JPH0854532A - 積分素子 - Google Patents

積分素子

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JPH0854532A
JPH0854532A JP7103712A JP10371295A JPH0854532A JP H0854532 A JPH0854532 A JP H0854532A JP 7103712 A JP7103712 A JP 7103712A JP 10371295 A JP10371295 A JP 10371295A JP H0854532 A JPH0854532 A JP H0854532A
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rod
fibers
fiber
bundle
light
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Narinder S Kapany
ナリンダー・エス・カパニー
Fred C Unterleitner
フレッド・シー・ウンターライトナー
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/2804Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
    • G02B6/2817Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using reflective elements to split or combine optical signals

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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入射光が入力ファイバー間および出力ファイ
バーに均一に分配できる積分素子を提供すること。 【構成】 入り口部分(18,24)と出口部分(2
0,24)とを有し、総量で少くとも270°の角度的
偏移を形成する曲りくねった形状に形成された透明な桿
から成る光ファイバー星状カップラ用の積分素子(17
T,17R)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積分素子に関し、更に詳
細にいえば、光ファイバー星状カップラ用の積分素子の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】損失が少くコンパクトな通信媒体として
の光ファイバーの利点は異論がないが、ファイバーを他
のファイバーと検出器および源泉とに界面を形成させる
にはまだ問題がある。米国特許第4,329,017号
および米国特許出願第325,256号とには反射形像
面を利用する種々の低損失界面モジュールが記載されて
いる。界面モジュールは部分的伝送面を使用して種々の
監視、分配切換えおよび多重機能を行う。モジュールは
高容量通信システムに要求される精密な公差を特徴とし
しかも手頃な費用で大量生産できる。
【0003】以上説明したモジュールは一般に比較的に
少数のファイバーの界面形成に関するものであるが、多
数の(たとえば、10ないし90本)ファイバーを互い
に接続する必要のある用途もある。たとえば、星状カッ
プラは複数の入力ファイバーのいづれか1つを複数の出
力カップラ(一般に入力ファイバーと同数)のすべてと
通信させる。このことは典型的には光学的信号を入力フ
ァイバーからそのような信号を混合する積分素子に通信
し次いで混合された信号を出力ファイバーに均一に分配
することにより行う。典型的星状カップラの構造は互い
に結合される複数のファイバーのそれぞれの中間部分か
ら被覆を取除き露出したコアを溶融して接合する必要が
ある。溶融した部分は1本の素子を形成し、ファイバー
の被覆された部分は片側で入力ファイバーを形成し反対
側で出力ファイバーを形成する。あるいはまた入力ファ
イバーの端部は被覆を最小厚味に減少するため食刻する
ことができ、この端部は合わせて別個の1本化した素子
に接着する。(出力ファイバーも同様に束ねる)。ファ
