JPH08562B2 - 袋詰製品の平段積箱詰め方法ならびにその装置 - Google Patents

袋詰製品の平段積箱詰め方法ならびにその装置

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JPH08562B2
JPH08562B2 JP25703691A JP25703691A JPH08562B2 JP H08562 B2 JPH08562 B2 JP H08562B2 JP 25703691 A JP25703691 A JP 25703691A JP 25703691 A JP25703691 A JP 25703691A JP H08562 B2 JPH08562 B2 JP H08562B2
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純一 浜野
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浜野機械株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、袋詰製品の平段積箱
詰方法ならびにその装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】製品を袋詰充填機により袋に自動充填
し、且つ、これを密封し、更に、この袋詰製品を出荷容
器である箱に平段積みをもって所定量の袋数を自動箱詰
めする作業において、袋詰製品を、詰め込む箱の容量に
従い、充填個数に合わせて詰め込むものであるが、詰め
込まれる袋詰製品の形態は一定でも詰め込み箱の形態に
よってその容量の種類にすべて対応できる形態をプログ
ラムに記憶させるとなると、多数のプログラムの用意な
らびに箱詰装置が膨大で、且つ、複雑な手段を内蔵させ
なければ多形態に対応することができなかった。
【0003】
【従来の技術】従来、複数個の袋詰製品の箱詰を自動化
する装置は、機能的に近似する箱詰形態の限られた複数
種毎に箱詰装置を構成したもので、従って、すべての箱
詰形態を満足させることができないため、満足できる形
態毎の装置を用意するので、その設備投資ならびに使
用、不使用にかかわらず、すべての形態に対応できるよ
うに用意するためには広大な設置面積を必要としていた
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】出荷用箱には袋詰製品
を平段積みをもって充填することが前提条件である場合
、その形態も平面視複数行、複数段が汎用形態であ
る。
【0005】これは、箱姿の大きさと、充填する袋詰製
品の形態とその詰め込み総量とでほぼ決定される。
【0006】即ち、平面視が横行数、縦段数で、且つ、
積み上げ数の形態で、前記した従前の詰め込み形態では
1動作の詰め込み作業が少なくとも2個が最低限度の形
態がほとんどである。
【0007】最も難渋する自動詰め込み形態の場合は、
1箱の詰め込み総数が奇数の場合で、この奇数詰めの自
動化を行うためには、そのプログラム容量を数段向上さ
せるとともに、装置自体も膨大で、且つ、複雑さを要求
されているのが現状である。
【0008】これを簡便な便宜手段として、従前例で
は、充填作業を半自動化とし、奇数の場合、最終で残り
の1個を手詰めとする手段で対応している場合さえ存在
する。
【0009】上記した現状に鑑み、本発明は箱詰め手段
を簡素化し、いかなる個数の箱詰め形態にも対応でき、
且つ、全体装置を小型化して提供できることを目的とし
たものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記した目
的を達成させるための手段として、第1の発明は、出荷
箱に袋詰製品の設定量を平段積み形態をもって箱詰めす
る手段において、袋詰製品の設定量を平段積みで、設定
個数の積み上げブロックが入る容器を集積分配部で、指
令に基づいて作動する各押出し装置によって平面的に循
環移動できるようにし、順路中、集積箇所で出荷箱分
集積作業プログラム中、設定個数の積み上げブロック
の数に到達するまで袋詰製品を落下による投入手段で平
