JPH08509406A - 血管プロテーゼ - Google Patents

血管プロテーゼ

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JPH08509406A
JPH08509406A JP7515385A JP51538594A JPH08509406A JP H08509406 A JPH08509406 A JP H08509406A JP 7515385 A JP7515385 A JP 7515385A JP 51538594 A JP51538594 A JP 51538594A JP H08509406 A JPH08509406 A JP H08509406A
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ツルブリュク、ハー・エル
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ツルブリュク、ハー・エル
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    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ヒトまたは動物体内の血管の代替用の血管プロテーゼに関し、これは、ヒトまたは動物体内から取り出した代替血管(3)の断片と、当該血管断片を覆うように引き込まれた網状管(2)とからなり、この管を形成する交差糸(1)が、当該管の長手軸方向に沿って当該管(2)の周囲に螺旋状に巻かれている。この血管プロテーゼは、網状管(2)が、代替血管(3)の直径が変化する個所において長手軸方向に伸張し又は圧縮し、これにより当該網状管と代替血管をそれらの全面にわたって均一に接触させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 血管プロテーゼ 本発明は、ヒトや動物の体内における代替血管、とくに代替動脈のための血管 プロテーゼ(人工血管)に関する。本発明の血管プロテーゼは、ヒトや動物の体内 から採取した血管断片(たとえばベイン(vein)断片)と、当該血管断片を覆うよう に引込まれた網状管とからなる。このタイプの血管プロテーゼは、公知である〔 たとえば、EP-0055250B1参照〕。この血管プロテーゼの場合、移植ののち、網状 管を用いてその外側から血管断片を支持しており、このため、血圧を原因とする 望ましくない膨張を回避することができる。さらに、本発明は、かかる血管プロ テーゼの製造方法並びに、当該プロテーゼの製造のための部品からなるセットに 関する。 冒頭に記載したタイプの既知の血管プロテーゼは、編まれた糸からなる網状管 を備えており、この管の直径は、ほとんど変更できない。この代替血管は、直径 がその全長にわたり変化して不均一であるため、既知の網状管は、種々の直径を 有する血管には適用できないかまたは不充分にしか適用することができない欠点 を有する。このため、当該管は、ある位置において代替血管の外壁に接触するこ とができず、よってこれらの位置において代替血管に必要な支持機能を果たすこ とができない。したがって、既知の血管プロテーゼをヒト体内へ埋め込んだ後、 かかる位置において代替血管の望ましくない膨張が起こると共に、これに関連し た伸張が生じることによって代替血管の壁部がこれらの弱い個所において薄膜化 すると同時に傷つき、これは、代替血管の容積を縮少させる。 他方、既知の網状管は、その直径が可変でないため、管がその内側の代替血管 を側方に分岐した位置や壁厚の部分において圧縮して血管プロテーゼの内径を減 少させる危険が存在し、これは、医学的な見地からみて、最も望ましくない状況 である。加えて、弓形のプロテーゼ移植の場合、プロテーゼが曲がる危険が存在 し、これもまた医学的見地から見て、回避すべきである。 したがって、本発明の目的は、前記した既知のタイプの血管プロテーゼが有す る有利益を回避するという目的に基づいている。