JPH0856317A - ディスク装置を内蔵した映像機器 - Google Patents

ディスク装置を内蔵した映像機器

Info

Publication number
JPH0856317A
JPH0856317A JP6188382A JP18838294A JPH0856317A JP H0856317 A JPH0856317 A JP H0856317A JP 6188382 A JP6188382 A JP 6188382A JP 18838294 A JP18838294 A JP 18838294A JP H0856317 A JPH0856317 A JP H0856317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
video
disc
mounting
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6188382A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ikeuchi
康博 池内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6188382A priority Critical patent/JPH0856317A/ja
Publication of JPH0856317A publication Critical patent/JPH0856317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ディスクの装着時に、映像音声信号記録再生機
器本体の周囲に広いスペースを必要とせず、また、従来
の映像音声信号記録再生機器自体の容積を増加させるこ
となく、映像音声信号記録再生機器とディスク装置との
複合機器(製品)を実現させる。 【構成】映像表示器5の前面部には、映像表示部6があ
り、映像表示部の両脇には音声出力スピーカユニット7
がそれぞれ1基づつ設置されていて、前記映像表示器5
の右側側面、即ち右側の音声出力スピーカユニット7の
側面にディスク装着用収納部8が設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等の
映像音声信号処理機器と、映像音声信号の記録再生機
能、もしくは映像音声信号の再生機能を有するディスク
装置との複合機器(製品)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、映像音声信号の記録再生もしく
は再生のみを行う手段を内蔵する機器と、ディスク装置
との複合機器(製品)について、CDラジカセ(コンパ
クトディスク・ラジオ・カセットレコーダ)と、テレビ
ジョン一体型のパソコン(パーソナルコンピュータ)と
を例にとって説明を行う。
【0003】図8は、CD(コンパクトディスク)部を
本体の上部に設置した従来のCDラジカセを示す図であ
る。図8のCDラジカセでは、本体の上部にディスク装
置、即ちCDプレーヤ2が設けられており、ディスク装
置上部にあるCD開蓋3を開閉することでCD26の出
し入れを行う構造となっている。ところで、このような
構造を持つCDラジカセの場合、CD26を再生すると
き又はCD26の出し入れを行うときには、前記CD開
蓋3を開閉する必要があり、この蓋の開閉に伴い、蓋に
何かを引っかけたりすることで蓋を破損させてしまった
り、また蓋を完全な密閉式にすることが困難なため、蓋
の隙間からほこりや塵がディスク装置内に侵入し、音飛
びや故障の原因になる等の問題がある。
【0004】図9は、CD部を本体の下部に設置した従
来のCDラジカセを示す図である。図9のCDラジカセ
では、本体の下部にディスク装置、即ちCDプレーヤ2
が設けられており、CD26をCD用トレー4の上に乗
せ、前記CD用トレー4を前後に稼働する(トレーロー
ディング)ことでCD26の出し入れを行う構造となっ
ている。ところで、このような構造を持つCDラジカセ
の場合、CD用トレー4が前面に出た状態の時に、CD
用トレー4に物を引っかけたり、上から物を落としたり
してCD用トレー4を破損するといった問題がある。
【0005】図10は、従来のテレビジョン一体型のパ
ーソナルコンピュータを示す図である。図10では、マ
イクロコンピュータ25の上にテレビジョン一体型のC
RT21が配置されていて、前記マイクロコンピュータ
25には、FDD(フロッピーディスクドライブ)2
2,CD−ROM23,キーボード24及び外部ディス
ク装置27が接続されている。
【0006】ところで、このような構造を持つテレビジ
ョン一体型のパーソナルコンピュータにおいて、特にC
D−ROM23及びLD(レーザーディスク)等の外部
