JPH0856498A - 生分解性資化性の農園芸用育苗ポット - Google Patents
生分解性資化性の農園芸用育苗ポットInfo
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- JPH0856498A JPH0856498A JP6198680A JP19868094A JPH0856498A JP H0856498 A JPH0856498 A JP H0856498A JP 6198680 A JP6198680 A JP 6198680A JP 19868094 A JP19868094 A JP 19868094A JP H0856498 A JPH0856498 A JP H0856498A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- biodegradable
- agricultural
- weight
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/02—Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
- A01G9/029—Receptacles for seedlings
- A01G9/0291—Planting receptacles specially adapted for remaining in the soil after planting
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 自然界に放置すると完全に分解されて資化さ
れる農園芸用育苗ポットを提供する。 【構成】 生分解性基剤がカップ状に圧縮成形されてな
る農園芸用育苗ポット10において、草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉とからなる群より選択された少なくとも1以上
の植物構造体からなる基剤と、水、50重量%エタノー
ル、10〜25重量%単シロップ(ショ糖)、10〜5
0重量%ぶどう糖、1〜10重量%デンプン糊液、1〜
5重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム
漿、及びトロロアオイ抽出液とからなる群より選択され
た少なくとも1以上の結合剤とを練和してなる練り物を
圧縮加工した本体11に、ステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、ミツロウ、及びこれらの混合物と
からなる群より選択された少なくとも1以上を含む崩壊
抑制剤の被覆層12が被覆されている。
れる農園芸用育苗ポットを提供する。 【構成】 生分解性基剤がカップ状に圧縮成形されてな
る農園芸用育苗ポット10において、草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉とからなる群より選択された少なくとも1以上
の植物構造体からなる基剤と、水、50重量%エタノー
ル、10〜25重量%単シロップ(ショ糖)、10〜5
0重量%ぶどう糖、1〜10重量%デンプン糊液、1〜
5重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム
漿、及びトロロアオイ抽出液とからなる群より選択され
た少なくとも1以上の結合剤とを練和してなる練り物を
圧縮加工した本体11に、ステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、ミツロウ、及びこれらの混合物と
からなる群より選択された少なくとも1以上を含む崩壊
抑制剤の被覆層12が被覆されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットに関するものであり、特には、農園芸分野
に於て使用される育苗ポットやプラグポット等であっ
て、育苗期間中は分解されにくく、その強度が保持さ
れ、自然界に放置すると加水分解や土壌中の微生物等に
よる生分解等で完全に分解されて資化される生分解性資
化性の農園芸用育苗ポットに関する。
用育苗ポットに関するものであり、特には、農園芸分野
に於て使用される育苗ポットやプラグポット等であっ
て、育苗期間中は分解されにくく、その強度が保持さ
れ、自然界に放置すると加水分解や土壌中の微生物等に
よる生分解等で完全に分解されて資化される生分解性資
化性の農園芸用育苗ポットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農園芸分野に於て使用されている
