JPH085737Y2 - パチンコ玉検出用センサ - Google Patents

パチンコ玉検出用センサ

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JPH085737Y2
JPH085737Y2 JP109090U JP109090U JPH085737Y2 JP H085737 Y2 JPH085737 Y2 JP H085737Y2 JP 109090 U JP109090 U JP 109090U JP 109090 U JP109090 U JP 109090U JP H085737 Y2 JPH085737 Y2 JP H085737Y2
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pachinko ball
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JP109090U
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利昭 佐藤
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Nippon Aleph Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はパチンコ玉検出用センサに関し、特に、パチ
ンコ玉の通過を検出するためのセンサとして用いて好適
なものである。
〈従来の技術〉 興趣に富んだ機能を増やしたり、或いは従業員の省力
化を図ったりするためのエレクトロニクス化が急速に進
められ、パチンコ台には増々センサが多用されるように
なってきた。パチンコ玉を検出するためのセンサとして
は第5図の概略側面図に示すセンサや、第6図の断面図
に示すようなセンサが従来より使用されている。
第5図のセンサはマイクロスイッチ30を検出装置とし
て使用したもので、上記マイクロスイッチ30に設けられ
ている可動レバ31の自由端をパチンコ玉32が通る通路33
に突出させて上記マイクロスイッチをセンサ本体34上に
配置している。これにより、パチンコ玉32が通路33内を
通過するときに上記可動レバ31がパチンコ玉32に押さ
れ、第5図において1点鎖線で示したように揺動する。
この揺動により、マイクロスイッチ30に設けられている
押釦35が上記可動レバ31によって押圧され、図示しない
接点が接触する。これにより、一方の端子36と他方の端
子37との間が導通するので、この導通を検出することで
上記パチンコ玉32の通過検出が可能となる。
一方、第6図のセンサは、パチンコ玉32が通過する通
路40を囲むようにして環状の検出コイル41を配置すると
ともに、プリント基板42上に磁気検出回路43を設け、パ
チンコ玉32が通路40を通過するときに生じる磁気の変化
を検出することでパチンコ玉の通過検出を行なってい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 第5図のマイクロスイッチを使用するセンサはその形
状がマイクロスイッチの形状に依存するために、センサ
が大形になってしまうので小形化の要求に応じにくい不
都合があった。これに対し、第6図の磁気の変化を検出
するタイプのセンサは可動部が無いので、故障発生の危
険が比較的低く、また耐久性にも優れている。しかし、
このセンサは高価格であり、またこのタイプのセンサは
無線通信等の電波や、或いは外部磁界の影響を受けたと
きに誤動作することが多い。このため、磁気を感知する
タイプのセンサをパチンコ台に配設して使用するときに
は誤動作を防ぐための特殊な電波シールド装置を設けな
ければならないので増々コスト高になってしまう問題が
あった。
本考案は上述の問題点に鑑み、小型で信頼性が高く、
しかも安価に製造することができるパチンコ玉検出用セ
ンサを提供できるようにすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案のパチンコ玉検出用センサは、パチンコ玉が通
過する通過口と、上記通過口に先端に突出させて配置さ
れ、上記通過口を通るパチンコ玉に押されて動かされる
可動レバと、上記通過口を通るパチンコ玉によって押圧
されていないときにその先端部が上記通過口の内部に突
出するように上記可動レバを付勢する弾性体と、上記可
動レバによって移動させられる可動側導電性部材と、上
記可動側導電性部材と対向して本体ケーシング上に配置
された固定側導電性部材とを具備し、上記可動側導電性
部材および固定側導電性部材の内少なくとも何れか一方
の部材をばね性を有する材料によって形成するととも
に、上記可動レバの変動に伴なって上記各導電性部材が
相互に摺動しながら接触したり離間したりするようにし
ている。
また、本考案の他の特徴とするところは、上記弾性体
と上記可動側導電性部材とを導電性およびばね性の両方
を有する材料を使用して一体的に形成している。
〈作用〉 可動側導電性部材および固定側導電性部材の内、少な
くとも何れか一方の部材がばね性を有する材料によって
形成されると、両者が接触するときの衝撃が上記ばね性
により緩衝され、スムースな接触が行なわれるようにな
る。また、両部材は摺動しながら接触したり離間したり
するので、接触する面にごみやほこり等が付着していて
もこれらを除去することができ、可動側および固定側の
各部材が接触するときに、これらの間に異物が介在する
可能性が非常に少なくなる。