ディスク装置27においては、それぞれディスクの出し
入れ等は、前述と同様ディスクを乗せるトレーを前後に
稼働する(トレーローディング)ことで行っている。し
たがって、前記ディスクを乗せるトレーが前面に出た状
態の時に、前記ディスクを乗せるトレーに物を引っかけ
たり、上から物を落としたりして前記ディスクを乗せる
トレーを破損するといった問題が発生する。
【0007】また、図8,9,10に示した従来例にお
ける共通の問題として、ディスク装着時に、CDラジカ
セ及びテレビジョン一体型のパーソナルコンピュータ本
体の周囲に広いスペースを必要とし、装置をコンパクト
に設計しても、前述したような余分な空間をどうしても
必要とし、利便性に問題がある。
【0008】さらに、上記における装置では、ディスク
装置装備用の専用のスペースが装置自体に設けられてお
り、装置内の空きスペースを利用することで、従来の映
像音声信号処理機器自体の容積を増加させることなく、
前記映像音声信号処理機器とディスク装置との複合機器
(製品)を実現させたいような場合において問題があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の映
像音声信号処理機器とディスク装置との複合機器におい
ては、ディスクの装着時に、該ディスクを利用する装置
本体の周囲に広いスペースを必要とし、装置をいくらコ
ンパクトに設計しても、ディスクの出し入れの際に要す
る、前記余分な空間がどうしても必要であるという問
題、あるいは欠点というべきものがあった。 そこで、
本発明はこのような問題に鑑み、ディスクの装着時に、
映像音声信号処理機器とディスク装置との複合機器本体
の周囲に広いスペースを必要とせず、わずかなスペース
でディスクの脱着を可能とすること、また、前記従来の
映像音声信号処理機器とディスク装置との複合機器自体
の容積を増加させることなく、前記映像音声信号処理機
器とディスク装置との複合機器(製品)を、すなわち、
記録再生もしくは再生のみを可能とするディスク装置を
内蔵した映像音声信号処理機器を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るディスク装置を内蔵した映像機器は、映像及び音声情
報を出力する手段と、前記出力手段に不可癖的に存在す
る空きスペースに設置された、映像及び音声情報及びそ
れらの制御情報を記録再生もしくは再生のみを行う手段
と、前記映像,音声及び制御情報の記録媒体を、前記記
録再生もしくは再生のみを行う手段で制御可能な状態に
装着する手段と、前記映像,音声及び制御情報の記録媒
体を、前記記録再生もしくは再生のみを行う手段から取
り出す手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によるディスク装置を
内蔵した映像機器は、映像情報をディスプレイ表示する
手段と、音声情報を出力する手段と、前記映像及び前記
音声情報またはそれらを制御する情報を、記録再生もし
くは再生のみを行う手段とを具備し、前記記録再生もし
くは再生のみを行う手段は機器内の空きスペースを利用
して設けられたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によるディスク装置を
内蔵した映像機器は、請求項2記載のディスク装置を内
蔵した映像機器において、前記機器内の空きスペースを
利用して設けられたディスク装置のディスク装着方向
は、鉛直方向であることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明によるディスク装置を
内蔵した映像機器は、請求項2または3記載のディスク
装置を内蔵した映像機器において、前記機器内の空きス
ペースを利用して設けられたディスク装置は、ディスク
装着用収納部の外囲器とディスク装着・取出しガイドと
が一体で構成されたことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によるディスク装置を
内蔵した映像機器は、請求項4記載のディスク装置を内
蔵した映像機器において、前記ディスク装着用収納部の
外囲器と、前記ディスク装着・取出しガイドとが一体で
構成された前記ディスク装置は、前記ディスク装着用収
納部及び前記ディスク装着ガイド部に前記映像及び前記
音声情報またはそれらを制御する情報の記憶を行う記憶
媒体であるディスクよりも、柔らかい樹脂材を用いたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明によるディスク装置を
内蔵した映像機器は、請求項4または5記載のディスク
装置を内蔵した映像機器において、前記ディスク装着用