育苗ポットとしては、素焼の鉢、ピートモス、紙、プラ
スチック製のポットや熱可撓性合成繊維ウエブを熱圧着
した不燃布からなる育苗用容器等が用いられ、プラグポ
ットでは、古紙を使用した湿式成型体(所謂パルプモー
ルド)等が用いられているが、近時、その取り扱い易
さ、価格の面から、塩化ビニル、ポリエチレンのプラス
チック製成型体(ポリポット等)の需要が増加してい
る。
育苗ポットとしては、素焼の鉢、ピートモス、紙、プラ
スチック製のポットや熱可撓性合成繊維ウエブを熱圧着
した不燃布からなる育苗用容器等が用いられ、プラグポ
ットでは、古紙を使用した湿式成型体(所謂パルプモー
ルド)等が用いられているが、近時、その取り扱い易
さ、価格の面から、塩化ビニル、ポリエチレンのプラス
チック製成型体(ポリポット等)の需要が増加してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
ラスチック製成型体にあっては、使用後不要となったも
のは産業廃棄物として取り扱われ、また、これを焼却す
ると有毒ガスの発生や、高温のために焼却炉自体を傷め
ることがあるという欠点があり、更に、このような容器
で成育した苗は、生長するにつれてより大きな鉢や露地
に移植することが必要となるので、このときに根を傷め
て枯死の原因となったり、移植に要する手間も膨大なも
のとなるという問題があった。
ラスチック製成型体にあっては、使用後不要となったも
のは産業廃棄物として取り扱われ、また、これを焼却す
ると有毒ガスの発生や、高温のために焼却炉自体を傷め
ることがあるという欠点があり、更に、このような容器
で成育した苗は、生長するにつれてより大きな鉢や露地
に移植することが必要となるので、このときに根を傷め
て枯死の原因となったり、移植に要する手間も膨大なも
のとなるという問題があった。
【0004】また、前記パルプモールド品にあっては、
原料の古紙に生分解を阻害する物質が含まれるために露
地に移植した後も生分解を受けにくく土壌中に長く残存
し、根の張りに悪影響を及ぼしたり、給水性が高すぎて
耐水強度が低く、保型性が悪いという問題があった。
原料の古紙に生分解を阻害する物質が含まれるために露
地に移植した後も生分解を受けにくく土壌中に長く残存
し、根の張りに悪影響を及ぼしたり、給水性が高すぎて
耐水強度が低く、保型性が悪いという問題があった。
【0005】更にまた合成繊維からなる不織性の容器は
生分解されず、粗大ゴミとなり、また、これを焼却する
と有毒ガスが発生したり、高温のために焼却炉自体を傷
めることがあるという問題があった。
生分解されず、粗大ゴミとなり、また、これを焼却する
と有毒ガスが発生したり、高温のために焼却炉自体を傷
めることがあるという問題があった。
【0006】本発明はこのような実情に鑑み創案された
ものであって、その解決すべき課題は、不要品として処
分されている植物構造体を最大限に活用することによっ
て、環境汚染物質となる非資化性のプラスチック製成型
体の生産や消費(化石燃料の消費)を低減することであ
る。そして、その目的とするところは、不要品として処
分されたり家畜用飼料として処分されている植物構造体
を基剤として用い、これにより生分解性、資化性の成型
容器を提供することであり、更に詳しくは、例えば、育
苗期間や輸送時、あるいは店頭陳列時には分解されにく
く、その強度を保持することができる保形性の良好なも
のであって、自然界に放置すると加水分解や土壌中の微
生物等による生分解等によって完全に分解されて資化す
る農業用育苗ポット等の生分解性、資化性の成型容器を
提供することである。
ものであって、その解決すべき課題は、不要品として処
分されている植物構造体を最大限に活用することによっ
て、環境汚染物質となる非資化性のプラスチック製成型
体の生産や消費(化石燃料の消費)を低減することであ
る。そして、その目的とするところは、不要品として処
分されたり家畜用飼料として処分されている植物構造体
を基剤として用い、これにより生分解性、資化性の成型
容器を提供することであり、更に詳しくは、例えば、育
苗期間や輸送時、あるいは店頭陳列時には分解されにく
く、その強度を保持することができる保形性の良好なも
のであって、自然界に放置すると加水分解や土壌中の微
生物等による生分解等によって完全に分解されて資化す
る農業用育苗ポット等の生分解性、資化性の成型容器を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のかかる問題点を解
決するために本発明が採った手段は、請求項1記載の発
明にあっては、「生分解性基剤がカップ状に圧縮成形さ
