JPH0852209A - 血液処理のための多機能装置 - Google Patents
血液処理のための多機能装置Info
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- JPH0852209A JPH0852209A JP7173935A JP17393595A JPH0852209A JP H0852209 A JPH0852209 A JP H0852209A JP 7173935 A JP7173935 A JP 7173935A JP 17393595 A JP17393595 A JP 17393595A JP H0852209 A JPH0852209 A JP H0852209A
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- B01D71/421—Polyacrylonitrile
Abstract
にそれぞれ等しい血流量、透析液流量、限外濾過量につ
いておよそ毎分20ml以上の尿素浄化値がある、 c)およそ5ml/(h.mmHg)をこえる血液の存
在下での限界濾過係数を有する、 d)血液循環のための装置内の室容積がおよそ150m
l以下である。 【効果】 別個の基材やユニット等によらなくても複数
の機能を実行することができ、治療段階に応じて異なる
機能の適切な処置を患者に施すことができる。
Description
は血液の体外循環による腎外浄化のための多機能装置に
関するものである。
様々な方法を用いることができる。
血液は活性炭などの吸着剤を通って流れ、活性炭は吸収
または吸着によって不純物を保持する。血液の損傷を防
止するための通常の慣行として、血液と化学反応を起こ
さない不純物透過層で吸着剤をおおって、直接接触しな
いようにする。
伝統的に人工腎臓に備えられている。
れから分離し、処理する血液中にふくまれる不純物は膜
を通って透析物中に拡散し、それによって除去される。
血液濾過の場合、膜の両側の圧力に差を設けることによ
って血液の一部がそれを通過する。浸透物または限外濾
過液と呼ばれる、濾過器を通過した画分は所与の最大の
大きさ(膜の透過性限度)の分子を含むが、そのどれも
が血液中には存在しない要素である。つぎに濾液は浄化
し(たとえば活性炭に通して)、その後患者の体内に再
導入することができる。また代替溶液によって患者の体
外液体損失と電解質損失を補償することも可能であり、
そのほうが一般的である。
ており、病院環境内でさまざまな種類の装置を備えるこ
とで具体化されている。
8,679号には、「膜」型の血液処理のための装置が提案
され、その作用要素は2つの半透過性膜に挟まれた少な
くとも1つの吸着剤の層から成る。
血液処理方法を単一の装置の中に統合することができ
る。血液の一部は圧力勾配をかけることによって、血液
側の膜、吸着剤層、濾液側膜の3つの物質の層を通って
濾液として押し出される。濾液は中間層を通過すること
によって浄化され、不純物は前記層によって吸収され
る。濾液側膜も不純物を引き留める。
り付けられた、少なくとも1つの血液透析ユニットと少
なくとも1つの血液潅流ユニットを含む装置を提案して
いる。
る;血液潅流ユニットは吸収剤が充填されている。直列
に連結された2つのユニットが問題の装置の別個の機器
品目を構成する。
直列に取り付けられた血液濾過要素と、補償器と再生器
とから成る血液浄化設備を提案している。
の少なくとも1つをもっている:1つ以上の機能を実行
させようとするといくつかの別個の基材の助けが必要に
なり、またほとんどの場合、相互連結したとしても物理
的に別個のいくつかの要素またはユニットの助けが必要
である。
敗血症性ショック、エンドキシンショックなどで特に腎
機能を初めとする生理機能の全部または一部を一時的に
喪失したいわゆる「急性」患者の治療を可能にするため
に、比較的単純なデザインで、比較的に使用が簡単な多
機能装置を病院環境に備える必要が切実に実感されてい
る。
するものでなければならない:初期段階で、敗血症性シ
ョックを受けた患者の予防治療(過剰な水、TNF−α
[腫瘍壊死因子]とインターロイキン1−βの除去);
腎臓移植を受け、OKT3型の免疫抑制剤の投与を受け
ている患者の治療(過剰な水とTNF−αの除去);血