収納部の外囲器と前記ディスク装着・取出しガイドとが
一体で構成された前記ディスク装置におけるディスク装
着・取出しガイドは、スライド式に移動することを特徴
とする。
【0016】請求項7記載の発明による、ディスク装置
を内蔵した映像機器は、請求項1,2,3,4,5また
は6記載のディスク装置を内蔵した映像機器において、
前記映像機器内の空きスペースに、前記映像及び前記音
声情報またはそれらを制御する情報の記憶を行う記憶媒
体であるディスクを内蔵した、前記ディスク装着用収納
部の外囲器を押し込むことにより、前記ディスクを稼働
状態にすることを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明による、ディスク装置
を内蔵した映像機器は、請求項1,2,3,4,5,6
または7記載の、ディスク装置を内蔵した、映像機器に
おいて、前記ディスク装着用収納部の外囲器は、弾力性
のある押しボタンを有し、該押しボタンは変形後元の形
に復元可能な部材で構成され、該ボタンが押下されるこ
とにより、前記映像機器内の空きスペースに、前記ディ
スク装着用収納部の外囲器が押し込まれることを特徴と
する。
【0018】請求項9記載の発明による、ディスク装置
を内蔵した映像機器は、請求項1,2,3,4,5,7
または8記載のディスク装置を内蔵した映像機器におい
て、前記ディスク装着用収納部の外囲器にはディスク挿
入口が設けられていて、該ディスク挿入口は前記ディス
クよりも柔らかい樹脂材により形成されていることを特
徴とする。
【0019】請求項10記載の発明によるディスク装置
を内蔵した映像機器は、請求項4,5,6,7,8また
は9記載のディスク装置を内蔵した映像機器において、
前記ディスク装着用収納部外囲器及び前記ディスク装着
・取出しガイドの内面は、前記ディスクよりも、柔らか
い樹脂材で構成されていることを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1〜10記載の発明によれば、ディスク
装置を鉛直方向に設置し、かつ設置する映像音声信号処
理機器内部の空きスペースを利用して、前記ディスク装
置を設置する構成としたので、ディスク装置を設置され
る映像音声信号処理機器をコンパクトに設計でき、ま
た、既存の映像音声信号処理機器に、新たにディスク装
置を増設する際にも外形サイズを殆ど変えること無く増
設が可能である。
【0021】また、ディスクの挿入方法を、スロットイ
ン方式としたことで、トレーレスを実現し、ディスク出
し入れ時において、トレーが移動するための余分な空間
を不必要とする効果がある。
【0022】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の記録再生もしくは再生のみを可能とするデ
ィスク装置を内蔵した映像機器の一実施例を示す外観図
である。尚、以降に記す実施例では、再生のみを可能と
するディスク装置を内蔵した映像機器を例にとり説明す
る。
【0023】図1において、映像機器即ち、映像表示器
5の前面部には、映像表示部6があり、前記映像表示部
の両脇には音声出力スピーカユニット7がそれぞれ1基
づつ設置されている。図から明らかな通り、本実施例は
一般のカラーテレビジョン受像機に、映像音声信号の再
生が可能なディスク装置を取り付けたものである。ま
た、本実施例では、前記映像表示部の右側側面、即ち右
側の音声出力スピーカユニット7の側面にディスク装着
用収納部8を設けている。
【0024】通常は、図1(b)に示すように、前記デ
ィスク装着用収納部8は、前記映像表示器5の中に収納
された形となっており、ディスクを出し入れする際に
は、ディスク装着ボタン11を押下することにより、前
記ディスク装着用収納部8が図1(a)に示すように前
記映像表示器5から飛び出して、ディスク挿入口10が
現れ、ここからディスクの出し入れを行うようになって
いる。
【0025】図1(c)は、前記映像表示器5を真上か
ら見た図であり、通常は、前記音声出力スピーカユニッ
ト7と前記映像表示器5の外囲器との間の、映像表示器
内空きスペース9を利用して前記ディスク装着用収納部
8を前記映像表示器5内に収用している。
【0026】図2(a)は、前記ディスク装着用収納部
8を前記ディスク挿入口10側から見た図であり、図2
(b)は、前記ディスク装着用収納部8をディスク装着
ボタン11側から見た図である。図2(a)において、
前記ディスク装着用収納部8は前記映像表示器5、即ち
前記映像表示器内空きスペース9から表出した状態を示
している。ディスクの出し入れは、この状態で行われ
る。また、図2(b)においては、前記ディスク装着用
収納部8が、ディスク装着用収納部8の外囲器,ディス
ク取出しガイド12及びディスク装着ボタン11から成
