JPH085159Y2 - 育苗箱の運搬具 - Google Patents

育苗箱の運搬具

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JPH085159Y2
JPH085159Y2 JP1987147091U JP14709187U JPH085159Y2 JP H085159 Y2 JPH085159 Y2 JP H085159Y2 JP 1987147091 U JP1987147091 U JP 1987147091U JP 14709187 U JP14709187 U JP 14709187U JP H085159 Y2 JPH085159 Y2 JP H085159Y2
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JP
Japan
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carrier
posture
wheels
seedling raising
box
Prior art date
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Application number
JP1987147091U
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JPS6453136U (ja
Inventor
竹千代 原田
孝男 阪田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は育苗箱の運搬具に関し、詳しくは、車輪付き
の台車に積載された状態の育苗箱を台車と共に移送する
ための運搬具に関する。
〔従来の技術〕 播種行程から緑化成育行程までを連続して行うプラン
トを例に挙げると、播種行程の後、出芽させる行程を育
苗箱を積重ねた状態で行う、所謂、積重ね出芽を行うプ
ラントでは、出芽後の育苗箱を積重ねた状態のまま移動
させる必要から、従来は、この移動を手間を掛ずに行う
ため、転輪等を備えた運搬具に積重ね状態の育苗箱を複
数群積載して送る等の手段が講じられている(参考文献
記載せず)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここで、前述の如く、出芽させる行程から積重ね状態
の育苗箱の運搬具に乗せ替る場合について考えるに、運
搬具は転輪等を備えているため育苗箱を載置するレベル
が比較的高く形成されることになる。
そこで、出芽させる行程における積重ね状態の育苗箱
を支持するレベルを、前記運搬具の育苗箱載置レベルと
略等しくすることも考えられるが、単にレベルを一致さ
せただけでは両者の間に形成される間隙において育苗箱
の移動を円滑に行えない場合もあり、改善の余地を残
す。
本考案の目的は、積重ね状態の育苗箱を円滑に移し替
えて送ることの可能な運搬具を合理的に構成する点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は、車輪付きの台車に積載された状態の
育苗箱を台車と共に積載支持する積載部が、移動用の接
地転輪付きの機体の上部にターンテーブルを介して形成
されると共に、この積載部の側部に対して、外方に張り
出して台車の車輪を案内する姿勢と、上方に格納される
姿勢との2状態に揺動姿勢を変更できるブリッジ部が形
成されて成る点にあり、その作用及び効果は次の通りで
ある。
〔作用〕
本考案の特徴を例えば第1図に示すように構成する
と、ブリッジ部(9)を外方に張り出す姿勢に設定する
ことで積重ね状態の育苗箱(2)・・は、このブリッジ
部(9)を介して載置部(8)まで送り込まれ、又、育
苗箱(2)・・を載置部(8)まで送り込んだ後には、
ブリッジ部(9)を格納姿勢に設定することでコンパク
トな状態で、この運搬具(A)の移動を行えることにな
る。
〔効果の効果〕
従って、揺動可能な状態にブリッジ部を形成すること
によって、積重ね状態の育苗箱を円滑に移し替えて送る
ことの可能な運搬具が構成されたのである。
特に本考案では、格納状態のブリッジ部が上方に向う
ので、この運搬具を人力で移動させる場合にも、育苗箱
を手で押す等、無理な力を作用させること無く、この格
納状態のブッリジ部を直接押すことで移動を行えるとい
う効果も奏する。
又、育苗箱を台車と共に積載支持する積載部が、移動
用の接地転輪付きの機体の上部にターンテーブルを介し
て形成されているから、積込み、積降し方向、並びに、
積込み、積降し順位を任意に選ぶことができ、しかも、
両側からの積込み、積降しも可能となり、全体として、
多様性のある使い方ができて便利となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図には播種処理から緑化成育までを一貫して行う
プラントのうち、出芽室(1),(1)及びこの出芽室
(1),(1)から育苗箱(2)・・を取出すための移
送系を表してある。
即ち、該プラントでは第1図に示すように、播種処理
された育苗箱(2)を30枚ずつ車輪(3)付きの台車
(4)に積重ね、かつ、この台車(4)と共に育苗箱
(2)・・を出芽室(1)に送り込むよう行程が形成さ
れ、この出芽室(1)に送り込まれた育苗箱(2)は、
所定時間の間、過湿された高温の環境下に置かれた後、
曳き出される。
又、第2図に示すように2箇所の出芽室(1),
(1)の間には出芽後の育苗箱(2)・・を送るため
に、レール(5)が敷設されると共に、このレール
(5)に案内される運搬具(A)を設けて、前記移送系