液加熱相で心臓外科を受けた患者の治療(TNF−αと
インターロイキン1−βの除去)。
「急性」患者は慢性腎不全をわずらっている患者が受け
るような集中的治療を受けさせることができない。体内
の液体の均衡に急速な変化を生じるので、週3回、1回
4時間の通常の血液透析または血液濾過コースは現実に
心臓血管系に強いストレスを与えるという副作用があ
り、手術室を出たばかりの患者は原則的に耐えることが
できないだろう。
内に溜まった水の一部を取り除くために、したがって、
系にショックを与えないので身体の耐性がよいと同時
に、身動きできない患者が耐えることのできる集中性は
低いが継続的な治療が援用される。
器構成部品を含む、血液の体外循環による腎外浄化のた
めの多機能装置であって、 a)分離器構成部品に吸着活性があり、下記の吸着特性
の少なくとも1つを備えている: a1:およそ600ng以上の大きさのTNF−αの吸
着 a2:およそ30mg以上の大きさの相補因子Dの吸着 a3:およそ300ng以上の大きさのインターロイキ
ン1−βの吸着 b)およそ毎分100ml、毎分33mlと毎分0ml
にそれぞれ等しい血流量、透析液流量と限外濾過量につ
いておよそ毎分20ml以上の尿素浄化値がある、 c)およそ5ml/(h.mmHg)より大きい血液存
在下での限界濾過係数を有する、 d)血液循環のための装置内の室容積がおよそ150m
l以下である、ことを特徴とする装置である。
能、血液透析器機能と血液濾過器機能の少なくとも1つ
を同時に実行することのできる装置を意味するものとす
る。
は、タンパクと分離器構成部品の材料内の重合体鎖の間
の相互反応が物質の表面でも中でも同じように起きる拡
散吸着を意味するものとする。
部品が飽和するまでに吸着したTNF−α、相補因子D
および/またはインターロイキン1−βの合計量に対応
する。
過性構成部品は上記の吸着能力の少なくとも2つを、好
適にはa1、a2とa3の3つ全ての吸着能力をもって
いる。
品は、効率向上のために、下記の限界値以上の大きさの
1つ以上の吸着能力をもっている: a1:およそ3000ng以上の大きさのTNF−αの
吸着 a2:およそ90mg以上、さらに好適にはおよそ15
0mg以上の大きさの因子Dの吸着 a3:およそ1500ng以上の大きさのインターロイ
キン1−βの吸着。
の、血液の体外循環による腎外浄化のための多機能装置
であって、 a)中空繊維がおよそ3.3%(モル比)のメタリルス
ルホン酸塩を含む、HOSPAL社からAN69という
商標で市販されているアクリロニトリルとメタリルスル
ホン酸塩の共重合体から誘導した均質で対称な高分子電
解質ヒドロゲルから成る; b)ヒドロゲルの合計量に前記共重合体が少なくともお
よそ50g含まれている、 c)それぞれの繊維の内径がおよそ180μmとおよそ
260μmの間である、 d)装置内の血液室の体積はおよそ150ml未満であ
る、ことを特徴とする装置である。
腎外浄化のためのかかる多機能装置の製造に有益な中空
繊維であって、 a)内径がおよそ180μmとおよそ260μmの間で
ある、 b)均質で対称な高分子電解質ヒドロゲルから成り、 c)およそ5ml/h/mmHg/m2をこえる液圧透
過性Lpを有し、 d)尿素に対する膜抵抗値がおよそ200分/cm未満
であり、 e)TNF−α、相補因子Dまたはインターロイキン1
−βから選ばれた少なくとも1つの物質を吸着する能力
を有し、線形吸着能力が、場合によって、TNF−αに
ついてはおよそ125pg/mより大きく、因子Dにつ
いてはおよそ6μg/mより、好適にはおよそ30μg
/mより大きく、インターロイキン1−βについてはお
よそ60pg/mより大きい:ことを特徴とする中空繊
維である。
器構成部品を構成することのできる中空繊維の種類につ
いて説明する。
膜または半透過性中空繊維の束から成る分離器構成部品
によって分離された2つの室を含む。この装置は、特定
物質の吸着能力によって定義される吸着機能と、尿素浄
化値によって定義される透析機能と、血液が存在すると
きの限外濾過係数によって定義される限外濾過を同時に
実施できる点で多機能装置である。
着能力の少なくとも1つを有する点で吸着活性がある。
前記構成部品は、問題の吸着能力の中の少なくとも2つ
を備えていることが好ましい。
の3つ全部の吸着能力を同時に持つのが有利である。
