JPH08509887A - 整形外科ギプステープ - Google Patents

整形外科ギプステープ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、編みテープと、この編みテープに被覆される硬化可能な液体樹脂との組合せを含む整形外科ギプステープを対象とする。編みテープはテープを横切って横に延びる厚い部分(12、14、18、20)と薄い部分(16)を交互に含む。このギプステープはギプス強度を向上できることが判明している。

Description

【発明の詳細な説明】 整形外科ギプステープ 発明の分野 本発明は改良した整形外科ギプステープおよび整形外科ギプスに関するもので ある。更に詳しく言えば、本発明は合致性と強度特性が優れている整形外科ギプ ステープに関するものである。 発明の背景 ポリマーギプス材料が過去10年間に商業的に広く受け容れられてきた。石膏 ギプスと比較して、ポリマーすなわちいわゆる「合成」ギプス材料は軽量で強い という利点を有する。合成ギプス材料はまた、固まった状態では多孔質であり、 ギプスが呼吸できる。通常は、整形外科合成ギプスは硬化可能な樹脂を含浸した 細い生地すなわちギプステープから製作される。生地は編物製品であることが好 ましく、ガラス繊維、またはポリエステル、ナイロン、ポリオレフィン等の合成 繊維、あるいはその両方で製作できる。 Yoonの米国特許第4433680号に開示されている、水で硬化するポリ ウレタン・プレポリマーが、合成ギプス材料 に使用するためにとくに望ましい硬化可能な樹脂である。それらのギプス材料は 、ジモルホリノジエチルエーテル触媒を含み、水で活性化できるポリウレタン・ プレポリマーを用いる。それらの組成はポリウレタン・ポリマーが液体状態を維 持する貯蔵寿命が長い。包帯を使用する時は、封じられている包装から包帯を出 し、数秒間、水に浸ける。包帯を水から取り出して、通常は筒形の編んだ生地お よび詰め物を当てて、患者に巻く。包帯は迅速に硬化して、骨折部を動かなくで きる状態になる。 完成したギプスの示す諸特性および機能性は、ギプステープの製作に使用する 生地および樹脂からもたらされる。理想的には、完成したギプスは高い強度と高 い多孔性を持ち、その結果としてギプスは呼吸できる。完成ギプスが患者の体の 凸凹表面に一様に合致することも重要である。これは、体の傷を受けた部分を治 療中に十分に支持するために必要である。加えて、合致性が高いと、患者を不快 にさせ治療を妨げる可能性のある圧迫領域をギプス中に生じる、しわやひだの形 成が非常に少なくなる。合致性は施用を容易にするためにも重要である。前記の ように、患者の快適性と治療の観点から好ましくなく、したがって、巻き付け作 業中に除去しなければならない折り返しや出 っ張りを生じることなしに、体の輪郭に容易に合わせられる合致可能な生地を当 てる時に、外科技術およびギプス施用技術が、費用効果の高い働きを提供できる 。 ガラス繊維などの高モジュラス繊維は、高い強度特性を完成ギプス包帯に付与 することができるため、合成ギプス材料に広く使用されている。更に、高モジュ ラスすなわち高いスチフネスを持つ繊維を使用することによって、被覆され、巻 き付けられている間に生地が圧縮され、平らになる傾向を非常に小さくする。そ うすると生地の形と網目構造が保持され、その結果として高い呼吸性を持つ多孔 性ギプスが得られる。 高モジュラス繊維はギプスの強度に有益な影響を与えるが、高モジュラス繊維 は複雑な表面に通常は良く合致しない一層剛い生地を生じることにもなる。また 、高い強度を必要とするため、比較的高密度の生地の使用が不可欠である。高密 度の生地では、平坦でない体表面に対して生地が一様に合致することが一層難し くなる。 液状樹脂の被覆作業中に生地がうまく加工できることも重要である。したがっ て、樹脂を生地に被覆するための被覆ローラへ生地を送る際、および被覆ローラ の間に生地を通す際に、生 地は平らなままでなければならない。更に、完成ギプスにおける一様性を確保す るために、生地に沿った樹脂の分布は一様でなければならない。 Buese他、米国特許第4668563号は合致性を改良した高モジュラス ギプステープを開示している。それらのギプステープは、高モジュラス糸とエラ ストマー糸の組合せで製作されたギプス生地を含む。エラストマー糸は長さ方向 に沿って生地に織り込まれて、生地の長手方向に40〜200%の伸長性を与え る。好ましくは、それらの繊維は、ウェール糸を形成し、またはウェール糸内に 分布されたエラストマー糸を有するRachelたて編み生地である。