〈実施例〉 第1図は、本考案の一実施例を示すパチンコ玉検出用
センサの内部構成を示す平面図である。
実施例のパチンコ玉検出用センサは、本体ケーシング
1の一端側にパチンコ玉を通過させる通過口2が形成さ
れるとともに、この通過口2内に先端部を僅かに突出さ
せた状態で可動レバ3が配設されている。通過口2はパ
チンコ玉(図示せず)が丁度通過できる程度の大きさの
円形形状に形成されていて、通過口2内をパチンコ玉が
通過したときに、可動レバ3がパチンコ玉によって押圧
される。
実施例においては、通過口2の壁面上にスライド案内
溝4を形成するとともに、このスライド案内溝4の直後
にスライドガイド5を形成し、これらのスライド案内溝
4およびスライドガイド5によって可動レバ3を摺動自
在に案内している。また、可動レバ3が配設されている
位置の左右両側に保持溝6,7を形成し、これらの保持溝
6,7で第1の板ばね8を保持している。この第1の板ば
ね8の略中央部にはコ字状の係合部9が形成され、この
係合部9によって拘持された状態で可動レバ3が第1の
板ばね8と係合している。
第1の板ばね8は、例えば燐青銅によって形成され、
良好な導電性を有するとともに優れたばね性を有してい
る。このばね性により可動レバ3はその先端部を通過口
2内に突出させる方向に付勢されている。このように付
勢されることにより、パチンコ玉が通過口2内を通る時
にこのパチンコ玉に押されて可動レバ3は本体ケーシン
グ1内に引込むが、パチンコ玉が通過した後は第1の板
ばね8に付勢されてその先端部を通過口2内に再び突出
させる。この動作はパチンコ玉が通過口2内を通過する
たびに繰り返され、パチンコ玉が連続して通るときには
このような進退動作を連続して行なう。なお、パチンコ
玉は球形なのでパチンコ玉がつながって通過する場合で
も各パチンコ玉の間には可動レバ3を押圧しない空間が
できる。したがって、パチンコ玉が連続して通過する場
合でも可動レバ3はパチンコ玉が1個通過するだびに第
1図中矢印10で示すような進退動作を確実に1回行な
う。
このような進退動作を行なっている可動レバ3の左右
両側に第2の板ばね11および第3の板ばね12がそれぞれ
配設されている。これらの第2および第3の板ばね11,1
2はそれぞれの先端部を第1の板ばね8に近接して配置
されるとともに、各先端部分が所定の角度だけ外側方向
に曲げられている。これらの板ばね11,12も第1の板ば
ね8と同様に燐青銅によって形成されていて、適度の弾
性を有している。したがって、可動レバ3がパチンコ玉
によって後退させられたときに各板ばねはバウンスやチ
ャッタリングなどを生じることなく、しかも確実に接触
する。
すなわち、第2図の接触時の動作説明図に示すよう
に、第1の板ばね8は可動レバ3が後退することにより
第2および第3の板ばね11,12方向、すなわち矢印13の
方向に湾曲させられる。そして、或る程度湾曲させられ
たときに第1の板ばね8と第2および第3の板ばね11,1
2とが接触を開始する。この接触開始時には、第2図A
に示すように第2および第3の板ばね11,12の最先端が
第1の板ばね8の面上に最初に接触する。この場合、各
板ばね8,11,12はばね性を有する材料によって形成され
ているので、ばね性により接触時の衝撃が緩衝されてバ
ウンスなどの不都合が生じない。
各板ばねが接触した後に可動レバ3が更に後退する
と、第1の板ばね8は矢印13方向に更に湾曲するので、
第2および第3の板ばねには矢印14,15で示すように互
いに開く方向に作用する力が加えられる。これにより、
第2および第3の板ばね11,12は互いに離れる方向に湾
曲を開始する。このような湾曲が開始されると、第2お
よび第3の板ばねの先端は矢印16,17で示すように第1
の板ばね8の表面を擦るようにして移動する。したがっ
て、第1の板ばね8の表面にごみやほこりなどが付着し
ていてもそれらを落とすことができる。すなわち、セル
フクリーニングが実施される。
そして、可動レバ3が限度位置まで後退すると、第2
図Bに示すように第1および第2の板ばねの折り曲げ部
11a,12aが第1の板ばね8の表面に接触して大きな接触
面積でもってそれぞれが接触する。また、各板ばね8,1
1,12は良好なばね性を有しているので、第1の板ばね8
と第2の板ばね11との接触、および第1の板ばね8と第
3の板ばね12との接触は圧接状態となり、これらの間の
電気的な導通を確実にする。したがって、通過口2内を
パチンコ玉が通過したときには、第2の板ばね11と第3
の板ばね12とが良好にしかも確実に導通するので、例え
ば第1の板ばね11に電源のプラス端子を接続するととも
に第2の板ばね12にマイナス端子を接続し、これらの間
の導通を検出することによりパチンコ玉の通過を確実に
検出することができる。
パチンコ玉が通過してしまうと押圧が解除されるの
で、第1の板ばね8の弾性復元力によって可動レバ3は
通過口2の方向に進出する。このときの動作は上述した
接触時の動作と逆であり、第2および第3の板ばね11,1
2の先端部は摺動しながら第1の板ばね8から離れ、し
かも一旦離れたら再び接触するようなことがないので、
チャッタリングなどが生じない。
次に、第3図のパチンコ玉検出用センサの平面図に従
って本考案の第2実施例を説明する。
第2実施例においては、係合部9の角部を例えば45度
に折り曲げて折り曲げ部9aを設け、接触開始時にこれら
の折り曲げ部9aと第2の板ばねの折り曲げ部11a,12aと
が最初に接触するようにしている。したがって、接触開
始時における接触面積が大きくなるので、接触開始時の