部品は下記の限界値以上の1つ以上の吸着能力を備え
る: a1:およそ3000ng以上の大きさのTNF−αの
吸着 a2:およそ90mg以上の、より好適にはおよそ15
0mg以上の大きさの因子Dの吸着 a3:およそ1500ng以上の大きさのインターロイ
キン1−βの吸着。
分33mlと毎分0mlにそれぞれ等しい血流量、透析
液流量と限外濾過量についておよそ毎分20ml以上の
尿素浄化値をもつ。
のための連続血液透析、連続動静脈血液透析(通常CA
VHDと称す)または連続静脈静脈血液透析(通常CV
VHDと称す)の実施という背景での装置の使用に指定
される。これは血液から膜をとおって透析物に向かう溶
質の拡散による装置の浄化効率を示し、装置入口の溶質
濃度に対する溶質流れの比として定義される。それは、
血液が透析物内の尿素溶液によって代替され、流体の循
環が流れに逆らって実施され、温度が37℃に安定され
た試験管内測定手順の脈絡において測定される。その値
はCAVHDまたはCVVHDにおいて見い出される条
件を表す運転条件について、すなわち毎分100mlの
血液流量Qb、毎時2リットルの透析流量Qdおよび毎
分0mlの限外濾過流量Qfについて規定される。
(h.mmHg)より大きいものである。
の平均経膜圧力に対する濾過流量Qfの比として定義さ
れる。規定された値は毎分50ml以上の流量で37℃
で循環している血液で測定される。
圧力でおよそ毎時1リットルの血液濾液を抽出すること
を可能にする。
150ml以下とするのが有利である。この値は、一般
的に総体外量は250mlを越えるべきではないという
事実に照らして許容できると評価された限界である。
には80ml程度の値が、もちろん、いっそう望まし
い。
ば、吸着活性のある分離器構成部品は、平坦な薄板膜ま
たは中空繊維束の形の均質かつ対称な高分子電解質ヒド
ロゲルである単一の種類の材料から製造される。
できるオレフィン不飽和を含む少なくとも1つの他の単
量体から派生した単位を随意に含む、少なくとも1つの
イオンまたはイオン化単量体の共重合体、または (2)アクリロニトリルと、少なくとも1つのイオンま
たはイオン化単量体と、少なくとも1つの非イオンまた
は非イオン化単量体の共重合体、または (3)(1)および/または(2)に定義した共重合体
の混合物、または (4)(1)および/または(2)に定義した少なくと
も1つの共重合体と、アクリロニトリルと少なくとも1
つの非イオンまたは非イオン化単量体の少なくとも1つ
の共重合体の混合物であって、イオンまたはイオン化単
量体の単位が前記共重合体の1つの単量体単位の1から
80%(モル比)を表し、最終巨大分子化合物内の単量
体単位の1から50%(モル比)を表す混合物。
造のさいに開始物質として採用できるさまざまな単量体
はNo.Re.34,239として再付与された米国特許第4,545,91
0号にもっと完全に記載されている。
(1)に記載したものが好適であり、特に、イオンまた
はイオン化共重合用単量体がオレフィン不飽和を有し、
スルホン酸塩、カルボキシル、リン酸塩、ホスホン酸塩
および硫酸塩基から選択されたアニオン基を担持してい
るものが好適である。
ナトリウムである。
ン不飽和を有する単量体の中で、アルキルアクリル酸
塩、特にアクリル酸メチルが好適である。
特許第0,347,267号に記載の方法にしたがって製造でき
る。
の対立イオンの正確な性質は本発明による装置を正確に
運転する上で重要ではない:相補的に酸の形でヒドロゲ
ルを用いることが禁止される場合、一部は酸の形であっ
てもよく、および/または、特に血液内に含まれるカリ
ウムやカルシウムなどのイオンとの交換のために、この
タイプの対立イオンは存在してもよい。
適には500mEq/kg以上(乾燥重合体に対して表
した)であるアクリロニトリルとメタリルスルホン酸塩
の共重合体から誘導したヒドロゲルの使用が特に有利で
ある。
ホン酸塩を含む、HOSPAL社からAN69という商
標で市販されているアクリロニトリルとメタリルスルホ
ン酸塩の共重合体から誘導したヒドロゲル(以下「AN
69ヒドロゲル」と称す)を用いる特定の場合、吸着さ
れるタンパクの量は主として存在するヒドロゲルの質量
に依存することが証明されている。この量が少なくとも
およそ50g(乾燥重合体で表した)であるべきである
