JPH0854888A - 音楽データ伝送装置 - Google Patents

音楽データ伝送装置

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JPH0854888A
JPH0854888A JP6190199A JP19019994A JPH0854888A JP H0854888 A JPH0854888 A JP H0854888A JP 6190199 A JP6190199 A JP 6190199A JP 19019994 A JP19019994 A JP 19019994A JP H0854888 A JPH0854888 A JP H0854888A
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JP
Japan
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data
transmission
performance
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operation instruction
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JP6190199A
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Inventor
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽データがタイミングずれ無く転送できM
IDI楽器で在宅教授できる音楽データ伝送装置を提供
することを目的とする。 【構成】 送信側では、タイミングデータ付加器2が、
演奏データから抽出した時間情報付き演奏データを生成
して通信手順制御器3に与え、通信手順制御器3は送信
制御データと時間情報付き演奏データを送信データとし
て変調器4に出力し、変調器4は送信データを変調して
伝送路に送信する。受信側では、通信手順制御器3が、
復調器5によって、受信データから受信制御データと時
間情報付き演奏データを抽出してタイミング制御器6に
出力し、タイミング制御器6は、時間情報付き演奏デー
タの時間情報に基づいて、演奏データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路を介して音楽デ
ータを転送する音楽データ伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽データ伝送技術は、通信を用
いたカラオケ設備や、あるいはコンピュータを用いたD
TM(Desk Top Music、すなはち、楽譜
作成並びに演奏)などにおいて、遠隔地のMIDI楽器
を演奏する上で重要な技術の一つとなっている。
【0003】従来の音楽データ伝送装置の例としては、
特開昭55−12967号公報に開示されている。この
音楽データ伝送装置について以下に説明する。図11は
この従来の音楽データ伝送装置の構成を示すものであ
る。図11において、301、302は自動演奏装置、
303、304は変復調器、305、306は網制御装
置及び交換器、307は電話回線である。
【0004】以上のような構成要素からなる従来の音楽
データ伝送装置について、以下その動作について説明す
る。なお、自動演奏装置301、302は、既存の構成
であり、ここでは詳細な説明は行わない。
【0005】自動演奏装置301における変換回路か
ら、キーアドレス、打鍵の強さおよびペダル操作の有無
を表す演奏情報をビット直列のディジタル信号として出
力する。このディジタル信号は変復調器303に入力さ
れる。変復調器303、304は、いわゆるモデムを含
み、ディジタル信号に対して、伝送信号、例えばFSK
信号への変換または逆変換を行う。さらに変復調器30
3、304は、それぞれに対応する網制御装置及び交換
器305、306と、伝送回線たとえばNTTが設備の
利用を一般に提供している電話回線307とを介して、
通信を行うための通常のモデム・インターフェースと、
自動演奏装置301、302をデータ端末として作動さ
せるための通常の端末インターフェースとを含む。これ
らの端末インターフェースは、電話回線307を介して
通信を円滑に実行するため、各種の通信制御機能、例え
ば回線接続、伝送誤り検定、伝送誤りが検出されたとき
の自動再送等の処理を行う回路が含まれているが、ここ
ではその説明は省略する。
【0006】変復調器303から出力される伝送信号は
網制御装置及び交換器305に入力される。網制御装置
及び交換器305、306は、電話回線307を選択
し、接続する機能を有し、通常の交換器等を含むもので
あるが、ここでは詳細な説明は省略する。
【0007】網制御装置及び交換器305は、電話回線
307を介して網制御装置及び交換器306に接続され
る。網制御装置及び交換器306は、変復調器304を
介して自動演奏装置302に接続される。
【0008】説明を簡単にするためと、網制御装置及び
交換器305および電話回線307の限定された機能に
対応させるため、次の条件において動作、即ち演奏を行
うものとする。まず、演奏は、2つの自動演奏装置30
1、302が既に回線接続されており中断はないものと
する。
【0009】まず、送信側において、演奏者が自動演奏
装置301上のキーを順次または同時に押すと、一定の
速度例えば37.5Hzの速度でスキャンニングされて
逐次的にこの打鍵が検出される。これによって、押され
た各キーの演奏情報は、それぞれのキーに対応した打弦
情報すなわちキー・アドレス(例えば10ビット)と、
2つのペダル操作の有無(各1ビット)とに周期信号を
加え、ビット直列のフレーム(128ビット)となっ
て、自動演奏装置301より逐次出力される。このフレ
ームは1/37.5秒毎に出力されるので、4800ビ
ット/秒のディジタル信号として変復調器303に入力
される。変復調器303で変調され例えばFSK信号に
変更して網制御装置及び交換器305に供給する。網制
御装置及び交換器305は、前述した条件により、即ち
電話回線307を介して相手側の自動演奏装置302と
