JPH0855324A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0855324A
JPH0855324A JP6188661A JP18866194A JPH0855324A JP H0855324 A JPH0855324 A JP H0855324A JP 6188661 A JP6188661 A JP 6188661A JP 18866194 A JP18866194 A JP 18866194A JP H0855324 A JPH0855324 A JP H0855324A
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magnetic
carbon
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powder
weight
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JP6188661A
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English (en)
Inventor
Akira Ishikawa
彰 石川
Hidehiko Nakayama
英比古 中山
Kazutaka Yamashita
和孝 山下
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度記録が可能で、特に出力特性及び耐久
性に優れた磁気記録媒体を提供すること。 【構成】 磁性支持体1と非磁性層2と磁性層3とを具
備し、非磁性層2と磁性層3とが非磁性塗料と磁性塗料
とを同時重層塗布して形成されており、非磁性層2は、
カーボン及び他の無機フィラー成分を含有し、非磁性層
2の有するカーボンのpHと配合量とは、式;1<p
H×配合量<50の関係を有し、且つカーボンのpHと
他の無機フィラー成分とのpHとの差が3以下であり、
磁性層3は、磁性粉体、カーボン及び他の無機フィラー
成分を含有し、磁性層3の含有するカーボンのpHと配
合量とは、式;0.5<pH×配合量<30の関係を
有し且つカーボンのpHと磁性粉体のpHとの差及びカ
ーボンのpHと他の無機フィラー成分のpHとの差がい
ずれも4以下である磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高密度記録が可能で、
特に、出力特性及び耐久性に優れた磁気記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、磁気記録媒体は、テープ、ディスク、ドラムあるい
はシート等の形態で汎用されている。このような磁気記
録媒体は、通常、ポリエステルフィルムのような支持体
上に、磁性粉及び結合剤を主成分とする磁性塗料を塗布
することにより製造されている。そして、特に近年にお
いて磁気記録媒体に対しその小型化と共に記録の高密度
化が要求されるようになり、斯る要求に応えるために、
例えば、保磁力や飽和磁化を向上させる試みや磁性層の
厚さを薄くする提案がなされている。また、上記の要求
に加えて、高品質の磁気記録媒体の要求に応えるため
に、特に出力特性や耐久性に優れた磁気記録媒体が強く
望まれている。従って、本発明の目的は、高密度記録が
可能で、特に出力特性及び耐久性に優れた磁気記録媒体
を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、従来用いられていた非磁性支持体に代えて磁
性支持体を用い、非磁性層及び磁性層が特定のpHを有
するカーボンを含有し且つ該カーボンのpHと該カーボ
ンの配合量とが特定の関係を有するようにした磁気記録
媒体が、上記目的を達成し得ることを知見した。
【0004】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、磁性支持体と、少くとも、該磁性支持体上に設け
られた非磁性層と、該非磁性層上に設けられた磁性層と
を具備し、上記非磁性層と上記磁性層とが、非磁性塗料
と磁性塗料とをウェットオンウェット方式により同時重
層塗布して形成されている磁気記録媒体において、上記
非磁性層は、カーボン及び他の無機フィラー成分を含有
しており、上記非磁性層の有する上記カーボンのpHと
該カーボンの配合量(上記の他の無機フィラー成分の配
合量を100重量部とした際の配合量)とは、下記式
の関係を有し、且つ上記カーボンのpHと上記の他の無
機フィラー成分とのpHとの差が3以下であり、また、
上記磁性層は、磁性粉体、カーボン及び他の無機フィラ
ー成分を含有しており、上記磁性層の含有する上記カー
ボンのpHと該カーボンの配合量(上記磁性粉体の配合
量を100重量部とした際の配合量)とは、下記式の
関係を有し、且つ上記カーボンのpHと上記磁性粉体の
