JPH0857434A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JPH0857434A
JPH0857434A JP19142194A JP19142194A JPH0857434A JP H0857434 A JPH0857434 A JP H0857434A JP 19142194 A JP19142194 A JP 19142194A JP 19142194 A JP19142194 A JP 19142194A JP H0857434 A JPH0857434 A JP H0857434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
liquid
liquid level
pipe
ultrasonic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19142194A
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English (en)
Inventor
Katsuichi Okano
勝一 岡野
Norihisa Takahashi
典久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波洗浄装置における洗浄液レベルを外部
より検出すること。 【構成】 内部に洗浄液を充満させるケースと、該ケー
スの一方の面に一列に設けたノズルと、該ノズルに対向
する他方の面に配置した超音波振動素子とからなる超音
波洗浄装置において、前記ケースの端面に設けた取付口
に取付けられたパイプと、該パイプ内の液面を検出する
液面センサーを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波洗浄装置に関し、
特に超音波洗浄装置における洗浄液の液面検出センサー
の設置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、上方に向けて洗浄液を噴出する
裏面用超音波洗浄装置を示す図で、(A)は断面図であ
り、(B)は一部拡大図である。
【0003】同図において、1,2は超音波洗浄装置の
外枠、内枠で、これら2つの枠体で形成される空間内に
洗浄液6が供給される。3は、外枠1の外方に向けて一
列に形成されたノズルで、その噴出口5からは洗浄液6
が被洗浄物に向けて噴出される。4は、内枠2の外面に
固着された圧電素子からなる超音波振動素子である。7
は、空間内の洗浄液の有無を検出するための液面センサ
ーで、内枠2から空間内に密封して挿設され、外枠1に
近い位置での洗浄液の有無を検出する光ファイバー式セ
ンサーである。
【0004】従来例の動作について説明すると、超音波
発振器(不図示)の発振出力により超音波振動素子4が
励振され、洗浄液6がノズル3の噴出口5より、搬送さ
れる被洗浄物に向けて噴出され、被洗浄物の裏面を洗浄
する。洗浄液は、不図示の洗浄液供給口から常時供給さ
れるので、ノズル3の後端部位置での洗浄液が無くなる
ことはない。しかし、何らかの理由で洗浄液の供給が始
動しなかったり、或いは、洗浄中に停止したりすると、
洗浄液の液面が急激に低下し、俗に言う空炊きという現
象が生じる。空炊きとは、超音波振動素子は振動してい
ながら、洗浄液の不足のために、洗浄液の噴出が行なわ
れない状態で、残る洗浄液の急激な温度上昇のために、
最悪時には振動素子の破損につながることになる。
【0005】そこで、液面の低下を液面センサーが検出
すると、振動子駆動用発振器の出力を遮断することによ
り、振動素子の空炊き状態にならないようにしていた。
【0006】しかし、従来例のように、洗浄装置の狭い
空間内に液面センサーを設けるためには、小型で細い液
面センサーを使用しなければならず、しかも、空間内で
あるために構造上、液面センサーを噴出口近くに設ける
ことができない制約がある。また液面センサーが洗浄液
に接触するので、塵の発生や洗浄液による液面センサー
の腐食の心配があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例の上記欠点を鑑
み、本発明は、塵の発生や、洗浄液による腐食のおそれ
のない、液面センサーを具備する超音波洗浄装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄液供給口
から供給される洗浄液で内部を充満させるケースと、該
ケースの一方の面に直線状に設けたノズルと、該ノズル
に対向する他方の面に配置した超音波振動素子とからな
る超音波洗浄装置において、前記ケースの端面に設けた
取付口に取付けられたパイプと、該パイプ内の液面を検
出する液面センサーとを具備することを特徴とする。
【0009】また、上記の上記洗浄供給口と取付口とが
互換性を有する構造であり、さらに、上記取付口へのパ
イプの取付が螺着であることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記、本発明の構成によれば、洗浄作業中等に
洗浄液の液面がノズルの先端位置より下方に低下するこ
とがあれば、直ちに、液面センサーが洗浄液の無いこと
を検出し、検出信号をもって振動子駆動用発振器の出力
を遮断するので、振動素子の空炊きを防止することがで
きる。
【0011】
【実施例】図1は、上方に向けて洗浄液を噴出する裏面
用超音波洗浄装置の構成を示す断面図である。
【0012】同図において、1,2は超音波洗浄装置の
外枠、内枠で、これら2つの枠体で形成される空間(ケ
ース)内には洗浄液6が後述するように供給される。3
は、外枠1を外方に折曲げて一列に形成されたノズル
で、その先端の噴出口5からは洗浄液が噴出される。4
は内枠2の外面に固着された圧電素子からなる超音波振
動素子で、ノズルの全幅から均一に洗浄液を噴出するた
めに、複数の振動素子が設けられる。8は外枠1の一方
の端面に設けた液面センサー取付口、9は外枠1の他方