イバーの端部は薄いガラスのスラブの縁部に直線的に並
べて接着するかほぼ円形に束ねて円形の桿の端部に接着
することもできる。
【0004】星状カップラの1つの用途はいくつかの端
子が互いにデータを交換する局地ネットワークにおいて
なされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな用途では、カップラはまたモニタ信号を発生するこ
とを必要とする場合もあり、これら信号はそれぞれカッ
プラに入って来る対応するチャンネルの信号を表わす。
モニタ信号は中央のモニタプロセッサに送られ、このプ
ロセッサは特定の時間に1つ以上の端子が伝送するのを
防止する。そのようなモニタ信号を発生するには通常で
は各チャンネルにタップする必要があり多数のチャンネ
ルを有する系統では不便でまた高価につく。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の星状カップラ−
モニタはビームスプリッタと以下に述べる第1、第2お
よび第3の空間的に個別の領域に相対的に配向した少く
とも1つの形像素子とを備えている。第1の領域におけ
るいづれかの個所から発する光の僅かな部分(たとえば
5%)を第2の領域における対応する個所に形像する。
この第1の領域における特定の個所から発する光の大部
分(たとえば95%)を第3の領域における対応する個
所に形像する。入力束のN本の入力ファイバーの端部を
第1の領域において位置合わせする。桿の如き積分素子
を第3の領域に配置する。
【0007】この積分素子は入力ファイバーの束の横方
向寸法と等しい横方向寸法を有する入口部分を有してい
る。積分素子の入口部分と入力ファイバーの束とが光学
的に共役の個所に配置されているので、入力ファイバー
のいづれか1つから発する光の大部分は積分素子の入口
部分の対応する個所すなわち小部分に形像される。
【0008】積分素子はまた出口部分を有し入口部分と
出口部分との間に伝播する光が積分素子に光が入った特
定の小領域と横方向に空間的な相関を失うという特性を
有している。本発明の1つの伝送具体例においては、出
力束の出力ファイバーが出口部分に圧接せしめられる
と、積分素子に入る光は出力ファイバーに均一に分配さ
れる。反射的具体例では、積分素子は反射面を有し入口
部分と出口部分とは一致し、積分素子に入る光は入力フ
ァイバー間に均一に分配される。
【0009】一つの具体例では、ビームスプリッタは高
い反射率(たとえば、95%)を有する平面リフレクタ
であり、形像素子は単一わん曲(好ましいのは球状)リ
フレクタである。第1および第3の領域とわん曲したリ
フレクタとはビームスプリッタの反対側にあるり第2の
領域はビームスプリッタの反対側にある。入力ファイバ
ーから発する光はその僅かな部分がビームスプリッタに
よりわん曲したリフレクタに反射される。その結果によ
る集中した束は次いで大部分の積分素子に形像されるべ
く反射され僅かな部分は対応するモニタファイバーの端
部に形像されるべくビームスプリッタを通過してもう一
度ビームスプリッタに衝突する。
【0010】好ましい形式の積分素子は束の直径と等し
いコア直径を有する桿またはファイバーである。桿また
はファイバーを全体の角度的偏移を270°程度または
それより大にして曲りくねった形状に曲げる。所要度の
角度的偏移にするには、ファイバーの長さを屈曲半径
(真直ぐな部分がないと仮定して)の約5倍にする必要
がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1Aと図1Bとには本発明の星状カップ
ラ−モニタ10の第1の具体例の2つの形式が光学的略
図で示してある。対応する部分には同じ符号が付してあ
る。概していえば、星状カップラ−モニタ10は入力フ
ァイバー((12(1…N)とする))の束12をモニ
タファイバー15((15(1…N)とする))の束1
5と積分素子17とに結合するように作用し、従って任
意特定の入力ファイバー12(i)から発する光の僅か
な部分が対応するモニタファイバー15(i)に伝送さ
れ大部分は積分素子17に伝送される。束12,15の
ファイバーは6角形に密接して束ねられ数は7本、15
本、37本、61本または91本で良いが91本が恐ら
