JPH08509268A - 高い伸びを示すppd−t繊維 - Google Patents

高い伸びを示すppd−t繊維

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Abstract

(57)【要約】 7%以上の破壊伸びを示すPPD−T繊維を製造する方法を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 高い伸びを示すPPD−T繊維 発明の背景 発明の分野 本発明は、破壊伸びが少なくとも7%であることを含む織物特性を示すポリ( p−フェニレンテレフタルアミド)(PPD−T)繊維に関する。本発明はまた 上記繊維を製造するためのエアーギャップ(air−gap)紡糸方法にも関す る。従来技術の説明 Kwolekの出願で1972年6月20日付けで発行された米国特許第3, 671,542号には、異方性ドープ(dope)を湿式紡糸して冷凝固浴の中 に入れることでパラ−アラミド繊維を製造する湿式紡糸方法が開示されている。 高いデニールと、低い引張り応力と、比較的低いじん性と高い伸びを示すPPD −T繊維が上記特許の実施例72に具体的に開示されており、これの紡糸は、低 いインヘレント粘度を示すポリマーを100.4%の硫酸と混合して10%の異 方性溶液を製造することでドープを生じさた後このドープを紡糸して4℃の凝固 浴の中に入れることによって行われた。 Bladesの出願で1973年10月23日付けで発行された米国特許第3 ,767,756号にはPPD−T繊維のエアーギャップ紡糸方法が開示されて いる。 Luckeyの出願で1990年2月6日付けで発行された米国特許第4,8 98,704号には、線形紡糸口金から出て来るフィラメントの縦糸を凝固させ る装置および方法が開示されており、これは、噴射さ れた凝固液薄板を上記縦糸の各側に等しく均一に搬送することによって行われて いる。 発明の要約 本発明は、7%以上の破壊伸びを示す織物品質のパラ−アラミド繊維を製造す る方法を提供するものであり、この方法は、(a)少なくとも90%濃度の硫酸 の中に4dL/g以下のインヘレント粘度を示すポリ(p−フェニレンテレフタ ルアミド)が10から14重量%入っている紡糸用溶液を生じさせ、(b)この 溶液を、紡糸口金内の毛細管を通して押出し、不活性な非凝固流体(non−c oagulating fluid)の層の中を通した後、水系の凝固液の中に 入れることで、繊維を生じさせ、(c)この凝固液の中を通る繊維を分離させた ままにすると共にこの凝固液の温度を40から80℃に維持し、そして(d)こ の繊維の乾燥を1デニール当たり0から3グラムの張力下で行う、ことを含んで いる。 発明の詳細な説明 織物用繊維の製造では湿式紡糸が長い間用いられてきた。しかしながら、湿式 紡糸は一般に知られているようにゆっくりである。従って、湿式紡糸方法ではそ の生産速度を許容され得るレベルにまで高める目的でオリフィスが非常に多い数 で備わっている紡糸口金を用いる必要がある。エアーギャップ紡糸では高いじん 性を示す繊維が非常に速い紡糸速度で得られることが知られている。エアーギャ ップ紡糸では一般に非常に配向した繊維が生じる。本発明は、分子配向が低い結 果として高い破壊伸びを示すパラ−アラミド繊維が生産されるように改良したエ アーギャップ紡糸方法を用いることに関係している。 「織物品質」は、織り生地または編み生地の中のフィラメント、ステープルま たは糸の形態で使用されて伝統的な生地が示す心地よさと、ハンド(hand) と、柔軟さと、美しさをもたらし得る繊維を意味している。 「PPD−T」は、p−フェニレンジアミンとテレフタロイルクロライドとを 1モル対1モルで重合させることで得られるホモポリマー、そしてまた、このp −フェニレンジアミンと一緒に他のジアミンを少量組み込むことで得られるコポ リマー類およびテレフタロイルクロライドと一緒に他の二酸クロライドを少量組 み込むことで得られるコポリマー類を意味している。一般に、p−フェニレンジ アミンまたはテレフタロイルクロライドの約10モル%の如き量以下の量か或は 恐らくはそれよりも若干多い量で他のジアミン類および他の二酸クロライド類を 使用することができ、ここでの条件は、上記他のジアミン類および二酸クロライ ド類がその重合反応を妨害する反応基を有していないことのみである。