JPH08512158A - 物体位置を確認するシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 施設内の人物又は物体を探知し通信する物体探知システム。リモートバッジは探知されるそれぞれ物体または人物に結合される。バッジはそれらのそれぞれ物体又は人物に関連する識別情報を伝送する伝送手段を含む。オペレーショナルパラメータがバッジに格納され、バッジの作動を制御するためモニターされる。バッジは腕輪状である。

Description

【発明の詳細な説明】 物体位置を確認するシステム 技術分野 この発明は物体探知システムに関し、特に、物体の位置を確定するため物体に 取り付けられるコンパクトでインテリジェントなバッジまたはブレスレットを有 するシステムに関する。 背景技術 施設内の物体または人物を探知する探知システムは周知である。病院で使用さ れる１形式の人物探知システムは指定区域でスイッチを手でセットすることによ り位置を知らせる施設内の人物を含む。スイッチは中央ステーションで監視され 人物の位置は作動スイッチの位置により確定される。他の提案されている人物又 は物体の物体探知技術は、物体または人物が指定モニターに最も近い場所を探す ことにより人物又は物体を探知するシステムを含む。このようなシステムは、施 設全体にわたり指定位置に配布された複数個のトランシーバーに接続された中央 コントローラを含む。携帯装置が探知される物体又は人物が着用またはそれに取 り付けられる。各携帯装置には独特な識別が割り当てられる。人物を探知するた め、中央コントローラはトランシーバーに携帯装置をその識別により放送させま たは呼ばせる。放送又は呼び信号は携帯装置が受信するが、整合識別を有する携 帯装置のみが、応答携帯装置に最も近くにあるトランシーバーが受信する確認信 号に応答する。一方、トランシーバーは確認信号を受信したことを中央コントロ ーラに知らせる。携帯装置の位置はトランシーバーから受けたメッセージにより 中央コントローラが確定する。 このような探知技術を採用する探知システムは、エアレス他の米国特許４，６ ４９，３８５およびレスター他の米国特許３，８０５，２６５；３，８０５，２ ２６および３，６９６，３８４に記載されている。この形式のシステムの１つの 問題は携帯装置にある。それらはトランシーバーから放送された信号を受信する 適切な感度および返事を伝送する適切な電力を有するエレクトロニクスを含む。 携帯装置はかさばり、扱いずらいため着用または取り付けに不便である。 ナストロムの米国特許４，９５５，０００及びヘラーの米国特許５，１１９， １０４は物体が着用またはそれに取り付けられる携帯電子装置を含む位置報知シ ステムを提案している。携帯装置は個々に独特なＩＤ信号を定期的に伝送する。 複数個のトランシーバーが指定位置に配布され、携帯装置の範囲内のトランシー バーは伝送されたＩＤ信号を受信する。一方、トランシーバーはＩＤ情報を中央 制御装置に通信する。トランシーバーの位置および携帯装置のＩＤから、中央制 御装置は物体の位置を確定できる。この形式の探知システムの欠点は、携帯装置 から情報を定期的に伝送するのに必要なエネルギが多量で、電源に連続ドレンさ せることである。有意期間携帯装置を使用するためには大きい電池が必要である 。そこで携帯装置のサイズは電池のサイズにより決まる。さらに、携帯装置が効 率的に使用されなければ、電池の取替えや点検をしばしば行う必要がある。 そこで、サイズがコンパクトで、作動の効率を最適化する能力がある、携帯装 置を有する探知システムが必要である。 発明の開示 本発明は施設内で人物又は物体を探知しそれと通信する物体探知システムであ る。本発明の好ましい実施例によるシステムは、物体 に結合される複数個のバッジを備え、各バッジは：独特な識別信号を含む信号を 伝送する無線送信機；および関連メモリおよび格納プログラムを有するプロセッ サを含み、このメモリは複数個のオペレーショナルパラメータを含む格納情報を 有するデータベースを有する。格納プログラムは、オペレーショナルパラメータ の処理に基づき無線送信機の制御を含むバッジオペレーションを制御するバッジ プロセッサにより実行される。バッジはまた、バッジメモリ内へオペレーショナ ルパラメータを取り込むことを含むデータ入力用外部装置とインターフェースで きる。本発明の探知システムはまた、施設内の間隔をおいた区域に配設させる複 数個の受信機を含み、各受信機はバッジの無線送信機から伝送されたＩＤ信号を 含む信号を受信でき、さらに受け入れ情報を処理するプロセッサを含む。中央プ ロセッサは複数個の受信機からメッセージを受け、メッセージは中央プロセッサ により定期的に処理され各バッジの位置を確定する。 他の実施例において、バッジユニットのエレクトロニックスは人の手首や足首 に着用されうるブレスレットに固定されるハウジングに一体化される。 本発明の他の実施例において、バッジユニットはさらに、赤外線受信機、音声 通信を容易にする為、関連スピーカおよびマイクロフォンを有する音声回路、デ ータ入力用キーパッド、および情報を表示する表示装置を含む。 本発明のさらに他の実施例において、受信機は、中央コンピュータと施設全体 にわたる複数個の電話機に結合される、ＰＢＸに結合されている。バッジ識別情 報はＰＢＸおよび（または）中央コンピュータに報告され、ＰＢＸに接続された 電話機からの識別人物の位置情報の検索を容易にする。 図面の簡単な説明 図１は本発明による探知システムの構成部分を示す。 図２は本発明による基本バッジユニットの構成部分のブロック線図である。 図３は本発明による基本バッジユニットの作動を示す流れ図である。 図４は本発明によるバッジユニット送信機の構成部分を示すブロック線図であ る。 図５は本発明による受信装置の構成部分を示すブロック線図である。 図６Ａは本発明によるブレスレット実施例を示す。 図６Ｂはブレスレットへの取り付け用ハウジングの平面図を示す。 図６Ｃはハウジングの開放時のハウジングの平面図を示す。 図６Ｄはブレスレットのハウジングの側面図を示す。 図７は本発明によるバッジユニットの他の実施例のブロック線図を示す。 図８Ａは本発明によるバッジユニットのハウジングの側面図を示す。 図８Ｂは本発明によるバッジユニットのハウジングの平面図を示す。 発明を実施する為の最良の形態 図１は本発明による探知通信システム（“ロケータシステム”）におけるバッ ジ及びブレスレットユニットの典型的使用を示す。複数個の受信機１１、１２、 １３が事務所又は病院等施設全体にわたり空間をおいて配設される。各受信機は 受信機の受け付け範囲内にあるバッジ又はブレスレットにより送信される信号を 受信する。各受信機は中央コンピュータ１０により識別できる。バッジ２０およ びブレスレット２２は施設の人３１、３２により着用され、図示のバッジ２０は 物体３０に取り付けられ、これは移動でき、普通に使用されるが、供給が少ない 。各バッジおよびブレスレットは選択間隔で個々独特な識別を含む信号を送信す る。信号は最も近くの受信機により受信され、受信機は一方、受信情報を中央コ ンピュータ１０に通信する。中央コンピュータ１０は、そのメモリに、部屋、床 等施設の物理的状況、各受信機とその関連位置の識別、作動時の各バッジおよび ブレスレットの識別および、各バッジまたはブレスレットに関連する物体又は人 物に関する情報に関係する情報を格納する。中央コンピュータ１０は選択間隔で 各受信機からメッセージを受ける。メッセージには各受信機が受信した最後の情 報が含まれる。中央コンピュータ１０は受信機から受信したメッセージを処理し 、バッジまたはブレスレットおよび施設内の関連人物又は物体の位置を更新する 。位置識別情報は、バッジ識別、人名、および（または）受信機識別ごとに問い 合わせて、中央コンピュータ１０から検索される。中央コンピュータ１０は、最 も早くに更新した情報に応答し、またはそのメモリからの位置情報の記録に応答 する。たとえば、誰が部屋を、いつ、どれくらい訪問したかについての報告。 