すなわち、本発明は、網状管を 被覆した代替血管断片である血管プロテーゼの製造を目的とする。本発明の血管 プロテーゼによれば、代替血管は全長に沿ってその面積全体を網状管によって支 持され、すなわち、当該網状管も、その全長にわたりかつ代替血管の全周にわた り不規則に形成された代替血管の外壁と実質的に均一に接触し代替血管を支持す る。したがって、本発明によれば、プロテーゼ内の血流の圧力による代替血管壁 のある位置における径方向の伸張や、代替血管の周囲に引込んだ網状管によって 引き起こされその結果としてプロテーゼ内径の減少をもたらすような当該代替血 管の径内方の圧縮を、実質的に回避することができる。 前記した既知の血管プロテーゼに関するかかる問題点は、請求項1によって解 決される。請求項1によれば、網状管を代替血管に対し長手方向のある位置にお いて直径の変化に応じて引き伸ばしたり押圧し、これにより、当該網状管を代替 血管にその全域にわたり均一に接触させる。このために網状管は、好適には、そ の直径を弛緩状態の直径の1/10までの範囲で、軸方向の伸張によって減少で きかつ弛緩状態の直径の約5倍までの範囲で、軸方向の圧縮によって拡大できる ように、構成される。 網状管の長手方向への伸張または圧縮のため、網状管の直径は、長手方向の所 定の位置において相互に転位可能な網状の糸の往復運動的な位置変化によって拡 大または減少し、これにより、網状管は代替血管の全表面と、均一に接触する。 この全面的であってかつ均一でしかも緊密な網状管の代替血管との接触によって 、患者の循環系内に挿入された血管プロテーゼにおける、血流圧を原因とする代 替血管壁部の多様な伸張を防止することができる。なぜなら、網状管は、全ての 地点において代替血管断片を均一に支持できるからである。さらに、同様の理由 によって、プロテーゼのねじれによる損傷を大幅に防止することができる。加え て、代替血管壁部が特に厚い個所や側方に枝分かれしている個所において、プロ テーゼ内径の減少に伴う代替血管壁部の径方向への圧縮が防止される。 網の糸は、糸(yarn)の太さ10〜200μmとすることができ、また金属製ま たは金属合金製、好適にはステンレススチールから作ることができるが、同様に 生体適合性プラスチックから作ってもよい。糸はまた、生体適合性材料、たとえ ば金属または金属合金の被膜を有することができる。好適には、網の糸は円形断 面を有するが、断面を、楕円形、三角形、多角形、不等辺四角形または台形、ひ し形または偏ひし形とすることもできる。 有利には、網状管は11〜201本の糸(thread)を有することができ、各糸は 個々に独立した特性を有することができる。好適には、網状管の網の糸は、相互 にある程度転位可能である。糸の表面はできるだけ滑らかにすべきであり、倍率 1000倍の走査電子顕微鏡を用いた場合にいかなる孔(O.5μm以上)の識別も許 容すべきではない。金属糸の表面は、電解研摩することができる。 網の糸の直径は、その全長にわたり最大で15%変化すべきであり、また網状 管(2)の交差の糸(1)のメッシュ寸法は、弛緩状態(即ち、外力の影響がない状 態)の網状管の場合、20〜850000μm2である。このメッシュ寸法は、代 替血管の最適な支持を保証する。 好適には、網状管はその全長にわたり伸張可能または収縮可能であって、その 弾性復元力は、弛緩状態の網状管長さの2倍の伸張または当該長さの半分の収縮 の場合に、最大で30ポンド(0.3ニュートン)とすべきである。 好適には、交差する糸の間における軸方向の角度は70〜170度である。好 適な具体例では、非緊張状態(即ち、圧縮または伸張前の状態)の網状管の軸周囲 を螺旋状に張られた糸は、主として網状管の長手軸方向に対し約60度の角度で 張られる。これは、網状管の網の糸に関し、その最大限可能な往復運動を可能に させるとともに、網状管を、任意の所望の位置においてその長さに沿って当該長 さの10倍まで伸張させることができかつ当該長さの5分の1まで圧縮できるこ とを、保証する。 