pHとの差及び上記カーボンのpHと上記の他の無機フ
ィラー成分のpHとの差が、いずれも4以下である、こ
とを特徴とする磁気記録媒体を提供するものである。 ;1<pH×配合量<50 ;0.5<pH×配合量<30〔クレーム1〕
【0005】以下、本発明の磁気記録媒体について詳細
に説明する。本発明に係る磁気記録媒体は、図1に示す
ように、磁性支持体1と、磁性支持体1上に設けられた
非磁性層2と、この非磁性層2上に設けられた磁性層3
とを具備しており、これに必要に応じて、磁性支持体1
の裏面にバックコート層4が設けられている。
【0006】先ず、上記磁性支持体について詳述する。
上記磁性支持体としては、少なくとも、熱可塑性樹脂か
らなるマトリックス成分と磁性粉体からなるフィラー成
分とからなる磁性部分A(図2a〜e参照)を具備する
ものを使用することができる。
【0007】上記熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリシクロヘキシレンジメチレン
テレフタレート、ポリエチレンビスフェノキシカルボキ
シレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン類、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースアセテートプロピオネート等のセ
ルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のビニル系樹脂、或いはポリアミド、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリスルフォン、ポリエーテル・エー
テルケトン、ポリウレタン等が用いられる。これらの樹
脂成分は、単独、若しくは併用して使用することもでき
る。
【0008】上記磁性支持体のフィラー成分としての上
記磁性粉体は、金属磁性粉や酸化物系の磁性粉体等の強
磁性粉末を使用することができる。上記の酸化物系の磁
性粉体の具体例としては、例えば下記のものが挙げられ
る。γ−酸化鉄、マグネタイト等の酸化鉄系磁性粉;該
酸化鉄系磁性粉にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加した強磁性粉末;二酸化クロム;該二酸化クロムにN
a、K、Fe、Mn等の金属、P等の非金属元素若しく
はこれらの酸化物を添加した強磁性粉末;微小平板状の
バリウムフェライト;該バリウムフェライトのFe原子
の一部をTi、Co、Zn、V等の原子で置換した強磁
性粉末。また、上記金属磁性粉の具体例としては、Fe
−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−Al、
Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al−Z
n、Fe−Al−Si等が挙げられる。
【0009】更に、本発明においては、上記磁性粉体と
して、軟磁性粉末、又は磁性トナー等で用いられる残留
磁化の低い酸化鉄粉末(以下、「低残留磁化酸化鉄粉
末」という)等を用いてもよい。上記軟磁性粉末は、金
属、金属酸化物、合金、アモルファス合金等からなる高
透磁率で低保磁力の粉末として知られている磁性粉末で
ある。本発明においては、軟磁性粉末であればいかなる
ものでも用いることができるが、特に磁気ヘッドや電子
回路等のいわゆる弱電機器に用いられるものが好まし
く、例えば近角聡信著「強磁性体の物理(下)磁気特性
と応用」(裳華房,1984年)368〜376頁に記
載されているソフト磁性材料が使用できる。本発明にお
いて好ましく用いられる軟磁性粉末の具体例としては、
鉄−珪素合金、鉄−アルミニウム合金、鉄−ニッケル合
金、鉄−コバルト合金、鉄−コバルト−ニッケル合金、
ニッケル−コバルト合金、センダスト、マンガン−亜鉛
系フェライト、ニッケル−亜鉛系フェライト、マグネシ
ウム−亜鉛系フェライト、マグネシウム−マンガン系フ
ェライト等が挙げられる。また、上記低残留磁化酸化鉄
粉末としては、残留磁化が10emu/g程度であり、
保磁力が150Oe以下のマグネタイト粉末等が挙げら
れる。
【0010】なお、本発明においては、上記強磁性粉
末、上記軟磁性粉末、上記低残留磁化酸化鉄粉末等の上
記磁性粉体の分散性等を向上させるために、該磁性粉体
に表面処理を施してもよい。上記表面処理は、「Charac
terization of Powder Surfaces 」;Academic Pressに
記載されている方法等と同様の方法により行うことがで
き、例えば上記磁性粉体の表面を無機質酸化物で被覆す
る方法が挙げられる。この際、用いることができる上記
無機質酸化物としては、Al2 3 、SiO2 、TiO
2 、ZrO2、SnO2 、Sb2 3 、ZnO等が挙げ