中央コンピュータ１０はさらに、ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）４０ を通信し、一方ＬＡＮは複数個のパーソナルコンピュータまたはワークステーシ ョン４１と４２に接続されて、中央コンピュータ１０との通信および施設全体に わたりＬＡＮ４０に接続されたステーションからの更新位置情報の検索を容易に する。好ましい実施例によれば、中央コンピュータ１０はＩＢＭ互換パーソナル コンピュータである。ＩＢＭ ＰＣプロトコールと互換するＬＡＮは中央コンピ ュータ１０に結合される。 電話ＰＢＸ（プライベートブランチエクスチェンジ）５０は複数個の受信機、 中央コンピュータ１０、及び施設全体にわたる複数個 の電話機、たとえば、電話機５１と５２に結合する。図示のシステム構成により 中央コンピュータ１０またはＰＢＸ５０と受信機の直接通信を容易にする。受信 機はまた、ＰＢＸ５０を介し中央コンピュータ１０と通信し、または中央コンピ ュータ１０を介しＰＢＸ５０と通信する。このような構成のシステムは中央コン ピュータ１０による受信機から受信された情報の処理と移送、又は中央コンピュ ータ１０とＰＢＸ５０間の責任の負担処理と移送に柔軟性をもたせる。たとえば 、ＰＢＸ各受信機の識別や位置等情報を格納する。メッセージが受信機からＰＢ Ｘ５０により受信されるとＰＢＸは受信機識別または位置情報をメッセージに加 え、メッセージを中央コンピュータ１０に送ってさらに処理と更新を行う。 選択的に、中央コンピュータ１０の機能と構成部分はＰＢＸ５０内で一体化さ れる。このような他の実施例において、ＰＢＸ５０は両中央コンピュータ１０と ＰＢＸ５０の機能を果たす。 システムの他の典型的な使用は電話による人の探知である。たとえば、人３１ は電話機５１で人３２のＩＤをダイヤルして人３２を探知する。ＰＢＸは電話機 ５１からのコールを受けて、人３２の位置について中央コンピュータ１０に問い 合わせる。中央コンピュータ１０は人３２の位置情報を検索し、彼が受信機１３ に関連する位置にいることを確認する。中央コンピュータ１０は位置情報により ＰＢＸ５０に応答する。一方、ＰＢＸ５０は、表示装置と人３２の名前を知らせ たり表示するスピーカを備える、電話機５２をダイヤルする。エグゼクトーンイ ンフォーメーションシステムズ社製ＩＤＳ２２８等ＰＢＸは本発明により好まし い。 図２は本発明の実施例による基本バッジユニットの構成部分を示す。本発明に よるブレスレット実施例は図２に示す実質的に同じ構成部分を含む。特に記載さ れないかぎり、基本バッジの下記の記載はブレスレットユニットにも同等に適用 できる。基本バッジユニッ トは、バッジの作動を制御するマイクロコントローラ１０１と信号を複数個の受 信機に送信する送信機１０２とを含む。マイクロコントローラ１０１は好ましく は、プロセッサ、ＲＡＭおよびＲＯＭメモリを含む単一集積回路チップである。 ＲＯＭメモリはプログラマブル形式でありバッジを作動するソフトウエアプログ ラムを格納する。これらプログラムは、送信機１０２を制御し、オペレーショナ ルパラメータをモニターし、さらに外部装置とインターフェースするプログラム を含む。ＲＡＭメモリは、バッジの認識コードおよび、バッジユニットを作動す るプロセッサにより検索モニターされるオペレーショナルパラメータを含む情報 を格納するデータベースを含む。データベースはさらに、バッジに関連する人に 関する情報、たとえば、人が大嫌いな薬を含む。データベースはまた、関連の物 体、たとえば、医療装置およびその作動パラメータまたはデータに関する情報を 含む。プロセッサの機能は、理論演算およびマイクロコントローラ１０１に対す るデータの授受の調整を含む。マイクロチッ は本発明の実施例に使用される。同等な性能特性を有しサイズも同様なマイクロ コントローラも使用されることは当業者にとって明らかである。 エッジコネクター１０３は（図示せざる）外部装置からバッジの構成部分への 整合を容易にする。好ましくは、エッジコネクター１０３はマイクロコントロー ラ１０１との２方向通信用マイクロコントローラ１０１の入力／出力ポートへの “２方向Ｉ／Ｏ”を含む４つの接続部を有する。データはこの接続部を介して外 部装置（“ベース”）によりマイクロコントローラメモリに読み書きできる。好 ましくは、データはベースとバッジ間の情報との通信移送を行う処理、格納及び 整合能力を含む。ＲＳ２３２等標準シーリアル整合プロトコールが使用される。 “イン−ベース”（Ｉｎ−Ｂａｓｅ）接 続はマイクロコントローラ１０１によりモニターされる。“イン−ベース”入力 の活性信号は、マイクロコントローラが外部装置に対する制御を補充することを 示す。本発明によるバッジは、好ましくはリチユム製の電池で通電される。ＮＩ ＣＡＤ（ニッケルカドミュウム）再充電可能形等他の電池構成又は太陽電池も使 用できる。エッジコネクター１０３の他の入力は電池の再充電に使用される。エ ッジコネクター１０３の第４接続部はスペアの入力／出力である。バッジは、マ イクロコントローラ１０１内に光源でデータを直列にストロボすることによりデ ータをマイクロコントローラ１０１に入力する無線手段を得る感光ＬＥＤ１０８ を含む。 発振器１０７はマイクロコントローラ１０１に接続されて、発振信号を出す一 方、クロッキングまたはタイミング目的のクロック信号を発生する。実施例にお いて、発振器１０７は約４５５キロヘルツの周波数で作動するクロックを出す抵 抗／容量結合体である。抵抗／容量結合体の許容量の変化により、各バッジユニ ットのクロック速度は実質的に約４５５キロヘルツ一方のエッジから他方へと変 化する。マイクロコントローラ１０１はタイミング及びクロック信号を出すプリ スケラーを含む。 本発明の実施例によれば、バッジのエレクトロニックスは、普通のクレジット カードのような形状とサイズにされたハウジングに収容される。図８Ａと８Ｂは クリップに固定されて示すバッジハウジングのそれぞれ側面図と平面図を示す。 図示のハウジングは、長さが約３．８”、幅が２．２７”、厚みが．３９”であ る。ハウジングはパーソナルカードと摺動一致するスロットを含む。カードスイ ッチ１０５は、パーソナルカードをハウジングに入れたとき、カードスイッチ１ ０５が開放するように、パーソナルカードの路でハウジングのスロットに配設さ れる。パーソナルカードは普通のビジネスカードまたは電子的に格納された情報 を有するスマートカードで ある。 セレクトボタンスイッチ１０６は、ボタン押しの回数とシーケンスにより、モ ードセレクトまたはプリセレクトメッセージの伝送等の機能のためマイクロコン トローラ１０１への手動通信を容易にする。作動のモードは：ＲＡＭメモリの内 容を消去する“消去メモリ”；バッジからの送信を不能にする“ターンオフ送信 機”；パーソナルカードを取り出してカードを再度挿入するまでバッジをターン オフする“カード再挿入”；異常状態を知らせるためＩＤコードから特別プリセ レクトコードに変える“ＩＤコード変更”；およびバッジをターンオフまたは不 能にするためパラメータ作動をオーバライドしバッジ作動を維持する、“不能カ ウンタ”モードを含む。パラメータとデータベース格納 マイクロコントローラ１０１のＲＡＭメモリは識別情報を含む情報の格納のた めパラメータ値とデータベースの格納を含む。データはエッヂコネクター１０３ を介しベースによりＲＡＭメモリに読み書きされる。データはまたＬＥＤ１０８ を介しＲＡＭメモリに直列的にストローブされる。ＲＡＭのパラメータデータは ＲＡＭメモリに格納されるソフトウエアプログラムの制御によりマイクロコント ローラ・プロセッサによりアクセスされる。パラメータを使用して、バッジの不 正使用を予防したり、電池電力を保存する。パラメータは：送信速度；作動の最 大持続；カードアウト持続；最大送信数；およびＩＤの長さを含む。 “送信速度”パラメータは送信機１０２からの各送信間のタイムレートまたは 期間である。このパラメータ値はカウンターに入力され、次の送信までゼロまで 計算される。