プロテーゼの移植の間の良好な取り扱いを可能にするために、網状管は好適に は代替血管断片に、硬化状態で弾性特性を示す生物学的接着剤によって結合すべ きであり、これにより、公知のプロテーゼでは得られないような、ねじれに対し 信頼性が高い生物学的複合移植組織が得られ、また網状管が金属製の糸からなる 場合には当該組織を造影剤を用いることなくX線法でイメージングすることがで きる。 また、本発明は、前記したような本発明のタイプの血管プロテーゼの製造法を 提供する。この方法は、以下の点を特徴とする: 網状管を、ヒトまたは動物の体内から採取した代替血管断片の周囲を覆うように 引込んで実質的に代替血管断片の外周と接触させるとともに、長手方向の直径の 変化に応じてその全長にわたり代替血管断片上または長手方向の各部分において 、網状管がその内径に応じてその全域にわたり代替血管断片の外周に均一に接触 するように、転位させ;その後、代替血管断片の網状管への接着に使用される接 着剤を、たとえば塗布および/またはスプレイによって網状管に適用すると共に 当該網状管を介して代替血管断片へ適用し;次いで、代替血管断片を網状管に対 し内圧の適用によって押圧すると共に、この圧力を、網状管の代替血管断片への 必要な堅固な接着ための充分に長い期間にわたって維持する。また接着剤は、網 状管を代替血管断片周囲に配置する前に適用することもできる。内圧は、ガスま たは液体加圧手段(たとえば滅菌生理的食塩液)を導入するか、または膨張可能な 棒状のバルーンを代替血管断片内へその末端から導入することによって、発生す ることができ、このバルーンは網状管に対し、液体またはガス加圧剤(たとえば 滅菌生理的食塩液または空気)の充填によって押圧され、空にしたのちに、バル ーンに、網状管を被覆した血管断片から取り出す。 また本発明は、本発明の血管プロテーゼ製造用の部品のセットまたは本発明の 製造方法の実施のための部品のセットを提供する。このセットは、軸方向への膨 張または圧縮によって変化可能な直径を有しかつ往復運動的に転位可能な交差網 状糸を備える網状管と、当該網状管を代替血管周囲へ配置するための管状の誘導 (ガイド)手段と、代替血管内へ導入することにより当該代替血管を網状管に対し 膨張/押圧することができる膨張部材とからなる。 本発明の血管プロテーゼは、ヒトや動物の体内におけるいずれの血管をも置き 換えることができる。このプロテーゼは、動脈バイパスの形成にとくに重要であ る。 図面は、本発明の血管プロテーゼの実施態様および当該プロテーゼの製造方法 並びに必要な補助的手段を示し、これを、以下に詳細に説明する。 図1は、本発明の血管プロテーゼの第1実施態様を示す斜視図、 図2は、本発明の血管プロテーゼの網状管から切り取った面を拡大形で示す平面 図、 図3は、交差位置における2本の網の糸を非常に大きく拡大して示す斜視図、 図4は、図1のIV-IV線に沿った血管プロテーゼの断面図、 図5は、本発明の血管プロテーゼの第2の実施態様を示す斜視図、 図6は、図5のVI−VI線に沿った血管プロテーゼの断面図、 図7は、代替血管の断片内へ導入される前のバルーン・ロッドの実施態様を示す 斜視図、 図8は、導入され固定されたバルーン・ロッドを有する代替血管を示す斜視図、 図9は、誘導管周囲に引込んだ網状管の実施態様を示す斜視図、 図10は、挿入バルーン・ロッドを有する代替血管周囲に配置した後の、誘導管 周囲に引込まれた網状管を示す斜視図、 図11は、完成した血管プロテーゼからのバルーン・ロッドの取出しを示す斜視 図、 図12は、畳まれているときのバルーン・ロッドの実施態様を示す斜視図、 図13は、図12のバルーン・ロッドを膨張させた状態で示す斜視図、 図14は、誘導手段に配置する前の弛緩状態の網状管を示す斜視図、 図15は、誘導管周囲に配置した図14の網状管を示す斜視図、 図16は、網状管を被覆した誘導管内への代替血管の導入を示す斜視図、 図17は、誘導管を取出した後の網状管内の代替血管の膨張を示す斜視図、 図18は、誘導手段として用いられる膜内における代替血管の巻き方を示す斜視 図、 図19は、管状の誘導手段形成の為に巻かれた膜周囲に引込んだ網状管を示す斜 視図、 図20は、誘導手段として使用されるように巻かれた膜についての他の実施態様 を示す斜視図、および 図21は、誘導管の他の実施態様を示す斜視図である。 