JPH0855745A - 変流器固定具 - Google Patents

変流器固定具

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JPH0855745A
JPH0855745A JP6188369A JP18836994A JPH0855745A JP H0855745 A JPH0855745 A JP H0855745A JP 6188369 A JP6188369 A JP 6188369A JP 18836994 A JP18836994 A JP 18836994A JP H0855745 A JPH0855745 A JP H0855745A
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庄一郎 西村
Shigekazu Nose
繁和 野瀬
Osamu Nagasaki
治 長崎
Akira Baba
昭 馬場
Kazufumi Okazaki
和史 岡崎
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Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】変流器の取付けが容易な変流器用の固定具を提
供する。 【構成】基端部11a,11a´がヒンジ結合され、先
端部がネジ19と蝶ナット20とにより締結される開閉
自在な1対の把持具11,11´により固定具10を構
成する。把持具11,11´に変流器保持溝15,15
´とケーブル把持部21,21´及び22,22´とを
設けて、変流器CTを変流器保持溝内に嵌合させ、ケー
ブル3をケーブル把持部により変流器CTの内周部に添
わせた状態で把持して、変流器CTをケーブル3に対し
て固定する。弾力性を有し、偏心したケーブル嵌合溝を
有するケーブル押え片23,23´及び24,24´を
ケーブル把持部に設けて、種々の径のケーブルに適応で
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変流器(CT)をケー
ブルに取り付ける際に用いる変流器固定具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電力設備においては、電力ケーブルに変
流器を取り付けて電流の検出を行う場合がある。例え
ば、配電系統に設けられる地上設置形の開閉器において
は、子局に線路電流情報を与えるため、地下溝から立ち
上げられて開閉器に接続された3相の電源側ケーブルの
それぞれに変流器を取り付けている。ケーブルに変流器
を取り付けるに当っては、変流器が落下したり位置ずれ
を生じたりすることがないように配慮する必要があり、
また変流器の取付け部には、振動や衝撃に耐え、防水性
を有することが要求される。更に変流器の取付け作業は
現地での作業になるため、取付け作業性が良いことが必
要とされる。
【0003】図12は従来の固定具を用いて変流器CT
をケーブルに取り付けた状態を示し、図13(A)及び
(B)はそれぞれ固定具の上面図及び半部縦断面図を示
している。
【0004】図12において1は地上設置形開閉器など
の電力機器の箱体で、箱体1の底板に取り付けられたケ
ーブルコネクタ2に、地下溝から立ち上げられたケーブ
ル3の端末部3aに設けられたコネクタ4が接続されて
いる。変流器CTは、環状の鉄心に2次コイルを巻回し
て構成した環状の変流器本体に絶縁外装を施した公知の
もので、この変流器はケーブル3を同心的に囲むように
配置されて、固定具4によりケーブル3に固定されてい
る。
【0005】固定具4は、図13(A),(B)に示し
たように、第1及び第2の固定具半部4A及び4Bに2
つ割に構成されている。各固定具半部は合成ゴムの成形
品からなっていて、ケーブル3を嵌合させるための断面
円弧状の溝部401aを有する固定部401と、固定部
401の一端側にあって変流器CTの内周に嵌合する内
フランジ部402と、変流器CTの軸線方向の一端の端
面に当接して該変流器を保持する外フランジ部403と
を一体に有し、内フランジ部402及び外フランジ部4
03を対称位置で軸線方向に貫通させた状態で1対の結
束バンド挿通孔404が設けられている。
【0006】第1及び第2の固定具半部4A及び4B
は、それぞれの固定部401,401の溝部401a,
401aにケーブル3を嵌合させるとともに、内フラン
ジ部402,402を変流器CTの内周に嵌合させ、外