実際の送信速度は、各バッジが同じ送信速度でプリセットされてい てもバッジからバッジへ変わるのは、マイクロプロセッサクロックが抵抗／容量 時定数から引き出され、マイクロプロセッサクロック期間が抵抗／容量装置の許 容量内の変化と一緒に必ず変化するためである。このような変化により、１つ以 上のバッジが同じ受信機に伝送すると、正確に受信機と同時に到達する情報の一 連の２つの連続伝送の可能性は実質的に存在しない。 “作動の最大持続”パラメータは、マイクロコントローラ・プロセッサにより モニターされるプリセットタイムリミットである。このパラメータの終了により バッジを他の作動モードに切り替える。このパラメータはシステムの管理者に、 ユーザによりバッジの使用時間を制限させる。このパラメータはまた電池電力を 保存するため一定の作動時間後バッジを自動的にターンオフするのに有用である 。 “カードアウト持続”パラメータは、パーソナルカードをバッジから取り出し たときモニターされる時間量である。カードアウト持続の終了によりバッジユニ ットをターンオフまたは他の作動モードに切り替えさせる。 “最大送信数”は、バッジの伝送毎に減少する計算値である。この値がゼロに なると、バッジユニットは、作動のプリセットモードにより、すべての伝送を停 止し、状態をユーザに警告し、および（または）他のプリセレクト作動モードに 切り替える。 “ＩＤの長さ”は、ユーザに、他の関係の情報を含むようにＩＤの長さの伝送 を調節させる。ＲＡＭデータベースは、人の社会的機密番号又は電話番号である バッジの識別を含む情報を格納する。データベースに格納された他の情報は、患 者の治療状態または記録等バッジの着用者に関係するデータを含む。マイクロコ ントローラ１０１は全ての格納データを検索してバッジから伝送する。バッジソフトウエア 本発明の実施例によれば、バッジのソフトウエアのプログラムはベース等外部 装置から初期化中ＲＡＭ内にダウンロードされる。選択的に、プログラムはバッ ジに設置前ＲＯＭに事前にプログラムさ れる。各バッジは分類コードに事前に割り当てられる。ベースから各バッジにダ ウンロードされたプログラムの形式は異なる分類により変化する。たとえは、医 師や看護婦は患者とは異なる分類を有する。雇員や訪問者も異なるように分類さ れる。ＲＯＭにダウンロードされた典型的作動プログラムは：バッジ／外部デー タ入力ユニットインターフェース；バッジ作動；およびパラメータモニター／制 御を含む。基本バッジ作動 図３は基本バッジユニットの作動の典型的流れ図の例示である。各バッジはロ ケータシステム（Ｌｏｃａｔｏｒ ｓｙｓｔｅｍ，探知システム）への入力前に 初期化される。初期化時に、バッジのソフトウエアプログラムは、バッジの分類 によりベースからダウンロードされる（工程３０１）。 好ましい実施例において、バッジに、ＲＯＭに格納される分類が割り当てられ る。分類はベースによりバッジから検索され、ソフトウエアプログラムはベース からダウンロードされる。選択的に、パーソナルカードは、カードの持ち主の名 前または分類を含む格納情報を有するスマートカードである。大日本印刷株式会 社製のワンチップカード等スマートカードが使用される。分類情報は、バッジメ モリへのソフトウエアプログラムの初期化又はダウンロード前にエッジコネクタ ー１０３を介しベースによりカードから読み取られる。作動パラメータもＲＡＭ にダウンロードされる。 バッジに、バッジの着用者を識別するＩＤコードが与えられる。ＩＤは中央コ ンピュータ１０および（または）ＰＢＸ５０に入力される。 初期化後、“送信速度”値が検索され、カウンターに負荷され、ゼロに減少さ れる（工程３０２）。次にマイクロコントローラ・プロセッサはカードスイッチ １０５が開状態かをチェックし、パーソ ナルカードがバッジユニットに挿入されたことを知らせる。スイッチが開であれ ば、プロセッサは“ＩＤ伝送”ルーチンを実行する；このルーチンは、ＲＡＭメ モリからＩＤデータを検索する工程、正しい送信信号コードを加える工程、デー タをシリアルフォーマットに変換する工程、およびデータを送信用送信機１０２ に送る工程を含む（工程３０４）。送信後、“最大送信数”カウンターは減少し （工程３０５）、計算値がチェックされる（工程３０６）。 カウンターがゼロでなければ、バッジはタイムアウト／送信ループに戻る（工 程３０２）。いつでも、パーソナルカードが除去されれば、この除去は送信タイ ムアウト速度後検出される。ついで、プロセッサはカードアウト持続値を検索し 、ゼロまでカウントダウンする（工程３０８）。カウントダウン中、送信は停止 し、カードスイッチ１０５はカードアウト持続値がゼロになるまで各減少後チェ ックされる（工程３０９）。パーソナルカードが、カードアウト持続がゼロにな る前にいつでも挿入されれば、バッジはタイムアウト／送信ループに戻る（工程 ３０２と３０３）。カードアウト持続がゼロになれば、バッジ作動は停止する（ 工程３０７）。バッジは休止モードに入る（工程３１１）。休止カウンターは減 少し、プロセッサはオフされる。カウンターがゼロになると、 プロセッサは復活またはオンになる。プロセッサは可能なタスクをチェックし、 タスクが係属していなければ、プロセッサは休止カウンターを再起動し休止に戻 る。送信機 図４は本発明の実施例による送信機１０２の構成部分を示す。送信機１０２は マイクロコントローラ１０１から送信されるシリアルデータビット流れを受け入 れる。ＦＭゼネレータ４０１はシリアルデータにより周波数変調されるキャリヤ 信号を発生する。変調信号はＬＥＤドライバー４０２に送られ、ＬＥＤ４０３に 対する電流駆 動能力を得る。実施例によれは、ＬＥＤ４０３は赤外線信号を発する。ＦＭ赤外 線信号送信技術は当業者に知られている。たとえば、Ｊ．クリミンスの米国特許 ４，９７７，６１９のＦＭ赤外線送信機／受信機の説明を参照されたい。４，９ ７７，６１９特許の開示はここに参考に組み入れる。また、他の無線データ送信 技術、たとえば、ＲＦ送信が使用されることは当業者に理解される。受信機 図５は本発明の実施例による受信機１１、１２または１３等受信機の構成部分 を示す。赤外線感光型ダイオード５１０はバッジの送信機１０２から送信される 赤外線信号を受信する。ウエーブシェーパー及び増幅器５２０はダイオード５１ ０により発生される信号を調整して増幅する。ウエーブシェーパー増幅器５２０ は受信信号のエネルギレベルを検出する複数個の演算増幅器を含む。演算増幅器 は、異なるいき値にセットされる比較器として接続される。比較器はマイクロプ ロセッサ５４０によりモニターされ受信信号のエネルギレベルを確定する。ＦＭ 受信機５３０はキャリヤ信号からのデータを復調する。マイクロプロセッサ５４ ０はＦＭ受信機５３０からシリアルデータを受け入れる。本発明の実施例によれ ば、受信機は距離３０フィートまでバッジユニットから赤外線送信を受信できる 。マイクロプロセッサ５４０は受信データからバッジＩＤを含む情報を抽出する 。抽出データは再フォーマットされメッジージとして中央コンピュータ１０また はＰＢＸ５０または双方に送られる。好ましくは、モトロラ社が市販する６４１ ８０マイクロプロセッサが使用される。同等の性能特性を有するマイクロプロセ ッサも使用できることは当業者にとって明らかである。バッジから受信機への装置 本発明の実施例によるバッジと受信機間の送信に関するデータフォーマットに ついて以下説明する。再び図３を参照すると、バッジ 作動ソフトウエアルーチンが工程３０４に達すると、マイクロコントローラ１０ １のプロセッサは送信用格納データ、たとえば、バッジ識別番号を有するとされ るＲＡＭメモリ位置から被伝送データを引き出す。プロセッサは所要な制御を加 え、情報を信号化し、開始停止ビットに加えるに８ビットバイトでデータをフォ ーマットする。典型的データバーストは次の通りである。 制御とパリテイフィールド（例えば、第１バイトのビット２から５）は続くデ ータの形式を識別する。たとえば、一定または可変長さデータか否かを見る。 一定長さデータは長さ５バイトとしてシステムで知られている。データが可変 長さであれば、伝送されるデータの長さは制御フィールドで識別される。