図1〜図4に示した本発明の血管プロテーゼの実施態様において、編んだ糸1 から形成される網状管2を、ヒトまたは動物の体内から採取した代替血管3断片 周囲に引込んでいる。網の糸1は、図3に示すように、その交差位置において約 50%減じた直径を有する。これは、編んだ状態における電解研摩により達成さ れ、糸が相互に一定の動きを示した場合でさえも、殆ど摩擦が生じないため、当 該糸の疲労破断による外観の損傷を大巾に減少させるという利点がある。網状管 2は、代替血管3周囲において、直径の変化およびその網の糸1の往復運動的な 転位を伴って長手方向のある位置で伸張されあるいは圧縮され、それにより不規 則な代替血管周囲表面に、その全域にわたって均一に接触して、当該代替血管に 結合する。接着剤は、代替血管3と網状管の間および網の管の網状糸1間の中間 域において接着層4を形成する。この接着剤は、硬化状態において、網状管2の 網の糸1が相互に転位できるような弾力性を有し、このため、網状管は、最終の 血管プロテーゼにおいて所定の程度で圧縮または伸長でき、これによりプロテー ゼの屈曲が、軸方向の負荷によるねじれの危険なしに保証される。接着剤で全域 に覆う場合とは別に、網状管と代替血管の間における散点状の接着のみも可能で ある。 図4および図6に示した本発明のプロテーゼの実施態様において、網状管2は 接着剤ではなく、シーム5,6により代替血管3に接続されている。シームは連 続したシームまたはボタン・ホール・タイプの個別的なシームであってもよい。 図7〜図11は、図1〜図6に示される血管プロテーゼの製造における個々の 工程を示す。これらの図において、例えば、代替血管3としてヒトまたは動物の 体内から採取した血管断片が使用される。まず、図7および図8に示すように、 例えば血管弁のため、バルーン・ロッド9を代替血管3内に後方端部から挿入し 、代替血管3の前方端部において結紮糸10で固定する。次いで、ここに記載の 実施態様では、代替血管の表面は、塗布および/またはスプレイにより適用でき る接着剤を有する。代替血管の側方の分枝8は、未接着のままとすることができ る(図7および図8参照)。 網状管2の前方端部に設置または、形成した誘導ろう斗部12によって誘導管 11上に引込んだ当該網状管2(図9)を、次いで、この導入管によって、製造し た代替血管3に沿って、実際上好適には代替血管3の基部から後方端部の方向に 移動させる(図10参照)。この場合、誘導管は代替血管3と同じ長さである。次 いで、誘導ろう斗部12を誘導管11の前方端部から切断し、血管の後方端部へ 引抜く一方、誘導管11を、網状管2から血管の基部端部へ引込んで、血管3か ら取り外す。代替血管3を囲む網状管2は、血管における長手方向の種々の位置 に移動でき、直径の変化に応じて、膨張または収縮することができる。このため 、網状管2は、その直径を代替血管の変化する外周に適合させることができ、ま たその全域および全長にわたり代替血管と接触させることができる。 開示の工程の実施態様では、接着剤を網状管2の表面に、その網目を通し塗布 またはスプレイにより適用すると共に、バルーン・ロッド9を膨張させて代替血 管3の外周を網状管2へ押圧する。これは、バルーン・ロッドを圧縮空気導管に 接続するかまたはシリンダー内を動くピストン(例えばカニューレ付シリンジ)に よって行うことができる。なお、代替血管3と網状管2の間における堅固な接着 結合を達成するのに必要なだけ圧力を加えることができる。 この接着が完了した後、バルーン・ロッド9を空にするとともに、結紮糸10 で結止した代替血管3端部を切り落とすが、できる限り、予め代替血管の他端を 切断して網状管2に沿って引込んだのちに、バルーン・ロッド9を矢印の方向へ 取り出す(図11)。ここで、血管プロテーゼは、図1に示した完全な形態となり 、これは移植に使用することができる。 