JPH08510589A - カラー薄膜elディスプレイ - Google Patents

カラー薄膜elディスプレイ

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JPH08510589A
JPH08510589A JP6525801A JP52580194A JPH08510589A JP H08510589 A JPH08510589 A JP H08510589A JP 6525801 A JP6525801 A JP 6525801A JP 52580194 A JP52580194 A JP 52580194A JP H08510589 A JPH08510589 A JP H08510589A
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ブジレク,ラッセル,エイ
モナーキー,ドミニク,エル
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スワットソン,リチャード,アール
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ウェスチングハウス・ノーデン・システムズ,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 多色TFELディスプレイは、透明電極と電気的接触状態にあり、ディスプレイの明るさを向上させる低抵抗金属アシスト構造と、ディスプレイのコントラストを向上させる光吸収性の黒ずんだ層とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 カラー薄膜ELディスプレイ 関連出願との相互参照 本出願は、1992年6月11日付けで出願され、同一の譲受人に譲渡され、 共に係属中の出願第07/897,210号(発明の名称:ELディスプレイの ための低抵抗で熱安定性を有する電極構造)、出願第07/990,991号( 発明の名称:昼光下で視やすい薄膜ELディスプレイ)、出願第07/990,322号 (発明の名称:黒ずんだ金属電極を有する昼光下で視やすい薄膜ELディスプレ イ)(弁護士整理番号N−1221)、及び出願第07/989,672号(発 明の名称:光吸収性物質の遷移組成層を有する昼光下で視やすい薄膜ELディス プレイ)(弁護士整理番号N−1222)に関連する主題を含んでいる。 技術分野 本発明はEL(エレクトロルミネセント)ディスプレイに関し、さらに詳細に は、カラーELディスプレイに関する。 背景技術 薄膜EL(TFEL)ディスプレイパネルは陰極線管(CRT)及び液晶ディ スプレイ(LCD)のような他のディスプレイ技術に比べて幾つかの利点を有す る。CRTと比べるとTFELディスプレイパネルは必要とする電力が少なく、 可視角が大きく、一段と薄い。また、LCDと比較して可視角が大きく、補助光 源が不要であると共にディスプレイ面積を大きくできる。 図1は典型的な従来型の単色(モノクローム)TFELディスプレイパネルを 示す。このTFELディスプレイはガラスパネル11、複数の透明電極12、第 1の誘電体層13、蛍光体層14、第2の誘電体層15、透明電極12に直交す る複数の金属電極16を有する。透明電極12は通常、インジウム−錫酸化物( ITO)であり、金属電極16はアルミニウムが普通である。誘電体層13, 15は蛍光体層14を過大な直流電流から保護する。透明電極12と金属電極1 6の間にドライブエレクトロニクス17により約200ボルトの電圧を印加する と、誘電体層13,15と蛍光体層14の間の界面の1つから電子が蛍光体層に 侵入し、そこで急速に加速される。蛍光体層14は通常、マンガンをドープした ZnSよりなる。蛍光体層14に入った電子はこのマンガンを励起し、マンガン が光子を放出する。光子は第1誘電体層13、透明電極12及びガラスパネル1 1を通過して可視像を形成する。 当該技術分野では、カラーTFELパネルも公知である。一例として、198 8年1月6日に発行され、ロックウエル・インターナショナル・コーポレイショ ンに譲渡された米国特許第4,717,606号は、種々のドープ剤をZnSホ スト材料にイオン注入して多色ディスプレイを得る技術を開示している。しかし ながら、公知の赤−緑−青(RGB)カラーTFELディスプレイに関する問題 は、青の明るさが不足していることにある。