っていて、ディスク15を前記ディスク装着用収納部8
から取り出す時には、前記ディスク取出しガイド12に
ガイドされた前記ディスク15を、前記ディスク取出し
ガイド12をスライドさせることにより行うことを示し
たものである。尚、前記ディスク15を前記ディスク装
着用収納部8に挿入する際には、前記ディスク取出しガ
イド12を用いなくても可能である。
【0027】図3は、前記ディスク装着用収納部8を前
記ディスク挿入口10側から見た、ディスク装着用収納
部8の断面図である。図3(a)は、前記ディスク装着
用収納部へ前記ディスク挿入口10から、前記ディスク
15を挿入した直後の状態を表している。前記ディスク
装着用収納部8は、前記映像表示器5の外囲器の外側に
表出した状態における断面図を表したものであり、ディ
スク機器部16と一体のターンテーブル13,ディスク
15及びクランパー14は互いに離れた(非接触)状態
であることを示している。
【0028】図3(b)は、ディスク装着ボタン11を
押下して、前記ディスク装着用収納部8を前記映像表示
器5の外囲器の内側、即ち前記映像表示器内空きスペー
ス9に押し込んだ状態における断面図を表したものであ
り、前記ディスク機器部16と一体のターンテーブル1
3,前記ディスク15,前記クランパー14及び前記デ
ィスク装着ボタン11が、互いに接触した状態であると
ころを示している。
【0029】図3(c)は、前記ディスク装着ボタン1
1の押下を解除した(ボタンから手を離した)状態にお
ける断面図を表したものであり、前記ディスク装着ボタ
ン11と前記クランパー14が非接触状態となったとこ
ろを示している。
【0030】尚、ディスクストッパ30は、ディスク1
5を取り出す際に、ディスク15が装置手前に転がり落
ちることを防止するためのストッパである。
【0031】図4は、ディスク装着用収納部8からディ
スク15を取り出す際に、ディスク15が前記ディスク
装着用収納部8から出てきた時の状態を示す斜視図であ
る。図4(a)では、前記ディスク取出しガイド12上
のディスク15が、前記ディスク装着用収納部8から取
り出される際に、破損したり傷ついたりしないよう前記
ディスク取出しガイド12と一緒に、前記前記ディスク
装着用収納部8を、前記ディスク取出しガイド12が装
置前方にスライドすることで取り出される場合を示して
いる。尚、前記ディスク取出しガイド12はディスク1
5の前記ディスク装着用収納部8への挿入時に利用して
も良い。
【0032】図4(b)では、前記ディスク取出しガイ
ド12がスライドすること無く、前記ディスク15は、
前記ディスク装着用収納部8からの図示しない力により
装置前方に押し出され、ディスクストッパ30で止まっ
ている場合を示している。
【0033】また、図4(a),図4(b)共に、この
状態から人手により、前記ディスク15が装置から取り
出される。
【0034】図5は、前記図4(a)に示す方法で、前
記ディスク装着用収納部8中のディスク15の挿入・取
出しを行うための前記ディスク挿入口10の構造を示す
斜視図である。図5において、前記ディスク挿入口10
は挿入保護カバー17により覆われている。前記挿入保
護カバー17は、例えばシリコンシート材を前記ディス
ク挿入口10の左右の辺からオーバーラップすろように
重ね合わせた構造のものが考えられる。同図に、前記挿
入保護カバー17を前記ディスク装着用収納部8の上面
から見た図を示す。尚、前述の通り、この挿入保護カバ
ー17は、前記ディスク15の取出し方法が、前記ディ
スク取出しガイド12をスライドさせて行う方法即ち、
図4(a)に示す方法である場合には、前記ディスク挿
入口10への設置は不可能である。
【0035】図6は、前記ディスク装着用収納部8及び
前記ディスク取出しガイド12の詳細な構造を示した図
である。図6(a)は、前記ディスク装着用収納部8及
び前記ディスク取出しガイド12を、前記ディスク装着
ボタン11側から斜めに見た透視図である。図6(b)
は、前記ディスク装着用収納部8及び前記ディスク取出
しガイド12にディスク15が挿入されている状態を、
前記ディスク挿入口10側から見た図である。図6
(c)は、前記ディスク装着用収納部8及び前記ディス
ク取出しガイド12を前記ディスク装着ボタン11側か
ら見た図であり、ディスク径(ディスク15の直径)と
ディスク取出しガイド径(ディスク取出しガイド12の
直径)の関係、即ちディスク径に比べディスク取出しガ
イド径が小さくつくられていることを示した図である。
【0036】次に、図1から図6を用いて本発明の動作
(作用)について説明する。図1(a)に示す映像表示
器5は映像表示部6,音声出力ユニット7,ディスク機
器部16及び図示しないその他の回路部(回路基板)等