の回線接続を完了しているので、入力され得るFSK信
号を電話回線307に送り出す。
【0010】次に、受信側において、網制御装置及び交
換器306は、電話回線307からのFSK信号を受信
し、これを変復調器304に渡す。変復調器304はF
SK信号を復調してディジタル信号に変換し、受信側の
自動演奏装置302に転送する。
【0011】自動演奏装置302では、フレームに含ま
れるキー・アドレス、打鍵の強さ及びペダル操作の有無
から成る演奏情報に応じて、それぞれキー及びペダルを
作動させて演奏を行う。
【0012】なお、自動演奏装置301に複数の変復調
器303を接続し、複数の電話回線307および変復調
器304を介して、複数の自動演奏装置302に演奏情
報を供給する構成としてもよい。これによって、同時に
複数の自動演奏装置302を作動させることができる。
【0013】なお電話回線307は演奏の開始に先だっ
て、予め回線接続処理を確立しておかなければならない
という必要はない。例えば演奏情報を含むフレームをフ
レーム毎にまたは複数フレームを接続したブロック毎に
分けて送出する度に回線接続を行ってもよい。この場
合、電話回線307は、利用状況によっては直ちに回線
接続されないこともあるので、これに対応可能な容量の
メモリを用意し、演奏がと切れないように高速に伝送す
ればよい。
【0014】さらにこのために、専用通信回線を確保す
るか、または複数の電話回線を並列接続すればよい。ま
た、伝送回線途上における伝送誤りを訂正するために、
データの再送処理を必要とする場合は、演奏が途中で中
断されることもある。このような中断を避けるために
は、前記と同様にメモリを用意しておき、多少の伝送処
理による遅れに影響されないようにすることができる。
【0015】また、この従来例のキー・アドレス及び打
鍵の強さに割り当てたビット数は単なる例示であり、こ
れらは必要とするキーの数、キーのスキャンニング速
度、打鍵の強さを表すステップ数および範囲、伝送回路
に許容される帯域幅等に応じて任意のビット数が選択可
能である。
【0016】また、前述の説明では、演奏情報のみの送
受信であったが、これと共に、他の情報をさらに付加す
ることも可能である。例えばコード化した曲種(ジャ
ズ、クラシック等)の判別情報を含めてもよい。
【0017】以上説明したように、1つの自動演奏装置
上の演奏を、他の自動演奏装置上でも同時に行わせるこ
とができるので、先生のピアノ演奏を遠方の生徒のピア
ノ上で演奏教授するような場合などに利用することがで
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の音楽データ伝送装置では、伝送回線途上にお
ける伝送誤り訂正時に、演奏が中断することを避けるに
は、メモリを用意する必要があるという問題点を有して
いた。
【0019】また、演奏データが途切れないようにする
には、充分なメモリ量が必要となり、コスト高になると
いう問題点を有していた。また、設定したメモリ−量を
越えるような伝送誤りの訂正等が発生すると、演奏が中
断してしまうという問題点を有していた。
【0020】また、今日の電子楽器では、データの転送
にMIDI規格を採用することが一般的であるが、この
MIDI規格では32Kbpsでデータ転送するため、
そのままでは通信路の伝送速度を越えてしまうという問
題点を有していた。
【0021】さらに、端末インターフェースには、伝送
誤り検定等の回路もふくまれているとしているが、この
伝送誤り検定回路による処理時間が演奏期間中常に一定
であるようにしなければ、演奏タイミングが時間的に変
動してしまうという問題点をも有していた。
【0022】さらにまた、従来の音楽データ伝送装置で
は、遠隔地間の実時間演奏を主目的としているため、従
来の技術が示唆しているような、遠隔地での実時間演奏
教授に必要な諸機能(たとえば、模範演奏技術を提示す
る手段等)が提供されていないので、そのままでは遠隔
地での演奏教授に用いにくい等の問題点をも有してい
た。
【0023】本発明は、上述した従来の課題を解決する
もので、演奏データが本来の演奏タイミングより遅れて
到着しないかぎり、演奏タイミングのずれをなくすこと
ができ、映像情報として演奏教授に必要なデータを確認
しながら送ることができる音楽データ伝送装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の音楽データ伝送装置は、通信網を
経由して遠隔地間に接続された伝送路を介して、前記遠
隔地間で音楽データである演奏データを伝送する音楽デ
ータ伝送システムにおいて、前記通信網と伝送路との回
線接続を指示し、動作指示を行うための動作指示データ
を出力して、前記伝送路の回線接続の確認と前記演奏デ
ータの伝送の開始とを指示する動作指示入力器と、前記
伝送路からの入力信号に基づいて受信データを復調する
復調器と、入力された演奏データに基づいて、発音デー
タと時間データとからなる時間情報付き演奏データを出
力するタイミングデータ付加器と、前記復調器で復調さ
れた受信データに基づいて、前記時間情報付き演奏デー
タを出力するとともに、前記タイミングデータ付加器か
ら出力された時間情報付き演奏データと前記動作指示入
力器から出力された動作指示データとに基づいて、送信
データを出力する通信手順制御器と、前記通信手順制御
器から出力された前記送信データを変調し前記伝送路に
出力する変調器と、前記通信手順制御器から出力された
時間情報付き演奏データに基づいて、前記演奏データを
出力するタイミング制御器とを備えた構成とする。
【0025】請求項4に記載の音楽データ伝送装置は、
通信網を経由して遠隔地間に接続された伝送路を介し
て、前記遠隔地間で音楽データである演奏データを伝送
する音楽データ伝送システムにおいて、前記通信網と伝
送路との回線接続を指示し、動作指示を行うための動作
指示データを出力して、前記伝送路の回線接続の確認と
前記演奏データの伝送の開始とを指示する動作指示入力
器と、前記演奏データとともに伝送する画像を指示する
画像指示入力器と、前記画像指示入力器からの指示に基
づいて画像データを生成する画像データ生成器と、前記
画像データ生成器から生成された画像データを映像化す
