッジが着脱自在に装着さ
れるとともに、処理水を浄化する浄水装置を備えている
ことを特徴とする。
であるのが適当である。さらに本発明のミネラル水生成
装置は、ミネラル添加カートリッジが着脱自在に装着さ
れるとともに、処理水を浄化する浄水装置を備えている
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のミネラル添加カートリッジは、ミネラ
ル成分透過膜を周回させて形成した通水路と、通水路の
外周と中空のカートリッジ本体との間に形成された第1
ミネラル成分溶出材を充填する第1溶出材充填部を設け
たから、通水路内に入ると原水の一部は第1溶出材充填
部内に浸透してそこで比較的長時間滞留し、ミネラル成
分を十分溶解した後再び通水路内へ流入し、通水路内に
残った原水と合わさって安定した濃度のミネラル水を供
給することができる。第1ミネラル成分溶出材からのミ
ネラル溶出量は、流路抵抗体とミネラル成分透過膜によ
って原水の通水量に対しほぼ比例するため、ミネラル成
分溶出量を制御することができる。
ル成分透過膜を周回させて形成した通水路と、通水路の
外周と中空のカートリッジ本体との間に形成された第1
ミネラル成分溶出材を充填する第1溶出材充填部を設け
たから、通水路内に入ると原水の一部は第1溶出材充填
部内に浸透してそこで比較的長時間滞留し、ミネラル成
分を十分溶解した後再び通水路内へ流入し、通水路内に
残った原水と合わさって安定した濃度のミネラル水を供
給することができる。第1ミネラル成分溶出材からのミ
ネラル溶出量は、流路抵抗体とミネラル成分透過膜によ
って原水の通水量に対しほぼ比例するため、ミネラル成
分溶出量を制御することができる。
【0017】通水路内に流路抵抗体を設けたから、通水
速度が低下し、第1溶出材充填部への水を増加させるこ
とができる。
速度が低下し、第1溶出材充填部への水を増加させるこ
とができる。
【0018】クエン酸カルシウムを主成分とする造粒体
を用いるから、ミネラル成分としてカルシウムを容易に
十分添加できる。
を用いるから、ミネラル成分としてカルシウムを容易に
十分添加できる。
【0019】ミネラル成分透過膜が多孔質濾過膜である
から、ミネラル成分溶出量を制御するのが容易である。
から、ミネラル成分溶出量を制御するのが容易である。
【0020】第2溶出材充填部が吐出部に隣接した通水
路内に設けられ、内部に第2ミネラル成分溶出材を充填
しているから、多様なミネラル成分のミネラル水とする
ことができるし、ミネラル溶出材を複数組み合わせる場
合でも、第1ミネラル成分溶出材の溶出を抑える傾向の
ある第2ミネラル成分溶出材を分離できる。
路内に設けられ、内部に第2ミネラル成分溶出材を充填
しているから、多様なミネラル成分のミネラル水とする
ことができるし、ミネラル溶出材を複数組み合わせる場
合でも、第1ミネラル成分溶出材の溶出を抑える傾向の
ある第2ミネラル成分溶出材を分離できる。
【0021】酸化マグネシウムを主成分とする造粒体を
用いるから、容易にマグネシウムを添加できる。
用いるから、容易にマグネシウムを添加できる。
【0022】流路抵抗体が天然のミネラル溶出材である
ので、ミネラル濃度の制御のほか多様な天然のミネラル
を含んだミネラル水を供給できる。
ので、ミネラル濃度の制御のほか多様な天然のミネラル
を含んだミネラル水を供給できる。
【0023】ミネラル添加カートリッジを着脱自在に装
着するとともに浄水装置を備えたから、浄化されたミネ
ラル水を供給することができる。
着するとともに浄水装置を備えたから、浄化されたミネ
ラル水を供給することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明のミネラル添加カートリッジ及
びミネラル水生成装置について、図1及び図2を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施例におけるミ
ネラル添加カートリッジの平面断面図、図2は本発明の
一の実施例におけるミネラル水生成装置の平面断面図で
ある。図3は本発明の他の実施例におけるミネラル添加
カートリッジにおける断面図である。図1において12
は原水導入部、13a,13bはそれぞれカートリッジ
本体A,B、14は吐出部、15は通水路である。16
は流入開口部、17は底面固定板、18は流出開口部、
19は上部固定板、20,21は仕切板である。また2
3はミネラル成分透過膜支持部材、24はミネラル成分
透過膜、25は流路抵抗体、26は第1溶出材充填部、
27はミネラル添加カートリッジである。
びミネラル水生成装置について、図1及び図2を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施例におけるミ
ネラル添加カートリッジの平面断面図、図2は本発明の
一の実施例におけるミネラル水生成装置の平面断面図で
ある。図3は本発明の他の実施例におけるミネラル添加
カートリッジにおける断面図である。図1において12
は原水導入部、13a,13bはそれぞれカートリッジ
本体A,B、14は吐出部、15は通水路である。16
は流入開口部、17は底面固定板、18は流出開口部、
19は上部固定板、20,21は仕切板である。また2
3はミネラル成分透過膜支持部材、24はミネラル成分
透過膜、25は流路抵抗体、26は第1溶出材充填部、
27はミネラル添加カートリッジである。
【0025】図1に示すように、下端面に原水導入部1
2を有するとともに、上端面には通水路15と上部固定
板19を受け入れる受け口を形成した中空のカートリッ
ジ本体A13aは、吐出部14を有するカートリッジ本
体B13bと、カートリッジ本体Aの上部で螺合もしく
は嵌合され、両者でミネラル添加カートリッジ27の本
体を構成している。ミネラル添加カートリッジ27の中