パリテ イ情報もこのフィールドに含まれる。 フォーマットされたデータはマイクロコントローラ１０１から送信機１０２に 直列に送られ受信機に伝送される。データ伝送デューティサイクルは選択可能で 予め割り当てられ、すなわち、各データバースト間のデータ伝送速度と期間は共 に選択可能なパラメータであり、初期化中にプリセットされる。好ましくは、デ ータは１９．２ｋｈｚ速度で受信機に伝送するように選択され、各データバース ト間の時間（伝送期間）は１秒から５秒である。伝送期間はミリ秒から何時間の 間で変化する。受信機から中央コンピュータへの通信 バッジＩＤを含むバッジから受け入れた情報は探知システムに接 続された各受信機により選択間隔で中央コンピュータ１０またはＰＢＸ５０に通 知される。受信機の構成により、中央コンピュータへのメッセージは次の通りで ある。 ヘッダ／エネルギレベル／受け入れバッジデータ （１） ヘッダ／受信機位置／受け入れバッジデータ （２） メッセージ形式（１）はバッジユニットから受信した信号の検出エネルギレベ ルの指示を含む。このメッセージフォーマットは、各受信機の位置がＰＢＸ５０ または中央コンピュータ１０のいずれかに既に知られているとき、使用される。 本発明の他の実施例によれば、受信機のメッセージはＰＢＸを介し中央コンピュ ータ１０に送られる。ＰＢＸ５０は施設全体にわたるすべての電話機に既に配線 され電話機と通信する処理データベース能力を有するので、この他の実施例は都 合よく構成できる。このような構成において、受信機は、あたかも電話機のよう に、接続通信される。ＰＢＸ５０は各受信機又は電話機の位置を識別できる。他 の実施例構成において、ＰＢＸ５０はメッセージを丁度受け入れた受信機の位置 情報を加え、新たなデータパケットを中央コンピュータ１０に送る。中央コンピ ュータ１０は、実質的に周期ベースで、直接またはＰＢＸ５０を介し各受信機か らメッセージを受け入れる。処理情報はメモリで更新され、特別のバッジまたは ＩＤに関する情報がユーザにより要求されると検索される。 メッセージ形式（２）は受信機から中央コンピュータ１０に直接送られるメッ セージに使用される。このメッセージ形式は、（図示せざる）周辺受信機が、好 ましくは、トークンリング編みで、標準受信機に接続される時に特に有用である 。周辺受信機は構成部分が標準受信機より少ないがバッジからの信号を受信し、 中央コンピュータ１０と通信するため情報を標準受信機に中継できる。周辺受信 機は施設全体にわたりより広くかつ都合よく配布される。周辺受信 機に接続される受信機はハブとして作用し、定期的に周辺受信機をポールとして 情報を得る。ついで、受信機は周辺受信機情報をリフォーマットメッセージとし て中央コンピュータ１０に知らせる。バッジの外部制御 実施例によれば、本発明によるバッジユニットは、外部装置からデータを伝送 するように外部装置（たとえば、ベース）により制御される。マイクロコントロ ーラ１０１がエッジコントローラ１０３の“インベース”入力で活性信号を検出 すると、マイクロコントローラ１０１は送信機１０２の制御を止め、赤外でのＦ Ｍ変換と送信のため外部装置から送信機１０２へのデータ入力をバイパスする。 ＲＳ２３２インターフェースを有する装置はデータをバッジに入力する。たとえ ば、ハートレートモニター装置はそのような方法でバッジを介し中央コンピュー タ１０にハートレートモニターデータを伝送する。ブレスレットユニット 前述のように、基本バッジユニットのため前述したエレクトロニクス・ソフト ウエアもブレスレットユニットに適用できる。図６Ａは本発明によるブレスレッ ト実施例を示す。ブレスレットは、病院の患者または幼児等人の手首や足首にく くられる。ブレスレットは、ブレスレットが閉位置のとき閉回路を形成するイン ターロックワイヤ６０１を含む。この回路はマイクロコントローラ１０１により モニターされ、ブレスレットが開いていれば、マイクロコントローラ１０１は開 状態を感知してこの状態を受信機に知らせる。 図２に示すエレクトロニクスは、ブレスレットに取り外し可能に固定されるハ ウジングに一体とされる。図６Ｂはハウジングの平面図を示す。図６Ｃは、カバ ーを開けて、そこに電子部品を露出させたブレスレットハウジングの平面図を示 す。図６Ｄはブレスレットハウジングの側面図である。ハウジングの寸法は、長 さが２．０” 以下、幅が１．２５”以下、厚みが．４４”である。ブレスレットユニットハウ ジングは、好ましくは、気密封止されるので耐水性である。ソフトウエアプログ ラムはブレスレットハウジングに設置前にマイクロコントローラ１０１のＲＯＭ に入れられる。他の実施例において、ブレスレットユニットはパーソナルカード と整合せず、カードスイッチ１０５は使用されない。エッジコネクター１０３も スペースを保存するため排除される。データは感光ＬＥＤ１０８をストロボする ことによりブレスレットユニットに読み込まれる。改良バッジユニット 図７は本発明によるバッジユニットの他の実施例のブロック線図を示す。この 実施例は図１に示し基本バッジユニットの改良変型である。改良バッジユニット は基本バッジユニットについて前述したすべての作動を含み、さらに、情報を受 け入れる赤外線受信機７０１；スマートカードに格納された情報を読み込むカー ドリーダ７０２；スピーカ７０４から音声信号を受信し、ディジタル信号を、マ イクロフォン７０５から受信した音声信号に変換する音声回路７０３；キーパッ ド７０６から入力したデータまたは受信機７０１から受信したデータ等情報を表 示する表示装置７０７；および緊急コールまたは選択メッセージ送り等特別割り 当て機能のための（図示せざる）膜スイッチを含む。 受信機７０１は赤外線感光型ダイオード５１０、ウエーブシェーパー・増幅器 ５２０、および赤外線送信を受信する図５に示すＦＭ受信機５３０を含む。受信 データは直列状にマイクロコントローラ１０１に読み込まれる。音声回路７０３ はＰＣＭエンコーダ・デコーダ、Ｄ／Ａ変換器、およびＡ／Ｄ変換器を含む。マ イクロフォン７０５から入力された音声信号はＡ／Ｄ変換器によりディジタル化 され、ＰＣＭエンコーダによりエンコードされる。ＰＣＭデータはマイクロコン トローラ１０１に入力され、メモリへの格納または送 信機１０２を介する送信を含む処理を行う。改良バッジユニットにおいて、ディ ジタル信号プロセッサはマイクロコントローラ１０１として使用される。ディジ タル信号プロセッサはＲＡＭとＲＯＭを含むマイクロコンピュータの構成部分を 含み、ＲＡＭメモリへの格納前にディジタル化データを圧縮できる。好ましくは 、通話信号を、１３ｋｂｐｓディジタルビット流れに変換するＧＡＳＭアルゴリ ズム標準が使用される。同様に、音声データがスピーカ７０４に出力されれば、 ＲＡＭメモリに格納されたデータは検索され、減圧され、音声回路７０３に送ら れて、ＰＣＭデータをデコードし、ディジタルデータをアナログデータに変換し てから、スピーカ７０４を介し音声信号に変換する。ディジタル信号プロセッサ は、アナログデバイス社製のＡＤＳＰ−２１ＭＳＰ５０、または他の同等な市販 ＤＰＳでよい。 本発明による改良システム実施例において、受信機１１、１２、１３各々は、 バッジ受信機７０１の受け入れ範囲内の改良バッジユニットにより受信する赤外 線信号を送信する、実質的に図４に示すエレクトロニクスを有する赤外線送信機 を含む。改良システムの典型的使用は、バッジ着用者の探知および、改良バッジ ユニットに最も近い受信ユニット（１１、１２または１３）を経てバッジ着用者 に対する中央コンピュータ１０によるメッセージの通信を包含する。改良バッジ が受信したメッセージは表示装置７０７に表示されるかまたは、音声回路７０３ により音声に変換され、および（または）スピーカ７０４で通知される。バッジ 着用者はマイクロフォン７０５のためアナログ信号をディジタル化し、マイクロ コントローラ１０１は、送信機１０２を介しメッセージを受信機１１、１２また は１３に伝送する前に所要の制御情報を加え、一方受信機は中央コンピュータ１ ０又はＰＢＸ５０に送信する。バッジ着用者はまた、キーパッド７０６を経てテ キストメッセージを入力することにより応 答する。 本発明のロケータシステムによる使用に適する典型的ソフトウエアコマンド及 び仕様は付加されている通りである。 上記好ましい実施例に対する種々変更及び変型は発明の精神及び範囲から逸脱 しないで当業者にとって明らかであると理解すべきである。これら変更及び変型 は以下の請求の範囲に含まれる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年８月１４日 【補正内容】 このような探知技術を採用する探知システムは、エアレス他の米国特許４，６ ４９，３８５およびレスター他の米国特許３，８０５，２６５；３、８０５、２ ２６および３、６９６、３８４に記載されている。この形式のシステムの１つの 問題は携帯装置にある。それらはトランシーバーから放送された信号を受信する 適切な感度および返事を伝送する適切な電力を有するエレクトロニクスを含む。 携帯装置はかさばり、扱いずらいため着用または取り付けに不便である。 ナストロムの米国特許４、９５５、０００及びヘラーの米国特許５、１１９、 １０４は物体が着用またはそれに取り付けられる携帯電子装置を含む位置報知シ ステムを提案している。携帯装置は個々に独特なＩＤ信号を定期的に伝送する。 複数個のトランシーバーが指定位置に配布され、携帯装置の範囲内のトランシー バーは伝送されたＩＤ信号を受信する。一方、トランシーバーはＩＤ情報を中央 制御装置に通信する。トランシーバーの位置および携帯装置のＩＤから、中央制 御装置は物体の位置を確定できる。この形式の探知システムの欠点は、携帯装置 から情報を定期的に伝送するのに必要なエネルギが多量で、電源に連続ドレンさ せることである。有意期間携帯装置を使用するためには大きい電池が必要である 。そこで携帯装置のサイズは電池のサイズにより決まる。さらに、携帯装置が効 率的に使用されなければ、電池の取替えや点検をしばしば行う必要がある。 シプレイの米国特許４、６０１、０６４は、関連インターコムまたは電話シス テムを経て探知される人と２方法会話を自動的に実施する、人物を探知する通信 システムを提供する。この探知システムは各人に、連続的かつ反復的に作動する 赤外線パルス送信機を備える。シプレイの探知システムの欠点は、バッジにデー タベースとパラメータによる作動に欠けることである。 そこで、サイズがコンパクトで、作動の効率を最適化する能力が ある、携帯装置を有する探知システムが必要である。 発明の開示 本発明は施設内で人物又は物体を探知しそれと通信する物体探知システムであ る。本発明の好ましい実施例によるシステムは、物体に結合される複数個のバッ ジを備え、各バッジは：独特な識別信号を含む信号を伝送する無線送信機；およ び関連メモリおよび格納プログラムを有するプロセッサを含み、このメモリは複 数個のオペレーショナルパラメータを含む格納情報を有するデータベースを有す る。格納プログラムは、オペレーショナルパラメータの処理による無線送信機の 制御を含むバッジオペレーションを制御するバッジプロセッサにより実行される 。バッジはまた、バッジメモリ内へのオペレーショナルパラメータを含むデータ 入力用外部装置を整合できる。本発明の探知システムはまた、施設内の間隔をお いた区域に配設される複数個の受信機を含み、各受信機はバッジの無線送信機ま ら伝送されたＩＤ信号を含む信号を受信でき、さらに受け入れ情報を処理するプ ロセッサを含む。中央プロセッサは複数個の受信機からメッセージを受け、メッ セージは中央プロセッサにより定期的に処理され各バッジの位置を確定する。 他の実施例において、バッジユニットのエレクトロニックスは人の手首や足首 に着用されうるブレスレットに固定されるハウジングに一体化される。 本発明の他の実施例において、バッジユニットはさらに、赤外線受信機、関連 スピーカおよび音声通信を容易にする マイクロフォンを有する音声回路、データ 入力用キーパッド、および情報を表示する表示装置を含む。 本発明のさらに他の実施例において、受信機は、中央コンピュータと施設全体 にわたる複数個の電話機に結合される、ＰＢＸに結合されている。バッジ識別情 報はＰＢＸおよび（または）中央コンピュータに報告され、ＰＢＸに接続された 電話機からの識別人物の位 置情報の検索を容易にする。 図面の簡単な説明 図１は本発明による探知システムの構成部分を示す。 図２は本発明による基本バッジユニットの構成部分のブロック線図である。 図３は本発明による基本バッジユニットの作動を示す流れ図である。 図４は本発明によるバッジユニット送信機の構成部分を示すブロック線図であ る。 図５は本発明による受信装置の構成部分を示すブロック線図である。 図６Ａは本発明によるブレスレット実施例を示す。 図６Ｂはブレスレットへの取り付け用ハウジングの平面図を示す。 図６Ｃはハウジングの開放時のハウジングの平面図を示す。 図６Ｄはブレスレットのハウジングの側面図を示す。 図７は本発明によるバッジユニットの他の実施例のブロック線図を示す。 図８Ａは本発明によるバッジユニットのハウジングの側面図を示す。 図８Ｂは本発明によるバッジユニットのハウジングの平面図を示す。 発明を実施する為の最良の形態 図１は本発明による探知通信システム（”ロケータシステム”）におけるバッ ジ及びブレスレットユニットの典型的使用を示す。複数個の受信機１１、１２、 １３が事務所又は病院等施設全体にわたり空間をおいて配設される。各受信機は 受信機の受け付け範囲内のバッジ又はブレスレットにより送信される信号を受信 する。各受信機は中央コンピュータ１０により識別できる。バッジ２０およびブ レスレット２２は施設の人３１、３２により着用され、図示のバッジ２０は物体 ３０に取り付けられ、これは移動でき、普通に使用されるが、供給が少ない。各 バッジおよびブレスレットは選択間隔で個々独特な識別を含む信号を送信する。 信号は最も近くの受信機により受信され、受信機は一方、受信情報を中央コンピ ュータ１０に通信する。中央コンピュータ１０は、そのメモリに、部屋、床等施 設の物理的状況、各受信機とその関連位置、作動時の各バッジおよびブレスレッ トの識別および、各バッジまたはブレスレットに関連する物体又は人物に関する 情報に関係する情報を格納する。中央コンピュータ１０は選択間隔で各受信機か らメッセージを受ける。メッセージには各受信機が受信した最後の情報が含まれ る。中央コンピュータ１０は受信機から受信したメッセージを処理し、バッジま たはブレスレットおよび施設位置内の関連人物又は物体の位置を更新する。位置 識別情報は、バッジ識別、人名、および（または）受信機識別ごとに問い合わせ て、中央コンピュータ１０から検索される。中央コンピュータ１０は、最も早く に更新した情報に応答し、またはそのメモリからの位置情報の記録に応答する。 たとえば、誰が部屋を、いつ、どれくらい訪問したかについての報告。 中央コンピュータ１０はさらに、ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）４０ を通信し、一方ＬＡＮは複数個のパーソナルコンピュータまたはワークステーシ ョン４１と４２に接続されて、中央コンピュータ１０との通信および施設全体に わたりＬＡＮ４０に接続されたステーションからの更新位置情報の検索を容易に する。好ましい実施例によれば、中央コンピュータ１０はＩＢＭ互換パーソナル コンピュータである。ＩＢＭ ＰＣプロトコールと互換するＬＡＮは中央コンピ ュータ１０に結合される。 電話ＰＢＸ（プライベートブランチエクスチェンジ）５０は複数個の受信機、 中央コンピュータ１０、及び施設全体にわたる複数個の電話機、たとえば、電話 機５１と５２に結合する。図示のシステ ム構成により中央コンピュータ１０またはＰＢＸ５０と受信機の直接通信を容易 にする。受信機はまた、ＰＢＸ５０を介し中央コンピュータ１０と通信し、また は中央コンピュータ１０を介しＰＢＸ５０と通信する。このような構成のシステ ムは中央コンピュータ１０による受信機から受信された情報の処理と移送、又は 中央コンピュータ１０とＰＢＸ５０間の責任の負担処理と移送に柔軟性をもたせ る。たとえば、ＰＢＸ各受信機の識別や位置等情報を格納する。メッセージが受 信機からＰＢＸ５０により受信されるとＰＢＸは受信機識別または位置情報をメ ッセージに加え、メッセージを中央コンピュータ１０に送ってさらに処理と更新 を行う。 選択的に、中央コンピュータ１０の機能と構成部分はＰＢＸ５０内で一体化さ れる。このような他の実施例において、ＰＢＸ５０は両中央コンピュータ１０と ＰＢＸ５０の機能を果たす。 システムの他の典型的な使用は電話による人の探知である。たとえば、人３１ は電話機５１で人３２のＩＤをダイヤルして人３２を探知する。ＰＢＸは電話機 ５１からのコールを受けて、人３２の位置について中央コンピュータ１０に問い 合わせる。中央コンピュータ１０は人３２の位置情報を検索し、彼が受信機１３ に関連する位置にいることを確認する。中央コンピュータ１０は位置情報により ＰＢＸ５０に応答する。一方、ＰＢＸ５０は、表示装置と人３２の名前を知らせ たり表示するスピーカを備える、電話機５２をダイヤルする。エグゼクトーンイ ンフォーメーションシステムズ社製ＩＤＳ２２８等ＰＢＸは本発明により好まし い。 図２は本発明の実施例による基本バッジユニットの構成部分を示す。本発明に よるブレスレット実施例は図２に示す実質的に同じ構成部分を含む。特に記載さ れないかぎり、基本バッジの下記の記載はブレスレットユニットにも同等に適用 できる。基本バッジユニッ 補正された請求の範囲 １．施設内に於いて、物体探知および情報検索システムに使用されるバッジ（２ ０） であって、前記システムは施設内で前記バッジ（２０）に結合された物体（ ３０）を探知しかつ前記バッジ（２０）に格納された情報を得るようし、前記シ ステムは中央コンピュータ（１０）と、前記施設内間隔をおいた区域に配設され る複数個の受信機（１１、１２、１３）とを有し、前記各受信機（１１、１２、 １３）は前記バッジ（２０）からの信号を受信しかつ前記バッジ（２０）の識別 を含む信号を前記中央コンピュータ（１０）に伝達するシステムに於いて、前記 バッジ（２０）は： 前記バッジ（２０）の独特な識別信号を含む信号を送信する送信機（１０２ ）と； オン／オフスイッチ（１０５）と； 複数個の作動モードの１つを選択する手動選択手段（１０６）と； プロセッサと関連メモリと格納プログラムとを有するマイクロコントローラ （１０１）とを備え、前記メモリは複数個のオペレーショナルパラメータおよび 前記バッジ（２０）に結合されている前記物体（３０）に固有な複数個の記録を 含む格納情報を持つデータベース有し、前記格納プログラムは前記パラメータの 処理により前記送信機（１０２）の制御を含むバッジ作動を制御するため前記プ ロセッサにより実行され； 前記メモリ内の前記データベースからの情報をアクセスし、かつ前記複数個 の受信機（１１、１２、１３）の１つに伝送するため前記情報を前記送信機（１ ０２）に送る、前記プロセッサ内の手段と； データを前記メモリデータベースから読み取るか又は前記メモリデータベース 内にオペレーショナルパラメータ値を含むデータを入力するため外部処理装置と 整合するデータインターフェース とを備える、バッジ（２０）。 ２．前記送信機（１０２）は赤外線信号を送信する請求項１のバッジ（２０）。 ３．前記複数個のオペレーショナルパラメータは、前記送信信号の送信期間を含 む、請求項１のバッジ（２０）。 ４．前記複数個のオペレーショナルパラメータは、送信機作動の持続を含む、請 求項１のバッジ（２０）。 ５．前記送信機作動の持続は前記マイクロコントローラ（１０１）によりモニタ ーされ、前記持続の終了により、前記マイクロコントローラ（１０１）は他の作 動モードに切り替わる、請求項４のバッジ（２０）。 ６．前記他の作動モードは、前記メモリ内の前記データベースの内容の消去を含 む、請求項５のバッジ（２０）。 ７．前記他の作動モードは前記送信機（１０２）のターンオフを含む、請求項５ のバッジ（２０）。 ８．前記他の作動モードは前記バッジ（２０）の識別コードの変更を含む、請求 項５のバッジ（２０）。 ９．前記送信機（１０２）から送信される送信数を計数するカウンターをさらに 含む、請求項１のバッジ（２０）。 １０．前記バッジ（２０）の前記識別は人の電話番号である、請求項１のバッジ（２０） 。 １１．前記メモリの前記データベースは人（３１）が大きらいな薬を含む、請求 項１のバッジ（２０）。 １２．前記プロセッサ内に、前記メモリ内の前記データベースから情報をアクセ スし、また、前記複数個の受信機（１１、１２、１３）の１つに伝送するため前 記情報を前記送信機（１０２）に送る手段をさらに含む、請求項１のバッジ（２ ０） 。 １３．再充電可能な電池と前記電池を再充電するる手段とをさらに含む、請求項 １のバッジ（２０）。 １４．ハウジングをさらに含み、前記ハウジングはパーソナルカードと摺動整合 するスロットを含む、請求項１のバッジ（２０）。 １５．スイッチが開位置のとき前記送信機（１０２）をターンオフするスイッチ（１０５） をさらに含み、前記スイッチ（１０５）は前記パーソナルカードの除 去により開成される、請求項１４のバッジ（２０）。 １６．前記パーソナルカードは認識データを含む格納データを含み、前記バッジ（２０） は前記格納データにアクセスする手段を含む、請求項１４のバッジ（２ ０） 。 １７．前記データ部素内の前記複数個の記録は人（３１）のハートレートを含む 請求項１のバッジ（２０）。 １８．赤外線信号を受信する受信機（７０１）をさらに含む、請求項１のバッジ（２０） 。 １９．前記外部処理装置はキーパッド（７０６）である、請求項１のバッジ（２ ０） 。 ２０．前記バッジは、さらに 受信機（７０１）と、 前記送信機（１０２）により伝送され前記受信機（７０１）が受信し前記メ モリデータベースに格納される情報を表示する表示手段（７０７）と： 音声回路（７０３）とマイクロフォン（７０５）とを有する音声インターフ ェースであって、前記音声回路（７０３）は、ディジタル信号を音声信号に変換 しかつスピーカ（７０４）からの前記音声信号を増幅する増幅手段及びディジタ ル変換手段を有し、前記マイクロフォン（７０５）は前記音声信号を前記送信機 （１０２）を経て前記複数個の受信機（１１、１２、１３）の前記１つに送信す るため音声信号をディジタル化する音声ディジタル化手段を有する、音声インタ ーフェースと； 前記プロセッサと前記送信機（１０２）の作動を制御する格納 プログラム手段であって、前記送信機（１０２）の送信を停止させる停止命令を 出す前に前記送信機（１０２）により送信された信号を送信する数を計数する手 段を含む格納プログラム手段とを備える、請求項１のバッジ（２０） 。 ２１．ＬＣＤ表示装置（７０７）をさらに含む、請求項１のバッジ（２０）。 ２２．前記送信機（１０２）は、前記中央コンピュータ（１０）と通信するため 複数個の処理ユニットに結合するためＬＡＮ（４０）に結合される前記中央コン ピュータ（１０）からの信号を送信する、 請求項１のバッジ（２０）。 ２３．前記送信機（１０２）は複数個の電話機（５１、５２）に結合するＰＢＸ （５０）に結合される前記中央コンピュータ（１０）に信号を送信する、 請求項 １のバッジ（２０）。 ２４．前記施設内で探知されるバッジ（２０）の位置情報は前記探知される前記 バッジの認識信号をダイヤルすることにより、前記ＰＢＸに接続されている前記 複数個の電話機（５１、５２）のいずれからでも再検索できる、請求項２３のバ ッジ（２０）。 ２５．前記データインターフェース（１０３）は、前記外部処理装置と前記マイ クロコントローラ（１０１）間の通信を容易にする２方向接続部を含む請求項１ のバッジ（２０）。 ２６．