PPD− Tはまた、他の芳香族ジアミン類および他の芳香族二酸クロライド類、例えば2 ,6−ナフタロイルクロライドまたはクロロ−もしくはジクロロテレフタロイル クロライドなどを組み込むことで得られるコポリマー類も意味している。PPD −Tの製造はよく知られており、例えば米国特許第3,869,429号、4, 308,374号および4,698,414号などの中に記述されている。 本発明のPPD−T繊維は、上に記述したように、織物品質を示す。本発明で はPPD−Tが示す耐熱性と織物品質の糸が示す特性とが組み合わさっている。 本発明の繊維が示す最も重要な特性は、高い破壊伸びと低い引張り応力である。 伸びが高いことは、高いじん性をもたらす繊 維の1要素として重要であり、そして引張り応力が低いことは、この繊維から製 造される生地にハンドとドレープ(drape)を加えるに重要である。 異方性を示す紡糸用溶液を用いて本発明の方法を実施することで適切に配向し た繊維を得る。これと同時に破壊伸びが高いことを含む織物品質を示す繊維を得 るには、この溶液にPPD−Tを約10から14重量%入れる必要があり、そし てこのPPD−Tのインヘレント粘度を4にするか或は約4よりも低くし約1. 5よりも高くする必要がある。約1.5から約4のインヘレント粘度を示すPP D−Tを用いることでのみ高い伸びを示す本発明の繊維を得ることができると考 えている。 濃度が少なくとも90%、好適には98%−100%の硫酸を用いるか、或は 遊離SO3が20%の如き量より少ないか或はそれ以上の量で入っている発煙硫 酸を用いて、本発明の紡糸用溶液を製造する。より低いか或はより高い濃度の硫 酸を用いると、溶液の品質が劣るか或はポリマーの劣化が過度に起こる可能性が ある。 本発明に従い、40から100℃の紡糸用溶液を用いて紡糸を実施して40か ら80℃の凝固浴の中に入れる。適切なインヘレント粘度を示すPPD−Tを適 切な濃度で紡糸用溶液に入れる必要があり、そしてこの紡糸用溶液を用いて、本 発明の高い伸びを示す繊維を生じさせるに適切な条件下で紡糸を行う必要がある 。 紡糸口金内の毛細管を通してこの紡糸用溶液を押出す。この紡糸口金内の毛細 管は、いわゆる線形紡糸口金を形成するように直線形に配置されているか、或は これらの毛細管は、放射状紡糸口金を形成するように同心円形に配置されていて もよい。勿論、これらの構造配置には変形が 存在している。備わっている毛細管が1本のみである紡糸口金も使用可能であろ う。本発明の実施では、新しく紡糸した個々のフィラメントはその凝固浴の中で 互いに粘着する傾向を示すが、線形紡糸口金を用いるとこれらのフィラメントを 間隔を置いて位置させることがより容易になることで互いに接触して一緒に粘着 する傾向を低くすることができることから、線形紡糸口金を用いるのが有効であ ることを確認した。この繊維製造方法では、これらの繊維が一緒に粘着しないよ うにこれらを分離させたままに維持するのが重要であると考える。「繊維を分離 させ」は、フィラメントが一緒に粘着する程これらを近くに存在させないことを 意味している。 この紡糸用溶液を紡糸し、不活性な非凝固流体の層の中を通した後、凝固液の 中に入れる。この不活性な非凝固流体の層は、空気以外の気体を用いることがで きるにも拘らず、「エアーギャップ」と通常呼ばれており、また、不活性な液体 を使用することも可能である。このエアーギャップの厚さは0.1から10cm 、好適には0.5から5cmである。 このエアーギャップの後、これらのフィラメントを凝固液の中に入れる。凝固 では、この凝固過程を妨害しない幅広く多様な水溶液を用いることができる。例 えば、この凝固液は純粋な水であるか、或はH2SO4が70%以下の量で入って いる酸性溶液であるか、或はこの凝固液は多様なアルコール類が入っている水溶 液であってもよい。 本発明の実施では、この異方性を示す紡糸用溶液のための凝固液を40から8 0℃、好適には60から70℃の温度に維持すべきことが決定的に重要である。 本発明の実施では必ずしも必要でなく、本発明に対する何らかの制限 として意図するものでないが、この凝固過程を行っている間に起こる弛緩または 脱配向(deorientation)が高い度合(より低い温度を用いた時よ りも)で生じる温度で凝固を行うと本発明の繊維で高い伸びが達成されると考え ている。異方性を示す紡糸用溶液の凝固を約35−40℃より低い温度で生じさ せると、配向度合があまりにも高くなり過ぎることで引張り応力が高くなると共 に伸びが低くなり、望ましい7%よりも低い破壊伸びを示す繊維が生じる。