JPH0855523A - 移動体用通信ケーブルとその通信ケーブルを用いた移動体通信システム - Google Patents

移動体用通信ケーブルとその通信ケーブルを用いた移動体通信システム

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Publication number
JPH0855523A
JPH0855523A JP19049894A JP19049894A JPH0855523A JP H0855523 A JPH0855523 A JP H0855523A JP 19049894 A JP19049894 A JP 19049894A JP 19049894 A JP19049894 A JP 19049894A JP H0855523 A JPH0855523 A JP H0855523A
Authority
JP
Japan
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mobile
cable
communication
mobile communication
communication system
Prior art date
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Pending
Application number
JP19049894A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Matsuda
仁志 松田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体用通信ケーブルが外部からの損傷を受
け通信線が断線するようなことがあっても移動体と通信
可能な移動体用通信ケーブルとその移動体用通信ケーブ
ルを使用した移動体通信システムを提供する。 【構成】 長手方向に所定の間隔を有して配置された誘
導無線路3と誘導無線路3と同方向に配置された漏洩同
軸ケーブル6とが一体に被覆4されている。 【効果】 いずれか一方が断線等の損傷をうけても残り
の通信線で通信を行うことが可能な移動体用通信ケーブ
ルとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体用通信ケーブルの
構造とそれを用いた移動体通信システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】移動体走行路に沿って移動体用通信ケー
ブルを布設し、この移動体用通信ケーブルから電波を放
射して、移動体に設けられているアンテナでその電波を
受信することにより、移動体と移動体を制御する固定基
地との間の通信や種々の移動体制御に利用することはよ
く知られている。
【0003】従来のこのような移動体通信システムに用
いられる移動体用通信ケーブルの例を図2に示す。図2
において、11は移動体用通信ケーブル、12は誘導線
である。誘導線12は所定間隔を有して一対又は複数対
(交差部が有するものを含む)設けられていて誘導無線
路13を構成している。誘導線12、12は両者の間隔
を保ようにプラスチックシース14で絶縁されている。
【0004】15はメッセンジャーワイヤで移動体用通
信ケーブル11を布設する際に誘導線12に張力等が加
わらないように設けられている。以上のように構成され
た移動体用通信ケーブル11を移動体走行路に沿って布
設して、この移動体用通信ケーブル11から電波を放射
して、図示していない移動体に設けられているアンテナ
でその電波を受信することにより、移動体と移動体を制
御する固定基地との間の通信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の移動
体は通常屋外のものが大半であり、したがって移動体用
通信ケーブルも屋外に布設されることになる。屋外に布
設された移動体用通信ケーブルは外部からの損傷を受け
ないように布設されているが、ときには外部からの損傷
を受け移動体用通信ケーブルが損傷を受け誘導線が断線
する事故が発生することがある。このような断線事故が
発生した場合、移動体の種類によっては重大な事故につ
ながるおそれがある。
【0006】本発明は上記の課題を解決し、移動体用通
信ケーブルが外部からの損傷を受け通信線が断線するよ
うなことがあっても移動体と通信可能な移動体用通信ケ
ーブルとその移動体用通信ケーブルを使用した移動体通
信システムを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0008】本発明の請求項1の移動体用通信ケーブル
は、長手方向に所定の間隔を有して配置された誘導無線
路と前記誘導無線路と同方向に配置された漏洩同軸ケー
ブルとが一体に被覆されていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2の移動体通信システム
は、移動体の移動経路に沿って配設される移動体用通信
ケーブルと移動体に設けられるアンテナとの間で送受信
することによってデータ伝送を行う移動体通信システム
において、前記移動体用通信ケーブルは誘導無線路と漏
洩同軸ケーブルとを有していて前記移動体とのデータ伝
送を誘導無線路と漏洩同軸ケーブルの少なくともいずれ
か一方と行うことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3の移動体通信システム
は、移動体とのデータ伝送を誘導無線路と漏洩同軸ケー
ブルの両方で行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のうち請求項1の移動体用通信ケーブル
によれば、長手方向に所定の間隔を有して配置された誘
導無線路と前記誘導無線路と同方向に配置された漏洩同
軸ケーブルとが一体に被覆されているので、この移動体
用通信ケーブルを一本布設するだけで、いずれか一方が
断線等の損傷をうけても残りの通信線で通信を行うこと
が可能な移動体用通信ケーブルとなる。
【0012】本発明の請求項2の移動体通信システムに
よれば、移動体の移動経路に沿って配設される移動体用
通信ケーブルと移動体に設けられるアンテナとの間で送
受信することによってデータ伝送を行う移動体通信シス
テムにおいて、移動体用通信ケーブルは誘導無線路と漏
洩同軸ケーブルとを有していて移動体とのデータ伝送を
誘導無線路と漏洩同軸ケーブルの少なくともいずれか一
方と行うので、いずれか一方が断線等の損傷をうけても
残りの通信線で通信を行うことが可能な移動体通信シス