る画像生成器と、前記伝送路からの入力信号に基づいて
受信データを復調する復調器と、入力された演奏データ
に基づいて、発音データと時間データとからなる時間情
報付き演奏データを出力するタイミングデータ付加器
と、前記タイミングデータ付加器から出力された時間情
報付き演奏データと前記画像データ生成器から生成され
た画像データとを統合したデータを出力するデータ統合
器と、前記復調器で復調された受信データに基づいて、
前記時間情報付き演奏データを出力するとともに、前記
データ統合器から出力された統合データと前記動作指示
入力器から出力された動作指示データとに基づいて、送
信データを出力する通信手順制御器と、前記通信手順制
御器から出力された前記送信データを変調し前記伝送路
に出力する変調器と、前記通信手順制御器から出力され
た時間情報付き演奏データに基づいて、前記演奏データ
を出力するタイミング制御器とを備えた構成とする。
【0026】請求項5に記載の音楽データ伝送装置は、
通信網を経由して遠隔地間に接続された伝送路を介し
て、前記遠隔地間で音楽データである演奏データを伝送
する音楽データ伝送システムにおいて、前記通信網と伝
送路との回線接続を指示し、動作指示を行うための動作
指示データを出力して、前記伝送路の回線接続の確認と
前記演奏データの伝送の開始とを指示する動作指示入力
器と、前記伝送路からの入力信号に基づいて受信データ
を復調する復調器と、入力された演奏データに基づい
て、発音データと時間データとからなる時間情報付き演
奏データを出力するタイミングデータ付加器と、前記復
調器で復調された受信データに基づいて、前記時間情報
付き演奏データと画像データからなる統合データを出力
するとともに、前記タイミングデータ付加器から出力さ
れた時間情報付き演奏データと前記動作指示入力器から
出力された動作指示データとに基づいて、送信データを
出力する通信手順制御器と、前記通信手順制御器から出
力された前記送信データを変調し前記伝送路に出力する
変調器と、前記通信手順制御器から出力された統合デー
タから、時間情報付き演奏データと画像データとを分配
するデータ分配器と、前記データ分配器から出力された
時間情報付き演奏データに基づいて、前記演奏データを
出力するタイミング制御器と、前記データ分配器から出
力された画像データを映像化する画像生成器とを備えた
構成とする。
【0027】
【作用】請求項1の構成によると、送信側では、タイミ
ングデータ付加器が、入力演奏データから抽出した演奏
タイミングを時間情報とした時間情報付き演奏データを
生成して通信手順制御器に与え、通信手順制御器は送信
制御データと時間情報付き演奏データを所定の手順で送
信データとして変調器に出力し、変調器は送信データを
変調して伝送路に送信する。
【0028】受信側では、通信手順制御器が、復調器に
よって、受信データから所定の手順で受信制御データと
時間情報付き演奏データを抽出してタイミング制御器に
出力し、タイミング制御器は、時間情報付き演奏データ
の時間情報に基づいて、所定のタイミングで演奏データ
を出力する。
【0029】通信手順制御器は、動作指示入力器からあ
たえられる動作指示データと受信制御データに基づい
て、送信制御データを生成する。請求項4および請求項
5の構成によると、画像データ生成器が、画像指示入力
器の出力に基づいて画像データを生成し、この画像デー
タを演奏データと共に送信する。そして、画像生成器
が、送信側で指示した画像を、送信側および受信側の映
像合成装置上に出力する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例の音楽データ伝送装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0031】本発明の第1の実施例の音楽データ伝送装
置を図面に基づいて説明する。図1は第1の実施例にお
ける音楽データ伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は入力端子、2はタイミングデー
タ付加器、3は通信手順制御器、4は変調器、5は復調
器、6はタイミング制御器、7は出力端子、8は動作指
示入力器、9は入出力端子、90は通信網制御器であ
る。
【0032】図2は第1の実施例におけるタイミングデ
ータ付加器2の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、20は入力端子、21はクロック発生器、24は
時間データメモリ、25はデータ選択読出器、26は出
力端子、28は発音データメモリ、29は演奏データ受
信器である。
【0033】図3は第1の実施例におけるタイミング制
御器6の構成を示すブロック図である。図3において、
60は入力端子、61は出力端子、62は演奏データ送
信器、63は比較器、64はクロック発生器、65はカ
ウンタ、67は時間データメモリ、68は発音データメ
モリ、69はデータ分配書込器である。
【0034】図4は第1の実施例における通信手順制御
器3の構成を示すブロック図である。図4において、3
1、32、38は入力端子、33は通信制御データ生成
器、34はデータ分配器、35はデータ選択器、36は
誤り訂正器、37は訂正符号付加器、30、39は出力
端子である。
【0035】図5は第1の実施例における通信網制御器
90の構成を示すブロック図である。図5において、1
00は出力端子、101は入力端子、102は通信網信
号検出器、103は呼出信号発生器、104は入出力端
子である。
【0036】図6は第1の実施例における音楽データ伝
送装置を利用した音楽データ伝送システムの説明図であ
る。図6において、401、402はMIDI楽器、4
03、404は本実施例の音楽データ伝送装置、405
は通信網である。
【0037】以下、説明を簡単にするために、音楽デー
タ伝送装置403を送信側とし、音楽データ伝送装置4
04を受信側とする。以上のように構成された第1の実
施例の音楽データ伝送装置の動作を、図6に示す音楽デ
ータ伝送システムの動作に基づいて以下に説明する。
【0038】まず、通信網405に対して回線の接続を
行い、送信側の音楽データ伝送装置403と受信側の音
