JPH0855524A - 耐熱形路側通信用同軸ケーブル - Google Patents
耐熱形路側通信用同軸ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0855524A JPH0855524A JP6191511A JP19151194A JPH0855524A JP H0855524 A JPH0855524 A JP H0855524A JP 6191511 A JP6191511 A JP 6191511A JP 19151194 A JP19151194 A JP 19151194A JP H0855524 A JPH0855524 A JP H0855524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat resisting
- heat
- cable
- layers
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱層の構成に合理的な改良を加えること
で、耐熱層を必要な機能を発揮するもにしながら、安価
なものにして、路側通信用同軸ケーブル全体のコスト低
減を図る。 【構成】 磁性コアー3、内部導体4、耐熱層5、絶縁
体6、耐熱層7、外部導体8、および、被覆体9をこの
順にケーブル中心から積層するとともに、内外の各耐熱
層を、難燃紙の両面にポリエステル樹脂層をラミネート
した難燃テープで構成する。
で、耐熱層を必要な機能を発揮するもにしながら、安価
なものにして、路側通信用同軸ケーブル全体のコスト低
減を図る。 【構成】 磁性コアー3、内部導体4、耐熱層5、絶縁
体6、耐熱層7、外部導体8、および、被覆体9をこの
順にケーブル中心から積層するとともに、内外の各耐熱
層を、難燃紙の両面にポリエステル樹脂層をラミネート
した難燃テープで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路等での各種情
報を放送するのに用いる路側通信用同軸ケーブルに関す
る。
報を放送するのに用いる路側通信用同軸ケーブルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速道路等での各種情報を放送するのに
用いる路側通信用同軸ケーブルは、トンネル内での火災
発生時にも適切に機能する必要から耐熱形に構成するこ
とが義務付けられており、磁性コアー、内部導体、耐熱
層、絶縁体、耐熱層、外部導体、および、被覆体をこの
順にケーブル中心から同心状に積層した構造になってい
る。
用いる路側通信用同軸ケーブルは、トンネル内での火災
発生時にも適切に機能する必要から耐熱形に構成するこ
とが義務付けられており、磁性コアー、内部導体、耐熱
層、絶縁体、耐熱層、外部導体、および、被覆体をこの
順にケーブル中心から同心状に積層した構造になってい
る。
【0003】そして、内外の各耐熱層として高価なガラ
スマイカテープが使用されていた。
スマイカテープが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ガラスマイカテープ
は、耐熱性および絶縁性にも優れ、要望される性能を必
要以上発揮するものであって性能的には申し分ないので
あるが、原材費が高いものであるために完成したケーブ
ルが高価になっていた。つまり、従来の路側通信用同軸
ケーブルは、耐熱層に高価な材料を使用していたため
に、性能的には十分なる品質を備えているものの、製造
コストが高いという問題があった。
は、耐熱性および絶縁性にも優れ、要望される性能を必
要以上発揮するものであって性能的には申し分ないので
あるが、原材費が高いものであるために完成したケーブ
ルが高価になっていた。つまり、従来の路側通信用同軸
ケーブルは、耐熱層に高価な材料を使用していたため
に、性能的には十分なる品質を備えているものの、製造
コストが高いという問題があった。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、耐熱層の構成に合理的な改良を加える
ことで、耐熱層を必要な機能を発揮しながら、安価なも
のにして、ケーブル自体のコスト低減を図ることを目的
としている。
たものであって、耐熱層の構成に合理的な改良を加える
ことで、耐熱層を必要な機能を発揮しながら、安価なも
のにして、ケーブル自体のコスト低減を図ることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る耐熱形路側通信用同軸ケーブルは、磁
性コアー、内部導体、耐熱層、絶縁体、耐熱層、外部導
体、および、被覆体をこの順にケーブル中心から同心状
に積層するとともに、内外の各耐熱層を、難燃紙の両面
にポリエステル樹脂層をラミネートした難燃テープで構
成した。
に、本発明に係る耐熱形路側通信用同軸ケーブルは、磁
性コアー、内部導体、耐熱層、絶縁体、耐熱層、外部導
体、および、被覆体をこの順にケーブル中心から同心状
に積層するとともに、内外の各耐熱層を、難燃紙の両面
にポリエステル樹脂層をラミネートした難燃テープで構
成した。
【0007】
【作用】難燃テープは、水酸化アルミ、木材パルプ、バ
インダー、少量のガラス繊維を原材として製作された難
燃紙の両面にポリエステル樹脂層をラミネートして構成
したものであり、ガラスマイカテープに比較して耐熱性
は劣るが、この種の同軸ケーブルに要求される耐熱性お
よび絶縁性を発揮するだけの性能を有しており、かつ、
ガラスマイカテープの半分程度のコストで製作すること
