JPH0856070A - 接着剤塗布装置 - Google Patents
接着剤塗布装置Info
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- JPH0856070A JPH0856070A JP19031094A JP19031094A JPH0856070A JP H0856070 A JPH0856070 A JP H0856070A JP 19031094 A JP19031094 A JP 19031094A JP 19031094 A JP19031094 A JP 19031094A JP H0856070 A JPH0856070 A JP H0856070A
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- substrate
- coating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗布対象物に特別な処理を行うことなく、塗
布接着剤の正確な視覚認識を可能とする。 【構成】 基板13上の余白となるスペースに対して接
着剤の捨打ち塗布作業を行い、視覚認識装置により塗布
接着剤Bの面積を検出し、その検出結果をフィードバッ
クして、接着剤塗布作業時の接着剤の吐出量を調整す
る。視覚認識装置を、光ファイバー束36からの光をビ
ームスプリッタ35によって基板13上の塗布接着剤B
部分に向けて真下に照射する同軸落射照明装置31、そ
の反射光を撮影するCCDカメラ30、画像処理装置か
ら構成する。照明光は、基板13の地の部分にあって
は、真上に向けて反射し、塗布接着剤Bの部分にあって
は、外側に向けて反射するため、基板13の地部分と塗
布接着剤Bとの明暗の十分なコントラストをとることが
できる。
布接着剤の正確な視覚認識を可能とする。 【構成】 基板13上の余白となるスペースに対して接
着剤の捨打ち塗布作業を行い、視覚認識装置により塗布
接着剤Bの面積を検出し、その検出結果をフィードバッ
クして、接着剤塗布作業時の接着剤の吐出量を調整す
る。視覚認識装置を、光ファイバー束36からの光をビ
ームスプリッタ35によって基板13上の塗布接着剤B
部分に向けて真下に照射する同軸落射照明装置31、そ
の反射光を撮影するCCDカメラ30、画像処理装置か
ら構成する。照明光は、基板13の地の部分にあって
は、真上に向けて反射し、塗布接着剤Bの部分にあって
は、外側に向けて反射するため、基板13の地部分と塗
布接着剤Bとの明暗の十分なコントラストをとることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布ヘッドにより塗布
対象物の所定の塗布点に接着剤を塗布するようにした接
着剤塗布装置に関する。
対象物の所定の塗布点に接着剤を塗布するようにした接
着剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品を表面実装するプリント
基板に、電子部品を仮止めするための接着剤を塗布する
接着剤塗布装置が供されてきている。この種の接着剤塗
布装置の一例として図11に示すものがある。即ち、ベ
ース1上には、基板2が搬送される基板搬送路3が設け
られていると共に、その基板搬送路3の中間に位置する
作業位置に基板2を搬入し,搬出する基板搬送機構4が
設けられている。
基板に、電子部品を仮止めするための接着剤を塗布する
接着剤塗布装置が供されてきている。この種の接着剤塗
布装置の一例として図11に示すものがある。即ち、ベ
ース1上には、基板2が搬送される基板搬送路3が設け
られていると共に、その基板搬送路3の中間に位置する
作業位置に基板2を搬入し,搬出する基板搬送機構4が
設けられている。
【0003】そして、ベース1上には、ディスペンスユ
ニット5を前記作業位置の基板2の上方を自在に移動さ
せるためのXY移動機構6が設けられている。前記ディ
スペンスユニット5は、この場合4個の塗布ヘッド7を
備えると共にそれら塗布ヘッド7を選択的に上下動させ
るヘッド駆動機構8を備えて構成されている。さらに、
ディスペンスユニット5には、CCDカメラ9が設けら
れていると共に、そのCCDカメラ9による撮影時の照
明装置として、図示しないリング照明が設けられてい
る。
ニット5を前記作業位置の基板2の上方を自在に移動さ
せるためのXY移動機構6が設けられている。前記ディ
スペンスユニット5は、この場合4個の塗布ヘッド7を
備えると共にそれら塗布ヘッド7を選択的に上下動させ
るヘッド駆動機構8を備えて構成されている。さらに、
ディスペンスユニット5には、CCDカメラ9が設けら
れていると共に、そのCCDカメラ9による撮影時の照
明装置として、図示しないリング照明が設けられてい
る。
【0004】上記各機構は、マイコンなどからなる制御
装置により制御されるようになっており、これにて、基
板2を基板搬送路3途中の作業位置に搬入し、その基板
2の所定の塗布点の上方に所定の塗布ヘッド7を移動さ
せ、塗布ヘッド7を下降させて接着剤を塗布する作業が
自動的に繰返して実行されるようになっている。尚、前
記CCDカメラ9等から構成される視覚認識装置は、基
板2の認識マークの検出及び後述する捨打ち塗布接着剤
の視覚認識のために用いられる。
装置により制御されるようになっており、これにて、基
板2を基板搬送路3途中の作業位置に搬入し、その基板
2の所定の塗布点の上方に所定の塗布ヘッド7を移動さ
せ、塗布ヘッド7を下降させて接着剤を塗布する作業が
自動的に繰返して実行されるようになっている。尚、前
記CCDカメラ9等から構成される視覚認識装置は、基
板2の認識マークの検出及び後述する捨打ち塗布接着剤
の視覚認識のために用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な接着剤塗布作業を行うにあたり、前回の塗布作業から
ある程度の時間が経過している場合などには、そのまま
で塗布作業を行うと、接着剤の塗布量が過少あるいは過
多になる虞がある。そこで、従来より、例えば新たな基
板2が搬入された際に、基板2のうちいわば余白となる
スペースに、接着剤の捨打ち塗布を行い、これをCCD
カメラ9により撮影してその画像データから接着剤の塗
布量(塗布面積)を検出し、その検出値をフィードバッ
クして接着剤の吐出条件(吐出圧力や吐出時間)を調整
しながら正規の塗布作業を行うようにしている。
な接着剤塗布作業を行うにあたり、前回の塗布作業から
ある程度の時間が経過している場合などには、そのまま
で塗布作業を行うと、接着剤の塗布量が過少あるいは過
多になる虞がある。そこで、従来より、例えば新たな基
板2が搬入された際に、基板2のうちいわば余白となる
スペースに、接着剤の捨打ち塗布を行い、これをCCD
カメラ9により撮影してその画像データから接着剤の塗
布量(塗布面積)を検出し、その検出値をフィードバッ
クして接着剤の吐出条件(吐出圧力や吐出時間)を調整
しながら正規の塗布作業を行うようにしている。
【0006】ここで、基板2は一般にグリーン系統の色
をしているのに対し、接着剤の色は赤系統とされている
ため、そのままでは、両者の明暗のコントラストがつけ
にくく、塗布接着剤の視覚認識(エッジ検出)を正確に
行うことができない欠点があった。このため、従来で
は、基板2にシルク印刷を行う際に、接着剤の捨打ち塗
布を行う部分に対して例えば白色のべた印刷を併せて行
っておき、この印刷部分に捨打ち塗布を行うようにして
いた。ところが、この方法では、ユーザー側において基
板2に特別な印刷処理を行わなければならず、ユーザー
に余分な手間及び費用をかけさせる不具合があった。
をしているのに対し、接着剤の色は赤系統とされている
ため、そのままでは、両者の明暗のコントラストがつけ
にくく、塗布接着剤の視覚認識(エッジ検出)を正確に
行うことができない欠点があった。このため、従来で
は、基板2にシルク印刷を行う際に、接着剤の捨打ち塗