テムとなる。
【0013】本発明の請求項3の移動体通信システムに
よれば、移動体とのデータ伝送を誘導無線路と漏洩同軸
ケーブルの両方で行うので常に2重回線となっている。
したがって、同じデータを送受信した場合は、一方の通
信線に伝送エラー等が発生した際にはデータの不一致と
なりエラーの発生を見つけることができ送信データのチ
エック機能を有することになる。また、いずれか一方が
断線等の損傷をうけても残りの通信線で通信を行うこと
が可能な移動体通信システムとなる。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例により図面を参照して
詳細に説明する。図1において、1は本発明の一実施例
を示す移動体用通信ケーブルである。2は誘導線であ
る。誘導線2は所定間隔、例えば10cmの間隔を有し
て一対設けられていて誘導無線路3を構成している。一
対の誘導線2、2は両者の間隔を保ようにプラスチック
シース4で絶縁されている。
【0015】5はメッセンジャーワイヤで移動体用通信
ケーブル1を布設する際や布設した移動体用通信ケーブ
ル1の誘導線2に張力等が加わらないように設けられて
いるもので、鋼線の寄合わせ線で構成されている。6は
漏洩同軸ケーブルで、同軸ケーブルの外部導体に適宜の
間隔にスロットを設けた公知のものである。漏洩同軸ケ
ーブル6は上記メッセンジャーワイヤ5とともに上記の
プラスチックシース4に一体に被覆されている。
【0016】以上のように構成された移動体用通信ケー
ブル1を移動体走行路に沿って布設して、この移動体用
通信ケーブル1の誘導無線路3もしくは漏洩同軸ケーブ
ル6から電波を放射して、図示していない移動体に設け
られているアンテナでその電波を受信することにより、
移動体と移動体を制御する固定基地との間の通信を行
い、データの送受信を行う。仮に、データの送受信を行
っている通信線に障害が発生した場合にはもう一方の通
信線で移動体と固定基地との間の通信を行う。
【0017】また、上記の場合は移動体と固定基地との
間の通信を一方の通信線で行ったが始めから誘導無線路
3と漏洩同軸ケーブル6の両方の通信線で行っても良
い。両方の通信線で行った場合は常に2重回線となって
いるので、同じデータを送受信した場合、一方の通信線
に伝送エラー等が発生した際に、データの不一致となり
エラーの発生を見つけることができ送信データのチエッ
ク機能を有することになる。また、いずれか一方が断線
等の損傷をうけても残りの通信線で通信を行うことが可
能な移動体通信システムとなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1の移動体用通信ケーブルによれば、長手方向に所定
の間隔を有して配置された誘導無線路と前記誘導無線路
と同方向に配置された漏洩同軸ケーブルとが一体に被覆
されているので、この移動体用通信ケーブルを一本布設
するだけで、いずれか一方が断線等の損傷をうけても残
りの通信線で通信を行うことが可能な移動体用通信ケー
ブルとなる。
【0019】本発明の請求項2の移動体通信システムに
よれば、移動体の移動経路に沿って配設される移動体用
通信ケーブルと移動体に設けられるアンテナとの間で送
受信することによってデータ伝送を行う移動体通信シス
テムにおいて、移動体用通信ケーブルは誘導無線路と漏
洩同軸ケーブルとを有していて移動体とのデータ伝送を
誘導無線路と漏洩同軸ケーブルの少なくともいずれか一
方と行うので、いずれか一方が断線等の損傷をうけても
残りの通信線で通信を行うことが可能な移動体通信シス
テムとなる。
【0020】本発明の請求項3の移動体通信システムに
よれば、移動体とのデータ伝送を誘導無線路と漏洩同軸
ケーブルの両方で行うので常に2重回線となっているの
で、同じデータを送受信した場合は、一方の通信線に伝
送エラー等が発生した際にはデータの不一致となりエラ
ーの発生を見つけることができ送信データのチエック機
能を有することになる。また、いずれか一方が断線等の
損傷をうけても残りの通信線で通信を行うことが可能な
移動体通信システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体用通信ケーブルの一実施例を示
す断面図である。
【図2】従来の移動体用通信ケーブルそ一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 移動体用通信ケーブル 2 誘導線 3 誘導無線路 4 プラスチックシース 5 メッセンジャーワイヤ 6 漏洩同軸ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に所定の間隔を有して配置され
    た誘導無線路と前記誘導無線路と同方向に配置された漏
    洩同軸ケーブルとが一体に被覆されていることを特徴と
    する移動体用通信ケーブル。
  2. 【請求項2】 移動体の移動経路に沿って配設される移
    動体用通信ケーブルと移動体に設けられるアンテナとの
    間で送受信することによってデータ伝送を行う移動体通
    信システムにおいて、前記移動体用通信ケーブルは誘導
    無線路と漏洩同軸ケーブルとを有していて前記移動体と
    のデータ伝送を誘導無線路と漏洩同軸ケーブルの少なく
    ともいずれか一方と行うことを特徴とする移動体通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 移動体とのデータ伝送を誘導無線路と漏
    洩同軸ケーブルの両方で行うことを特徴とする請求項2
    記載の移動体通信システム。
JP19049894A 1994-08-12 1994-08-12 移動体用通信ケーブルとその通信ケーブルを用いた移動体通信システム Pending JPH0855523A (ja)

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JP19049894A JPH0855523A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 移動体用通信ケーブルとその通信ケーブルを用いた移動体通信システム

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JPH0855523A true JPH0855523A (ja) 1996-02-27

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