られ、使用に際しては、単独若しくは2種以上混合して
用いることができる。上記表面処理は、上記の方法以外
に、シランカップリング処理、チタンカップリング処理
及びアルミナカップリング処理等の有機処理により行う
こともできる。
【0011】上記磁性支持体は、図2aのように磁性部
分Aのみの単一層で構成したものでもよく、また、図2
b〜eに示すように、磁性部分Aと非磁性部分Bの多層
構造であってもよい。即ち、上記磁性支持体1は、下記
a〜eの構成とすることができる。 a.図2aに示すように、磁性部分Aのみの単一層から
なる構成。 b.図2bに示すように、磁性部分Aの表面(磁気記録
媒体における上記磁性層3側に位置する面)に非磁性部
分Bが設けられてなる構成。 c.図2cに示すように、非磁性部分Bの表面に磁性部
分Aが設けられてなる構成。 d.図2dに示すように、磁性部分Aの表面及び裏面
に、それぞれ非磁性部分Bが設けられてなる構成。 e.図2eに示すように、非磁性部分Bの表面及び裏面
に、それぞれ磁性部分Aが設けられてなる構成。
【0012】ここで、図2a〜eに示す構成の磁性支持
体1全体の好ましい厚さは、1〜300μmである。ま
た、図2b〜eに示す構成の磁性支持体1における上記
磁性部分Aの厚みと上記非磁性部分Bとの厚みの比率
は、1:99〜99:1、好ましくは2:98〜98:
2、更に好ましくは5:95〜95:5であるのが望ま
しい。
【0013】上記非磁性部分Bの形成材料は、非磁性材
料であれば特に制限されないが、上記磁性部分Aのマト
リックス成分として用いられる上記熱可塑性樹脂を好ま
しく使用することができ、該熱可塑性樹脂のみにより非
磁性部分Bを形成することもできるが、非磁性部分Bの
外表面の表面性及び走行性等を所定のものに制御する上
で、非磁性部分Bの形成材料としては、該形成材料に種
々のフィラーを添加したものを用いるのが好ましい。こ
の際に用いられるフィラーとしては、非磁性層の形成に
用いられる後述の非磁性粉体が挙げられるが、その粒径
は、好ましくは0.8μm以下、更に好ましくは0.0
2〜0.2μmのものであり、その含有量(配合量)
は、好ましくは非磁性部分中5重量%以下、更に好まし
くは0.01〜2重量%である。
【0014】上記磁性部分Aにおける上記熱可塑性樹脂
と上記磁性粉体との組成は、所望の保磁力、飽和磁化等
に応じて適宜変更できるが、図2a〜eに示す構成の磁
性支持体においては、熱可塑性樹脂100重量部に対し
て、磁性粉体0.1〜1000重量部、好ましくは0.
2〜100重量部、より好ましくは0.3〜80重量部
とするのが望ましい。
【0015】また、上記磁性支持体の他の構成として
は、図2fのように、非磁性の膜体上に磁性塗料を塗工
した形態としてもよい。この場合、非磁性部分は、非磁
性の膜体B’であり、磁性部分は上記磁性粉体を含む磁
性塗料により形成された磁性の膜体A’である。図2f
に示す上記膜体A’の構成においては、熱可塑性樹脂1
00重量部に対して、磁性粉体10〜1500重量部、
好ましくは200〜1200重量部、より好ましくは5
00〜1000重量部とするのが望ましい。
【0016】次に、上記磁性支持体の好ましい製造方法
について、図2aに示す構成の磁性支持体、及び図
2b〜eに示す構成の磁性支持体に分けて説明する。 図2aに示す構成の磁性支持体の好ましい製造方法;
上記熱可塑性樹脂と上記磁性粉体とを充分に乾燥した
後、上記組成範囲にて混合し、押出機を用いて溶融混合
し、粒状体の混合物(磁性部分用原料混合物)を得、こ
れを溶融押出可能な成形機を用いて成形する方法。ま
た、上記磁性粉体の混合は上記熱可塑性樹脂の重合時に
反応モノマーを添加すると同時に混合するか、または熱
可塑性樹脂の重合途中に添加して混合してもよい。
【0017】図2b〜eに示す構成の磁性支持体の好
ましい製造方法;上記磁性部分用原料混合物と主として
上記熱可塑性樹脂からなる非磁性部分用原料とを、溶融
押出可能な成形機を用いて共押出して所望の構成に成形
する方法。
【0018】尚、上記の「共押出し成形法」としては、
上記磁性部分用原料混合物と上記非磁性部分用原料とを
同時に押出成形して二層又は多層の磁性支持体を形成す
る方法の他に、上記磁性部分用原料混合物及び上記非磁
性部分用原料のいずれかを先に押出成形してフィルム状
物を得た後、該フィルム状物上に更に上記磁性部分用原
料混合物及び(又は)上記非磁性部分用原料を押出成形
して二層又は多層の磁性支持体を形成する方法がある。
【0019】また、上記図2fに示す構成の磁性支持体
は、下記の如き方法で製造することができる。上記非磁
性部分用原料のみを用いて押し出し成形する過程におい
て、その成形工程中のいずれかの段階で、上記磁性塗料
を塗布して上記の磁性の膜体(磁性部分)A’を形成
し、磁性支持体を製造する方法。ただし、この場合は、
上記図2fに示す構成における上記の磁性の膜体A’