フランジ部403,403を変流器CTの軸線方向の一
端の端面に当接させた状態で配置されている。種々の径
のケーブルに適応し得るようにするため、固定部401
の溝部401aの内径は大きめに形成され、該溝部40
1aとケーブル3との間にゴム製のケーブルアダプタ5
を介在させることにより、固定部401をケーブル3に
適合させるようにしている。両固定具半部4A,4Bの
固定部401,401の外周にホースバンド6が嵌合さ
れて該バンド6の両端がネジで締め付けられ、これによ
り固定部401,401がケーブル3に対して固定され
ている。また結束バンド挿通孔404に結束バンド7が
挿入され、該結束バンド7により、変流器CTと固定具
4とが結束されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられていた固
定具4は、変流器CTの外径と同程度の外径寸法を有し
ていて大形である上に、締め付け箇所が多いため、変流
器を取付ける際の作業性が悪いという問題があった。
【0008】また従来の固定具は、変流器CTをケーブ
ル3と同心的に配置した状態で取付ける構造であったた
め、3相のケーブルに変流器を取付ける場合のように、
隣接配置された複数のケーブルにそれぞれ変流器を取付
ける場合に、隣接するケーブル相互間に大きな間隔を確
保しておく必要があり、このことが電力機器の小形化を
妨げるという問題があった。
【0009】更に従来の固定具により変流器をケーブル
に取付ける際には、各部の締め付けを作業者の経験と勘
とに頼って行っていたため、変流器の固定の確実性に欠
けるきらいがあり、経時変化により変流器の位置ずれが
生じたり、変流器が落下したりするおそれがあった。
【0010】また従来の固定具では、変流器と固定具と
を結束バンドにより結束するようにしていたが、この場
合、変流器を結束バンドにより過度に締め付けると変流
器の表面が損傷して正常な計測を行うことができなくな
ることがあった。
【0011】更に従来の固定具では、固定具をケーブル
に固定するに際してケーブルの外径寸法に見合ったアダ
プタ5を探す必要があったため面倒であった。
【0012】本発明の目的は、従来よりも小形に構成し
てしかも締め付け箇所を少なくして取扱いを容易にした
変流器固定具を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、隣接するケーブル相
互間に特に広い間隔をとらなくても、それぞれのケーブ
ルに変流器を取付けることができるようにした変流器固
定具を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、作業者の経験と
勘に頼ることなく、変流器をケーブルに確実に取付ける
ことができるようにした変流器固定具を提供することに
ある。
【0015】本発明の更に他の目的は、アダプタを用い
ないで、複数種類の径のケーブルに適応し得るようにし
た変流器固定具を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状を呈する
ように構成されてケーブルを囲むように配置された変流
器を該ケーブルに対して固定する変流器固定具に係わる
ものである。
【0017】本発明に係わる変流器固定具は、基端部が
ヒンジ結合されて開閉自在に構成され、閉じた状態で先
端部がボルト及び蝶ナットからなる締結手段により締結
されるように構成された1対の把持具からなっている。
【0018】1対の把持具はそれぞれの先端部側から変
流器の一部を嵌合させ得るように設けられた変流器保持
溝と、両把持具が閉じた状態にあるときに変流器保持溝
内に嵌合された変流器の一部の内周部にケーブルを添わ
せた状態で該ケーブルを把持するケーブル把持部とを備
えている。また1対の把持具のケーブル把持部には、両
把持具が閉じた際にケーブルを収容する孔部を構成する
1対のケーブル収容溝が設けられていて、弾力性を有す
る材料からなるケーブル押え片が各ケーブル収容溝内に
固着されている。
【0019】ケーブル押え片には1対の把持具を閉じた
際にケーブルを嵌合させるケーブル嵌合溝が設けられ、
変流器の一部を1対の把持具の変流器保持溝内に嵌合さ
せた状態で両把持具を閉じてケーブルを両把持具のケー
ブル押え片のケーブル嵌合溝内に嵌合させた際にケーブ
ルがケーブル押え片により変流器保持溝内に嵌合された
変流器の一部の内周部に押し付けられるように、ケーブ
ル押え片のケーブル嵌合溝の中心がケーブル収容溝の中