楽データ伝送装置404の間の伝送路を接続して、相互
に信号を送受できるようにする。この動作を行うため
に、送信側の音楽データ伝送装置403では、通信網制
御器90の通信網信号検出器102が入出力端子9(入
出力端子104)から得られる信号を検査し、通信網が
使用可能状態か否かを回路網状態値として動作指示入力
器8に出力する。通信網が使用可能状態であれば、動作
指示入力器8は呼出し指令を呼出信号発生器103に出
力する。呼出信号発生器103は、あらかじめ決められ
た電話番号(受信側の音楽データ伝送装置404が接続
されている)にしたがって、ダイヤルパルス(あるいは
ダイヤルトーン)を発生する。このとき通信網信号検出
器102では呼び出し中であることが検出される。
【0039】受信側の音楽データ伝送装置404では、
この音楽データ伝送装置404の通信網信号検出器10
2が回路網状態値として呼出し中であることを出力し、
動作指示入力器8が応答(=接続)を呼出信号発生器1
03に指示する。以上で、通信網405を経由して送信
側の音楽データ伝送装置403と受信側の音楽データ伝
送装置404の間の伝送路(データ通信路)が接続さ
れ、相互に信号を送受できるようになる。
【0040】つぎに伝送路上でのデータ通信の開始処理
を行う。すなわち、送信側の音楽データ伝送装置403
と受信側の音楽データ伝送装置404が、互いに意図し
た通りの通信相手と接続されているか否か等の確認を行
う。
【0041】送信側の音楽データ伝送装置403の通信
手順制御器3では、通信制御データ生成器33が、動作
指示入力器8から出力された動作指示データに基づい
て、送信制御データとしての通信開始データを生成す
る。このときデータ選択器35は通信制御データ生成器
33の出力を選択する。従って、データ選択器35の出
力は通信開始データとなり、この通信開始データに対し
て訂正符号付加器37が誤り訂正符号を付与する。
【0042】誤り訂正符号が付加された通信開始データ
は送信データとして、変調器4で変調され、伝送路に出
力される。受信側の音楽データ伝送装置404では、伝
送路から得られた信号を、この音楽データ伝送装置40
4の復調器5が復調して受信データを得る。この受信デ
ータは誤り訂正器36で誤り訂正され、データ分配器3
4に入力される。データ分配器34は演奏データ以外の
データを通信制御データ生成器33に入力する。したが
って、このとき通信制御データ生成器33には通信開始
データが入力される。通信手順制御器3はこれに対して
通信開始確認データを出力する、このときデータ選択器
35は通信制御データ生成器33の出力を選択してい
る。したがって、データ選択器35の出力は通信開始確
認データとなり、この通信開始確認データに対して訂正
符号付加器37が誤り訂正符号を付与する。
【0043】誤り訂正符号が付加された通信開始確認デ
ータは送信データとして、変調器4で変調され、伝送路
に出力される。送信側の音楽データ伝送装置403で
は、通信路から得られた信号を、この音楽データ伝送装
置403の復調器5が復調して受信データを得る。この
受信データは誤り訂正器36で誤り訂正され、データ分
配器34に入力される。データ分配器34は演奏データ
以外のデータは通信制御データ生成器33に入力する。
したがって、このとき通信制御データ生成器33には通
信開始確認データが入力される。
【0044】以上により、通信開始データ、通信開始確
認データ等が互いに確認され、送信側の音楽データ伝送
装置403と受信側の音楽データ伝送装置404が、互
いに意図した通りの通信相手と接続されていることの確
認が終了し、これ以後、音楽データの伝送が可能とな
る。
【0045】なお、第1の実施例では、演奏データの入
出力は、いわゆるMIDI規格で行われるものとする。
送信側の音楽データ伝送装置403に接続されたMID
I楽器401を演奏操作(たとえば鍵盤を打鍵)する
と、MIDI楽器401のMIDI出力端子から、演奏
操作に対応したMIDIデータ(=演奏データ)が出力
される。
【0046】このMIDIデータは送信側の音楽データ
伝送装置403の入力端子1を介してタイミングデータ
付加器2に入力される。このタイミングデータ付加器2
の演奏データ受信器29は、MIDIデータを検出す
る。一般に、MIDIデータはステータスバイトとデー
タバイトの組で構成されていて、演奏データ受信器29
では、ステータスバイトを検出する毎にカウンタ22に
対してリセット信号を発生する。カウンタ22はクロッ
ク発生器21が出力するクロックでカウントアップされ
ている。
【0047】つまり、カウンタ22は相前後するステー
タスバイトの検出時間間隔をカウント値として出力する
ことになる。したがって、カウンタ22の出力を上述し
たリセット信号の発生毎に時間データメモリ24に記録
することで、演奏データの生起時間間隔を得ることがで
きる。
【0048】同時に、演奏データ受信器29で得られた
ステータスバイトとデータバイトの組は、発音データと
して発音データメモリ28に記録される。データ選択読
出器25は、発音データメモリ28と時間データメモリ
24を組として読出し、出力端子26から時間情報付き
演奏データとして出力する。すなわち、MIDIデータ
はタイミングデータ付加器2で、相対的な生起時間を付
与されることになる。クロック発生器21のクロック発
生周期は数msecから数10msec程度が適当であ
る。
【0049】データ選択読出器25は、カウンタ22の
リセットタイミングに同期して、発音データメモリ28
と時間データメモリ24を読み出し、出力端子26から
出力する。
【0050】タイミングデータ付加器2から出力された
時間情報付き演奏データは通信手順制御器3に入力され
る。このとき既に通信路は確立されているので、入力端
子32に得られた発音データと時間データとで構成され
た時間情報付き演奏データは、データ選択器35を介し
て訂正符号付加器37に入力され、誤り訂正符号が付加
されて変調器4で変調されて通信路に出力される。
【0051】受信側の音楽データ伝送装置404では、
通信路から得られた信号を、この音楽データ伝送装置4
04の復調器5が復調して受信データを得る。この受信
