JP3013199B2 - 整形外科ギプステープ - Google Patents

整形外科ギプステープ

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    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/04Plaster of Paris bandages; Other stiffening bandages
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B21/00Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
    • D04B21/14Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes
    • D04B21/18Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes incorporating elastic threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2509/00Medical; Hygiene
    • D10B2509/02Bandages, dressings or absorbent pads
    • D10B2509/024Stiffening bandages, e.g. with plaster of Paris

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は改良した整形外科ギプステープおよび整形外
科ギプスに関するものである。更に詳しく言えば、本発
明は合致性と強度特性が優れている整形外科ギプステー
プに関するものである。
発明の背景 ポリマーギプス材料が過去10年間に商業的に広く受け
容れられてきた。石膏ギプスと比較して、ポリマーすな
わちいわゆる「合成」ギプス材料は軽量で強いという利
点を有する。合成ギプス材料はまた、固まった状態では
多孔質であり、ギプスが呼吸できる。通常は、整形外科
合成ギプスは硬化可能な樹脂を含浸した細い生地すなわ
ちギプステープから製作される。生地は編物製品である
ことが好ましく、ガラス繊維、またはポリエステル、ナ
イロン、ポリオレフィン等の合成繊維、あるいはその両
方で製作できる。
Yoonの米国特許第4433680号に開示されている、水で
硬化するポリウレタン・プレポリマーが、合成ギプス材
料に使用するためとくに望ましい硬化可能な樹脂であ
る。それらのギプス材料は、ジモルホリノジエチルエー
テル触媒を含み、水で活性化できるポリウレタン・プレ
ポリマーを用いる。それらの組成はポリウレタン・ポリ
マーが液体状態を維持する貯蔵寿命が長い。包帯を使用
する時は、封じられている包装から包帯を出し、数秒
間、水に浸ける。包帯を水から取り出して、通常は筒形
の編んだ生地および詰め物を当てて、患者に巻く。包帯
は迅速に硬化して、骨折部を動かなくできる状態にな
る。
完成したギプスの示す諸特性および機能性は、ギプス
テープの製作に使用する生地および樹脂からもたらされ
る。理想的には、完成したギプスは高い強度と高い多孔
性を持ち、その結果としてギプスは呼吸できる。完成ギ
プスが患者の体の凸凹表面に一様に合致することも重要
である。これは、体の傷を受けた部分を治療中に十分に
支持するために必要である。加えて、合致性が高いと、
患者を不快にさせ治療を妨げる可能性のある圧迫領域を
ギプス中に生じる、しわやひだの形成が非常に少なくな
る。合致性は施用を容易にするためにも重要である。前
記のように、患者の快適性と治療の観点から好ましくな
く、したがって、巻き付け作業中に除去しなければなら
ない折り返しや出っ張りを生じることなしに、体の輪郭
に容易に合わせられる合致可能な生地を当てる時に、外
科技術およびギプス施用技術が、費用効果の高い働きを
提供できる。
ガラス繊維などの高モジュラス繊維は、強い強度特性
を完成ギプス包帯に付与することができるため、合成ギ
プス材料に広く使用されている。更に、高モジュラスす
なわち高いスチフネスを持つ繊維を使用することによっ
て、被覆され、巻き付けられている間に生地が圧縮さ