心軸と中心軸を一致させて、円筒状の通水路15が設け
られている。この通水路15はミネラル成分透過膜24
を周回して円筒状の流路としており、これを外側からミ
ネラル成分透過膜支持部材23が保持している。通水路
15の原水導入部12側の端部には、原水導入部12に
連通する流入開口部16が形成された底面固定板17が
接着等によって固定されている。底面固定板17は樹脂
製である。また通水路15の吐出部14側の端部には、
吐出部14と連通した流出開口部18が形成された樹脂
製の上部固定板19が設けられている。上部固定板19
の内側には、充填材流出防止の目的で設けられたフェル
ト製の仕切板20と樹脂製の仕切板21が固定されてい
る。
2を有するとともに、上端面には通水路15と上部固定
板19を受け入れる受け口を形成した中空のカートリッ
ジ本体A13aは、吐出部14を有するカートリッジ本
体B13bと、カートリッジ本体Aの上部で螺合もしく
は嵌合され、両者でミネラル添加カートリッジ27の本
体を構成している。ミネラル添加カートリッジ27の中
心軸と中心軸を一致させて、円筒状の通水路15が設け
られている。この通水路15はミネラル成分透過膜24
を周回して円筒状の流路としており、これを外側からミ
ネラル成分透過膜支持部材23が保持している。通水路
15の原水導入部12側の端部には、原水導入部12に
連通する流入開口部16が形成された底面固定板17が
接着等によって固定されている。底面固定板17は樹脂
製である。また通水路15の吐出部14側の端部には、
吐出部14と連通した流出開口部18が形成された樹脂
製の上部固定板19が設けられている。上部固定板19
の内側には、充填材流出防止の目的で設けられたフェル
ト製の仕切板20と樹脂製の仕切板21が固定されてい
る。
【0026】通水路15の内部には、流路抵抗体とし
て、例えばさんごに由来する堆積岩を破砕した天然のミ
ネラル溶出材等が隙間なく充填されている。流路抵抗体
25はガラス玉等どのようなものでもよいが、麦飯石、
花崗岩、石灰石等の天然のミネラル溶出材であればミネ
ラル溶出材として利用できる。また人工の石あるいは構
造体でもかまわない。ミネラル溶出材を用いる場合は流
路抵抗設定のためその粒径、充填量が調整される必要が
ある。なお仕切板20,21を流路抵抗体25として用
いれば通水路15に何も充填する必要がない。また通水
路15だけでも十分である。
て、例えばさんごに由来する堆積岩を破砕した天然のミ
ネラル溶出材等が隙間なく充填されている。流路抵抗体
25はガラス玉等どのようなものでもよいが、麦飯石、
花崗岩、石灰石等の天然のミネラル溶出材であればミネ
ラル溶出材として利用できる。また人工の石あるいは構
造体でもかまわない。ミネラル溶出材を用いる場合は流
路抵抗設定のためその粒径、充填量が調整される必要が
ある。なお仕切板20,21を流路抵抗体25として用
いれば通水路15に何も充填する必要がない。また通水
路15だけでも十分である。
【0027】ミネラル成分透過膜24は、第1ミネラル
成分溶出材の充填量をできるだけ大きくする目的から、
底面固定板17側から上部固定板19側に向かって次第
にその内径を大きくする方向で傾斜させているが、内径
の変化しない円筒状や多角筒等の形状であってもよい。
内径の変化しない円筒状であれば安価に成形することが
できるという利点がある。また図3に示すように、多角
筒のうち例えば六角筒であれば、通水路15が、複数も
しくは単一のミネラル成分溶出材の充填された複数のミ
ネラル成分溶出材充填筒22で囲まれた構造をとる場合
には、複数のミネラル溶出材充填筒22をミネラル添加
カートリッジ27内に隙間なく配置できる。この場合そ
れぞれのミネラル溶出材充填筒22で異なったミネラル
成分溶出材を充填することもできるし、いくつかのミネ
ラル溶出材充填筒22で同じミネラル溶出材を収容する
ような構成にすることもできる。この実施例によれば多
様なミネラルを添加する際に有利であり、このミネラル
溶出材充填筒22のそれぞれが第1ミネラル成分溶出材
を充填する第1溶出材充填部26に該当することにな
る。
成分溶出材の充填量をできるだけ大きくする目的から、
底面固定板17側から上部固定板19側に向かって次第
にその内径を大きくする方向で傾斜させているが、内径
の変化しない円筒状や多角筒等の形状であってもよい。
内径の変化しない円筒状であれば安価に成形することが
できるという利点がある。また図3に示すように、多角
筒のうち例えば六角筒であれば、通水路15が、複数も
しくは単一のミネラル成分溶出材の充填された複数のミ
ネラル成分溶出材充填筒22で囲まれた構造をとる場合
には、複数のミネラル溶出材充填筒22をミネラル添加
カートリッジ27内に隙間なく配置できる。この場合そ
れぞれのミネラル溶出材充填筒22で異なったミネラル
成分溶出材を充填することもできるし、いくつかのミネ
ラル溶出材充填筒22で同じミネラル溶出材を収容する
ような構成にすることもできる。この実施例によれば多
様なミネラルを添加する際に有利であり、このミネラル
溶出材充填筒22のそれぞれが第1ミネラル成分溶出材
を充填する第1溶出材充填部26に該当することにな
る。
【0028】次に通水路15について詳細に説明する。
第1図に示すように底面固定板17と上部固定板19の
間の通水路15は、樹脂製のミネラル成分透過膜支持部
材23によって部分的に固定支持されたサイズ#150
のナイロン製メッシュであるミネラル成分透過膜24に
より構成されている。このミネラル成分透過膜24は、
様々なメッシュサイズを有するナイロン製メッシュや不
織布、及び金属製メッシュ等の、ミネラル成分溶出材が
通水路15中に流入することを防止し得る程度の小さな
孔径の多孔質膜であればよい。このような多孔質膜であ
れば、第1溶出材充填部26から溶出されたミネラル溶