れてなる農園芸用育苗ポットにおいて、草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉とからなる群より選択された少なくとも1以上
の植物構造体からなる基剤と、水、50重量%エタノー
ル、10〜25重量%ショ糖溶液、10〜50重量%ぶ
どう糖溶液、1〜10重量%デンプン糊液、1〜5重量
%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム漿、及び
トロロアオイ抽出液とからなる群より選択された少なく
とも1以上の結合剤とを練和してなる練り物が圧縮成形
されてなる」処に特徴を有する生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットを、その内容とする。
決するために本発明が採った手段は、請求項1記載の発
明にあっては、「生分解性基剤がカップ状に圧縮成形さ
れてなる農園芸用育苗ポットにおいて、草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉とからなる群より選択された少なくとも1以上
の植物構造体からなる基剤と、水、50重量%エタノー
ル、10〜25重量%ショ糖溶液、10〜50重量%ぶ
どう糖溶液、1〜10重量%デンプン糊液、1〜5重量
%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム漿、及び
トロロアオイ抽出液とからなる群より選択された少なく
とも1以上の結合剤とを練和してなる練り物が圧縮成形
されてなる」処に特徴を有する生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットを、その内容とする。
【0008】次に、請求項2記載の発明にあっては、
「前記練り物が、乾燥デンプン、ゼラチン、アルギン酸
ナトリウム、カンテン末、重曹、エアロゾール OT、
ツイーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群より選
択された少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成されてい
る」処に特徴を有する請求項1に記載の生分解性資化性
の農園芸用育苗ポットを、請求項3記載の発明にあって
は、「前記生分解性資化性の農園芸用育苗ポット10の
本体11が、ステアリン、固型パラフィン、水素添加硬
化油、ミツロウ、及びこれらの混合物とからなる群より
選択された少なくとも1以上を含む崩壊抑制剤で被覆さ
れた被覆層12を有する」処に特徴を有する請求項1又
は請求項2のいずれかに記載の生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットを、それぞれその内容とする。
「前記練り物が、乾燥デンプン、ゼラチン、アルギン酸
ナトリウム、カンテン末、重曹、エアロゾール OT、
ツイーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群より選
択された少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成されてい
る」処に特徴を有する請求項1に記載の生分解性資化性
の農園芸用育苗ポットを、請求項3記載の発明にあって
は、「前記生分解性資化性の農園芸用育苗ポット10の
本体11が、ステアリン、固型パラフィン、水素添加硬
化油、ミツロウ、及びこれらの混合物とからなる群より
選択された少なくとも1以上を含む崩壊抑制剤で被覆さ
れた被覆層12を有する」処に特徴を有する請求項1又
は請求項2のいずれかに記載の生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットを、それぞれその内容とする。
【0009】
【作用】以上のように構成された請求項1記載の生分解
性資化性の農園芸用育苗ポットに従えば、草木、落葉、
枯草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、
及び木削粉等とからなる群より選択された少なくとも1
以上の植物構造体からなる基剤に、水、50重量%エタ
ノール、10〜25重量%ショ糖溶液、10〜50重量
%ぶどう糖溶液、1〜10重量%デンプン糊液、1〜5
重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム漿、
及びトロロアオイ抽出液とからなる群より選択された少
なくとも1以上の結合剤を加えて、練和されてなる練り
物が、公知の成型機でカップ状に圧縮成形されてなるカ