布を行う部分に対して例えば白色のべた印刷を併せて行
っておき、この印刷部分に捨打ち塗布を行うようにして
いた。ところが、この方法では、ユーザー側において基
板2に特別な印刷処理を行わなければならず、ユーザー
に余分な手間及び費用をかけさせる不具合があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、塗布対象物に特別な処理を行うことな
く、塗布接着剤の正確な視覚認識を可能とする接着剤塗
布装置を提供するにある。
で、その目的は、塗布対象物に特別な処理を行うことな
く、塗布接着剤の正確な視覚認識を可能とする接着剤塗
布装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の接着剤塗布装置
は、塗布対象物に対して接着剤を塗布する塗布ヘッド
と、前記塗布対象物上の接着剤の塗布状況を視覚認識す
る視覚認識装置とを具備し、前記視覚認識装置の認識し
た塗布状況をフィードバックして前記塗布ヘッドを制御
するようにしたものにあって、前記視覚認識装置を、前
記塗布対象物に塗布された接着剤を上方から撮影する撮
影手段と、この撮影手段の真下に向けて照明を行う同軸
落射照明手段とを備えて構成したところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
は、塗布対象物に対して接着剤を塗布する塗布ヘッド
と、前記塗布対象物上の接着剤の塗布状況を視覚認識す
る視覚認識装置とを具備し、前記視覚認識装置の認識し
た塗布状況をフィードバックして前記塗布ヘッドを制御
するようにしたものにあって、前記視覚認識装置を、前
記塗布対象物に塗布された接着剤を上方から撮影する撮
影手段と、この撮影手段の真下に向けて照明を行う同軸
落射照明手段とを備えて構成したところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
【0009】この場合、前記視覚認識装置に、撮影手段
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けることができる(請求項2の発明)。そし
て、このようにリング照明手段を設けた場合に、同軸落
射照明手段による照明状態において塗布対象物の地部分
と塗布接着剤との明暗のコントラストが十分であるかど
うかを判断する判断手段と、この判断手段がコントラス
トが不十分であると判断したときにリング照明手段によ
る照明を追加するリング照明追加手段とを設けるように
すれば、より効果的である(請求項3の発明)。さらに
は、前記同軸落射照明手段及びリング照明手段の照度を
変更する照度可変手段を設けるようにしても良い(請求
項4の発明)。
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けることができる(請求項2の発明)。そし
て、このようにリング照明手段を設けた場合に、同軸落
射照明手段による照明状態において塗布対象物の地部分
と塗布接着剤との明暗のコントラストが十分であるかど
うかを判断する判断手段と、この判断手段がコントラス
トが不十分であると判断したときにリング照明手段によ
る照明を追加するリング照明追加手段とを設けるように
すれば、より効果的である(請求項3の発明)。さらに
は、前記同軸落射照明手段及びリング照明手段の照度を
変更する照度可変手段を設けるようにしても良い(請求
項4の発明)。
【0010】
【作用】本発明者は、従来の視覚認識装置において塗布
対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコントラストが
十分にとられなかった要因は、接着剤の塗布形態に対し
て照明手段が適切でなかったからではないかと推定し、
照明手段を変更することにより、両者の明暗の十分なコ
ントラストをとることができないかどうかに関しての実
験,研究を重ねた。そして、同軸落射照明手段を採用す
ることにより、塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明
暗のコントラストを十分にとることができることを知見
し、本発明を成し遂げるに至ったのである。
対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコントラストが
十分にとられなかった要因は、接着剤の塗布形態に対し
て照明手段が適切でなかったからではないかと推定し、
照明手段を変更することにより、両者の明暗の十分なコ
ントラストをとることができないかどうかに関しての実
験,研究を重ねた。そして、同軸落射照明手段を採用す
ることにより、塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明
暗のコントラストを十分にとることができることを知見
し、本発明を成し遂げるに至ったのである。
【0011】即ち、接着剤は、塗布対象物面上に平坦に
塗布されるのではなく、いわば山形に盛上がった状態に
塗布されるものである。従来では、撮影手段による撮影
時の照明にリング照明手段が採用されていたが、このリ
ング照明手段は、認識マークのような平面的なものを視
覚認識する場合には有効であるが、接着剤のような山形
のものでは、乱反射により撮影画像において接着剤部分
のエッジがぼやけてしまうようになる。
塗布されるのではなく、いわば山形に盛上がった状態に
塗布されるものである。従来では、撮影手段による撮影
時の照明にリング照明手段が採用されていたが、このリ
ング照明手段は、認識マークのような平面的なものを視
覚認識する場合には有効であるが、接着剤のような山形
のものでは、乱反射により撮影画像において接着剤部分
のエッジがぼやけてしまうようになる。
【0012】これに対し、同軸落射照明手段を採用する
と、塗布対象物の地の部分にあっては、照明光が真上に
向けて反射して撮影画像において高い照度が得られる一
方、山形の接着剤の部分にあっては、照明光が外側に向
けて反射するようになって撮影画像の照度が低くなるも
のと考えられる。これにより、塗布対象物の地部分と塗
布接着剤との明暗のコントラストを十分にとることがで
きるのである。
と、塗布対象物の地の部分にあっては、照明光が真上に
向けて反射して撮影画像において高い照度が得られる一
方、山形の接着剤の部分にあっては、照明光が外側に向
けて反射するようになって撮影画像の照度が低くなるも
のと考えられる。これにより、塗布対象物の地部分と塗
布接着剤との明暗のコントラストを十分にとることがで
きるのである。
【0013】従って、本発明の請求項1の接着剤塗布装
置によれば、同軸落射照明手段を備えるので、撮影手段
による撮影画像において、塗布対象物の地部分と塗布接
着剤との明暗のコントラストを十分にとることができ
る。この結果、塗布対象物に印刷等の特別な処理を行う
ことなく、塗布接着剤の正確な視覚認識が可能となるも
のである。
置によれば、同軸落射照明手段を備えるので、撮影手段
による撮影画像において、塗布対象物の地部分と塗布接
着剤との明暗のコントラストを十分にとることができ
る。この結果、塗布対象物に印刷等の特別な処理を行う
ことなく、塗布接着剤の正確な視覚認識が可能となるも
のである。
【0014】この場合、前記視覚認識装置に、撮影手段
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けるようにすれば(請求項2の発明)、リング
照明手段により、平面的なマーク等の視覚認識をも正確
に行うことができる。
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けるようにすれば(請求項2の発明)、リング
照明手段により、平面的なマーク等の視覚認識をも正確
に行うことができる。
【0015】ここで、上述のように、接着剤は、塗布対
象物面上に山形に盛上がった状態に塗布されるのである
が、接着剤の種類によっては粘度が低いために十分に盛