は、該膜体A’上に設けられる非磁性層及び磁性層を形
成する際に用いられる溶剤により、膨潤又は溶解しない
ものが好ましい。
【0020】また、上記磁性支持体を製造する際には、
磁性部分A又は磁性の膜体A’を形成する際に、必要に
応じ、磁場配向処理及びカレンダー処理を施すこともで
きる。
【0021】また、本発明において用いられる上記磁性
支持体は、上記図2fに示す構成の磁性支持体を上記の
方法等により製造した後、更に、該図2fに示す構成の
磁性支持体における磁性の膜体A’等の上に、上記非磁
性部分用原料等を押し出して非磁性部分B等を成形する
ことにより製造されるものでもよい。
【0022】次に、本発明に係る磁気記録媒体における
上記非磁性層について詳述する。本発明における上記非
磁性層は、非磁性塗料を上記磁性支持体上に塗布するこ
とにより形成される、必須成分としてカーボン及び他の
無機フィラー成分(以下、「非磁性粉体」という場合に
は、両者を総称する。)を含有する層である。上記非磁
性塗料としては、上記カーボン、上記の他の無機フィラ
ー成分、バインダー及び溶剤からなる塗料等が挙げられ
る。
【0023】上記カーボンとしては、非磁性のカーボ
ン、例えば、カーボンブラック、グラファイト等が挙げ
られる。また、上記の他の無機フィラー成分は、上記カ
ーボン以外の非磁性の無機フィラー成分であり、具体的
には、酸化チタン、硫酸バリウム、硫化亜鉛、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、二硫化タングステン、二硫化モ
リブデン、窒化ホウ素、二酸化錫、二酸化珪素、非磁性
の酸化クロム、アルミナ、炭化珪素、酸化セリウム、コ
ランダム、人造ダイヤモンド、非磁性の酸化鉄、ザクロ
石、ガーネット、ケイ石、窒化珪素、炭化モリブデン、
炭化ホウ素、炭化タングステン、炭化チタン、ケイソウ
土、ドロマイト、樹脂性の粉末等が挙げられ、中でも、
酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、アルミ
ナ、非磁性の酸化鉄等が好ましく用いられる。また、上
記非磁性粉体には、これらの分散性等を向上させるため
に上述の表面処理を施してもよい。
【0024】上記非磁性粉体の粒径は、好ましくは0.
001〜3μm、更に好ましくは0.005〜1μm、
最も好ましくは0.005〜0.5μmである。
【0025】また、上記バインダとしては、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、及び反応型樹脂等が挙げられ、使用
に際しては単独又は混合物として用いることができる。
上記バインダとしては、具体的には、塩化ビニル系の樹
脂、ポリエステル、ポリウレタン、ニトロセルロース、
エポキシ樹脂等が挙げられ、その他にも、特開昭57−
162128号公報の第2頁右上欄19行〜第2頁右下
欄19行等に記載されている樹脂等が挙げられる。さら
に、上記バインダは、分散性等向上のために極性基を含
有してもよい。上記バインダの使用量は、上記非磁性粉
体100重量部に対して8〜40重量部とするのが好ま
しく、10〜20重量部とするのが特に好ましい。
【0026】上記溶剤としては、ケトン系の溶剤、エス
テル系の溶剤、エーテル系の溶剤、芳香族炭化水素系の
溶剤、及び塩素化炭化水素系の溶剤等が挙げられ、具体
的には、特開昭57−162128号公報の第3頁右下
欄17行〜第4頁左下欄10行等に記載されている溶剤
を用いることができる。上記溶剤の使用量は、非磁性塗
料中の固形分100重量部に対して、50〜200重量
部とするのが好ましく、80〜150重量部とするのが
特に好ましい。
【0027】なお、上記非磁性塗料には、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、防錆剤、防黴剤、及び硬化剤
等の通常磁気記録媒体に用いられている添加剤を、必要
に応じて添加することができる。上記添加剤としては、
具体的には、特開昭57−162128号公報の第2頁
左上欄6行〜第2頁右上欄10行及び第3頁左上欄6行
〜第3頁右上欄18行等に記載されている種々の添加剤
を挙げることができる。
【0028】上記非磁性塗料を調製するには、例えば、
上記非磁性粉体、上記バインダを上記溶剤の一部と共に
ナウターミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、
得られた混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、
次いで、それを溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用
いて分散処理した後、上記脂肪酸及び上記脂肪酸エステ
ル等を混合して、濾過し、更に残りの溶剤及び硬化剤等
を混合する方法を挙げることができる。