凝固 を約90−100℃よりも高い温度で生じさせると、望ましい低い配向と低い引 張り応力と高い伸びが得られるが、フィラメントを多数紡糸する場合、その結果 として過度のフィラメント粘着が起こる。 これらのフィラメントを凝固させた後、張力をかけないか或は低い張力下、一 般的には1デニール当たり3グラム未満の張力下で、乾燥を中間的な温度で行う 。この乾燥温度は一般に100から200℃であるが、25℃の如き低い温度か 或はそれよりも更に低い温度であってもよい。乾燥温度が高いか或は張力が高い と、その結果として結晶性が高くなり、繊維延伸で配向が高くなると共に破壊伸 びが低下する。試験方法 インヘレント粘度。 方程式: IV=ln(ηrel)/c [式中、cはポリマー溶液の濃度(溶媒100mL中0.5gのポリマー)であ り、そしてηrel(相対粘度)は、毛細管粘度計を用いて30℃で測定した時に ポリマー溶液が示す流れ時間とその溶媒が示す流れ時間との間の比率である] でインヘレント粘度(IV)を定義する。本明細書に報告および指定するインヘ レント粘度値は、濃硫酸(96%H2SO4)を用いて測定した値である。 引張り特性。 引張り特性試験を受けさせる糸の場合、最初によることで1.1のヨリ係数に する。この糸のヨリ係数(TM)を下記の如く定義する: TM=(より/インチ)/(5315/糸のデニール)-1/2。 Instron試験機(Instron Engineering Corp .、Canton、Mass)を用いて試験糸を破断させることによって、じん 性(破壊じん性)、伸び(破壊伸び)および引張り応力を測定する。フィラメン トの場合、よらないで試験を行った。 ASTM D2101−1985の中に定義されているのと同様に、糸のゲー ジ長を25.4cmにしそして伸長率を10%歪み/分にして、じん性、伸びお よび初期引張り応力の測定を行う。応力−歪み曲線の最も高い勾配を示す傾きか ら引張り応力を計算する。 好適な態様の説明 実施例1 この実施例では、紡糸用溶液内のPPD−Tポリマー濃度が繊維特性に対して 示す効果を説明する。直径が2.5ミルの穴が1000個備わっている線形紡糸 口金から繊維を紡糸してエアーギャップを通した後、純粋な水で凝固させた。ポ リマー溶液の各バッチは100.4%の硫酸と初期インヘレント粘度が5.5の PPD−Tから成っていた。繊維の紡糸を最初劣化していないポリマーを用いて 行った後、2種の異なる劣化段階を受けさせたポリマーを用いて行った。全ての 紡糸用溶液が異方性 を示した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロにして行った。 この実施例の品目1−Hから1−Jのみが本発明の実施を代表していることを 特記する。これらの品目のみが7%以上の破壊伸びを示す。本発明で必要な異方 性の範囲外にあるインヘレント粘度(IV 1.5−4.0)、固体%(10− 14%)または凝固温度(40−80℃)いずれかを示す品目はいずれも、伸び が7%未満である繊維製品をもたらした。実施例2 この実施例では、狭いポリマー濃度変化が繊維の伸びおよび引張り応力に対し て表す効果を示す。数種の溶液濃度を用いて紡糸した繊維を、実施例1の線形紡 糸口金を用いてエアーギャップ紡糸し、ここでは、100.4%の硫酸と2.5 −3.0のインヘレント粘度を示すPPD−Tからポリマー溶液を製造し、この 溶液は異方性を示した。固体パーセントを高くするにつれて、繊維が示す引張り 応力が高くなると共に伸びが低下した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロ にして行った。 実施例3 この実施例では、放射状紡糸口金を用いた時に紡糸用溶液の温度、凝固温度お よび低インヘレント粘度のポリマーが繊維特性に対して表す効果を示す。2.5 ミルの穴が266個備わっている放射状紡糸口金を通して、インヘレント粘度が 2.31のPPD−Tが12%入っている異方性溶液をエアーギャップ紡糸した 。この紡糸を行っている間、フィラメントがしばしば一緒に粘着して、この粘着 が実質的な問題になってきた。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロにして行 った。 