ことは決定できた。
体既知の仕方で、平坦薄板膜の形、または中空繊維束の
形で製造することができる。
そ260μmの間である。
合、その厚みはおよそ50μmとおよそ250μmの間
である。
ロゲルから成る中空繊維の厚みはおよそ50μmとおよ
そ250μmの間である。好適には50μmより大き
い、なぜならこのような条件の下で、一般的にTNF−
αおよび/または相補因子Dおよび/またはインターロ
イキン1−βの吸着能力の増加を得ることができるから
である。先に述べたように、本発明の別の主題は血液の
体外循環による腎外浄化のための多機能装置の製造に有
益な中空繊維である。この中空繊維はつぎのような特徴
を持つ: a)内径がおよそ180μmとおよそ260μmの間で
ある、 b)均質で対称な高分子電解質ヒドロゲルから成り、 c)およそ5ml/h/mmHg/m2をこえる液圧透
過性Lpを有し、 d)尿素にたいする膜抵抗値がおよそ200分/cm未
満であり、 e)TNF−α、相補因子Dとインターロイキン1−β
の中から選ばれた少なくとも1つの物質を吸着する能力
を有し、線形吸着能力が、場合によって、TNF−αに
ついてはおよそ125pg/mより大きく、因子Dにつ
いてはおよそ6μg/mより、好適にはおよそ30μg
/mより大きく、インターロイキン1−βについてはお
よそ60pg/mより大きい。
圧透過性Lpは単位表面積当たりの濾過量率と経膜圧力
の比として定義できるので、問題の中空繊維の場合、L
pの値は37℃の透析浴について示されている。ここで
注意するのは、中空繊維の展開表面積が1m2より大き
いとき、上述の最小限外濾過係数と透析浴に対する最小
液圧透過性のあいだにおよその対応が成立する。
ドで膜を通過する溶質流れに対する膜の両側での濃度の
差の、安定状態での比として定義される。膜抵抗を直接
測定することは、拡散溶質流れの測定の間に血液側と透
析液側の寄生境界層の転位抵抗がどうしても存在するの
で困難である。
れる: −透析器の浄化値は限外濾過量ゼロで試験管内で測定す
る; −流量と交換表面積がわかると純粋拡散交換機の通常の
法則を用いて装置の総転位抵抗を計算することができ
る; −この総抵抗が膜抵抗の過大評価にあたる。 中空繊維を構成している均質で対称な高分子電解質ヒド
ロゲルは上述のものに等しい。
は、先に示した値も適用できる。
る。
きものの困難さのゆえに、また特にいわゆる「急性」患
者が欠陥のある装置を用いる処置を受けたときのリスク
を考慮して、様々な試験管内測定を実施した。
チトクロームCを選択したが、その分子量(1240
0)はサイトカイン(生物学的に重要な分子)に近い。
と、それぞれ、膜に含まれる共重合体の質量、膜を構成
するヒドロゲルの構造と共重合体の性質の間の関係を示
すことを目的としている。
と各種の製品を記載している。
ゲルと接触させた試験分子(チトクロームC)の溶液の
濃度(Co)と平衡する吸着能力値を得るために用いた
作業手順は次の通りである:
または中空繊維の形を取る; −ヒドロゲルの標本は初期濃度Coで試験分子溶液を体
積Vo含む容器内に導入する。溶液は攪拌される。 −吸着過程の結果として、容器内の試験分子の濃度は低
下する。試験と溶液の反復添加によって、ほぼ安定した
濃度が得られるまで、容器内の試験分子の濃度は何度も
初期値Coにもどされる。 −つぎに重合体の質量Mpに関する問題のヒドロゲルの
試験分子についての等温吸着能力が測定される。連続す
る添加の総量(Maj)に基づいて決定した吸着量は、
質量収支方程式から導いた下記の関係式によって計算で
きる:
Cfは容器内の最終試験分子濃度である。
て、AN69ヒドロゲルから成る下記の膜について吸着
能力を評価した: −厚さ30μmの平坦薄板膜(1a) −厚さ19μmの平坦薄板膜(1b) −内径240μm、肉厚50μmの中空繊維(1c) −内径210μm、肉厚42.5μmの中空繊維(1
d)
20%のAN69と重量で80%のジメチルホルムアミ
ド(DMF)とから成る。平坦薄板膜(1a)と(1
b)はこのコロジオンを80℃で回転ドラムに注ぐ間に
層を逆転して得られる。得られた緻密な膜はつぎに90
゜Cから96℃で水中で、3倍から3.5倍に引張され
る。
で35%のAN69と、重量で52%のDMFと、重量
で13%のグリセロールから成るコロジオンを紡糸口金