心に対して偏心した位置に設定されている。
【0020】上記締結手段を構成するボルトは一方の把
持具の先端部に固定しておくのが好ましい。この場合、
他方の把持具の先端部には1対の把持具を閉じた際にボ
ルトを嵌合させるボルト嵌合用の溝部を該他方の把持具
の先端に開口した状態で設けておく。
【0021】
【作用】上記のように、基端部がヒンジ結合され先端部
がボルトと蝶ナットとからなる締結手段により締結され
るように構成された開閉自在な1対の把持具に変流器保
持溝と、ケーブルを変流器の内周部に添わせた状態で把
持するケーブル把持部とを設けておくと、ケーブルを貫
通させた変流器の一部を変流器保持溝内に嵌合させた
後、1対の把持具を閉じてケーブル把持部によりケーブ
ルを把持した状態で両把持具の先端部を締結手段により
締結するだけで変流器をケーブルに取り付けることがで
きる。この場合、1対の把持具は、その基端部がヒンジ
結合されていて、変流器を取り付ける際に両把持具を片
手で容易に支えることができるためその取扱いが容易で
あり、2つ割に構成された従来の固定具を用いる場合に
比べてはるかに簡単に変流器の取付け作業を行うことが
できる。
【0022】また上記のように、1対の把持具が変流器
の一部のみを保持してケーブルに対して固定するように
構成すると、固定具の小形化を図ることができるため、
狭いスペースでの変流器の取付け作業を容易に行うこと
ができる。
【0023】更に上記のように構成すると、変流器を取
り付ける際の締付箇所が把持具の先端部のみとなるた
め、変流器の取付け作業を簡単にすることができる。
【0024】また上記のように構成すると、変流器は変
流器保持溝内に嵌合された状態で(溝の内面に面接触し
た状態で)弾力性を有するケーブル押え片によりケーブ
ルを介して締め付けられるため、変流器に無理な力が加
わることがない。しかも蝶ナットの締付は1対の把持具
が完全に閉じた状態になるまで行えば良いため、締付力
を常にほぼ一定にすることができ、経験や勘に頼ること
なく常に適正な締付力を得ることができる。従って、変
流器の性能を長期間維持することができ、また変流器の
位置がずれたり、落下したりするのを防ぐことができ
る。
【0025】上記のように、ケーブル把持部に設けたケ
ーブル収容溝内に、弾力性を有する材料からなっていて
該ケーブル収容溝の中心に対して偏心したケーブル嵌合
溝を有するケーブル押え片を固着して、該ケーブル押え
片を介してケーブルを把持するようにすると、ケーブル
押え片が種々の径のケーブルに適応し得るため同じ固定
具を用いて変流器を種々の異なる径のケーブルに取り付
けることができる。
【0026】また上記のように構成すると、変流器がケ
ーブルに対して偏心した状態で取り付けられるため、変
流器をケーブルに対して同心的に配置する場合に比べて
隣接ケーブル間のスペースを狭くすることができ、機器
のコンパクト化を図ることができる。
【0027】
【実施例】図1ないし図10は本発明の一実施例を示し
たもので、図1は本発明に係わる固定具により変流器を
ケーブルに取り付けた状態を示した斜視図、図2ないし
図7はそれぞれ本実施例の固定具の正面図、背面図、左
側面図、右側面図、平面図及び底面図である。また図8
は本実施例の固定具の把持具を開いた状態を示した平面
図、図9は本実施例の固定具により変流器をケーブルに
取付けた状態を示す縦断面図、図10及び図11はそれ
ぞれ本実施例の固定具により変流器を異なる径を有する
ケーブルに取付けた状態を、ケーブルを断面して示した
上面図である。
【0028】図2ないし図7に示したように、本実施例
の固定具10は、樹脂の成形品からなる1対の把持具1
1及び11´からなっている。これらの把持具11,1
1´はそれぞれの基端部11a,11a´がヒンジ結合
部12により結合されて開閉自在に構成されている。ヒ
ンジ結合部12は、一方の把持具11の基端部11aの
端面に突設された軸結合部12aと、他方の把持具11
´の基端部11a´の端面に突設されて軸結合部12a
に結合された軸部12bとからなっている。一方の把持
具11に設けられた軸結合部12aはほぼL形の断面形
状を有していて、該軸結合部12aの内側に把持具11
´と反対側に開口した凹部12a1(図3参照)が形成さ
れ、該凹部12a1の内側に軸部12bが弾撥的に嵌合さ
れて保持されている。なお図3において12cは軸部1
2bの抜け止めを図るために軸保持部12aの内側の凹
部12a1の開口部に突設された爪であり、図2において
