JPH085223A - 温度補償用発熱体 - Google Patents
温度補償用発熱体Info
- Publication number
- JPH085223A JPH085223A JP13277794A JP13277794A JPH085223A JP H085223 A JPH085223 A JP H085223A JP 13277794 A JP13277794 A JP 13277794A JP 13277794 A JP13277794 A JP 13277794A JP H085223 A JPH085223 A JP H085223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- cold air
- air damper
- thermo
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】透明な熱可塑性樹脂製の単一の軟質絶縁筒２内
に複数の異なる発熱量の発熱体１ａ，１ｂを納め、絶縁
筒の両端から発熱体のリード線４ａ，４ｂ，４ｃを引き
出し、両端の絶縁筒のリード線出口部を溶着して成る温
度補償用発熱体で、外気温度を検知して動作する感熱ス
イッチによって複数の発熱体１ａ，１ｂの通電を切り替
える。 【効果】温度制御用冷気ダンパーサーモスタットの感熱
部の空気対流を阻害して温度感度を鈍くすることがな
い。また透明な熱可塑性樹脂製の中の発熱体を可視でき
るので、誤組立、誤結線を確認できる。さらに接続部が
少なくすることができるため、製造原価を低減できると
ともに、信頼性の高い温度補償用発熱体を供給できる。
に複数の異なる発熱量の発熱体１ａ，１ｂを納め、絶縁
筒の両端から発熱体のリード線４ａ，４ｂ，４ｃを引き
出し、両端の絶縁筒のリード線出口部を溶着して成る温
度補償用発熱体で、外気温度を検知して動作する感熱ス
イッチによって複数の発熱体１ａ，１ｂの通電を切り替
える。 【効果】温度制御用冷気ダンパーサーモスタットの感熱
部の空気対流を阻害して温度感度を鈍くすることがな
い。また透明な熱可塑性樹脂製の中の発熱体を可視でき
るので、誤組立、誤結線を確認できる。さらに接続部が
少なくすることができるため、製造原価を低減できると
ともに、信頼性の高い温度補償用発熱体を供給できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の温度制御用冷
気ダンパーサーモスタットの感熱部に取付ける温度補償
用発熱体に関する。
気ダンパーサーモスタットの感熱部に取付ける温度補償
用発熱体に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫の温度制御用冷気ダンパーサーモ
スタットの感熱部に取付ける温度補償用発熱体は、熱可
塑性樹脂製の軟質絶縁筒内に発熱体を納め、制御回路に
接続されている。外気温度によって冷気ダンパーサーモ
スタットの温度作動値を変化させる場合、温度補償用発
熱体を通電して温度作動値を見掛け上、降下させる制御
を行なっている。
スタットの感熱部に取付ける温度補償用発熱体は、熱可
塑性樹脂製の軟質絶縁筒内に発熱体を納め、制御回路に
接続されている。外気温度によって冷気ダンパーサーモ
スタットの温度作動値を変化させる場合、温度補償用発
熱体を通電して温度作動値を見掛け上、降下させる制御
を行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】外気温度によって冷気
ダンパーサーモスタットの温度作動値をより細かに変化
させる場合、複数の温度補償用発熱体を温度制御用冷気
ダンパーサーモスタットの感熱部に取付けることになる
ので、感熱部の空気対流を阻害して温度感度が鈍くなっ
たり、感熱部の収納容積から温度補償用発熱体の取付け
数に制限があった。
ダンパーサーモスタットの温度作動値をより細かに変化
させる場合、複数の温度補償用発熱体を温度制御用冷気
ダンパーサーモスタットの感熱部に取付けることになる
ので、感熱部の空気対流を阻害して温度感度が鈍くなっ
たり、感熱部の収納容積から温度補償用発熱体の取付け
数に制限があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】透明な熱可塑性樹脂製の
単一の軟質絶縁筒内に複数の異なる発熱量の発熱体を納
め、絶縁筒の両端から発熱体のリード線を引き出し、両
端の絶縁筒のリード線出口部を溶着して成る温度補償用
発熱体で、外気温度を検知して動作する感熱スイッチに
よって複数の発熱体の通電を切り替える。
単一の軟質絶縁筒内に複数の異なる発熱量の発熱体を納
め、絶縁筒の両端から発熱体のリード線を引き出し、両
端の絶縁筒のリード線出口部を溶着して成る温度補償用
発熱体で、外気温度を検知して動作する感熱スイッチに
よって複数の発熱体の通電を切り替える。
【０００５】
【作用】本発明によれば、単一の軟質絶縁筒内に複数の
異なる発熱量の発熱体を納めているので、外気温度によ
って冷気ダンパーサーモスタットの温度作動値をより細
かに変化させることができるとともに、温度補償用発熱
体の体積が小さくできるので、温度制御用冷気ダンパー
サーモスタットの感熱部の空気対流を阻害して温度感度
を鈍くすることがない。
異なる発熱量の発熱体を納めているので、外気温度によ
って冷気ダンパーサーモスタットの温度作動値をより細
かに変化させることができるとともに、温度補償用発熱
体の体積が小さくできるので、温度制御用冷気ダンパー
サーモスタットの感熱部の空気対流を阻害して温度感度
を鈍くすることがない。
【０００６】
【実施例】図１、図２を用いて本発明の一実施例を説明