ップ状の育苗用ポットであるので、苗木をポットに収容
したまま土中に埋設してもポット自体が土壌に対して生
分解性を有するため長時間たつうちにポットが生分解さ
れる。又、苗木をポットから取り出さずに土壌に機械的
に植えることができるとともに、ポットから取り出す際
に苗木の根から種々の栄養分を含んだ土壌が脱落せず、
苗木の根付けを十分に行なうことができる。
性資化性の農園芸用育苗ポットに従えば、草木、落葉、
枯草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、
及び木削粉等とからなる群より選択された少なくとも1
以上の植物構造体からなる基剤に、水、50重量%エタ
ノール、10〜25重量%ショ糖溶液、10〜50重量
%ぶどう糖溶液、1〜10重量%デンプン糊液、1〜5
重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビアゴム漿、
及びトロロアオイ抽出液とからなる群より選択された少
なくとも1以上の結合剤を加えて、練和されてなる練り
物が、公知の成型機でカップ状に圧縮成形されてなるカ
ップ状の育苗用ポットであるので、苗木をポットに収容
したまま土中に埋設してもポット自体が土壌に対して生
分解性を有するため長時間たつうちにポットが生分解さ
れる。又、苗木をポットから取り出さずに土壌に機械的
に植えることができるとともに、ポットから取り出す際
に苗木の根から種々の栄養分を含んだ土壌が脱落せず、
苗木の根付けを十分に行なうことができる。
【0010】請求項2記載の生分解性資化性の農園芸用
育苗ポットに従えば、前述した請求項1記載の生分解性
資化性の農園芸用育苗ポットと同様な作用を奏するが、
前記練り物が乾燥デンプン、ゼラチン、アルギン酸ナト
リウム、カンテン末、重曹、エアロゾール OT、ツイ
ーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群より選択さ
れた少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成されているの
で、請求項1記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポッ
トよりも短時間で崩壊させることができる。
育苗ポットに従えば、前述した請求項1記載の生分解性
資化性の農園芸用育苗ポットと同様な作用を奏するが、
前記練り物が乾燥デンプン、ゼラチン、アルギン酸ナト
リウム、カンテン末、重曹、エアロゾール OT、ツイ
ーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群より選択さ
れた少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成されているの
で、請求項1記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポッ
トよりも短時間で崩壊させることができる。
【0011】請求項3記載の生分解性資化性の農園芸用
育苗ポット10に従えば、前述した請求項1又は請求項
2記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポットと同様な
作用を奏するとともに、前記生分解性資化性の農園芸用
育苗ポットの本体11が、ステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、ミツロウ、及びこれらの混合物と
からなる群より選択された少なくとも1以上を含む崩壊
抑制剤で被覆された被覆層12を有するため、育苗期間
に散水が繰り返されてもポット自体が破れて破壊される
ことのない強度を保持させることができるので、これを
苗木用のポットとして用いた場合であっても、苗木が成
長するために必要な1〜2年間、生分解されることなく
成型されたままの形態を維持することができるので、生
分解性資化性の成型容器の汎用性を、農業分野以外の林
業、土木分野等に広げることができる。
育苗ポット10に従えば、前述した請求項1又は請求項
2記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポットと同様な
作用を奏するとともに、前記生分解性資化性の農園芸用
育苗ポットの本体11が、ステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、ミツロウ、及びこれらの混合物と
からなる群より選択された少なくとも1以上を含む崩壊
抑制剤で被覆された被覆層12を有するため、育苗期間