出量が原水の通水量とほぼ比例するようにすることがで
き、原水へのミネラル成分の添加量を制御することがで
きる。また、例えば、金属製のメッシュは、ミネラル成
分透過膜支持部材23を用いずにそれ自体で原水の主た
る通水路15を形成することが可能であり、通水路15
の構成を簡単にすることができる。
第1図に示すように底面固定板17と上部固定板19の
間の通水路15は、樹脂製のミネラル成分透過膜支持部
材23によって部分的に固定支持されたサイズ#150
のナイロン製メッシュであるミネラル成分透過膜24に
より構成されている。このミネラル成分透過膜24は、
様々なメッシュサイズを有するナイロン製メッシュや不
織布、及び金属製メッシュ等の、ミネラル成分溶出材が
通水路15中に流入することを防止し得る程度の小さな
孔径の多孔質膜であればよい。このような多孔質膜であ
れば、第1溶出材充填部26から溶出されたミネラル溶
出量が原水の通水量とほぼ比例するようにすることがで
き、原水へのミネラル成分の添加量を制御することがで
きる。また、例えば、金属製のメッシュは、ミネラル成
分透過膜支持部材23を用いずにそれ自体で原水の主た
る通水路15を形成することが可能であり、通水路15
の構成を簡単にすることができる。
【0029】通水路15とカートリッジ本体A13aと
の間に形成される第1溶出材充填部26にはクエン酸カ
ルシウムを主成分とする造粒体が充填されている。造粒
体としては単結晶、多結晶の結晶体やその破砕物、及び
これらを加圧成形したものやバインダ等を使用し結合さ
せたものが使用されるが、これらの中でクエン酸カルシ
ウムをバインダで結合したもの等が溶出濃度の制御がよ
り容易である。第1溶出材充填部b26に充填される第
1ミネラル成分溶出材は、水に可溶なカルシウム塩であ
ればよく、これは例えば、炭酸カルシウム、乳酸カルシ
ウム、りん酸3カルシウム、りん酸水素カルシウム、亜
硫酸カルシウム等の水に可溶なカルシウム塩であれば、
ミネラル成分溶出材充填空間b26に充填するミネラル
成分として用いることができる。
の間に形成される第1溶出材充填部26にはクエン酸カ
ルシウムを主成分とする造粒体が充填されている。造粒
体としては単結晶、多結晶の結晶体やその破砕物、及び
これらを加圧成形したものやバインダ等を使用し結合さ
せたものが使用されるが、これらの中でクエン酸カルシ
ウムをバインダで結合したもの等が溶出濃度の制御がよ
り容易である。第1溶出材充填部b26に充填される第
1ミネラル成分溶出材は、水に可溶なカルシウム塩であ
ればよく、これは例えば、炭酸カルシウム、乳酸カルシ
ウム、りん酸3カルシウム、りん酸水素カルシウム、亜
硫酸カルシウム等の水に可溶なカルシウム塩であれば、
ミネラル成分溶出材充填空間b26に充填するミネラル
成分として用いることができる。
【0030】次に、図2を用いて本実施例についてのミ
ネラル添加カートリッジを用いたネラル水生成装置の構
成について説明する。28は中空糸膜モジュール、29
は吸着除去材充填空間、30は浄水カートリッジ、31
はカートリッジ受け部a、32はバネ、33はバネ受け
台、34は給水管、35は連通管である。36はカート
リッジ受け部b、37は吐出管、38は吐出管支持部、
39はミネラル水生成装置本体である。さらに40は浄
水カートリッジ本体、41は拡散板、42は流入口、4
3は仕切板、44は定流量弁である。
ネラル添加カートリッジを用いたネラル水生成装置の構
成について説明する。28は中空糸膜モジュール、29
は吸着除去材充填空間、30は浄水カートリッジ、31
はカートリッジ受け部a、32はバネ、33はバネ受け
台、34は給水管、35は連通管である。36はカート
リッジ受け部b、37は吐出管、38は吐出管支持部、
39はミネラル水生成装置本体である。さらに40は浄
水カートリッジ本体、41は拡散板、42は流入口、4
3は仕切板、44は定流量弁である。
【0031】図2に示すように本実施例のミネラル水生
成装置は、ミネラル添加カートリッジ27と浄水カート
リッジ30を直列に接続した構成をもっている。このう
ち浄水カートリッジ30について説明すると、浄水カー
トリッジ30は中空糸膜モジュール28と吸着除去材充
填空間29に充填された粒状活性炭層より構成されてい
る。供給管34に接続されて、ミネラル添加カートリッ
ジ27が装着される樹脂製のカートリッジ受け部a31
がミネラル水生成装置本体39内に設けられている。カ
ートリッジ受け部a31は、バネ32とバネ受け台33
からなる迅速着脱機構を備えており、これはミネラル添
加カートリッジ27を鉛直方向に弾発付勢するもので、
この機構によりミネラル添加カートリッジ27の上端を
位置決め(図示しない)しながら装着することで、着脱
を容易にかつ密封を完全に装着することが可能である。
成装置は、ミネラル添加カートリッジ27と浄水カート
リッジ30を直列に接続した構成をもっている。このう
ち浄水カートリッジ30について説明すると、浄水カー
トリッジ30は中空糸膜モジュール28と吸着除去材充
填空間29に充填された粒状活性炭層より構成されてい
る。供給管34に接続されて、ミネラル添加カートリッ
ジ27が装着される樹脂製のカートリッジ受け部a31
がミネラル水生成装置本体39内に設けられている。カ
ートリッジ受け部a31は、バネ32とバネ受け台33
からなる迅速着脱機構を備えており、これはミネラル添
加カートリッジ27を鉛直方向に弾発付勢するもので、
この機構によりミネラル添加カートリッジ27の上端を
位置決め(図示しない)しながら装着することで、着脱
を容易にかつ密封を完全に装着することが可能である。
【0032】またカートリッジ受け部a31の開口を介
してミネラル添加カートリッジ27は供給管34と連通
されている。ミネラル添加カートリッジ27からの処理
水を浄水カートリッジ30内に導入するために設けられ