編機から 出る時に、完成した生地に適度にひだがつくように、エラストマー糸は編み作業 中に所定の張力をかけて生地に織り込まれる。その結果としての生地に硬化可能 なプレポリマーが含浸されて、合致性が十分に改良され、商業的に広く成功して いるギプステープが得られる。 合致性を改良したギプステープの有用性にもかかわらず、強度、コストなどに おける種々の改良がいぜんとして望ましい。ただし、改良したギプステープの設 計は種々の実際的な制約に よって課される限度内で行わなければならない。とくに、ギプステープの強度の 向上はテープの単位面積当たりに高モジュラス繊維をより多く用いることによっ て通常行われる。しかし、そうすると生地のコストが上昇し、スチフネスが高く なり、合致性が低下する。更に、生地を実際問題として商業的に有用にするため には、生地の加工性を保持しなければならない。このように、ギプステープの製 造に伴う実際的な制約から、良い加工性が必要とされると同時に、強度とコスト の間、および合致性と強度の間の兼ね合いが必要となる。 発明の概要 本発明は強度特性を改善でき、合致性または成形性、あるいは、その両方が高 い整形外科ギプスおよびギプステープを提供するものである。したがって、本発 明のテープから製作された整形外科ギプスの強度特性は、同等の高モジュラス繊 維を含む、合致性が極めて高い従来技術のギプステープから製作された整形外科 ギプスの強度特性を超える。しかし、本発明のギプスおよびテープの成形性、ま たは合致性、または外観あるいは、その組合せは匹敵する従来技術のギプスおよ びテープに等しくでき、またはそれを超えることができる。更に、本発明のテー プ およびギプスは、従来技術の合致性が極めて高いテープより低いコストで製作で き、従来技術の市販の樹脂系を変更することを要しない。 本発明の整形外科ギプステープは開きメッシュ繊維テープと、繊維テープの上 に被覆された硬化可能な液状樹脂との組合せによって製作される。繊維テープは 、テープを横切って横に、すなわち、テープを幅方向に横切って延びる厚い部分 と薄い部分を交互に有するメリヤスである。テープおよびギプスの諸特性は完全 には理解されておらず、理論によって拘束したくはないが、本発明のテープの隣 接する厚い部分と薄い部分は、テープの幅を横切って一様な厚さを持つ従来のギ プステープの隣接する部分よりも相互により高い独立性を持って合致および曲が ることができる別々のテープ部分を提供するものと考えられる。テープのより薄 い部分は、テープの隣接するより厚い部分を、体の平坦でない表面、または下側 のギプステープ層、あるいは両方に一層良く合致できるようにする蝶番類似の機 能を提供できる。 本発明の好適な実施例では、開きメッシュ繊維テープは、テープに沿って長手 方向に延びる複数のウェールによって構成さ れる編み構造である。この編み構造では交番するウェール又は交番するウェール 群が、緩められた時に、テープの隣接する交番するウェール又は交番するウェー ル群よりも十分厚い。交番する厚いウェールと薄いウェールはテープにリブ付き 効果または外観を与える。好ましくは、弾性モノフィラメント糸または弾性マル チフィラメント糸をより厚いウェール中に織り込み、より厚いウェールにはエラ ストマー糸がないようにする。また、少なくともより厚いウェールは、ガラス繊 維糸などの高モジュラス繊維材料を含むこと、およびテープが長手方向に約40 %より高い伸長性を持つことが好ましい。編み生地はたて編みであって、テープ の横方向すなわち幅方向に延びる糸に編み込まれた高モジュラス糸、たとえば、 ガラス糸をも含むと有利である。 本発明のテープが幅方向に一様でないにもかかわらず、テープから製作された ギプスは優れた外観と、高い一様性とを示す。ウェールの一部のみにエラストマ ー糸を含む本発明の好適なエラストマー実施例においては、合致性と成形性を、 生地の全てのウェールにモジュラス糸を含み、現在商業的に使用されている一様 なギプステープの合致性と成形性に等しくでき、または それを超えることができることが判明している。エラストマーフィラメントをよ り少なく使用するとテープのコストを大幅に低減できるが、機能性および生地の 諸特性がそれに伴って低下しないことが判明している。一方、テープおよび本発 明の完成したギプスの重要な特性は同等または大幅に改善されている。 