段積状に集積させ、設定した定数の集積により計数セン
サの信号を押出し装置の作動の信号として、容器を隣接
する供給準備位置に送り出し、該供給準備位置に隣接す
る供給部より詰込み手段によって出荷1箱分の詰め込み
形態に必要な配列が形成されるまで準備貯留し、設定配
列が整い次第押出し装置で形成された配列形態を乱さず
に供給部に送り出し、該供給部より詰込み手段により、
用意された出荷箱に平段積み形式をもって箱詰めができ
るようにして成るものである。
【0011】第2の発明は、袋詰製品の設定量を平段積
みをもって投入できる容積の容器を用意し、平面方形の
集積分配部を十文字に区画して、1区画に対し少なくと
も2箇の前記容器が縦列できる面積にして供給部、容器
待機部、集積箇所、供給準備位置、供給部と、各々の部
所を連ねて循環順路を形成し、前記各部所の側部には、
前記容器を次位部所に送り出す押出し装置を設け、これ
らの順路中、前記集積箇所上に袋詰充填部門から連な
搬送コンベアの終端を位置させ、該搬送コンベアで移送
される袋詰製品が集積箇所の容器内に落下できるように
構成し、更に、供給部の外側には該供給部に移送されて
くる容器における充填された袋詰製品を、用意された出
荷箱に平段積みに詰め替える詰め込み手段を設置して成
るものである。
【0012】第3の発明は、集積分配部における集積箇
所の受入れ集積位置に搬送した空の容器に、搬送コンベ
アより一定速度、一定間隔をもって落下する袋詰製品を
平段積み形態で受入れ、落下する袋詰製品を計数センサ
で検数し、予め記憶させておいた数量に達したならば、
該袋詰製品の設定数量が充填された容器を隣接する供給
待機部に、空の容器を介して押出し装置により送出する
とともに、前記空の容器を袋詰製品の落下位置に供給し
て成るものである。
【0013】第4の発明は、集積分配部における集積箇
所の受入れ集積位置より設定数量の袋詰製品が平段積み
形態で充填された容器を搬入された供給準備位置で、該
供給準備位置に隣接する供給部より出荷箱に詰め替え手
段の一工程を予め記憶させておいた形態になるまで待機
貯留して準備し、前記容器設置配列形態が縦列形成され
た然る後に、各々の容器の側面より前記配列形態を崩さ
ずに並列状態を維持して押出し装置により一挙に貯留さ
れた総ての袋詰製品が充填された容器を供給部に供給す
ることができるようにして成るものである。
【0014】第5の発明は、集積分配部の供給部におい
て隣接する供給準備位置より、袋詰製品の設定量が充填
された複数の容器が設定した並列形態をもって搬入し、
側方に到達して用意した出荷箱に、前記の配列形態をも
って設置された各容器に充填された袋詰製品を、その上
位より順次詰込み手段の吸着作動部により容器の設置配
列形態と平段積み形態とを維持して詰め替え作業を行
い、並列した容器内の総ての袋詰製品がなくなるまで詰
め替え作業を続行して成るものである。
【0015】
【作用】この発明は、内容物の袋詰充填部門よりコンベ
アで袋詰製品が一定速度で、且つ、一定の間隔をもって
集積分配部に移送されて来る。
【0016】集積分配部には、容器が間歇的に平面上を
循環できるようにしてあり、該容器が集積箇所で前記袋
詰製品の落下を待ち受け、設定した個数になるまで停止
して集積作用を待機し、落下による集積数を計数センサ
で読み取り、定数に達したならば隣接する供給準備位置
に移送手段によって移送される。
【0017】供給準備位置では次位の供給部において、
プログラムに組み込まれた1工程の稼働する詰め込み手
段の吸着作動部の数に達するまで袋詰製品が充填された
容器の数を貯留待機させ、所定量に達した際に一挙に供
給部に押し出す。
【0018】供給部に搬入された容器から、主に吸着作
動部を先端に設けた詰込み手段が各容器内最上面の袋詰
製品から逐次吸着し、用意された出荷箱に「行」または
「段」の位置に充填して集積し、容器内の総量が箱に移
された以後の供給アームは空送り状態となり、この時点
で詰め替え作業終了の指令が発せられ1工程の箱詰充填
作業は終了する。
【0019】空となった容器は次位の容器待機部に送ら
れる。
【0020】容器待機部には少なくとも2個の容器が待
