JPH0855610A - 一般照明用放電ランプ及び一般照明用照明器具 - Google Patents

一般照明用放電ランプ及び一般照明用照明器具

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JPH0855610A
JPH0855610A JP13419695A JP13419695A JPH0855610A JP H0855610 A JPH0855610 A JP H0855610A JP 13419695 A JP13419695 A JP 13419695A JP 13419695 A JP13419695 A JP 13419695A JP H0855610 A JPH0855610 A JP H0855610A
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正 矢野
Kenjiro Hashimoto
健次郎 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般照明に重要である日本人女性の肌色に対
して、照明光による日本人女性の好ましい肌色を色再現
する一般照明用放電ランプや一般照明用照明器具を提供
することを目的とする。 【構成】 放電ランプ光下のJIS Z 8726-1990 の演色評
価数計算用の肌色試験色No.15の色度点をCIE色順応式を
用いて標準の光CIE D65 光下の色度点に変換したとき、
その色度点がCIE 1976 u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2
425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.00
37でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在する
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肌色の再現色を一定の
色度値内に管理することにより好ましい肌色を色再現す
る一般照明用の放電ランプ及び照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、照明ランプは大きく分けて白熱電
球、蛍光ランプ、高輝度放電ランプがある。このうち、
蛍光ランプはランプ効率が高く経済的であるため、特
に、日本では普及されている。
【0003】しかしながら、蛍光ランプは、色の見え方
が白熱電球や昼光と比べて劣ることから蛍光ランプの演
色性について多くの研究がなされている。
【0004】演色性とは、色の見え方に及ぼす光源の性
質である。
【0005】光源の演色性を定量的に評価する方法とし
ては、「色の見え方の忠実性の評価方法」がある。
【0006】これは、対象とするランプが基準光に比
べ、どの程度忠実に色を再現しているかを定量的に評価
する方法で、現在JIS Z 8726「光源の演色性評価方法」
で規定されてあり、平均演色評価数Raの数値で表わされ
ている。
【0007】現在、照明ランプの開発もこの平均演色評
価数Raの向上と明るさ効率の向上を目標に開発されてい
る。
【0008】一方、色の見え方の忠実性の評価の他に、
「色の見え方の好ましさの評価方法」について、最近研
究が進められている。
【0009】この方法は、対象とするランプが基準光と
比較すると色ずれを起こしているが、その色ずれが好ま
しい方向へのずれか、好ましくない方向へのずれかを定
量的に評価する方法である。
【0010】この色の見え方の好ましさの評価は、光源
の重要な演色特性の一つであるが、現在までまだ標準化
された方法は定められておらず、今後の研究課題であ
る。
【0011】色の見えの好ましさに関しては、人間の肌
色や食品の色や木の葉の緑が重要な対象物である。この
中で、食品については展示用ランプのために古くから検
討され、現在、食肉展示用照明ランプが広く使用されて
いる。
【0012】一般家庭内照明光による色の見えの好まし
さに関しては、特に人間の肌色が重要な対象物である
(たとえば、「アイエルエルユーエム」(Judd,D.B.,Il
lum. Engng.,P593-598,(1967)))。照明光による西洋
人の好ましい肌色に関しては、Sanders の実験(Sander
s,C.L.,Illum.Engng.,P452-456,(1959))により明らか
にされた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、照明光
による日本人の好ましい肌色に関しては、西洋人と比
べ、素肌の色や好みの色が異なるため、西洋人の好まし
い肌色とは異なることが考えられる。
【0014】現在、肌色を美しく見せることを目的とし
た照明ランプは各社で開発されているが、これらのラン
プでは美しい肌色の色度点は基準光(たとえば、5000K
の照明ランプに対する基準光は5000K の太陽光)下での
肌色の色度点に近いランプであった。
【0015】そのため、真の意味で日本人の肌色を美し
く好ましく見せることを目的とした放電ランプ及び照明