図面の簡単な説明 本発明の当初の開示の一部を構成する図面において、 第1図は棒1が単純な鎖編みウェールを形成し、棒2と3が糸に織り込むため にラッピング動作を行い、棒3が生地のウェールの一部にのみ弾性フィラメント を織り込む、3本棒Raschel編みを含む本発明の1つの好適なテープ実施 例の編み表記を示す。 第2図は第1図の編み表記に従って形成された編み生地の一部の非常に拡大し た斜視図を示す。 第3図は生地の横方向に横切る交番する厚い部分と薄い部分を示す、第2図の 線3−3に沿って取った第2図の生地の一部の拡大横断面図である。 第4図、第5図および第6図は本発明の整形外科ギプステープ用の他の有利な 編み生地構造の編み表記を示す。 好適な実施例の詳細な説明 以下の詳細な説明では、本発明の実施を可能にするために好適な実施例を詳細 に説明する。好適な実施例を説明するために特定の用語を用いるが、それらは記 述的な意味で用いるものであって、本発明をそれに限定する目的で使用するもの ではないことは明らかであろう。添付図面に示すように、および以下に説明する ように、本発明の考察から明らかになるように本発明を数多く変更できることも 明らかであろう。 本発明のギプステープはポリエチレン・テレフタレートなどのポリエステル、 ナイロン6およびナイロン6,6などのポリアミド、ガラス、炭素、木綿、レー ヨン等から紡いだ糸を含む天然糸または合成糸あるいは天然糸と合成糸の任意の ものから製作される。ここで使用する「糸」という用語は、モノフィラメントお よびマルチフィラメント・コンティニュアス・フィラメント材料から作られた糸 と、ステープルファイバーから作った紡績糸等を含む各種の周知の糸構造のどれ をも含む。 好適な実施例においては、テープの少なくとも一部が高モジュラス糸から作ら れる。高モジュラス糸は当技術分野で周知であり、タイヤおよびVベルトにおけ るなどの産業用最終用途で 通常使用される種類の高固有粘性(IV)ポリマーから製作された高モジュラス ポリエチレン・テレフタレート糸、高IVおよび高密度ポリマーから製作された 高モジュラスポリエチレン糸、ガラス繊維糸、ポリアラミド糸等を含む。有利な ことに、そのような高モジュラス糸は8×106psiまたはそれより高いモジ ュラス率を持つ。 第1図および第2図は、本発明のギプステープ用の1つの好適なたて編み構造 を示す。第1図は、第2図の生地構造10を得るために使用する3本棒Rach elたて編み機における3本の棒の編み表記を図で示す。棒1は、単純な鎖編み 目を編むために2002の編み表記(Knit notation)を用いるこ とによって、第2図の生地構造に示されているような複数のウェール12、14 、16、18、20を形成する。棒2は編み表記0066を用いて、第2図の編 み込まれた糸24を得るためのラッピング動作を行う。各棒1、2は針ごとに1 つのエンド(糸)を用いる。棒3は編み表記0022を用いて、第2図の編み込 まれた糸26を得るためのラッピング動作をまた行う。棒3は各針ごとに1つの エンドを用いない。その代わりに、3本の針の各セットごとに2つのエンドが設 けられる。 その結果、生地10のウェール16は棒3から編み込まれる糸26を含まない。 好ましくは、棒3の糸26は弾性的に伸びることができる糸である、すなわち 、固有の伸びと戻りを行う構造、材料、または両方で作られた糸である。弾性的 に伸びることができる糸は天然ゴム、またはポリイソプレン、ポリブタジエン、 スチレンジエン・コポリマー、アクリロニトリルのコポリマーおよびジエン、ま たはポリクロロプレン、ポリクロロプレンのコポリマーおよびその他のモノマー 、エチレン−プロピレン・コポリマーおよびエチレン−プロピレン−ジエン・タ ーポリマー・エラストマーを含むエチレン−プロピレン・エラストマー、スチレ ンのブロック・コポリマーおよびブタジエンまたはイソプレン、SPANDEX などのポリウレタン等などの合成弾性ポリマーで製作できる。 代わりに、弾性的に伸びることができる糸は、ポリエステル、ナイロン等から 作られた連続マルチフィラメント糸を用いるクリンプ構造、バルク構造または両 方を用いて作ることができる。テープを編んだ後でその編んだテープを熱処理し てバルク糸を収縮させることによってそのようなマルチフィラメント糸の伸 長性を向上させ、それによって糸と生地の伸長性を更に向上できる。 伸長可能なエラストマー糸を得るためにエラストマー材料を用いると、弾性繊 維構成部分を、木綿、ナイロン、ポリエステル等などの材料で包むことができ、 または包みを解くことができる。エラストマーフィラメントは融解紡糸されるか 、または切断された糸やフィラメントであってよい。すなわち、糸またはフィラ メントはゴムなどの弾性材料のシートから切断されてもよい。 