れ、平らになる傾向を非常に小さくする。そうすると生
地の形と網目構造が保持され、その結果として高い呼吸
性を持つ多孔性ギプスが得られる。
高モジュラス繊維はギプスの強度に有益な影響を与え
るが、高モジュラス繊維は複雑な表面に通常は良く合致
しない一層剛い生地を生じることにもなる。また、強い
強度を必要とするため、比較的高密度の生地の使用が不
可欠である。高密度の生地では、平坦でない体表面に対
して生地が一様に合致することが一層難しくなる。
液状樹脂の被覆作業中に生地がうまく加工できること
も重要である。したがって、樹脂を生地に被覆するため
の被覆ローラへ生地を送る際、および被覆ローラの間に
生地を通す際に、生地は平らなままでなければならな
い。更に、完成ギプスにおける一様性を確保するため
に、生地に沿った樹脂の分布は一様でなければならな
い。
Buese他、米国特許第4668563号は合致性を改良した高
モジュラスギプステープを開示している。それらのギプ
ステープは、高モジュラス糸とエラストマー糸の組合せ
で製作されたギプス生地を含む。エラストマー糸は長さ
方向に沿って生地に織り込まれて、生地の長手方向に40
〜200%の伸長性を与える。好ましくは、それらの繊維
は、ウェール糸を形成し、またはウェール糸内に分布さ
れたエラストマー糸を有するラッシェルたて編み生地で
ある。編機から出る時に、完成した生地に適度にひだが
つくように、エラストマー糸は編み作業中に所定の張力
をかけて生地に織り込まれる。その結果としての生地に
硬化可能なプレポリマーが含浸されて、合致性が十分に
改良され、商業的に広く成功しているギプステープが得
られる。
合致性を改良したギプステープの有用性にもかかわら
ず、強度、コストなどにおける種々の改良がいぜんとし
て望ましい。ただし、改良したギプステープの設計は種
々の実際的な制約によって課される限度内で行わなけれ
ばならない。とくに、ギプステープの強度の向上はテー
プの単位面積当たりに高モジュラス繊維をより多く用い
ることによって通常行われる。しかし、そうすると生地
のコストが上昇し、スチフネスが高くなり、合致性が低
下する。更に、生地を実際問題として商業的に有用にす
るためには、生地の加工性を保持しなければならない。
このように、ギプステープの製造に伴う実際的な制約か
ら、良い加工性が必要とされると同時に、強度とコスト
の間、および合致性と強度の間の兼ね合いが必要とな
る。
発明の概要 本発明は強度特性を改善でき、合致性または成形性、
あるいは、その両方が高い整形外科ギプスおよびギプス
テープを提供するものである。したがって、本発明のテ
ープから製作された整形外科ギプスの強度特性は、同等
の高モジュラス繊維を含む、合致性が極めて高い従来技
術のギプステープから製作された整形外科ギプスの強度
特性を超える。しかし、本発明のギプスおよびテープの
成形性、または合致性、または外観あるいは、その組合
せは匹敵する従来技術のギプスおよびテープに等しくで
き、またはそれを超えることができる。更に、本発明の
テープおよびギプスは、従来技術の合致性が極めて高い
テープより低いコストで製作でき、従来技術の市販の樹
脂系を変更することを要しない。
本発明の整形外科ギプステープは開きメッシュ繊維テ
ープと、繊維テープの上に被覆された硬化可能な液状樹
脂との組合せによって製作される。繊維テープは、テー
プを横切って横に、すなわち、テープを幅方向に横切っ
て延びる厚い部分と薄い部分を交互に有するメリヤスで
ある。テープおよびギプスの諸特性は完全には理解され
ておらず、理論によって拘束したくはないが、本発明の
テープの隣接する厚い部分と薄い部分は、テープの幅を
横切って一様な厚さを持つ従来のギプステープの隣接す
る部分よりも相互により高い独立性を持って合致および
曲がることができる別々のテープ部分を提供するものと
考えられる。テープのより薄い部分は、テープの隣接す
るより厚い部分を、体の平坦でない表面、または下側の
ギプステープ層、あるいは両方に一層良く合致できるよ
うにする蝶番類似の機能を提供できる。
本発明の好適な実施例では、開きメッシュ繊維テープ
は、テープに沿って長手方向に延びる複数のウェールに
よって構成される編み構造である。この編み構造では交
番するウェール又は交番するウェール群が、緩められた