く実用上の上限である。
【0013】また図2を参照すると、積分素子17は伝
送形状17Tか反射形状17Rで良い。伝送形状17T
においては、積分素子はガラスの桿から成り、その一端
は入口部分18を形成し他端は出口部分20を形成して
いる。積分素子17Tは任意特定の個所で入口部分18
に入る光がこの素子を通過する際にそのような個所との
空間的相関を失う。従って、光は出口部分20を離れる
時その部分全体にわたり散らされる。
【0014】均一に積分するには、桿を全体の角度的偏
移を270°またはそれ以上にして曲りくねって折り曲
げる。しかしながら、270°より可成り大きい角度に
曲げると積分の均一性を更に増大することなく屈曲損失
を増大することになる。桿の全長(従って、積分器の全
体寸法)は屈曲半径と一次的に比例する。桿が折れるほ
ど小さくはないがこぢんまりさの配慮が小さい屈曲半径
の障害となる。桿の直径の約20〜30倍の屈曲半径が
適当である。桿を600ミクロンのプラスチックで被覆
したシリカのファイバーで作ったコアで輪郭を決める場
合には、約5mmの屈曲半径が適当であると判った。折
り曲げた部分をすべて一定の(最小)半径であると仮定
すると、桿の長さは真直なすなわち過度部分の長さを加
えて折り曲げた部分の屈曲半径の約5倍にする必要があ
る。桿は少くとも一方が曲りくねった溝を形成してある
1対の向かい合った板の如き便利な手段により曲りくね
った状態に保持できる。その他の形状寸法の配慮に左右
され桿は発生する光が入ると同じ方向か反対方向に運動
するよう曲げることができる。
【0015】曲りくねった形状にすると真直な桿に相対
的に、特に桿の中心付近に入る光に対し(すなわち、束
の中心付近のファイバーに対し)積分の均一性をいちじ
るしく改善する。出力ファイバー(個々に符号22(1
…Nとした)束22は出口部分20に圧接せしめられ従
って素子17Tに入る光は出力ファイバーに均一に分配
される。最高の結合効率を保持するため、束12,1
5,22(もし存在していれば)のファイバーは少くと
もファイバーが合体する領域に非常に薄い被覆を有して
いる必要がある。更にまた、桿の直径は束22の断面直
径に厳密に釣り合う必要がありまた桿の数字で表わした
開口はファイバーの開孔と少くとも同じ大きさにする必
要がある。
【0016】反射形状17Rでは、素子は一端に反射被
覆23を有し他端24と共に同一の広がりを有する入口
部分と出口部分とをそれぞれ形成している。素子17R
は光が素子17Rを2回トラバースするので素子17T
の長さの僅か半分の長さで良い。従って、素子17Rに
いづれかの個所から入る光は反射せしめられて入力ファ
イバー12のすべてに等しく分配される。
【0017】通常では、星状カップラ−モニタ10(お
よび以下に説明する他の具体例)はそれより大きい系統
に重ね継ぎすることができるユニットとして作られる。
この目的のために、束12,15,22(もし存在すれ
ば)のファイバーは通常では数インチか数フィートの長
さを有する細くねじり巻いて作られている。入力ファイ
バーと出力ファイバー(もしあれば)は系統において長
いファイバーに重ね継ぎされ他方モニタファイバーは直
接適当な検出器に結合できる。
【0018】時にはファイバー束12,15,22(も
し存在すれば)は断面がほぼ円形以外のものであると有
利なことがある。たとえば、ファイバーをリボン状にす
ると使用するファイバー数の融通性を更に大にできファ
イバーの機械的接続を容易にできる。そのような形状を
有する束に対しては、積分素子17は桿ではなくスラブ
の形式である。
【0019】再び図1Aを参照すると、カップラ−モニ
タ10の光学的に重要な要素は平面反射リフレクタ25
の如きビームスプリッタと形像手段又は形像素子即ちわ
ん曲した(好ましくは球状の)形像リフレクタ30とを
含む。ビームスプリッタ25は約95%の反射率と5%
の伝送率とを有し他方形像リフレクタ30はほぼ全体が
反射性である。入力束12、モニタ束15および積分素
子17は第1、第2および第3の領域35a,35bお
よび35cでそれぞれ位置合わせする。
【0020】球状リフレクタの幾何学的および光学的特
性は米国特許第4,329,017号および米国特許出