最新型のカラーTFELディスプレ イは周囲光が少ない或る用途では満足できるが、より進んだ用途では、一層明る くコントラストが一層高いディスプレイ、より大型のディスプレイ、そして昼光 下で視やすいカラーディスプレイが必要である。これらの問題を解決する試みに おいて、TFEL蛍光体を改善してディスプレイの明るさ、特に青色蛍光体の明 るさを増強する多くの工業的研究及び開発が進行している。他方、ディスプレイ に関する他の改良により、多色TFELディスプレイの明るさ及びコントラスト が引き続き増強することになろう。 発明の開示 本発明の目的は、明るさ及びコントラストを向上させたカラーTFELディス プレイを提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、製造が容易なカラーTFELディスプレイを提供 することにある。 本発明によれば、明るさの向上したカラーTFELディスプレイは、種々の活 性剤及び共活性剤を注入したZnSから成る蛍光体層を含み、光吸収性の黒ずん だ物質の層が、各透明電極の上に電気的接触状態にある低抵抗金属アシスト構造 を有するカラーTFEL内に設けられる。 各透明電極のための低抵抗金属アシスト構造の存在と、ZnSホスト材料内へ の蛍光体活性剤及び共活性剤の注入との相乗作用により、明るさが向上し、製造 が容易な多色TFELディスプレイが得られる。多色TFELディスプレイへの 光吸収性の黒ずんだ物質の層を付加することにより、ディスプレイのコントラス トが向上する。 本発明は、直射日光の下でも快適に視ることができる多色TFELディスプレ イパネルを提供する。 本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点は、添付の図面に示す好ましい実施 例についての以下の詳細な説明を読むと、明らかになろう。 図面の簡単な説明 図1は、従来型単色TFELディスプレイパネルを示す図である。 図2は、本発明による多色薄膜ELディスプレイを示す図である。 図3は、プラセオジムの誘電定数とターゲット組成のグラフ図である。 図4は、低抵抗金属アシスト構造の好ましい実施例を示す図である。 図5は、複数の黒ずんだ後部金属電極を有する本発明の変形例を示す図である 。 図6は、光吸収性の黒ずんだ物質から成る勾配付きの層を有する本発明のもう 一つの変形例を示す図である。 図7は、光吸収性の黒ずんだ物質の層が蛍光体層第2の誘電体層との間に位置 している本発明のさらにもう一つの変形例を示す図である。 発明を実施するための最適モード 本願は、「昼光下で視やすい薄膜ELディスプレイ」を発明の名称とする1992 年12月16日出願の出願番号07/990,991号の一部継続出願である。 図2を参照すると、多色薄膜エレクトロルミネセント(TFEL)ディスプレ イ20は、ガラスパネル23上に付着した複数の透明電極22を含む。透明電極 22の各々は、電極抵抗を減少させるために透明電極22の一部と電気的接触状 態にある低抵抗金属アシスト構造24を含む。各透明電極の抵抗を減少させるこ とにより、ドライブエレクトロニクスは、再生速度を増大させ、それ故に一層明 るいディスプレイを提供できる。というのは、明るさは、ディスプレイの再生速 度に正比例するからである。多色TFELも又、第1の誘電体層26、蛍光体層 28、第2の誘電体層30、光吸収性の黒ずんだ物質の層31、及び透明電極2 2と直交して延びるセグメント状金属電極32を含む。各セグメント状電極は、 部分電極又は小電極32a,32b,32c(例えば、RGBディスプレイにつ いては3つ)から成り、これら小電極は各々、特定の画素サイトで所望の色を選 択するために独立してアドレス可能である。 各金属アシスト構造24は、対応関係にある透明電極22の長さ全体に渡って 延び、ディスプレイ20内の透明電極22及び他の構成部材と適合性のある導電 性金属から成る一または二以上の層を含むのが良い。金属アシスト構造24によ り覆われる光透過領域を小さくするために、金属アシスト構造は透明電極22の 小部分だけを覆うようにする必要がある。例えば、金属アシスト構造24は透明 電極22の約10%またはそれ以下を覆うのが良い。従って、幅が約250μm (10ミル)の典型的な透明電極22では、金属アシスト構造24と透明電極の オーバーラップの大きさを約25μm(1ミル)またはそれ以下にする必要があ る。