機できるように形成され、先着の容器は容器送り出し部
に入り、該容器送り出し部より、容器待機部に隣接する
集積箇所の容器集積準備位置に送られる。このとき容器
待機部における後位の貯留容器は、最先の容器が集積準
備位置に移行した後、コンベアで容器送り出し部に搬送
される。
【0021】集積箇所の容器集積準備位置に到達した容
器は、その前位の容器に袋詰製品がコンベアから落下さ
れて集積され、これを計数センサーで検数しており、プ
ログラムに組み込んだ設定数に到達した時点で受入れ集
積位置に押し出され、また、該押出し作用で袋詰製品の
設定数の充填が完了した前記前位容器は、空の容器の移
動に連動して供給準備位置に送り出し、前記した袋詰製
品の充填工程に入るものである。
【0022】前記した集積箇所における容器集積準備位
置に送り込まれる容器は、その前位の受入れ集積位置
で、前記のように容器内に袋詰製品が落下集積されてお
り、プログラムによって組み込まれた設定集積箇数に到
達する数に計数センサが読み取れば、集積箇所の側端位
置を先頭とする押出し装置が、隣接する供給準備位置を
指向して作動して空の容器を押し出し、袋詰製品の設定
量の充填が完了した容器も連動して供給準備位置に送り
出すと同時に、前記空の容器が受入れ集積位置に達し、
袋詰製品の落下集積作業に供する。
【0023】集積箇所の受入れ集積位置で容器内に設定
量の袋詰製品が平積みで充填されたならば計数センサの
読み取り、その指令に基づく作用で押出し装置が進展し
て所定量の袋詰製品が満載された容器は供給準備位置に
送られる。
【0024】この供給準備位置では、前記した他の部所
と異なり、出荷箱への詰め込み形態に準じて容器配列を
整える。
【0025】供給準備位置の側端位置を先頭とする押出
し装置が、少なくとも2箇、あるいは2箇以上の複数が
並列設置してあり、その設置数は隣接した供給部で動作
する詰め込み手段の吸着作動部の数に準じた数だけ備え
てある。
【0026】押出し装置は、プログラムに組み込んだ設
定記憶指令に基づき、該設定した容器2の数が縦列形態
をもって集積するまで稼働作用は行わない。
【0027】この縦列形態とは、出荷箱に詰め込む形態
を基準にしてプログラムされる。即ち、出荷箱におい
て、前記容器内に充填した集積形態が、平面視「行」あ
るいは「段」となる1箇の積み上げブロックとなるもの
で、供給準備位置において、出荷箱に詰め込まれる形態
の一つの「行」あるいは「段」を形成させるための準備
形態を形成させるものである。
【0028】これらの所望設定する形態が整えば、複数
の容器の数と同数の押出し装置によって一挙に供給部に
移送される。
【0029】このようにして供給部に並列形成をもって
搬入された複数の容器の到着と同時に供給部の傍らに出
荷箱も用意されこれら双方が定位置に到来すれば直ちに
詰め込み装置の吸着作動部が平面的にある複数の袋詰製
品を吸着し、且つ、移動して出荷箱の底部より吸着開始
時の形態を崩さずに平段積みをもって詰め替え積層作業
を行うものである。
【0030】
【発明の実施例】次に、この発明の実施例を図とともに
説明すれば、本発明の主要部は集積分配部1にあり、こ
の集積分配部1を平面視十字に区画して4分割し、容器
2の一方向の循環順路に従い集積箇所3、供給準備位置
4、供給部5、容器待機部6に大分割されている。
【0031】前記集積分配部1における集積箇所3、供
給準備位置4、供給部5ならびに容器待機部6の各々
は、少なくとも前記容器2の2個を縦列できる面積を保
有させている。
【0032】また、容器2は、袋詰製品7の最大面積と
同等以上の面積を有し、且つ、所望する積み重ね高さを
保有させて上面を開口する立方体容器である。
【0033】供給部5に順路位に隣接して容器待機部6
が設けてあり、供給部5において後述する手段で出荷箱
8に詰め替えられて空になった少なくとも2個の複数の
容器2を、先端が供給部5の側端位置で容器待機部6を
指向している押出し装置10Aで、一挙に押出す。
【0034】容器待機部6は、前位で容器2の1個分の
スペースを容器送り出し部6aとし、後位で少なくとも
容器2の1個分あるいはそれ以上の複数個を待機させる