に散水が繰り返されてもポット自体が破れて破壊される
ことのない強度を保持させることができるので、これを
苗木用のポットとして用いた場合であっても、苗木が成
長するために必要な1〜2年間、生分解されることなく
成型されたままの形態を維持することができるので、生
分解性資化性の成型容器の汎用性を、農業分野以外の林
業、土木分野等に広げることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。まず、生分解性資化性の農園芸用育苗ポットの加
工法について述べると、実施例1の農園芸用育苗ポット
は、十分に乾燥したのち製粉機(ブレンドミキサー)で
粉末化したさとうきびの搾り滓に結合剤として10重量
%のぶどう糖溶液を100g当り25gの割合で加えて
混和した練り状の混合物を成型機で底面の直径5cm、
高さ6cmの逆円錐台状であって底面の中央部に水抜き
孔を有する農園芸用育苗ポットに圧縮加工した後、これ
を自然乾燥させて育苗ポットを成形した。
する。まず、生分解性資化性の農園芸用育苗ポットの加
工法について述べると、実施例1の農園芸用育苗ポット
は、十分に乾燥したのち製粉機(ブレンドミキサー)で
粉末化したさとうきびの搾り滓に結合剤として10重量
%のぶどう糖溶液を100g当り25gの割合で加えて
混和した練り状の混合物を成型機で底面の直径5cm、
高さ6cmの逆円錐台状であって底面の中央部に水抜き
孔を有する農園芸用育苗ポットに圧縮加工した後、これ
を自然乾燥させて育苗ポットを成形した。
【0013】前記10重量%ぶどう糖溶液の濃度は、1
0〜60重量%の範囲とすることができ、更に10重量
%ぶどう糖溶液を、水のみ、50重量%エタノール、1
0〜25重量%ショ糖溶液、1〜10重量%デンプン糊
液、1〜5重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビ
アゴム漿、又はトロロアオイ抽出液をそれぞれ重量比で
10〜60%、通常は25%加えて練和してなる練り物
を製するように変更することが可能であるが、その他、
1重量%トラガント、1〜3重量カルボキシメチルセル
ロース、3〜5重量%メチルセルロース、3重量%アル
ギン酸ナトリウム、又は2〜3重量%ポリビニールアル
コール等をそれぞれ重量比で10〜60%の割合に加え
るようにしてもよい。
0〜60重量%の範囲とすることができ、更に10重量
%ぶどう糖溶液を、水のみ、50重量%エタノール、1
0〜25重量%ショ糖溶液、1〜10重量%デンプン糊
液、1〜5重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビ
アゴム漿、又はトロロアオイ抽出液をそれぞれ重量比で
10〜60%、通常は25%加えて練和してなる練り物
を製するように変更することが可能であるが、その他、
1重量%トラガント、1〜3重量カルボキシメチルセル
ロース、3〜5重量%メチルセルロース、3重量%アル
ギン酸ナトリウム、又は2〜3重量%ポリビニールアル
コール等をそれぞれ重量比で10〜60%の割合に加え
るようにしてもよい。
【0014】又、さとうきびの搾り滓に代えて、各種草
木の茎部若しくは葉部、落葉部、又は枯草を使用しても
よく、更に、例えば菜種油や胡麻油等の植物油を搾取し
た搾り粕、又は製材所で得られる木削粉を用いることも
できるが、これらを基剤(植物構造体)として使用する
ときは、その種類により性状がそれぞれ異なるので、使
用する基剤の乾燥粉末と結合剤の混合割合を耳朶の硬さ
と同程度の硬さになるように適宜調整することが必要で
ある。結合剤の量が多くなると、前記練り物が成型機に
結着したりして圧縮成形が困難となるので、添加する結
合剤の溶液は10〜60%の範囲から適宜選択すること
が必要となる。
木の茎部若しくは葉部、落葉部、又は枯草を使用しても
よく、更に、例えば菜種油や胡麻油等の植物油を搾取し
た搾り粕、又は製材所で得られる木削粉を用いることも
できるが、これらを基剤(植物構造体)として使用する
ときは、その種類により性状がそれぞれ異なるので、使
用する基剤の乾燥粉末と結合剤の混合割合を耳朶の硬さ
と同程度の硬さになるように適宜調整することが必要で
ある。結合剤の量が多くなると、前記練り物が成型機に
結着したりして圧縮成形が困難となるので、添加する結
合剤の溶液は10〜60%の範囲から適宜選択すること
が必要となる。
【0015】前記練り物を目的の形状とする方法は、圧
縮成形法以外の方法で形成することができ、また、自然
乾燥に代えて例えば熱風乾燥等の他の方法で乾燥するこ
ともできる。
縮成形法以外の方法で形成することができ、また、自然