時に、テープの隣接する交番するウェール又は交番する
ウェール群よりも十分厚い。交番する厚いウェールと薄
いウェールはテープにリブ付き効果または外観を与え
る。好ましくは、弾性モノフィラメント糸または弾性マ
ルチフィラメント糸をより厚いウェール中に織り込み、
より厚いウェールにはエラストマー糸がないようにす
る。また、少なくともより厚いウェールは、ガラス繊維
糸などの高モジュラス繊維材料を含むこと、およびテー
プが長手方向に約40%より高い伸長性を持つことが好ま
しい。編み生地はたて編みであって、テープの横方向す
なわち幅方向に延びる糸に編み込まれた高モジュラス
糸、たとえば、ガラス糸をも含むと有利である。
本発明のテープが幅方向に一様でないにもかかわら
ず、テープから製作されたギプスは優れた外観と、高い
一様性とを示す。ウェールの一部のみにエラストマー糸
を含む本発明の好適なエラストマー実施例においては、
合致性と成形性を、生地の全てのウェールにモジュラス
糸を含み、現在商業的に使用されている一様なギプステ
ープの合致性と成形性に等しくでき、またはそれを超え
ることができることが判明している。エラストマーフィ
ラメントをより少なく使用するとテープのコストを大幅
に低減できるが、機能性および生地の諸特性がそれに伴
って低下しないことが判明している。一方、テープおよ
び本発明の完成したギプスの重要な特性は同等または大
幅に改善されている。
図面の簡単な説明 本発明の当初の開示の一部を構成する図面において、 第1図は棒1が単純な鎖編みウェールを形成し、棒2
と3が糸に織り込むためにラッピング動作を行い、棒3
が生地のウェールの一部にのみ弾性フィラメントを織り
込む、3本棒ラッシェル編みを含む本発明の1つの好適
なテープ実施例の編み表記を示す。
第2図は第1図の編み表記に従って形成された編み生
地の一部の非常に拡大した斜視図を示す。
第3図は生地の横方向に横切る交番する厚い部分と薄
い部分を示す、第2図の線3−3に沿って取った第2図
の生地の一部の拡大横断面図である。
第4図、第5図および第6図は本発明の整形外科ギプ
ステープ用の他の有利な編み生地構造の編み表記を示
す。
好適な実施例の詳細な説明 以下の詳細な説明では、本発明の実施を可能にするた
めに好適な実施例を詳細に説明する。好適な実施例を説
明するために特定の用語を用いるが、それらは記述的な
意味で用いるものであって、本発明をそれに限定する目
的で使用するものではないことは明らかであろう。添付
図面に示すように、および以下に説明するように、本発
明の考察から明らかになるように本発明を数多く変更で
きることも明らかであろう。
本発明のギプステープはポリエチレン・テレフタレー
トなどのポリエステル、ナイロン6およびナイロン6,6
などのポリアミド、ガラス、炭素、木綿、レーヨン等か
ら紡いだ糸を含む天然糸または合成糸あるいは天然糸と
合成糸の任意のものから製作される。ここで使用する
「糸」という用語は、モノフィラメントおよびマルチフ
ィラメント・コンティニュアス・フィラメント材料から
作られた糸と、ステープルファイバーから作った紡績糸
等を含む各種の周知の糸構造のどれをも含む。
好適な実施例においては、テープの少なくとも一部が
高モジュラス糸から作られる。高モジュラス糸は当技術
分野で周知であり、タイヤおよびVベルトにおけるなど
の産業用最終用途で通常使用される種類の高固有粘性
(IV)ポリマーから製作された高モジュラスポリエチレ
ン・テレフタレート糸、高IVおよび高密度ポリマーから
製作された高モジュラスポリエチレン糸、ガラス繊維
糸、ポリアラミド糸等を含む。有利なことに、そのよう
な高モジュラス糸は8×106psiまたはそれより高いモジ
ュラス率を持つ。
第1図および第2図は、本発明のギプステープ用の1
つの好適なたて編み構造を示す。第1図は、第2図の生
地構造10を得るために使用する3本棒ラッシェルたて編
み機における3本の棒の編み表記を図で示す。棒1は、
単純な鎖編み目を編むために2002の編み表記(Knit no
tation)を用いることによって、第2図の生地構造に示
されているような複数のウェール12、14、16、18、20を
形成する。棒2は編み表記0066を用いて、第2図の編み
込まれた糸24を得るためのラッピング動作を行う。各棒