で構成されている。本実施例における、前記映像表示部
6はカラーブラウン管である。
【0037】本発明における、ディスク挿入の方法はス
ロットイン方式であり、ディスク15は、図1(a)に
示す、ディスク挿入口10より挿入され、従来例で示し
たような、ディスクをローディングする為のトレーや、
ディスク挿入口10を覆い、開閉時に余分なスペースを
要するような蓋は存在しない。
【0038】そして、前記ディスク15に映像・音声等
を再生するためのディスク機器部16は、図1(c)に
示す、映像表示器内空きスペース9のエリアに配置され
ている。映像表示器5は、前記音声出力ユニット7と前
記映像表示器5の外囲器との間に空きスペースを有する
ことにより、この部分を利用することで前記ディスク1
5に映像・音声等を再生するためのディスク機器部16
を前記映像表示器内空きスペース9に配置することが可
能となっている。
【0039】また、前記映像表示器5内の前記映像表示
器内空きスペース9を利用することで、前記映像表示器
5の外形サイズを殆ど広げることなく前記ディスク機器
部16と前記映像表示器5との複合化を図ることを可能
としている。
【0040】ところで、ディスク15の装着はディスク
装着用収納部8の外囲器が映像表示器5の横方向(図で
は右方向)にスライドして、ディスク挿入口10を前記
映像表示器5の側面に表出させ、即ち図1(b)の状態
から図1(a)の状態にした後に、該ディスク挿入口1
0にディスク15を縦方向に挿入する。この時、ディス
ク15は、図6(a)に示すディスクストッパ30及び
ディスクストッパ31の間におさまる。
【0041】ディスク15の前記ディスク挿入口10へ
の挿入後、図3(a)の、ディスク装着ボタン11を押
下すると、クランパー14及び前記ディスク装着用収納
部8の外囲器が、前記映像表示器5の内部に装着され、
同時にディスク15がターンテーブル13上にセッティ
ングされ、前記クランパー14によりクランプされ、デ
ィスク録・再生可能状態となる。
【0042】即ち、ディスク15の装着が完了した時点
で、弾性体でできているディスク装着ボタン11を映像
表示器5の内部方向に押下することで、ディスク装着用
収納部8,クランパー14及び前記ディスク装着用収納
部8に挿入されたディスク15が、映像表示器5の内部
に押し込まれる。すると、ディスク15はディスク機器
部16のターンテーブル13上に設置され、クランパー
14がディスク15を保持する。
【0043】このとき、弾性体でできているディスク装
着ボタン11は、映像表示器5の内部方向に押されるた
め、一時的にフラット状態となり、このディスク装着ボ
タン11の変形により、クランパー14を正常にクラン
プさせ、図3(b)の状態となる。
【0044】続いて、クランプが完了しディスク装着ボ
タン11の押下を止める、即ちディスク装着ボタン11
から手が放されると、弾性体でできている前記ディスク
装着ボタン11は、元の形状に復元し、図3(c)のよ
うになり、ディスク稼働可能状態となる。
【0045】ところで、前記ディスク装着用収納部8に
設けられたクランパー14は、図3(b)に示すよう
に、前記ディスク装着用収納部8の内面より飛び出すこ
との無い厚みに設定されているので、ディスク挿入時
に、前記クランパー14がディスクに引っ掛かり、挿入
不能となったり、ディスクに傷を付けるといった不具合
が発生しないようになっている。
【0046】次に、ディスク取出しであるが、ディスク
の取出しは前記ディスク装着ボタン11の押下により行
われる。該ディスク装着ボタン11の押下により、先
ず、図3(b)の状態から、図3(a)の状態に変わ
る。即ち、前記ディスク装着用収納部8の外囲器が前記
映像表示器5の側面に表出し、図4(a)に示すよう
に、スライド式のディスク取出しガイド12により、デ
ィスク15は前記ディスク装着用収納部8の前面側に押
し出され、ディスク取出し可能状態となるかまたは、図
4(b)に示すように、ディスク取出しガイド12はス
ライドせず、前記ディスク装着用収納部8からの図示せ
ぬ力により装置前方に押し出され、ディスク取出し可能
状態となるかの2通りの場合がある。いずれの場合であ
っても、取出し可能となったディスクは、前記ディスク
ストッパ30により、装置(前記映像表示器5)の前面
から、地面に転げ落ちることが無いようになっている。
【0047】したがって、前記ディスク取出しガイド1
2は、ディスク挿入時及び取出し時において、前面側に
スライドさせた状態でも良いし、ディスク装着用収納部
8内に収容された状態いずれでも良い。即ち、いずれの
状態であってもディスクの挿入及び取出しは可能となっ
ている。
【0048】また、図3で、前記ディスク装着用収納部
8は前記ディスク装着ボタン11を押すことと連動し