乾燥に代えて例えば熱風乾燥等の他の方法で乾燥するこ
ともできる。
【0016】表1は、さとうきび絞り滓又は木削粉の基
剤に各種結合剤を添加して形成された農園芸用育苗ポッ
トに、畑土を内容積の8割程度入れ、室温に保持しつつ
1日1回土が乾燥しないように、別言すれば、苗木に散
水する程度に散水した。この条件で、自然に形状が崩れ
たりまたは手で持ち上げたときに底が抜けるなどの農園
芸用育苗ポットの形状が破壊されるまでに要した崩壊時
間(日)を測定し、該崩壊時間を3例の平均値で表した
表である。
剤に各種結合剤を添加して形成された農園芸用育苗ポッ
トに、畑土を内容積の8割程度入れ、室温に保持しつつ
1日1回土が乾燥しないように、別言すれば、苗木に散
水する程度に散水した。この条件で、自然に形状が崩れ
たりまたは手で持ち上げたときに底が抜けるなどの農園
芸用育苗ポットの形状が破壊されるまでに要した崩壊時
間(日)を測定し、該崩壊時間を3例の平均値で表した
表である。
【0017】さとうきび絞り滓を基剤として使用した場
合、使用する結合剤が水のみや50%エタノールであっ
ても、その成型性、機械的強度に優れた育苗ポットを形
成することができ、更に、使用する結合剤の種類を適宜
選択することにより、5〜22日間で崩壊させることが
できる育苗ポットを形成することができる。一方、基剤
に木削粉をそして結合剤に水のみ又は50%エタノール
を使用して成型した育苗ポットは、僅かに力を加えただ
けでもすぐに壊れてしまう程度の強度を保持するにすぎ
なかったが、これら以外の結合剤を添加した時はその成
型性、機械的強度に優れ、と同時に崩壊時間を15日迄
に遅延させることができた。 (以下余白)
合、使用する結合剤が水のみや50%エタノールであっ
ても、その成型性、機械的強度に優れた育苗ポットを形
成することができ、更に、使用する結合剤の種類を適宜
選択することにより、5〜22日間で崩壊させることが
できる育苗ポットを形成することができる。一方、基剤
に木削粉をそして結合剤に水のみ又は50%エタノール
を使用して成型した育苗ポットは、僅かに力を加えただ
けでもすぐに壊れてしまう程度の強度を保持するにすぎ
なかったが、これら以外の結合剤を添加した時はその成
型性、機械的強度に優れ、と同時に崩壊時間を15日迄
に遅延させることができた。 (以下余白)
【0018】 強度: ++ ・・・ 成型性、形状保持性が十分である。 + ・・・ ひび割れが時々おこる。機械的強度がやや劣る。 - ・・・ わずかな力ですぐこわれる。
【0019】表2は、さとうきび絞り滓の乾燥粉末に、
乾燥でんぷん又はカンテン末をその重量比が1%、5
%、又は10%になるように混合した後、5%ゼラチン
溶液を20%加えてよく混和して練った練り物を圧縮成
型、熱風乾燥させてなる農園芸用育苗ポットの強度とそ
の形状が破壊されるまでに要する崩壊時間を検討した結
果である。いずれの場合も、添加する崩壊剤を増量する
ことにより、成型した育苗ポットの崩壊に要する崩壊時
間を短縮することができた。 (以下余白)
乾燥でんぷん又はカンテン末をその重量比が1%、5
%、又は10%になるように混合した後、5%ゼラチン
溶液を20%加えてよく混和して練った練り物を圧縮成
型、熱風乾燥させてなる農園芸用育苗ポットの強度とそ
の形状が破壊されるまでに要する崩壊時間を検討した結
果である。いずれの場合も、添加する崩壊剤を増量する
ことにより、成型した育苗ポットの崩壊に要する崩壊時
間を短縮することができた。 (以下余白)
【0020】 表2. 崩壊剤の崩壊速度に及ぼす影響 ──────────────────────── 崩壊剤 添加量 崩壊時間(日) ──────────────────────── 乾燥デンプン 0% 21.9 1% 14.4 5% 5.6 10% 3.8 カンテン末 0% 21.9 1% 9.8 5% 5.1 10% 2.7 ────────────────────────
【0021】表3は、さとうきび絞り滓の乾燥粉末に、
乾燥でんぷんを重量比が5%になるように混合した後、
5%ゼラチン溶液が20%になるまで加えて練和した練
り物を圧縮成型、熱風乾燥させてなる農園芸用育苗ポッ
トの本体を、加熱溶解したステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、又はミツロウの中に浸漬して取り
出し、室温で十分に乾燥した。このように形成した農園
芸用育苗ポットの崩壊に要する崩壊時間(月)を、前述
した方法と同様、1日1回散水処理する条件下で測定し
た結果が示されている。ステアリン、固型パラフィン、
水素添加硬化油、又はミツロウの薄い被膜で被覆された
