JPH085288A - 弾薬マガジン装置 - Google Patents

弾薬マガジン装置

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JPH085288A
JPH085288A JP15808694A JP15808694A JPH085288A JP H085288 A JPH085288 A JP H085288A JP 15808694 A JP15808694 A JP 15808694A JP 15808694 A JP15808694 A JP 15808694A JP H085288 A JPH085288 A JP H085288A
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Yasuo Kano
康夫 狩野
Masayuki Okajima
正幸 岡島
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A9/00Feeding or loading of ammunition; Magazines; Guiding means for the extracting of cartridges
    • F41A9/01Feeding of unbelted ammunition
    • F41A9/04Feeding of unbelted ammunition using endless-chain belts carrying a plurality of ammunition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 即応弾薬数を増加することができ、また、射
程距離に応じた弾薬を選択することができ、砲撃性能を
向上させることができる弾薬マガジン装置の提供。 【構成】 複数個の弾丸チューブ8が横長環状に配置さ
れる弾丸マガジン4と、複数個の装薬チューブ7が横長
環状に配置される装薬マガジン5とが、上下に配置さ
れ、各チューブ7,8を屈曲自在に連結するリンク機構
30と、各リンク機構30に支持される複数個の送りロ
ーラ11a,11bと、上下に位置する送りローラ11
a,11bにそれぞれ噛み合い、一連のチューブ7,8
を左右方向に送る送りスプロケット14a,14bとを
有し、送りスプロケット14a,14bによつて左右方
向に送られるチューブ7,8が、一方のガイド部6aの
左右方向の端部から外れた後、次々に折り返されて他方
のガイド部6aに案内される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載の砲塔砲に装備さ
れて弾薬を格納する弾薬マガジン装置に関し、詳しくは
弾丸又は装薬を選択的に取り出し可能に格納する弾薬マ
ガジン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、車載のりゆう弾砲等
の砲塔砲においては、砲の大形化に伴つて弾丸と装薬と
に分離した分離弾薬が多用される傾向にある。この種の
分離弾薬は、弾丸と装薬とに分けて砲塔の後部に格納さ
れ、弾丸についてはドラム形、ラック形、チューブ形等
の弾丸マガジンに格納し、装薬については装薬函に格納
していた。しかして、この格納方法にあつては、格納効
率が低く、即応弾薬数を増加することが難しいことか
ら、弾丸マガジンと装薬マガジンとを上下に配置するチ
ューブ式弾薬マガジン装置が提案されている。
【0003】しかして、このような従来の弾薬マガジン
装置において、砲撃性能を向上させるために、弾薬の移
送を機力によつて行うことが要請されている。ドラム形
及びラック形の弾丸マガジンについては、機力によつて
移送する弾薬移送機構が既に提案されている。しかしな
がら、チューブ式弾薬マガジン装置にあつては、弾丸又
は装薬を機力によつて移送する弾薬移送機構が未だ出現
していない。これは、上下のチューブの間隔を狭くして
格納効率を向上させるため、両端のチューブの折り返し
が困難であることに起因し、複数個のチューブを左右方
向に送る横送り機構に関しては具体的には提案されてい
ない。更に、弾丸及び装薬について、複数種類の弾丸又
は装薬を任意に組み合わせて所定の弾薬が構成されるよ
うに弾丸又は装薬を選択的に取り出し可能に格納するこ
とが要請されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、請求項1
の発明の構成は、弾丸を選択的に取り出し可能に格納す
る弾丸マガジン4と、装薬を選択的に取り出し可能に格
納する装薬マガジン3とをハウジング6に備え、弾丸マ
ガジン4と装薬マガジン3とが上下に配置され、弾丸マ
ガジン4は、弾丸を格納する複数個の弾丸チューブ8が
中心軸線を平行として横長環状に配置され、装薬マガジ
ン3は、装薬を格納する複数個の装薬チューブ7が中心
軸線を平行として横長環状に配置され、ハウジング6
は、弾丸を前記弾丸チューブ8の内部に搬入する弾丸搬
入口21が後壁6cに形成され、該弾丸搬入口21と対
応する位置と異なつた位置として、前記弾丸チューブ8
の内部に搬入された弾丸を搬出する弾丸搬出口23が前
壁6dに形成され、かつ、装薬を前記装薬チューブ7の
内部に搬入する装薬搬入口20が後壁6cに形成され、