12dは軸保持部12aの開口部と反対側の壁部に形成
された肉抜きのための窓部である。把持具11と11´
とは、軸部12bを軸結合部12aから外すことにより
分離し得るようになっている。
【0029】図3に示したように、把持具11はその基
端部11aから軸線方向に間隔を開けて2つの腕部11
b及び11cを突出させた形状を有し、腕部11b及び
11cの間に変流器を嵌合させて保持する断面コの字形
の変流器保持溝15が形成されている。同様に把持具1
1´は、図2に示したようにその基端部11a´から軸
線方向に間隔をあけて2つの腕部11b´及び11c´
を突出させた形状を有していて、腕部11b´及び11
c´の間に断面コの字形の変流器保持溝15´が形成さ
れている。変流器保持溝15及び15´は、把持具11
及び11´の先端側と、両把持具の長手方向に対して直
角な方向とにそれぞれ開口するように設けられていて、
変流器保持溝15及び15´の底部15a及び15a´
は変流器CTの外周面に沿うように円筒面状に形成さ
れ、底部15a,15a´と直交する方向に延びる内面
15b,15b´は変流器CTの軸線方向の端面に面接
触するように平坦に形成されている。
【0030】一方の把持具11の一方の腕部11bは、
他方の把持具11b´の一方の腕部11b´よりも短く
形成されていて、腕部11bの先端部11b1にはボルト
を嵌合させるための溝部16が該腕部11bの先端側に
開口した状態で形成されている。他方の把持具11´の
腕部11b´の先端部11b1´の把持具11と反対側の
面には、ボルトの頭部を嵌合させるための溝部17が形
成され、溝部17の底部を貫通させて、ボルトを嵌合さ
せるための長孔18が形成されている。溝部16及び溝
部17はそれぞれ把持具11及び11´の長手方向に延
びるように設けられていて、把持具11´の先端に設け
られた長孔18は、把持具11,11´を閉じた状態で
その一部が把持具11の先端に設けられた溝部16に整
合するように設けられている。また長孔18は、把持具
11の先端位置を越えて更に前方の位置まで延びるよう
に設けられ、該長孔18を貫通させて設けられたボルト
19の六角形の頭部19aが溝部17に嵌合され、頭部
19aと溝部17との嵌合によりボルト19の回り止め
が図られている。
【0031】この例では、把持具11,11´を閉じた
状態にしたときに、ボルト19を溝部17に嵌合させ得
るようになっており、溝部17に嵌合させたボルト19
に蝶ナット20を螺合させて該蝶ナットを締め付けるこ
とにより、把持具11,11´を閉じた状態に保持する
ようになっている。図6及び図7に見られるように、把
持具11,11´は、互いに面接触する合わせ面11
A,11A´を有しており、両把持具11,11´を閉
じた際に合わせ面11A,11A´が均一に面接触する
ように、即ち把持具の基端部11a,11a´側で合わ
せ面11A,11A´の間に隙間が生じることがないよ
うに、ヒンジ結合部12が構成されている。
【0032】本実施例では、ボルト19と蝶ナット20
とにより、把持具11,11´の先端部を締結する締結
手段が構成されており、ボルト19は合わせ面11A,
11A´と直交した状態で配置されている。
【0033】把持具11,11´の腕部11b,11b
´及び11c,11c´の基端部11a,11a´に隣
接する位置にはそれぞれ、ケーブル把持部21,21´
及び22,22´が形成されている。これらのケーブル
把持部には、把持具11及び11´が閉じた際にケーブ
ルを収容するための孔部Hを構成する1対のケーブル収
容溝21a,21a´及び22a,22a´が設けられ
ていて、これらのケーブル収容溝21a,21a´及び
22a,22a´内には、ゴム等の弾力性を有する材料
からなるケーブル押え片23,23´及び24,24´
が接着により固着されている。ケーブル押え片23,2
3´及び24,24´は、把持具11及び11´を構成
する樹脂よりも軟質の弾性材料により構成されている。
【0034】ケーブル押え片23,23´及び24,2
4´にはそれぞれ1対の把持具11,11´を閉じた際
にケーブルを嵌合させるための孔部hを構成するケーブ
ル嵌合溝23a,23a´及び24a,24a´が設け
られている。ケーブル嵌合溝23a,23a´及び24
a,24a´は、それぞれの中心O2 がケーブル収容溝
21a,21a´及び22a,22a´の中心O1 に対
して偏心した位置に設定されていて、図1,図9及び図