上がった形態とはならず、盛上がりの小さい偏平に近い
形態となる場合がある。このような場合には、同軸落射
照明手段によっても塗布対象物の地部分と塗布接着剤と
の明暗のコントラストを十分にとることができないこと
が起こる。
象物面上に山形に盛上がった状態に塗布されるのである
が、接着剤の種類によっては粘度が低いために十分に盛
上がった形態とはならず、盛上がりの小さい偏平に近い
形態となる場合がある。このような場合には、同軸落射
照明手段によっても塗布対象物の地部分と塗布接着剤と
の明暗のコントラストを十分にとることができないこと
が起こる。
【0016】ところが、本発明者の研究では、そのよう
な場合に、同軸落射照明手段による照明に加えて、リン
グ照明手段による照明を付加するようにすれば、両者の
明暗のコントラストを十分にとることができることが判
明した。これは、塗布接着剤のエッジ部分では反射光量
にさほどの変化は生じさせないが、塗布対象物の地部分
での反射光量をより一層増加させるためであると推定さ
れる。
な場合に、同軸落射照明手段による照明に加えて、リン
グ照明手段による照明を付加するようにすれば、両者の
明暗のコントラストを十分にとることができることが判
明した。これは、塗布接着剤のエッジ部分では反射光量
にさほどの変化は生じさせないが、塗布対象物の地部分
での反射光量をより一層増加させるためであると推定さ
れる。
【0017】従って、同軸落射照明手段による照明状態
において塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコ
ントラストが十分であるかどうかを判断する判断手段
と、この判断手段がコントラストが不十分であると判断
したときにリング照明手段による照明を追加するリング
照明追加手段とを設けるようにすれば(請求項3の発
明)、粘度が低いような接着剤にあっても、正確な視覚
認識を行うことができるものである。
において塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコ
ントラストが十分であるかどうかを判断する判断手段
と、この判断手段がコントラストが不十分であると判断
したときにリング照明手段による照明を追加するリング
照明追加手段とを設けるようにすれば(請求項3の発
明)、粘度が低いような接着剤にあっても、正確な視覚
認識を行うことができるものである。
【0018】さらには、上記した同軸落射照明手段及び
リング照明手段の照度を変更する照度可変手段を設ける
ようにすれば(請求項4の発明)、撮影画像全体的な照
度の調整を行うことができるから、視覚認識をより一層
緻密に行うことができるようになる。
リング照明手段の照度を変更する照度可変手段を設ける
ようにすれば(請求項4の発明)、撮影画像全体的な照
度の調整を行うことができるから、視覚認識をより一層
緻密に行うことができるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1に対応)につい
て、図1乃至図5を参照しながら説明する。図5は本実
施例に係る接着剤塗布装置の本体11の外観構成を一部
を破断して示しており、ここで、ベース12上には、塗
布対象物たる基板13をX軸方向(左右方向)に搬入,
搬出するための基板搬送機構14が設けられている。
て、図1乃至図5を参照しながら説明する。図5は本実
施例に係る接着剤塗布装置の本体11の外観構成を一部
を破断して示しており、ここで、ベース12上には、塗
布対象物たる基板13をX軸方向(左右方向)に搬入,
搬出するための基板搬送機構14が設けられている。
【0020】この基板搬送機構14は、前記基板13を
右方から図示の作業位置に搬入するための搬入コンベア
15及びコンベアモータ16、その基板13を作業位置
から左方に搬出するための搬出コンベア17及びコンベ
アモータ18などから構成されている。また、図示はし
ないが、前記作業位置には、基板13を位置決め状態に
保持するための位置決めピンや、基板13の下面を支え
て反り等を防止するためのバックアップピン等が設けら
れている。
右方から図示の作業位置に搬入するための搬入コンベア
15及びコンベアモータ16、その基板13を作業位置
から左方に搬出するための搬出コンベア17及びコンベ
アモータ18などから構成されている。また、図示はし
ないが、前記作業位置には、基板13を位置決め状態に
保持するための位置決めピンや、基板13の下面を支え
て反り等を防止するためのバックアップピン等が設けら
れている。
【0021】前記ベース12上には、ディスペンスユニ
ット19及びこのディスペンスユニット19を前記作業
位置の基板13の上方を自在に移動させるためのXY移
動機構20が設けられている。このうちXY移動機構2
0は、周知の通り、前記ディスペンスユニット19をY
軸方向に延びるレール21に沿って移動させるY軸方向
移動ユニット22、及び、このY軸方向移動ユニット2
2をX軸方向に移動させるX軸方向移動ユニット23等
から構成されている。
ット19及びこのディスペンスユニット19を前記作業
位置の基板13の上方を自在に移動させるためのXY移
動機構20が設けられている。このうちXY移動機構2
0は、周知の通り、前記ディスペンスユニット19をY
軸方向に延びるレール21に沿って移動させるY軸方向
移動ユニット22、及び、このY軸方向移動ユニット2
2をX軸方向に移動させるX軸方向移動ユニット23等
から構成されている。
【0022】そして、前記ディスペンスユニット19
は、図4にも示すように、前記Y軸方向移動ユニット2
2により移動されるフレーム24に、複数個この場合4
個の塗布ヘッド25を上面から見てL字状に並んで備え
ると共に、これら塗布ヘッド25を選択的に上下動させ
て接着剤の塗布作業を行わせるヘッド駆動機構26等を
備えて構成されている。
は、図4にも示すように、前記Y軸方向移動ユニット2
2により移動されるフレーム24に、複数個この場合4
個の塗布ヘッド25を上面から見てL字状に並んで備え
ると共に、これら塗布ヘッド25を選択的に上下動させ
て接着剤の塗布作業を行わせるヘッド駆動機構26等を
備えて構成されている。
【0023】また、前記各塗布ヘッド25は、接着剤を
収容したシリンジ27を交換可能に備えると共に、先端
に所定の塗布ノズル28を有して構成されている。ま
た、前記シリンジ27の上端部はチューブ29を介して
図示しない圧力調整機構に接続され、圧力調整によって
所定量の接着剤が塗布ノズル28から吐出されるように
なっている。さらに、このディスペンスユニット19に
は、塗布ヘッド25に並ぶようにして、視覚認識装置を
構成するCCDカメラ30が設けられている。
収容したシリンジ27を交換可能に備えると共に、先端
に所定の塗布ノズル28を有して構成されている。ま
た、前記シリンジ27の上端部はチューブ29を介して
図示しない圧力調整機構に接続され、圧力調整によって
所定量の接着剤が塗布ノズル28から吐出されるように
なっている。さらに、このディスペンスユニット19に
は、塗布ヘッド25に並ぶようにして、視覚認識装置を
構成するCCDカメラ30が設けられている。
【0024】さらに、本体11には、マイクロコンピュ
ータを主体としてなる図示しない制御装置が設けられて
いる。この制御装置は、制御プログラムや予め入力され
る基板13に関する接着剤塗布点データ等に基づいて、
基板搬送機構14を制御して基板13を作業位置に搬入
し、前記XY移動機構20及びヘッド駆動機構26並び
に圧力調整機構等を制御してその基板13の所定の塗布
点に接着剤を塗布し、その後搬出するといった接着剤塗
布作業を、繰返し自動的に実行するようになっている。
また、このとき、制御装置は、圧力調整機構の制御(吐
出圧力あるいは吐出時間の制御)により、接着剤の吐出
量を自在に調整することができるようになっている。
ータを主体としてなる図示しない制御装置が設けられて
いる。この制御装置は、制御プログラムや予め入力され