該装薬搬入口20と対応する位置と異なつた位置とし
て、前記装薬チューブ7の内部に搬入された装薬を搬出
する装薬搬出口22が前壁6dに形成される弾薬マガジ
ン装置であつて、前記装薬マガジン3が、装薬チューブ
7の左右に隣接するもの同士をそれぞれ屈曲自在に連結
して無端環状に接続させるリンク機構30と、リンク機
構30に支持される複数個の送りローラ11a,11b
と、ハウジング6に左右方向に延在させて上下位置に平
行として形成され、装薬チューブ7を左右方向に案内す
るガイド部6aと、上下に位置する前記送りローラ11
a,11bにそれぞれ噛み合い、回転駆動されて装薬チ
ューブ7を左右方向に送る送りスプロケット14a,1
4bとを有し、送りスプロケット14a,14bによつ
て左右方向に送られる装薬チューブ7が、一方のガイド
部6aの左右方向の端部から外れた後、次々に折り返さ
れて他方のガイド部6aに案内されることを特徴とする
弾薬マガジン装置である。請求項2の発明の構成は、リ
ンク機構30が、各装薬チューブ7に前後方向に対向さ
せて固着されて対をなす鍔部材7aと、左右方向に隣接
する鍔部材7aの間をピン10によつて結合するリンク
部材9と、対をなす鍔部材7a及びリンク部材9の間に
ピン10によつて回転自在に支持される送りローラ11
a,11bとを有することを特徴とする請求項1の弾薬
マガジン装置である。請求項3の発明の構成は、鍔部材
7aに案内ローラ12,13が設けられ、該案内ローラ
12,13が一対のガイド部6aに係合することを特徴
とする請求項2の弾薬マガジン装置である。請求項4の
発明の構成は、左右方向の間隔が調節可能としてハウジ
ング6に回転自在に支持されて、送りスプロケット14
a,14bの左右両側にそれぞれ配置され、上下に位置
する送りローラ11a,11bにそれぞれ噛み合い、鍔
部材7a及びリンク部材9の弛みを吸収するスプロケッ
ト33bを有する突張り機構33を備えることを特徴と
する請求項1,2又は3の弾薬マガジン装置である。請
求項5の発明の構成は、弾丸を選択的に取り出し可能に
格納する弾丸マガジン4と、装薬を選択的に取り出し可
能に格納する装薬マガジン3とをハウジング6に備え、
弾丸マガジン4と装薬マガジン3とが上下に配置され、
弾丸マガジン4は、弾丸を格納する複数個の弾丸チュー
ブ8が中心軸線を平行として横長環状に配置され、装薬
マガジン3は、装薬を格納する複数個の装薬チューブ7
が中心軸線を平行として横長環状に配置され、ハウジン
グ6は、弾丸を前記弾丸チューブ8の内部に搬入する弾
丸搬入口21が後壁6cに形成され、該弾丸搬入口21
と対応する位置と異なつた位置として、前記弾丸チュー
ブ8の内部に搬入された弾丸を搬出する弾丸搬出口23
が前壁6dに形成され、かつ、装薬を前記装薬チューブ
7の内部に搬入する装薬搬入口20が後壁6cに形成さ
れ、該装薬搬入口20と対応する位置と異なつた位置と
して、前記装薬チューブ7の内部に搬入された装薬を搬
出する装薬搬出口22が前壁6dに形成される弾薬マガ
ジン装置であつて、前記弾丸マガジン4が、弾丸チュー
ブ8の左右に隣接するもの同士をそれぞれ屈曲自在に連
結して無端環状に接続させるリンク機構30と、リンク
機構30に支持される複数個の送りローラ11a,11
bと、ハウジング6に左右方向に延在させて上下位置に
平行として形成され、弾丸チューブ8を左右方向に案内
するガイド部6aと、上下に位置する前記送りローラ1
1a,11bにそれぞれ噛み合い、回転駆動されて弾丸
チューブ8を左右方向に送る送りスプロケット14a,
14bとを有し、送りスプロケット14a,14bによ
つて左右方向に送られる弾丸チューブ8が、一方のガイ
ド部6aの左右方向の端部から外れた後、次々に折り返
されて他方のガイド部6aに案内されることを特徴とす
る弾薬マガジン装置である。請求項6の発明の構成は、
リンク機構30が、各弾丸チューブ8に前後方向に対向
させて固着されて対をなす鍔部材8aと、左右方向に隣
接する鍔部材8aの間をピン10によつて結合するリン
ク部材9と、対をなす鍔部材8a及びリンク部材9の間
にピン10によつて回転自在に支持される送りローラ1
1a,11bとを有することを特徴とする請求項5の弾
薬マガジン装置である。請求項7の発明の構成は、鍔部
材8aに案内ローラ12,13が設けられ、該案内ロー
ラ12,13が一対のガイド部6aに係合することを特
徴とする請求項6の弾薬マガジン装置である。請求項8
の発明の構成は、左右方向の間隔が調節可能としてハウ
ジング6に回転自在に支持されて、送りスプロケット1
4a,14bの左右両側にそれぞれ配置され、上下に位
置する送りローラ11a,11bにそれぞれ噛み合い、
鍔部材8a及びリンク部材9の弛みを吸収するスプロケ
ット33bを有する突張り機構33を備えることを特徴
とする請求項5,6又は7の弾薬マガジン装置である。
【0005】
【作用】請求項1の弾薬マガジン装置によれば、弾丸マ
ガジン4は、弾丸を格納する複数個の弾丸チューブ8が
中心軸線を平行として横長環状に配置され、装薬マガジ
ン5は、装薬を格納する複数個の装薬チューブ7が中心
軸線を平行として横長環状に配置される。このような弾
丸マガジン4と装薬マガジン5とを上下にコンパクトに
配置した状態で、装薬の格納又は搬出が次のようにして
なされる。
【0006】装薬チューブ7内に装薬を格納する場合に
は、所定の装薬チューブ7の後開口を装薬搬入口20に
合致させて行う。装薬チューブ7に次々に装薬を格納す
る場合には、送りスプロケット14a,14bを回転駆
動することにより、リンク機構30に支持される送りロ
ーラ11a,11bが左右方向に送られる。これによ
り、リンク機構30によつて屈曲自在かつ無端環状に連
結される一連の装薬チューブ7が中心軸線を平行とした
ままで左右方向に送られるので、空いている所定の装薬
チューブ7を装薬搬入口20に合致させる。その際、装
薬チューブ7は、ガイド部6aに案内されながら、左右
方向に移動する。
【0007】一連の装薬チューブ7の送りに際しては、
ガイド部6aの左右方向の端部に位置する装薬チューブ
7が一方のガイド部6aによる案内から外れて折り返さ
れた後、他方のガイド部6aに案内されるようになつ
て、次々に送られるようになる。
【0008】次に、所定の装薬を格納した装薬チューブ
7から装薬を搬出する場合には、所定の装薬チューブ7
の前開口を装薬搬出口22に合致させて行う。その際に
も、送りスプロケット14a,14bを回転駆動し、送
りスプロケット14a,14bの上下に噛合する上下の
送りローラ11a,11bを送り、所定の装薬チューブ
7を装薬搬出口22に合致させる。このように、送りス
プロケット14a,14bの上下両側に上下に位置する
送りローラ11a,11bが噛合して装薬チューブ7が
送られるので、上下位置の装薬チューブ7の送り速度は
正確に一致する。
【0009】請求項2の弾薬マガジン装置によれば、リ
ンク機構30が、鍔部材7a、リンク部材9及び送りロ
ーラ11a,11bを有するので、送りスプロケット1
4a,14bを回転駆動して、リンク機構30に支持さ
れる送りローラ11a,11bを左右方向に送る際、ピ
ン10によつて結合される鍔部材7a及びリンク部材9
が送りローラ11a,11bと共に送られる。かくし
て、鍔部材7aと一体の装薬チューブ7が左右方向に送
られる。
【0010】請求項3の弾薬マガジン装置によれば、ガ
イド部6aに係合する案内ローラ12,13が鍔部材7
aに設けられているので、一連の装薬チューブ7の送り
に際しては、ガイド部6aの左右方向の端部に位置する
案内ローラ12,13を支点として、鍔部材7a及びリ
ンク部材9が折り返された後、一方のガイド部6aから
外れた案内ローラ12,13が、他方のガイド部6aに
はまり込んで次々に送られるようになる。このようにし
て、装薬チューブ7は、案内ローラ12,13を介して
ガイド部6aに案内されながら、左右方向に円滑に移動
する。
【0011】請求項4の弾薬マガジン装置によれば、突
張り機構33を備えるので、送りスプロケット14a,
14bの左右両側に位置するスプロケット33bの左右
方向の間隔を調節して、上下位置の送りローラ11a,
11bひいては装薬チューブ7の弛みを吸収することが
できる。これにより、一連の装薬チューブ7の送りに際
し、ガイド部6aの左右方向の端部で行われる折り返し
が、安定的になされる。
【0012】請求項5の弾薬マガジン装置によれば、弾
丸マガジン4は、弾丸を格納する複数個の弾丸チューブ
8が中心軸線を平行として横長環状に配置され、装薬マ
ガジン5は、装薬を格納する複数個の装薬チューブ7が
中心軸線を平行として横長環状に配置される。このよう
な弾丸マガジン4と装薬マガジン5とを上下にコンパク
トに配置した状態で、弾丸の格納又は搬出が次のように
してなされる。
【0013】弾丸チューブ8内に弾丸を格納する場合に
は、所定の弾丸チューブ8の後開口を弾丸搬入口21に
合致させて行う。弾丸チューブ8に次々に弾丸を格納す
る場合には、送りスプロケット14a,14bを回転駆
動することにより、リンク機構30に支持される送りロ
ーラ11a,11bが左右方向に送られる。これによ
り、リンク機構30によつて屈曲自在かつ無端環状に連
結される一連の弾丸チューブ8が中心軸線を平行とした
ままで左右方向に送られるので、空いている所定の弾丸
チューブ8を弾丸搬入口21に合致させる。その際、弾
丸チューブ8は、ガイド部6aに案内されながら、左右
方向に移動する。
【0014】一連の弾丸チューブ8の送りに際しては、
ガイド部6aの左右方向の端部に位置する弾丸チューブ
8が一方のガイド部6aによる案内から外れて折り返さ
れた後、他方のガイド部6aに案内されるようになつ
て、次々に送られるようになる。
【0015】次に、所定の弾丸を格納した弾丸チューブ
8から弾丸を搬出する場合には、所定の弾丸チューブ8
の前開口を弾丸搬出口23に合致させて行う。その際に
も、送りスプロケット14a,14bを回転駆動し、送
りスプロケット14a,14bの上下に噛合する上下の
送りローラ11a,11bを送り、所定の弾丸チューブ
8を弾丸搬出口23に合致させる。このように、送りス
プロケット14a,14bの上下両側に上下に位置する
送りローラ11a,11bが噛合して弾丸チューブ8が
送られるので、上下位置の弾丸チューブ8の送り速度は
正確に一致する。
【0016】請求項6の弾薬マガジン装置によれば、リ
ンク機構30が、鍔部材8a、リンク部材9及び送りロ
ーラ11a,11bを有するので、送りスプロケット1
4a,14bを回転駆動して、リンク機構30に支持さ
れる送りローラ11a,11bを左右方向に送る際、ピ
ン10によつて結合される鍔部材8a及びリンク部材9
が送りローラ11a,11bと共に送られる。かくし
て、鍔部材8aと一体の弾丸チューブ8が左右方向に送
られる。
【0017】請求項7の弾薬マガジン装置によれば、ガ
イド部6aに係合する案内ローラ12,13が鍔部材8
aに設けられているので、一連の弾丸チューブ8の送り
に際しては、ガイド部6aの左右方向の端部に位置する
案内ローラ12,13を支点として、鍔部材8a及びリ
ンク部材9が折り返された後、一方のガイド部6aから
外れた案内ローラ12,13が、他方のガイド部6aに
はまり込んで次々に送られるようになる。このようにし
て、弾丸チューブ8は、案内ローラ12,13を介して
ガイド部6aに案内されながら、左右方向に円滑に移動
する。
【0018】請求項8の弾薬マガジン装置によれば、突
張り機構33を備えるので、送りスプロケット14a,
14bの左右両側に位置するスプロケット33bの左右
方向の間隔を調節して、上下位置の送りローラ11a,
11bひいては弾丸チューブ8の弛みを吸収することが
できる。これにより、一連の弾丸チューブ8の送りに際
し、ガイド部6aの左右方向の端部で行われる折り返し
が、安定的になされる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1〜図7は、本発明の1実施例を示す。
図中において符号2は車載のりゆう弾砲の砲塔を示し、
図1,図2に示すように移住区側の隔壁2aと後壁2b
とで仕切られた砲塔本体2c内に、弾薬マガジン装置3
が配置されている。弾薬マガジン装置3は、ハウジング
6内に収容され、境壁6bによつて上下に区画される弾
丸マガジン4と装薬マガジン5とで構成され、装薬マガ
ジン5が弾丸マガジン4の上方に配置されている。
【0020】弾丸マガジン4及び装薬マガジン5は、隔
壁2aの前方に配置した他の装置、例えば上下平行に配
置した弾丸トレイと装薬トレイとを備える弾薬移送装置
(図示せず)への弾薬の受け渡しが円滑になされるよう
に前上がりに傾斜させてあり、砲塔2の隔壁2aには、
弾丸取り出し口24及び装薬取り出し口25が形成され
ている。また、ハウジング6の後壁6cには、弾丸を所
定の弾丸チューブ8内に搬入するための弾丸搬入口21
が形成され、この搬入口21と対応する位置と異なつた
前壁6dには、弾丸チューブ8内の弾丸を弾丸トレイに
搬出する弾丸搬出口23が、隔壁2aの弾丸取り出し口
24に対向させて形成されている。更に、ハウジング6
の後壁6cには、装薬を所定の装薬チューブ7内に搬入
するための装薬搬入口20が形成され、この搬入口20
と対応する位置と異なつた前壁6dには、装薬チューブ
7内の装薬を装薬トレイに搬出する装薬搬出口22が、
隔壁2aの装薬取り出し口25に対向させて形成されて
いる。なお、図2では、弾丸搬入口21と弾丸搬出口2
3、及び装薬搬入口20と装薬搬出口22を異なる断面
として示してある。
【0021】しかして、弾丸搬入口21から所定の弾丸
チューブ8内に搬入した弾丸は、弾丸搬出口23に対応
させて設けた弾丸搬出機構18によつて、弾丸搬出口2
3及び弾丸取り出し口24から、隔壁2aの前方へ押し
出すことができ、装薬搬入口20から所定の装薬チュー
ブ7内に搬入した装薬は、装薬搬出口22に対応させて
設けた装薬搬出機構19によつて、装薬搬出口22及び
装薬取り出し口25から、隔壁2aの前方へ押し出すこ
とができる。弾丸搬出機構18及び装薬搬出機構19
は、一側にだけ屈曲可能な片屈曲チェーン18a,19
aの先端に、それぞれヘッド18b,19bを固設した
構造を有し、ハウジング6の底壁に設けた図外のチェー
ンケースに収容した片屈曲チェーン18a、又は境壁6
bに設けた図外のチェーンケースに収容した片屈曲チェ
ーン19aを案内しながら、図2に示す待機位置と隔壁
2aの前方へ押し出す進展位置との2位置間で進退駆動
することができるようになつている。
【0022】なお、各チューブ8,7には、格納された
弾丸又は装薬の有無、種類、量等を検出する図外の検出
手段が付属され、その弾丸又は装薬の有無、種類、量等
を外部の記憶手段に記憶し、また確認することが可能で
ある。更に、各チューブ8,7には、車両の走行中や射
撃中に弾丸又は装薬が移動するのを防止するために、図
外の弾丸クランプ及び装薬止めが付属されている。
【0023】そして、弾丸マガジン4及び装薬マガジン
5には、それぞれ各チューブ8,7を左右方向(横方
向)に送る送り機構が備えられる。このような弾丸マガ
ジン4の送り機構及び装薬マガジン5の送り機構は、各
チューブ8,7の鍔部材7a,8a及びリンク部材9を
使用して前側送りローラ11a及び後側送りローラ11
bを有するリンク機構30を形成する共に、各鍔部材7
a,8aに第1,第2案内ローラ12,13を付属さ
せ、かつ、駆動機構31を設けて構成され、実質的に同
一構造を有するので、以下、装薬マガジン5の送り機構
の構成について主として説明する。
【0024】装薬マガジン5は、中心軸線を前後方向に
延在させてかつ平行として横長環状に配置した複数個の
装薬チューブ7を備え、その送り機構は、複数個の装薬
チューブ7を接続するリンク機構30と、各装薬チュー
ブ7の左右移動を案内する第1,第2案内ローラ12,
13(図3に示す)と、一連の装薬チューブ7を駆動す
る駆動機構31とを主構成要素とする。この装薬チュー
ブ7は、前後端が開放された円筒状をなし、内部に図外
の装薬が格納される。
【0025】リンク機構30は、各装薬チューブ7の前
後両端部の外周にそれぞれ前後方向に対向させて各一対
環着した鍔部材7aと、左右方向に隣接する鍔部材7a
の各間で図4に示すようにピン10によつて結合されて
接続する少なくとも1個のリンク部材9(本実施例では
各2個)とを備え、リンク機構30の内周側に配置した
鍔部材7a及びリンク部材9を各ピン10によつて屈曲
自在かつ無端環状に接続させて、それぞれ対向する連鎖
を形成している。この各ピン10は、前後位置でそれぞ
れ対をなす鍔部材7a及びリンク部材9の間に跨設され
ている。しかして、本実施例のリンク機構30では、各
鍔部材7aの両端部と隣接するリンク部材9との間、及
び隣接するリンク部材9同士の間に、ピン10による節
が形成されている。
【0026】そして、対向する無端環状の各連鎖の間に
位置する上記の各ピン10により、図3に示すようにそ
れぞれ前側送りローラ11a又は後側送りローラ11b
を回転自在に支持している。但し、前側送りローラ11
a及び後側送りローラ11bは、図4に後側を詳示する
ように各鍔部材7aの中間部及び各リンク部材9の中間
部、つまり両端のピン10,10の間にも、それぞれピ
ン10と共に2個づつ配設されて等間隔をなしている。
この鍔部材7aは、装薬チューブ7の剛性を高めるため
に環状をなしているが、装薬チューブ7に所要の剛性が
得られる場合には、鍔部材7aを装薬チューブ7の一部
に突設することができる。なお、弾丸チューブ8に固着
する鍔部材8aは、図2に示すように円筒体の前後それ
ぞれを一部切り欠いだ形状の弾丸チューブ8の前後両端
部に突設させてあり、リンク機構30の内周側に配置し
た鍔部材8a及びリンク部材9を各ピン10によつて屈
曲自在かつ無端環状に接続させて、それぞれ対向する連
鎖を形成している。
【0027】装薬チューブ7の前後端に固着する各一対
の鍔部材7aの内、外側に位置する鍔部材7aの外側に
は、ハウジング6のガイド部6aとの間で上下方向に当
接支持されて左右方向に案内する第1案内ローラ12
が、図3,図5に示すように回転自在に支持されると共
に、ハウジング6のガイド部6aとの間で前後方向に当
接支持されて左右方向に案内する第2案内ローラ13
が、図3,図6に示すように回転自在に軸支されてい
る。
【0028】第1案内ローラ12は、図5に示すように
鍔部材7aとリンク部材9とを接続するピン10の外側
への延長部にそれぞれ回転自在に支持して設けられ、リ
ンク部材9同士を接続するピン10にも同様に設けてあ
り、ガイド部6a上を転動する。また、第2案内ローラ
13は、図6に示すように鍔部材7aの外側に水平に固
着したブラケット7bに、回転自在に支持して設けら
れ、ガイド部6aの側面を転動する。なお、第2案内ロ
ーラ13の取付け位置は、第1案内ローラ12と合致さ
せることもできる。また、弾丸チューブ8の鍔部材8a
及びリンク部材9にも同様に第1案内ローラ12を付属
させてあり、鍔部材8aには同様に第2案内ローラ13
を付属させてある。
【0029】一方、ハウジング6の前後壁6c,6dの
各内面には、第2案内ローラ13の前後移動を当接支持
して左右方向に案内し、第1案内ローラ12の上下移動
を当接支持して左右方向に案内するコ字状断面をなすガ
イド部6aを、上下位置に平行としてそれぞれ固設して
あり、各ガイド部6aの左右方向の両端は開放されてい
る。また、ガイド部6aの左右方向長さは、図1に示す
ようにLであり、ピン10によつて無端環状に接続する
リンク機構30の左右方向長さよりも若干短く形成さ
れ、リンク機構30の両端部の折り返しが円滑になされ
るように設定してある。リンク機構30の両端部の折り
返しが円滑になされるように、各ガイド部6aの入口側
となる端部を次第に拡幅させて形成してもよい。
【0030】但し、各ガイド部6aによる支持から外れ
る第1案内ローラ12が多くなり、リンク機構30の両
端部の折り返しが円滑になされない場合は、リンク機構
30の左右方向の両端部を案内する図外のスプロケット
を設け、リンク機構30が折り返された後に、第1案内
ローラ12及び第2案内ローラ13が、他方のガイド部
6aに確実に入り込むようにする。また、リンク機構3
0を、一方向にだけ屈曲可能で他方向に屈曲不可能な片
屈曲構造にすれば、各ガイド部6aによる支持から外れ
る第1案内ローラ12及び第2案内ローラ13が比較的
多くなる場合であつても、他方のガイド部6aへの入り
込みを確実に行わせることができる。なお、弾丸マガジ
ン4の第1案内ローラ12及び第2案内ローラ13を左
右方向に案内するガイド部6aも、同様にハウジング6
の前後壁6c,6dの各内面に形成してある。
【0031】装薬チューブ7を駆動する駆動機構31
は、図1〜図3に示すように無端環状に接続する鍔部材
7a及びリンク部材9からなるリンク機構30の中心付
近に配置され、ハウジング6の前後壁6c,6d間に回
転自在に架設される一対の支持軸16と、各支持軸16
の前後両端部にそれぞれ固着した送りスプロケット14
a,14bと、各支持軸16の中間部後寄りに固着した
ギヤー15と、ハウジング6の後壁6cを回転自在に貫
通して支持され、両ギヤー15に噛合する駆動ギヤー1
7aを取り付けた駆動軸17とからなる。各一対の送り
スプロケット14a,14bは、前後の各リンク機構3
0に対して設けられ、上下両側が前側送りローラ11a
又は後側送りローラ11bに噛み合つている。このよう
に支持軸16を平行に2本配置し、左右に送りスプロケ
ット14a,14bを配置することにより、各送りロー
ラ11a,11bとの噛み合い効率が向上するので、1
本の支持軸16を設ける場合と比較して、一連の装薬チ
ューブ7を安定的に送ることができる。また、前後に送
りスプロケット14a,14bを配置することにより、
中間部にのみリンク機構30及び送りスプロケット14
a,14bを設ける場合と比較して、一連の装薬チュー
ブ7を安定的に送ることができる。
【0032】しかして、駆動軸17を図外の回転駆動源
によつて一方向に回転駆動することにより、駆動ギヤー
17a、ギヤー15及び各支持軸16を介して全ての送
りスプロケット14a,14bが同期して他方向に回転
するので、各送りスプロケット14a,14bに噛合す
る両送りローラ11a,11bを左右いずれかの方向に
送ることができる。これにより、連鎖状をなすリンク機
構30が装薬チューブ7を伴つて左右方向に移動する。
その際、上又は下位置のガイド部6aに案内される第1
案内ローラ12及び第2案内ローラ13は、上述したよ
うに一方のガイド部6aの端部から離脱した後、他方の
ガイド部6aに入り込み、装薬チューブ7が左右方向に
次々に送られる。
【0033】そして、回転駆動源の回転数を間欠的に制
御することにより、両送りローラ11a,11bの送り
を間欠的とし、装薬チューブ7に割り出し送りを与える
ことができ、また回転駆動源の回転数を連続的に制御す
ることにより、装薬チューブ7に各種の速さの連続送り
を与えることができる。なお、弾丸チューブ8を駆動す
る駆動機構31も、図1に示すように無端環状に接続す
る鍔部材8a及びリンク部材9からなるリンク機構30
の中心付近に配置され、各一対の送りスプロケット14
a,14bは、同様に上下両側が前側送りローラ11a
又は後側送りローラ11bに噛み合つている。
【0034】また、対をなすガイド部6aの左右方向の
各端部には、図1に示すように連鎖状をなすリンク機構
30の弛みを吸収する突張り機構33を設ける。突張り
機構33は、図7に示すようにハウジング6の前壁6d
と後壁6cとの間に左右方向の取付け位置を調節可能に
支持した支持軸33aの前後両端部に、それぞれスプロ
ケット33bを回転自在に支持して構成され、各スプロ
ケット33bは、上下両側がリンク機構30の前側送り
ローラ11a又は後側送りローラ11bに噛み合つてい
る。支持軸33aの左右方向の取付け位置の調節は、前
壁6d及び後壁6cに設けた左右方向の長孔に沿つてな
される。しかして、左右両側の支持軸33aの左右方向
の取付け位置を調節することにより、連鎖状をなすリン
ク機構30の弛みを吸収することができる。この突張り
機構33は、図1に示すように弾丸マガジン4のリンク
機構30に対しても同様に装備してあり、各スプロケッ
ト33bの上下両側が、リンク機構30の前側送りロー
ラ11a又は後側送りローラ11bに噛み合つている。
【0035】次に、上記装薬マガジン5の実施例の作用
について説明する。先ず、装薬チューブ7内に装薬を格
納する場合には、所定の装薬チューブ7の後開口を装薬
搬入口20に合致させて行う。各装薬チューブ7に格納
した装薬の種類、量等は、記憶装置に記憶させる。装薬
チューブ7に次々に装薬を格納する場合には、駆動機構
31を駆動し、駆動軸17、駆動ギヤー17a、両ギヤ
ー15、両支持軸16及び各送りスプロケット14a,
14bを回転駆動すれば、各送りスプロケット14a,
14bを介して、各送りスプロケット14a,14bに
噛合する両送りローラ11a,11bひいては装薬チュ
ーブ7を中心軸線を平行としたままで左右方向に間欠的
に又は連続的に送ることができるので、空いている所定
の装薬チューブ7を装薬搬入口20に合致させる。
【0036】一連の装薬チューブ7の送りに際しては、
一方のガイド部6aの左右方向の端部に位置する前後一
対の第1案内ローラ12を支点として鍔部材7a及びリ
ンク部材9が折り返され、一方のガイド部6aから外れ
た第1案内ローラ12及び第2案内ローラ13が、上下
位置に平行に配置された他方のガイド部6aに次々には
まり込みながら、一連の装薬チューブ7が次々に送られ
る。第1案内ローラ12及び第2案内ローラ13を同一
箇所に設ければ、鍔部材7aが折り返される際、第2案
内ローラ13がガイド部6aと干渉することが防止され
る。
【0037】次に、所定の装薬を格納した装薬チューブ
7から装薬を搬出する場合には、所定の装薬チューブ7
の前開口を装薬搬出口22及び装薬取り出し口25に合
致させて行う。その際にも、駆動機構31を駆動し、各
送りスプロケット14a,14bに噛合する各送りロー
ラ11a,11bを送り、所定の装薬チューブ7を装薬
搬出口22及び装薬取り出し口25に合致させる。次い
で、装薬搬出機構19を駆動して装薬チューブ7から装
薬を搬出する。
【0038】ところで、ハウジング6は、弾丸搬出口2
3又は装薬搬出口22が形成される前壁6dと、弾丸搬
入口21又は装薬搬入口20が形成される後壁6cと
を、適宜のステイにて接続して構成することもできる。
また、上記の実施例にあつては、装薬マガジン5を弾丸
マガジン4の上方に配置したが、装薬マガジン5の上方
に弾丸マガジン4を配置して同様の作用を得ることもで
きる。なお、弾丸チューブ8内に弾丸を格納し或いは搬
出する作業も、装薬チューブ7の場合と実質的に同様の
手順によつて行うことができる。但し、弾丸チューブ8
内に弾丸を格納する場合には、所定の弾丸チューブ8の
後開口を弾丸搬入口21に合致させ、弾丸チューブ8か
ら弾丸を搬出する場合には、所定の弾丸チューブ8の前
開口を弾丸搬出口23及び弾丸取り出し口24に合致さ
せて行う。
【0039】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る弾薬マガジン装置によれば、弾丸マガジン
又は装薬マガジンは、弾丸チューブ又は装薬チューブを
それぞれ鍔部材及びリンク部材によつて環状に連結して
ガイド部によつて案内するため、各チューブをハウジン
グ内に緊密かつコンパクトに配置することができ、それ
ぞれ連鎖状をなす上下チューブ間の間隔を小さくして折
り返しが可能である。従つて、弾丸チューブ又は装薬チ
ューブを増加させて即応弾薬数の増加を図ることが可能
になつた。
【0040】弾丸又は装薬を複数個の弾丸チューブ又は
装薬チューブに格納し、このチューブを左右方向に送る
ため、形状、寸法等に関係なく各種の弾薬を個別に格納
することができる。従つて、各種の弾丸又は装薬を混在
させて弾薬マガジン装置に格納し、射程距離に応じた弾
丸又は装薬を選択することができ、砲撃性能を向上させ
ることが可能になつた。弾丸チューブ又は装薬チューブ
は、上下に位置する送りローラにそれぞれ噛み合う送り
スプロケットを回転駆動して左右方向に送られるので、
その送りが簡素な構造によつて安定的に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係る弾薬マガジン装置を
背後から示す断面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 図1のIII−III線断面図。
【図4】 図3のIV−IV線断面図。
【図5】 同じく第1案内ローラを示す断面図。
【図6】 同じく第2案内ローラを示す断面図。
【図7】 同じく突張り機構を示す図。
【符号の説明】
2:砲塔、2a:隔壁、2b:後壁、2c:砲塔本体、
3:弾薬マガジン装置、4:弾丸マガジン、5:装薬マ
ガジン、6:ハウジング、6a:ガイド部、6b:境
壁、6c:後壁、6d:前壁、7:装薬チューブ、7
a,8a:鍔部材、7b:ブラケット、8:弾丸チュー
ブ、9:リンク部材、10:ピン、11a:前側送りロ
ーラ(送りローラ)、11b:後側送りローラ(送りロ
ーラ)、12:第1案内ローラ(案内ローラ)、13:
第2案内ローラ(案内ローラ)、14a,14b:送り
スプロケット、15:ギヤー、16:支持軸、17:駆
動軸、17a:駆動ギヤー、18:弾丸搬出機構、18
a,19a:片屈曲チェーン、19:装薬搬出機構、2
0:装薬搬入口、21:弾丸搬入口、22:装薬搬出
口、23:弾丸搬出口、24:弾丸取り出し口、25:
装薬取り出し口、30:リンク機構、31:駆動機構、
33:突張り機構、33a:支持軸、33b:スプロケ
ット。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾丸を選択的に取り出し可能に格納する
    弾丸マガジン(4)と、装薬を選択的に取り出し可能に
    格納する装薬マガジン(3)とをハウジング(6)に備
    え、弾丸マガジン(4)と装薬マガジン(3)とが上下
    に配置され、弾丸マガジン(4)は、弾丸を格納する複
    数個の弾丸チューブ(8)が中心軸線を平行として横長
    環状に配置され、装薬マガジン(3)は、装薬を格納す
    る複数個の装薬チューブ(7)が中心軸線を平行として
    横長環状に配置され、ハウジング(6)は、弾丸を前記
    弾丸チューブ(8)の内部に搬入する弾丸搬入口(2
    1)が後壁(6c)に形成され、該弾丸搬入口(21)
    と対応する位置と異なつた位置として、前記弾丸チュー
    ブ(8)の内部に搬入された弾丸を搬出する弾丸搬出口
    (23)が前壁(6d)に形成され、かつ、装薬を前記
    装薬チューブ(7)の内部に搬入する装薬搬入口(2
    0)が後壁(6c)に形成され、該装薬搬入口(20)
    と対応する位置と異なつた位置として、前記装薬チュー
    ブ(7)の内部に搬入された装薬を搬出する装薬搬出口
    (22)が前壁(6d)に形成される弾薬マガジン装置
    であつて、前記装薬マガジン(3)が、装薬チューブ
    (7)の左右に隣接するもの同士をそれぞれ屈曲自在に
    連結して無端環状に接続させるリンク機構(30)と、
    リンク機構(30)に支持される複数個の送りローラ
    (11a,11b)と、ハウジング(6)に左右方向に
    延在させて上下位置に平行として形成され、装薬チュー
    ブ(7)を左右方向に案内するガイド部(6a)と、上
    下に位置する前記送りローラ(11a,11b)にそれ
    ぞれ噛み合い、回転駆動されて装薬チューブ(7)を左
    右方向に送る送りスプロケット(14a,14b)とを
    有し、送りスプロケット(14a,14b)によつて左
    右方向に送られる装薬チューブ(7)が、一方のガイド
    部(6a)の左右方向の端部から外れた後、次々に折り
    返されて他方のガイド部(6a)に案内されることを特
    徴とする弾薬マガジン装置。
  2. 【請求項2】 リンク機構(30)が、各装薬チューブ
    (7)に前後方向に対向させて固着されて対をなす鍔部
    材(7a)と、左右方向に隣接する鍔部材(7a)の間
    をピン(10)によつて結合するリンク部材(9)と、
    対をなす鍔部材(7a)及びリンク部材(9)の間にピ
    ン(10)によつて回転自在に支持される送りローラ
    (11a,11b)とを有することを特徴とする請求項
    1の弾薬マガジン装置。
  3. 【請求項3】 鍔部材(7a)に案内ローラ(12,1
    3)が設けられ、該案内ローラ(12,13)が一対の
    ガイド部(6a)に係合することを特徴とする請求項2
    の弾薬マガジン装置。
  4. 【請求項4】 左右方向の間隔が調節可能としてハウジ
    ング(6)に回転自在に支持されて、送りスプロケット
    (14a,14b)の左右両側にそれぞれ配置され、上
    下に位置する送りローラ(11a,11b)にそれぞれ
    噛み合い、鍔部材(7a)及びリンク部材(9)の弛み
    を吸収するスプロケット(33b)を有する突張り機構
    (33)を備えることを特徴とする請求項1,2又は3
    の弾薬マガジン装置。
  5. 【請求項5】 弾丸を選択的に取り出し可能に格納する
    弾丸マガジン(4)と、装薬を選択的に取り出し可能に
    格納する装薬マガジン(3)とをハウジング(6)に備
    え、弾丸マガジン(4)と装薬マガジン(3)とが上下
    に配置され、弾丸マガジン(4)は、弾丸を格納する複
    数個の弾丸チューブ(8)が中心軸線を平行として横長
    環状に配置され、装薬マガジン(3)は、装薬を格納す
    る複数個の装薬チューブ(7)が中心軸線を平行として
    横長環状に配置され、ハウジング(6)は、弾丸を前記
    弾丸チューブ(8)の内部に搬入する弾丸搬入口(2
    1)が後壁(6c)に形成され、該弾丸搬入口(21)
    と対応する位置と異なつた位置として、前記弾丸チュー
    ブ(8)の内部に搬入された弾丸を搬出する弾丸搬出口
    (23)が前壁(6d)に形成され、かつ、装薬を前記
    装薬チューブ(7)の内部に搬入する装薬搬入口(2
    0)が後壁(6c)に形成され、該装薬搬入口(20)
    と対応する位置と異なつた位置として、前記装薬チュー
    ブ(7)の内部に搬入された装薬を搬出する装薬搬出口
    (22)が前壁(6d)に形成される弾薬マガジン装置
    であつて、前記弾丸マガジン(4)が、弾丸チューブ
    (8)の左右に隣接するもの同士をそれぞれ屈曲自在に
    連結して無端環状に接続させるリンク機構(30)と、
    リンク機構(30)に支持される複数個の送りローラ
    (11a,11b)と、ハウジング(6)に左右方向に
    延在させて上下位置に平行として形成され、弾丸チュー
    ブ(8)を左右方向に案内するガイド部(6a)と、上
    下に位置する前記送りローラ(11a,11b)にそれ
    ぞれ噛み合い、回転駆動されて弾丸チューブ(8)を左
    右方向に送る送りスプロケット(14a,14b)とを
    有し、送りスプロケット(14a,14b)によつて左
    右方向に送られる弾丸チューブ(8)が、一方のガイド
    部(6a)の左右方向の端部から外れた後、次々に折り
    返されて他方のガイド部(6a)に案内されることを特
    徴とする弾薬マガジン装置。
  6. 【請求項6】 リンク機構(30)が、各弾丸チューブ
    (8)に前後方向に対向させて固着されて対をなす鍔部
    材(8a)と、左右方向に隣接する鍔部材(8a)の間
    をピン(10)によつて結合するリンク部材(9)と、
    対をなす鍔部材(8a)及びリンク部材(9)の間にピ
    ン(10)によつて回転自在に支持される送りローラ
    (11a,11b)とを有することを特徴とする請求項
    5の弾薬マガジン装置。
  7. 【請求項7】 鍔部材(8a)に案内ローラ(12,1
    3)が設けられ、該案内ローラ(12,13)が一対の
    ガイド部(6a)に係合することを特徴とする請求項6
    の弾薬マガジン装置。
  8. 【請求項8】 左右方向の間隔が調節可能としてハウジ
    ング(6)に回転自在に支持されて、送りスプロケット
    (14a,14b)の左右両側にそれぞれ配置され、上
    下に位置する送りローラ(11a,11b)にそれぞれ
    噛み合い、鍔部材(8a)及びリンク部材(9)の弛み
    を吸収するスプロケット(33b)を有する突張り機構
    (33)を備えることを特徴とする請求項5,6又は7
    の弾薬マガジン装置。
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