物体位置トラッキングおよび情報検索システムに使用されるブレスレット（２２） であって、前記システムは位置内で前記ブレスレット（２２）に結合さ れた物体（３０）を探知しかつ前記ブレスレット（２２）に格納される情報を得 るようにし、 前記システムは中央コンピュータ（１０）と、前記位置内で間隔を おいた区域に配設される複数個の受信機（１１、１２、１３）とを有し、前記各 受信機（１１、１２、１３）は前記ブレスレット（２２）から信号を受信し、か つ前記ブレスレット（２２）の識別信号を含む信号を前記中央コンピュータ（１ ０） に送信でき、前記 ブレスレット（２２）はエレクトロニックスを一体化したハウジングを有し、 前記ブレスレット（２２）の独特な識別信号を含む信号を送信する送信機（ １０２） と； 関連メモリと格納プログラムを有するマイクロプロセッサ（１０１）とを備 え、前記メモリは複数個のオペレーショナルパラメータと前記物体（３０）の識 別信号を含む前記物体（３０）についての複数の記録を有するデータベース記憶 装置と前記格納プログラムはブレスレット作動を制御する前記マイクロプロセッ サ（１０１）により実行され、前記マイクロプロセッサ（１０１）はさらに、メ モリ内の前記データベースからの情報にアクセスし、かつ前記複数個の受信機（ １１、１２、１３）の１つに伝送するため前記情報を前記送信機（１０２）に送 る手段を含む、 ブレスレット。 ２７．前記一体化エレクトロニックスは前記ブレスレット（２２）に取り外し可 能に固定されるハウジングに収容されて、前記ハウジングは厚みが０．４４イン チ、長さが２．０インチ、幅が１．２５インチである、請求項２６のブレスレッ ト（２２）。 ２８．前記ハウジングは防水性である、請求項２７のブレスレット（２２）。 ２９．前記ブレスレット（２２）は、外部データ入力装置から信号を受信する手 段と前記受信信号を前記メモリ内に格納する手段とを含む、請求項２６のブレス レット（２２）。 ３０．前記信号受信手段は赤外線信号を受信できる請求項２９のブレスレット（ ２２） 。 ３１．前記ブレスレット（２２）が閉位置のときロックを形成する手段と、前記 ブレスレットが開成のときオープンロック状態を検出する手段と、前記オープン ロック状態が検出されると警報を発する手段とをさらに含む請求項２６のブレス レット（２２）。 ３２．前記送信機（１０２）は赤外線信号を送信する、請求項２６のブレスレッ ト（２２）。 ３３．前記複数個のオペレーショナルパラメータは前記送信信号の送信周期性を 含む、請求項２６のブレスレット（２２）。 ３４．前記複数個のオペレーショナルパラメータは送信機作動の持続を含む、請 求項２６のブレスレット（２２）。 ３５．前記送信機作動の持続は前記マイクロプロセッサによりモニターされ、前 記持続の終了により、前記マイクロプロセッサは他の作動モードに切り替わる、 請求項２９のブレスレット（２２）。 ３６．前記他の作動モードは前記メモリ内の前記データベースの内容の消去を含 む、請求項３５のブレスレット（２２）。 ３７．前記他の作動モードは前記送信機（１０２）のターンオフを含む、請求項 １０のブレスレット（２２）。 ３８．前記他の作動モードは前記ブレスレット（２２）の識別コードの変更を含 む、請求項１０のブレスレット（２２）。 ３９．前記送信機（１０２）から送信される送信数を計数するカウンターをさら に含む、請求項２６のブレスレット（２２）。 ４０．前記ブレスレット（２２）の前記識別は人の電話番号である、請求項２６ のブレスレット（２２）。 ４１．前記メモリの前記データベースは人（３２）のハートレートを含む、請求 項２６のブレスレット（２２）。 ４２．前記マイクロプロセッサ内に、メモリ内の前記データベースから情報をア クセスし、また、前記複数個の受信機（１１、１２、１３）の１つに伝送するた め前記情報を前記送信機（１０２）に送る手段をさらに含む、請求項２６のブレ スレット（２２）。 ４３．再充電可能な電池と前記電池を再充電するる手段とをさらに含む、請求項 ２６のブレスレット（２２）。 ４４．ハウジングをさらに含み、前記ハウジングはパーソナルカードと摺動整合 するスロットを含む、請求項２６のブレスレット（２２） 。 ４５．スイッチが開位置のとき前記送信機（１０２）をターンオフするスイッチ（１０５） をさらに含み、前記スイッチ（１０５）は前記パーソナルカードの除 去により開成される、請求項４４のブレスレット（２２）。 ４６．前記ブレスレット（２２）の複数個の作動モードの１つを選択する手動選 択ボタン（２２）をさらに含む、請求項２６のブレスレット（２２）。 ４７．ＬＣＤ表示装置（７０７）をさらに含む、請求項２６のブレスレット（２ ２） 。 ４８．探知される物体に結合される複数個のバッジ（２０）であって、前記各バ ッジ（２０）は： 独特な識別信号を含む信号を送信する無線送信手段（１０２）；関連メモリ と格納プログラムとを有するプロセッサ手段（１０１）であって、前記メモリは前記バッジ（２０）に結合される物体（３０）に固有な複数個の記録および複数 個のオペレーショナルパラメータのデータベース記憶装置 を有し、前記格納プロ グラムは前記パラメータの処理により前記無線送信手段（１０２）の制御を含む バッジ作動を制御するプロセッサ手段により実行される、プロセッサ手段；オペ レーショナルパラメータを含むデータを読み取りかつ前記メモリデータベースに 入力する外部手段とインターフェースする手段；および前記データベースからの 情報にアクセスしかつ前記情報を前記無線送信手段（１０２）に送る前記プロセ ッサ内の手段を含む、 複数個のバッジと； 間隔をおいた区域に配設される複数個の受信機（１１、１２、１３）であっ て、各受信機（１１、１２、１３）は前記独特な識別信号を含む前記信号および 前記バッジ（２０）の無線送信手段（１０２）から伝送される前記データベース からアクセスした前記情報をを受信する手段及び、前記受信信号を処理する手段 を含 む、複数個の受信機（１１、１２、１３） と； 前記複数個の受信機（１１、１２、１３）からメッセージを受け入れる中央 処理手段（１０）であって、前記メッセージは前記バッジ（２０）の前記独特な 識別信号を含む、中央処理手段（１０）と、前記複数個のバッジ（２０）各々の 位置を探知する手段とを備える、物体位置トラッキングおよび情報検索システム 。 ４９．前記中央処理手段は複数個の電話機（５１、５２）と通信する専用分岐交 換手段（５０）を含む請求項４８の物体位置トラッキングおよび情報検索システ ム。 ５０．前記中央処理手段（１０）は複数個の処理ユニット（４１、４２）に結合 するローカルアリア網（４０）に結合される、請求項４９の物体位置トラッキン グおよび情報検索システム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＶ，ＭＧ ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ， ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ラム， ヤロン アメリカ合衆国コネチカット州 06906 スタンフォード ラジオ プレイス 24 アパートメント 18

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．物体探知システムに使用されるバッジであって、前記システムは施設内で前 記バッジと結合された物体を探知し、前記システムは中央コンピュータと、前記 施設内間隔をおいた区域に配設される複数個の受信機とを有し、前記各受信機は 信号を前記バッジから受信しかつ前記バッジの識別を含む信号を前記中央プロセ ッサに伝達するものであり、バッジにおいて、前記バッジは： 前記バッジの独特な識別信号を含む信号を送信する送信機と； プロセッサと関連メモリと格納プログラムとを有するマイクロコントローラ とを備え、前記メモリは複数個のオペレーショナルパラメータを含む格納情報を 持つデータベースを有し、前記格納プログラムは前記パラメータの処理により前 記送信機の制御を含むバッジ作動を制御するため前記プロセッサにより実行され 、さらに、 前記メモリ内にオペレーショナルパラメータを含むデータを入力するため外 部処理装置とインターフェースするデータインターフェースとを備える、バッジ 。 ２．前記送信機は赤外線信号を送信する、請求項１のバッジ。 ３．