【0029】次に、本発明に係る磁気記録媒体における
上記磁性層について詳述する。本発明における上記磁性
層は、磁性塗料を上記磁性支持体上に塗布することによ
り形成される、必須成分として磁性粉体、カーボン及び
他の無機フィラー成分を含有する層である。上記磁性塗
料としては、磁性粉体、上記カーボン、上記の他の無機
フィラー成分、バインダー及び溶剤からなる塗料等が挙
げられる。
【0030】上記磁性塗料に用いられる、上記カーボ
ン、上記の他の無機フィラー成分、バインダ及び溶剤
は、上記非磁性塗料に用いられる上記脂肪酸、脂肪酸エ
ステル、バインダ及び溶剤と同様のものを用いることが
できる。
【0031】上記磁性塗料における上記バインダの使用
量は、上記磁性粉体100重量部に対して10〜25重
量部とするのが好ましく、12〜20重量部とするのが
特に好ましい。
【0032】上記磁性塗料における上記溶剤の使用量
は、磁性塗料中の固形分100重量部に対して、100
〜250重量部とするのが好ましく、120〜200重
量部とするのが特に好ましい。
【0033】上記磁性層に使用される磁性粉体として
は、強磁性酸化鉄、強磁性二酸化クロム、及び強磁性金
属粉体等が挙げられる。
【0034】上記強磁性酸化鉄は、FeOx (1.33
≦x≦1.5)にCr、Mn、Co、Ni等の金属を添
加したものを用いることができる。また、上記強磁性二
酸化クロムは、CrO2 又は該CrO2 にNa、K、F
e、Mn等の金属若しくは該金属の酸化物、P等の非金
属元素を添加したものを用いることができる。上記強磁
性金属粉末は、金属分が70重量%以上であり、金属分
の80重量%以上が少なくとも一種の強磁性金属(例え
ば、Fe,Co,Ni等)である強磁性金属粉末が挙げ
られる。該強磁性金属粉末の具体例としては、例えば、
Fe−Co、Fe−Ni、Fe−Al、Fe−Ni−A
l、Co−Ni、Fe−Co−Ni、Fe−Ni−Al
−Zn、Fe−Al−Si等が挙げられる。
【0035】上記磁性粉体には、必要に応じて、稀土類
元素や遷移金属元素を含有せしめることもできる。ま
た、上記磁性粉体としては、微小平板状のバリウムフェ
ライト及びそのFe原子の一部がTi、Co、Zn、V
等の原子で置換された磁性粉等も用いることができる。
なお、上記磁性粉体は、該磁性粉体の分散性等を向上さ
せるために上述の表面処理を施してもよい。
【0036】なお、上記磁性塗料には、上記非磁性塗料
に用いられる上記添加剤を添加することもできる。
【0037】上記磁性塗料を調製するには、例えば、上
記磁性粉体及び上記バインダを溶剤の一部と共にナウタ
ーミキサー等に投入し予備混合して混合物を得、得られ
た混合物を連続式加圧ニーダー等により混練し、次い
で、溶剤の一部で希釈し、サンドミル等を用いて分散処
理した後、上記脂肪酸及び脂肪酸エステル等を混合し
て、濾過し、更にポリイソシアネート等の硬化剤や残り
の溶剤を混合する方法等を挙げることができる。
【0038】本発明に係る磁気記録媒体において、上記
非磁性層の乾燥厚さは、好ましくは0.5〜3μm、更
に好ましくは1〜3μm、最も好ましくは1〜2μmで
あり、また上記磁性層の乾燥厚さは、好ましくは0.1
〜1μm、更に好ましくは0.2〜0.8μm、最も好
ましくは0.2〜0.6μmである。上記非磁性層の乾
燥厚さが上記範囲外であると出力変動が大きくなるの
で、上記範囲内とするのが好ましい。また上記磁性層の
乾燥厚さが0.1μm未満であると、出力変動が大きく
なり、1μmを超えると出力が低くなるので、上記範囲
内とするのが好ましい。
【0039】而して、本発明の磁気記録媒体は、上記非
磁性層の有する上記カーボンのpHと該カーボンの配合
量(上記の他の無機フィラー成分の配合量を100重量
部とした際の配合量)とは、下記式の関係、好ましく
は下記式’の関係を有し、且つ上記カーボンのpHと
上記の他の無機フィラー成分とのpHとの差が3以下、
好ましくは0〜2.5である。 ;1<pH×配合量<50 ’;5<pH×配合量<40
【0040】上記pH×配合量が1以下であると、潤滑
剤がブリードしやすくなり,又,塗工性も悪くなり,結
果として耐久性が悪くなる。また、50以上であると、
塗料の粘性が増大し,表面平滑性が悪くなり,出力が低
くなる。上記カーボンのpHと上記無機フィラー成分と
のpHとの差が3を超えると、塗料が凝集構造を有し,
塗膜平滑性が損なわれる。
【0041】上記非磁性層に用いられる上記カーボンの
pHは、好ましくは5〜9、更に好ましくは7〜9であ
り、上記の他の無機フィラー成分のpHは、好ましくは
6〜9、更に好ましくは7〜8である。上記の他の無機
フィラー成分の配合量は、上記非磁性塗料の乾燥塗膜中
に,好ましくは40〜90重量%、更に好ましくは60
〜80重量%である。上記カーボンの配合量は、上記無
機フィラー成分100重量部に対して、好ましくは0.