すると、１ａ，１ｂは電気抵抗体から成る異なる発熱量
の発熱体で、２の透明な熱可塑性樹脂製の軟質絶縁筒に
収納し、３ａ，３ｂ，３ｃのリード線接続金具で、４
ａ，４ｂ，４ｃのリード線が、１ａ，１ｂの発熱体に接
続されている。２の透明な熱可塑性樹脂製の軟質絶縁筒
は４ａ，４ｂ，４ｃのリード線出口部を熱溶着してあ
り、１ａ，１ｂの発熱体を密封している。
すると、１ａ，１ｂは電気抵抗体から成る異なる発熱量
の発熱体で、２の透明な熱可塑性樹脂製の軟質絶縁筒に
収納し、３ａ，３ｂ，３ｃのリード線接続金具で、４
ａ，４ｂ，４ｃのリード線が、１ａ，１ｂの発熱体に接
続されている。２の透明な熱可塑性樹脂製の軟質絶縁筒
は４ａ，４ｂ，４ｃのリード線出口部を熱溶着してあ
り、１ａ，１ｂの発熱体を密封している。
【０００７】５は冷気ダンパーサーモスタットの感熱部
で、庫内の温度を検出して冷気ダンパー装置を駆動する
ことによって、庫内の温度を制御している。
で、庫内の温度を検出して冷気ダンパー装置を駆動する
ことによって、庫内の温度を制御している。
【０００８】６ａ，６ｂは外気温度を検出して開閉する
感熱スイッチで、バイメタルスイッチまたは感温リード
スイッチであり、６ａ，６ｂ感熱スイッチの外気温度に
よる開閉作動温度はそれぞれ異なっている。
感熱スイッチで、バイメタルスイッチまたは感温リード
スイッチであり、６ａ，６ｂ感熱スイッチの外気温度に
よる開閉作動温度はそれぞれ異なっている。
【０００９】６ａまたは６ｂ感熱スイッチが外気温度を
検出して、温度補償用発熱体１ａまたは１ｂに通電し
て、冷気ダンパーサーモスタットの感熱部を温めて、冷
気ダンパーの開動作を促す。
検出して、温度補償用発熱体１ａまたは１ｂに通電し
て、冷気ダンパーサーモスタットの感熱部を温めて、冷
気ダンパーの開動作を促す。
【００１０】例えば、外気温度が低下すると、冷蔵庫の
熱漏洩量が減少してきて、冷気ダンパーサーモスタット
の感熱部の温度が上昇しにくくなり、冷気ダンパーの開
温度に到達しにくくなる。したがって冷気ダンパーの開
の時期が遅れるので、庫内の食品への冷気供給が遅くな
り、庫内の食品の温度が上昇することになる。
熱漏洩量が減少してきて、冷気ダンパーサーモスタット
の感熱部の温度が上昇しにくくなり、冷気ダンパーの開
温度に到達しにくくなる。したがって冷気ダンパーの開
の時期が遅れるので、庫内の食品への冷気供給が遅くな
り、庫内の食品の温度が上昇することになる。
【００１１】そこで６ａ感熱スイッチが外気温度を検出
して温度補償用発熱体１ａに通電して発熱させると、冷
気ダンパーサーモスタットの感熱部５が温められて、速
やかに冷気ダンパーの開温度に到達し、冷気ダンパーか
ら庫内へ冷気供給が速やかに行なわれ、庫内の食品を冷
却することができる。
して温度補償用発熱体１ａに通電して発熱させると、冷
気ダンパーサーモスタットの感熱部５が温められて、速
やかに冷気ダンパーの開温度に到達し、冷気ダンパーか
ら庫内へ冷気供給が速やかに行なわれ、庫内の食品を冷
却することができる。
【００１２】さらに外気温度が低下してくると、冷気ダ
ンパーサーモスタットの感熱部の温度がさらに上昇しに
くくなるが、６ｂ感熱スイッチが外気温度を検出して温
度補償用発熱体１ｂに通電して発熱するので、温度補償
用発熱体の発熱量が増加して、速やかに冷気ダンパーの
開温度に到達させることができる。
ンパーサーモスタットの感熱部の温度がさらに上昇しに
くくなるが、６ｂ感熱スイッチが外気温度を検出して温
度補償用発熱体１ｂに通電して発熱するので、温度補償
用発熱体の発熱量が増加して、速やかに冷気ダンパーの
開温度に到達させることができる。
【００１３】従来は、図３に示すように冷気ダンパーサ
ーモスタットの感熱部５に複数の温度補償用発熱体１０
ａ，１０ｂを取付けていたが、感熱部５の空気対流を阻
害して温度感度が鈍くなったり、感熱部５の収納容積か
ら温度補償用発熱体の取付け数に制限があったが、本発
明によればこれらの欠点を解消することができる。
ーモスタットの感熱部５に複数の温度補償用発熱体１０
ａ，１０ｂを取付けていたが、感熱部５の空気対流を阻
害して温度感度が鈍くなったり、感熱部５の収納容積か
ら温度補償用発熱体の取付け数に制限があったが、本発
明によればこれらの欠点を解消することができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、単一の軟質絶縁筒内に
複数の異なる発熱量の発熱体を納めているので、温度制
御用冷気ダンパーサーモスタットの感熱部の空気対流を
阻害して温度感度を鈍くすることがない。
複数の異なる発熱量の発熱体を納めているので、温度制
御用冷気ダンパーサーモスタットの感熱部の空気対流を
阻害して温度感度を鈍くすることがない。
【００１５】透明な熱可塑性樹脂製の中の発熱体を可視
できるので、誤組立、誤結線を確認できる。
できるので、誤組立、誤結線を確認できる。
【００１６】また発熱体相互に共通する接続部からリー
ド線を引出しているので、接続部が従来の個別の発熱体
接続方式に比較して少なくすることができるため、製造
原価を低減できるとともに、信頼性の高い温度補償用発
熱体を供給できる。
ド線を引出しているので、接続部が従来の個別の発熱体
接続方式に比較して少なくすることができるため、製造
原価を低減できるとともに、信頼性の高い温度補償用発
熱体を供給できる。
【図１】本発明の一実施例の温度補償用発熱体の構造を
示す図である。
示す図である。
【図２】本発明の冷蔵庫の回路図である。
【図３】従来の温度補償用発熱体の構造を示す図であ
る。
る。
１ａ，１ｂ…発熱体、２…透明な熱可塑性樹脂製の軟質