る基板13に関する接着剤塗布点データ等に基づいて、
基板搬送機構14を制御して基板13を作業位置に搬入
し、前記XY移動機構20及びヘッド駆動機構26並び
に圧力調整機構等を制御してその基板13の所定の塗布
点に接着剤を塗布し、その後搬出するといった接着剤塗
布作業を、繰返し自動的に実行するようになっている。
また、このとき、制御装置は、圧力調整機構の制御(吐
出圧力あるいは吐出時間の制御)により、接着剤の吐出
量を自在に調整することができるようになっている。
【0025】このとき、制御装置は、そのソフトウエア
的構成により、新たに作業位置に搬入された基板13に
対する接着剤の塗布作業を行うにあたり、基板13上の
いわば余白となるスペース(捨打ち部)に対して接着剤
の捨打ち塗布作業を行うようになっている。そして、後
述する視覚認識装置により、捨打ち塗布された塗布接着
剤B(図1,図2参照)の大きさ(面積)が検出される
ようになっている。制御装置は、その検出結果をフィー
ドバックして、目標とする大きさ(面積)で接着剤が塗
布されるように、正規の接着剤塗布作業を実行する際の
接着剤の吐出量を調整するようになっている。
的構成により、新たに作業位置に搬入された基板13に
対する接着剤の塗布作業を行うにあたり、基板13上の
いわば余白となるスペース(捨打ち部)に対して接着剤
の捨打ち塗布作業を行うようになっている。そして、後
述する視覚認識装置により、捨打ち塗布された塗布接着
剤B(図1,図2参照)の大きさ(面積)が検出される
ようになっている。制御装置は、その検出結果をフィー
ドバックして、目標とする大きさ(面積)で接着剤が塗
布されるように、正規の接着剤塗布作業を実行する際の
接着剤の吐出量を調整するようになっている。
【0026】さて、前記視覚認識装置について述べる。
本実施例に係る視覚認識装置は、前記ディスペンスユニ
ット19に設けられ前記塗布接着剤B部分を上方から撮
影する撮影手段たるCCDカメラ30、このCCDカメ
ラ30の撮影画像のデータを処理して塗布接着剤Bのエ
ッジひいてはその大きさを検出する画像処理装置、前記
CCDカメラ30による撮影時の照明を行う同軸落射照
明手段たる同軸落射照明装置31を備えて構成されてい
る。
本実施例に係る視覚認識装置は、前記ディスペンスユニ
ット19に設けられ前記塗布接着剤B部分を上方から撮
影する撮影手段たるCCDカメラ30、このCCDカメ
ラ30の撮影画像のデータを処理して塗布接着剤Bのエ
ッジひいてはその大きさを検出する画像処理装置、前記
CCDカメラ30による撮影時の照明を行う同軸落射照
明手段たる同軸落射照明装置31を備えて構成されてい
る。
【0027】このうち同軸落射照明装置31は、図1に
示すように、前記CCDカメラ30の下部に連続するよ
うに設けられた円筒状のボディ32内の上下部に、夫々
レンズ系33,34を設けると共に、それらの途中部に
45度の角度でビームスプリッタ35を設けて構成され
ている。そして、ボディ32の側壁部の前記ビームスプ
リッタ35に対向する部分には、投光手段としての光フ
ァイバー束36の先端部が接続されている。尚、図示は
しないが、光ファイバー束36の基端側は、例えばラン
プ光源の光が集光状態で導入されるようになっており、
ランプ光源により十分な照度の光を供給することができ
る。
示すように、前記CCDカメラ30の下部に連続するよ
うに設けられた円筒状のボディ32内の上下部に、夫々
レンズ系33,34を設けると共に、それらの途中部に
45度の角度でビームスプリッタ35を設けて構成され
ている。そして、ボディ32の側壁部の前記ビームスプ
リッタ35に対向する部分には、投光手段としての光フ
ァイバー束36の先端部が接続されている。尚、図示は
しないが、光ファイバー束36の基端側は、例えばラン
プ光源の光が集光状態で導入されるようになっており、
ランプ光源により十分な照度の光を供給することができ
る。
【0028】これにて、光ファイバー束36からの光が
ビームスプリッタ35によって真下に反射し、基板13
上の塗布接着剤B部分に向けて照射され、その反射光が
CCDカメラ30によって撮影されるようになってい
る。CCDカメラ30による撮影画像のデータは、画像
処理装置に入力され、例えば画素毎に8ビットで表され
る照度(階調)を備えるデジタルデータとされて記憶さ
れ、そのデータからエッジ検出が行われて塗布接着剤B
の平面的な大きさ(面積)が検出されるようになってい
るのである。
ビームスプリッタ35によって真下に反射し、基板13
上の塗布接着剤B部分に向けて照射され、その反射光が
CCDカメラ30によって撮影されるようになってい
る。CCDカメラ30による撮影画像のデータは、画像
処理装置に入力され、例えば画素毎に8ビットで表され
る照度(階調)を備えるデジタルデータとされて記憶さ
れ、そのデータからエッジ検出が行われて塗布接着剤B
の平面的な大きさ(面積)が検出されるようになってい
るのである。
【0029】次に、上記構成の作用について、図2及び
図3も参照して述べる。上述のように、例えば新たな基
板13が作業位置に搬入された際には、まず、接着剤の
捨打ち塗布作業が実行される。この捨打ち塗布作業は、
例えば基板13のうちの部品実装に関係のないいわば余
白となる捨打ち部の上方に塗布ヘッド25を移動させ、
その塗布ヘッド25を下降させながら、シリンジ27内
を短時間だけ正圧として塗布ノズル28から接着剤を吐
出させ、塗布ノズル28の先端に接着剤の球を作ってそ
れを基板13上面に転写することにより行われる。この
とき、接着剤は高粘度とされているため、図2に示すよ
うに、基板13上には、塗布接着剤Bがいわば山形に盛
上がった状態に塗布される。
図3も参照して述べる。上述のように、例えば新たな基
板13が作業位置に搬入された際には、まず、接着剤の
捨打ち塗布作業が実行される。この捨打ち塗布作業は、
例えば基板13のうちの部品実装に関係のないいわば余
白となる捨打ち部の上方に塗布ヘッド25を移動させ、
その塗布ヘッド25を下降させながら、シリンジ27内
を短時間だけ正圧として塗布ノズル28から接着剤を吐
出させ、塗布ノズル28の先端に接着剤の球を作ってそ
れを基板13上面に転写することにより行われる。この
とき、接着剤は高粘度とされているため、図2に示すよ
うに、基板13上には、塗布接着剤Bがいわば山形に盛
上がった状態に塗布される。
【0030】引続き、図1に示すように、CCDカメラ
30(同軸落射照明装置31)を、前記捨打ち塗布され
た塗布接着剤B部分の上方へ移動させ、同軸落射照明装
置31による照明を行いながら、CCDカメラ30によ
りその塗布接着剤Bの平面形状を撮影することが行われ
る。
30(同軸落射照明装置31)を、前記捨打ち塗布され
た塗布接着剤B部分の上方へ移動させ、同軸落射照明装
置31による照明を行いながら、CCDカメラ30によ
りその塗布接着剤Bの平面形状を撮影することが行われ
る。
【0031】ここで、基板13は一般にグリーン系統の
色をしているのに対し、塗布接着剤Bの色は赤系統とさ
れているため、従来のようなリング照明を用いた撮影で
は、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗のコン
トラストがつけにくく、撮影画像において接着剤B部分
のエッジがぼやけてしまう不具合があった。ところが、
本実施例のように、同軸落射照明装置31を用いること
により、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
十分なコントラストをとることができるのである。
色をしているのに対し、塗布接着剤Bの色は赤系統とさ
れているため、従来のようなリング照明を用いた撮影で
は、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗のコン
トラストがつけにくく、撮影画像において接着剤B部分
のエッジがぼやけてしまう不具合があった。ところが、