図12〜図21は、本発明の血管プロテーゼ製造のための補助的手段の実施態 様を示す。 バルーン・ロッド9は、伸長可能な材料で製造することができ、またガスまた は液体加圧剤の導入によって伸長させることにより拡大させることができる。図 12および図13は、実質的に非伸張性の材料からなるバルーン・ロッド9の実 施態様を示す。このバルーン・ロッドは、空の状態で折りむことができる(図1 2)一方、加圧剤を満たした後の状態で、ほぼソーセージ型となる。また、図1 3はカニューレ15付医学用シリンジ14によるバルーン・ロッドへの加圧剤の 導入を示す。バルーン・ロッドは、使用される代替血管にとって好適な形態であ るならば、膨張した状態で、シリンジ形(ソーセージ形)に代えて円錐形を有して もよい。 前記したように、代替血管の上を被覆するように配置した網状管2への良好な 接着のための代替血管の膨張は、バルーン・ロッド9を用いることなく、液体ま たはガス加圧剤の代替血管9への直接的な導入によっても行うことができる。こ れは、基部端部を閉塞している場合に代替血管の末梢端部から行うことができる 。このために、カニューレ16を糸17によって末梢端部に接続することができ る。 バルーン・ロッドの充填は、いずれの場合も、加圧バルブの使用によって行う ことができる。 図15に示す実施態様において、網状管2を代替血管3周囲へ引込むのに使用 される誘導管11は、弛緩状態の代替血管3よりも長さが短い(図14)。これは 、代替血管がしばしば製造過程で水分を含むため誘導管上に配置した際に誘導管 の壁に付着する危険を減少させる。網状管2は、弛緩状態(即ち、非伸長および 非収縮状態)の代替血管にほぼ対応する長さを有する必要があるため(図14)、 この場合、網状管2は、その誘導管11上へ配置する前または配置の間に、矢印 の方向に、その長さを収縮させねばならない(図14)。誘導管11上の網状管2 の収縮状態は、誘導ろう斗部12およびリング13によって維持され、これらは 、径方向に当該網状管の外周に突出し、この実施態様では管11周囲に配置する ことができる。 網状管2をその上に配置した誘導管11内への代替血管3の導入は、代替血管 ・基部端部の結紮糸10の糸18を、予め誘導管11へ挿入されている糸捕捉ロ ッド20の末端19へ取り付けることによって、促進することができる(図16) 。糸捕捉ロッド20を誘導管から引き出すことにより、代替血管3を誘導管内へ 引込むことができる。次いで、誘導管11の網状管2からの抜き取りを、誘導ろ う斗部12またはリング13の取り外しによって実施でき、これにより、収縮し た網状管2は、再びその本来の長さに弛緩する。 血管プロテーゼの外径は、接着工程前に生体適合性材料からなる2個の半円シ ェル21の適用によって決定することができ、これらのシェルの間には、網状管 を被覆した代替血管を挿入することができる(図17)。 網状管2の代替血管3周囲への配置は、薄い膜を用いて行うことができる(図 18)。この膜はプラスチックまたは金属のような生体適合性材料で作られ、好 ましくは0.1〜0.4mmの厚みである。好適には、この膜は、予め巻かれた形態 をしており、それにより代替血管の膜内への挿入の後に膜自体が代替血管周囲に 巻き付くことができる。 図19は、巻いた膜23周囲へ網状管2を引込んだ例示的な実施態様を示し、 この膜23は、膜22と同様に、網状管を代替血管に引込む際に誘導手段として 役立つ。この例示的実施態様において、網状管2端部に配置した、巻いた膜の端 部24,25はろう斗形および/またはピストン形に拡大する。これは、網状管 を収縮状態に保持するのに役立つ一方、巻いた膜23の拡大ろう斗形端部24は 代替血管周囲への容易な挿入にも使用できる。なお、巻いた膜の端部のろう斗形 および/またはピストン形への拡大は、網状管の配置後に、例えば熱変形により 行うことができる。 図20は、網状管を代替血管へ引込むための管状の誘導手段として用いられる 、巻いた膜26を示し、これは、径方向内方へ突出しかつ長手方向に延在するリ ブ27を備え、このリブ27は、代替血管に沿って移動する際に当該血管の長手 方向の誘導手段として使用され、それにより当該血管のねじれを防止する。