オーバーラップを約6μm(0.25ミル)乃至約13μm(0.5ミル) の小さいものにすることが望ましい。金属アシスト構造24と透明電極22のオ ーバーラップをできるだけ少なくする必要があるが、金属アシスト構造は電気抵 抗を小さくするためにできるだけ幅広にする必要がある。例えば、幅が約50μm (2ミル)乃至約75μm(3ミル)の金属アシスト構造24が望ましい。これ ら2つの設計パラメータは、金属アシスト構造24を透明電極だけでなくガラス パネル23ともオーバーラップさせることにより満足することができる。現在の 製造方法により、金属アシスト構造24の厚さを第1誘電体層26の厚さに等し いかそれ以下にして第1誘電体層26が透明電極22及び金属アシスト構造を適 当に覆うようにする必要がある。例えば、金属アシスト構造24は厚さを約250 nm以下にすることができる。好ましくは、金属アシスト構造24の厚さを約2 00nm以下、例えば150nm乃至約200nmにする。しかしながら、製造 方法の改善により金属アシスト構造24を第1誘電体層26よりも厚くするの が実用的であるかもしれない。 光吸収性の黒ずんだ物質の層31は、アルミニウムの後部電極32により反射 される周囲光の量を減少させることによってディスプレイのコントラストを改善 する。黒ずんだ物質の層31はアルミニウムの後部電極32と直接接触し、その 抵抗率は後部電極間の漏洩電流に起因するその後部電極32の間の電気的クロス トークを充分に減少できるほどの大きさでなければならない。好ましくは、この 黒ずんだ物質の抵抗率は少なくとも108オーム/cmでなければならない。黒 ずんだ物質の層31はまた第2誘電体層30の誘電定数(比誘電率)と少なくと も等しいかそれよりも大きい誘電定数をもつ必要があり、その好ましい誘電定数 の値は7よりも大きい。拡散反射率を0.5%より小さくするため、この黒ずんだ 物質は約105/cmの光吸収係数をもたねばならない。 黒ずんだ物質の層31の候補材料としては、Ge、CdTe、CdSe、Sb2 3、GeN及びPrMnO3がある。Geの使用では充分な成功が得られなかっ た。より適当な材料としては、その高いブレークダウンしきい値からGeNがあ ろう。適当な組成のPrMnO3は108オーム/cmより大きい抵抗率と、20 0と300の間の誘電定数と、500nmで105/cmよりも大きい光吸収係 数を有する。これらの特性の組み合わせでこのPrMnO3は好ましい黒色の層 の材料となる。Pr−Mn酸化物薄膜、はRFスパッタリング法を用い、基板温 度を200℃乃至350℃の範囲にして、ArまたはAr+O2の雰囲気中で付 着させることができる。図3は、このPrMnO3の抵抗率と誘電定数をPr− Mn酸化物薄膜の組成を変えることにより特定の用途に適合するように調整でき ることを示している。ライン35に沿って示すこのPrMnO3で得られる極端 に高い誘電定数は、ディスプレイのしきい電圧を顕著に増加させずにPrMnO3 を使用できることを示唆していることに注意されたい。 図4を参照すると、金属アシスト構造24の好ましい実施例は、接着層40、 第1の耐熱金属層42、主要導体層44、第2の耐熱金属層46をサンドイッチ したものである。接着層40は金属アシスト構造24のガラスパネルと透明電極 22への接着を促進する。この接着層は、ガラスパネル23、透明電極22及び 第1耐熱金属層42に、接着層40或いは他の任意の層をこれらの構造からの剥 がすように作用する応力を発生させずに、接着できる任意の導電性金属或いは合 金を含むことができる。適当な金属としてはCr、V、Tiがある。Crは容易 に蒸発して良好な接着を与える点で好ましい。好ましくは、接着層40の厚さを 接触する構造体間に安定な接合が形成されるに必要な値に限定する。例えば、接 着層40はその厚さを約10nm乃至約20nmにする。第1耐熱金属層42が ガラスパネル23及び透明電極22と安定で低応力の接合を形成するものであれ ば、接着層40は不要であろう。その場合、金属アシスト構造24は2つの耐熱 金属層42,46と主要導体層44の3層だけで形成できる。 耐熱金属層42,46は、ディスプレイを以下に述べるようにアニーリングし て蛍光体層を活性化する際、主要導体層44が酸化されないように保護すると共 に、この主要導体層が第1誘電体層26及び蛍光体層28内へ拡散しないように する。