耐摩耗性を大きくすることができ、耐久性を向上させる
ことができる。
上記第1および第2の実施例の場合、第1の板ばね8
に可動レバ3を元の位置に復帰させるためのばね機能
と、第2の板ばね11と第3の板ばね12とを導通させる機
能の両方を持たせている。したがって、これにより部品
点数および組立工数を減らすことができる利点がある。
しかし、良好な導電性およびばね性の両方を備えた燐青
銅のような金属は高価なので、例えば自動機で組立てる
場合のように部品点数や組立工数が少し増えてもそれほ
どコスト高にならない場合には、第4図の平面図に示す
ように引っ張りコイルスプリング20と接点用ばね部材21
とをそれぞれ設け、可動レバ3を元の位置に復帰させる
機能と接点機能とを別々に行なうようにしてもよい。
なお、上記実施例においては何れの場合も固定側に2
つの板ばね11,12を設け、これらにプラスおよびマイナ
ス端子をそれぞれ接続してパチンコ玉の通過検出を行な
っているが、第1の板ばね8に一方の電源端子を接続す
れば固定側の板ばねは1個設けるだけでよくなる。
また、可動レバ3の移動はその長手方向に沿って進退
するようにした例を示したが、可動レバ3後端を回動自
在に支持することにより、パチンコ玉に押されたときに
可動レバ3が揺動するように構成してもよい。このよう
にした場合、各板ばねやスプリングなどの配置態様は可
動レバの揺動動作に対応した位置に配置するのは勿論で
ある。
(考案の効果) 本考案は上述したように、パチンコ玉によって動かさ
れる可動レバと連動する可動側の導電性部材および上記
可動側導電性部材と対向して配置された固定側導電性部
材の内、少なくとも何れか一方の導電性部材をばね性を
有する材料で形成するとともに、これらの導電性部材が
相互に摺動しながら接触したり離間したりするようにし
たので、パチンコ玉の通過時には可動側の導電性部材と
固定側の導電性部材とを確実に接触させることができ、
簡単な構成にも拘らず、パチンコ玉の検出を高精度に行
なうことができる。また、可動側および固定側の両導電
性部材が摺動しながら接触したり離間したりするように
したので、パチンコ玉が通過するたびに接触面をセルフ
クリーニングすることができ、上記接触面にごみやほこ
りなどが付着していてもこれらを落とすことができる。
このため、上記両導電性部材が接触したときに、これら
を確実に導通させる機能を長時間にわたって安定して得
られるようにすることができる。したがって、小型でし
かも信頼性が高いパチンコ玉検出用センサを安価に提供
することができる。
また、請求項2においては、ばね性および導電性の両
方を有する材料を用い、可動レバを付勢する弾性体と移
動側の導電性部材とを一体的に構成したので、部品点数
や組立工数を減らすことができ、小型化や信頼性の向上
を更に図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案の第1実施例を示すパチンコ玉検出用
センサの平面図、 第2図は、第1図の各板ばねが接触するときの動作説明
図、 第3図は、第2の実施例を示すパチンコ玉検出用センサ
の平面図、 第4図は、第3の実施例を示すパチンコ玉検出用センサ
の平面図、 第5図および第6図は、従来例を示し、 第5図は、マイクロスイッチを用いている例を示すパチ
ンコ玉検出用センサの概略側面図、 第6図は、磁気変化を検出するようにした例を示すパチ
ンコ玉検出用センサの断面図である。 1…本体ケーシング,2…通過口,3…可動レバ,8…第1の
板ばね,11…第2の板ばね,12…第3の板ばね,20…コイ
ルスプリング,21…接点用ばね部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉が通過する通過口と、 上記通過口に先端を突出させて配置され、上記通過口を
    通るパチンコ玉に押されて動かされる可動レバと、 上記通過口を通るパチンコ玉によって押圧されていない
    ときにその先端部が上記通過口の内部に突出するように
    上記可動レバを付勢する弾性体と、 上記可動レバによって移動させられる可動側導電性部材
    と、 上記可動側導電性部材と対向して本体ケーシング上に配
    置された固定側導電性部材とを具備し、 上記可動側導電性部材および固定側導電性部材の内少な
    くとも何れか一方の部材をばね性を有する材料によって
    形成するとともに、上記可動レバの変動に伴なって上記
    各導電性部材が相互に摺動しながら接触したり離間した
    りするようにしたことを特徴とするパチンコ玉検出用セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】上記弾性体と上記可動側導電性部材とを導
    電性およびばね性の両方を有する材料を使用して一体的
    に形成したことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    玉検出用センサ。
JP109090U 1990-01-10 1990-01-10 パチンコ玉検出用センサ Expired - Lifetime JPH085737Y2 (ja)

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JPH0394284U JPH0394284U (ja) 1991-09-26
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