さら に、巻かれた膜26の内方かつ長手方向のエッジ28は、同様の目的で使用する ことができる。 図21は、誘導手段29の実施態様を示し、これは、薄壁を有するとともにそ の全長にわたり存在する長手方向のスリット30を有する管の形態をなし、また その壁に孔31を備える。またこの誘導管は、金属またはプラスチックからなり 、内方に突出する長手方向リブ27を備える。孔31は、好ましくは0.5×5m mの寸法を有し、この孔31は、代替血管周囲を移動する際に代替血管が誘導管 に付着するのを防止する役割がある。誘導管の長手方向スリットは、そのねじれ を 防止すべく、代替血管が誘導管内に引込まれた際に代替血管の誘導手段および整 列手段としても使用することができる。しかしながら、誘導管は長手方向スリッ ト30を用いずに提供することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトまたは動物体内における血管の代替物としての血管プロテーゼであっ て、 ヒトまたは動物体内から採取した代替血管(3)の断片と、当該血管断片を覆う ように引き込まれた網状管(2)とからなり、この管を形成する交差糸(1)が、当 該管の長手軸方向に沿って当該管の周囲に螺旋状に巻かれており、かつ 上記網状管(2)を、その直径変化を伴って長手軸方向の箇所において拡張する かまたは圧縮し、これにより当該網状管と当該代替血管を、その全域にわたって 均一に接触させた ことを特徴とする血管プロテーゼ。 2.網状管(2)の直径を、その軸方向への伸張によって、弛緩状態の管直径の 10倍までの範囲で減少させることができ、 また、当該網状管(2)の直径を、その軸方向への圧縮によって、弛緩状態の管 直径の5倍までの範囲で拡大させることができる請求項1記載のプロテーゼ。 3.網状管(2)の糸(1)を相互に編み込んだ請求項1記載のプロテーゼ。 4.網状管(2)の交差する糸(1)を相互に、転位することができる請求項1記 載のプロテーゼ。 5.網状管(2)は、代替血管(3)に、その網の糸(1)が結合位置において相互 に転位できるように、結合されている請求項1記載のプロテーゼ。 6.接着剤が硬化状態で弾性的である請求項5記載のプロテーゼ。 7.代替血管(3)を、1またはそれ以上のシーム(5,6)によって、当該血管 周囲に引込んだ網状管(2)に、固定する請求項1記載のプロテーゼ。 8.網の糸(1)が金属製または金属合金製、とくにステンレススチール製であ る請求項1記載のプロテーゼ。 9.網の糸(1)は、生体適合性材料により被覆されている請求項8記載のプロ テーゼ。 10.網の糸(1)が生体適合性プラスチックからなる請求項1記載のプロテー ゼ。 11.網の糸(1)の太さが10〜200μm、好適には25〜50μmである請 求項1記載のプロテーゼ。 12.相互に交差する網の糸(1)の間における軸方向の角度が、70〜170 度である請求項1記載のプロテーゼ。 13.弛緩状態の網状管(2)において、その交差している網の糸(1)によって 形成されるメッシュ寸法が、20〜850000μm2、好適には100〜200 000μm2である請求項1記載のプロテーゼ。 14.網の糸(1)の直径をその交差地点において50%まで減少させた請求項 1記載のプロテーゼ。 15.網状管(2)の復元力が、弛緩状態のその長さの2倍の伸張の場合または その長さの半分の減少の場合に、最大30ポンド(0.3ニュートン)である請求 項1記載のプロテーゼ。 16.請求項1〜15のいずれか1つに記載の血管プロテーゼを製造する方法 であって、網状管(2)を、ヒトまたは動物体内から採取した代替血管(3)の周囲 を覆うように引込んで、当該代替血管の外周に実質的に接触させ、 網状管(2)を、直径変化に応じ、当該代替血管の箇所において、長手軸方向に 伸張させるかまたは圧縮させ、これにより当該網状管と代替血管を、その全域に わたって均一に、接触させる ことを特徴とする方法。 17.代替血管(3)と網状管(2)の結合に使用される接着剤を、塗布および/ またはスプレイなどによって当該網状管に適用しおよび/または後者を介して代 替血管に適用し、次いで 代替血管を網状管に対し、内圧の適用によって押圧し、この圧力を、前記接着 剤が硬化するまで維持する請求項16記載の方法。 18.上記内圧の形成を、ガスまたは液体の代替血管への導入によって行い、 次いで所望の押圧の完了後に、ガスまたは液体を代替血管から除去する請求項1 7記載の方法。 19.内圧の代替血管(3)への適用のために、膨張可能なバルーン・ロッド( 9)を代替血管(3)内へ挿入して、このバルーン・ロッド(9)を網状管(2)に対 し、液体またはガス加圧材の充填によって接着剤の硬化完了まで押しつけ、 次いで、バルーン・ロッド(9)を空にし、次いで網状管によって覆われた代替 血管から引き出す請求項17記載の方法。 20.代替血管を、たとえば結紮糸(10)によって、その内部に導入されたバ ルーン・ロッド(9)に固定する請求項19記載の方法。 21.網状管(2)の代替血管(3)周囲への引込みを、当該網状管(2)を予め配 置した環状の誘導手段(11,22)によって行い、 網状管を備えた誘導手段を代替血管(3)周囲に配置したのちに、この代替血管 と網状管の間に配置した誘導手段を引き抜いて取り出す請求項16記載の方法。 22.代替血管(3)に誘導手段としての膜(22)を巻き付け、次いでこの膜( 22)に網状管(2)を被覆し、その後、当該膜(22)を、網状管(2)の代替血管( 3)に対する位置を保持しながら、代替血管(3)と網状管(2)の間から引き抜く 請求項16記載の方法。 23.代替血管(3)を、長手軸方向にスリットを有する弾性的に膨張可能な管 (21)内へ挿入し、次いでこれに、網状管(2)を被覆し、そこで当該管(21)を 、網状管(2)の代替血管(3)に対する位置を保持しながら、網状管から引き抜く 請求項16記載の方法。 24.請求項1〜15のいずれか1つに記載の血管プロテーゼ製造用のセット または請求項16〜23のいずれか1つに記載の方法の実施用のセットであって 、 長手軸方向の伸張または押圧によって直径を変化させることができ、かつ、相 互に転位可能な交差糸(1)を有する網状管(2)と、 網状管を代替血管(3)周囲へ引込むための管状の誘導手段(11,22)と、 代替血管内へ導入可能であって当該導入によって当該代替血管を網状管に対し 拡張および押圧することが可能な膨張部材(9)と からなることを特徴とするセット。 25.網状管(2)の直径を、その軸方向の伸張によって弛緩状態の管直径の1 0倍までの範囲で減少させることができ、 また、当該網状管(2)の直径を、その軸方向の圧縮によって弛緩状態の管直径 の5倍までの範囲で拡大させることができる請求項24記載のセット。 26.網状管(2)の糸(1)を相互に編み込んだ請求項24記載のセット。 27.網状管(2)の交差する糸(1)を相互に、転位することができる請求項2 4記載のセット。 28.網状の糸(1)の太さが10〜200μm、好適には25〜50μmである 請求項24記載のセット。 29.相互に交差する網の糸(1)の間における軸方向の角度が、70〜170 度である請求項24記載のセット。 30.弛緩状態の網状管に関し、その交差している網の糸(1)によって形成さ れる当該網状体の寸法が、20〜850000μm2、好適には100〜2000 00μm2である請求項24記載のセット。 31.網状管(2)の復元力が、弛緩状態のその長さの2倍の伸張の場合または その長さの半分の減少の場合に、最大30ポンド(0.3ニュートン)である請求 項24記載のセット。 32.前記管状の誘導手段(22)が、代替血管(3)に巻き付けることができる 膜からなる請求項24記載のセット。 33.前記管状の誘導手段(11)が、長手軸方向にスリットを有しかつ弾性的 に膨張可能な管(チューブ)であって網状管(2)を被覆することができかつ当該網 状管とともに代替血管(3)周囲へ押し込むことができる当該管(チューブ)からな る請求項24記載のセット。 