て、前記映像表示器5の内部への装着、または外部への
表出を行っているが、その構成(仕組み)としては、図
中に表示されない機械ばねや、モーター及びギア等の利
用により、その動作を実現している。
【0049】次に、図5でディスクを出し入れする際に
通過するディスク挿入口10には、図5に示す如く、挿
入保護カバー17が設けられている。該挿入保護カバー
17は、例えばシリコン樹脂のような柔らかい部材でで
きており、これにより、ディスク出し入れ時におけるデ
ィスク15の傷付き防止や、ディスク挿入時または取出
し時等における、ほこりの進入防止等を行っている。
【0050】同様に、前記ディスク装着用収納部8の内
面も、前記挿入保護カバー17と同様、ディスク15よ
りも柔らかい部材で構成し、傷の防止をはかっている。
【0051】また、図6(a),(b)に示すように、
ディスク装着用収納部8には、スライド式のディスク取
出しガイド12が設けられていて、この2つのガイド即
ち、ディスク装着用収納部8のガイド及びディスク取出
しガイド12のガイドの組み合わせにより、ディスク挿
入時における挿入ガイドとして、ディスクが正しく鉛直
方向に保たれたまま、前記ディスク装着用収納部8内
に、挿入されるようになっている。
【0052】さらに、図6(c)に示すように、ディス
ク取出しガイド12は、ディスク15の外形よりも小さ
い内径をもち、ディスクをターンテーブルに装着する際
のガイドともなっている。
【0053】図7は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。
【0054】図7は、LCDもしくはCRT方式PJT
V(投射型テレビジョン受像器)19の全体図であり、
前面の中部から上部にかけてスクリーン18があり、前
面の下部には音声出力スピーカユニット7がある。正面
に向かって両わき下部には、PJTVの空きスペースを
利用して、ディスク装着用収納部8,ディスク挿入口1
0及びディスク装着ボタン11がそれぞれ2対設置され
ている。
【0055】この例では、ディスク装着ボタン11は、
外部からは見えない構造になっていて、ディスク装着ボ
タン11の範囲より略大きい部材(たとえばプラスチッ
ク)をPJTV11の側面に設け、それを押すことで、
前記ディスク装着ボタン11としての役目を果たしてい
る。本実施例の場合、上記実施例と異なり、ディスク装
着用収納部8の左右方向への移動無しに、ディスクの装
着,脱着が行えるようになっている。
【0056】尚、上記実施例では映像音声信号処理機器
への応用についてのみ説明したが、本発明はこれに限定
されず、情報の記録または再生呼出等に、ディスク装置
を使用するさまざまな装置に応用することが可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映像
表示機器の空きスペースを有効活用することで、映像表
示機器の外形サイズを殆ど変える必要が無く、ディスク
機器部の複合化がはかれ、ディスク挿入に際しても機器
の横幅にわずかな挿入用のスペースを必要とするだけの
構成となるので、ラック等への組み込み時にも利便性を
発揮できるという簡便で優れたディスク装置内蔵の、映
像音声信号処理機器を提供することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生もしくは再生のみを行うディ
スク装置を内蔵した映像音声信号処理機器の一実施例を
示す外観図。
【図2】ディスク装着用収納部の構造を示す図。
【図3】ディスク挿入口側からみたディスク装着用収納
部の断面図。
【図4】ディスク装着用収納部からディスクを取り出す
際に、ディスクがディスク装着用収納部から出てきた時
の状態を示す斜視図。
【図5】ディスク装着用収納部へ、ディスクの挿入・取
出しを行うための、ディスク挿入口の構造を示す斜視
図。
【図6】ディスク装着用収納部の構造を示す図。
【図7】本発明の他の実施例を示す図。
【図8】CD(コンパクトディスク)部を本体の上部に
設置した従来のCDラジカセを示す図。
【図9】CD(コンパクトディスク)部を本体の下部に
設置した従来のCDラジカセを示す図。
【図10】従来のテレビジョン一体型のパーソナルコン
ピュータを示す図。
【符号の説明】
5…映像表示器 6…映像表示部 7…音声出力スピーカユニット 8…ディスク装着用収納部 9…映像表示器内空きスペース 10…ディスク挿入口 11…ディスク装着ボタン 16…ディスク機器部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像及び音声情報を出力する手段と、 前記出力手段に不可癖的に存在する空きスペースに設置
    された、映像及び音声情報及びそれらの制御情報を記録