器具は未だ存在しない。
【0016】本発明は上記の課題を解決するために、実
験により照明光による日本人女性の好ましい肌色の色度
領域を明らかにし、その色度領域から日本人女性の好ま
しい肌色を色再現するために必要な光源の相対分光分布
や照明器具の透過板の分光透過率、反射板の分光反射率
を推定し、その相対分光分布をもつ光を放射する放電ラ
ンプや照明器具、特に住宅、店舗、オフィスなどの主照
明として用いられる一般照明用放電ランプや一般照明用
照明器具を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、放電ランプ光
下のJIS Z 8726-1990 の演色評価数計算用のNo.15の肌
色試験色の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D
65 光下の色度点に変換したとき、その色度点がCIE 197
6 u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心
として、長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾き
が40度である楕円範囲内に存在することを特徴とする一
般照明用放電ランプである。
【0018】又、照明器具から放射される照明光下のJI
S Z 8726-1990 の演色評価数計算用の肌色試験色No.15
の色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D65 光下
の色度点に変換したとき、その色度点がCIE 1976 u'v'
色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心として、
長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが40度で
ある楕円範囲内に存在することを特徴とする一般照明用
照明器具である。
【0019】
【作用】まず、照明光による日本人女性の好ましい肌色
の色度領域を求めた実験及び結果について説明する。
【0020】照明光による日本人女性の好ましい肌色の
色度領域を明らかにするために、光色可変装置を用いて
任意の肌色(モデルの顔色)を作り出し、モデルの肌色
を評価者に観測させた。
【0021】ここで、光色可変装置とは、コンピュータ
により深赤色、緑色、青色の3種類の蛍光ランプの光出
力を制御することにより、任意の光色を作り出すことが
出来る装置である。
【0022】評価者には、「非常に好ましい - 非常に
好ましくない」に対して7 段階評価をさせた。
【0023】照明光によるモデルの肌色は、各モデルに
対して40色を作り出した。モデルの背景光および輝度順
応・色順応用照明光はともに6100 Kに設定し、各照明光
の輝度は100 cd/m2 で一定とした。
【0024】モデルは、日本人女性3名(24, 28, 33
歳) で、ポイントメークなしの普段の化粧とした。
【0025】評価者は色覚正常な20〜32歳の女性21名で
ある。
【0026】実験データの解析は、先ず始めに、40色
の照明光下での各モデルの肌色に対する21名の評価者
の評価データ(7段階の評価結果)に基づいて、7段階
評価の各カテゴリー(非常に好ましい〜非常に好ましく
ない)の心理尺度を算出した。得られた心理尺度を用い
て、40色の照明光下での3名のモデルの肌色(120
色)それぞれに対する心理評価値を求めた。次に、12
0色の肌色の色度点(標準の光D65下に色順応補正後
のCIE1976u'v'色度点)の値とそれぞれの色度点に対す
る心理評価値との相関が高くなる重回帰式を求めた。図
1はCIE1976u'v'色度上において、得られた重回帰式に
より、高い心理評価値を得た肌色の色度範囲(楕円
2)、最も高い心理評価値(最も好ましい肌色)となる
色度点1、および種々の一般照明用放電ランプのもとで
のJIS Z 8726-1990 による演色性評価数計算用の肌色試
験色NO.15(日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D6
5下に色順応補正後)を示す。
【0027】色度点3は、普通形昼光色蛍光ランプ(Ra7
4,6500k)、色度点4は、普通形白色蛍光ランプ(Ra61,42
00K)、色度点5は普通形温白色蛍光ランプ(Ra60,3500
k)、色度点6は3波長域発光形昼光色蛍光ランプ(Ra88,
6700k)、色度点7は蛍光ランプD65(Ra98,6500k)、色
度点8は演色AAA 昼白色蛍光ランプ(Ra99,5000k)、色度
点9は3波長域発光形昼白色蛍光ランプ(Ra88,5000k)、
色度点10は演色AA白色蛍光ランプ(Ra91,4500k)、色度
点11は3波長域発光形電球色蛍光ランプ(Ra88,3000
k)、色度点12は演色AAA 電球色蛍光ランプ(Ra95,3000
k)の照明光下でのJIS Z 8726-1990による演色性評価数
計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の肌色)の色度