実施例4 この実施例では、インヘレント粘度、溶液温度およびクエンチング温度が所望 範囲にある本発明を説明する。100.1%の硫酸中12.1%のPPD−Tを 異方性溶液として実施例1の線形紡糸口金から紡糸した後、これらの繊維を純粋 な水の中で凝固させた。示すように、溶液温度を高くすればするほどそしてクエ ンチング温度を高くすればするほど高い伸び値が得られる。全ての繊維乾燥をか せの中で張力をゼロにして行った。 得られる繊維が7%以上の伸びを示さないことから本発明を代表するものでな い品目が1つ存在しているが、これの凝固温度は20℃のみであることを特記す る。実施例5 この実施例では、更に、100.4%の硫酸とPPD−Tから製造した異方性 を示す紡糸用溶液を用いた時に溶液の固体量とインヘレント粘度が繊維特性に対 して示す効果を説明する。45℃の凝固温度を用いて線形紡糸口金から繊維を紡 糸した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロにして行った。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月17日 【補正内容】 明細書 高い伸びを示すPPD−T繊維 発明の背景 発明の分野 本発明は、破壊伸びが少なくとも7%であることを含む織物特性を示すポリ( p−フェニレンテレフタルアミド)(PPD−T)繊維に関する。本発明はまた 上記繊維を製造するためのエアーギャップ(air−gap)紡糸方法にも関す る。従来技術の説明 Kwolekの出願で1972年6月20日付けで発行された米国特許第3, 671,542号には、異方性ドープ(dope)を湿式紡糸して冷凝固浴の中 に入れることでパラーアラミド繊維を製造する湿式紡糸方法が開示されている。 高いデニールと、低い引張り応力と、比較的低いじん性と高い伸びを示すPPD −T繊維が上記特許の実施例72に具体的に開示されており、これの紡糸は、低 いインヘレント粘度を示すポリマーを100.4%の硫酸と混合して10%の異 方性溶液を製造することでドープを生じさた後このドープを紡糸して4℃の凝固 浴の中に入れることによって行われた。 Bladesの出願で1973年10月23日付けで発行された米国特許第3 ,767,756号にはPPD−T繊維のエアーギャップ紡糸方法が開示されて いる。 Luckeyの出願で1990年2月6日付けで発行された米国特許第4,8 98,704号には、線形紡糸口金から出て来るフィラメントの縦糸を凝固させ る装置および方法が開示されており、これは、噴射さ れた凝固液薄板を上記縦糸の各側に等しく均一に搬送することによって行われて いる。 発明の要約 本発明は、7%以上の破壊伸びを示す織物品質のパラーアラミド繊維を製造す る方法を提供するものであり、この方法は、(a)90%の濃度を有する硫酸か ら遊離SO3を20%に及ぶ量で含んでいる発煙硫酸の中に1.5から4dL/ gのインヘレント粘度を示すポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)が10か ら14重量%入っている紡糸用溶液を生じさせ、(b)この溶液を、紡糸口金内 の毛細管を通して押出し、厚さが0.1から10cmの不活性な非凝固流体(n on−coagulating fluid)の層の中を通した後、水系の凝固 液の中に入れることで、繊維を生じさせ、(c)この凝固液の中を通る繊維を分 離させたままにすると共にこの凝固液の温度を40から80℃に維持し、そして (d)この繊維の乾燥を1デニール当たり0から3グラムの張力下25から20 0℃の温度で行う、ことを含んでいる。 発明の詳細な説明 織物用繊維の製造では湿式紡糸が長い間用いられてきた。しかしながら、湿式 紡糸は一般に知られているようにゆっくりである。従って、湿式紡糸方法ではそ の生産速度を許容され得るレベルにまで高める目的でオリフィスが非常に多い数 で備わっている紡糸口金を用いる必要がある。エアーギャップ紡糸では高いじん 性を示す繊維が非常に速い紡糸速度で得られることが知られている。エアーギャ ップ紡糸では一般に非常に配向した繊維が生じる。本発明は、分子配向が低い結 果として高い破壊伸びを示すパラーアラミド繊維が生産されるように改良したエ アーギャッ プ紡糸方法を用いることに関係している。 「織物品質」は、織り生地または編み生地の中のフィラメント、ステープルま たは糸の形態で使用されて伝統的な生地が示す心地よさと、ハンド(hand) と、柔軟さと、美しさをもたらし得る繊維を意味している。 