1〜7重量部、更に好ましくは0.2〜3重量部であ
る。
【0042】また、上記磁性層の含有する上記カーボン
のpHと該カーボンの配合量(上記磁性粉体の配合量を
100重量部とした際の配合量)とは、下記式の関
係、好ましくは下記式’の関係を有し、且つ上記カー
ボンのpHと上記磁性粉体のpHとの差及び上記カーボ
ンのpHと上記の他の無機フィラー成分のpHとの差
が、いずれも、4以下、好ましくは0〜3である。 ;0.5<pH×配合量<30 ’;1<pH×配合量<25
【0043】上記pH×配合量が0.5以下であると、
走行耐久性が悪くなり、30以上であると、出力低下を
起こす。上記カーボンのpHと上記磁性粉体及び上記無
機フィラー成分とのpHとの差が4を超えると、塗料安
定性が悪くなり,出力低下を起こす。上記磁性層に用い
られる上記カーボンのpHは、好ましくは5〜9、更に
好ましくは7〜9であり、上記の他の無機フィラー成分
のpHは、好ましくは7〜9であり、上記磁性粉体のp
Hは、好ましくは7〜10である。上記磁性粉体の配合
量は、上記磁性塗料の乾燥塗膜中に、好ましくは50〜
95重量%、更に好ましくは60〜90重量%である。
上記カーボンの配合量は、上記磁性粉体100重量部に
対して、好ましくは0.1〜6重量部、更に好ましくは
0.2〜3重量部である。上記の他の無機フィラー成分
の配合量は、上記磁性塗料全体中に、好ましくは2〜2
0重量%、更に好ましくは4〜12重量%である。
【0044】本発明に係る磁気記録媒体は、主に、8m
mビデオテープやDATテープ等の磁気テープとして好
適であるが、フロッピーディスク等の他の記録媒体とし
ても用いることができる。
【0045】次に、本発明の磁気記録媒体の製造方法の
概略を述べる。まず、上記支持体上に上記非磁性塗料と
上記磁性塗料とを非磁性層及び磁性層の乾燥厚さがそれ
ぞれ前記の厚さとなるようにウエット・オン・ウエット
方式により同時重層塗布を行い、非磁性層及び磁性層の
塗膜を形成する。次いで、例えば、該塗膜に対して、磁
場配向処理を行った後、乾燥処理を行い巻き取る。この
後、必要に応じてカレンダー処理を行った後、更に必要
に応じてバックコート層を形成する。次いで、必要に応
じて、例えば、磁気テープを得る場合には、40〜70
℃下にて、6〜72時間エージング処理し、所望の幅に
スリットする。
【0046】上記同時重層塗布方法は、特開平5−73
883号公報の第42欄31行〜第43欄31行等に記
載されており、上記非磁性層を形成する上記非磁性塗料
が乾燥する前に上記磁性層を形成する上記磁性塗料を塗
布する方法であって、上記非磁性層と上記磁性層との境
界面が滑らかになると共に磁性層の表面性も良好になる
ため、ドロップアウトが少なく、高密度記録に対応でき
且つ塗膜(磁性層及び非磁性層)の耐久性にも優れた磁
気記録媒体が得られる。
【0047】また、上記磁場配向処理は、上記磁性塗料
が乾燥する前に行われ、例えば、本発明の磁気記録媒体
が磁気テープの場合には、上記磁性塗料の塗布面に対し
て平行方向に約500Oe以上、好ましくは約1000
〜10000Oeの磁界を印加する方法や、磁性塗料が
湿潤状態のうちに1000〜10000Oeのソレノイ
ド等の中を通過させる方法等により行うことができる。
【0048】上記乾燥処理は、例えば、30〜120℃
に加熱された気体の供給により行うことができ、この
際、気体の温度とその供給量を制御することにより塗膜
の乾燥程度を制御することができる。
【0049】また、上記カレンダー処理は、メタルロー
ル及びコットンロール若しくは合成樹脂ロール、メタル
ロール及びメタルロール等の2本のロールの間を通すス
ーパーカレンダー法等により行うことができる。
【0050】また、必要に応じて設けられる上記バック
コート層は、上記支持体の裏面(上記非磁性層及び上記
磁性層を設けていない側の面)に設けられるものであ
り、通常バックコート層の形成に用いられているバック
