JPH08509260A - 電圧感受性染料の安定化 - Google Patents

電圧感受性染料の安定化

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JPH08509260A JP6523530A JP52353094A JPH08509260A JP H08509260 A JPH08509260 A JP H08509260A JP 6523530 A JP6523530 A JP 6523530A JP 52353094 A JP52353094 A JP 52353094A JP H08509260 A JPH08509260 A JP H08509260A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は電圧感受性染料の安定な水溶液に関する。とくに本発明は、光学的イメージングコントラスト剤として使用される電圧感受性染料の、市販可能な水溶液が得られるような、好適な処分および貯蔵条件に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 電圧感受性染料の安定化 発明の分野 本発明は電圧感受性染料に関する。さらに詳しくは、本発明は電圧感受性染料 を含んでなる貯蔵安定性組成物に関する。 発明の背景 電圧感受性染料を用いた実験は、光学的イメージ神経細胞活性を計算に入れた ものである〔神経細胞活性の光学的イメージング、グリンバルドA、フロスチン グEL、ハイルドシェイムR、Physiological Reviews、1988年、68巻、1285〜1366 頁:サンショウウオ嗅球の局部的回路における惹起活性についてのリアルタイム のイメージング、カウアーJS、Nature、1988年、331頁、166〜168頁:サル線条 皮膚の基本単位組織化を示す電圧感受性染料、ブラスデルGG、サラマG、Nature 、1986年、321巻、579〜585頁〕。これらの実験では、染料溶液中に外科手術を 施した対象組織をさらし、浸漬している。組織の膜電位の変化は、電圧感受性染 料の吸光度または蛍光の変化をもたらす。また、無傷の頭骨内を通過する経頭部 吸光度の変化は、インドシアニングリーン塊で誘発することにより測定すること ができる旨、報告されている〔赤外線の頭部貫通、マックロミックPW、スチュワ ートM、ルイスG、デュジョビニイM、オースマンJI、J.Neurosurg、1992年、76巻 、315〜318頁〕。 インドシアニングリーンには、たとえば最大吸吸光度約805nm(ヘモグロビ ン/デオキシヘモグロビン系の等吸収点)を有する電圧感受性染料がある。この 吸光度によって、耳の濃度計測法による血中濃度のモニターが可能になる。イン ドシアニングリーンは拍出量や肝機能や肝血流量を測定するのに使用されてきた 。また、インドシアニングリーンは血しょう容量の測定に用いられたり、眼や腎 臓や肺を含む器官の局部的血管造影に使用されている〔編者ジェナーロAR、Remi ngton's Pharamaceutical Sciences、イーストンPA、マック・パブリッシング・カ ンパニイ、1990年、1279頁〕。イン・ビボにおけるインドシアニングリーンは、 心臓および肺の1回の循環を介し、血しょう蛋白と容易に結合して、血流中に残 存する。次いで、インドシアニングリーンは再吸収されることなくたん汁に輸送 され、小腸管に排出され る。インドシアニングリーンと結合する蛋白は、血管外の分布および代謝の両方 を防止する。インドシアニングリーンは肝機能によってほぼ例外なく血しょうか ら除去される〔オソールA、プラットR、The United States Dispensatory、フィ ラデルフィア、トロント、JBリッピンコット・カンパニイ、1973年、615頁〕。 電圧感受性染料の多数の使用用途は、有用であって発展しているが、これらの 染料の殆どは、貯蔵が困難である。たとえば、インドシアニングリーンの水溶液 は白熱光の照射によって急速に分解する(たとえば、脱イオン水中半減期(T1/2 )19時間)〔インドシアニン・グリーン:ウサギにおける動的薬理学およびその 安定性と純度に関する所定の研究、ハインツR、スベンソンCK、ストッケルK、パ ワーズGJ、ラルカD、J.Pharm.Sci.1986年、75巻、398〜402頁〕。