「PPD−T」は、p−フェニレンジアミンとテレフタロイルクロライドとを 1モル対1モルで重合させることで得られるホモポリマー、そしてまた、このp −フェニレンジアミンと一緒に他のジアミンを少量組み込むことで得られるコポ リマー類およびテレフタロイルクロライドと一緒に他の二酸クロライドを少量組 み込むことで得られるコポリマー類を意味している。一般に、p−フェニレンジ アミンまたはテレフタロイルクロライドの約10モル%の如き量以下の量か或は 恐らくはそれよりも若干多い量で他のジアミン類および他の二酸クロライド類を 使用することができ、ここでの条件は、上記他のジアミン類および二酸クロライ ド類がその重合反応を妨害する反応基を有していないことのみである。PPD− Tはまた、他の芳香族ジアミン類および他の芳香族二酸クロライド類、例えば2 ,6−ナフタロイルクロライドまたはクロロ−もしくはジクロロテレフタロイル クロライドなどを組み込むことで得られるコポリマー類も意味している。PPD −Tの製造はよく知られており、例えば米国特許第3,869,429号、4, 308,374号および4,698,414号などの中に記述されている。 本発明の方法を用いて製造したPPD−T繊維は、上に記述したように、織物 品質を示す。本発明ではPPD−Tが示す耐熱性と織物品質の糸が示す特性とが 組み合わさっている。本発明の繊維が示す最も重要な 特性は、高い破壊伸びと低い引張り応力である。伸びが高いことは、高いじん性 をもたらす繊維の1要素として重要であり、そして引張り応力が低いことは、こ の繊維から製造される生地にハンドとドレープ(drape)を加えるに重要で ある。 異方性を示す紡糸用溶液を用いて本発明の方法を実施することで適切に配向し た繊維を得る。これと同時に破壊伸びが高いことを含む織物品質を示す繊維を得 るには、この溶液にPPD−Tを約10から14重量%入れる必要があり、そし てこのPPD−Tのインヘレント粘度を4にするか或は約4よりも低くし約1. 5よりも高くする必要がある。約1.5から約4のインヘレント粘度を示すPP D−Tを用いることでのみ高い伸びを示す本発明の繊維を得ることができると考 えている。 濃度が少なくとも90%、好適には98%−100%の硫酸を用いるか、或は 遊離SO3が20%の如き量より少ないか或はそれ以上の量で入っている発煙硫 酸を用いて、本発明の紡糸用溶液を製造する。より低いか或はより高い濃度の硫 酸を用いると、溶液の品質が劣るか或はポリマーの劣化が過度に起こる可能性が ある。 本発明に従い、40から100℃の紡糸用溶液を用いて紡糸を実施して40か ら80℃の凝固浴の中に入れる。適切なインヘレント粘度を示すPPD−Tを適 切な濃度で紡糸用溶液に入れる必要があり、そしてこの紡糸用溶液を用いて、本 発明の高い伸びを示す繊維を生じさせるに適切な条件下で紡糸を行う必要がある 。 紡糸口金内の毛細管を通してこの紡糸用溶液を押出す。この紡糸口金内の毛細 管は、いわゆる線形紡糸口金を形成するように直線形に配置されているか、或は これらの毛細管は、放射状紡糸口金を形成するように 同心円形に配置されていてもよい。勿論、これらの構造配置には変形が存在して いる。備わっている毛細管が1本のみである紡糸口金も使用可能であろう。本発 明の実施では、新しく紡糸した個々のフィラメントはその凝固浴の中で互いに粘 着する傾向を示すが、線形紡糸口金を用いるとこれらのフィラメントを間隔を置 いて位置させることがより容易になることで互いに接触して一緒に粘着する傾向 を低くすることができることから、線形紡糸口金を用いるのが有効であることを 確認した。この繊維製造方法では、これらの繊維が一緒に粘着しないようにこれ らを分離させたままに維持するのが重要であると考える。「繊維を分離させ」は 、フィラメントが一緒に粘着する程これらを近くに存在させないことを意味して いる。 この紡糸用溶液を紡糸し、不活性な非凝固流体の層の中を通した後、凝固液の 中に入れる。この不活性な非凝固流体の層は、空気以外の気体を用いることがで きるにも拘らず、「エアーギャップ」と通常呼ばれており、また、不活性な液体 を使用することも可能である。このエアーギャップの厚さは0.1から10cm 、好適には0.5から5cmである。 このエアーギャップの後、これらのフィラメントを凝固液の中に入れる。