コート塗料を上記支持体上に塗布することにより得られ
るものである。上記バックコート塗料は、上記非磁性塗
料において詳述した上記非磁性粉体、バインダー、分散
剤、潤滑剤、硬化剤及び溶剤等を適宜選択して混合する
ことにより得られるものである。上記バックコート塗料
は、通常公知のバックコート塗料の製造方法により調製
することができる。
【0051】尚、本発明の磁気記録媒体の製造に際して
は、必要に応じ、磁性層表面の研磨やクリーニング工程
等の仕上げ工程を施すこともできる。
【0052】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるも
のではない。
【0053】<実施例1>
【0054】〔磁性支持体の製造〕固有粘度0.60の
ポリエチレンテレフタレートの粒状体と針状のγ−Fe
23 磁性粉体とを該磁性粉体が5wt%となるように
調整し、押出機を用いて溶融混合し、粒状体の混合物を
得た。そして、上記混合物と磁性材を含有しないポリエ
チレンテレフタレートの粒状体とを共押出しして、磁性
部分の両面に非磁性部分を有する三重層のフィルムを得
た。得られたフィルムは、長手方向に3.3倍、幅方向
に3.3倍延伸し、次いで、熱処理を行い、磁性支持体
全厚さ10μm(磁性部分Aの厚さ4μm、磁性部分A
の表面及び裏面に設けられた非磁性部分Bの厚さそれぞ
れ3μm)の図2dに示す構成の磁性支持体dを得た。
【0055】〔磁性塗料A〜Fの調製〕磁性塗料A〜F
は、〔表1〕に示す配合で調製した。即ち、〔表1〕に
示す各塗料の配合のうち、バインダー及び潤滑剤を除く
成分を溶剤の一部と共にナウターミキサーに投入し予備
混合して混合物を得、得られた混合物を連続式加圧ニー
ダーにより混練した。次いで、それぞれ、溶剤の一部で
希釈し、サンドミルにて分散処理した後、潤滑剤を混合
して、濾過し、更に残りの溶剤及びバインダーを混合し
て、各磁性塗料を得た。
【0056】
【表1】
【0057】〔非磁性塗料G〜Lの調製〕〔表2〕に示
す配合とした以外は、磁性塗料A〜Fの調製と同様にし
て、各非磁性塗料を得た。
【0058】
【表2】
【0059】〔バックコート塗料の調製〕下記に示す配
合とした以外は、磁性塗料A〜Fの調製と同様にして、
バックコート塗料を得た。 (バックコート塗料の配合) カーボンブラック(平均一次粒径0.028μm) 32重量部 カーボンブラック(平均一次粒径0.062μm) 8重量部 「ニッポラン2301」〔商品名,日本ポリウレタン工業(株)製のポリウレタ ン〕 20重量部 ニトロセルロース(Hercules Powder Co.製の粘度表示 1/2秒のもの) 20重量部 ポリイソシアネート(武田薬品工業(株)製、商品名「D−250N」) 4重量部 銅フタロシアニン 5重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 120重量部 トルエン 120重量部 シクロヘキサノン 120重量部
【0060】〔磁気記録媒体の製造〕上記磁性支持体d
の表面上に上記非磁性塗料Gと上記磁性塗料Aとを乾燥
厚みが、それぞれ1.5μm及び0.5μmとなるよう
に、ウエット・オン・ウエット方式により同時重層塗布
を行い、非磁性層及び磁性層の塗膜を形成した。次い
で、塗膜が湿潤状態のうちに5000Oeのソレノイド
中を通過させて磁場配向処理を行い、80℃にて乾燥処
理を行った後巻き取った。次いで、85℃、350kg
/cmの条件でカレンダー処理を行い、非磁性層及び磁
性層を形成した後、上記磁性支持体の裏面上にバックコ
ート塗料を乾燥厚さが0.5μmになるよう塗布し、9
0℃にて乾燥処理を行った後、巻き取った。その後、5
0℃下にて、16時間エージング処理し、3.81mm幅
にスリットして、3.81mm幅の磁気テープを得た。得
られた磁気テープについて、下記測定方法に従って、出
力(4.7MHz)及び耐久性を、それぞれ測定した。
その結果を〔表3〕に示す。