1、2は針ごとに1つのエンド(糸)を用いる。棒3は
編み表記0022を用いて、第2図の編み込まれた糸26を得
るためのラッピング動作をまた行う。棒3は各針ごとに
1つのエンドを用いない。その代わりに、3本の針の各
セットごとに2つのエンドが設けられる。その結果、生
地10のウェール16は棒3から編み込まれる糸26を含まな
い。
好ましくは、棒3の糸26は弾性的に伸びることができ
る糸である、すなわち、固有の伸びと戻りを行う構造、
材料、または両方で作られた糸である。弾性的に伸びる
ことができる糸は天然ゴム、またはポリイソプレン、ポ
リブタジエン、スチレンジエン・コポリマー、アクリロ
ニトリルのコポリマーおよびジエン、またはポリクロロ
プレン、ポリクロロプレンのコポリマーおよびその他の
モノマー、エチレン−プロピレン・コポリマーおよびエ
チレン−プロピレン−ジエン・ターポリマー・エラスト
マーを含むエチレン−プロピレン・エラストマー、スチ
レンのブロック・コポリマーおよびブタジエンまたはイ
ソプレン、SPANDEXなどのポリウレタン等などの合成弾
性ポリマーで製作できる。
代わりに、弾性的に伸びることができる糸は、ポリエ
ステル、ナイロン等から作られた連続マルチフィラメン
ト糸を用いるクリンプ構造、バルク構造または両方を用
いて作ることができる。テープを編んだ後でその編んだ
テープを熱処理してバルク糸を収縮させることによって
そのようなマルチフィラメント糸の伸長性を向上させ、
それによって糸と生地の伸長性を更に向上できる。
伸長可能なエラストマー糸を得るためにエラストマー
材料を用いると、弾性繊維構成部分を、木綿、ナイロ
ン、ポリエステル等などの材料で包むことができ、また
は包みを解くことができる。エラストマーフィラメント
は融解紡糸されるか、または切断された糸やフィラメン
トであってよい。すなわち、糸またはフィラメントはゴ
ムなどの弾性材料のシートから切断されてもよい。
好ましくは、本発明の整形外科テープは、少なくとも
約20%、更に好ましくは約40〜200%の伸長性を持つよ
うにする。糸の種類、弾性フィラメントの数、フィラメ
ントのデニール、および編み中に糸にかかる張力を選択
することによって、生地の伸び特性を制御できる。弾性
糸を用いるときは、編みに続いて、生地が収縮して最終
の生地の伸長性を高くするように、弾性糸を軽度に張力
をかけた状態に維持することが好ましい。
第3図は第2図の編み生地の緩んだ後のその構造の横
断面の一部を示す。第3図に見るように、各ウェール1
2、14、18、20が、棒3から編み込まれたフィラメント2
6と、棒2から編み込まれたフィラメント24とを含む。
他方、ウェール16は棒2から編み込まれた糸24のみを含
み、棒3から編み込まれた糸26は含まない。とくに、高
モジュラス糸を用いてウェール12、14、18、20を形成す
ると、第3図に示す緩められた形態でも、糸に固有の高
いモジュラスまたは高いスチフネスが丸められた構造を
糸に取らせる。棒3からの余分のフィラメントを含むウ
ェール12、14、18、20は、上と下に向いた輪構造、すな
わち、生地の「Z」方向に多少とも向いた輪構造を含
む。棒3からの糸を含まないウェール16は、生地によっ
て定められる平面の方向、すなわち、X−Y方向により
向いた輪構造を取ろうとする。このようにして、第2図
および第3図に示す生地は、ウェール12、14、18、20が
ウェール16よりも厚いために、うね立った三次元外観を
呈する。
フィラメント26としてエラストマーフィラメントを使
用するとき、とくに高モジュラス糸をウェール12、14、
18、20に使用するとき、リブ効果は最も明らかとなる。
先に示したように、編み構造を得るためにエラストマー
糸を用いる時は、編み作業中はエラストマー糸は張力を
かけた状態に保たれる。編みの後は、エラストマー糸は
緩んで生地にひだをつけた状態にする。そうするとエラ
ストマー糸を含むウェール、すなわち、第2図および第
3図のウェール12、14、18、20が縮むことになる。エラ
ストマー糸を含むウェールにひだがより、かつウェール
を形成するために用いられる糸が高いモジュラスまたは
高いスチフネスを有するので、ひだがよった各ウェール
は比較的厚い三次元構造をとる傾向がある。エラストマ
ー糸を含まない近くのウェール、すなわち、ウェール1