    再生もしくは再生のみを行う手段と、 前記映像,音声及び制御情報の記録媒体を、前記記録再
    生もしくは再生のみを行う手段で制御可能な状態に装着
    する手段と、 前記映像,音声及び制御情報の記録媒体を、前記記録再
    生もしくは再生のみを行う手段から取り出す手段とを具
    備したことを特徴とするディスク装置を内蔵した映像機
    器。
  2. 【請求項2】映像情報をディスプレイ表示する手段と、 音声情報を出力する手段と、 前記映像及び前記音声情報またはそれらを制御する情報
    を記録再生もしくは再生のみを行う手段とを具備し、 前記記録再生もしくは再生のみを行う手段は機器内の空
    きスペースを利用して設けられたことを特徴とするディ
    スク装置を内蔵した映像機器。
  3. 【請求項3】前記機器内の空きスペースを利用して設け
    られたディスク装置のディスク装着方向は、鉛直方向で
    あることを特徴とする請求項2記載のディスク装置を内
    蔵した映像機器。
  4. 【請求項4】前記機器内の空きスペースを利用して設け
    られたディスク装置は、ディスク装着用収納部の外囲器
    とディスク装着・取出しガイドとが一体で構成されたこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のディスク装置を
    内蔵した映像機器。
  5. 【請求項5】前記ディスク装着用収納部の外囲器と前記
    ディスク装着・取出しガイドとが一体で構成された前記
    ディスク装置は、前記ディスク装着用収納部及び前記デ
    ィスク装着・取出しガイド部に、前記映像及び前記音声
    情報またはそれらを制御する情報の記憶もしくは再生を
    行う記憶媒体であるディスクよりも、柔らかい樹脂材を
    用いたことを特徴とする請求項4記載のディスク装置を
    内蔵した映像機器。
  6. 【請求項6】前記ディスク装着用収納部の外囲器と前記
    ディスク装着・取出しガイドとが一体で構成された前記
    ディスク装置におけるディスク装着・取出しガイドは、
    スライド式に移動することを特徴とする請求項4または
    5記載のディスク装置を内蔵した映像機器。
  7. 【請求項7】前記映像機器内の空きスペースに、前記映
    像及び前記音声情報またはそれらを制御する情報の、記
    憶もしくは再生を行う記憶媒体であるディスクを内蔵し
    た、前記ディスク装着用収納部の外囲器を押し込むこと
    により、前記ディスクを稼働状態にすることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5または6記載のディスク装
    置を内蔵した映像機器。
  8. 【請求項8】前記ディスク装着用収納部の外囲器は、弾
    力性のある押しボタンを有し、該押しボタンは変形後元
    の形に復元可能な部材で構成され、該ボタンが押下され
    ることにより、前記映像機器内の空きスペースに、前記
    ディスク装着用収納部の外囲器が押し込まれることを特
    徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の
    ディスク装置を内蔵した映像機器。
  9. 【請求項9】前記ディスク装着用収納部の外囲器にはデ
    ィスク挿入口が設けられていて、該ディスク挿入口は前
    記ディスクよりも柔らかい樹脂材により形成されている
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,7または
    8記載のディスク装置を内蔵した映像機器。
  10. 【請求項10】前記ディスク装着用収納部外囲器及び前
    記ディスク装着・取出しガイドの内面は、前記ディスク
    よりも柔らかい樹脂材で構成されていることを特徴とす
    る、請求項4,5,6、7,8または9記載のディスク
    装置を内蔵した映像機器。
JP6188382A 1994-08-10 1994-08-10 ディスク装置を内蔵した映像機器 Pending JPH0856317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188382A JPH0856317A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 ディスク装置を内蔵した映像機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188382A JPH0856317A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 