JPS5851560Y2 - 温度過昇防止器 - Google Patents

温度過昇防止器

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Publication number
JPS5851560Y2
JPS5851560Y2 JP16008277U JP16008277U JPS5851560Y2 JP S5851560 Y2 JPS5851560 Y2 JP S5851560Y2 JP 16008277 U JP16008277 U JP 16008277U JP 16008277 U JP16008277 U JP 16008277U JP S5851560 Y2 JPS5851560 Y2 JP S5851560Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
heating element
preventer
air outlet
overtemperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP16008277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5485450U (ja
Inventor
修平 斉藤
雅生 淀川
Original Assignee
東芝熱器具株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東芝熱器具株式会社 filed Critical 東芝熱器具株式会社
Priority to JP16008277U priority Critical patent/JPS5851560Y2/ja
Publication of JPS5485450U publication Critical patent/JPS5485450U/ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気温風機やペースポードヒータなどのよう
に温風流出口が細長の機器に組込んで使用する温度過昇
防止器に関する。
第3図に従来の温度過昇防止器を用いたペースポードヒ
ータを示す(実公昭56−27463号)。
図中aがケースで、このケースaの下端面に吸気口すが
、前面上部に温風流出口Cがそれぞれ形成され、これら
吸気口すおよび流出口Cは左右方向に長い開口となって
いる。
ケースaの内部にヒータd・・・・・・が設けられ、上
記吸気口すから流入する空気がこのヒータd・・・・・
・で加熱されて温風となり、この温風が上記流出口Cか
ら流出するもので、上記流出口Cの奥方部には温風の温
度が異常に上昇した際にそれを感知してヒータd・・・
・・・の通電を制御する温度過昇防止器eが設けられて
いる。
この温度過昇防止器eはバイメタルサーモや温度ヒユー
ズからなるが、このようなものはその周囲のごく狭い範
囲の温度を感知するに過ぎない。
ところが、細長の温風流出口Cから流出する温風の温度
は、その流出口Cの全域に亙って常に均一であるとは限
らず、ある部分のみが異常高温となることもあり、した
がってこのような場合、バイメタルサーモや温度ヒユー
ズではその異常熱を的確に感知することができない場合
が生じ、信頼性の点で問題があった。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、局部的に異常高温の温風が流出
しても常にそれを的確に感知することができる温度過昇
防止器を提供することにある。
この考案の構成は、発熱体を制御する正特性サーミスタ
などの複数の感熱素子を管体内に互いに導通する状態で
直列に挿入し、これを細長の温風流出口の開口部にその
長手方向に沿って配設してなることを特徴とする。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はペースポードヒータの断面を示し、符号1はそ
のケースである。
ケース1は左右に幅広の箱形状に形成され、下端面に吸
気口2を、前面上部に温風流出口3を有している。
温風流出口3は左右方向の細長に形成され、その開口内
にルーバ4が配設されている。
ケース1内には発熱体5が設けられ、これは例えば長尺
をなす複数のシーズヒータ6・・・・・・を左右方向に
架設し、これらヒータ6・・・・・・の周面に多数の放
熱フィン7・・・・・・を並列に取付けてなる。
温風流出口3の開口内側には、上記発熱体5を制御する
温度過昇防止器8が配設され、これは第2図に示すごと
く構成されている。
すなわち、図中9は例えば金属製の管体で、この管体の
内周面に絶縁粉末からなる電気絶縁層10が形成され、
さらにこの絶縁層10の内側に細分化された多数の感熱
素子、例えば正特性サーミスタ11・・・・・・が直列
に挿入されている。
これらサーミスタ11・・・・・・の相互間にはAgメ
ッキなどを施こしてなる接続球子12・・・・・・が介
在され、これら接続球子12・・・・・・により各サー
ミスタ11・・・・・・が電気的に導通されている。
そして、管体9の両端開口は端板13,13により閉塞