6、にも生地の収縮のためにひだがよるが、それらのウ
ェールは第3図に示すような一層平らな構造を自由に取
り、その結果として生地のより薄い部分になる。
先に示したように、本発明の整形外科テープから形成
されたギプスが、生地の重量に基づいて高い強度を通常
有することが判明している。この結果は完全には理解さ
れていないが、種々の要因によるもののようである。先
に述べたように、本発明のテープの近接する厚い部分と
薄い部分は、従来のギプステープの近接する部分より
も、相互により高い独立性をもって合致および曲がるこ
とができる別のテープ部分を提供するものと考えられ
る。そうすると、完成したギプスにおける隣接する層の
表面間で一層良く接触させること、または隣接する層を
一層良く重ね合わせること、あるいはその両方を行うこ
とができ、その結果としてギプス全体の強度をより高く
できる。あるいは、ギプス生地を形成する輪は最終のギ
プスで種々の向きを取ることができ、その結果として多
数の方向の強度が高い硬化したギプスが得られる。
交番する厚い部分と薄い部分を有するギプステープ
は、強いギプス材料を提供するものと従来技術によって
認められている範囲外にメッシュ寸法がある場合でも、
本発明によれば、例外的に強い、硬化した構造のギプス
を形成できることも判明している。これに関しては、Ga
rwood他へ付与された米国特許第4502479号は、高モジュ
ラス繊維から製造され、呼吸性が高く、強度が向上した
完成したギプスを得るために、孔の数が1平方センチメ
ートル当たり3.1〜31個(1平方インチ当たり20〜200
個)のメッシュ寸法を持つギプステープを対象としてい
る。本願発明者等は、本発明によりテープから作成し
た、孔の数が1平方センチメートル当たり31個(1平方
インチ当たり200個)を超えるメッシュ寸法のギプス
が、従来技術の教示に反して、高い強度と吸収性を有す
ることを発明した。したがって、本発明の有利な実施例
では、テープは1平方センチメートル当たり34.8個(1
平方インチ当たり225個)を超え、さらには1平方セン
チメートル当たり38.7個(1平方インチ当たり250個)
を超える孔を有する。
第4図、第5図および第6図は、本発明のギプステー
プを形成するための3本棒ラッシェル編み生地の編み表
記をグラフ的に示す。第4図で、棒1と3の編み表記は
第1図におけるものと同じである。しかし、棒2のラッ
ピング動作は第2図におけるものより大きい。第4図に
示す生地構造では、棒2の編み表記は0088である。棒3
によって編み込まれる糸は前記のようにエラストマー糸
である。
第5図で、生地は、第1図における3本おきの針から
の2本の針で編み込むのではなくて、棒3が1本おきの
針で糸を編み込むことを除き、第1図における構造と同
じである。再び、棒3によって編み込まれる糸はエラス
トマー糸であることが好ましい。
第6図で、生地構造は、棒3によって編み込まれた糸
が編み表記22442200を用いていることを除き、第1図に
おけるものと同じである。この場合には、棒3は4本の
針の各セットごとに2本の隣接する針で糸を編み込む。
4つのウェールの1つのウェールが棒3の糸のためによ
り薄い構造を持つことが第6図から明らかであろう。ま
た、本発明によれば、第6図に示す構造に類似する構造
を変更して、ウェールの厚さがウェールに沿って長手方
向に変化し、そのようなウェールのより薄い部分が類似
のウェールの隣接するより厚い部分を横切って配置され
る、「サーマル・ニット(thermal knit)」型パター
ンを生じることができる。
本発明の整形外科ギプステープは、数多くの各種の編
機で編むことができる。しかし、ラッシェルたて編機を
使用することが好ましい。編機は1センチメートル当た
り2.3〜11本(1インチ当たり6〜28本)の針を含むべ
きであり、更に好ましくは1センチメートル当たり3.9
〜7本(1インチ当たり10〜18本)、たとえば、1セン
チメートル当たり約5.5本(1インチ当たり約14本)の
針を含むべきである。参照することにより本願明細書の
一部となる、Buese他へ付与された米国特許第4668563号
に開示されているように、整形外科ギプス包帯の力も重
要である。テープが患者に当てられた後で患者の腕の圧
迫を阻止するために力は小さくなければならず、かつ生