点(標準の光D65 下に色順応補正後)を示す。
【0028】図1の楕円2の色度範囲にある肌色の見え
方は、現行の一般照明用放電ランプの照明下での肌色の
見え方よりも好ましく見え、差別化される範囲である。
【0029】なお、色順応補正とは、照明ランプの光色
により人間(評価者)の眼の感度が変化するため、標準
光のもとでの眼の感度状態にしたときの試験色の見え方
に変換することである。
【0030】この変換をすることにより光色の異なる照
明ランプでも色の見え方を比較できる。
【0031】標準光はCIE (国際照明委員会)が測色用
の標準の光として規定しているD65を用いた。
【0032】標準の光D65 光源下への色順応補正には、
CIE (国際照明委員会)が推奨しているCIE 色順応式
(A Method of Predicting Corresponding Colors unde
r Different Chromatic and Illuminance Adaptations,
Pub. CIE 109-1994)を用いた。また、JIS Z 8726-199
0 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本
人女性の肌色)は、日本人女性の肌色を実測値に基づい
て定められた図2に示す分光放射輝度率をもつ肌色試験
色であり、現在、この肌色試験色に基づいて演色計算し
肌色の見え方の善し悪しを評価する標準的な肌色試験色
としてわが国の照明業界で広く使用されている。
【0033】図1から明らかなように、照明光による日
本人女性の好ましい肌色を再現する一般照明用の放電ラ
ンプは開発されていない。
【0034】本実験から、照明光による日本人女性の好
ましい肌色は標準の光D65 下に色順応補正後のCIE 1976
u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2425,0.4895) を中心と
して、長軸が0.0068、短軸が0.0037でu'軸からの傾きが
40度である楕円範囲内であることが初めて明らかになっ
た。
【0035】本発明は上記した楕円範囲内にJIS Z 8726
-1990 による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15
(日本人女性の肌色)を演色することにより、日本人女
性の肌色を好ましく色再現する放電ランプ及び照明器具
を提供できる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0037】本発明の一実施例として一般照明用の放電
ランプとして作成した放電ランプ光下でのJIS Z 8726-1
990による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日
本人女性の肌色)の色度点を図3の色度点13から色度
点19に示す。
【0038】図3の色度点13は色温度6800 Kの蛍光ラ
ンプ、色度点14は色温度6700 Kの蛍光ランプ、色度点
15は色温度6700 Kの蛍光ランプ、色度点16は色温度
3600Kの蛍光ランプ、色度点17は色温度5100 Kの蛍光
ランプ、色度点18は色温度5300 Kの蛍光ランプ、色度
点19は色温度6700Kの蛍光ランプでのJIS Z 8726-1990
による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人
女性の肌色)の色度点(標準の光D65 下に色順応補正
後)を示す。
【0039】標準の光D65 下に色順応補正後の演色評価
用肌色試験色No.15の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図
上で図3の色度点13から色度点19で示す通り、本実
験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色領域
内に再現される。
【0040】また、それぞれの色度点に演色する蛍光ラ
ンプの分光分布を図4から図10に示す。
【0041】図4は色度点13の蛍光ランプ、図5は色
度点14の蛍光ランプ、図6は色度点15の蛍光ラン
プ、図7は色度点16の蛍光ランプ、図8は色度点17
の蛍光ランプ、図9は色度点18の蛍光ランプ、図10
は色度点19の蛍光ランプの相対分光分布を示す。
【0042】各蛍光ランプの相対分光分布は、400nmか
ら430nm 、435nmから460nm、500nmから550nm、600nmか
ら635nm、640nmから670nm にピーク波長をもつ蛍光体の
組み合せにより構成したものである。
【0043】400nmから430nmの蛍光体は、Sr2P2O7:E
u2+、435nmから460nmの蛍光体はSr10(PO4)6Cl2:Eu2+
(Sr,Ca)10(PO4)6Cl2:Eu2+、(Sr,Ca)10(PO4)6Cl2・nB2O3:
Eu2+やBaMg2Al16O27:Eu2+、500nmから550nmの蛍光体
は、LaPO4:Ce3+,Tb3+、La2O3・0.2SiO2・0.9P2O:Ce3+,Tb