ができる。
インダー、少量のガラス繊維を原材として製作された難
燃紙の両面にポリエステル樹脂層をラミネートして構成
したものであり、ガラスマイカテープに比較して耐熱性
は劣るが、この種の同軸ケーブルに要求される耐熱性お
よび絶縁性を発揮するだけの性能を有しており、かつ、
ガラスマイカテープの半分程度のコストで製作すること
ができる。
【0008】
【実施例】図1に、耐熱形路側通信用同軸ケーブルAの
一部が、また、図2にその断面がそれぞれ示されてい
る。
一部が、また、図2にその断面がそれぞれ示されてい
る。
【0009】この路側通信用同軸ケーブルAは、ケーブ
ル本体1と、これを架設する際の支持線2とを並列して
一体化した構造となっている。
ル本体1と、これを架設する際の支持線2とを並列して
一体化した構造となっている。
【0010】ケーブル本体1は、磁性コアー3、軟銅線
を横巻きしてなる内部導体4、難燃テープを螺旋巻きし
てなる耐熱層5、ポリエチレン樹脂材からなる絶縁体
6、難燃テープを螺旋巻きしてなる耐熱層7、軟銅線と
混繊を編組してなる外部導体8、および、黒色ポリオレ
フィン樹脂材からなる被覆体9をこの順にケーブル中心
から同心状に積層してなり、また、支持線2は、亜鉛メ
ッキした鋼撚線からなるワイヤ10を前記被覆体9と一
体成形した被覆体11とで構成されている。
を横巻きしてなる内部導体4、難燃テープを螺旋巻きし
てなる耐熱層5、ポリエチレン樹脂材からなる絶縁体
6、難燃テープを螺旋巻きしてなる耐熱層7、軟銅線と
混繊を編組してなる外部導体8、および、黒色ポリオレ
フィン樹脂材からなる被覆体9をこの順にケーブル中心
から同心状に積層してなり、また、支持線2は、亜鉛メ
ッキした鋼撚線からなるワイヤ10を前記被覆体9と一
体成形した被覆体11とで構成されている。
【0011】ここで、内外の前記耐熱層5,7を形成す
る難燃テープは、水酸化アルミ(約80%)、木材パル
プ(約20%)、バインダー、ガラス繊維少量からなる
難燃紙の表裏両面にポリエステル樹脂をラミネートして
製作したものであり、従来より耐熱層に使用されている
ガラスマイカ製の難燃テープに比較して約半分の価格で
製作することができるものである。
る難燃テープは、水酸化アルミ(約80%)、木材パル
プ(約20%)、バインダー、ガラス繊維少量からなる
難燃紙の表裏両面にポリエステル樹脂をラミネートして
製作したものであり、従来より耐熱層に使用されている
ガラスマイカ製の難燃テープに比較して約半分の価格で
製作することができるものである。
【0012】そして、難燃紙の表裏両面にポリエステル
樹脂をラミネートした難燃テープは、日本工業規格にお
ける耐火試験で規定されている1/2 耐火曲線(標準耐火
曲線の1/2 の温度で経時的に加熱する特性)で加熱した
耐火試験で、この種ケーブルで必要とされている15分
間の耐火性能を十分満足することができた。
樹脂をラミネートした難燃テープは、日本工業規格にお
ける耐火試験で規定されている1/2 耐火曲線(標準耐火
曲線の1/2 の温度で経時的に加熱する特性)で加熱した
耐火試験で、この種ケーブルで必要とされている15分
間の耐火性能を十分満足することができた。
【0013】因みに、ガラスマイカ製の難燃テープを使
用した従来の耐熱層は、前記の1/2耐火曲線で加熱した
耐火試験で30分間以上の耐火性能を発揮するものであ
り、この種ケーブルで必要とされている15分間の耐火
性能からみれば十分過ぎる品質と言えるものであった。
用した従来の耐熱層は、前記の1/2耐火曲線で加熱した
耐火試験で30分間以上の耐火性能を発揮するものであ
り、この種ケーブルで必要とされている15分間の耐火
性能からみれば十分過ぎる品質と言えるものであった。
【0014】なお、上記実施例では、ケーブル本体1
と、これを架設する際の支持線2とを並列して一体化し
た構造のものを例示したが、支持線2を備えないケーブ
ル本体単体として製作して実施するもよい。
と、これを架設する際の支持線2とを並列して一体化し
た構造のものを例示したが、支持線2を備えないケーブ
ル本体単体として製作して実施するもよい。
【0015】
【発明の効果】従って、本発明によれば、従来必要以上
の過剰な性能を備えていた耐熱層を、必要かつ十分な耐
熱性を発揮することができ、かつ、従来に比較して安価
に製作できる材料に変更することで、要求される所期の
機能を発揮する路側通信用同軸ケーブルを安価なものと
して提供できるようになった。
の過剰な性能を備えていた耐熱層を、必要かつ十分な耐
熱性を発揮することができ、かつ、従来に比較して安価
に製作できる材料に変更することで、要求される所期の
機能を発揮する路側通信用同軸ケーブルを安価なものと
して提供できるようになった。
【図1】路側通信用同軸ケーブルの一部を示す斜視図
【図2】路側通信用同軸ケーブルの断面図
3 磁性コアー 4 内部導体 5 耐熱層 6 絶縁体 7 耐熱層 8 外部導体 9 被覆体
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性コアー、内部導体、耐熱層、絶縁
体、耐熱層、外部導体、および、被覆体をこの順にケー
ブル中心から積層するとともに、内外の各耐熱層を、難
燃紙の両面にポリエステル樹脂層をラミネートした難燃
テープで構成してあることを特徴とする耐熱形路側通信