た樹脂製の連通管35は、浄水カートリッジ30のカー
トリッジ受け部b36に接続、連通される。浄水カート
リッジ30には、ミネラル添加カートリッジ27の迅速
着脱機構と実質的に同一の機構が設けられている。この
迅速着脱機構はバネとバネ受け台と樹脂製のカートリッ
ジ受け部b36から構成される。さらに浄水カートリッ
ジ30には、ステンレス製の吐出管37を支持するとと
もに、360度の回転を許す樹脂製の吐出管支持部38
が設けられている。拡散板41は、活性炭等の吸着除去
材を支持し、流入口42より流入する水を分散せる機能
をもつもので、材質は樹脂製である。仕切板43は、同
じく樹脂製であり、吸着除去材充填空間29と中空糸膜
モジュール28の間に設けられている。
してミネラル添加カートリッジ27は供給管34と連通
されている。ミネラル添加カートリッジ27からの処理
水を浄水カートリッジ30内に導入するために設けられ
た樹脂製の連通管35は、浄水カートリッジ30のカー
トリッジ受け部b36に接続、連通される。浄水カート
リッジ30には、ミネラル添加カートリッジ27の迅速
着脱機構と実質的に同一の機構が設けられている。この
迅速着脱機構はバネとバネ受け台と樹脂製のカートリッ
ジ受け部b36から構成される。さらに浄水カートリッ
ジ30には、ステンレス製の吐出管37を支持するとと
もに、360度の回転を許す樹脂製の吐出管支持部38
が設けられている。拡散板41は、活性炭等の吸着除去
材を支持し、流入口42より流入する水を分散せる機能
をもつもので、材質は樹脂製である。仕切板43は、同
じく樹脂製であり、吸着除去材充填空間29と中空糸膜
モジュール28の間に設けられている。
【0033】ミネラル水生成装置の動作について説明す
ると、給水管34から流入され、定流量弁44によって
流速1リットル/分程度の流量に制限された水道水は、
原水導入部12及び底面固定板17の流入開口部16を
通り、ミネラル添加カートリッジ27内に導入される。
そして原水は、通水路15内部の流路抵抗体25である
天然のミネラル溶出材によってごくわずかであるがミネ
ラル溶出作用を受けるとともに、その流路抵抗のため原
水の一部は第1溶出材充填部26に浸透していく。第1
溶出材充填部26にはクエン酸カルシウムを主成分とす
る造粒体が充填されており、これからの安定的で十分な
カルシウム溶出によりカルシウム濃度が増加する。第1
溶出材充填部26内の水が混合されることで、ミネラル
水となった処理水は吐出部14、連通管35を通って浄
水カートリッジ30へと導入される。
ると、給水管34から流入され、定流量弁44によって
流速1リットル/分程度の流量に制限された水道水は、
原水導入部12及び底面固定板17の流入開口部16を
通り、ミネラル添加カートリッジ27内に導入される。
そして原水は、通水路15内部の流路抵抗体25である
天然のミネラル溶出材によってごくわずかであるがミネ
ラル溶出作用を受けるとともに、その流路抵抗のため原
水の一部は第1溶出材充填部26に浸透していく。第1
溶出材充填部26にはクエン酸カルシウムを主成分とす
る造粒体が充填されており、これからの安定的で十分な
カルシウム溶出によりカルシウム濃度が増加する。第1
溶出材充填部26内の水が混合されることで、ミネラル
水となった処理水は吐出部14、連通管35を通って浄
水カートリッジ30へと導入される。
【0034】拡散板41により分散された処理水は、吸
着除去材充填空間29内に充填された粒状活性炭によっ
て、残留塩素臭やかび臭及びトリハロメタン等の吸着、
分解除去作用を受けた後、さらに、仕切板43を通過し
て、中空糸膜モジュール28に入る。ここで細菌等の水
中の汚濁物質の物理濾過処理を受けることにより、種々
の汚濁物質の取り去られた浄化されたミネラル水とな
り、吐出管37より吐出される。
着除去材充填空間29内に充填された粒状活性炭によっ
て、残留塩素臭やかび臭及びトリハロメタン等の吸着、
分解除去作用を受けた後、さらに、仕切板43を通過し
て、中空糸膜モジュール28に入る。ここで細菌等の水
中の汚濁物質の物理濾過処理を受けることにより、種々
の汚濁物質の取り去られた浄化されたミネラル水とな
り、吐出管37より吐出される。
【0035】本実施例のミネラル添加カートリッジをミ
ネラル水生成装置に装着して水道水を連続して2000
リットル通水し、得られた処理水のミネラル成分濃度を
原子吸光光度法により分析したところ、図5に示すよう
に水道水に対してカルシウム濃度を、ほぼ安定して増加
させることができた。通水路には流路抵抗体を入れてい
ない。そしてクエン酸カルシウム造粒体を第1溶出材充
填部に隙間なく335g充填している。図5は第1溶出
材充填部にカルシウム溶出材を充填した場合の通水量に
対するミネラル成分溶出量の特性図である。
ネラル水生成装置に装着して水道水を連続して2000
リットル通水し、得られた処理水のミネラル成分濃度を
原子吸光光度法により分析したところ、図5に示すよう
に水道水に対してカルシウム濃度を、ほぼ安定して増加
させることができた。通水路には流路抵抗体を入れてい
ない。そしてクエン酸カルシウム造粒体を第1溶出材充
填部に隙間なく335g充填している。図5は第1溶出
材充填部にカルシウム溶出材を充填した場合の通水量に
対するミネラル成分溶出量の特性図である。
【0036】図5によれば連続通水500リットルの時
点でのミネラル成分添加濃度は、水道水のカルシウム濃
度8.8mg/リットルに対し、28.8mg/リット
ルと、カルシウム濃度を20mg/リットル増加させる
ことができ、また連続通水2000リットルの時点での
ミネラル成分添加濃度は、原水に対し18.8mg/リ
ットルと、カルシウム濃度を10mg/リットル増加さ
せることができた。
点でのミネラル成分添加濃度は、水道水のカルシウム濃