従って、耐熱金属層42,46はアニーリング温度で安定であり、主要導 体層44への酸素の浸透を阻止することができ、また第1誘電体層26または蛍 光体層28への主要導体層44の拡散を阻止できる金属または合金を含む必要が ある。適当な金属としてはW、Mo、Ta、Rh、Osがある。耐熱金属層42 ,46の厚さは共に最大約50nmである。耐熱金属層の抵抗率は主要導体層4 4の抵抗率よりも高いため、耐熱金属層42,46をできるだけ薄くして主要導 体層44をできるだけ厚くする必要がある。好ましくは、耐熱金属層42,46 の厚さは約20nm乃至約40nmである。 主要導体層44は金属アシスト構造24を流れる電流の大部分を導通させる。 この主要導体層はAl、Cu、AgまたはAuのような導電率の高い金属または 合金で形成できる。Alは導電率が高く、コストが低く、後の処理との適合性が よいため好ましい。主要導体層44は金属アシスト構造24の導電率を最大にす るためできるだけ厚くする必要がある。その厚さは金属アシスト構造24全体の 厚さと他の層の厚さとにより制限を受ける。例えば、主要導体層44の厚さは最 大約200nmである。主要導体層44の厚さは好ましくは約50nm乃至約1 80nmである。 本発明のTFELディスプレイは所望の構造を形成する任意の方法で製造可能 である。透明電極22、誘電体層26,30、蛍光体層28及び金属電極32は 当業者に知られた従来の方法で形成できる。金属アシスト構造24は、エッチバ ック(etch-back)法、リフトオフ(lift-off)法、或いは他の任意適当な方法 で形成可能である。 図2に示すようなTFELディスプレイを製造する第1のステップとして、適 当なガラスパネル23の上に透明な導体の層を付着させる。ガラスパネルとして は、以下に述べる蛍光体のアニーリングに耐え得る任意の耐熱ガラスを用いるこ とができる。例えば、ガラスパネルとしてコーニング7059(Corning Glassworks ,Corning,NY)のようなホウケイ酸ガラスがある。透明な導体としては、導電性 で所望の用途にとって充分な光透過性を持つ任意適当な材料を用いる。例えば、 透明な導体としてITOがあるが、これは約10モル%のInを含み、導電性を 有し、約200nmの厚さで約85%の光透過性を有する遷移金属の半導体であ る。透明な導体としては、ガラスを完全に覆い所望の導電性を与える任意適当な 厚さのものでよい。適当なITO層がすでに付着されたガラスパネルはドネリー 社(Donnelly Corporation,Holland,MI)から購入することが可能である。本 発明のTFELディスプレイを製造する残りの工程については、透明電極として ITOを用いる例を説明する。当業者にとっては別の透明な導体を用いる方法も 同様であることが分かるであろう。 ITO電極22は従来のエッチバック法又は他の任意適当な方法によりITO 層として形成可能である。例えば、ITO電極22となるITO層の一部を浄化 して耐エッチング剤マスクで覆うことができる。耐エッチング剤マスクは、IT O層に適当なホトレジスト化学物質を適用し、このホトレジスト化学物質に適当 な波長の光を露光し、ホトレジスト化学物質を現像することによって形成可能で ある。2−エトキシエチルアセテート、n−ブチルアセテート、キシレン及びキ シロールを主要成分として含むホトレジスト化学物質は本発明にとって適当であ る。かかるホトレジスト化学物質の一つとしてAZ4210ホトレジスト(Hoec hst Celanese Corp.,Somerville,NJ)がある。AZ現像剤(Hoechst Celanese Corp.,Somerville,NJ)は、AZ4210ホトレジストに適合する知的財産権 に係わる現像剤である。他の市販のホトレジスト化学物質及び現像剤も本発明に とって適当であろう。ITOのマスクで覆わなかった部分は適当なエッチング剤 で除去してITO層にITO電極12の側部を画定するチャンネルを形成する。 エッチング剤は、マスクで覆ったITO又はマスクで覆わなかったITOの下に あるガラスに損傷を与えずにマスクで覆わなかったITOを除去できなければな らない。適当なITOエッチング剤は、約1000mlの水、約2000mlのHCl、及び 約370gの無水FeCl3を混合することにより調製可能である。