凝固 では、この凝固過程を妨害しない幅広く多様な水溶液を用いることができる。例 えば、この凝固液は純粋な水であるか、或はH2SO4が70%以下の量で入って いる酸性溶液であるか、或はこの凝固液は多様なアルコール類が入っている水溶 液であってもよい。 本発明の実施では、この異方性を示す紡糸用溶液のための凝固液を40から8 0℃、好適には60から70℃の温度に維持すべきことが決定的に重要である。 本発明の実施では必ずしも必要でなく、本発明に対する何らかの制限として意 図するものでないが、この凝固過程を行っている間に起こる弛緩または脱配向( deorientation)が高い度合(より低い温度を用いた時よりも)で 生じる温度で凝固を行うと本発明の繊維で高い伸びが達成されると考えている。 異方性を示す紡糸用溶液の凝固を約35−40℃より低い温度で生じさせると、 配向度合があまりにも高くなり過ぎることで引張り応力が高くなると共に伸びが 低くなり、望ましい7%よりも低い破壊伸びを示す繊維が生じる。凝固を約90 −100℃よりも高い温度で生じさせると、望ましい低い配向と低い引張り応力 と高い伸びが得られるが、フィラメントを多数紡糸する場合、その結果として過 度のフィラメント粘着が起こる。 これらのフィラメントを凝固させた後、張力をかけないか或は低い張力下、一 般的には1デニール当たり3グラム未満の張力下で、乾燥を中間的な温度で行う 。この乾燥温度は一般に100から200℃であるが25℃の如き低い温度か或 はそれよりも更に低い温度であってもよい。乾燥温度が高いか或は張力が高いと 、その結果として結晶性が高くなり繊維延伸で配向が高くなると共に破壊伸びが 低下する。試験方法 インヘレント粘度。 方程式: IV=ln(ηrel)/c [式中、cはポリマー溶液の濃度(溶媒100mL中0.5gのポリマー)であ り、そしてηrel(相対粘度)は、毛細管粘度計を用いて30℃で測定した時に ポリマー溶液が示す流れ時間とその溶媒が示す流れ時間 との間の比率である] でインヘレント粘度(IV)を定義する。本明細書に報告および指定するインヘ レント粘度値は、濃硫酸(96%H2SO4)を用いて測定した値である。 引張り特性。 引張り特性試験を受けさせる糸の場合、最初によることで1.1のヨリ係数に する。この糸のヨリ係数(TM)を下記の如く定義する: TM=(より/インチ)/(5315/糸のデニール)-1/2。 Instron試験機(Instron Engineering Corp .、Canton、Mass)を用いて試験糸を破断させることによって、じん 性(破壊じん性)、伸び(破壊伸び)および引張り応力を測定する。フィラメン トの場合、よらないで試験を行った。 ASTM D2101−1985の中に定義されているのと同様に、糸のゲー ジ長を25.4cmにしそして伸長率を10%歪み/分にして、じん性、伸びお よび初期引張り応力の測定を行う。応力−歪み曲線の最も高い勾配を示す傾きか ら引張り応力を計算する。 好適な態様の説明 実施例1 この実施例では、紡糸用溶液内のPPD−Tポリマー濃度が繊維特性に対して 示す効果を説明する。直径が0.064mm(2.5ミル)の穴が1000個備 わっている線形紡糸口金から繊維を紡糸してエアーギャップを通した後、純粋な 水で凝固させた。ポリマー溶液の各バッチは100.4%の硫酸と初期インヘレ ント粘度が5.5のPPD−Tから成っていた。繊維の紡糸を最初劣化していな いポリマーを用いて行った後、 2種の異なる劣化段階を受けさせたポリマーを用いて行った。全ての紡糸用溶液 が異方性を示した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロにして行った。 この実施例の品目1−Hから1−Jのみが本発明の実施を代表していることを 特記する。これらの品目のみが7%以上の破壊伸びを示す。本発明で必要な異方 性の範囲外にあるインヘレント粘度(IV 1.5−4.0)、固体%(10− 14%)または凝固温度(40−80℃)いずれかを示す品目はいずれも、伸び が7%未満である繊維製品をもたら した。実施例2 この実施例では、狭いポリマー濃度変化が繊維の伸びおよび引張り応力に対し て表す効果を示す。数種の溶液濃度を用いて紡糸した繊維を、実施例1の線形紡 糸口金を用いてエアーギャップ紡糸し、ここでは、100.4%の硫酸と2.5 −3.0のインヘレント粘度を示すPPD−Tからポリマー溶液を製造し、この 溶液は異方性を示した。