が形成されている。
第1図及び第3図に示すように前記運搬具(A)は、
前記レール(5)に案内される4つの接地転輪(6)・
・付きの機体(7)の上部にターンテーブル(T)を介
して載置部(8)を形成し、かつ、この載置部(8)の
両側部には出芽室(1)から曳き出された育苗箱(2)
・・を台車(4)と共に案内するブッリジ部(9),
(9)を形成して成っている。
つまり、前記ターンテーブル(T)は、ディスク部材
(10)、このディスク部材(10)を受ける4つのローラ
(11)・・、ディスク部材(11)を遊転支持する縦向き
の支軸(12)、ディスク部材(11)の4箇所に穿設した
貫通孔(10a)・・に係入して回転の規制を行うようペ
ダル(13)で出退操作されるロックピン(14)で成り、
又、前記載置部(8)は3台の台車(4)・・を載置支
持するスペースを有し、又、前記ブリッジ部(9),
(9)は夫々とも、一対のレール部材(9a),(9a)を
中間フレーム(9b),(9b)を介して連結して成ると共
に、水平軸芯(X),(X)で揺動自在に連結されるこ
とで、外方に張り出し台車(4)の車輪(3)を案内す
る姿勢と、上方に格納される姿勢(第1図では仮想線で
示す姿勢)とに揺動姿勢を変更できるように構成されて
いる。
そして、作業時には前記ブリッジ部(9)を外方に張
り出す姿勢に設定することで出芽室(1)の支持面(1
a)からの台車(4)がブリッジ部(9)を介して載置
部(8)まで送られ、この後、ブッリジ部(9)を上方
に格納される姿勢に設定することで作業者は、この格納
姿勢のブリッジ部(9)を入力で押し出して、この運搬
具(A)の移動を行えるようになっている。
更に、ブリッジ部(9)の基端部には、第4図に示す
如く案内材(15)、ロック片(16)、操作アーム(1
7)、コイルバネ(18)で成るロック機構が設けられ、
同図に示すロック状態では案内材(15)の凹部(15a)
にロック片(16)が係入し、又、操作アーム(17)を矢
印(F)で示す方向に操作することでロック(16)の係
合が解除され、このロック片(16)が仮想線で示す
(1)まで移動してブリッジ部(9)の引き出し姿勢が
姿勢されるようになっている。
尚、ブリッジ部(9)が引き出し姿勢に保持された状
態では、第1図に示す如く操作アーム(17)は垂直姿勢
に復元し、又、ブリッジ部(9)は第5図に示す如く台
車(4)の車輪(3)を案内する溝部が形成されてい
る。
又、この運搬具(A)は前述のように載置部(8)を
回転できるので、第2図に示す如くこの運搬具(A)か
ら育苗箱(2)・・を台車(4)と共に移し替える場合
には所望の方向に送り出せるようになっている。
尚、第2図には運搬具(A)からの育苗箱(2)・・
が緑化台車(19)に移し替えられる作業部(B)が示さ
れ、この作業部(B)は台車(4)を送る搬送装置(2
0)、台車(4)と育苗箱(2)・・とを分離する分離
装置(21)、積重ね状態の育苗箱(2)・・から1つず
つ育苗箱(2)を送る繰出し装置(22)、繰出し装置
(22)からの育苗箱(2)を棚状に保持して前記緑化台
車(19)に一度に送る送り込み装置(23)で成ってい
る。
〔別実施例〕
本考案は上記実施例以外に例えば、単に積重ねただけ
の状態の育苗箱を移動するために適用することも可能で
ある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る育苗箱の運搬具の実施例を示し、第
1図は作業時における運搬具の正面図、第2図は作業時
における運搬具の平面図、第3図は運搬具の一部切欠き
側面図、第4図はロック機構の正面図、第5図は第4図
のV−V線断面図である。 (2)……育苗箱、(3)……車輪、(4)……台車、
(6)……接地転輪、(7)……機体、(8)……載置
部、(9)……ブリッジ部、(T)……ターンテーブ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪(3)付きの台車(4)に積載された
    状態の育苗箱(2)・・を台車(4)と共に積載支持す
    る積載部(8)が、移動用の接地転輪(6)付きの機体
    (7)の上部にターンテーブル(T)を介して形成され
    ると共に、この積載部(8)の側部に対して、外方に張
    り出して台車(4)の車輪(3)を案内する姿勢と、上
    方に格納される姿勢との2状態に揺動姿勢を変更できる
    ブリッジ部(9)が形成されて成る育苗箱の運搬具。
JP1987147091U 1987-09-26 1987-09-26 育苗箱の運搬具 Expired - Lifetime JPH085159Y2 (ja)

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JPS6453136U JPS6453136U (ja) 1989-04-03
JPH085159Y2 true JPH085159Y2 (ja) 1996-02-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040483Y2 (ja) * 1980-05-28 1985-12-06 三菱重工業株式会社 タ−ンテ−ブル付トラバ−サ
JPS5741808U (ja) * 1980-08-19 1982-03-06
JPS61263866A (ja) * 1985-05-18 1986-11-21 東急車輌製造株式会社 荷物収容機能を備えた旅客用鉄道車両

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