ことができる貯留箇所6bより前記前位の容器送り出し
部6aまでアキュムレート形態のコンベア6cが設置し
てあり、後述する指令を受けた時点のみ稼働するように
構成されており、更に、容器送り出し部6aの側端位置
を先頭とする押出し装置10Bが隣接する集積箇所3を
指向して待機しており、指令を受ければ容器送り出し部
6aの容器2を集積箇所3に移送するために作用するよ
うにしてある。
【0035】前記の集積箇所3は前述の容器待機部6と
同様に2つの作用部で構成する。即ち、前位は受入れ集
積位置3aと、容器集積準備位置3bとからなり、前記
の容器待機部6からの容器2は一先ず該容器集積準備位
置3bに送り込まれる。
【0036】集積箇所3における前記受入れ集積位置3
は、前記空の容器2に設定数の袋詰製品7を集積させ
る位置とするものである。
【0037】袋詰製品7を創する内容物充填部門の最終
工程である密封作業によって完成された袋詰製品7は、
一定速度、一定間隔で搬送コンベア9で移送され、該搬
送コンベア9の終端位置に隣接して設けられた落下装置
9a、即ち、水平で左右方向に開閉する扉で、搬送され
て来た袋詰製品7を落下装置9aの開閉動作によって下
方に落下させるもので、その落下位置が、前記した集積
箇所3における受入れ集積位置3aで、該位置に到達し
た容器2内に袋詰製品7を平積形態をもって投入される
ように構成してある。
【0038】前記落下装置9aと移送されて来る容器2
の上端位置との間に設けた計数センサ11が、落下する
袋詰製品7の通過数を読み取れるようにしてある。
【0039】作用関係で前後するが、前記した集積箇所
3における容器集積準備位置3bに送り込まれた容器2
は、その前位の受入れ集積位置3aで、前記のように容
器2内に袋詰製品7が落下集積されており、後述するプ
ログラムによって組み込まれた設定集積箇数に到達する
数に計数センサ11が読み取れば、集積箇所3の側端位
置を先頭とする押出し装置10Cが受入れ集積位置3a
の前方に隣接する供給準備位置4を指向して作動し、空
の容器2を押し出せば、袋詰製品7の設定量の充填が完
了した容器2も連動して供給準備位置4に搬送されると
同時に、前記空の容器2が受入れ集積位置3aに達し、
袋詰製品7の落下集積作業に供することができるように
したものである。
【0040】このようにして集積箇所3の受入れ集積位
置3aで容器2内に設定量の袋詰製品7が平積みで充填
されたならば計数センサ11の読み取り、その指令に基
づく作用で押出し装置10Cが進展して所定量の袋詰製
品7が満載された容器2は供給準備位置4に送られる。
【0041】この供給準備位置4では、前記した他の部
所と異なり、出荷箱8への詰め込み形態に準じて容器配
列を整える。
【0042】供給準備位置4の側端位置を先頭とする押
出し装置10Dが、少なくとも2箇あるいは2箇以上の
複数が並列設置してあり、その設置数は後述する隣接し
た供給部5で動作する詰め込み手段12の吸着作動部1
2aの数に準じた数だけ備えてある。
【0043】この押出し装置10Dは、プログラムに組
み込んだ設定記憶指令に基づき、該設定した容器2の数
が縦列形態をもって集積するまで稼働作用は行わない。
【0044】この縦列形態とは、出荷箱8に詰め込む形
態を基準にしてプログラムされる。即ち、出荷箱8にお
いて、前記容器2内に充填した集積形態が、平面視
「行」あるいは「段」となる1箇の積み上げブロックと
なるもので、供給準備位置4において、出荷箱8に詰め
込まれる形態の一つの「行」あるいは「段」を形成させ
るための準備形態を形成させるものである。
【0045】これらの所望設定する形態が整えば、複数
の容器2の数と同数の押出し装置10Dによって一挙に
供給部5に移送される。
【0046】このようにして供給部5に並列形成をもっ
て搬入された複数の容器2の到着と同時に供給部5の傍
らに出荷箱8も用意され、これら双方が定位置に到来す
れば直ちに詰め込み装置12の吸着作動部12aが平面
的にある複数の袋詰製品7を吸着し、且つ、移動して出
荷箱8の底部より吸着開始時の形態を崩さずに平段積み
をもって詰め替え積層作業を行う。