3+、CeMgAl11O19:Tb3+やGdMgB5O10:Ce3+,Tb3+、600nmか
ら635nmの蛍光体は、Y2O3:Eu3+、GdMgB5O10:Ce3+,Tb3+,
Mn2+やGdMgB5O10:Ce3+,Mn2+、640nmから670nmにピーク
波長をもつ蛍光体はMg6As2O11:Mn4+や3.5MgO・0.5MgF2・G
eO2:Mn4+などがある。
【0044】本実施例は上記の代表的な蛍光体の組み合
せによる数例を実施例として示した。
【0045】図4及び図9は3つの蛍光体で構成された
一例を示すものであり、図4はSr10(PO4)6Cl2:Eu2+とLa
PO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+の3つの蛍
光体を光束比で順に約9:76:15による組み合せで構成し
た蛍光ランプであり、図9はSr10(PO4)6Cl2:Eu2+とLaPO
4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+の3つの蛍光
体を光束比で順に約7:76:17による組み合せで構成した
蛍光ランプである。すなわち、蛍光体の光束比率を変化
させることで、同一の蛍光体の組み合せでも色温度の異
なる蛍光ランプを作成できる。
【0046】図5、図6、図7、図8は4つの蛍光体で
構成した一例を示すものであり、図5はSr10(PO4)6Cl2:
Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+とY2O3:Eu3+と3.5MgO・0.5MgF2・G
eO2:Mn4+の4つの蛍光体を光束比で順に約9:75:7:9によ
る組み合せで構成した蛍光ランプであり、図7も図5と
同じ蛍光体の組み合せを用いており、すなわち、Sr10(P
O4)6Cl2:Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+とY2O3:Eu3+と3.5MgO・
0.5MgF2・GeO2:Mn4+の4つの蛍光体を光束比で順に約4:6
6:24:6による組み合せで構成した蛍光ランプである。
【0047】すなわち、4つの蛍光体の組み合せにより
構成された蛍光ランプでも、3つの蛍光体の組み合せで
構成された蛍光ランプと同様に蛍光体の光束比率を変化
させることで、同一の蛍光体の組み合せでも色温度の異
なる蛍光ランプを作成できる。図6及び図8は、図5や
図7と種類の異なる蛍光体の組み合せを用いた一例を示
すものであり、図6はSr2P2O7:Eu2+とBaMg2Al16O27:Eu
2+ とLaPO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn4+の4
つの蛍光体を光束比で順に約1:7:78:14による組み合せ
で構成した蛍光ランプであり、図8はSr2P2O7:Eu2+とSr
10(PO4)6Cl2:Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5MgF2
GeO2:Mn4+の4つの蛍光体を光束比で順に約1:4:77:18に
よる組み合せで構成した蛍光ランプである。
【0048】すなわち、4つの蛍光体の組み合せにおい
ても種々の蛍光体を用いていく通りもの組み合せでラン
プを作成できる。
【0049】さらに、図10は5つの蛍光体で構成した
一例を示すものであり、Sr2P2O7:Eu2+とSr10(PO4)6Cl2:
Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+とY2O3:Eu3+と3.5MgO・0.5MgF2・G
eO2:Mn4+の5つの蛍光体を光束比で順に約0.7:9:75.3:
1:14による組み合せで構成した蛍光ランプである。
【0050】上記の図4から図10に示す通り、蛍光体
の組み合せの数を色々変化させた場合の実施例を示した
が、この他にも色々な組み合せがあることは言うまでも
ない。
【0051】また、図5、図6及び図10はともに色温
度が6700 Kの蛍光ランプの相対分光分布であり、標準の
光D65 下に色順応補正後の演色評価用肌色試験色No.15
の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図上で図3の色度点
14、15、19で示した通りであり、本実験で求めた
照明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現さ
れる。すなわち、同一色温度で日本人女性の好ましい肌
色を色再現できる蛍光体の組み合せは幾通りも考えられ
る。
【0052】上記以外の蛍光体(ピーク波長は380nmか
ら780nm)に対しても本実験で得られた照明光による日
本人女性の好ましい色度領域にJIS Z 8726-1990 による
演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の
肌色)の色度(標準の光D65 下に色順応補正後)に色再
現されれば、本実施例で示した蛍光ランプと同様の効果