本体部を有する農園芸用育苗ポットは、その崩壊に要す
る崩壊時間は、少なくとも12カ月以上を要した。 (以下余白)
乾燥でんぷんを重量比が5%になるように混合した後、
5%ゼラチン溶液が20%になるまで加えて練和した練
り物を圧縮成型、熱風乾燥させてなる農園芸用育苗ポッ
トの本体を、加熱溶解したステアリン、固型パラフィ
ン、水素添加硬化油、又はミツロウの中に浸漬して取り
出し、室温で十分に乾燥した。このように形成した農園
芸用育苗ポットの崩壊に要する崩壊時間(月)を、前述
した方法と同様、1日1回散水処理する条件下で測定し
た結果が示されている。ステアリン、固型パラフィン、
水素添加硬化油、又はミツロウの薄い被膜で被覆された
本体部を有する農園芸用育苗ポットは、その崩壊に要す
る崩壊時間は、少なくとも12カ月以上を要した。 (以下余白)
【0022】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の生
分解性資化性の農園芸用育苗ポットは、土壌中にそのま
ま埋めても微生物等により完全に分解されて完全に資化
するので、消却の必要性がなく、有害物質の放出あるい
は焼却炉を傷めることがない。さらに、苗を植え替える
必要がなく、従って、移し替えの手間がかからず、しか
も植え替える時に苗の根を傷めてこれを枯死させること
がないという作用効果を奏する。
分解性資化性の農園芸用育苗ポットは、土壌中にそのま
ま埋めても微生物等により完全に分解されて完全に資化
するので、消却の必要性がなく、有害物質の放出あるい
は焼却炉を傷めることがない。さらに、苗を植え替える
必要がなく、従って、移し替えの手間がかからず、しか
も植え替える時に苗の根を傷めてこれを枯死させること
がないという作用効果を奏する。
【0024】また、前記生分解性資化性の農園芸用育苗
ポットは、ゴミとして処分されている草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉等の植物構造体を基剤に用いる構成となってい
るので、熱帯林や野生動植物の減少を防止することがで
きると共に、環境の汚染物質となる非資化性のプラスチ
ック製成型体の生産を低減することができ、従って、化
石燃料の消費を低減することができるという優れた作用
効果を奏する。
ポットは、ゴミとして処分されている草木、落葉、枯
草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取した搾り粕、及
び木削粉等の植物構造体を基剤に用いる構成となってい
るので、熱帯林や野生動植物の減少を防止することがで
きると共に、環境の汚染物質となる非資化性のプラスチ
ック製成型体の生産を低減することができ、従って、化
石燃料の消費を低減することができるという優れた作用
効果を奏する。
【0025】つぎに、請求項2記載の生分解性資化性の
農園芸用育苗ポットは、乾燥デンプン、ゼラチン、アル
ギン酸ナトリウム、カンテン末、重曹、エアロゾール
OT、ツイーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群
より選択された少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成さ
れているので、請求項1記載の生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットと同様な作用効果を奏すると共に、請求項
1記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポットよりも短
時間で崩壊させることができるという効果を奏する。
農園芸用育苗ポットは、乾燥デンプン、ゼラチン、アル
ギン酸ナトリウム、カンテン末、重曹、エアロゾール
OT、ツイーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからなる群
より選択された少なくとも1以上の崩壊剤を含み構成さ
れているので、請求項1記載の生分解性資化性の農園芸
用育苗ポットと同様な作用効果を奏すると共に、請求項
1記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポットよりも短
時間で崩壊させることができるという効果を奏する。
【0026】つぎに、請求項3記載の生分解性資化性の
農園芸用育苗ポットは、その表面が、ステアリン、固型
パラフィン、水素添加硬化油、又はミツロウ等の疎水性
崩壊抑制剤で被覆されているから、請求項1記載の生分
解性資化性の農園芸用育苗ポットと同様な作用効果を奏
すると共に、例えば、野菜、花木等の苗が成長するため