願第325,256号に記載されている。これら特許お
よび特許出願の記載が本願明細書に参考として述べてあ
る。簡単に指摘すると、わん曲の中心が自己共役個所で
ありまたこの屈曲の中心を通る平面が自己共役平面であ
る。この平面にあり屈曲の中心から僅かに変位している
対物点がこの平面における光学的共役像点で形像され、
この形像点は屈曲の中心の反対側に等しく間隔をあけて
ある。
【0021】リフレクタ30の屈曲の中心37はリフレ
クタ25に相対的に角度42に配置した第1の自己共役
面40に位置している。領域35bは屈曲の中心37か
ら僅かに変位した平面40に位置している。リフレクタ
25の平面における平面40の幾何学的反射がリフレク
タ25に相対的に角度47°に配置した第2の自己共役
面45を形成する。屈曲の中心37は平面45における
点50に幾何学的に反射する。領域35a,35cは平
面45における点50の両側にあり領域35b,35c
は相互の幾何学的反射である。ソリッド構造のカップラ
−モニタ10は第1と第2のプリズム52,53と一面
が平らで一面が凸状レンズ55との接合した組合わせ体
から成る。プリズムの一方は誘電または金属被覆で良い
ビームスプリッタを支持している。レンズ55の凸面は
リフレクタ30を形成する反射性被覆を支持している。
これら構成要素のすべてを周知の方法で指標合わせ接合
材を使用して接合する。
【0022】図1Aの具体例では、形状寸法は22.5
°の角度に基づいている。製造性を良好にするため、プ
リズム52,53は同じにできる(反射被覆を除い
て)。しかしながら、これらプリズムはいく分異なる形
状にすることもできることは理解できよう。もっとも簡
単な形状は45°の角度に基いていて図1Bに示してあ
る。
【0023】前記した形状寸法関係の結果として装置は
次のように作用する。領域35におけるファイバーの端
部から分出する光はビームスプリッタ25により反射さ
れ(僅かな部分は失われ最早や何の役割も果たさない)
リフレクタ30により収斂される。収斂する光は再びビ
ームスプリッタ25に衝突する。大部分は反射され領域
35cの小部分に形像されて積分素子17に入る。僅か
な部分はビームスプリッタ25を通過して領域35bに
おけるファイバー端部に形像される。
【0024】図1Bの具体例の作用は図1Aの具体例の
作用とはビームスプリッタに対する一層大きな角度が分
極感度になる点で相違する。
【0025】図3には第2の具体例のカップラ−モニタ
60が光学的略図で示してある。第1の具体例のものと
対応する部品には第1の具体例に使用したと同じ符号が
付してある。図1Aと図1Bとの具体例におけるよう
に、入力ファイバー束12内のファイバーの任意1本の
端部から発生する光の大部分は積分素子17に伝送され
僅かな部分はモニタファイバー束15のファイバーの対
応する1つに伝送される。しかしながら、この具体例で
は2つの形像素子を使用している。これら素子は高い反
射係数(たとえば、95%)を有するわん曲した好まし
いのは球状のリフレクタ62とレンズ65とである。入
力束12と積分素子17とはリフレクタ62に相対的に
光学的共役領域35a,35cに位置決めされ他方モニ
タ束15はレンズ65に相対的に領域35aに光学的に
共役である領域35bに位置決めされている。リフレク
タ62は透明な対物57(典型的にはガラス)の凸状外
面の被覆として形成することができる。
【0026】図4には第3の具体例の星状カップラ−モ
ニタ70が光学的に略図で示してある。前記具体例の部
品と対応する部品には同じ符号が付してある。前記した
具体例におけるように、入力束12内のファイバーのい
づれか1本の端部から発生する光の大部分は積分素子1
7に伝送され一方僅かの部分はモニタ束15のファイバ
ーの対応する1本に伝送される。しかしながら、この具
体例では1つの平面スプリッタ71と3つの形像素子と
を使用している。
【0027】ソリッド構造のこのカップラ−モニタ70
は第1および第2の対角的に衝合する45°プリズム7
2,73と第1、第2および第3の傾斜したインデック
スレンズ75a,75b,75cとから成る。プリズム
の1つは適当に被覆されて対向面を高い反射率(たとえ
ば、95%)にしてビームスプリッタ71を形成する。