固体パーセントを高くするにつれて、繊維が示す引張り 応力が高くなると共に伸びが低下した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロ にして行った。 実施例3 この実施例では、放射状紡糸口金を用いた時に紡糸用溶液の温度、凝固温度お よび低インヘレント粘度のポリマーが繊維特性に対して表す効果を示す。0.0 64mm(2.5ミル)の穴が266個備わっている放射状紡糸口金を通して、 インヘレント粘度が2.31のPPD−Tが12%入っている異方性溶液をエア ーギャップ紡糸した。この紡糸を行っている間、フィラメントがしばしば一緒に 粘着して、この粘着が実質的な問題になってきた。全ての繊維乾燥をかせの中で 張力をゼロにして行った。 20℃のみで凝固させた1品目は、その結果として生じる繊維の伸びが7%以 上でないことから、本発明を代表するものでないことを特記する。実施例4 この実施例では、インヘレント粘度、溶液温度およびクエンチング温度が所望 範囲にある本発明を説明する。100.1%の硫酸中12.1%のPPD−Tを 異方性溶液として実施例1の線形紡糸口金から紡糸した後、これらの繊維を純粋 な水の中で凝固させた。示すように、溶液温度を高くすればするほどそしてクエ ンチング温度を高くすればするほど高い伸び値が得られる。全ての繊維乾燥をか せの中で張力をゼロにして行った。 得られる繊維が7%以上の伸びを示さないことから本発明を代表するものでな い品目が1つ存在しているが、これの凝固温度は20℃のみであることを特記す る。実施例5 この実施例では、更に、100.4%の硫酸とPPD−Tから製造した異方性 を示す紡糸用溶液を用いた時に溶液の固体量とインヘレント粘度が繊維特性に対 して示す効果を説明する。45℃の凝固温度を用いて線形紡糸口金から繊維を紡 糸した。全ての繊維乾燥をかせの中で張力をゼロにして行った。 請求の範囲 1. 7%以上の破壊伸びを示す織物品質のパラーアラミド繊維を製造する方 法において、 (a)90%の濃度を有する硫酸から遊離SO3を20%に及ぶ量で含 んでいる発煙硫酸の中に1.5から4dL/gのインヘレント粘度を示すポリ( p−フェニレンテレフタルアミド)が10から14重量%入っている紡糸用溶液 を生じさせ、 (b)この溶液を40から100℃の温度で、紡糸口金内の毛細管を通 して押出し、厚さが0.1から10cmの不活性な非凝固流体の層の中を通した 後、水系の凝固液の中に入れることで、繊維を生じさせ、 (c)この凝固液の中を通る繊維を分離させたままにすると共にこの凝 固液の温度を40から80℃の温度に維持し、そして (d)この繊維の乾燥を1デニール当たり0から3グラムの張力下25 から200℃の温度で行う、 ことを含む方法。 2. 該紡糸用溶液が異方性を示す請求の範囲1の方法。 3. 該紡糸口金が線形配列の毛細管を有する請求の範囲1の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 7%以上の破壊伸びを示す織物品質のパラ−アラミド繊維を製造する方 法において、 (a)少なくとも90%濃度の硫酸の中に4dL/g以下のインヘレン ト粘度を示すポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)が10から14重量%入 っている紡糸用溶液を生じさせ、 (b)この溶液を、紡糸口金内の毛細管を通して押出し、不活性な非凝 固流体の層の中を通した後、水系の凝固液の中に入れることで、繊維を生じさせ 、そして (c)この凝固液の中を通る繊維を分離させたままにすると共にこの凝 固液の温度を40から80℃の温度に維持する、 ことを含む方法。 2. (d)該繊維の乾燥を1デニール当たり0から3グラムの張力下で行う 追加的段階を存在させる請求の範囲1の方法。 3. 該紡糸用溶液が異方性を示す請求の範囲1の方法。 4. 該紡糸口金が線形配列の毛細管を有する請求の範囲1の方法。 5. 該紡糸用溶液を40−100℃の温度に維持する請求の範囲1の方法。 6. 該ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)のインヘレント粘度が1. 5−4dL/gである請求の範囲1の方法。
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