に必要な期間、成型されたままの形態を変形させること
のないようにその強度及び崩壊時間を適宜調節すること
ができ、更に、苗木用のポットとして用いた場合であっ
ても、苗木が成長するために必要な1〜2年間は生分解
されることなく成型されたままの形状を維持させること
ができるので、農業、林業、土木分野等における生分解
性資化性の育苗ポットの汎用性を広げることができると
いう格別の作用効果を奏する。
農園芸用育苗ポットは、その表面が、ステアリン、固型
パラフィン、水素添加硬化油、又はミツロウ等の疎水性
崩壊抑制剤で被覆されているから、請求項1記載の生分
解性資化性の農園芸用育苗ポットと同様な作用効果を奏
すると共に、例えば、野菜、花木等の苗が成長するため
に必要な期間、成型されたままの形態を変形させること
のないようにその強度及び崩壊時間を適宜調節すること
ができ、更に、苗木用のポットとして用いた場合であっ
ても、苗木が成長するために必要な1〜2年間は生分解
されることなく成型されたままの形状を維持させること
ができるので、農業、林業、土木分野等における生分解
性資化性の育苗ポットの汎用性を広げることができると
いう格別の作用効果を奏する。
【図1】本発明の1実施例である農業用育苗ポットの断
面図である。
面図である。
10…農園芸用育苗ポット 11…本体 12…被覆層
Claims (3)
- 【請求項1】生分解性基剤がカップ状に圧縮成形されて
なる農園芸用育苗ポットにおいて、 草木、落葉、枯草、さとうきびの搾り滓、植物油を搾取
した搾り粕、及び木削粉とからなる群より選択された少
なくとも1以上の植物構造体からなる基剤と、水、50
重量%エタノール、10〜25重量%ショ糖溶液、10
〜50重量%ぶどう糖溶液、1〜10重量%デンプン糊
液、1〜5重量%ゼラチン溶液、5〜10重量%アラビ
アゴム漿、及びトロロアオイ抽出液とからなる群より選
択された少なくとも1以上の結合剤とを練和してなる練
り物が圧縮成形されてなることを特徴とする生分解性資
化性の農園芸用育苗ポット。 - 【請求項2】前記練り物が、乾燥デンプン、ゼラチン、
アルギン酸ナトリウム、カンテン末、重曹、エアロゾー
ル OT、ツイーン、ラウリル硫酸ナトリウムとからな
る群より選択された少なくとも1以上の崩壊剤を含み構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の生分解
性資化性の農園芸用育苗ポット。 - 【請求項3】前記生分解性資化性の農園芸用育苗ポット
が、ステアリン、固型パラフィン、水素添加硬化油、ミ
ツロウ、及びこれらの混合物とからなる群より選択され
た少なくとも1以上を含む崩壊抑制剤で被覆された被覆
層を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のい
ずれかに記載の生分解性資化性の農園芸用育苗ポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198680A JPH0856498A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 生分解性資化性の農園芸用育苗ポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198680A JPH0856498A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 生分解性資化性の農園芸用育苗ポット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856498A true JPH0856498A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16395269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198680A Pending JPH0856498A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 生分解性資化性の農園芸用育苗ポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0856498A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198680A patent/JPH0856498A/ja active Pending
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