傾斜したインデックス(自己集束)素子は当業界で良く
知られているので詳細に説明しないがこれら素子がそれ
ぞれ第1の端面から発する光がコリメートされた光とし
て第2の端面を通過するようにした第1および第2の端
面を有する4分の1ピッチ素子であることは注目する必
要がある。束12,15と積分素子17とはレンズ75
a,75b,75cのそれぞれの第1の端面における対
応する領域に結合されている。レンズ75a,75b,
75cの第2の端面はプリズム72に、従ってビームス
プリッタ71の同じ側に結合されている。レンズ75b
の第2の端面はプリズム73に従ってビームスプリッタ
71の反対側に結合されている。
【0028】図1A−図B、図3および図4の具体例は
光が偶数回反射される(カップラ−モニタ10の場合に
は2回、カップラ−モニタ60の場合には反射されな
い)ようにする入力ファイバー12とモニタファイバー
15との間の光路が特徴である。この特徴については後
記に説明する。
【0029】入力およびモニタ束に多数のファイバーを
有する具体例では、ファイバー毎に位置合わせすること
はカップラ−モニタの製造においてたまらなく気力を殺
す仕事であることは理解できよう。図5にはファイバー
毎の位置合わせを容易に行えるよう入力およびモニタ束
を作る一連の段階を図式で示してある。要するに、この
方法は先づ1つの束から入力および出力束を形成するよ
うにしてある。この目的のため、複数のファイバー76
を提供する。知られているように、1つの標準形状のフ
ァイバーは50ミクロン直径のコアと125ミクロン直
径の被覆とから成る。これを包囲するファイバー76は
食刻工程等にかけての工程ではファイバー76のそれぞ
れの中間部分77の被覆の厚味を最小に、たとえば、2
ミクロンに減少する。中間部分77は長さが2ないし4
インチで変移部分78は食刻以前の直径と減少した直径
との間の恐らく14インチ程度である。食刻したファイ
バーを次いで少くとも中間部分77で接合して剛強な組
合わせ体79を形成する。接着は溶融または接着の如き
任意便利な技術により行うことができる。ファイバーは
平行に密接して束ねた6角形状に接合することが好まし
いが、後記するように前記した具体例には特に対称条件
は課さない。組合わせ体17を次いで接着部の中心で切
断して束12,15を形成する。この切断は、たとえ
ば、ダイヤモンド鋸を使用して行い次いで裂けた端部を
みがく。
【0030】もしファイバーに最小厚味の被覆を有する
ファイバーが当初提供されれば食刻工程は省略できる。
この場合には入力ファイバーを公称被覆厚味を有する長
いファイバーに重ね継ぐのにある特殊な取扱いを必要と
する。
【0031】このようにして形成したファイバーが正確
に釣り合う端部の形状寸法を有しているので束12にお
けるファイバーの端部の配列がレンズまたは偶数の反射
を有する鏡系統を通して形像され、この形像された配列
が形像をユニット拡大で行う限りファイバー束に対応す
ることは理解できよう。従って、束12を束15に相対
的に並べるには簡単な移行と回転とにより容易に行え
る。各束における2本の対応するファイバーを一度び光
学的に結合すると、すべてのファイバーが光学的に結合
される。束は任意特定の内部対称を有している必要はな
い。
【0032】図6には星状カップラ−モニタの変形例が
光学的に略図で示してある。前記具体例の部品と対応す
るものには同じ符号が付してある。屈曲の中心83を有
する第1のわん曲したリフレクタ82と屈曲の中心87
を有する第2のわん曲したリフレクタとにより形像およ
びビーム分配機能を行う。束12〜15はリフレクタ8
2の屈曲の中心83を中心として対称的に位置決めされ
束12と積分素子とはリフレクタ85の屈曲の中心87
を中心として対称的に位置決めされている。第2のリフ
レクタ85はほぼ全体が反射性で第1のリフレクタ82
はガラスと空気との界面においてフレネル反射により簡
単に得られる小さい反射係数を有している。
【0033】図6は略図で屈曲の中心83の両側に束1
2,15を屈曲の中心87の両側に束12と積分素子1
7とを示し、図7には束12,15と積分素子17とを
密接して束ねて配置してある。
【0034】この具体例は同じ側に入力およびモニタ束
を有することが所望の場合には有利である。しかしなが