を得ることができる。
【0053】つぎに青緑蛍光体を用いた本発明の実施例
を示す。470nmから495nmの蛍光体は、Sr4 Al14 O25 :E
u2+ 、BaAl8O13:Eu2+ 、2SrO・0.84P2O5 ・0.16B2O3
Eu2+、(Ba、Ca、Mg)10 (PO46Cl2:Eu2+ などがあ
る。本実施例は上記に示す蛍光体のうち、Sr4 Al14 O25
:Eu2+ を用いた一般照明用の6700Kの放電ランプ
として作成した放電ランプ光下でのJIS Z 8726-1990に
よる演色性評価数計算用の肌色試験色No.15(日本人女
性の肌色)の色度点を図3の色度点20、色度点21に
示す。
【0054】それぞれの色度点に演色する蛍光ランプの
分光分布を図11、図12に示す。図11は色度点20
の蛍光ランプ、図12は色度点21の蛍光ランプの相対
分光分布を示す。図11はSr10(PO46Cl2 :Eu2+とSr
4 Al14 O25 :Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5M
gF2GeO2:Mn4+の4つの蛍光体を光束比で順に約8:11:6
4:17による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図1
2はSr10(PO46Cl2 :Eu2+とSr4 Al14 O25 :Eu2+とL
aPO4:Ce3+,Tb3+とY2O3:Eu2+と3.5MgO0.5MgF2・Ge
O2:Mn4+の5つの蛍光体を光束比で順に約7:13:61:6:13
による組み合せで構成した蛍光ランプである。
【0055】このように、青緑蛍光体を用いてもCIE 19
76u'v'色度上で図3の色度点20、21で示した通り、
本実験で求めた照明光による日本人女性の好ましい肌色
領域内に再現される。なお、本実施例では、たまたま、
青緑蛍光体にSr4 Al14 O25:Eu2+を用いたが、他の青緑
蛍光体を用いても、また、他の蛍光体の組み合せを用い
ても、同様の効果を得ることが出来る。
【0056】また、蛍光ランプの光色の色度点を、CIE
1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差が
−0.005よりも大きく+0.010よりも小さい色度範囲に存
在させることにより、白壁を白く見せることができ、自
然な照明光の光色として一般照明用の蛍光ランプとして
適する。
【0057】さらに、蛍光ランプの光色の色度点を、CI
E 1960 uv 色度図上で黒体軌跡の色度点からの色度偏差
が 0 よりも大きく+0.010よりも小さいの色度範囲に存
在させることにより、明るさ効率を高めることができ
る。
【0058】ここで、図17に示すように、色度偏差d
とは、光源の光色の色度点をS(u,v)、この色度点Sから
黒体軌跡におろした垂線と黒体軌跡との交点をP(u0,v0)
とするとき、CIE1960uv色度図上での色度点Sと交点Pと
の距離SPで定義する。但し、色度点Sが黒体軌跡より左
上側(緑がかった光色側)にある場合に色度偏差は正
(d>0)、右上側(赤がかった光色側)にある場合に
色度偏差は負(d<0)とした。
【0059】なお、本実施例の蛍光ランプを肌色以外の
食物、草木や花の色の見え方についても検討した結果、
現在の3波長域発光形蛍光ランプよりも鮮やかにきれい
に見え、一般照明用ランプに適していることを確認して
いる。
【0060】本実施例には、蛍光ランプに対しての数例
を紹介したが、高輝度放電ランプに対しても、本実験で
得られた照明光による日本人女性の好ましい色度領域に
JISZ 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色
No.15 (日本人女性の肌色)の色度(標準の光D65 下に
色順応補正後)に色再現されるように高輝度放電ランプ
の相対分光分布を調整すれば、本実施例で示した蛍光ラ
ンプと同様の効果を得ることができる。
【0061】多灯照明されている照明環境において、肌
色を照明するための肌色用照明器具によって好ましい肌
色を色再現する場合は、主照明光源の色温度に眼が色順
応されていると考えて、本実験で得られた照明光による
日本人女性の好ましい色度領域にJIS Z 8726-1990によ
る演色性評価数計算用の肌色試験色No.15(日本人女性
の肌色)の色度(標準の光D65 下に色順応補正後)に色
再現されれば、本実施例で示した蛍光ランプと同様の効
果を得ることができる。
【0062】本発明の一実施例として、ベース照明がD6
5 光の時、肌色スポット照明用の放電ランプ光下でのJI
S Z 8726-1990による演色性評価数計算用の肌色試験色N
o.15(日本人女性の肌色)の色度点(標準の光D65 下に
色順応補正しない)を図3の色度点22から色度点24
に示す。
【0063】図3の色度点22は色温度6900 Kの蛍光ラ
ンプ、色度点23は色温度7500 Kの蛍光ランプ、色度点
24は色温度7300 Kの蛍光ランプでのJIS Z 8726-1990