され、また最両端に位置するサーミスタ11.11から
リード線14.14が導出され、これらリード線14.
14が上記発熱体5の付勢電気回路に接続されている。
しかしてこのように構成された温度過昇防止器8は温風
流出口3の長手方向に沿うように取付けられている。
次に作用につき説明すると、発熱体5の発熱に伴い自然
対流により吸気口2から空気が流入しそれが発熱体5の
周囲を通過する間に温風となりこの温風が温風流出口3
から流出する。
ここで、発熱体5の異常等により、温風流出口3のある
部分範囲のみの温度が異常高温となると、その部分に対
応するサーミスタ11が所定温度以上に加熱される。
このためそのサーミスタ11は自己の電気抵抗値を増大
し、この結果発熱体5への電流供給量が減少し、発熱体
5の発熱量が抑制され安全が図られる。
そして発熱体5の異常原因が解消されると、上記サーミ
スタ11が当初の抵抗値に回復し、発熱体5も正常の発
熱を行う。
サーミスタ11・・・・・・は温風流出口3の長手方向
に沿って配列しており、このためその流出口3のどの部
分に局部的な異常高温部が発生しても、いずれかのサー
ミスタ11・・・・・・がそれを感知して発熱体5を制
御し、したがって安全装置としての機能を常にかつ確実
に奏することができる。
勿論、温風流出口3の全域部分が異常高温化した場合に
も同様に発熱体5が制御されることはいうまでもない。
サーミスタ11・・・・・・は流出口3の開口内側に個
々に取付けられるのではなく、管体9内に挿入されて一
体的なユニットとして構成され、このユニットの状態で
流出口3の開口内側に配設されるものであるから、その
取付けを容易に能率的に行うことができる。
そしてそのユニットは、単に管体9内にサーミスタ11
・・・・・・および接続球子12・・・・・・を順次交
互に挿入すれば構成できるがら、その生産を容易に能率
よく行うことができる。
なお、上記実施例では自然対流により温風を流出させる
場合を例に挙げたが、これはファン等により強制的に流
出させるようにしても何ら差し支えない。
また、各サーミスタを収納する管体は金属製のものに限
らず、ゴムなどの可撓性の管体であってもよく、この場
合は全体を屈曲することが可能となるから、温風流出口
が屈曲状に変形している場合にその形状に対応して配設
できる点で有利である。
以上説明のようにこの考案は、発熱体を制御する正特性
サーミスタなどの感熱素子を、管体内に互いに導通する
状態で直列に挿入し、これを細長の温風流出口の開口部
にその長手方向に沿って配設してなるもので、したがっ
て温風流出口の局部に異常高温部が発生した場合であっ
ても、常に発熱体を制御して確実に安全措置を講じるこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面側面図、第2図
は同側の温度過昇防止器を拡大して示す縦断面図、第3
図は従来の温度過昇防止器を用いたペースポートヒータ
の断面図である。 3・・・・・・温風流出口、5・・・・・・発熱体、8
・・・・・・温度過昇防止器、9・・・・・・管体、1
1・・・・・・正特性サーミスタ(感熱素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長の管体内に正特性サーミスタなどの感熱素子および
    導電性の接続球子をそれぞれ複数ずつ交互に挿入してそ
    れら感熱素子を上記各接続球子を介して互いに電気的に
    導通させ、かつ管体の両端を閉塞して一体化してなる温
    度過昇防止器。
JP16008277U 1977-11-29 1977-11-29 温度過昇防止器 Expired JPS5851560Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16008277U JPS5851560Y2 (ja) 1977-11-29 1977-11-29 温度過昇防止器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16008277U JPS5851560Y2 (ja) 1977-11-29 1977-11-29 温度過昇防止器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5485450U JPS5485450U (ja) 1979-06-16
JPS5851560Y2 true JPS5851560Y2 (ja) 1983-11-24

Family

ID=29153501

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JP16008277U Expired JPS5851560Y2 (ja) 1977-11-29 1977-11-29 温度過昇防止器

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JPS5485450U (ja) 1979-06-16

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