本実施例のように、同軸落射照明装置31を用いること
により、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
十分なコントラストをとることができるのである。
【0032】即ち、塗布接着剤Bは、基板13上に平坦
に塗布されるのではなく、いわば山形に盛上がった状態
に塗布されるものであるが、図2に模式的に示すよう
に、同軸落射照明装置31により真下に向けて照射され
る照明光は、基板13の地の部分にあっては、真上に向
けて反射するようになる一方、山形の塗布接着剤Bの部
分にあっては、外側に向けて反射するようになる。これ
により、CCDカメラ30による撮影画像においては、
基板13の地部分に対応して高い照度が得られ、塗布接
着剤Bに対応する部分の照度が低くなり、もって、基板
13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗の十分なコントラ
ストをとることができるのである。
に塗布されるのではなく、いわば山形に盛上がった状態
に塗布されるものであるが、図2に模式的に示すよう
に、同軸落射照明装置31により真下に向けて照射され
る照明光は、基板13の地の部分にあっては、真上に向
けて反射するようになる一方、山形の塗布接着剤Bの部
分にあっては、外側に向けて反射するようになる。これ
により、CCDカメラ30による撮影画像においては、
基板13の地部分に対応して高い照度が得られ、塗布接
着剤Bに対応する部分の照度が低くなり、もって、基板
13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗の十分なコントラ
ストをとることができるのである。
【0033】図3(a)には、この際の撮影画像Vの例
を示しており、便宜上照度の低い(暗い)部分にハッチ
ングを付して示している。また、図3(b)には、図3
(a)のa−aに沿う水平走査線を構成する画素におけ
る位置と照度との関係を示している。このように、同軸
落射照明装置31を用いることにより、基板13の地部
分と塗布接着剤Bとの明暗の十分なコントラストをとる
ことができ、画像処理装置により、塗布接着剤Bのエッ
ジ検出ひいては大きさ(面積)の検出を高精度で行うこ
とができるのである。
を示しており、便宜上照度の低い(暗い)部分にハッチ
ングを付して示している。また、図3(b)には、図3
(a)のa−aに沿う水平走査線を構成する画素におけ
る位置と照度との関係を示している。このように、同軸
落射照明装置31を用いることにより、基板13の地部
分と塗布接着剤Bとの明暗の十分なコントラストをとる
ことができ、画像処理装置により、塗布接着剤Bのエッ
ジ検出ひいては大きさ(面積)の検出を高精度で行うこ
とができるのである。
【0034】このようにして視覚認識装置により塗布接
着剤Bの大きさ(面積)が検出されると、その検出値が
制御装置に入力され、目標とする面積に近付くように接
着剤の吐出条件(吐出圧力及び吐出時間)が補正され、
その後の正規の接着剤塗布作業が実行されるのである。
このときには、塗布ノズル28からの接着剤の吐出条件
が目標に近付くように補正されるので、適切な塗布量の
高品質な接着剤塗布作業が実行されるのである。
着剤Bの大きさ(面積)が検出されると、その検出値が
制御装置に入力され、目標とする面積に近付くように接
着剤の吐出条件(吐出圧力及び吐出時間)が補正され、
その後の正規の接着剤塗布作業が実行されるのである。
このときには、塗布ノズル28からの接着剤の吐出条件
が目標に近付くように補正されるので、適切な塗布量の
高品質な接着剤塗布作業が実行されるのである。
【0035】このような本実施例によれば、塗布接着剤
Bが山形となる塗布形態に着目し、従来のリング照明に
代えて同軸落射照明装置31を採用するようにしたの
で、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の十分
なコントラストをとることができた。この結果、ユーザ
ー側において基板2の捨打ち塗布を行う部分に対して白
色のべた印刷を行っていた従来のものと異なり、基板1
3に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗布接着剤B
の正確な視覚認識を可能とすることができ、この結果、
ユーザーに余分な手間及び費用をかけさせるという従来
の欠点を解消することができたのである。
Bが山形となる塗布形態に着目し、従来のリング照明に
代えて同軸落射照明装置31を採用するようにしたの
で、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の十分
なコントラストをとることができた。この結果、ユーザ
ー側において基板2の捨打ち塗布を行う部分に対して白
色のべた印刷を行っていた従来のものと異なり、基板1
3に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗布接着剤B
の正確な視覚認識を可能とすることができ、この結果、
ユーザーに余分な手間及び費用をかけさせるという従来
の欠点を解消することができたのである。
【0036】(2)第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例(請求項1〜3に対応)に
ついて、図6乃至図10を参照して説明する。尚、本実
施例においては、接着剤塗布装置の本体11の基本的な
構成などは上記第1の実施例と共通するので、上記第1
の実施例と同一部分については新たな図示及び説明を省
略すると共に、符号も共通させることとし、以下、異な
る点について述べる。
ついて、図6乃至図10を参照して説明する。尚、本実
施例においては、接着剤塗布装置の本体11の基本的な
構成などは上記第1の実施例と共通するので、上記第1
の実施例と同一部分については新たな図示及び説明を省
略すると共に、符号も共通させることとし、以下、異な
る点について述べる。
【0037】本実施例が上記第1の実施例と異なる点
は、視覚認識装置の構成にある。図6に示すように、本
実施例の視覚認識装置は、撮影手段たるCCDカメラ3
0、同軸落射照明手段たる同軸落射照明装置31、図示
しない画像処理装置に加えて、CCDカメラ30の撮影
部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明手段た
るリング照明装置41を備えて構成されている。このリ
ング照明装置41は、前記同軸落射照明装置31のボデ
ィ32の下端部に位置してその周囲に嵌合するように設
けられており、リング状のケース42内に、光源となる
多数個例えば10個のランプ43を備えて構成され、中
心側に向けてやや斜め下向きに照明を行うように構成さ
れている。
は、視覚認識装置の構成にある。図6に示すように、本
実施例の視覚認識装置は、撮影手段たるCCDカメラ3
0、同軸落射照明手段たる同軸落射照明装置31、図示
しない画像処理装置に加えて、CCDカメラ30の撮影
部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明手段た
るリング照明装置41を備えて構成されている。このリ
ング照明装置41は、前記同軸落射照明装置31のボデ
ィ32の下端部に位置してその周囲に嵌合するように設
けられており、リング状のケース42内に、光源となる
多数個例えば10個のランプ43を備えて構成され、中
心側に向けてやや斜め下向きに照明を行うように構成さ
れている。
【0038】さらに、本実施例においては、基板13に
捨打ちされた塗布接着剤Bの撮影時における、同軸落射
照明装置31による照明状態において基板13の地部分
と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストが十分であるか
どうかを判断する判断手段と、この判断手段がコントラ
ストが不十分であると判断したときに前記リング照明装