用同軸ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191511A JPH0855524A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 耐熱形路側通信用同軸ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191511A JPH0855524A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 耐熱形路側通信用同軸ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0855524A true JPH0855524A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16275878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6191511A Pending JPH0855524A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 耐熱形路側通信用同軸ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0855524A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007195176A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Alcatel Lucent | 導電性材料層を貼り合わされたプラスチックフォイル層で製作された導電体を含む無線周波数導波路 |
KR100907580B1 (ko) * | 2008-03-05 | 2009-07-14 | 엘에스전선 주식회사 | 난연성 누설 동축 케이블 |
CN107610818A (zh) * | 2016-12-20 | 2018-01-19 | 合肥亚飞电力设备有限公司 | 一种新型高精密智能化仪器仪表信号电缆 |
-
1994
- 1994-08-15 JP JP6191511A patent/JPH0855524A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007195176A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Alcatel Lucent | 導電性材料層を貼り合わされたプラスチックフォイル層で製作された導電体を含む無線周波数導波路 |
KR100907580B1 (ko) * | 2008-03-05 | 2009-07-14 | 엘에스전선 주식회사 | 난연성 누설 동축 케이블 |
CN107610818A (zh) * | 2016-12-20 | 2018-01-19 | 合肥亚飞电力设备有限公司 | 一种新型高精密智能化仪器仪表信号电缆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6563052B2 (en) | Electric installation cable | |
JP2002512420A (ja) | 高性能データケーブル | |
JPH0770249B2 (ja) | 雑音防止用高圧抵抗電線 | |
US9583236B2 (en) | Method for manufacturing an improved overhead and underground cable lead-in cable for voice, data and video transmission services | |
JP4460033B2 (ja) | 低圧電力線−光ユニット複合ケーブル | |
JPH0855524A (ja) | 耐熱形路側通信用同軸ケーブル | |
JP4786168B2 (ja) | 電磁遮蔽ケーブル | |
JPS63195913A (ja) | マグネツトワイヤおよびその製造方法 | |
CN209880245U (zh) | 一种交联聚乙烯绝缘电力电缆 | |
JP4724304B2 (ja) | 耐熱形路側通信用同軸ケーブル | |
US20010040044A1 (en) | Electrical cable apparatus having improved flame retardancy and method for making | |
CN2346040Y (zh) | 低烟无卤阻燃交联聚烯烃绝缘核级电气电缆 | |
CN206322503U (zh) | 一种组合型通信电缆 | |
JP2000207951A (ja) | 耐火電線 | |
CN211455364U (zh) | 一种硅橡胶绝缘仪表电缆 | |
CN210606685U (zh) | 一种环保型自然交联聚烯烃绝缘耐高温电线 | |
CN213070668U (zh) | 一种耐火中压电缆 | |
CN210777877U (zh) | 电线 | |
CN218449321U (zh) | 一种耐高温发动机线束 | |
JPS643132Y2 (ja) | ||
JPH067540Y2 (ja) | 耐火ケ−ブル | |
JP2586909Y2 (ja) | 薄型フラット同軸ケーブル | |
CN206331835U (zh) | 一种组合型通信电缆 | |
KR20230032044A (ko) | 전기 철도용 차폐 케이블 | |
JP3961111B2 (ja) | 耐火電線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |