JPH085259B2 - 綴じ込み具 - Google Patents

綴じ込み具

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JPH085259B2
JPH085259B2 JP2070688A JP7068890A JPH085259B2 JP H085259 B2 JPH085259 B2 JP H085259B2 JP 2070688 A JP2070688 A JP 2070688A JP 7068890 A JP7068890 A JP 7068890A JP H085259 B2 JPH085259 B2 JP H085259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、書類等の背部を弾性挟持片により綴じ込
むようにした綴じ込み具に関するものである。 [従来の技術] 従来、此種綴じ込み具としては実開昭50−46212号公
報或は実開昭51−13815号公報記載のもの等が知らてい
る。双方とも、一対の挟持片及び背部を断面視略コ字状
に一体形成してあり、一対の挟持片の撓みによる弾性力
を利用して書類等を綴じ込むものである。 一方、綴じ込み具の装着装置としては実公昭63−5902
号公報記載のものが知られている。この考案は、積み重
ねた綴じ込み具を順次に書類等の背部に送り出す際に、
綴じ込み具の挟持片を拡開爪によつて開放しながら書類
等の背部に挿入するものである。上記公報には綴じ込み
具の装着装置のみが記載されているが、挟持片の弾性力
のみにより書類を綴じ込むものでは書類の脱落が生じ易
く、且つ、綴じ込み具の挿入時に書類の背部が撓んだた
り、不整列の状態になることがある。従って、予め書類
の背部側縁をステープルによって綴じておき、然る後、
上記装着装置によつて綴じ込み具を装着することが一般
的に行われている。 [発明が解決しようとする課題] 一般に、綴じ込み具の挟持片の幅(綴じ代)が広いと
書類等の見開きが悪くなるため、挟持片の幅を狭くして
見開きを良好にすることが要求される。然し、従来の綴
じ込み具は挟持片の撓みによる弾性を利用しているの
で、挟持片の幅が狭くなると所謂腰が強くなつて挟持片
を拡開することが困難となり、該挟持片の幅を極端に狭
くすることはできなかつた。このため、書類の綴じ代が
広くなり、見開き具合が良好ではない。 そこで、綴じ込み具の幅を狭小にして書類等の見開き
具合を向上させると共に、綴じ込み作業性の向上にも寄
与できる綴じ込み具を得るために解決せらるべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、合成樹脂にて一体成形された綴じ込み具であ
って、該綴じ込み具は、対峙して設けた一対の挟持片
と、該挟持片の後端部を側面片にて連設して成り、且
つ、該側面片の中間部を挟持片に比し、薄肉に形成する
と共に内側方向へ突出した略半円形状の円弧部に形成
し、該円弧部の弾性にて前記一対の挟持片の先端部を弾
接自在に形成された綴じ込み具、及び複数の突起部を整
列させた連結部材を設け、該連結部材の突起部を上記円
弧部へ着脱自在に嵌合し、整列状態に保持された綴じ込
み具を提供するものである。
【作用】
綴じ込み具の一対の挟持片の後端部を連設した側面片
の中間部を挟持片に比し薄肉に形成し、且つ、該薄肉の
部位を内側方向に突出した略半円形状の円弧部に形成し
てあるため、該挟持片の拡開時には曲げ応力が該薄肉の
円弧部に集中する。斯くして、該薄肉の円弧部の撓みに
よって弾性力が付与されることになり、従って、該挟持
片の幅を狭く形成できるので書類を綴じ込んだとき、該
書類の見開き具合を向上させることができる。 又、該綴じ込み具の円弧部に連結部材の突起部を嵌合
することにより、該綴じ込み具は整列状態に連結部材へ
保持される。従って、複数本の綴じ込み具は同一姿勢で
仮固定され、綴じ込み具の装着装置への収納を簡易迅速
にできるため、綴じ込み具を書類に綴じ込むための作業
性を向上させることができる。 [実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面に従って詳
述する。尚、説明の都合上、本発明の綴じ込み具に関連
せる装置についても同時に説明することにする。第1図
乃至第4図は本発明の綴じ込み具にて書類を綴じ込むた
めの綴じ込み具の装着装置を示す。図に於て、符号
(1)は基台であり、この基台(1)の上面左隅部に電
動ステープラ(2)を固設し、この電動ステープラ
(2)にカバー(3)に蓋装すると共に、これに対峙し
て用紙載置台(4)を設けてある。該用紙載置台(4)
はスライドレール(5)(5)を介して前記基台(1)
に取り付けられており、基台(1)内部の略中央部に固
設したギヤモータ(6)の駆動プーリ(7)と、その上
部に並設したプーリ(8)(8)と、基台(1)の左右
に枢着したプーリ(9)(10)との間に無端帯状のベル
ト(11)を巻装してある。ベルト(11)の一部分は用紙
載置台(4)の下面に係止片(12)によつて固着されて
おり、ギヤモータ(6)の駆動により該用紙載置台
(4)は左方向へスライド自在に形成されている。そし
て、一方のプーリ(9)と同軸にロータリエンコーダ
(13)を設け、該ロータリエンコーダ(13)によりパル
スを計数して用紙載置台(4)の移動量を検出し、後述
する予め設定された用紙移動間隔(パルス数)と比較し
ながら前記ギヤモータ(6)を駆動しており、ギヤモー
タ(6)とロータリエンコーダ(13)で用紙載置台
(4)の位置決め手段を構成している。又、位置決め手
段としてはロータリエンコーダ(13)を用いず、パルス
モータでベルトを駆動して位置決めを行ってもよい。 前記用紙載置台(4)の上面には、載置される書類の
背部近傍に沿って用紙固定手段(14)を設けてある。該
用紙固定手段(14)について第4図も併せて説明すれ
ば、両端が支持板(15)(15)によつて枢支された回動
軸(16)にカム(17)(17)を固着し、回動軸(16)の
一端に設けた回転ソレノイド(18)の駆動により、回動
軸(16)及びカム(17)(17)が回動して上下スライド
板(19)を下方へ押圧する。従って、ピン(20)(20)
…の下端部に固設された押さえ板(21)が下降して、用
紙載置台(4)の上面に載置した書類(22)等を上方か
ら押圧して固定し、書類(22)は用紙載置台(4)と一
体にスライドする。又、回転ソレノイド(18)の駆動が
解除されたときは、カム(17)(17)が元の位置へ回動
すると共に、支持板(15)(15)の外側に介装したスプ
リング(23)(23)により上下スライド板(19)及び押
さえ片(21)が上昇して元の位置へ戻り、書類(22)の
挿入及び取り出しが行える。尚、符号(24)は合成樹脂
製のカバーである。 更に、用紙載置台(4)と並設される取付台(25)
は、用紙載置台(4)と連続する上面を形成すると共に
用紙ガイド(26)が固設され、該用紙ガイド(26)の立
ち上り片(27)の上部に用紙挿入側に屈曲した押さえ片
(28)を延設してある。第4図に示すように、押さえ片
(28)の内側面(28a)は用紙挿入側へ拡開するように
斜設されており、用紙載置台(4)と取付台(25)に跨
って載置される書類(22)の背部が傾斜した内側面(28
a)によつて集束されるので、後述するステープラによ
る書類背部側縁の綴じ合わせ位置を側縁限度ぎりぎりに
することができる。前記用紙載置台(4)の後面には、
電動ステープラ(2)の左側且つ後述する収容部(30)
の入口に対応する位置に拡開ガイド(29)を固設して用
紙載置台(4)と一体に左方向へ移動するように形成す
ると共に、該拡開ガイド(29)の進行方向に綴じ込み具
の収容部(30)を脱着自在に取り付けてある。該収容部
(30)の背面部には後述する綴じ込み具(31)の連結部
材(35)のガイド(G)(G)が設けられ、且つ、夫々
のガイド(G)の下部には連結部材(35)落下用の孔
(H)が開穿されている。 ここで、第5図乃至第8図に本発明の綴じ込み具(3
1)を示す。該綴じ込み具(31)は合成樹脂にて一体成
形されており、対峙して設けた一対の挟持片(32)(3
2)の後端部を側面片(32a)にて連設し、更に、該側面
片(32a)の中間部を前記挟持片(32)(32)に比し薄
肉に形成し、且つ、該薄肉部位を内側方向へ突出させて
略半円形状の円弧部(33)を形成する。更に、該挟持片
(32)は前記側面片(32a)及び平行に対峙した平行部
(32b)、傾斜した斜辺部(32c))、並びに斜辺部(32
c)から屈曲した先端部(32d)から成り、双方の先端部
(32d)(32d)は前記円弧部(33)によつて付与される
弾性力により弾接状態に当接している。而して、第8図
に示すように綴じ込み具(31)の先端部(32d)(32d)
を拡開すれば、挟持片(32)(32)より薄肉に形成され
た前記円弧部(33)が湾曲してその直径が縮少し、円弧
部(33)の復元力によつて挟持片(32)(32)に弾性力
が付与されて、再び前述した第7図に示した状態とな
る。即ち、弾性力を挟持片(32)の撓みによらず円弧部
(33)の湾曲によつて生ずるため、挟持片(32)の幅D
を狭小にできる。更に、円弧部(33)の厚さを変えるこ
とによって適正な弾性を設定できる。 又、第9図及び第10図に示すように、複数の突起部
(34)(34)…を整列させた連結部材(35)を設け、夫
々の突起部(34)にスリット(S)を穿設して拡縮自在
に形成する。そして、前記綴じ込み具(31)の円弧部
(33)をこの突起部(34)へ嵌合する。斯くして、複数
の綴じ込み具(31)(31)…の両端部近傍位置を連結部
材(35)の突起部(34)(34)…へ順次嵌合していけ
ば、綴じ込み具(31)(31)…は同一姿勢で整列状態に
仮固定され、前述した収容部(30)への収納が極めて容
易となる。 第11図及び第12図は前記収容部(30)へ綴じ込み具
(31)(31)…を収納した状態を示しており、前述した
ように連結部材(35)にて整列状態に保持されている。
前記収容部(30)の前面には綴じ込み具(31)の長さ及
び幅と略同寸法の開口部(36)が設けられ、積層されて
いる綴じ込み具(31)(31)…の最下段の綴じ込み具が
位置している。収容部(30)の左右両側面には、前記開
口部(36)に連続して開穿した切欠部(37)(38)が綴
じ込み具(31)の左右方向への抜け止め用段部を有して
設けられており、用紙載置台(4)のスライドによつて
紡錘形の拡開ガイド(29)が該切欠部(38)から収容部
(30)内に進入し、綴じ込み具(31)の先端部(32d)
(32d)間に拡開ガイド(29)が挿入される。依って、
拡開ガイド(29)は開口部(36)をスライドしながら綴
じ込み具(31)の挟持片(32)(32)を拡開していき、
拡開ガイド(29)に隣接して載置した書類(22)が挟持
片(32)(32)間に挟挿されていく。そして、拡開ガイ
ド(29)が収容部(30)の左側の切欠部(37)から外部
へ脱出したとき、綴じ込み具(31)と挟持片(32)(3
2)間に書類(22)の全長に亘ってその背部が挟挿さ
れ、収容部(30)の前方へ書類(22)を引張れば、該書
類(22)は綴じ合わされた状態で引き出される。そし
て、収容部(30)内に残存した綴じ込み具(31)(31)
…は、夫々の自重及び最上段に載置したウエイト(39)
の重量により、最下段の綴じ込み具が引き出されたとき
は順次下降して開口部(36)に位置することになる。
尚、本実施例ではウエイト(39)によつて綴じ込み具
(31)(31)…の供給を行い、連結部材(35)によりロ
ールを防止しているが、供給手段としてはスプリングの
押圧等の手段によつてもよい。又、連結部材(36)を用
いずに綴じ込み具(31)を積層することも可能であり、
然るときは、供給手段の押圧力により隣接する綴じ込み
具(31)の平行部(32b)を密着させて整列状態を保
ち、ローリングを防止する。尚、符号(40)は基台への
取付部であり、(41)は補強片である。又、綴じ込み具
(31)の長さは書類(22)の寸法によつて、例えば「A
4」或は「B5」等複数種のものを用意し、前記収容部(3
0)も用紙サイズに合わせて複数種用意して差し替え
る。この収容部(30)の装着によつて自動的に用紙サイ
ズの設定変更を行うことも可能である。 次に、第13図のブロツク図乃至第15図のフローチヤー
トを中心に、本発明の装着装置の動作を更に詳述する。
先ず、用紙サイズに適合した綴じ込み具(31)(31)…
を収容部(30)に収納して基台(1)へセツトする。次
に、用紙載置台(4)に書類(22)等を載設し、書類
(22)の背部を用紙ガイド(26)に当接して揃えると共
に、書類(22)の左端部を用紙ガイド(42)へ合わせて
不揃いを修正する。この状態で書類(22)の左端部は、
第14図に示すように電動ステープラ(2)のドライバ
(44)端部に対応している。ここで、入力手段によつて
用紙サイズ(例えば「A4」とステープル打ち込み回数
(例えば「N3」)を指定する。このときレジスタX,Yに
夫々のデータがセツトされ、STARTキーが押されると共
にレジスタX,Y及び用紙寸法データメモリを読み込み
(ステツプ)、用紙載置台の移動間隔即ち書類(22)
背部へのステープルの打ち込み間隔を算出してレジスタ
Zに書き込み(ステツプ)、制御手段の内部カウンタ
C1,C2にレジスタX,Zがセツトされる(ステツプ)。実
施例では第14図に示すように移動間隔を等間隔Zとした
が、特に之に限定されるべきではない。そして、回転ソ
レノイド(18)をオンとして書類(22)を固定し(ステ
ツプ)、用紙載置台(4)のギヤモータ(6)をオン
として用紙の移送を開始する(ステツプ)。内部カウ
ンタではロータリエンコーダ(13)からのパルスを検出
する毎にカウンタC2を減算していき(ステツプ)、カ
ウンタC2が0になるまで用紙載置台(4)をスライドさ
せる(ステツプ)と共に、拡開ガイド(29)が綴じ込
み具(31)の挟持片(32)(32)を拡開しながら書類
(22)の背部を挿入する。そして、内部カウンタC2=0
となつて用紙載置台(4)が設定距離だけスライドする
と、ギヤモータ(6)をオフにする(ステツプ)。 次に、電動ステープラ(2)の駆動モータ(43)をオ
ンにしてドライバ(44)によるステープル(45)の打ち
込みを開始する(ステツプ)。ステープル(45)の打
ち込みが完了し、ドライバ上昇センサ(46)によりドラ
イバ(44)が用紙から離反して上昇したことを検出した
とき(ステツプ丸)は、内部カウンタC1を1つ減算し
(ステツプ)、カウンタC1=0即ち設定回数の打ち込
みが終了したかどうかを判断する(ステツプ)。そし
て、設定回数だけステープル(45)の打ち込みが終了し
たときは最終用紙送りのための移送距離Z+αをカウン
タC2にセツトし(ステツプ)、完了していないときは
引き続いてステープル(45)の打ち込み位置への用紙移
送距離ZをカウンタC2にセツトする(ステツプ)。こ
こで、αは第14図に於て書類(22)の左端部から綴じ込
み具(31)入口間の距離に設定してある。ステツプ又
はステツプからステツプへ至り、用紙載置台(4)
のギヤモータ(6)を再度オンとして用紙送りをすると
共に、綴じ込み具(31)の挟持片(32)(32)間に書類
(22)の背部を挿入していく。尚、本実施例の電動ステ
ープラ(2)は駆動モータ(43)の動力をカムによつて
ドライバ(44)へ伝達し、移送される書類(22)背部を
上側のドライバ(44)と、用紙を貫通したステープラ脚
部を折り曲げ形成する下側のクリンチヤ(図示せず)と
で挟んで綴じ合わせているが、ソレノイドによってドラ
イバを駆動する型式のステープラであつてもよい。 そして、ロータリエンコーダ(13)からのパルスを検
出する毎にカウンタC2を減算していき(ステツプ)、
カウンタC2が0になるまで用紙載置台(4)をスライド
させる(ステツプ)と共に、ステープラ1サイクル検
出センサ(47)により電動ステープラ(2)の1サイク
ル動作の終了(復帰)を検出し(ステツプ)、駆動モ
ータ(43)をオフにして(ステツプ)ステツプへ戻
る。ステツプで内部カウンタC2=0となつて用紙載置
台(4)が設定距離だけスライドすると、ギヤモータ
(6)をオフにする(ステツプ)。ここで、再度内部
カウンタC1をチエツクし(ステツプ)、引き続いてス
テープル(45)の打ち込みを行うときはステツプへ戻
り、カウンタC1=0足ちステープル(45)の設定回数の
打ち込みが終了し、最終用紙送りが完了して拡開ガイド
(29)が綴じ込み具(31)の他端部から脱出したとき
は、回転ソレノイド(18)をオフにして(ステツプ)
処理を終了する。 斯くの如く、書類(22)の背部側縁へのステープル
(45)の打ち込み及び綴じ込み具(31)の装着が完了し
た後は、綴じ合わせられた書類(22)を取り出し、入力
手段のRETURNキーを押して用紙載置台(4)を初期位置
に復帰させ、待機状態となる。用紙載置台(4)のリタ
ーン行程では、拡開ガイド(29)は装着移送時と同一軌
跡にて復帰するので、このとき次位の綴じ込み具(31)
の挟持片(32)(32)を拡開しながら待機位置に戻る。
従って、拡開ガイド(29)は双方向性の紡錘形としてあ
るが、拡開ガイド(29)の位置を装着時と異なる位置で
リターンを行うことも可能である。 [発明の効果] この発明は上記一実施例に詳述したように、綴じ込み
具の挟持片は薄肉の円弧部の撓みによつて極めて良好な
弾性力が付与され、挟持片の幅を狭小にできるので書類
等の見開き具合が向上する。 又、該綴じ込み具は連結部材で整列状態に仮固定する
こともでき、然るときは複数本の綴じ込み具が同一姿勢
で保持されるので、装着装置の収容具への収納が簡易迅
速に行うことができるので、綴じ込み具を書類に綴じ込
むための作業性も向上させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示したものであり、第1図は装
置全体の正面図、第2図は同平面図、第3図は同左側面
図、第4図は用紙固定手段及び用紙ガイドの要部を示す
第2図A−A線断面図、第5図は綴じ込み具の平面図、
第6図は同正面図、第7図は同拡大縦断面図、第8図は
先端部を拡開した状態の同拡大縦断面図、第9図は連結
部材にて複数個が整列状態に保持された綴じ込み具の正
面図、第10図は同拡大縦断面図、第11図は綴じ込み具が
収納された状態の収容部と拡大ガイドを示す一部切欠正
面図、第12図は同一部切欠右側面図、第13図はブロツク
図、第14図は作動状態を説明する解説図、第15図はフロ
ーチヤートである。 (1)……基台、(2)……電動ステープラ (4)……用紙載置台、(6)……ギヤモータ (13)……ロータリエンコーダ (14)……用紙固定手段、(26)……用紙ガイド (27)……立ち上り片、(28)……押さえ片 (28a)……内側面、(29)……拡開ガイド (30)……収容部、(31)……綴じ込み具 (32)……挟持片、(32a)……側面片 (33)……円弧部、(34)……突起部 (35)……連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂にて一体成形された綴じ込み具で
    あって、該綴じ込み具は、対峙して設けた一対の挟持片
    と、該挟持片の後端部を側面片にて連設して成り、且
    つ、該側面片の中間部を挟持片に比し、薄肉に形成する
    と共に内側方向へ突出した略半円形状の円弧部に形成
    し、該円弧部の弾性にて前記一対の挟持片の先端部を弾
    接自在に形成されたことを特徴とする綴じ込み具。
  2. 【請求項2】複数の突起部を整列させた連結部材を設
    け、該連結部材の突起部を上記円弧部へ着脱自在に嵌合
    し、整列状態に保持されたことを特徴とする請求項1記
    載の綴じ込み具。
JP2070688A 1990-03-20 1990-03-20 綴じ込み具 Expired - Lifetime JPH085259B2 (ja)

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