データは誤り訂正器36で誤り訂正され、データ分配器
34に入力される。データ分配器34は、時間情報付き
演奏データは出力端子30を介して、タイミング制御器
6に入力する。タイミング制御器6の入力端子60に得
られた時間情報付き演奏データは、データ分配書込器6
9によって、発音データは発音データメモリ68に書き
込まれ、時間データは時間データメモリ67に書き込ま
れる。
【0052】時間データメモリ67の出力は、比較器6
3の第1の入力となる。この比較器63の第2の入力に
は、クロック発生器64の発生するクロックでカウント
アップされるカウンタ65の出力が接続される。このク
ロック発生器64は送信側のクロック発生器64と同じ
周期でクロック発生している。
【0053】比較器63で、第2の入力が第1の入力よ
り大きい時、演奏データ送信器62に対して発音データ
メモリ68の値をMIDIデータとして出力するように
指令する。同時にカウンタ65をリセットする。
【0054】つまり、直前の演奏データと現在の演奏デ
ータの時間間隔が再現され、相対的な時間間隔が保たれ
た演奏データ(この場合、MIDIデータ)が出力され
受信側のMIDI楽器402で演奏される。
【0055】以上の動作により、第1の実施例によれ
ば、まず、動作指示入力器8と通信網制御器90が予め
決められた手順に従って、通信網の接続を行い、さらに
接続された通信網の上で、データ通信を行う(接続され
た通信網をデータ通信の伝送路として用いる)ためにデ
ータ通信の接続を行う。
【0056】送信側では、タイミングデータ付加器2は
入力演奏データ(MIDIデータ)から抽出した演奏タ
イミングを時間情報として時間情報付き演奏データを生
成して通信手順制御器3に与え、通信手順制御器3は、
送信制御データと時間情報付き演奏データを所定の手順
で送信データとして変調器4に出力し、変調器4は送信
データを変調して伝送路に送信する。受信側では、通信
手順制御器3は、受信データから所定の手順で受信制御
データと時間情報付き演奏データを抽出して、タイミン
グ制御器6に出力し、タイミング制御器6は、時間軸情
報が付いた時間情報付き演奏データの時間情報に基づい
て、所定のタイミングで演奏データを出力し、かつ通信
手順制御器3は、動作指示入力器8からあたえられる動
作指示データと受信制御データに基づいて送信制御デー
タを生成するので、演奏データと一対の時間データが常
に演奏タイミングを制御することになり、演奏データが
本来の演奏タイミングより遅れて到着しないかぎり、演
奏タイミングのずれをなくすことができる。
【0057】なお、第1の実施例における変調器4およ
び復調器5の変復調方式はFSK、PSK、QPSK等
のいかなる変復調方式でもよい。また、時間データとし
てカウンタの出力をそのまま用いたが、これをコード化
してデータ転送効率を向上させることも当然可能であ
る。
【0058】また、通信網の接続あるいはデータ通信路
の接続は必ずしも本実施例の手順の通りではなく、使用
する通信網あるいはデータ通信形式等の環境にあわせて
手順を変更することも可能である。
【0059】また、通信網としては一般の電話回線を想
定しているが、他の通信網であってもよい。本発明の第
2の実施例の音楽データ伝送装置を図面に基づいて説明
する。
【0060】図7は第2の実施例における音楽データ伝
送装置のうちの送信側の音楽データ伝送装置403の構
成を示すブロック図である。図7において、1は入力端
子、2はタイミングデータ付加器、3は通信手順制御
器、4は変調器、5は復調器、6はタイミング制御器、
7は出力端子、8は動作指示入力器、9は入出力端子、
90は通信網制御器、10は画像生成器、13はデータ
統合器、14は画像データ生成器、15は画像指示入力
器である。ここで、第1の実施例と違うところは、画像
生成器10と、データ統合器13と、画像データ生成器
14と、画像指示入力器15を設けたことである。
【0061】図8は第2の実施例における音楽データ伝
送装置のうちの受信側の音楽データ伝送装置404の構
成を示すブロック図である。図8において、1は入力端
子、2はタイミングデータ付加器、3は通信手順制御
器、4は変調器、5は復調器、6はタイミング制御器、
7は出力端子、8は動作指示入力器、9は入出力端子、
90は通信網制御器、10は画像生成器、12はデータ
分配器である。ここで、第1の実施例と違うところは、
画像生成器10と、データ分配器12を設けたことであ
る。
【0062】図7、図8のタイミングデータ付加器2、
タイミング制御器6、変調器4、復調器5、動作指示入
力器8、通信網制御器90は、第1の実施例で説明した
ものと同じであり、ここではこれらの説明は省略する。
【0063】図9は第2の実施例における画像生成器1
0の構成を示すブロック図である。図9において、12
0は映像合成装置、121は出力端子、122は自然画
映像生成器、123はグラフィックス生成器、124は
自然画映像制御器、125は入力端子である。
【0064】以上のように構成された第2の実施例の音
楽データ伝送装置について、その動作を以下に説明す
る。伝送路が使用可能になるまでの手順は第1の実施例
と同じであり、ここではその説明は省略し、音楽データ
の伝送が可能になった状態から説明を行う。
【0065】送信側の画像指示入力器15を操作する
と、画像指示入力器15は画像データ生成器14に対し
て、画像生成器10に所望の画像を出力するのに必要な
画像データの生成を行わせる。この画像データは画像生
成器10に送られ、出力画像が送信側で確認できる。同
時に画像データはデータ統合器13に入力される。デー
タ統合器13はタイミングデータ付加器2が出力する時
間情報付き演奏データと画像データを通信手順制御器3
に入力する。
【0066】送信側の音楽データ伝送装置403は、第
1の実施例とおなじ動作でデータ統合器13の出力デー
タに誤り訂正処理と変調を行って伝送路に出力する。受
信側の音楽データ伝送装置404は、第1の実施例と同
様の動作で復調および誤り訂正を行い、時間情報付き演
奏データと画像データがデータ分配器12に入力され、
データ分配器12は、時間情報付き演奏データをタイミ
ング制御器6に出力し、画像データは画像生成器10に
出力する。