度8.8mg/リットルに対し、28.8mg/リット
ルと、カルシウム濃度を20mg/リットル増加させる
ことができ、また連続通水2000リットルの時点での
ミネラル成分添加濃度は、原水に対し18.8mg/リ
ットルと、カルシウム濃度を10mg/リットル増加さ
せることができた。
【0037】続いて本発明の別の実施例について図4を
参照しながら説明する。図4は、本発明の別の実施例に
おけるミネラル添加カートリッジの平面断面図である。
図4に示すように、本実施例のミネラル添加カートリッ
ジは、通水路15の一部の構造以外、上記の実施例のミ
ネラル添加カートリッジと同一の構造を有している。両
者で同一の符号をもつ構成は、基本的に作用も同一であ
るからその説明を省略することにする。27’は本実施
例のミネラル添加カートリッジである。本実施例におい
ては通水路15の吐出部14側の端部に、上部固定板1
9とフェルト製の仕切板20と樹脂製の仕切板21が設
けられているが、これとともにこれらと隣接して第2溶
出材充填部47が設けられている。第2溶出材充填部4
7は、通水路15の流路抵抗体25の後流側に設けら
れ、仕切板45で仕切られている。この流路抵抗体25
は入れた方が好ましいが、入れなくてもよい。上記した
実施例と同様に、この実施例においても流路抵抗体25
には天然のミネラル溶出材が用いられている。また第2
溶出材充填部47は、通水部15をそのまま延長した形
状となっており、樹脂製の円筒状部材46で形成されて
いる。従って円筒状部材46の壁面は不透水構造となっ
ている。第2溶出材充填部47の内部には、酸化マグネ
シウムを主成分とする造粒体が充填される。バインダで
結合されたもの等がある。これによってマグネシウム成
分の添加が容易かつ十分に行うことができる。
参照しながら説明する。図4は、本発明の別の実施例に
おけるミネラル添加カートリッジの平面断面図である。
図4に示すように、本実施例のミネラル添加カートリッ
ジは、通水路15の一部の構造以外、上記の実施例のミ
ネラル添加カートリッジと同一の構造を有している。両
者で同一の符号をもつ構成は、基本的に作用も同一であ
るからその説明を省略することにする。27’は本実施
例のミネラル添加カートリッジである。本実施例におい
ては通水路15の吐出部14側の端部に、上部固定板1
9とフェルト製の仕切板20と樹脂製の仕切板21が設
けられているが、これとともにこれらと隣接して第2溶
出材充填部47が設けられている。第2溶出材充填部4
7は、通水路15の流路抵抗体25の後流側に設けら
れ、仕切板45で仕切られている。この流路抵抗体25
は入れた方が好ましいが、入れなくてもよい。上記した
実施例と同様に、この実施例においても流路抵抗体25
には天然のミネラル溶出材が用いられている。また第2
溶出材充填部47は、通水部15をそのまま延長した形
状となっており、樹脂製の円筒状部材46で形成されて
いる。従って円筒状部材46の壁面は不透水構造となっ
ている。第2溶出材充填部47の内部には、酸化マグネ
シウムを主成分とする造粒体が充填される。バインダで
結合されたもの等がある。これによってマグネシウム成
分の添加が容易かつ十分に行うことができる。
【0038】なお本実施例のミネラル添加カートリッジ
27’は、上記した実施例のミネラル水生成装置と同一
の構造を有するミネラル水生成装置に装着されて使用さ
れる。
27’は、上記した実施例のミネラル水生成装置と同一
の構造を有するミネラル水生成装置に装着されて使用さ
れる。
【0039】ミネラル添加カートリッジ27’をミネラ
ル水生成装置に装着した際の動作を説明する。給水管3
4を通り、定流量弁44の作用により流量を1リットル
/分に制限された水道水は、原水導入部12及び底面固
定板17の流入開口部16を通ってミネラル添加カート
リッジ27内に導入される。ミネラル成分透過膜24周
回させて形成された通水路15の内部を通過するが、そ
の際流路抵抗体25である天然のミネラル溶出材により
ごくわずかのミネラル成分が溶出されるが、流路抵抗体
25の流路抵抗によって原水の一部は第1溶出材充填部
26に浸透する。しかしこの流路抵抗体25はなくとも
原水の一部を浸透させることはできる。第1溶出材充填
部26に比較的長時間滞留してクエン酸カルシウムを主
成分とする造粒体から安定して十分なカルシウムの溶出
を受けた後、この水は再び通水路15に流入しここの原
水と合流する。第1ミネラル溶出材のミネラル成分と天
然のミネラル溶出材のミネラル成分を添加された原水
は、第2溶出材充填部47へ導入される。第2溶出材充
填部47には酸化マグネシウムを主成分とする造粒体が
充填されているから、これからのマグネシウムの溶出を
受けた後、処理水は吐出部14並びに連通管35を通過
して、浄水カートリッジ30内へと導入される。そして
浄水カートリッジ30で浄化されたミネラル水となって
吐出管37より吐出される。
ル水生成装置に装着した際の動作を説明する。給水管3
4を通り、定流量弁44の作用により流量を1リットル
/分に制限された水道水は、原水導入部12及び底面固
定板17の流入開口部16を通ってミネラル添加カート
リッジ27内に導入される。ミネラル成分透過膜24周
回させて形成された通水路15の内部を通過するが、そ
の際流路抵抗体25である天然のミネラル溶出材により
ごくわずかのミネラル成分が溶出されるが、流路抵抗体
25の流路抵抗によって原水の一部は第1溶出材充填部
26に浸透する。しかしこの流路抵抗体25はなくとも
原水の一部を浸透させることはできる。第1溶出材充填
部26に比較的長時間滞留してクエン酸カルシウムを主
成分とする造粒体から安定して十分なカルシウムの溶出
を受けた後、この水は再び通水路15に流入しここの原
水と合流する。第1ミネラル溶出材のミネラル成分と天
然のミネラル溶出材のミネラル成分を添加された原水