に通す過程を含むゲル化法によって得られる。押し出し
は内部心出しガスの存在の下で実施される。
かけた。
るタンパクの量は主として膜に含まれる共重合体の質量
に依存する。
らの特性が重合体重量に関して標準化されたら、同一の
吸着特性を有する。
b)は平坦薄板膜(1a)の1.6倍広い表面積に拡が
り(厚みの比)、中空繊維(1d)は中空繊維(1c)
の1.2倍の大きさの表面積に拡がっている。実際、吸
着過程は、見かけ表面ではなく、物質の中で起きた。
にたいするゲルの構造の影響を示す。
のように、上述の各種の方法が構造変型を有するゲルを
生みだす(含水量、重合体鎖の組織、密度、など)。
(2e)
られる:
NaCl 9g/lと85%のジメチルスルホン酸(D
MSO)とから成るコロジオンを直径が288μmの紡
糸口金を通して室温で押し出す、コロジオン分配リング
の直径は565μmと866μmで、引き抜き速度は毎
分9mである; −NaCl 9g/lを含む内部凝固液; −内部凝固剤と同じ液体を満たした受容タンク; −繊維は引張しない; −保管とその後の装置の製造のための、グリセロール/
水の混合物(グリセロール含有率は60%を越える)で
の繊維の処理。
る構造を有する[したがって、ヒドロゲル(1c)はヒ
ドロゲル(1a)よりも大きな水の含有率を有する]試
料1a−1cと1c−2eの対を比較すると、重合体質
量に対して標準化した吸着能力はゲルの構造の選択によ
って調整できることがわかる。
ロゲルの構造は吸着部位の接近可能性をも調整する。
ルスルホン酸塩ナトリウムの共重合体から誘導した様々
なヒドロゲルのチトクロームC吸着能力を測定した。ヒ
ドロゲルはボール状で、後者の単量体の含有率が異な
り、したがって、重合体1kgあたりのmEqで表した
イオン化能力が異なっている。
体、重量で6.5%の生理的食塩水(NaCl 9g/
l)と重量で83.5%のDMFとから成るコロジオン
の乳化法で得られ、この乳化の過程のあとに室温から−
10℃の熱可逆性のゲル化を実施する。
力、水分含有率)とチトクロームCの100mg/l溶
液の吸着試験の結果を表3に示す。
る所与の吸着目標にしたがって、重合体の性質によって
調節できる。
られる様々な中空繊維を示すものであり、この方法は性
質が下表4に指定されたコロジオンを、コロジオン分配
リングが直径d2とd3を有し、直径d1の紡糸口金を
通過させる過程を含んでいる。紡糸口金の幾何を決める
直径d1からd3は問題のその表に指定されており、押
出しは表に示された引き抜き速度で、組成が前記の表に
示された内部凝固液の存在のもとで実施される。場合に
よっては、内部凝固剤と同一の液体によって外部凝固を
引き起こす引き抜き管をさらに加えて押し出しを実施す
る。繊維はこの同じ液体を充填したタンク内に受容され
る。繊維は引張されず、それを保管し、その後装置を製
造することを目的として、グリセロール/水混合物(グ
リセロール含有率は60%をこえる)によってグリセロ
ール化される。
下記の表4に列挙されている。
ミド82% (2):AN69 10%、ジメチルスルホン酸85%、
塩化ナトリウム9g/l溶液5% (*):50から100本の繊維を有する小型濾過器で実施
した37℃の透析浴に対する液圧透過率。 (**):血流量Qb=毎分10ml、透析物流量Qd=毎
分20ml,限外濾過量ゼロで50から100本の繊維
を有する小型濾過器で求めた膜抵抗。総転位抵抗計算は
尿素膜抵抗の過大評価から成る。
本の繊維(4g)を含む小型透析器の吸着特性はTNF
−αを入れたヒト血漿の閉回路循環で評価した、このタ
ンパクの初期濃度(Co)は350pg/mlであり、
血漿の初期体積(Vo)は17.5mlである。繊維の
外では透析液の循環はなく、限外濾過は実施されなかっ
た。濃度(C)の経時変化は付属の図1に示されてい
る。そこから重合体1gあたり2.3ngのTNF−α
についての最小吸着能力が演繹される。繊維(4g)で
はこれはTNF−αについて150pg/m以上の線形
吸着能力に対応している。
繊維(1c)の因子D吸着能力はAN69の1gあたり
4mgよりも大きく、すなわち繊維1mあたり56μg
よりも大きいといえる。
実施例5の主題を形成する小型透析器を生産するのに用
いられたものに類似し、その装置の特性が下記の表5に