【0067】この結果、送信側の画像生成器10と受信
側の画像生成器10には同じ画像が出力されることにな
る。この画像生成器10は図9に示すように、画像デー
タを受け取ると、その一部はグラフィックス生成器12
3に入力されて、グラフィックス生成器123はグラフ
ィックス画像信号を出力する。同時に画像データの残り
は、自然画映像制御器124に入力され、自然画映像生
成器122(この場合LD)から画像データに対応する
自然画映像信号を出力する。グラフィックス画像信号と
自然画映像信号は、映像合成装置120で合成され、出
力端子121から出力される。
【0068】第2の実施例の場合には、たとえば、グラ
フィックス画像としては楽譜などが考えられ、自然画映
像生成器122には、演奏時の鍵盤操作の各小節毎の様
子などを格納することが考えられる。
【0069】このような音楽データ伝送装置を利用する
ことによって、送信側としてたとえば演奏教授側を想定
し、受信側としてたとえば演奏教授側から遠隔地にいる
生徒を想定し、演奏教授側は、模範演奏をMIDI楽器
を用いて遠隔地の生徒に演奏教授すると同時に、技術的
な指導に関しては、画像指示入力器15で特定の小節等
を指定して、生徒側の画像生成器10に自然画とグラフ
ィックスによる楽譜を用いて指導するというようなこと
を行うができる。
【0070】以上の動作により、第2の実施例によれ
ば、演奏データをタイミングのずれなく伝送することが
できると同時に、画像データを用いて詳細な演奏教授を
行うことができるようになる。
【0071】なお、第2の実施例において、演奏データ
と画像データは非同期動作としているが、画像データの
出力タイミングを演奏データから検出してタイミングを
同期させること等は容易に実施でき、演奏教授側の演奏
と参考画像を同期して生徒に提示し、より密度の高い演
奏教授をおこなうことも可能である。
【0072】なお、第2の実施例で、グラフィックス画
像に楽譜、自然画映像に鍵盤操作を用いたが、映像の内
容はこれに限るものではなく、また演奏教授以外に情報
端末機器としての動作を同じ構成を用いて行わせること
も可能である。
【0073】本発明の第3の実施例の音楽データ伝送装
置を図面に基づいて説明する。図10は第3の実施例に
おける音楽データ伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。図10において、1は入力端子、2はタイミングデ
ータ付加器、3は通信手順制御器、4は変調器、5は復
調器、6はタイミング制御器、7は出力端子、8は動作
指示入力器、9は入出力端子である。
【0074】第1の実施例と違うところは、タイミング
データ付加器2からシステム制御データが動作指示入力
器8に入力される点である。これ以外の構成は第1の実
施例と同じなので、ここでは、このシステム制御データ
がどのように用いられるかを説明する。
【0075】演奏データとしてMIDIデータをタイミ
ングデータ付加器2に入力する場合に、発音データでは
ないMIDIデータも同時にタイミングデータ付加器2
に入力される。ここでいう発音データ以外のMIDIデ
ータとは、たとえばシステム・エクスクルージブメッセ
ージ等である。
【0076】MIDI楽器からこれらの発音データ以外
のMIDIデータが入力されると、タイミングデータ付
加器2は、そのMIDIデータをシステム制御データと
して動作指示入力器8に入力する。
【0077】第3の実施例では、システム・エクスクル
ージブメッセージで通信網にたいするアドレス(電話番
号)を指示している。以上のように第3の実施例によれ
ば、MIDI楽器側から音楽データ伝送装置に動作開始
指令や通信網の接続先を指示させることができるように
なり、MIDI楽器の使用者が通信網を意識せずに遠隔
地のMIDI楽器を使用できるようにできる。
【0078】なお、ここではシステム・エクスクルージ
ブメッセージを用いて電話番号の指定を行っているが、
その他の制御も可能である。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タイミン
グデータ付加器は入力演奏データから抽出した演奏タイ
ミングを時間情報として時間情報付演奏データを生成し
て通信手順制御器に与え、通信手順制御器は送信制御デ
ータと時間情報付き演奏データを所定の手順で送信デー
タとして変調器に出力し、変調器は送信データを変調し
て伝送路に送信し、通信手順制御器は、受信データから
所定の手順で受信制御データと時間情報付演奏データを
抽出して、タイミング制御器に出力し、タイミング制御
器は時間軸情報付き演奏データの時間情報に基づいて所
定のタイミングで演奏データを出力し、かつ通信手順制
御器は動作指示入力器からあたえられる動作指示データ
と受信制御データに基づいて送信制御データを生成する
ので、演奏データと一対の時間データが常に演奏タイミ
ングを制御することができる。
【0080】そのため、演奏データが本来の演奏タイミ
ングより遅れて到着しないかぎり、演奏タイミングのず
れをなくすことができる。また、画像データを演奏デー
タと共に送信するので、送信側で指示した画像を、送信
側および受信側の映像合成装置上に同時に出力すること
ができる。
【0081】そのため、映像情報として演奏教授に必要
なデータを確認しながら送ることができるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の音楽データ伝送装置の
構成図
【図2】同実施例のタイミングデータ付加器の構成図
【図3】同実施例のタイミング制御器の構成図
【図4】同実施例の通信手順制御器の構成図
【図5】同実施例の通信網制御器の構成図
【図6】同実施例の音楽データ伝送装置の使用説明図
【図7】本発明の第2の実施例の送信側の音楽データ伝
送装置の構成図
【図8】同実施例の受信側の音楽データ伝送装置の構成
【図9】同実施例の画像生成器の構成図
【図10】本発明の第3の実施例の音楽データ伝送装置
の構成図
【図11】従来の音楽データ伝送装置の使用構成図