34.前記管状の誘導手段(11,22)が、少なくとも一端において膨張した 外径を有する請求項24記載のセット。 35.前記管状の誘導手段(11,22)が、少なくとも一端においてろう斗形 または環状形に拡大された請求項24記載のセット。 36.管状の誘導手段のろう斗形または環状形に拡大した上記端部が、着脱自 在なろう斗(12)またはリング(13)によって形成される請求項28記載のセッ ト。 37.前記管状の誘導手段(11,22)が長手軸方向エッジ(27)を備え、 当該エッジ(27)が、その内腔内へ突出し、かつ当該誘導手段の長手軸方向に 伸張する部位の少なくとも主要部分にわたって延在する請求項24記載のセット 。 38.長手軸方向エッジ(27)を、管状の誘導手段の壁部を折り曲げるかまた はアーチ形にたわませることによって形成する請求項37記載のセット。 39.管状の誘導手段(11,22)が、孔(31)を有する請求項24記載のセ ット。 40.前記膨張部材を、代替血管(3)内へ挿入可能な膨張性バルーン・ロッド (9)によって形成する請求項24記載のセット。 41.バルーン・ロッドが、押しつぶすことが可能であってかつ加圧材の充填 によって押しつぶした部分を拡大することが可能な管である請求項40記載のセ ット。 42.バルーン・ロッド(9)が、その断面積を拡大できかつその膨張前に代替 血管(3)内に挿入可能な管である請求項41記載のセット。 43.2またはそれ以上の部分的に環状のシェル(21)を備え、 当該シェル(21)内へ代替血管(3)を覆った網状管(2)を挿入でき、かつ当該 シェルの外面において網状管を、代替血管の膨張および押圧の間に支持すること が可能である請求項24記載のセット。 44.ヒトまたは動物体内における血管の代替物のための血管プロテーゼとし ての代替血管断片の使用であって、 当該代替血管はヒトまたは動物体内から採取したものであり、 当該代替血管を覆うように、交差糸からなる網状管が引込まれており、 当該交差糸を、当該網状管の長手軸方向に沿って当該網状管の周囲に螺旋状に 巻き付けており、かつ 上記網状管を、直径変化を伴う長手軸方向の所定の箇所において拡張するかま たは圧縮し、これにより当該網状管と代替血管を、その全域にわたって均一に接 触させる ことを特徴とする代替血管断片の使用。 45.ヒトまたは動物体内における血管代替物用の血管プロテーゼを製造する ための、ヒトまたは動物体内から採取した代替血管断片の使用であって、 代替血管に網状管を被覆し、当該網状管を形成する交差糸を、当該網状管の長 手軸方向に沿って当該網状管の周囲を螺旋状に巻き付けており、かつ 上記網状管を、直径変化を伴う長手軸方向の所定の箇所において伸張するかま たは押圧し、これにより当該網状管と代替血管を、その全域にわたって均一に接 触させる ことを特徴とする代替血管断片の使用。 46.網状管を代替血管に、その網の糸が結合地点において相互に転位可能で あるように結合させる請求項44または45記載の使用。 47.その硬化状態で弾性的である接着剤、たとえばフィブリン接着剤を接着 剤として使用する請求項46記載の使用。 48.接着剤を、塗布および/またはスプレイによって網状管へ適用するかま たは当該網状管を介して代替血管に適用し、次いで代替血管を網状管に対し、内 圧の形成によって押圧する請求項47記載の使用。 49.前記内圧を、ガスまたは流体の代替血管断片内への導入によって形成し 、次いで所望の圧力形成の完了後に、ガスまたは流体を代替血管から除去する請 求項48記載の使用。 50.網状管の代替血管断片周囲への配置を、誘導管、好適には金属または金 属合金からなる誘導管によって行い、この誘導管に網状管を押込み、押込んだの ち、網状管を有する誘導管を代替血管断片周囲に押込み、次いで代替血管断片と 網状管の間における誘導管を、引抜きによって取り出す請求項44または45記 載の使用。
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