ら、この具体例は入力束とモニタ束との間を運動する力
を奇数回(1回)反射させ、従って、リフレクタ82が
形像する入力ファイバーの端部の配列が前記2つの具体
例と同じように対応せずに反対になることは理解できよ
う。従って、図5の方法を適当に使用するには、結果の
束は左右対称でなければならない。もし束を密接して束
ねた6角形状にして形成しまたもし被覆の厚味を均一に
減少するとこの要件を満たす必要がある。
【0035】以上要約すると、本発明が星状カップラー
モニタを簡単で、丈夫な構造と形状とにすることが判
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、構成の積
分素子であるために、この積分素子に入る光は入力ファ
イバー間および出力ファイバーに均一に分配されるとい
う利点がある。
【0037】尚、本発明の好ましい具体例を述べたが、
種々の変形、変更したものとこれらに類するものも本発
明の原理から逸脱するものではない。たとえば、図1A
および図1Bの具体例は同じであるプリズム52,53
を使用しているが、このようにすることは要件ではな
い。事実、もし余分の材料を取除く場合にはいくぶん小
さい形状にすることができる。従って、図1Aと図1B
とにおいて、レンズ55の右側縁の右方のガラスを全部
取り除くことができる。更にまた、以上説明した具体例
はすべてユニット拡大で行っているが、ある情況では偏
差を容認したりまたは指示することすらできる。更にま
た、前記した具体例は1つまたはそれ以上の数の束を固
着する中実の透明な対物を使用するが、空間とファイバ
ー上の非反射被覆を使用する変形例も適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、星状カップラの第1の具体例の光学
的略図、図1B、は図1Aと同様の略図、
【図2】積分素子の2つの形式を示す光学的略図、
【図3】第1の具体例と同じ対称特性を有する第2の具
体例を示す光学的略図、
【図4】第1の具体例と同じ対称特性を有する第3の具
体例を示す光学的略図、
【図5】入力束とモニタ束とを製造する方法を示す略
図、
【図6】異なる対称を有する変形具体例を示す光学的略
図、
【図7】図6に示した具体例用にファイバー束と積分素
子との好ましい結合を示す図。
【符号の説明】
10…カップラ−モニタ、12…第1の束、15…第2
の束、17…形像素子、25…ビームスプリッタ、30
…形像素子、35a,35b,35c…第1、第2およ
び第3の領域、76…ファイバー、77…中間部分、7
9…組合わせ体。
フロントページの続き (72)発明者 ナリンダー・エス・カパニー アメリカ合衆国カリフォルニア州94061, ウッドサイド,グリーンウェイズ・ドライ ブ 2126 (72)発明者 フレッド・シー・ウンターライトナー アメリカ合衆国カリフォルニア州94303, パロ・アルト,グローヴ・アベニュー 3732

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部分(18,24)と出口部分(2
    0,24)とを有し、総量で少くとも270°の角度的
    偏移を形成する、曲りくねった形状に形成された透明な
    桿から成る光ファイバー星状カップラ用の積分素子(1
    7T,17R)。
  2. 【請求項2】 前記入口部分(18)と出口部分(2
    0)とが前記桿の両端に位置し、積分素子を伝送星状カ
    ップラに使用するのに適合せしめた請求項1記載の素
    子。
  3. 【請求項3】 前記桿の第1の端部が反射的に被覆され
    (23)、前記入口部分(24)と出口部分(24)と
    が共に第1の端部とは反対の第2の端部に位置し、第2
    の端部から第1の端部に回わり、少くとも270°の偏
    移が形成されて積分素子を反射性星状カップラに使用す
    るのに適合せしめた請求項1記載の素子。
  4. 【請求項4】 前記曲りくねった形状が前記桿の直径の
    約20〜30倍の最小曲率半径を形成している請求項1
    記載の素子。
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