は、第2溶出材充填部47へ導入される。第2溶出材充
填部47には酸化マグネシウムを主成分とする造粒体が
充填されているから、これからのマグネシウムの溶出を
受けた後、処理水は吐出部14並びに連通管35を通過
して、浄水カートリッジ30内へと導入される。そして
浄水カートリッジ30で浄化されたミネラル水となって
吐出管37より吐出される。
【0040】本実施例の新規ミネラル添加カートリッジ
をミネラル水生成装置に装着し、原水として水道水を連
続して2000リットル通水し、得られた処理水のミネ
ラル成分濃度を原子吸光光度法により分析したところ、
図6に示すように原水の水道水に対してカルシウム濃度
とマグネシウム濃度を、ほぼ安定してして増加させるこ
とができた。そしてクエン酸カルシウム造粒体を第1溶
出材充填部に隙間なく335g、酸化マグネシウム造粒
体を第2溶出材充填部に隙間なく30g充填している。
通水路には流路抵抗体入れていない。図6は第1溶出材
充填部にカルシウム溶出材、第2溶出材充填部にマグネ
シウム溶出材を充填した場合の通水量に対するミネラル
成分溶出量の特性図である。
をミネラル水生成装置に装着し、原水として水道水を連
続して2000リットル通水し、得られた処理水のミネ
ラル成分濃度を原子吸光光度法により分析したところ、
図6に示すように原水の水道水に対してカルシウム濃度
とマグネシウム濃度を、ほぼ安定してして増加させるこ
とができた。そしてクエン酸カルシウム造粒体を第1溶
出材充填部に隙間なく335g、酸化マグネシウム造粒
体を第2溶出材充填部に隙間なく30g充填している。
通水路には流路抵抗体入れていない。図6は第1溶出材
充填部にカルシウム溶出材、第2溶出材充填部にマグネ
シウム溶出材を充填した場合の通水量に対するミネラル
成分溶出量の特性図である。
【0041】ミネラル成分の溶出がほぼ安定した連続通
水600リットルの時点でのミネラル成分添加濃度は、
水道水のカルシウム濃度8.8mg/リットル、マグネ
シウム濃度1.4mg/リットルに対し、それぞれ2
2.8mg/リットルと1.8mg/リットルと、カル
シウム濃度を14mg/リットル、マグネシウム濃度を
0.4mg/リットル増加させることができ、また連続
通水2000リットルの時点でのミネラル成分添加濃度
は、原水に対し、カルシウム濃度を16.8mg/リッ
トル、マグネシウム濃度を1.6mg/リットルと、カ
ルシウム濃度を8mg/リットル、マグネシウム濃度を
0.2mg/リットル増加させることができた。
水600リットルの時点でのミネラル成分添加濃度は、
水道水のカルシウム濃度8.8mg/リットル、マグネ
シウム濃度1.4mg/リットルに対し、それぞれ2
2.8mg/リットルと1.8mg/リットルと、カル
シウム濃度を14mg/リットル、マグネシウム濃度を
0.4mg/リットル増加させることができ、また連続
通水2000リットルの時点でのミネラル成分添加濃度
は、原水に対し、カルシウム濃度を16.8mg/リッ
トル、マグネシウム濃度を1.6mg/リットルと、カ
ルシウム濃度を8mg/リットル、マグネシウム濃度を
0.2mg/リットル増加させることができた。
【0042】また本実施例において、定流量弁44の設
定流量を0.5リットル/分、2リットル/分と変化さ
せると、図7に示すように、定流量弁44の設定流量が
増加するのにほぼ比例してカルシウム、マグネシウム成
分溶出量は減少した。図7は原水通水量の変化に対して
第1溶出材充填部にカルシウム溶出材、第2溶出材充填
部溶出材にマグネシウムを充填した場合のミネラル成分
溶出量の特性図である。このように本発明のミネラル添
加カートリッジにおいては、通水量を変化させることに
よって、ミネラル成分添加量を所望の濃度に変更させる
ことが可能である。
定流量を0.5リットル/分、2リットル/分と変化さ
せると、図7に示すように、定流量弁44の設定流量が
増加するのにほぼ比例してカルシウム、マグネシウム成
分溶出量は減少した。図7は原水通水量の変化に対して
第1溶出材充填部にカルシウム溶出材、第2溶出材充填
部溶出材にマグネシウムを充填した場合のミネラル成分
溶出量の特性図である。このように本発明のミネラル添
加カートリッジにおいては、通水量を変化させることに
よって、ミネラル成分添加量を所望の濃度に変更させる
ことが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明のミ
ネラル添加カートリッジは、ミネラル成分透過膜を周回
させて形成した通水路と、通水路の外周と中空のカート
リッジ本体との間に形成された第1ミネラル成分溶出材
を充填する第1溶出材充填部を設けたから、通水路に入
ると原水の一部は第1溶出材充填部内に浸透してそこで
比較的長時間滞留し、ミネラル成分を十分溶解した後再
び通水路内へ流入し、通水路内に残った原水と合わさっ
て安定した濃度のミネラル水を供給することができる。
そして第1ミネラル成分溶出材からのミネラル溶出量
は、流路抵抗体とミネラル成分透過膜によって原水の通
水量に対しほぼ比例するため、ミネラル成分溶出量を制
御することができる。通水路内に流路抵抗体を設けたか
ら、ミネラル溶出量を増加させることができる。
ネラル添加カートリッジは、ミネラル成分透過膜を周回
させて形成した通水路と、通水路の外周と中空のカート
リッジ本体との間に形成された第1ミネラル成分溶出材
を充填する第1溶出材充填部を設けたから、通水路に入
ると原水の一部は第1溶出材充填部内に浸透してそこで
比較的長時間滞留し、ミネラル成分を十分溶解した後再
び通水路内へ流入し、通水路内に残った原水と合わさっ
て安定した濃度のミネラル水を供給することができる。
そして第1ミネラル成分溶出材からのミネラル溶出量
は、流路抵抗体とミネラル成分透過膜によって原水の通
水量に対しほぼ比例するため、ミネラル成分溶出量を制