このエッチ ング剤は約55℃で用いると特に効果的である。マスクで覆わなかったITOを 除去するに必要な時間はITO層の厚さによる。例えば、厚さ300nmのIT O層は約2分で除去することができる。ITO電極22の側部は図示のように面 取りをして第1誘電体層26がITO電極を適当に覆うことができるようにする 必要がある。ITO電極22の大きさと間隔はTFELディスプレイの寸法によ る。例えば、高さ12.7cm(5インチ)、幅17.8cm(7インチ)の典 型的なディスプレイに、厚さ約30nm、幅約250μm(10ミル)で、間隔 が約125μm(5ミル)のITO電極22を形成できる。エッチング終了後、 耐エッチング剤マスクを、水酸化テトラメチルアンモニウムを含むもののような 適当なストリップ剤で除去する。AZ400Tホトレジストストリップ剤(Hoec hst Celanese Corp.)はAZ4210ホトレジストと適合する市販の製品である 。他の市販のストリップ剤にもまた本発明に適合するものがある。 ITO電極22を形成した後、金属アシスト構造を形成する金属の層を均一な 組成と抵抗の層を形成できる従来の方法によりITO電極の上に付着させる。適 当な方法としてはスパッタリング及び熱蒸着がある。好ましくは、全ての金属層 を単一の工程で付着させ、金属界面の酸化や表面汚染を防止することによって接 着性を向上させる。モデルVES−2550(Airco Temescal,Berkley,CA) のような電子ビーム蒸着装置、或いは3またはそれ以上の金属源を使用できる任 意のそれに匹敵する装置を用いることができる。金属層はそれらがITOに近い 順にパネルの表面全体に亘って所望の厚さに付着させる必要がある。 金属アシスト構造24は、エッチバックを含む任意適当な方法により金属層と して形成できる。金属アシスト構造24となる金属層の部分は、従来の方法で市 販のホトレジスト化学物質より形成した耐エッチング剤マスクで覆うことができ る。ITOを覆うのに用いると同じ方法及び化学物質を金属アシスト構造24に 対して使用することができる。金属層のマスクで覆わない部分は一連のエッチン グ剤によりそれらが付着されたとは逆の順序で除去する。エッチング剤はパネル 上の他の任意の層に損傷を与えずに単一の、マスクで覆われていない金属層を除 去できるものでなければならない。適当なタングステンエッチング剤は約400 mlの水、約5mlの30重量%のH22の溶液、約3gのKH2PO4、約2gのK OHを混合することにより調製できる。約40°Cで特に効果的であるこのエッ チング剤は約40nmのタングステン耐熱金属層を約30秒で除去できる。適当 なアルミニウムエッチング剤は約25mlの水、約160mlのH3PO4、約10ml のHNO3、約6mlのCH3COOHを混合することによって調製可能である。室 温で効果的なこのエッチング剤は、約120nmのアルミニウム主要導体層を約 3分で除去できる。HClO4及びCe(NH42(NO36を含む市販のクロ ムエッチング剤はクロム層に用いることができる。CR−7ホトマスク(Cyante k Corp.,Fremont,CA)は本発明に適合する1つのクロムエッチング剤である。 このエッチング剤は約40°Cで特に効果的である。他の市販のクロムエッチン グ剤もまた本発明に適合する。ITO電極22に関しては、段部を適切に遮蔽で きるように金属アシスト構造24の側部を面取りする必要がある。 誘電体層26,30はスパッタリングまたは熱蒸着を含む任意適当な従来方法 によりITOライン22及び金属アシスト構造24の上に付着させることができ る。2つの誘電体層26,30は約80nm乃至約250nmのような任意適当 な厚さでよく、蛍光体層28を過大な電流から保護するためキャパシタとして作 用可能な任意の誘電体により形成すればよい。好ましくは、誘電体層26,30 の厚さは約200nmであり、SiOx Nxよりなる。 多色(例えば、RGB)TFELディスプレイが得られるよう、蛍光体層28 は、任意のTFEL蛍光体、例えば、種々の活性剤及び共活性剤(co-activator )をドープしたZnSであるのが良い。好ましくは、蛍光体層28の厚さは、約 1000nmである。一法として、MOCVD(金属有機物化学蒸着)法を利用 して蛍光体層28のZnSホスト材料を付着させる。MOCVD法は、比較的低 温で化学量論的量を正確に制御すれば単結晶又は非常に大きな粒の多結晶膜(フ ィルム)を形成する。TFEL蛍光体を蒸着させる際におけるMOCVD法の主 要な利点は、成長速度が高いこと(典型例では、10Å/秒)及び均一性、結晶 度及びドーピングプロフィールに関する制御性が優れていることである。 蛍光体活性剤及び共活性剤をZnSホスト材料内に導入するためにイオン注入 法を利用するのが良い。というのは、これにより周知のやり方でシャドーマスキ ング法又はホトレジストマスキング法を用いて互いに異なるについて活性剤及び 共活性剤を注入できるからであり、かくして従来行われていた幾つかの石版印刷 ステップ、エッチングステップ及び蒸着ステップが不要になる。米国特許第4, 717,606号、第4,987,339号、第5,047,686号及び第5 ,104,683号はそれぞれTFEL活性剤及び共活性剤のためのイオン注入 法を開示している。 蛍光体層への活性剤及び共活性剤のためのイオン注入は、ZnSホスト材料塊 が注入されたイオンによる損傷も汚染もされないような方法で行われる。さらに 、ZnSホスト材料内における注入活性剤及び共活性剤の局在化により、ZnS ホスト材料の非ドープ部分内の高エネルギー電子の密度が増大する。その結果、 高エネルギー電子数が増大し、それにより活性剤中の光学的に活性の遷移元素の 励起速度及び蛍光体の輝度出力が増大し、それ故にディスプレイの明るさが増大 する。 種々の活性剤及び共活性剤のイオン注入を、Varian-DF−4イオン注入装置 を用いて実施できる。代表的なイオン注入パラメータを次の表に示す。 蛍光体層28及び第2の誘電体層30の付着後、ディスプレイを無酸素環境( 例えば、窒素)中で約1時間かけて約500℃まで加熱して蛍光体をアニーリン グする。 蛍光体層28のアニーリング後、金属電極32をエッチバック法又はリフトオ フ法を含む任意適当な方法により第2の誘電体層30上に形成する。金属電極 32を任意の高導電率材料、Alで作るのが良い。ITO電極の場合におけるよ うに、金属電極32a,32b,32cの大きさ及び間隔は、ディスプレイの寸 法形状で決まる。例えば、高さ12.7cm(5インチ)、幅17.8cm(7インチ )の代表的なTFELディスプレイは、厚さが約100nm、幅が約250μm (10ミル)、相互離隔距離が約125μm(5ミル)の金属電極を有するのが 良い。金属電極32a,32b,32cは、格子を形成するようITO電極22 に対して垂直であるべきである。 図5を参照すると、TFELディスプレイパネルのコントラストを改善するた めの変形構造50は、複数の黒ずんだ後部電極52を含む。図2に示すような光 吸収性の黒ずんだ物質から成る別個の層を利用するのではなく、図5の実施例は 複数の黒ずんだ後部電極52を採用している。好ましくは、後部電極52はAl であり、酸化により黒くされ、所要の光吸収性を達成している。 黒ずんだAl電極をアルゴンガス雰囲気中でRFスパッタリング法により製造 するのが良い。後部電極を得るためにAl層をスパッタリングする初期段階にお いて酸素を混合することにより、第2の誘電体層30と接触状態にあるAlの一 部53が酸化される(即ち、黒くなる)。黒くならないAlの残部を、酸素を全 く導入しないで従来の方法で付着させる。酸化処理された層の厚さは、所望の光 吸収特性の関数として様々である。しかしながら、一般に、後部電極の酸化部分 53は、後部電極の全厚の比較的僅かな割合であり、従って、各後部電極の全体 的な抵抗に及ぼす影響は殆ど無い。一例として、酸化層53が後部電極全厚の1 0%を占めるとき、以下のパラメータであると仮定して、後部電極の総抵抗は約 11%増大するに過ぎない(例えば、約126Ω〜約140Ω)。 後部電極長さ=4.7インチ 後部電極幅 =0.010インチ 後部電極厚さ=1000Å 酸化厚さ =100Å Al抵抗率 =0.269Ω/sq(1000A) 後部電極52相互間の中でガラスパネル23からの周囲光の反射に起因して存 在する場合のあるストライプ状の外観を防止するため、黒色のエポキシ被膜(図 示せず)をガラスパネル50に被着させるのが良い。エポキシ被膜の反射率及び 色を黒ずんだ電極の黒ずんだ陽極化表面に厳密に適合させて均一に黒ずんだディ スプレイが得られるようにする必要がある。 光吸収性の黒ずんだ層62を有するTFELディスプレイパネルのもう一つの 実施例60が図6に示されている。この実施例は、図2に示す実施例に似ている が、重要な相違点は、この実施例の光吸収性層62は、勾配の付いた(graded) 光吸収性層であり、その材料は第2の誘電体層30について用いられた材料に過 ぎず、新規な材料ではないということである。勾配付きの黒ずんだ層は、高品質 の光吸収性層を提供する非化学量論的珪素窒化物(SiNx)であり、標準的な 誘電付着法(dielectric deposition process)の間、窒素/アルゴンガス流比 を調節することによりかなり容易に作ることができる。 図7は、本発明の更にもう一つの変形例70を示している。図7の実施例70 は、図2の実施例と似ているが、これら2つの実施例は主として、黒ずんだ層3 1と第2の誘電体層30の位置が逆であるという点に相違がある。図7に示す実 施例中の残りの層は、図2の実施例と同一又は実質的に同一の材料でできている 。 図2、図5、図6及び図7に示す実施例に加えて、本発明の多色TFELディ スプレイの構成は、低抵抗の透明電極と光吸収性の黒ずんだ物質の組合せから利 点が得られるものであれば任意のもので良い。 本発明は、従来技術と比べて幾つかの利点を有している。例えば、低抵抗の電 極と光吸収性の黒ずんだ物質の層の組合せにより、多色TFELディスプレイは 全てのサイズのものについて一層明るくなる。これにより、大型の多色TFEL ディスプレイ、例えば、約91cm(36インチ)×91cmのディスプレイが製造 可能となる。というのは、低抵抗の電極が、パネル全体にわたり均一の明るさを 得るのに充分な電流をパネルの全ての部品に与えることができ、しかも黒ずんだ 層の物質が周囲光の反射を減少させてパネルのコントラストを改善するからであ る。低抵抗の電極及び黒ずんだ層を備えたディスプレイは、昼光下でも直に視や すい多色TFELディスプレイを得るのに充分なコントラストを達成する際に重 要である。 本発明は、活性剤及び共活性剤を注入するイオン注入法を利用する多色TFE Lディスプレイに限定されず、熱拡散法又は他の周知の方法のうち任意のものを 使用しても良い。 本発明を好ましい実施例について図示説明したが、当業者であれば、本発明の 精神及び範囲から逸脱することなく、開示した実施例に関する種々の他の変形、 省略及び付加を想到できることは理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モナーキー,ドミニク,エル アメリカ合衆国,コネチカット州 06851, ノーウォーク,ウェイフェアリング・ロー ド 5 (72)発明者 ポドバ,マイロスロウ アメリカ合衆国,コネチカット州 06492, ウォーリングフォード,ハイヒル・ロード 87 (72)発明者 シュラム,エリオット アメリカ合衆国,ニュージャージー州 07712,ウエイサイド,マホラス・ドライ ブ 4 (72)発明者 スワットソン,リチャード,アール アメリカ合衆国,コネチカット州 06611, トランブル,ヘッジホッグ・ロード 21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多色ELディスプレイパネルであって、ガラス基板と、前記ガラス基板上に 付着され、それぞれの一部の上に金属アシスト構造が電気的接触状態に形成され た複数の平行な透明電極と、前記複数の透明電極の上に付着された第1の誘電体 層と、前記第1誘電体層の上に付着され、カラー蛍光体が得られるよう種々の活 性剤及び共活性剤を注入した蛍光体層と、前記蛍光体層の上に付着された第2の 誘電体層と、前記第2誘電体層の上に付着され、反射光を減少させる、光吸収性 の黒ずんだ物質の層と、各々が前記光吸収性の黒ずんだ物質層の上方に平行に付 着された複数の金属電極とより成るELディスプレイパネル。 2.前記金属アシスト構造の各々は、第1の耐熱金属層と、第1耐熱金属層の上 に形成された主要導体層と、主要導体層の上に形成された第2の耐熱金属層とよ り成り、第1及び第2耐熱金属層はELディスプレイが前記蛍光体層を活性化す るためアニーリングされるとき主要導体層を酸化しないように保護することがで きる、請求項1の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 3.