に設けた給液口で、11はセンサー取付口8、給液口9
の口周縁に溶接されたソケットで、センサー取付口と給
液口とに互換性をもたせる。12は、ソケット11と螺
合するエルボーである。13は液面センサー16を装着
するためのパイプで、テフロン又は石英製であり、その
内部には洗浄液が連通している。15は洗浄液供給制御
装置(不図示)からの洗浄液を供給するための給液パイ
プである。2つのパイプ13,15は、それぞれのエル
ボー12内に挿着され、ねじ14によって固定される。
16は、液面センサー取付口に取付けられたパイプ13
内の液面を検出する液面センサーで、投受光型のセンサ
ーでよい。その装着場所は、図示のパイプ外周の他に、
パイプ内部であっても良く、その装着位置は、ノズル3
の噴出口5よりやや上方が望ましい。
【0013】図1に基づいて、実施例の動作について説
明する。
【0014】超音波発振器(不図示)の発振信号により
超音波発振素子が励振され、搬送されてくる被洗浄物に
向けてノズル3より洗浄液を上向きに噴出し、被洗浄物
の裏面を洗浄する。洗浄作業において給液口9からの洗
浄液は、通常、洗浄液噴出口5から勢いよくあふれ出る
ほど供給されるので、パイプ13内の液面も高いので液
面センサー16が応動することもない。
【0015】そして、何らかの理由で、洗浄液の供給が
始動しなかったり、また洗浄中に停止したりすると、液
面の低下が生じるので、延期面センサー16が応動し、
検出信号を出力する。液面低下の検出信号に基づいて、
振動子駆動用発振器の出力を遮断し、振動素子の励振を
止めるので、空炊きを防止することができる。
【0016】次に、下方に向けて洗浄液を噴出する表面
用超音波洗浄装置の場合について説明する。下向きの超
音波洗浄装置としては、図1に示す超音波洗浄装置の上
下を反転させた状態(ノズルを下方に向けた状態)で使
用すれば足りる。その際に、液面センサーを装着するパ
イプ13はソケット11にて180度回転させるだけ
で、液面センサーとしての機能はそのまま使用すること
ができる。ただし、液面センサーの取付位置は、水圧に
よって液面が変わるので、調整をする必要がある。
【0017】また、液面センサー取付口と給液口とを互
換性あるものとすることによって、状況に対応した用途
の拡大を計ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、液面センサーを洗浄装
置の外側に設けることにしたので、装置内部での塵の発
生や洗浄液によるセンサーの腐食を防止できるだけでな
く、ソケット、パイプを用いて外付けすることによっ
て、パイプを任意の角度位置に設けられるので、X−Y
方向に対してセンサーの設置の自由度が増す。
【0019】また、単一仕様の洗浄装置を用意して置け
ば、上向き又は下向きの両方の洗浄装置がパイプやソケ
ット部で180度回転させるだけで容易に得られる利点
があり、板状体の両面を同時に洗浄する両面洗浄装置を
構成する場合にも便利であるという効果がある。さら
に、ソケット取付口と洗浄給液口とを互換性を持たせる
ことで、使用態様が増すと同時に、製造コストの低下に
もつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を表わす図。
【図2】従来例の構成を表わす図。(A)は断面図、
(B)は一部拡大図
【符号の説明】
1 外枠 2 内枠 3 ノズル 4 振動素子 5 洗浄液噴出口 6 洗浄液 7 液面センサー 8 液面センサー取付口 9 給液口 11 ソケット 12 エルボー 13 パイプ 14 ねじ 15 給液パイプ 16 液面センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液供給口から供給される洗浄液で内
    部を充満させるケースと、該ケースの一方の面に一列に
    設けたノズルと、該ノズルに対向する他方の面に設けた
    超音波振動素子とから成る超音波洗浄装置において、前
    記ケースの端面部に設けた取付口に取付けられたパイプ
    と、該パイプ内の液面を検出する液面センサーとを具備
    する超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄供給口と上記取付口とが互換性
    を有することを特徴とする請求項1記載の超音波洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 上記の取付口に上記パイプが螺着される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の超音波洗浄装
    置。
JP19142194A 1994-08-15 1994-08-15 超音波洗浄装置 Pending JPH0857434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19142194A JPH0857434A (ja) 1994-08-15 1994-08-15 超音波洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19142194A JPH0857434A (ja) 1994-08-15 1994-08-15 超音波洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0857434A true JPH0857434A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16274338

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19142194A Pending JPH0857434A (ja) 1994-08-15 1994-08-15 超音波洗浄装置

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