御することができる。通水路内に流路抵抗体を設けたか
ら、ミネラル溶出量を増加させることができる。
【0044】クエン酸カルシウムを主成分とする造粒体
を用いるから、ミネラル成分としてカルシウムを容易に
十分添加できる。ミネラル成分透過膜が多孔質濾過膜で
あるから、ミネラル成分溶出量を制御するのが容易であ
る。
を用いるから、ミネラル成分としてカルシウムを容易に
十分添加できる。ミネラル成分透過膜が多孔質濾過膜で
あるから、ミネラル成分溶出量を制御するのが容易であ
る。
【0045】第2溶出材充填部が吐出部に隣接した通水
路内に設けられ、内部に第2ミネラル成分溶出材を充填
しているから、多様なミネラル成分のミネラル水とする
ことができるし、ミネラル溶出材を複数組み合わせる場
合でも、第1ミネラル成分溶出材の溶出を抑える傾向の
ある第2ミネラル成分溶出材を分離できる。
路内に設けられ、内部に第2ミネラル成分溶出材を充填
しているから、多様なミネラル成分のミネラル水とする
ことができるし、ミネラル溶出材を複数組み合わせる場
合でも、第1ミネラル成分溶出材の溶出を抑える傾向の
ある第2ミネラル成分溶出材を分離できる。
【0046】酸化マグネシウムを主成分とする造粒体を
用いるから、容易にマグネシウムを添加できる。流路抵
抗体が天然のミネラル溶出材であるので、ミネラル濃度
の制御のほか多様な天然のミネラルを含んだミネラル水
を供給できる。
用いるから、容易にマグネシウムを添加できる。流路抵
抗体が天然のミネラル溶出材であるので、ミネラル濃度
の制御のほか多様な天然のミネラルを含んだミネラル水
を供給できる。
【0047】ミネラル添加カートリッジを着脱自在に装
着するとともに浄水装置を備えたから、浄化されたミネ
ラル水を供給することができる。
着するとともに浄水装置を備えたから、浄化されたミネ
ラル水を供給することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるミネラル添加カート
リッジの平面断面図
リッジの平面断面図
【図2】本発明の一の実施例におけるミネラル水生成装
置の平面断面図
置の平面断面図
【図3】本発明の他の実施例におけるミネラル添加カー
トリッジにおける断面図
トリッジにおける断面図
【図4】本発明の別の実施例におけるミネラル添加カー
トリッジの平面断面図
トリッジの平面断面図
【図5】第1溶出材充填部にカルシウム溶出材を充填し
た場合の通水量に対するミネラル成分溶出量の特性図
た場合の通水量に対するミネラル成分溶出量の特性図
【図6】第1溶出材充填部にカルシウム溶出材、第2溶
出材充填部にマグネシウム溶出材を充填した場合の通水
量に対するミネラル成分溶出量の特性図
出材充填部にマグネシウム溶出材を充填した場合の通水
量に対するミネラル成分溶出量の特性図
【図7】原水通水量の変化に対して第1溶出材充填部に
カルシウム溶出材、第2溶出材充填部にマグネシウム溶
出材を充填した場合のミネラル成分溶出量の特性図
カルシウム溶出材、第2溶出材充填部にマグネシウム溶
出材を充填した場合のミネラル成分溶出量の特性図
【図8】従来のミネラル水生成装置の平面断面図
15 通水路 17 底面固定板 19 上部固定板 20,45 仕切板 23 ミネラル成分透過膜支持部材 24 ミネラル成分透過膜 25 流路抵抗体 26 第1溶出材充填部 27,27’ ミネラル添加カートリッジ 28 中空膜モジュール 29 吸着除去材充填空間 30 浄水カートリッジ 31 カートリッジ受け部a 34 給水管 35 連通管 36 カートリッジ受け部b 37 吐出管 38 吐出管支持部 39 ミネラル水生成装置本体 44 定流量弁 46 円筒状部材 47 第2溶出材充填部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/68 P 530 B 540 A Z 1/28 R (72)発明者 中園 光幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北川 孝典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】ミネラル成分透過膜を周回させて形成した
通水路と、前記通水路の外周と中空のカートリッジ本体
との間に形成された第1ミネラル成分溶出材を充填する
第1溶出材充填部と、前記カートリッジ本体に設けられ
前記通水路と連通される原水導入部と、前記カートリッ
ジ本体に設けられるとともに前記通水路と連通され処理
水を吐出する吐出部を備えたことを特徴とするミネラル
添加カートリッジ。 - 【請求項2】前記通水路内に流路抵抗体を設けたことを
特徴とする請求項1記載のミネラル添加カートリッジ。 - 【請求項3】前記第1ミネラル成分溶出材が、クエン酸
カルシウムを主成分とする造粒体であることを特徴とす
る請求項1または2記載のミネラル添加カートリッジ。 - 【請求項4】前記ミネラル成分透過膜が、多孔質濾過膜
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
のミネラル添加カートリッジ。 - 【請求項5】第2溶出材充填部を前記吐出部に隣接した
前記通水路内に設けるとともに、前記第2溶出材充填部
に第2ミネラル成分溶出材を充填したことを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載のミネラル添加カートリ
ッジ。 - 【請求項6】前記第2ミネラル成分溶出材が、酸化マグ
ネシウムを主成分とする造粒体であることを特徴とする
請求項5記載のミネラル添加カートリッジ。 - 【請求項7】前記流路抵抗体が、天然のミネラル溶出材
であることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載