【符号の説明】 2 タイミングデータ付加器 3 通信手順制御器 4 変調器 5 復調器 6 タイミング制御器 8 動作指示入力器 10 画像生成器 12 データ分配器 13 データ統合器 14 画像データ生成器 15 画像指示入力器 90 通信網制御器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を経由して遠隔地間に接続された
    伝送路を介して、前記遠隔地間で音楽データである演奏
    データを伝送する音楽データ伝送システムにおいて、前
    記通信網と伝送路との回線接続を指示し、動作指示を行
    うための動作指示データを出力して、前記伝送路の回線
    接続の確認と前記演奏データの伝送の開始とを指示する
    動作指示入力器と、前記伝送路からの入力信号に基づい
    て受信データを復調する復調器と、入力された演奏デー
    タに基づいて、発音データと時間データとからなる時間
    情報付き演奏データを出力するタイミングデータ付加器
    と、前記復調器で復調された受信データに基づいて、前
    記時間情報付き演奏データを出力するとともに、前記タ
    イミングデータ付加器から出力された時間情報付き演奏
    データと前記動作指示入力器から出力された動作指示デ
    ータとに基づいて、送信データを出力する通信手順制御
    器と、前記通信手順制御器から出力された前記送信デー
    タを変調し前記伝送路に出力する変調器と、前記通信手
    順制御器から出力された時間情報付き演奏データに基づ
    いて、前記演奏データを出力するタイミング制御器とを
    備えた音楽データ伝送装置。
  2. 【請求項2】 通信網を経由して遠隔地間に接続された
    伝送路を介して、前記遠隔地間で音楽データである演奏
    データを伝送する音楽データ伝送システムにおいて、前
    記通信網の状態に対応した通信網状態値に基づいて呼出
    し指令値を出力するとともに、前記伝送路の回線接続の
    確認と前記演奏データの伝送の開始とを指示する動作指
    示データを出力する動作指示入力器と、前記伝送路から
    の入力信号に基づいて受信データを復調する復調器と、
    入力された演奏データに基づいて、発音データと時間デ
    ータとからなる時間情報付き演奏データを出力するタイ
    ミングデータ付加器と、前記復調器で復調された受信デ
    ータに基づいて、前記時間情報付き演奏データを出力す
    るとともに、前記タイミングデータ付加器から出力され
    た時間情報付き演奏データと前記動作指示入力器から出
    力された動作指示データとに基づいて、送信データを出
    力する通信手順制御器と、前記通信手順制御器から出力
    された前記送信データを変調し前記伝送路に出力する変
    調器と、前記通信手順制御器から出力された時間情報付
    き演奏データに基づいて、前記演奏データを出力するタ
    イミング制御器と、前記動作指示入力器から出力された
    呼出し指令値に基づいて、前記通信網に呼出し信号を出
    力し、前記通信網状態値を前記動作指示入力器に対して
    出力する通信網制御器とを備えた音楽データ伝送装置。
  3. 【請求項3】 通信網を経由して遠隔地間に接続された
    伝送路を介して、前記遠隔地間で音楽データである演奏
    データを伝送する音楽データ伝送システムにおいて、入
    力された演奏データに基づいて、発音データと時間デー
    タとからなる時間情報付き演奏データと装置を制御する
    ためのシステム制御データとを出力するタイミングデー
    タ付加器と、前記通信網の状態に対応した通信網状態値
    に基づいて呼出し指令値を出力するとともに、前記タイ
    ミングデータ付加器から出力されたシステム制御データ
    に基づいて、前記伝送路の回線接続の確認と前記演奏デ
    ータの伝送の開始とを指示する動作指示データを出力す
    る動作指示入力器と、前記伝送路からの入力信号に基づ
    いて受信データを復調する復調器と、前記復調器で復調
    された受信データに基づいて、前記時間情報付き演奏デ
    ータを出力するとともに、前記タイミングデータ付加器
    から出力された時間情報付き演奏データと前記動作指示
    入力器から出力された動作指示データとに基づいて、送
    信データを出力する通信手順制御器と、前記通信手順制
    御器から出力された前記送信データを変調し前記伝送路
    に出力する変調器と、前記通信手順制御器から出力され
    た時間情報付き演奏データに基づいて、前記演奏データ
    を出力するタイミング制御器と、前記動作指示入力器か
    ら出力された呼出し指令値に基づいて、前記通信網に呼
    出し信号を出力し、前記通信網状態値を前記動作指示入
    力器に対して出力する通信網制御器とを備えた音楽デー
    タ伝送装置。
  4. 【請求項4】 通信網を経由して遠隔地間に接続された
    伝送路を介して、前記遠隔地間で音楽データである演奏
    データを伝送する音楽データ伝送システムにおいて、前
    記通信網と伝送路との回線接続を指示し、動作指示を行
    うための動作指示データを出力して、前記伝送路の回線
    接続の確認と前記演奏データの伝送の開始とを指示する
    動作指示入力器と、前記演奏データとともに伝送する画
    像を指示する画像指示入力器と、前記画像指示入力器か
    らの指示に基づいて画像データを生成する画像データ生
    成器と、前記画像データ生成器から生成された画像デー
    タを映像化する画像生成器と、前記伝送路からの入力信
    号に基づいて受信データを復調する復調器と、入力され
    た演奏データに基づいて、発音データと時間データとか
    らなる時間情報付き演奏データを出力するタイミングデ
    ータ付加器と、前記タイミングデータ付加器から出力さ
    れた時間情報付き演奏データと前記画像データ生成器か
    ら生成された画像データとを統合したデータを出力する
    データ統合器と、前記復調器で復調された受信データに
    基づいて、前記時間情報付き演奏データを出力するとと
    もに、前記データ統合器から出力された統合データと前