【0047】この詰め替え作業は、容器2内に袋詰製品
7がなくなるまで続行し、空になった容器2に対しても
吸着作業は行われるが、吸着抵抗がなくなると、それを
感知して、詰め替え作業を終了させる。
【0048】なお、前記した総ての押出し装置10A、
10B、10C、10Dの各々は、その一実施例とし
て、圧流体を運動源とするシリンダ・ピストン型を用い
るものであるが、前記した作用が期待できれば、その形
式は任意である。
【0049】次に、この発明の自動化した前記のプログ
ラム構成について述べてみれば、出荷箱8に袋詰製品7
の詰め込み形態を平段積みとすることが前提であり、且
つ、該詰め込み形態も「行」「段」で構成する場合が多
く、その最多例が平面視2行2段、即ち、平面が4箇形
態で、なかには1行3箇の2段構成、即ち、平面が6箇
形態のもの、希には「段」がなく「行」のみの平面2箇
の場合もある。
【0050】次に、1箇の出荷箱8への詰め込み総数で
ある。この総数を前記の「行」および「段」で形成する
一面の数で割れば1つの積み上げブロックの積み上げ数
が算定できるが、総数が奇数の場合と偶数の場合とがあ
り、また、後者の偶数であっても、各積み上げ数が均一
にならない場合とがある。例えば、総数が22箇の場合
で、積み上げブロックがが4箇のとき、即ち、1行2箇
形成で2段構成、つまり、1面4箇の場合等である。
【0051】そこで、プログラムの組み方として、まず
1箱への詰め込み総数を記憶させ、次いで、積み上げブ
ロック数、該積み上げブロックにおける積み上げ数、最
後に積み上げブロックの配列形態を設定する。
【0052】前記した総数のうち、奇数の場合の端数な
らびに積み上げブロックにおける不均一の場合、出荷箱
8に詰め込んだ際に、箱全体の荷重重心がなるべく平衡
するように、使用する容器2の複数のうち、投入数の大
小の順位に注意を払う必要がある。
【0053】1箇の出荷箱8に対し積み上げブロック
数、即ち、使用する容器2の数、集積箇数、容器2の配
列等を設定インプットすることにより、集積分配部1に
おいて容器2の移動は前記設定インプットしたプログラ
ムに準じて作動するようにすることによって、この発明
の目的を達成することができる。
【0054】なお図中、符合13は、製箱部門(図示せ
ず)より詰め込み部14に送達させる出荷箱8の移送手
段を示すものである。
【0055】
【発明の効果】この発明は以上のように、出荷箱に袋詰
製品を該出荷箱の形態に合わせ設定量を平段積みをもっ
て箱詰め作業を自動的に行う手段において、1つの箱へ
の詰め込み総数、詰め込み形態である「行」「段」、積
み上げブロック数、1ブロックの積み上げ数を設定し、
且つ、これをインプットすることにより、如何なる形態
の出荷箱で収納できる総容量のうち、任意数を任意形態
をもって充填でき、特に奇数詰めの場合でも偶数と同様
に、また、如何なる形態をも簡易なプログラムのうち、
任意なインプット設定により、使用を容易にし、且つま
た、小型で単純構成な装置であるから、廉価で提供でき
る効果あるものである。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置全体の平面図
【図2】 集積分配部の平面図である
【符号の説明】
1 集積分配部 2 容器 3 集積箇所 3a 受入れ集積位置 3b 容器集積準備位置 4 供給準備位置 5 供給部 6 容器待機部 6a 容器送り出し部 6b 貯留箇所 6c コンベア 7 袋詰製品 8 出荷箱 9 搬送コンベア 10A 押出し装置 10B 押出し装置 10C 押出し装置 10D 押出し装置 11 計数センサ 12 詰込み手段 12a 吸着作動部 13 出荷箱移送手段 14 詰め込み部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出荷箱に袋詰製品の設定量を平段積み
    形態をもって箱詰めする手段において、袋詰製品の設定
    量を平段積みで、設定個数の積み上げブロックが入る容
    器を集積分配部で、指令に基づいて作動する各押出し装
    置によって平面的に循環移動できるようにし、順路中、