置41による照明を追加するリング照明追加手段との機
能を備えて構成されているのである。
捨打ちされた塗布接着剤Bの撮影時における、同軸落射
照明装置31による照明状態において基板13の地部分
と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストが十分であるか
どうかを判断する判断手段と、この判断手段がコントラ
ストが不十分であると判断したときに前記リング照明装
置41による照明を追加するリング照明追加手段との機
能を備えて構成されているのである。
【0039】ここで、上記第1の実施例で説明したよう
に、通常の接着剤の場合には、同軸落射照明装置31に
よって、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
十分なコントラストをとることができるのであるが、本
発明者のその後の研究により、希な場合においては、両
者の明暗のコントラストが不十分となることが判明した
のである。
に、通常の接着剤の場合には、同軸落射照明装置31に
よって、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
十分なコントラストをとることができるのであるが、本
発明者のその後の研究により、希な場合においては、両
者の明暗のコントラストが不十分となることが判明した
のである。
【0040】即ち、図9に示すように、接着剤のなかに
は粘度が若干低い種類のものがあり、そのような場合に
は塗布接着剤Bが十分に盛上がった山形形態とはなら
ず、盛上がりの小さい偏平に近い形態となってしまう。
このような場合には、図10(b)にも示すように、同
軸落射照明装置31による照明であっても、塗布接着剤
Bの中央部において、照射光がその表面からほぼ真上に
反射して照度が大きくなったり、また、塗布接着剤Bの
エッジ部の盛上りがいわば鈍った形態となるためその境
界部における照度の変化が小さくなってしまい、ひいて
は、正確な塗布接着剤Bの視覚認識ができなくなってし
まうのである。
は粘度が若干低い種類のものがあり、そのような場合に
は塗布接着剤Bが十分に盛上がった山形形態とはなら
ず、盛上がりの小さい偏平に近い形態となってしまう。
このような場合には、図10(b)にも示すように、同
軸落射照明装置31による照明であっても、塗布接着剤
Bの中央部において、照射光がその表面からほぼ真上に
反射して照度が大きくなったり、また、塗布接着剤Bの
エッジ部の盛上りがいわば鈍った形態となるためその境
界部における照度の変化が小さくなってしまい、ひいて
は、正確な塗布接着剤Bの視覚認識ができなくなってし
まうのである。
【0041】ところが、本発明者の研究では、そのよう
な場合に、同軸落射照明装置31による照明に加えて、
リング照明装置41による照明を付加するようにすれ
ば、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗のコン
トラストを十分にとることができることが判明したので
ある。これは、塗布接着剤Bのエッジ部分では反射光量
にさほどの変化は生じさせないが、基板13の地部分で
の反射光量をより一層増加させるためであると推定され
る。
な場合に、同軸落射照明装置31による照明に加えて、
リング照明装置41による照明を付加するようにすれ
ば、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗のコン
トラストを十分にとることができることが判明したので
ある。これは、塗布接着剤Bのエッジ部分では反射光量
にさほどの変化は生じさせないが、基板13の地部分で
の反射光量をより一層増加させるためであると推定され
る。
【0042】そこで、具体的には、図7のフローチャー
トに示すような制御が行われる。即ち、接着剤の捨打ち
塗布作業が行われると(ステップS1)、CCDカメラ
30が塗布接着剤Bの上方に移動し、まず、同軸落下照
明装置31がオンし(ステップS2)、この状態でCC
Dカメラ30による画像の取込みが行われる(ステップ
S3)。そして、次のステップS4にて、上記ステップ
S3で得られた画像データから、図8に示すように、塗
布接着剤Bのエッジと判断される部分における、照度の
変化率に相当する傾きθが求められる。
トに示すような制御が行われる。即ち、接着剤の捨打ち
塗布作業が行われると(ステップS1)、CCDカメラ
30が塗布接着剤Bの上方に移動し、まず、同軸落下照
明装置31がオンし(ステップS2)、この状態でCC
Dカメラ30による画像の取込みが行われる(ステップ
S3)。そして、次のステップS4にて、上記ステップ
S3で得られた画像データから、図8に示すように、塗
布接着剤Bのエッジと判断される部分における、照度の
変化率に相当する傾きθが求められる。
【0043】このとき、図3(b)に示したように、基
板13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラスト
を十分にとることができたときには、塗布接着剤Bのエ
ッジに対応した部分において照度が急激に変化するた
め、傾きθは90度に近いものとなる。これに対し、図
8及び図10(b)に示すように、粘度が低いため塗布
接着剤Bの形状が偏平に近い形態で、基板13の地部分
と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストを十分にとるこ
とができないときには、塗布接着剤Bのエッジに対応し
た部分における照度の変化が緩やかとなるため、傾きθ
が小さくなってしまう。
板13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラスト
を十分にとることができたときには、塗布接着剤Bのエ
ッジに対応した部分において照度が急激に変化するた
め、傾きθは90度に近いものとなる。これに対し、図
8及び図10(b)に示すように、粘度が低いため塗布
接着剤Bの形状が偏平に近い形態で、基板13の地部分
と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストを十分にとるこ
とができないときには、塗布接着剤Bのエッジに対応し
た部分における照度の変化が緩やかとなるため、傾きθ
が小さくなってしまう。
【0044】従って、ステップS5において傾きθを所
定値と比較し、所定値以上であれば(Yes)、基板1
3の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストを十
分にとることができると判断され、所定値に満たないと
きには(No)、両者の明暗のコントラストが不十分で
あると判断されるのである。そして、コントラストが不
十分であると判断されたときには、次のステップS6に
て、リング照明装置41がオンされ、ステップS3に戻
って再びCCDカメラ30による画像の取込みが行われ
るのである。
定値と比較し、所定値以上であれば(Yes)、基板1
3の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラストを十
分にとることができると判断され、所定値に満たないと
きには(No)、両者の明暗のコントラストが不十分で
あると判断されるのである。そして、コントラストが不
十分であると判断されたときには、次のステップS6に
て、リング照明装置41がオンされ、ステップS3に戻
って再びCCDカメラ30による画像の取込みが行われ
るのである。
【0045】このようにして、接着剤の粘度が低くて同
軸落射照明装置31だけでは基板13の地部分と塗布接
着剤Bとの明暗のコントラストが十分に得られない場合
には、リング照明装置41による照明が付加されること
により、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
コントラストを十分にとることができた画像データが得