による演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人
女性の肌色)の色度点を示す。演色評価用肌色試験色N
o.15の各色度点は、CIE 1976 u'v'色度図上で図3の色
度点22から色度点24で示す通り、本実験で求めた照
明光による日本人女性の好ましい肌色領域内に再現され
る。
【0064】それぞれの色度点に演色する蛍光ランプの
分光分布を図13から図15に示す。図13は色度点2
2の蛍光ランプ、図14は色度点23の蛍光ランプ、図
15は色度点24の蛍光ランプの相対分光分布を示す。
【0065】図13、図14、図15とも蛍光体の組み
合せは、Sr2P2O7:Eu2+とLaPO4:Ce3+,Tb3+と3.5MgO・0.5M
gF2・GeO2:Mn4+の3つの蛍光体の組み合せのものを示
し、図13は光束比で順に約4:82:14による組み合せで
構成した蛍光ランプであり、図14は光束比で順に約5:
83:12による組み合せで構成した蛍光ランプであり、図
15は光束比で順に約5:82:13による組み合せで構成し
た蛍光ランプである。
【0066】また、照明器具に関しては、実施例で示し
た図4から図12に示した相対分光分布を放射するため
の反射板や透過板を有する照明器具であれば、照明ラン
プと同様の効果を得ることができる。
【0067】図16に本発明の一実施例として一般照明
用照明器具を示す。図16の25は照明器具きょう体、
26はランプ、27はランプ26の光に応じて透過光2
8が例えば図4から図12の相対分光分布となるように
作られた透過板、28は透過光を示す。すなわち、26
のランプより照射された光出力が27の透過板により2
8の透過光が出力されたとき、28の透過光は図4から
図12のような好ましい肌色を再現する相対分光分布と
なっているのでその透過光で照射されたJIS8726
−1990による演色性評価数計算用の肌色試験色N
o.15は好ましい肌色領域内に再現される。
【0068】実施例で示した図4や図12のような相対
分光分布の放射が一つのランプに限らず、複数個のラン
プから構成した器具により放射されても同様な効果が得
られることは言うまでもない。
【0069】以上の実施例から明らかなように、本発明
によれば、特に一般照明に重要である黄色人種である日
本人女性の肌色に対して、照明光による日本人女性の好
ましい肌色を色再現できる。
【0070】なお、日本人女性の肌色は、黄色人種であ
るため、日本人女性と同色の肌色を持つ、東洋人女性の
肌色についても、本実施例の一般照明用放電ランプを及
び一般照明用照明器具を用いれば、好ましい肌色として
再現されることは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は上記した楕円範囲内にJIS Z8726-1990 による
演色性評価数計算用の肌色試験色No.15 (日本人女性の
肌色)を演色することにより、日本人女性の肌色を好ま
しく色再現する放電ランプ及び照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念となる日本人女性の肌色試験
色NO.15の色度図
【図2】JIS Z 8726-1990による演色性評価数計算用の
肌色試験色No.15の分光放射輝度率を示す図
【図3】本発明の一実施例の放電ランプ光下の日本人女
性の肌色試験色NO.15の色度図
【図4】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図5】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図6】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図7】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図8】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図9】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの相
対分光分布図
【図10】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図11】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図12】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図13】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図14】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図15】本発明の一実施例の一般照明用放電ランプの
相対分光分布図
【図16】本発明の一実施例の一般照明用照明器具図
【図17】色度偏差SPを示す線図
【符号の説明】
1 最も好ましい肌色の色度点 2 好ましい肌色領域 3〜24 色度点