地の30%の伸びに基づいて1センチメートル幅当たり6
8.9グラム(1インチ幅当たり175グラム)より小さい範
囲以内に維持しなければならない。本発明においては、
とくに望ましい強度および合致性の結果が、30%の伸び
で1センチメートル幅当たり約7.9〜15.8グラム(1イ
ンチ幅当たり約20〜40グラム)、より好ましくは1セン
チメートル幅当たり約10〜11.8グラム(1インチ幅当た
り約25〜30グラム)の力を有するギプステープで得られ
た。
ギプステープの製作に続いて、硬化して硬化プラスチ
ックを形成できる硬化可能な液体樹脂でテープを被覆す
る。硬化可能な液体樹脂は、ポリウレタン・プレポリマ
ーであって、ギプス包帯を形成することが知られている
逆ロール被覆技術またはその他の被覆技術により、乾燥
雰囲気中で生地に付着される。プレポリマーの重量は、
通常は1平方メートル当たり約60〜400グラムの範囲、
好ましくは、約80〜300グラムの間で、それにより、予
め被覆したテープの重量に基づいて約30〜70重量%のプ
レポリマー重量を与える。本発明で用いる、水で硬化可
能なポリウレタン・プレポリマーがYoonの米国特許第44
33680号に開示されている。この米国特許は参照するこ
とにより本願明細書の一部となる。
前記したように、本発明の好適な実施例では、生地は
生地のウェールの少なくとも一部にエラストマー糸を含
む。参照することにより本願明細書の一部となるBuese
に付与された前記米国特許第4668563号に開示されてい
るように、特定のエラストマー糸をギプステープに使用
するときに、そのエラストマー糸は水で硬化できるポリ
ウレタン・プレポリマーに適合することが重要である。
各種のエラストマー材料とポリウレタン・プレポリマー
との適合性を確保するための種々の処理を、前記Buese
他、特許に見出すことができる。
例1〜12 以下の例においては、下記のように棒1と2に対して
ガラス繊維を用いてラッシェルたて編機で生地を編ん
だ。棒3は、各場合に、酸で処理したゴムモノフィラメ
ント糸を用いた。生地構造を変更して、あらゆるウェー
ルのためのエラストマー糸を有する生地を、いくつかの
ウェールだけのためのエラストマー糸を有する生地と比
較した。下記の各生地において、棒1で用いる編み目は
2002であった。棒3は、各場合に、編み目表記0022を用
いた。棒2を、下記の表1に記載されているように、00
88と0066の編み目表記のうちで変更した。生地テープの
諸特性を下記の表1に記す。サンプル1、3、5は、ウ
ェール構造を除き、サンプル2、4、6とそれぞれ同じ
であることがわかるであろう。サンプル7、8、9はサ
ンプル10、11、12にほぼ匹敵した。
以下に述べる生地から製造したギプステープをポリウ
レタン・プレポリマーで被覆して、下記の表2に示すよ
うに約44〜45%の被覆重量にした。プレポリマー重量を
含むサンプル重量も表2に記した。その後で、直径が約
7センチメートル(2.75インチ)の金属ドエルの周囲に
約111.76センチメートル(44インチ)のサンプルを巻き
付けることによってサンプルを試験した。結果としての
巻かれたテープを硬化し、24時間エージングした。Chat
illon圧縮試験機を用いて破砕強度を判定した。サンプ
ルを1cm曲げ、シリンダーを曲げるために必要な荷重を
決定した。いくつかのサンプルに対して、異なる場所お
よび異なる時刻に独立に試験した。それらを下記の表2
に別々に示す。また、下記に述べる結果を生地1グラム
当たりの1ポンドの力で表した。これは被覆した生地の
重量で破砕強度を除すことによって決定した。下記の表
2から、本発明の生地は、生地(被覆した)の単位重量
当たりの強度が、同じ厚さの複数のウェールを有する同
一の生地より極めて高いことがわかる。
例2 この例においては、上の表1のサンプル2の構造を有
する生地を、ギプス技術者の小さい集まりで主観的に評
価した。テープをギプス技術者が人の脚と足を表す形に
取り付けた。ギプス技術者に質問して、「装着しやす
さ」、「合致性」、「成形性」、「完成外観」、「感
触」および「知覚される強度」を含めた諸特性について
「最低」から「優秀」までの範囲の5段階主観尺度をつ
けてテープを評価した。本発明に従って製造したギプス
テープに加えて、ギプス技術者に、棒2に対してDE 75