られることになるのである。尚、万一リング照明装置4
1による照明を付加してもコントラストが十分にとるこ
とができないような場合があれば、エラーの報知などを
行うように構成しても良い。
軸落射照明装置31だけでは基板13の地部分と塗布接
着剤Bとの明暗のコントラストが十分に得られない場合
には、リング照明装置41による照明が付加されること
により、基板13の地の部分と塗布接着剤Bとの明暗の
コントラストを十分にとることができた画像データが得
られることになるのである。尚、万一リング照明装置4
1による照明を付加してもコントラストが十分にとるこ
とができないような場合があれば、エラーの報知などを
行うように構成しても良い。
【0046】この後、得られた画像データから、塗布接
着剤Bの大きさ(面積)が求められ(ステップS7)、
その面積が目標面積に対して許容範囲内に納まっている
かどうかが判断され(ステップS8)、許容範囲を越え
ている場合には、接着剤の吐出条件が補正され(ステッ
プS9)、基板13に対する正規の接着剤塗布作業が実
行されるのである(ステップS10)。
着剤Bの大きさ(面積)が求められ(ステップS7)、
その面積が目標面積に対して許容範囲内に納まっている
かどうかが判断され(ステップS8)、許容範囲を越え
ている場合には、接着剤の吐出条件が補正され(ステッ
プS9)、基板13に対する正規の接着剤塗布作業が実
行されるのである(ステップS10)。
【0047】尚、この種の接着剤塗布装置にあっては、
基板13の角部等に認識マークを設け、視覚認識装置に
よりその認識マークの視覚認識(基板13の位置認識や
種類の認識)を行う場合がある。平面的な認識マークの
ようなものの場合には、照明としてリング照明装置41
を用いることが望ましい。
基板13の角部等に認識マークを設け、視覚認識装置に
よりその認識マークの視覚認識(基板13の位置認識や
種類の認識)を行う場合がある。平面的な認識マークの
ようなものの場合には、照明としてリング照明装置41
を用いることが望ましい。
【0048】このような実施例によれば、上記第1の実
施例と同様に、同軸落射照明装置31を設けたことによ
り、基板13に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗
布接着剤Bの正確な視覚認識を行うことができるもので
ある。そして、同軸落射照明装置31による照明に加え
て、リング照明装置41による照明を可能としたので、
接着剤の粘度が低くて同軸落射照明装置31だけでは基
板13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラスト
が十分に得られない場合でも、リング照明装置41によ
る照明を付加することにより、正確な視覚認識を行うこ
とができるものである。
施例と同様に、同軸落射照明装置31を設けたことによ
り、基板13に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗
布接着剤Bの正確な視覚認識を行うことができるもので
ある。そして、同軸落射照明装置31による照明に加え
て、リング照明装置41による照明を可能としたので、
接着剤の粘度が低くて同軸落射照明装置31だけでは基
板13の地部分と塗布接着剤Bとの明暗のコントラスト
が十分に得られない場合でも、リング照明装置41によ
る照明を付加することにより、正確な視覚認識を行うこ
とができるものである。
【0049】尚、上記各実施例では触れなかったが、同
軸落射照明装置31あるいはリング照明装置41にあっ
て、その照度を可変とするように構成するようにしても
良い。この場合、光ファイバー束36のランプ光源や、
ランプ43の入力電流を可変とすることにより、照度の
変更を行うことができ、その変更を作業者が手動で行っ
たり、あるいは自動的に変更する構成とすることもでき
る。これによれば、撮影画像全体的な照度の調整を行う
ことができるから、視覚認識をより一層緻密に行うこと
ができるようになる。
軸落射照明装置31あるいはリング照明装置41にあっ
て、その照度を可変とするように構成するようにしても
良い。この場合、光ファイバー束36のランプ光源や、
ランプ43の入力電流を可変とすることにより、照度の
変更を行うことができ、その変更を作業者が手動で行っ
たり、あるいは自動的に変更する構成とすることもでき
る。これによれば、撮影画像全体的な照度の調整を行う
ことができるから、視覚認識をより一層緻密に行うこと
ができるようになる。
【0050】また、同軸落射照明装置31の光源として
は、光ファイバーを用いたものに限らず、ボディ32の
側壁部にランプを直接的に設置するようにしても良く、
リング照明装置41の光源としても、ランプ43に限ら
ず、光ファイバーを用いたり、LED等を用いることも
できる。
は、光ファイバーを用いたものに限らず、ボディ32の
側壁部にランプを直接的に設置するようにしても良く、
リング照明装置41の光源としても、ランプ43に限ら
ず、光ファイバーを用いたり、LED等を用いることも
できる。
【0051】さらに、上記各実施例では、新たな基板1
3が搬入されたときに捨打ち塗布作業を実行するように
したが、捨打ち塗布作業を実行する時期としては、例え
ば塗布ノズル28やシリンジ27が交換されたときや、
前回の塗布ノズル28の使用から所定時間が経過したと
き等も考えられる。その他、接着剤の大きさに限らず、
形状認識やひげの有無の認識を行うようにしても良いな
ど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得るものである。
3が搬入されたときに捨打ち塗布作業を実行するように
したが、捨打ち塗布作業を実行する時期としては、例え
ば塗布ノズル28やシリンジ27が交換されたときや、
前回の塗布ノズル28の使用から所定時間が経過したと
き等も考えられる。その他、接着剤の大きさに限らず、
形状認識やひげの有無の認識を行うようにしても良いな
ど、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得るものである。
【0052】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏するものである。
即ち、本発明の請求項1の接着剤塗布装置は、接着剤
は、高粘度であるため塗布対象物面上に平坦に塗布され
るのではなく、いわば山形に盛上がった状態に塗布され
るものであることに着目し、接着剤の塗布状況を視覚認
識するための視覚認識装置を、塗布対象物に塗布された
接着剤を上方から撮影する撮影手段と、この撮影手段の
真下に向けて照明を行う同軸落射照明手段とを備えて構
成したので、塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗
のコントラストを十分にとることができ、この結果、塗
布対象物に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗布接
着剤の正確な視覚認識が可能となるものである。
によれば、次のような優れた効果を奏するものである。
即ち、本発明の請求項1の接着剤塗布装置は、接着剤
は、高粘度であるため塗布対象物面上に平坦に塗布され
るのではなく、いわば山形に盛上がった状態に塗布され
るものであることに着目し、接着剤の塗布状況を視覚認
識するための視覚認識装置を、塗布対象物に塗布された
接着剤を上方から撮影する撮影手段と、この撮影手段の
真下に向けて照明を行う同軸落射照明手段とを備えて構
成したので、塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗
のコントラストを十分にとることができ、この結果、塗
布対象物に印刷等の特別な処理を行うことなく、塗布接
着剤の正確な視覚認識が可能となるものである。
【0053】この場合、前記視覚認識装置に、撮影手段