絶縁筒、３ａ，３ｂ，３ｃ…発熱体のリード線接続金
具、４ａ，４ｂ，４ｃ…リード線、５…冷気ダンパーサ
ーモスタットの感熱部、６ａ，６ｂ…感熱スイッチ、７
…商用電源、８…圧縮機用温度制御開閉器、９…圧縮
機、１０ａ，１０ｂ…温度補償用発熱体。
絶縁筒、３ａ，３ｂ，３ｃ…発熱体のリード線接続金
具、４ａ，４ｂ，４ｃ…リード線、５…冷気ダンパーサ
ーモスタットの感熱部、６ａ，６ｂ…感熱スイッチ、７
…商用電源、８…圧縮機用温度制御開閉器、９…圧縮
機、１０ａ，１０ｂ…温度補償用発熱体。
Claims (1)
- 【請求項１】冷蔵庫の温度制御用冷気ダンパーサーモス
タットの感熱部に取付ける温度補償用発熱体において、
透明な熱可塑性樹脂製の単一の軟質絶縁筒内に複数の異
なる発熱量の発熱体を納め、絶縁筒の両端から発熱体の
リード線を引き出し、両端の絶縁筒のリード線出口部を
溶着して成る温度補償用発熱体で、外気温度を検知して
複数の発熱体の通電を切り替えることを特徴とする温度
補償用発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13277794A JPH085223A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 温度補償用発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13277794A JPH085223A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 温度補償用発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085223A true JPH085223A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15089313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13277794A Pending JPH085223A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 温度補償用発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085223A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1297793C (zh) * | 2004-02-16 | 2007-01-31 | 海信（北京）电器有限公司 | 自动速冻冰箱及其控制方法 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13277794A patent/JPH085223A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1297793C (zh) * | 2004-02-16 | 2007-01-31 | 海信（北京）电器有限公司 | 自动速冻冰箱及其控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4208570A (en) | Thermostatically controlled electric engine coolant heater | |
| WO2013168734A1 (ja) | 加熱装置 | |
| JP6029850B2 (ja) | 加熱装置 | |
| US6137955A (en) | Electric water heater with improved heating element | |
| JPH085223A (ja) | 温度補償用発熱体 | |
| US4016521A (en) | Thermal limiter | |
| WO2017208687A1 (ja) | 流体加熱装置 | |
| JPH09184771A (ja) | 給湯器の過熱検知用センサ | |
| GB2277663A (en) | Defrosting heater in refrigerator | |
| US5261598A (en) | Safety device for a combustion apparatus | |
| JPS6117788A (ja) | 膨張弁 | |
| JPH1194258A (ja) | ガスコンロ | |
| KR200302862Y1 (ko) | 냉장고의 온도 제어용 온도 센서 조립체 | |
| JP5326988B2 (ja) | 流体制御弁 | |
| KR20050025911A (ko) | 통전발열글라스장치 | |
| JP3147825B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| KR0129534Y1 (ko) | 순간 가열방식의 전기 보일러용 히터 | |
| JP3600425B2 (ja) | 電子レンジ | |
| JP3724673B2 (ja) | テーブルこんろ | |
| JPS5851560Y2 (ja) | 温度過昇防止器 | |
| JP3506918B2 (ja) | ガス制御装置 | |
| JP3904164B2 (ja) | 車両用燃焼式ヒータの異常過熱時燃焼停止装置 | |
| JPH07198204A (ja) | 電気温水器 | |
| KR920002941Y1 (ko) | 보온식 취반기 | |
| KR0158014B1 (ko) | 냉장고의 제상회로 |