前記金属アシスト構造は前記透明電極の約10%またはそれ以下を覆う、請 求項2の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 4.前記光吸収性の黒ずんだ物質層はPbMnO3である、請求項2の昼光下で 視やすいELディスプレイパネル。 5.前記光吸収性の黒ずんだ物質層の抵抗率は少なくとも108オーム/cmであ る請求項1の昼光の下で視やすいELディスプレイパネル。 6.前記光吸収性の黒ずんだ物質層はGeNである、請求項1の昼光下で視やす いELディスプレイパネル。 7.前記金属アシスト構造の端縁部は面取りされている、請求項2の昼光下で視 やすいELディスプレイパネル。 8.前記光吸収性の黒ずんだ物質層は、光吸収性の黒ずんだ物質の勾配付きの層 である、請求項7の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 9.光吸収性の黒ずんだ物質の前記勾配付きの層は、非化学量論的珪素窒化物( SiNx)である、請求項8の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 10.前記金属アシスト構造は、前記第1耐熱金属層と透明電極との間に形成され た接着層を更に有し、前記接着層は透明電極と前記第1耐熱金属層に接着可能で ある、請求項2の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 11.前記金属アシスト構造は前記透明電極の約10%またはそれ以下を覆う、請 求項10の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 12.前記光吸収性の黒ずんだ物質層はPbMnO3である、請求項11の昼光下 で視やすいELディスプレイパネル。 13.前記光吸収性の黒ずんだ物質層の誘電定数は少なくとも7である、請求項12 の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 14.前記光吸収性の黒ずんだ物質層の吸収定数は約105/cmである、請求項13 の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 15.前記光吸収性の黒ずんだ物質層はGeNである、請求項14の昼光下で視や すいELディスプレイパネル。 16.前記金属アシスト構造の端縁部は面取りされている、請求項15の昼光下で 視やすいELディスプレイパネル。 17.前記光吸収性の黒ずんだ物質層は、光吸収性の黒ずんだ物質の勾配付きの層 である、請求項16の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 18.光吸収性の黒ずんだ物質の前記勾配付きの層は、非化学量論的珪素窒化物( SiNx)である、請求項17の昼光下で視やすいELディスプレイパネル。 19.多色ELディスプレイパネルであって、ガラス基板と、前記ガラス基板上に 付着され、それぞれの一部の上に金属アシスト構造が電気的接触状態に形成され た複数の平行な透明電極と、前記複数の透明電極の上に付着された第1の誘電体 層と、前記第1誘電体層の上に付着され、カラー蛍光体が得られるよう種々の活 性剤及び共活性剤を注入した蛍光体層と、前記蛍光体層の上に付着され、反射光 を減少させる、光吸収性の黒ずんだ物質の層と、前記光吸収性の黒ずんだ物質の 層の上に付着された第2の誘電体層と、各々が前記光吸収性の黒ずんだ物質層の 上方に平行に付着された複数の金属電極とより成るELディスプレイパネル。 20.多色ELディスプレイパネルであって、ガラス基板と、前記ガラス基板上に 付着され、それぞれの一部の上に金属アシスト構造が電気的接触状態に形成され た複数の平行な透明電極と、前記複数の透明電極の上に付着された第1の誘電体 層と、前記第1誘電体層の上に付着され、カラー蛍光体が得られるよう種々の活 性剤及び共活性剤を注入した蛍光体層と、前記蛍光体層の上に付着された第2の 誘電体層と、各々が前記光吸収性の黒ずんだ物質層の上方に平行に付着された複 数の金属電極とより成り、金属電極の各々は、第2の誘電体層と前記金属電極の 導電性部分との間に設けられた光吸収性の黒ずんだ物質の層を有するELディス プレイパネル。
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