ガラス糸を使用したことを除き、上のサンプル7の構造
を持つ合致可能な市販のギプステープをギプス技術者に
与えた。この市販のギプステープは、優れた合致性と、
その他の優れた特性を持つことが知られている。
試験パネルによってギプステープを装着した結果、2
つのテープ群の「装着しやすさ」評価はほぼ同じで「優
秀」範囲にあった。「合致性」評価もほぼ同じで、全般
的に「優秀」であると考えられた。本発明のギプステー
プの「成形性」評価は「優秀」により近い評価であっ
た。これに対して市販のギプステープは「非常に良い」
評価に近かった。本発明の生地の「完成外観」は「優
秀」により近い評価であり、従来技術の生地は「優良」
評価であった。本発明の生地は「感触」評価が「優秀」
に近い評価であり、市販の生地は「優良」評価に近かっ
た。本発明の生地を用いて製作したテープの「知覚強
度」は市販のテープとほぼ同じであって、共に「優良」
に近い評価であった。
以上、本発明をそれの好適な実施例についてかなり詳
しく説明した。しかし、上記詳細な明細書に記載され、
添付した請求の範囲で定められる本発明の要旨および範
囲内で変更および修正を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリーン,リチヤード アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07039、リビングストン、イースト・セ ダー・ストリート・120 (72)発明者 シユナイプス,ジエームズ・ブイ アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27012、クレモンズ、ダレン・ロード・ 3611 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/04 A61L 15/07

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開きメッシュ繊維テープ(10)と、この繊
    維テープ(10)上に被覆された硬化可能な液体樹脂とを
    備え、前記繊維テープ(10)は、前記繊維テープに沿っ
    て長手方向に延びる複数のウェール(12、14、16、18、
    20)によって構成された編みテープであり、前記ウェー
    ルの少なくとも第1の部分(12、14、18、20)がエラス
    トマー糸(26)を含む、整形外科ギプステープであっ
    て、前記ウェールの第2の部分(16)がエラストマー糸
    (26)を実質上含まず、前記ウェール(12、14、18、2
    0)の前記第1の部分がそれぞれ、前記ウェール(16)
    の前記第2の部分の各厚さより厚く、前記厚い厚さ(1
    2、14、18、20)を持つ前記ウェールまたはウェール群
    が前記ウェール(16)の前記第2の部分または群と互い
    に配置され、それによって前記テープは、前記テープを
    横切って横に延びる交番する厚い部分と薄い部分を備え
    ることを特徴とする整形外科ギプステープ。
  2. 【請求項2】各前記より厚いウェール(12、14、18、2
    0)が高モジュラス糸を備えることを特徴とする請求の
    範囲第1項に記載の整形外科ギプステープ。
  3. 【請求項3】前記テープの伸長性が長手方向に15%より
    高いことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に
    記載の整形外科ギプステープ。
  4. 【請求項4】前記テープの伸長性が長手方向に40%より
    高いことを特徴とする請求の範囲第1項から第3項のい
    ずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  5. 【請求項5】前記編みテープがラッシェルたて編み生地
    であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の整形
    外科ギプステープ。
  6. 【請求項6】個々のより薄いウェール(16)と交番する
    2つの近接するより厚いウェール(12、14、18、20)の
    群(12、14および18、20)を備えることを特徴とする請