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けるようにすれば(請求項2の接着剤塗布装
置)、リング照明手段により、平面的なマーク等の視覚
認識をも正確に行うことができるものである。
の撮影部分に向けて斜め方向から照明を行うリング照明
手段を設けるようにすれば(請求項2の接着剤塗布装
置)、リング照明手段により、平面的なマーク等の視覚
認識をも正確に行うことができるものである。
【0054】そして、同軸落射照明手段による照明状態
において塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコ
ントラストが十分であるかどうかを判断する判断手段
と、この判断手段がコントラストが不十分であると判断
したときにリング照明手段による照明を追加するリング
照明追加手段とを設けるようにすれば(請求項3の接着
剤塗布装置)、接着剤の種類によって塗布接着剤が盛上
がりの小さい偏平に近い形態となる場合があっても、正
確な視覚認識を行うことができるものである。
において塗布対象物の地部分と塗布接着剤との明暗のコ
ントラストが十分であるかどうかを判断する判断手段
と、この判断手段がコントラストが不十分であると判断
したときにリング照明手段による照明を追加するリング
照明追加手段とを設けるようにすれば(請求項3の接着
剤塗布装置)、接着剤の種類によって塗布接着剤が盛上
がりの小さい偏平に近い形態となる場合があっても、正
確な視覚認識を行うことができるものである。
【0055】さらには、上記した同軸落射照明手段及び
リング照明手段の照度を変更する照度可変手段を設ける
ようにすれば(請求項4の発明)、撮影画像全体的な照
度の調整を行うことができるから、視覚認識をより一層
緻密に行うことができるようになる。
リング照明手段の照度を変更する照度可変手段を設ける
ようにすれば(請求項4の発明)、撮影画像全体的な照
度の調整を行うことができるから、視覚認識をより一層
緻密に行うことができるようになる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、視覚認識
装置の要部の概略的側面図
装置の要部の概略的側面図
【図2】接着剤の基板への塗布形態を示す拡大縦断面図
【図3】図2における撮影画像の例(a)及びその水平
走査線a−aに沿う画素の位置と照度との関係を示す図
(b)
走査線a−aに沿う画素の位置と照度との関係を示す図
(b)
【図4】塗布ヘッド部分の拡大側面図
【図5】全体の外観を一部を破断して示す斜視図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図7】捨打ち塗布時の処理手順を示すフローチャート
【図8】コントラストの判断に用いる傾きθを説明する
ための図
ための図
【図9】接着剤の粘度が低い場合における図2相当図
【図10】図9における撮影画像の例(a)及びその水
平走査線b−bに沿う画素の位置と照度との関係を示す
図(b)
平走査線b−bに沿う画素の位置と照度との関係を示す
図(b)
【図11】従来例を示す図5相当図
図面中、11は接着剤塗布装置本体、13は基板(塗布
対象物)、14は基板搬送機構、19はディスペンスユ
ニット、20はXY移動機構、25は塗布ヘッド、27
はシリンジ、28は塗布ノズル、30はCCDカメラ
(撮影手段)、31は同軸落射照明装置(同軸落射照明
手段)、41はリング照明装置(リング照明手段)、B
は塗布接着剤を示す。
対象物)、14は基板搬送機構、19はディスペンスユ
ニット、20はXY移動機構、25は塗布ヘッド、27
はシリンジ、28は塗布ノズル、30はCCDカメラ
(撮影手段)、31は同軸落射照明装置(同軸落射照明
手段)、41はリング照明装置(リング照明手段)、B
は塗布接着剤を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 塗布対象物に対して接着剤を塗布する塗
布ヘッドと、前記塗布対象物上の接着剤の塗布状況を視
覚認識する視覚認識装置とを具備し、前記視覚認識装置
の認識した塗布状況をフィードバックして前記塗布ヘッ
ドを制御するようにしたものにおいて、 前記視覚認識装置を、前記塗布対象物に塗布された接着
剤を上方から撮影する撮影手段と、この撮影手段の真下
に向けて照明を行う同軸落射照明手段とを備えて構成し
たことを特徴とする接着剤塗布装置。 - 【請求項2】 視覚認識装置は、撮影手段の撮影部分に
向けて斜め方向から照明を行うリング照明手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項3】 視覚認識装置は、同軸落射照明手段によ
る照明状態において塗布対象物の地部分と塗布接着剤と
の明暗のコントラストが十分であるかどうかを判断する
判断手段と、この判断手段がコントラストが不十分であ
ると判断したときにリング照明手段による照明を追加す
るリング照明追加手段とを備えることを特徴とする請求
項2記載の接着剤塗布装置。 - 【請求項4】 視覚認識装置は、同軸落射照明手段及び
リング照明手段の照度を変更する照度可変手段を備える
ことを特徴とする請求項2又は3記載の接着剤塗布装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19031094A JPH0856070A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 接着剤塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19031094A JPH0856070A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 接着剤塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856070A true JPH0856070A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16256044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19031094A Pending JPH0856070A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 接着剤塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0856070A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012104728A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 粘性液状物塗布装置 |
CN111957470A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-11-20 | 安徽芯瑞达科技股份有限公司 | 一种利用涂层技术实现背光亮度均匀性补偿的方式 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP19031094A patent/JPH0856070A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012104728A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 粘性液状物塗布装置 |
CN111957470A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-11-20 | 安徽芯瑞达科技股份有限公司 | 一种利用涂层技术实现背光亮度均匀性补偿的方式 |
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