好ましくは、本発明の整形外科テープは、少なくとも約20%、更に好ましく は約40〜200%の伸長性を持つようにする。糸の種類、弾性フィラメントの 数、フィラメントのデニール、および編み中に糸にかかる張力を選択することに よって、生地の伸び特性を制御できる。弾性糸を用いるときは、編みに続いて、 生地が収縮して最終の生地の伸長性を高くするように、弾性糸を軽度に張力をか けた状態に維持することが好ましい。 第3図は第2図の編み生地の緩んだ後のその構造の横断面の一部を示す。第3 図に見るように、各ウェール12、14、18、20が、棒3から編み込まれた フィラメント26と、棒 2から編み込まれたフィラメント24とを含む。他方、ウェール16は棒2から 編み込まれた糸24のみを含み、棒3から編み込まれた糸26は含まない。とく に、高モジュラス糸を用いてウェール12、14、18、20を形成すると、第 3図に示す緩められた形態でも、糸に固有の高いモジュラスまたは高いスチフネ スが丸められた構造を糸に取らせる。棒3からの余分のフィラメントを含むウェ ール12、14、18、20は、上と下に向いた輪構造、すなわち、生地の「Z 」方向に多少とも向いた輪構造を含む。棒3からの糸を含まないウェール16は 、生地によって定められる平面の方向、すなわち、X−Y方向により向いた輪構 造を取ろうとする。このようにして、第2図および第3図に示す生地は、ウェー ル12、14、18、20がウェール16よりも厚いために、うね立った三次元 外観を呈する。 フィラメント26としてエラストマーフィラメントを使用するとき、とくに高 モジュラス糸をウェール12、14、18、20に使用するとき、リブ効果は最 も明らかとなる。先に示したように、編み構造を得るためにエラストマー糸を用 いる時は、編み作業中はエラストマー糸は張力をかけた状態に保たれる。 編みの後は、エラストマー糸は緩んで生地にひだをつけた状態にする。そうする とエラストマー糸を含むウェール、すなわち、第2図および第3図のウェール1 2、14、18、20が縮むことになる。エラストマー糸を含むウェールにひだ がより、かつウェールを形成するために用いられる糸が高いモジュラスまたは高 いスチフネスを有するので、ひだがよった各ウェールは比較的厚い三次元構造を とる傾向がある。エラストマー糸を含まない近くのウェール、すなわち、ウェー ル16、にも生地の収縮のためにひだがよるが、それらのウェールは第3図に示 すような一層平らな構造を自由に取り、その結果として生地のより薄い部分にな る。 先に示したように、本発明の整形外科テープから形成されたギプスが、生地の 重量に基づいて高い強度を通常有することが判明している。この結果は完全には 理解されていないが、種々の要因によるもののようである。先に述べたように、 本発明のテープの近接する厚い部分と薄い部分は、従来のギプステープの近接す る部分よりも、相互により高い独立性をもって合致および曲がることができる別 々のテープ部分を提供するものと考えられる。そうすると、完成したギプスにお ける隣接する層の 表面間で一層良く接触させること、または隣接する層を一層良く重ね合わせるこ と、あるいはその両方を行うことができ、その結果としてギプス全体の強度をよ り高くできる。あるいは、ギプス生地を形成する輪は最終のギプスで種々の向き を取ることができ、その結果として多数の方向の強度が高い硬化したギプスが得 られる。 交番する厚い部分と薄い部分を有するギプステープは、強いギプス材料を提供 するものと従来技術によって認められている範囲外にメッシュ寸法がある場合で も、本発明によれば、例外的に強い、硬化した構造のギプスを形成できることも 判明している。これに関しては、Garwood他へ付与された米国特許第45 02479号は、高モジュラス繊維から製造され、呼吸性が高く、強度が向上し た完成したギプスを得るために、孔の数が1平方インチ当たり20〜200個の メッシュ寸法を持つギプステープを対象としている。本願発明者等は、本発明に よりテープから作成した、孔の数が1平方インチ当り200個を超えるメッシュ 寸法のギプスが、従来技術の教示に反して、高い強度と吸収性を有することを発 明した。したがって、本発明の有利な実施例では、テープは1平方インチ当たり 225個 を超え、さらには1平方インチ当たり250個を超える孔を有する。 第4図、第5図および第6図は、本発明のギプステープを形成するための3本 棒Raschel編み生地の編み表記をグラフ的に示す。第4図で、棒1と3の 編み表記は第1図におけるものと同じである。しかし、棒2のラッピング動作は 第2図におけるものより大きい。第4図に示す生地構造では、棒2の編み表記は 0088である。棒3によって編み込まれる糸は前記のようにエラストマー糸で ある。 第5図で、生地は、第1図における3本おきの針からの2本の針で編み込むの ではなくて、棒3が1本おきの針で糸を編み込むことを除き、第1図における構 造と同じである。再び、棒3によって編み込まれる糸はエラストマー糸であるこ とが好ましい。 第6図で、生地構造は、棒3によって編み込まれた糸が編み表記224422 00を用いていることを除き、第1図におけるものと同じである。この場合には 、棒3は4本の針の各セットごとに2本の隣接する針で糸を編み込む。4つのウ ェールの1つのウェールが棒3の糸のためにより薄い構造を持つことが 第6図から明らかであろう。また、本発明によれば、第6図に示す構造に類似す る構造を変更して、ウェールの厚さがウェールに沿って長手方向に変化し、その ようなウェールのより薄い部分が類似のウェールの隣接するより厚い部分を横切 って配置される、「サーマル・ニット(thermal knit)」型パター ンを生じることができる。 本発明の整形外科ギプステープは、数多くの各種の編機で編むことができる。 しかし、Raschelたて編機を使用することが好ましい。編機は1インチ当 たり6〜28本の針を含むべきであり、更に好ましくは1インチ当たり10〜1 8本、たとえば、1インチ当たり約14本の針を含むべきである。参照すること により本願明細書の一部となる、Buese他へ付与された米国特許第4668 563号に開示されているように、整形外科ギプス包帯の力も重要である。テー プが患者に当てられた後で患者の腕の圧迫を阻止するために力は小さくなければ ならず、かつ生地の30%の伸びに基づいて1インチ幅当たり175グラムより 小さい範囲以内に維持しなければならない。本発明においては、とくに望ましい 強度および合致性の結果が、力が約20〜40グラム、より好ましくは30%の 伸びで1イ ンチ幅当たり約25〜30グラムの力を有するギプステープで得られた。 ギプステープの製作に続いて、硬化して硬化プラスチックを形成できる硬化可 能な液体樹脂でテープを被覆する。硬化可能な液体樹脂は、ポリウレタン・プレ ポリマーであって、ギプス包帯を形成することが知られている逆ロール被覆技術 またはその他の被覆技術により、乾燥雰囲気中で生地に付着される。プレポリマ ーの重量は、通常は1平方メートル当たり約60〜400グラムの範囲、好まし くは、約80〜300グラムの間で、それにより、予め被覆したテープの重量に 基づいて約30〜70重量%のプレポリマー重量を与える。本発明で用いる、水 で硬化可能なポリウレタン・プレポリマーがYoonの米国特許第443368 0号に開示されている。この米国特許は参照することにより本願明細書の一部と なる。 前記したように、本発明の好適な実施例では、生地は生地のウェールの少なく とも一部にエラストマー糸を含む。参照することにより本願明細書の一部となる Bueseに付与された前記米国特許第4668563号に開示されているよう に、特定のエラストマー糸をギプステープに使用するときに、そのエラ ストマー糸は水で硬化できるポリウレタン・プレポリマーに適合することが重要 である。各種のエラストマー材料とポリウレタン・プレポリマーとの適合性を確 保するための種々の処理を、前記Buese他、特許に見出すことができる。 例1〜12 以下の例においては、下記のように棒1と2に対してガラス繊維を用いてRa schelたて編機で生地を編んだ。棒3は、各場合に、酸で処理したゴムモノ フィラメント糸を用いた。生地構造を変更して、あらゆるウェールのためのエラ ストマー糸を有する生地を、いくつかのウェールだけのためのエラストマー糸を 有する生地と比較した。下記の各生地において、棒1で用いる編み目は2002 であった。棒3は、各場合に、編み目表記0022を用いた。棒2を、下記の表 1に記載されているように、0088と0066の編み目表記のうちで変更した 。生地テープの諸特性を下記の表1に記す。サンプル1、3、5は、ウェール構 造を除き、サンプル2、4、6とそれぞれ同じであることがわかるであろう。サ ンプル7、8、9はサンプル10、11、12にほぼ匹敵した。 以下に述べる生地から製造したギプステープをポリウレタン ・プレポリマーで被覆して、下記の表2に示すように約44〜45%の被覆重量 にした。プレポリマー重量を含むサンプル重量も表2に記した。その後で、直径 が約2.75インチの金属ドエルの周囲に約44インチのサンプルを巻き付ける ことによってサンプルを試験した。結果としての巻かれたテープを硬化し、24 時間エージングした。Chatillon圧縮試験機を用いて破砕強度を判定し た。サンプルを1cm曲げ、シリンダーを曲げるために必要な荷重を決定した。 いくつかのサンプルに対して、異なる場所および異なる時刻に独立に試験した。 それらを下記の表2に別々に示す。また、下記に述べる結果を生地1グラム当た りの1ポンドの力で表した。これは被覆した生地の重量で破砕強度を除すことに よって決定した。下記の表2から、本発明の生地は、生地(被覆した)の単位重 量当たりの強度が、同じ厚さの複数のウェールを有する同一の生地より極めて高 いことがわかる。 例2 この例においては、上の表1のサンプル2の構造を有する生地を、ギプス技術 者の小さい集まりで主観的に評価した。テープをギプス技術者が人の脚と足を表 す形に取り付けた。ギプス技術者に質問して、「装着しやすさ」、「合致性」、 「成形性」、「完成外観」、「感触」および「知覚される強度」を含めた諸特性 について「最低」から「優秀」までの範囲の5段階主観尺度をつけてテープを評 価した。本発明に従って製造したギプステープに加えて、ギプス技術者に、棒2 に対してDE 75ガラス糸を使用したことを除き、上のサンプル7の構造を持 つ合致可能な市販のギプステープをギプス技術者に与えた。この市販のギプステ ープは、優れた合致性と、その他の優れた特性を持つことが知られている。 試験パネルによってギプステープを装着した結果、2つのテープ群の「装着し やすさ」評価はほぼ同じで「優秀」範囲にあった。「合致性」評価もほぼ同じで 、全般的に「優秀」であると考えられた。本発明のギプステープの「成形性」評 価は「優秀」により近い評価であった。これに対して市販のギプステープは「非 常に良い」評価に近かった。本発明の生地の「完成外 観」は「優秀」により近い評価であり、従来技術の生地は「優良」評価であった 。本発明の生地は「感触」評価が「優秀」に近い評価であり、市販の生地は「優 良」評価に近かった。本発明の生地を用いて製作したテープの「知覚強度」は市 販のテープとほぼ同じであって、共に「優良」に近い評価であった。 以上、本発明をそれの好適な実施例についてかなり詳しく説明した。しかし、 上記詳細な明細書に記載され、添付した請求の範囲で定められる本発明の要旨お よび範囲内で変更および修正を行うことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.開きメッシュ繊維テープ(10)と、この繊維テープ(10)上に被覆され た硬化可能な液体樹脂とを備え、前記繊維テープ(10)は、前記繊維テープに 沿って長手方向に延びる複数のウェール(12、14、16、18、20)によ って構成された編みテープであり、前記ウェール(12、14、18、20)の 少なくとも最初の部分はエストラマー糸(26)を含む、整形外科用ギプステー プであって、前記ウェール(16)の第2の部分がエストラマー糸(26)を実 質上含まず、前記ウェール(12、14、18、20)の前記第1の部分がそれ ぞれ、前記ウェール(16)の前記第2の部分の各厚さより厚く、前記厚い厚さ (12、14、18、20)を持っ前記ウェールまたはウェール群が前記ウェー ル(16)の前記第2の部分または群と互いに配置され、それによって前記テー プは、前記テープを横切って横に延びる交番する厚い部分と薄い部分を備えるこ とを特徴とする整形外科ギプステープ。 2.各前記より厚いウェール(12、14、18、20)が高モジュラス糸を備 えることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の整形外科ギプステープ。 3.前記テープの伸長性が長手方向に約15%より高いことを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項に記載の整形外科ギプステープ。 4.前記テープの伸長性が長手方向に約40%より高いことを特徴とする請求の 範囲第1項から第3項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 5.前記編みテープがRaschelたて編み生地であることを特徴とする請求 の範囲第4項に記載の整形外科ギプステープ。 6.個々のより薄いウェール(16)と交番する2つの近接するより厚いウェー ル(12、14、18、20)の群(12、14および18、20)を備えるこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載の整形外科ギ プステープ。 7.個々のより薄いウェール(16)と交番する個々のより厚いウェール(12 、14、18、28)を備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項の いずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 8.前記生地(10)が、ポリエステル、ナイロン、およびガ ラスから成る群から選択された糸を備えることを特徴とする請求の範囲第1項か ら第7項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 9.前記編みテープ中の全てのウェール(12、14、16、18、20)が高 モジュラス糸を備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第8項のいずれか 一項に記載の整形外科ギプステープ。 10.前記編みテープ中に編み込まれた高モジュラス糸を更に備えることを特徴 とする請求の範囲第1項から第9項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステー プ。 11.各前記より厚いウェール(12、14、18、20)が伸長可能なバルキ ーヤーンを含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項 に記載の整形外科ギプステープ。 12.前記テープが1平方インチ当たり225個の孔より多い孔を備えることを 特徴とする請求の範囲第1項から第11項のいずれか一項に記載の整形外科ギプ ステープ。 13.前記テープが1平方インチ当たり250個の孔より多い孔を備えることを 特徴とする請求の範囲第1項から第12項の いずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 14.前記テープの伸長性が40%より高く、30%の伸びにおけるテープの1 インチ幅当たりの力が約20〜40グラムであることを特徴とする請求の範囲第 1項から第13項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 15.前記より厚いウェール(12、14、18、20)中の前記高モジュラス 糸がガラス糸を備えることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の整形外科ギプ ステープ。 16.前記エラストマー糸(26)が弾性ポリマーを備えることを特徴とする請 求の範囲第1項から第15項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。 17.前記編みテープ中のウェール(16)の前記第2の部分がガラス糸を備え ることを特徴とする請求の範囲第1項から第16項のいずれか一項に記載の整形 外科ギプステープ。 18.前記編みテープが編み込まれたガラス糸を備えることを特徴とする請求の 範囲第1項から第17項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリーン,リチヤード アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07039、リビングストン、イースト・セダ ー・ストリート・120 (72)発明者 シユナイプス,ジエームズ・ブイ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27012、クレモンズ、ダレン・ロード・ 3611

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.開きメッシュ繊維テープと、この繊維テープ上に被覆された硬化可能な液体 樹脂とを備え、前記繊維テープは、前記繊維テープに沿って長手方向に延びる複 数のウェールによって構成された編みテープであり、前記ウェールの少なくとも 一部の厚さは前記ウェールの第2の部分の厚さより厚く、前記厚い厚さを持っ前 記ウェールまたはウェール群が前記ウェールの前記第2の部分または群と互いに 配置され、それによって前記テープは、前記テープを横切って横に延びる交番す る厚い部分と薄い部分を備えることを特徴とする整形外科ギプステープ。 2.より厚い前記各ウェールがエラストマー糸を備えることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 3.各前記より厚いウェールが高モジュラス糸を備えることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 4.前記テープの伸長性が長手方向に約15%より高いことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 5.前記テープの伸長性が長手方向に約40%より高いことを特徴とする請求の 範囲第4項に記載の整形外科ギプステープ。 6.前記編みテープがRaschelたて編み生地であることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 7.個々のより薄いウェールと交番する2つの近接するより厚いウェールの群を 備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 8.各前記より厚いウェールがエラストマー糸を備えることを特徴とする請求の 範囲第7項に記載の整形外科ギプステープ。 9.個々のより薄いウェールと交番する個々のより厚いウェールを備えることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 10.前記生地が、ポリエステル、ナイロン、およびガラスから成る群から選択 された糸を備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステ ープ。 11.前記編みテープ中の全てのウェールが高モジュラス糸を備えることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 12.前記編みテープ中に編み込まれた高モジュラス糸を更に備えることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 13.各前記より厚いウェールがエラストマー糸を備えることを特徴とする請求 の範囲第12項に記載の整形外科ギプステープ。 14.各前記より厚いウェールが伸長可能なバルキーヤーンを含むことを特徴と する請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 15.前記テープが1平方インチ当たり225個の孔より多い孔を備えることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 16.前記テープが1平方インチ当たり250個の孔より多い孔を備えることを 特徴とする請求の範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。 17.前記テープの伸長性が40%より高く、30%の伸びにおけるテープの1 インチ幅当たりの力が約20〜40グラムであることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の整形外科ギプステープ。 18.開きメッシュ繊維テープと、この繊維テープ上に被覆された硬化可能な液 体樹脂とを備え、前記繊維テープは、前記繊維テープに沿って長手方向に延びる 複数のウェールによって構 成された編みテープであり、前記ウェールの少なくとも一部の厚さは前記ウェー ルの第2の厚さより厚く、各前記より厚いウェールはエラストマー糸と高モジュ ラス糸を備え、前記厚い厚さを持つ前記ウェールまたはウェール群が前記ウェー ルの前記第2の部分または群と交互に配置され、それによって前記テープは、緩 んだ状態において、前記テープを横切って横に延びる交番する厚い部分と薄い部 分を備えることを特徴とする整形外科ギプステープ。 19.前記より厚いウェール中の前記高モジュラス糸がガラス糸を備えることを 特徴とする請求の範囲第18項に記載の整形外科ギプステープ。 20.前記エラストマー糸が弾性ポリマーを備えることを特徴とする請求の範囲 第19項に記載の整形外科ギプステープ。 21.前記編みテープの伸長性が40%より高いことを特徴とする請求の範囲第 20項に記載の整形外科ギプステープ。 22.前記編みテープ中のウェールの前記第2の部分がガラス糸を備えることを 特徴とする請求の範囲第21項に記載の整形外科ギプステープ。 23.前記編みテープが編み込まれたガラス糸を備えることを特徴とする請求の 範囲第22項に記載の整形外科ギプステープ。
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