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプ光下のJIS Z 8726-1990 の演
    色評価数計算用のNo.15の肌色試験色の色度点をCIE色順
    応式を用いて標準の光CIE D65 光下の色度点に変換した
    とき、その色度点がCIE 1976 u'v' 色度図上で(u',v')
    = (0.2425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸
    が0.0037でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存
    在することを特徴とする一般照明用放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が -0.005
    よりも大きく+0.010 よりも小さい色度範囲に存在する
    ことを特徴とする請求項1記載の一般照明用放電ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記放電ランプの光色の色度点は、CIE
    1960 uv 色度図上で黒体軌跡からの色度偏差が 0 より
    も大きく+0.010 よりも小さい色度範囲に存在すること
    を特徴とする請求項1記載の一般照明用放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記放電ランプとは、蛍光ランプであっ
    て、蛍光体のピーク波長が400nmから430nm、435nmから4
    60nm、500nmから550nm、600nmから635nm、640nmから670
    nmである蛍光体のうち3つ以上の蛍光体との組み合せか
    ら構成されたことを特徴とする請求項1、2、または3
    記載の一般照明用放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記蛍光体とは、 ピーク波長が400nmから430nmである2価ユーロピウム付
    活深青色蛍光体、 ピーク波長が435nmから460nmである2価ユーロピウム付
    活青色蛍光体、 ピーク波長が500nmから550nmであるテルビウム、また
    は、テルビウム・セリウム付活緑色蛍光体、 ピーク波長が600nmから635nmである3価ユーロピウム、
    または、マンガン付活赤色蛍光体、 ピーク波長が640nmから670nmであるマンガン付活深赤色
    蛍光体であることを特徴とする請求項4記載の一般照明
    用放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記放電ランプとは、蛍光ランプであっ
    て、蛍光体のピ−ク波長が400nmから430nm、435nmか
    ら460nm、470nmから495nm、500nmから550nm、600n
    mから635nm、640nmから670nmである蛍光体のうち4つ以
    上の蛍光体との組み合せから構成されたことを特徴とす
    る請求項1、2、または3記載の一般照明用放電ラン
    プ。
  7. 【請求項7】前記放電ランプとは、 ピ−ク波長が400nmから430nmである2価ユ−ロピウム付
    活深青色蛍光体、 ピ−ク波長が435nmから460nmである2価ユ−ロピウム付
    活青色蛍光体、 ピ−ク波長が470nmから495nmである2価ユ−ロピウム付
    活青緑色蛍光体、 ピ−ク波長が500nmから550nmであるテルビウム、また
    は、テルビウム・セリウム付活緑色蛍光体、 ピ−ク波長が600nmから635nmである3価ユ−ロビウム、
    または、マンガン付活赤色蛍光体、 ピ−ク波長が640nmから670nmであるマンガン付活深赤色
    蛍光体であることを特徴とする請求項6記載の一般照明
    用放電ランプ。
  8. 【請求項8】 照明器具から放射される照明光下のJIS
    Z 8726-1990 の演色評価数計算用の肌色試験色No.15の
    色度点をCIE色順応式を用いて標準の光CIE D65光下の色
    度点に変換したとき、 その色度点がCIE 1976 u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2
    425,0.4895) を中心として、長軸が0.0068、短軸が0.00
    37でu'軸からの傾きが40度である楕円範囲内に存在する
    ことを特徴とする一般照明用照明器具。
  9. 【請求項9】 照明器具から放射される照明光を反射板
    または透過板、あるいは反射板と透過板で構成すること
    を特徴とする請求項8記載の一般照明用照明器具。
  10. 【請求項10】 照明器具から放射される照明光を複数
    個のランプから構成することを特徴とする請求項8記載
    の一般照明用照明器具。
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