のミネラル添加カートリッジ。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載のミネラル
添加カートリッジが着脱自在に装着されるとともに、処
理水を浄化する浄水装置を備えたことを特徴とするミネ
ラル水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19408494A JPH0857487A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19408494A JPH0857487A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857487A true JPH0857487A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16318696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19408494A Pending JPH0857487A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0857487A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2808269A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-02 | Andre Gabet | Procede et dispositif pour ameliorer le gout d'une eau potable |
-
1994
- 1994-08-18 JP JP19408494A patent/JPH0857487A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2808269A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-02 | Andre Gabet | Procede et dispositif pour ameliorer le gout d'une eau potable |
WO2001083381A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Enidual | Procede et dispositif pour ameliorer le gout d'une eau potable |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7276161B2 (en) | Water treatment apparatus | |
US6475386B1 (en) | Filter for purifying domestic drinking water | |
WO1997006109A1 (en) | Portable water purification device | |
EP2753581B1 (en) | A water purification system | |
WO1999062612A1 (en) | Water treatment apparatus | |
JP2715371B2 (ja) | 浄水装置 | |
MXPA06002263A (es) | Cartuchos para el tratamiento de agua y procesos relacionados con estos. | |
US20220081338A1 (en) | Systems and devices for eliminating filter air locks | |
US4643831A (en) | Water purification method and apparatus | |
JPH0857487A (ja) | ミネラル添加カートリッジ及びミネラル水生成装置 | |
JPH105743A (ja) | 浄水フィルタ | |
JP2007136304A (ja) | 浄水フィルタ、浄水カートリッジ、ウォーターサーバータンク及びウォーターサーバーシステム | |
Thiel et al. | Activated carbon vs anthracite as primary dual media filters–a pilot plant study | |
JP2006281216A (ja) | 浄水器 | |
US20050161403A1 (en) | Apparatus and method for water treatment by adsorption | |
Hilal et al. | Use of activated carbon to polish effluent from metalworking treatment plant: comparison of different streams | |
JP3293705B2 (ja) | 浄水器 | |
JPH105745A (ja) | 浄水器 | |
JP2789789B2 (ja) | 浄水装置 | |
KR970003570Y1 (ko) | 정수기 | |
JPH1028964A (ja) | 浄水装置 | |
JPH07204664A (ja) | 上質水製造媒体及び上質水製造装置 | |
JPH07328621A (ja) | 浄水装置 | |
AU7990998A (en) | Device for introducing gas into liquids | |
JP2003024723A (ja) | 珪酸チタニウムを含む浄水器用濾材及びこれを用いた浄水器 |