前記複数個のオペレーショナルパラメータは、前記送信信号の送信期間を含 む、請求項１のバッジ。 ４．前記複数個のオペレーショナルパラメータは、送信機作動の持続を含む、請 求項１のバッジ。 ５．前記送信機作動の持続は前記マイクロコントローラによりモニターされ、前 記持続の終了により、前記マイクロコントローラは他の作動モードに切り替わる 、請求項４のバッジ。 ６．前記他の作動モードは、前記メモリ内の前記データベースの内容の消去を含 む、請求項５のバッジ。 ７．前記他の作動モードは前記送信機のターンオフを含む、請求項５のバッジ。 ８．前記他の作動モードは前記バッジの識別コードの変更を含む、請求項５のバ ッジ。 ９．前記送信機から送信される送信数を計数するカウンターをさらに含む、請求 項１のバッジ。 １０．前記バッジの前記識別は人の社会的機密番号である、請求項１のバッジ。 １１．前記メモリの前記データベースは人の治療状態情報を含む、請求項１のバ ッジ。 １２．前記プロセッサ内に、メモリ内の前記データベースから情報をアクセスし 、また、前記複数個の受信機の１つに伝送するため前記情報を前記送信機に送る 手段をさらに含む、請求項１のバッジ。 １３．再充電可能な電池と前記電池を再充電する手段とをさらに含む、請求項１ のバッジ。 １４．ハウジングをさらに含み、前記ハウジングはパーソナルカードと摺動整合 するスロットを含む、請求項１のバッジ。 １５．スイッチが開位置のとき前記送信機をターンオフするスイッチをさらに含 み、前記スイッチは前記パーソナルカードの除去により開成される、請求項１４ のバッジ。 １６．前記パーソナルカードは認識データを含む格納データを含み、前記バッジ は前記格納データにアクセスする手段を含む、請求項１４のバッジ。 １７．前記バッジの複数個の作動モードの１つを選択する手動選択ボタンをさら に含む、請求項１のバッジ。 １８．赤外線信号を受信する受信機をさらに含む、請求項１のバッジ。 １９．マイクロフォンからの音声信号をディジタル信号に変換する音声回路をさ らに含み、前記マイクロコントローラは前記ディジタル信号を処理格納するディ ジタル信号プロセッサを含む、請求項１のバッジ。 ２０．前記音声回路はディジタル信号をスピーカから流れる音声信号に変換する 請求項１９のバッジ。 ２１．ＬＣＤ表示装置をさらに含む、請求項１のバッジ。 ２２．前記中央コンピュータは前記中央コンピュータとの通信のため複数個の処 理ユニットに結合するＬＡＮに結合される、請求項１のバッジ。 ２３．前記中央コンピュータは複数個の電話機に結合するＰＢＸに結合される、 請求項１のバッジ。 ２４．前記施設内で探知されるバッジの位置情報は前記探知されるバッジの認識 信号をダイヤルすることにより、前記ＰＢＸに接続された前記複数個の電話機の いずれからでも再検索できる、請求項２３のバッジ。 ２５．前記データインターフェースは、前記外部処理装置と前記マイクロコント ローラ間の通信を容易にする２方向接続部を含む請求項１のバッジ。 ２６．物体位置トラッキングシステムに使用されるブレスレットであって、前記 システムは位置内で前記ブレスレットに結合された物体を探知し、前記システム は中央コンピュータと、前記位置内で間隔をおいた区域に配設される複数個の受 信機とを有し、前記各受信機は前記ブレスレットから信号を受信し、かつ前記ブ レスレットの識別を含む信号を前記中央コンピュータに送信でき、前記ブレスレ ットはエレクトロニックスを一体化したハウジングを有し、 前記ブレスレットの独特な識別信号を含む信号を送信する送信 機と； 関連メモリと格納プログラムを有するマイクロプロセッサとを備え、前記メ モリは前記ブレスレットの識別を含む格納情報を持つデータベースを有し、前記 格納プログラムはブレスレット作動を制御する前記マイクロプロセッサにより実 行される、ブレスレット。 ２７．前記一体化エレクトロニックスは前記ブレスレットに取り外し可能に固定 されるハウジングに収容されて、前記ハウジングは厚みが０．４４インチ、長さ が２．０インチ、幅が１．２５インチである、請求項２６のブレスレット。 ２８．前記ハウジングは耐水性である、請求項２７のブレスレット。 ２９．前記ブレスレットは、外部データ入力装置から信号を受信する手段と前記 受信信号を前記メモリ内に格納する手段とを含む、請求項２６のブレスレット。 ３０．前記信号受信手段は赤外線信号を受信できる請求項２９のブレスレット。 ３１．前記ブレスレットが閉位置のときロックを形成する手段と、前記ブレスレ ットが開成のときオープンロック状態を検出する手段と、前記オープンロック状 態が検出されると警報を発する手段とをさらに含む請求項２６のブレスレット。 ３２．前記送信機は赤外線信号を送信する、請求項２６のブレスレット。 ３３．前記複数個のオペレーショナルパラメータは前記送信信号の送信周期性を 含む、請求項２６のブレスレット。 ３４．前記複数個のオペレーショナルパラメータは送信機作動の持続を含む、請 求項２６のブレスレット。 ３５．前記送信機作動の持続は前記マイクロプロセッサによりモニターされ、前 記持続の終了により、前記マイクロプロセッサは他 の作動モードに切り替わる、請求項２９のブレスレット。 ３６．前記他の作動モードは前記メモリ内の前記データベースの内容の消去を含 む、請求項２９のブレスレット。 ３７．前記他の作動モードは前記送信機のターンオフを含む、請求項１０のブレ スレット。 ３８．前記他の作動モードは前記ブレスレットの識別コードの変更を含む、請求 項１０のブレスレット。 ３９．前記送信機から送信される送信数を計数するカウンターをさらに含む、請 求項２６のブレスレット。 ４０．前記ブレスレットの前記識別は人の社会的機密番号である、請求項２６の ブレスレット。 ４１．前記メモリの前記データベースは人の治療状態情報を含む、請求項２６の ブレスレット。 ４２．前記マイクロプロセッサ内に、メモリ内の前記データベースから情報をア クセスし、また、前記複数個の受信機の１つに伝送するため前記情報を前記送信 機に送る手段をさらに含む、請求項２６のブレスレット。 ４３．再充電可能な電池と前記電池を再充電する手段とをさらに含む、請求項２ ６のブレスレット。 ４４．ハウジングをさらに含み、前記ハウジングはパーソナルカードと摺動整合 するスロットを含む、請求項２６のブレスレット。 ４５．スイッチが開位置のとき前記送信機をターンオフするスイッチをさらに含 み、前記スイッチは前記パーソナルカードの除去により開成される、請求項４４ のブレスレット。 ４６．前記ブレスレットの複数個の作動モードの１つを選択する手動選択ボタン をさらに含む、請求項２６のブレスレット。 ４７．ＬＣＤ表示装置をさらに含む、請求項２６のブレスレット。 ４８．探知される物体に結合される複数個のバッジであって、前記 各バッジは： 独特な識別信号を含む信号を送信する無線送信手段；関連メモリと格納プログ ラムとを有するプロセッサ手段であって、前記メモリは複数個のオペレーショナ ルパラメータを含む格納情報を持つデータベースを有し、前記格納プログラムは 前記パラメータの処理により前記無線送信手段の制御を含むバッジ作動を制御す るプロセッサ手段により実行される、プロセッサ手段；及び、オペレーショナル パラメータを含むデータを前記メモリに入力する外部手段とインターフェースす る手段を含む、複数個のバッジと； 間隔をおいた区域に配設される複数個の受信機であって、各受信機は前記バ ッジの前記無線送信手段から送信される前記独特な識別信号を含む前記信号を受 信する手段及び、前記受信信号を処理する手段を含む、複数個の受信機と； 前記複数個の受信機からメッセージを受け入れる中央処理手段であって、前 記メッセージは前記バッジの前記独特な識別信号を含む、中央処理手段と、前記 複数個のバッジ各々の位置を確定する手段とを備える、物体位置トラッキングシ ステム。 ４９．前記中央処理手段は複数個の電話機と通信する専用分岐交換手段を含む請 求項４８の物体位置トラッキングシステム。 ５０．前記中央処理手段は複数個の処理手段に結合するローカルアリア網に結合 される、請求項４９の物体位置トラッキングシステム。