【0061】〔測定方法〕 ◎出力(4.7MHz) 得られた3.81mm幅の磁気テープをDAT用カセット
に装填し、試験用DATテープカセットを得た。得られ
た試験用DATテープカセットをMediaLogic
製、商品名「Tape Evaluator Mode
l 4500」に装填して、上記磁気テープに4.7M
Hzの信号を記録し、これを再生した際の出力(再生出
力)を測定した。尚、4.7MHzの記録波長は0.6
7μmであった。
【0062】◎スチル耐久性 磁気テープに4.7MHzの信号を記録し、再生出力が
80%に減衰するまでの時間(分単位)を測定した。
【0063】<実施例2及び3並びに比較例1〜4>非
磁性層及び磁性層を形成する非磁性塗料及び磁性塗料
を、それぞれ〔表3〕に示す塗料とした以外は、実施例
1と同様にして磁気テープを得、実施例1と同様の方法
により評価した。結果を〔表3〕に示す。
【0064】<比較例5>磁性支持体を非磁性であるP
ET製の非磁性支持体とした以外は、実施例1と同様に
して磁気テープ(即ち、支持体として従来用いられてい
た非磁性支持体を用いた以外は、実施例1で得られた磁
気テープと同じ磁気テープ)を得、実施例1と同様の方
法により評価した。結果を〔表3〕に示す。
【0065】
【表3】
【0066】〔表3〕に示す結果から明らかなように、
上記各実施例1〜3の磁気テープは、出力特性及び耐久
性に優れたものであることが判る。
【0067】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、高密度化が可
能で、特に出力特性及び耐久性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る磁気記録媒体の構成を示
す概略断面図である。
【図2】図2は、上記磁気記録媒体における支持体の一
実施例である磁性支持体の構成を示す概略図であり、
(a)は、磁性部分のみの単一層とした構成を示す概略
図、(b)は、磁性部分の表面に非磁性部分を設け2層
とした構成を示す概略図、(c)は、非磁性部分の表面
に磁性部分を設け2層とした構成を示す概略図、(d)
は、磁性部分の表面及び裏面に非磁性部分をそれぞれ設
け3層とした構成を示す概略図、(e)は、非磁性部分
の表面及び裏面に磁性部分をそれぞれ設け3層とした構
成を示す概略図、(f)は、非磁性部分の表面に磁性部
分を設け2層とした構成を示す概略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性支持体と、少くとも、該磁性支持体
    上に設けられた非磁性層と、該非磁性層上に設けられた
    磁性層とを具備し、上記非磁性層と上記磁性層とが、非
    磁性塗料と磁性塗料とをウェットオンウェット方式によ
    り同時重層塗布して形成されている磁気記録媒体におい
    て、 上記非磁性層は、カーボン及び他の無機フィラー成分を
    含有しており、 上記非磁性層の有する上記カーボンのpHと該カーボン
    の配合量(上記の他の無機フィラー成分の配合量を10
    0重量部とした際の配合量)とは、下記式の関係を有
    し、且つ上記カーボンのpHと上記の他の無機フィラー
    成分とのpHとの差が3以下であり、 また、上記磁性層は、磁性粉体、カーボン及び他の無機
    フィラー成分を含有しており、 上記磁性層の含有する上記カーボンのpHと該カーボン
    の配合量(上記磁性粉体の配合量を100重量部とした
    際の配合量)とは、下記式の関係を有し、且つ上記カ
    ーボンのpHと上記磁性粉体のpHとの差及び上記カー
    ボンのpHと上記の他の無機フィラー成分のpHとの差
    が、いずれも4以下である、 ことを特徴とする磁気記録媒体。 ;1<pH×配合量<50 ;0.5<pH×配合量<30
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