ディスク装置を内蔵した映像機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0856317A true JPH0856317A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16222652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6188382A Pending JPH0856317A (ja) 1994-08-10 1994-08-10 ディスク装置を内蔵した映像機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0856317A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063742A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 シナノケンシ株式会社 ディスクドライブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063742A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 シナノケンシ株式会社 ディスクドライブ
AU2017245319B2 (en) * 2016-10-14 2021-10-21 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Disc drive

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7305683B2 (en) Disk rotation device and disk drive device
US6151285A (en) Disc device having a chassis and movable tray part including a turntable and pickup means with a disc overhanging the tray perpendicular to the disc insertion direction
US5848042A (en) Recording/reproducing apparatus with movable front control panel and projection member covering a portion of the control panel
JP2001111877A (ja) 光ディスク付きビデオカメラ
US20090094625A1 (en) Data reproduction apparatus loadable with card-shaped storage medium
JP2011181127A (ja) 映像表示装置
JPH0856317A (ja) ディスク装置を内蔵した映像機器
EP1696433A2 (en) Disk medium recording and playback device
JPH10199084A (ja) ディスクドライブ装置
US6954937B2 (en) Disc guide device for disc player
JP4042742B2 (ja) 記録媒体ドライブ装置及びこれを備えた電子機器
US7426739B2 (en) Optical disc drive
JPH0997461A (ja) メモリ付テープカセットのメモリ情報処理装置
KR100333804B1 (ko) 다중셔터를갖는디스크수납용카트리지
JP2001143353A (ja) ディスク装置のディスク取出機構
KR100294183B1 (ko) 좌우개폐가능한셔터를갖는디스크수납용카트리지
JPH11306746A (ja) 車載用ディスク及びテープ再生装置
JP5669131B2 (ja) 情報処理装置
US20070050783A1 (en) Disk unit comprising tray and electronic apparatus comprising the same
JPH07320440A (ja) 記録媒体の収納装置
JPH10269737A (ja) ディスクカートリッジ及びカートリッジアダプタ
KR100630838B1 (ko) 오디오/비디오 시스템의 디지털 비디오 디스크 데크를이용한 외부 메모리의 영상 표시장치 및 방법
JP4263164B2 (ja) 記録再生装置
KR20020028464A (ko) 슬림형 광기록재생장치
JP2006164379A (ja) 記録再生装置