10に示したように、変流器CTの一部を1対の把持具
の変流器保持溝15,15´内に嵌合させた状態で把持
具11,11´を閉じてケーブル3を両把持具のケーブ
ル押え片のケーブル嵌合溝23a,23a´及び24
a,24a´内に嵌合させた際に、ケーブルがケーブル
押え片23,23´及び24,24´により変流器保持
溝内に嵌合された変流器CTの一部の内周部に押し付け
られるように、ケーブル収容溝21a,21a´,22
a,22a´及びケーブル嵌合溝23a,23a´及び
24a,24a´の位置が設定されている。
【0035】なお本実施例では、ケーブル収容溝21
a,21a´及び22a,22a´が半円状に形成さ
れ、これらのケーブル収容溝の中心位置O1 は該ケーブ
ル収容溝により構成される孔部Hの中心に一致してい
る。またケーブル嵌合溝23a,23a´及び24a,
24a´も半円状に形成され、これらのケーブル嵌合溝
の中心O2 は、両ケーブル嵌合溝23a,23a´及び
24a,24a´により構成される孔部hの中心に一致
している。
【0036】各図において、把持具11,11´の外面
に形成された多数の細長い溝Gは、肉抜きのための溝で
ある。
【0037】次に上記の固定具10を用いて変流器CT
をケーブル3に取り付ける手順を説明する。図1,図9
及び図10において、変流器CTは、環状の鉄心に2次
コイルをトロイダル状に巻回して構成した変流器本体3
0に樹脂モールド等の絶縁外装31を施した周知のもの
で、全体が環状を呈するように構成されている。絶縁外
装31の一部に突設されたリード線導出部31aからブ
ッシング32を介して2次リード線33が導出されてい
る。変流器CTは、ケーブル3を貫通させた状態で配置
されている。
【0038】上記変流器CTをケーブル3に取り付ける
際には、固定具10の蝶ネジ20を緩めておき、ボルト
19を長孔18の先端側に移動させておく。そして、把
持具11,11´を開いた状態で、両把持具の変流器保
持溝15,15´内に変流器CTの一部を嵌合させる。
【0039】次いで把持具11,11´を閉じて、ケー
ブル嵌合溝23a,23a´内及び24a,24a´内
にケーブル3を嵌合させ、把持具11,11´の先端部
を合わせた後、ボルト19を長孔18に沿って移動させ
て把持具11の腕部11bの先端の溝部16内に嵌合さ
せ、蝶ナット20を締め付けることにより把持具11,
11´の先端を締結する。ケーブル嵌合溝23a,23
a´及び24a,24a´がケーブル収容溝21a,2
1a´及び22a,22a´に対して偏心した状態で設
けられているため、把持具11,11´の先端を締結す
ると、ケーブル押え片23,23´及び24,24´の
弾性によりケーブル3が変流器CTの内周面31c側に
付勢され、ケーブル3は変流器CTの内周部に添った状
態でケーブル把持部21,21´及び22,22´によ
り把持される。変流器CTは、その内周面の一部がケー
ブル3に押し付けられた状態で、ケーブル3に対して固
定される。
【0040】本実施例では、変流器保持溝15,15´
の底部15a,15a´が変流器CTの外周面31aに
沿うように円筒面状に形成され、底部15a,15a´
と直交する方向に延びる内面15b,15b´は変流器
CTの軸線方向端面31b,31bに面接触するように
平坦に形成されているため、変流器CTは変流器保持溝
15,15´内に安定に保持される。
【0041】本発明に係わる固定具10においては、ケ
ーブル押え片23,23´及び24,24´が弾力性を
有していて、ケーブルの外径に応じて変形するため、同
じ固定具を用いて変流器を種々の径のケーブル3に取り
付けることができる。図11は、図10に示した例より
も径が大きなケーブルに変流器CTを取り付けた状態を
示している。
【0042】上記実施例のように、基端部11a,11
a´がヒンジ結合され先端部11b1,11b1´がボルト
19と蝶ナット20とからなる締結手段により締結され
るように構成された開閉自在な1対の把持具11,11
´に変流器保持溝15,15´と、ケーブルを変流器の
内周部に添わせた状態で把持するケーブル把持部21,
21´及び22,22´とを設けておくと、ケーブル3
を貫通させた変流器CTの一部を変流器保持溝15,1
5´内に嵌合させた後、把持具11,11´を閉じてケ
ーブル把持部によりケーブル3を把持した状態で両把持
具の先端部を締結手段により締結するだけで変流器CT
をケーブル3に取り付けることができる。この場合、1