    求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載の整形
    外科ギプステープ。
  7. 【請求項7】個々のより薄いウェール(16)と交番する
    個々のより厚いウェール(12、14、18、20)を備えるこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項から第5項のいずれか
    一項に記載の整形外科ギプステープ。
  8. 【請求項8】前記繊維テープ(10)が、ポリエステル、
    ナイロン、およびガラスから成る群から選択された糸を
    備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項の
    いずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  9. 【請求項9】前記編みテープ中の全てのウェール(12、
    14、16、18、20)が高モジュラス糸を備えることを特徴
    とする請求の範囲第1項から第8項のいずれか一項に記
    載の整形外科ギプステープ。
  10. 【請求項10】前記編みテープ中に編み込まれた高モジ
    ュラス糸を更に備えることを特徴とする請求の範囲第1
    項から第9項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステ
    ープ。
  11. 【請求項11】各前記より厚いウェール(12、14、18、
    20)が伸長可能なバルキーヤーンを含むことを特徴とす
    る請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載の
    整形外科ギプステープ。
  12. 【請求項12】前記テープが1平方センチメートル当た
    り34.8個(1平方インチ当たり225個)の孔より多い孔
    を備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第11項
    のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  13. 【請求項13】前記テープが1平方センチメートル当た
    り38.7個(1平方インチ当たり250個)の孔より多い孔
    を備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第12項
    のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  14. 【請求項14】前記テープの伸長性が40%より高く、30
    %の伸びにおけるテープの1センチメートル幅当たりの
    力が7.9〜15.8グラム(1インチ幅当たりの力が20〜40
    グラム)であることを特徴とする請求の範囲第1項から
    第13項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  15. 【請求項15】前記より厚いウェール(12、14、18、2
    0)中の前記高モジュラス糸がガラス糸を備えることを
    特徴とする請求の範囲第2項に記載の整形外科ギプステ
    ープ。
  16. 【請求項16】前記エラストマー糸(26)が弾性ポリマ
    ーを備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第15
    項のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
  17. 【請求項17】前記編みテープ中のウェール(16)の前
    記第2の部分がガラス糸を備えることを特徴とする請求
    の範囲第1項から第16項のいずれか一項に記載の整形外
    科ギプステープ。
  18. 【請求項18】前記編みテープが編み込まれたガラス糸
    を備えることを特徴とする請求の範囲第1項から第17項
    のいずれか一項に記載の整形外科ギプステープ。
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