示された装置を形成することができる。
mlと毎分0mlにそれぞれ等しい血流量、透析液量と
限外濾過量について。
本の繊維(1c)を含む小型透析器の吸着特性はインタ
ーロイキン1−βを入れたヒト血漿の閉回路循環で評価
した、このタンパクの初期濃度(Co)は130pg/
mlであり、血漿の初期体積(Vo)は20mlであ
る。繊維の外では透析液の循環はなく、限外濾過は実施
されなかった。濃度(C)の経時変化は付属の図2に示
されている。そこから重合体1mgあたり4.8pgの
インターロイキン1−βについての最小吸着能力が演繹
される。繊維(1c)ではこれはインターロイキン1−
βについて繊維1mあたり67pg/m以上の線形吸着
能力にあたる。
の繊維(4g)を含む小型透析器の吸着特性はインター
ロイキン1−βを入れたヒト血漿の閉回路循環で評価し
た、このタンパクの初期濃度(Co)は120pg/m
lであり、血漿の初期体積(Vo)は20mlである。
繊維の外では透析液の循環はなく、限外濾過は実施され
なかった。濃度(C)の経時変化は付属の図3に示され
ている。そこから重合体1mgあたり1.15pgのイ
ンターロイキン1−βについての最小吸着能力が演繹さ
れる。繊維(4g)ではこれはインターロイキン1−β
について繊維1mあたり75pg/m以上の線形吸着能
力にあたる。
い: −実施例6、8と9の吸着能力は中空繊維の飽和を待つ
ことなしに、試験の24時間後に測定した; −実施例5、6、8と9に記載の実験は、前述のごと
く、様々な病理の間に達することのある生理的値を表
す、吸着される物質の濃度で実施した。
ット等によらなくても複数の機能を実行することがで
き、治療段階に応じて異なる機能の適切な処置を患者に
施すことができ、特に、動かすことさえ危険な衰弱状態
にある急性患者に対して有効な治療を行うことができ
る。
グラフ
グラフ
グラフ
Claims (23)
- 【請求項1】 半透過性分離器構成部品を含む、血液の
体外循環による腎外浄化のための多機能装置であって、 a)分離器構成部品に吸着活性があり、下記の吸着能力
の少なくとも1つをそなえている: a1:およそ600ng以上の大きさのTNF−αの吸
着 a2:およそ30mg以上の大きさの相補因子Dの吸着 a3:およそ300ng以上の大きさのインターロイキ
ン1−βの吸着 b)およそ毎分100ml、毎分33mlと毎分0ml
にそれぞれ等しい血流量、透析液流量、限外濾過量につ
いておよそ毎分20ml以上の尿素浄化値がある、 c)およそ5ml/(h.mmHg)より大きい血液の
存在下での限界濾過係数を有する、 d)血液循環のための装置内の室容積がおよそ150m
l以下である、ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、吸着活
性のある分離器構成部品がa1からa3の吸着能力の少
なくとも2つを有することを特徴とする装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、吸着活
性のある分離器構成部品がa1からa3の全ての吸着能
力を有することを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の装
置において、吸着活性のある分離器構成部品がおよそ3
000ng以上の大きさのTNF−αの吸着能力を有す
ることを特徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一つに記載の装
置において、吸着活性のある分離器構成部品がおよそ9
0mg以上の因子D吸着能力を有することを特徴とする
装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一つに記載の装
置において、吸着活性のある分離器構成部品がおよそ1
50mg以上の因子Dの吸着能力を有することを特徴と
する装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一つに記載の装
置において、吸着活性のある分離器構成部品がおよそ1
500ngより大きいインターロイキン1−βの吸着能
力を有することを特徴とする装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一つに記載の装