対の把持具11,11´は、その基端部がヒンジ結合さ
れていて、変流器を取り付ける際に両把持具を片手で容
易に支えることができるためその取扱いを容易にするこ
とができ、2つ割に構成された従来の固定具を用いる場
合に比べてはるかに簡単に変流器の取付け作業を行うこ
とができる。
【0043】また上記実施例では、1対の把持具11,
11´が変流器CTの一部のみを保持してケーブル3に
対して固定するので、固定具10の小形化を図ることが
でき、狭いスペースでの変流器CTの取付け作業を容易
に行うことができる。
【0044】更に上記実施例によれば、変流器CTをケ
ーブル3に取り付ける際の締付箇所が把持具11,11
´の先端部のみとなるため、変流器の取付け作業を簡単
にすることができる。
【0045】また変流器は変流器保持溝の内面に面接触
した状態で弾力性を有するケーブル押え片によりケーブ
ルを介して締め付けられるため、変流器CTに無理な力
が加わることがない。しかも蝶ナット20の締付は1対
の把持具11,11´が完全に閉じた状態になるまで行
えば良いため、締付力を常にほぼ一定にすることがで
き、経験や勘に頼ることなく常に適正な締付力を得るこ
とができる。従って、変流器の性能を長期間維持するこ
とができ、また変流器の位置がずれたり、落下したりす
るのを防ぐことができる。
【0046】上記実施例のように、ケーブル把持部に設
けたケーブル収容溝21a,21a´及び22a,22
a´内に、該ケーブル収容溝の中心に対して偏心したケ
ーブル嵌合溝を有するケーブル押え片23a,23a´
及び24a,24a´を固着して、該ケーブル押え片を
介してケーブルを把持するようにすると、種々の径のケ
ーブルに対して適応できるため、同じ固定具を用いて変
流器を種々の異なる径のケーブルに取り付けることがで
きる。
【0047】また上記実施例のように、変流器CTをケ
ーブル3に対して偏心させた状態で取り付けると、変流
器をケーブルに対して同心的に配置する場合に比べて隣
接ケーブル間のスペースを狭くすることができるため、
機器のコンパクト化を図ることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、以下に示すような効果
を得ることができる。
【0049】(a)ケーブルを貫通させた変流器の一部
を1対の把持具の変流器保持溝内に嵌合させた後、1対
の把持具を閉じてケーブル把持部によりケーブルを把持
した状態で両把持具の先端部を締結手段により締結する
だけで変流器をケーブルに取り付けることができる。し
かも1対の把持具はその基端部がヒンジ結合されてい
て、変流器を取り付ける際に両把持具を片手で容易に支
えることができるためその取扱いを容易にすることがで
き、変流器の取付け作業を容易にすることができる。
【0050】(b)1対の把持具が変流器の一部のみを
保持してケーブルに対して固定するように構成されてい
るので、固定具の小形化を図ることができ、狭いスペー
スでの変流器の取付け作業を容易に行うことができる。
【0051】(c)変流器を取り付ける際の締付箇所が
把持具の先端部のみであるため、変流器の取付け作業を
簡単にすることができる。
【0052】(d)変流器は変流器保持溝内に嵌合され
た状態でケーブル押え片によりケーブルを介して締め付
けられるため、変流器に無理な力が加わるのを防ぐこと
ができる。しかも把持具の先端の締め付けは1対の把持
具が完全に閉じた状態になるまで行えば良いため、締付
力を常にほぼ一定にすることができ、経験や勘に頼るこ
となく常に適正な締付力を得ることができる。従って、
変流器の性能を長期間維持することができ、また変流器
の位置がずれたり、落下したりするのを防ぐことができ
る。
【0053】(e)ケーブル把持部に設けたケーブル収
容溝内に、弾力性を有する材料からなっていて該ケーブ
ル収容溝の中心に対して偏心したケーブル嵌合溝を有す
るケーブル押え片を固着して、該ケーブル押え片を介し
てケーブルを把持するようにしたので、ケーブル押え片
を種々の径のケーブルに適応させることができ、従来の
固定具のようにアダプタを用いることなく、同じ固定具
を用いて変流器を種々の異なる径のケーブルに取り付け
ることができる利点がある。
【0054】(f)変流器をケーブルに対して偏心させ
た状態で取り付けるので、変流器をケーブルに対して同
心的に配置する場合に比べて隣接ケーブル間のスペース