    記動作指示入力器から出力された動作指示データとに基
    づいて、送信データを出力する通信手順制御器と、前記
    通信手順制御器から出力された前記送信データを変調し
    前記伝送路に出力する変調器と、前記通信手順制御器か
    ら出力された時間情報付き演奏データに基づいて、前記
    演奏データを出力するタイミング制御器とを備えた音楽
    データ伝送装置。
  5. 【請求項5】 通信網を経由して遠隔地間に接続された
    伝送路を介して、前記遠隔地間で音楽データである演奏
    データを伝送する音楽データ伝送システムにおいて、前
    記通信網と伝送路との回線接続を指示し、動作指示を行
    うための動作指示データを出力して、前記伝送路の回線
    接続の確認と前記演奏データの伝送の開始とを指示する
    動作指示入力器と、前記伝送路からの入力信号に基づい
    て受信データを復調する復調器と、入力された演奏デー
    タに基づいて、発音データと時間データとからなる時間
    情報付き演奏データを出力するタイミングデータ付加器
    と、前記復調器で復調された受信データに基づいて、前
    記時間情報付き演奏データと画像データからなる統合デ
    ータを出力するとともに、前記タイミングデータ付加器
    から出力された時間情報付き演奏データと前記動作指示
    入力器から出力された動作指示データとに基づいて、送
    信データを出力する通信手順制御器と、前記通信手順制
    御器から出力された前記送信データを変調し前記伝送路
    に出力する変調器と、前記通信手順制御器から出力され
    た統合データから、時間情報付き演奏データと画像デー
    タとを分配するデータ分配器と、前記データ分配器から
    出力された時間情報付き演奏データに基づいて、前記演
    奏データを出力するタイミング制御器と、前記データ分
    配器から出力された画像データを映像化する画像生成器
    とを備えた音楽データ伝送装置。
  6. 【請求項6】 タイミングデータ付加器に、演奏データ
    を受信し、前記演奏データの始点の検出と発音データの
    抽出とを行う演奏データ受信器と、前記演奏データ受信
    器で演奏データの始点が検出される毎にリセットされる
    カウンタと、前記カウンタを駆動するクロックを発生す
    るクロック発生器と、前記カウンタがリセットされる直
    前の値を記憶する時間データメモリと、前記演奏データ
    受信器から抽出された発音データを記憶する発音データ
    メモリと、前記時間データメモリおよび発音データメモ
    リの格納値を読み出して出力するデータ選択読出器とを
    設けた請求項1または請求項2または請求項4または請
    求項5のいずれかに記載の音楽データ伝送装置。
  7. 【請求項7】 タイミングデータ付加器に、演奏データ
    を受信し、前記演奏データの始点の検出と発音データの
    抽出と演奏データ中のシステム制御データの抽出とを行
    う演奏データ受信器と、前記演奏データ受信器で演奏デ
    ータの始点が検出される毎にリセットされるカウンタ
    と、前記カウンタを駆動するクロックを発生するクロッ
    ク発生器と、前記カウンタがリセットされる直前の値を
    記憶する時間データメモリと、前記演奏データ受信器か
    ら抽出された発音データを記憶する発音データメモリ
    と、前記時間データメモリおよび発音データメモリの格
    納値を読み出して出力するデータ選択読出器とを設けた
    請求項3に記載の音楽データ伝送装置。
  8. 【請求項8】 タイミング制御器に、時間情報付き演奏
    データを時間データメモリおよび発音データメモリに分
    配するデータ分配書込器と、クロック発生器の出力で駆
    動されるカウンタと、前記時間データメモリの出力と前
    記カウンタの出力とを比較する比較器と、前記比較器の
    比較結果に基づいて、前記発音データメモリの格納値を
    読み出し演奏データとして出力する演奏データ送信器と
    を設けた請求項1から請求項5のいずれかに記載の音楽
    データ伝送装置。
  9. 【請求項9】 通信手順制御器に、受信データの誤り訂
    正処理を行う誤り訂正器と、前記誤り訂正器の出力を時
    間情報付き演奏データと受信制御データに分配するデー
    タ分配器と、前記データ分配器から出力された受信制御
    データと動作指示データとに基づいて、送信制御データ
    を生成する通信制御データ生成器と、前記通信制御デー
    タ生成器の出力と伝送される時間情報付き演奏データと
    のうちから選択して出力するデータ選択器と、前記デー
    タ選択器の出力に誤り訂正符号を付加する訂正符号付加
    器とを設けた請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    音楽データ伝送装置。
  10. 【請求項10】 通信網制御器に、呼出し指令値に基づ
    いて通信網に呼出し信号を発生する呼出信号発生器と、
    通信網の状態を検出して通信網状態値を出力する通信網
    信号検出器とを設けた請求項2または請求項3に記載の
    音楽データ伝送装置。
  11. 【請求項11】 画像生成器に、入力された画像データ
    に対応するグラフィック画像信号を生成するグラフィッ
    クス生成器と、前記入力画像データに対応して、自然画
    映像信号を生成する自然画映像生成器と、前記グラフィ
    ックス生成器から生成されたグラフィック画像信号と前
    記自然画映像生成器から生成された自然画映像信号とを
    合成する映像合成装置とを備えた請求項4または請求項
    5に記載の音楽データ伝送装置。
  12. 【請求項12】 演奏データを、MIDIデータとした
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の音楽データ伝
    送装置。
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