    集積箇所で出荷箱分の集積作業プログラム中、設定個
    数の積み上げブロックの数に到達するまで袋詰製品を落
    下による投入手段で平段積状に集積させ、設定した定数
    の集積により計数センサの信号を押出し装置の作動の信
    号として、容器を隣接する供給準備位置に送り出し、該
    供給準備位置に隣接する供給部より詰込み手段によって
    出荷1箱分の詰め込み形態に必要な配列が形成されるま
    で準備貯留し、設定配列が整い次第押出し装置で形成さ
    れた配列形態を乱さずに供給部に送り出し、該供給部よ
    り詰込み手段により、用意された出荷箱に平段積み形式
    をもって箱詰めができるようにして成ることを特徴とす
    る袋詰製品の平段積箱詰め方法。
  2. 【請求項2】 袋詰製品の設定量を平段積みをもって
    投入できる容積の容器を用意し、平面方形の集積分配部
    を十文字に区画して、1区画に対し少なくとも2箇の前
    記容器が縦列できる面積にして供給部、容器待機部、集
    積箇所、供給準備位置、供給部と、各々の部所を連ねて
    循環順路を形成し、前記各部所の側部には、前記容器を
    次位部所に送り出す押出し装置を設け、これらの順路
    中、前記集積箇所上に袋詰充填部門から連なる搬送コン
    ベアの終端を位置させ、該搬送コンベアで移送される袋
    詰製品が集積箇所の容器内に落下できるように構成し、
    更に、供給部の外側には該供給部に移送されてくる容器
    における充填された袋詰製品を、用意された出荷箱に平
    段積みに詰め替える詰め込み手段を設置して成ることを
    特徴とする袋詰製品の平段積箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 集積分配部における集積箇所の受入れ
    集積位置に搬送した空の容器に、搬送コンベアより一定
    速度、一定間隔をもって落下する袋詰製品を平段積み形
    態で受入れ、落下する袋詰製品を計数センサで検数し、
    予め記憶させておいた数量に達したならば、該袋詰製品
    の設定数量が充填された容器を隣接する供給待機部に、
    空の容器を介して押出し装置により送出するとともに、
    前記空の容器を袋詰製品の落下位置に供給して成ること
    を特徴とする請求項1記載の袋詰製品の平段積箱詰め方
    法。
  4. 【請求項4】 集積分配部における集積箇所の受入れ
    集積位置より設定数量の袋詰製品が平段積み形態で充填
    された容器を搬入された供給準備位置で、該供給準備位
    置に隣接する供給部より出荷箱に詰め替え手段の一工程
    を予め記憶させておいた形態になるまで待機貯留して準
    備し、前記容器設置配列形態が縦列形成された然る後
    に、各々の容器の側面より前記配列形態を崩さずに並列
    状態を維持して押出し装置により一挙に貯留された総て
    の袋詰製品が充填された容器を供給部に供給することが
    できるようにして成ることを特徴とする請求項1記載の
    袋詰製品の平段積箱詰め方法。
  5. 【請求項5】 集積分配部の供給部において隣接する
    供給準備位置より、袋詰製品の設定量が充填された複数
    の容器が設定した並列形態をもって搬入し、側方に到達
    して用意した出荷箱に、前記の配列形態をもって設置さ
    れた各容器に充填された袋詰製品を、その上位より順次
    詰込み手段の吸着作動部により容器の設置配列形態と平
    段積み形態とを維持して詰め替え作業を行い、並列した
    容器内の総ての袋詰製品がなくなるまで詰め替え作業を
    続行して成ることを特徴とする請求項1記載の袋詰製品
    の平段積箱詰め方法。
JP25703691A 1991-09-09 1991-09-09 袋詰製品の平段積箱詰め方法ならびにその装置 Expired - Lifetime JPH08562B2 (ja)

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