置において、吸着活性のある分離器構成部品が均質で対
称な高分子電解質ヒドロゲルである単一の種類の物質か
ら製造されることを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、ヒドロ
ゲルがアクリロニトリルと、アクリロニトリルと共重合
できるオレフィン不飽和を含む少なくとも1つの他の単
量体から派生した単位を随意に含む、少なくとも1つの
イオンまたはイオン化単量体の共重合体から誘導され
る:ことを特徴とする装置。 - 【請求項10】 請求項8または9に記載の装置におい
て、ヒドロゲルがアクリロニトリルとメタリルスルホン
酸塩ナトリウムの共重合体から誘導されることを特徴と
する装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、共
重合体のイオン容量が400mEq/kg以上、好適に
は500mEq/kg以上であることを特徴とする装
置。 - 【請求項12】 請求項10または11に記載の装置に
おいて、共重合体がおよそ3.3%(モル比)のメタリ
ルスルホン酸塩ナトリウムを含むことを特徴とする装
置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、含
まれるヒドロゲルの量が乾燥共重合体で少なくともおよ
そ50gにあたることを特徴とする装置。 - 【請求項14】 請求項8に記載の装置において、吸着
活性のある分離器構成部品が平坦薄板膜の形で作られて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項15】 請求項8に記載の装置において、吸着
活性のある分離器構成部品が中空繊維束の形で形成され
ていることを特徴とする装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、中
空繊維の内径がおよそ180μmと260μmの間であ
ることを特徴とする装置。 - 【請求項17】 請求項15に記載の装置において、中
空繊維の厚みがおよそ50μmとおよそ250μmの間
であることを特徴とする装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載の装置において、中
空繊維の厚みが50μmを越えることを特徴とする装
置。 - 【請求項19】 請求項1から18のいずれか一つによ
る血液の体外循環による腎外浄化のための多機能装置の
製造のために特に設計された中空繊維において、 a)内径がおよそ180μmとおよそ260μmの間で
ある、 b)均質で対称な高分子電解質ヒドロゲルから成り、 c)およそ5ml/h/mmHg/m2をこえる液圧透
過性Lpを有し、 d)尿素に対する膜抵抗値がおよそ200分/cm未満
であり、 e)TNF−α、相補因子Dまたはインターロイキン1
−βの中から選ばれた少なくとも1つの物質を吸着する
能力を有し、線形吸着能力が、場合によって、TNF−
αについてはおよそ125pg/mより大きく、因子D
についてはおよそ6μg/mより大きく、インターロイ
キン1−βについてはおよそ60pg/mより大きい:
ことを特徴とする中空繊維。 - 【請求項20】 請求項19に記載の中空繊維におい
て、ヒドロゲルがアクリロニトリルと、アクリロニトリ
ルと共重合できるオレフィン不飽和を含む少なくとも1
つの他の単量体から派生した単位を随意に含む、少なく
とも1つのイオンまたはイオン化単量体の共重合体から
誘導される:ことを特徴とする中空繊維。 - 【請求項21】 請求項19または20に記載の中空繊
維において、ヒドロゲルがアクリロニトリルとメタリル
スルホン酸塩ナトリウムの共重合体から誘導されること
を特徴とする中空繊維。 - 【請求項22】 請求項21に記載の中空繊維におい
て、共重合体のイオン容量が400mEq/kg以上、
好適には500mEq/kg以上であることを特徴とす
る中空繊維。 - 【請求項23】 請求項21または22に記載の中空繊
維において、共重合体がおよそ3.3%モル比のメタリ
ルスルホン酸塩ナトリウムを含み、AN69という商標
でHOSPAL社から市販されていることを特徴とする
中空繊維。
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