を狭くすることができ、機器のコンパクト化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の固定具を用いて変流器をケー
ブルに取り付けた状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の実施例の固定具の正面図である。
【図3】本発明の実施例の固定具の背面図である。
【図4】同固定具の左側面図である。
【図5】同固定具の右側面図である。
【図6】同固定具の平面図である。
【図7】同固定具の底面図である。
【図8】同固定具の把持具を開いた状態の平面図であ
る。
【図9】同固定具を用いて変流器をケーブルに取り付け
た状態を示す縦断面図である。
【図10】同固定具を用いて変流器をケーブルに取り付
けた状態をケーブルを断面して示した平面図である。
【図11】図10の例とは異なる径のケーブルに変流器
を取り付けた状態をケーブルを断面して示した平面図で
ある。
【図12】従来の固定具を用いて変流器をケーブルに取
り付けた状態を一部断面して示した正面図である。
【図13】(A)及び(B)はそれぞれ従来の固定具の
平面図及び半部縦断面図である。
【符号の説明】
CT 変流器 3 ケーブル 10 固定具 11,11´ 把持具 11a,11a´ 把持具の基端部 11b,11b´ 把持具の腕部 11c,11c´ 把持具の腕部 15,15´ 変流器保持溝 16 ボルト嵌合用の溝部 18 長孔 19 ボルト 20 蝶ナット 21,21´,22,22´ ケーブル把持部 21a,21a´,22a,22a´ ケーブル収容溝 23,23´,24,24´ ケーブル押え片 23a,23a´,24a,24a´ ケーブル嵌合溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 繁和 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 長崎 治 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 馬場 昭 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 岡崎 和史 大阪府大阪市北区西天満4丁目11番29号 大東電材株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状を呈するように構成されてケーブル
    を囲むように配置された変流器を該ケーブルに対して固
    定する変流器固定具において、 基端部がヒンジ結合されて開閉自在に構成され、閉じた
    状態で先端部がボルト及び蝶ナットからなる締結手段に
    より締結されるように構成された1対の把持具からな
    り、 前記1対の把持具はそれぞれの先端部側から前記変流器
    の一部を嵌合させ得るように設けられた変流器保持溝
    と、両把持具が閉じた状態にあるときに前記変流器保持
    溝内に嵌合された変流器の一部の内周部に前記ケーブル
    を添わせた状態で該ケーブルを把持するケーブル把持部
    とを備え、 前記1対の把持具のケーブル把持部にはそれぞれ両把持
    具が閉じた際に前記ケーブルを収容する孔部を構成する
    1対のケーブル収容溝が設けられていて、弾力性を有す
    る材料からなるケーブル押え片が各ケーブル収容溝内に
    固着され、 前記ケーブル押え片には前記1対の把持具を閉じた際に
    前記ケーブルを嵌合させるケーブル嵌合溝が設けられ、 前記変流器の一部を前記1対の把持具の変流器保持溝内
    に嵌合させた状態で両把持具を閉じて前記ケーブルを両
    把持具のケーブル押え片のケーブル嵌合溝内に嵌合させ
    た際に、前記ケーブルが前記ケーブル押え片により前記
    変流器保持溝内に嵌合された変流器の一部の内周部に押
    し付けられるように、前記ケーブル押え片のケーブル嵌
    合溝の中心がケーブル収容溝の中心に対して偏心した位
    置に設定されていることを特徴とする変流器固定具。
  2. 【請求項2】 前記締結手段を構成するボルトは、一方
    の把持具の先端部に固定され、他方の把持具の先端部に
    は1対の把持具を閉じた際に前記ボルトを嵌合させるボ
    ルト嵌合用の溝部が該他方の把持具の先端に開口した状
    態で設けられている請求項1に記載の変流器固定具。
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