メタノールま たはたん汁中のインドシアニングリーン室温溶液は、安定のままであるが(半減 期>1年)、十二指腸液または蒸留水中のインドシアニングリーンは急速に分解 する(たとえば、それぞれ、半減期3.6日および3.6日、および1.4日)〔インド シアニン・グリーン(ICG)の物理化学的研究:種々の溶媒中の吸光度と濃度の関 係、耐pH性および分析精度、ボーヤンソンOG、マーフィR、チャドウイックVS、 Experientia、1982年、38巻、1441〜1442頁〕。血しょう蛋白(たとえばヒト血 しょうアルブミン)は、白熱光による分解を抑制する〔インドシアニン・グリー ンの光吸収特性、安定性およびスペクトル安定化、ランドスマンMLJ、クワントG 、モックGA、ジジャルストラWG、J.Appl.Physiol.1976年、40巻、575〜583頁〕 とともに、光線からの保護を達成する〔血しょう中のインドシアニン・グリーン の安定性についての研究、ニマタH、ヨシダS、シミズN、ヨネヤM、ニシベM、マ ツバラR、リンショウケンサ、1974年、18巻、320〜322頁〕。この分子は、不安 定性についての明確な原因がわかっておらず、また驚くべきことに、現存する文 献は、分解における酸素の役割を言及していない〔インドシアニン・グリーン染 料の安定性研究、ガセジェJ、スチユーアRR、ニコレスKRK、J.Appl.Phisiol、19 70年、29巻、181〜185頁〕。 したがって、電圧感受性染料の貯蔵安定性組成物の必要性が引き続き存在して いる。 発明の概要 本発明は、電圧感受性染料の安定な水溶液に関する。とくに本発明は、光学的 対比イメージング剤として使用される電圧感受性染料の市販可能な水溶液が得ら れるような、好適な処方と貯蔵条件に関する。 本発明は、開示組成物が単体で、あるいは注射器に予め充填した状態のいずれ かで輸送可能かつ貯蔵可能である利点を有する。本発明よりも以前では、溶液の 乏しい安定性のため、現場での調製が必要であった。加えて従来、かかる染料の 輸送および貯蔵は、固体形態でのみ行われていた。 本明細書および請求の範囲に用いる用語の定義を、以下に示す。「電圧感受性 染料」なる語は、電圧変化に応じ、蛍光または吸収の変化を示すような組成物を 意味する。「貯蔵安定性」なる語は、空気保護剤を用いることなく電圧感受性染 料よりもより遅い速度で分解するような本発明の組成物を意味する。「分解抑制 量」なる語は、本発明の水溶液を貯蔵安定性にさせるような量を意味する。「空 気保護剤」なる語は、空気を原因とする電圧感受性染料の分解を抑制しうる、任 意の組成物を意味する。 発明の詳説 本発明の組成物は、光および空気のいずれか一方または両者の組合わせから保 護することによって、長期間の貯蔵寿命(即ち、低い分解特性)を有することが 、判明した。電圧感受性染料水溶液の有利な点のいくつかには、以下のものが包 含される:使用できる速度(即ち、固体溶解のための待機時間が存在しない。) ;使用上の好便性(即ち、溶液の製造および固体全てが溶解するか否かについて 心配しなくてよい。);使用上の安全性(即ち、微生物および粒子汚染の機会が ほとんど存在しない。);使用上の簡易性(即ち、いずれの粒子も栓から溶液内 へ混入する機会がほとんど存在しない。なぜなら、再構築キットでは2回である のに対し、針を1回押し込むだけで足りるからである。もし、既充填注射器を使 用すれば同様の汚染の機会は存在しない。)。 本発明に用いる電圧感受性染料には、以下のものが包含される:エバンスブル ー(アルドリッチ)(C34H24N6Na4O4S4)、インドシアニングリーン、メロシア ニン、シアニン染料、メロシアニン染料(アルドリッチ)、オキソノール、オキ ソノール染料、スチリル、ロダニンメロシアニン、インジゴカルミン(C16H8N2N a2O8S2)(ア ルドリッチ)、スルファン(またはパテント)ブルー(アルドリッチ)(C27H31 N2NaO6S2)(アルドリッチ)、コンゴレッド(C32H22N6Na2O6S2)(アルドリッ チ)、およびフルオロレセインナトリウム(C20H10NaO5)(アルドリッチ)。 本発明の組成物に使用するのに適した光保護手段には、例えば不透明包装のよ うな包装、厚紙の箱、およびスチロホーム容器の使用が包含される。本発明の保 護組成物にとって、当該組成物によって吸収される光と同種の光からの保護が、 とくに有利である。 本発明の組成物に使用するのに適した空気保護手段には、空気保護剤の使用が 包含される。空気保護剤の例示としては、抗酸化剤、ガス、および界面活性剤が 包含される。 本発明の使用に適した空気保護剤にはガス、たとえばアルゴンおよび窒素が包 含される。ガスの使用には固体染料含有バイアルのアルゴンまたは窒素によるパ ージングおよびシーリングが包含される。次いで、アルゴンまたは窒素によって 、所望の抗酸化剤または界面活性剤を好適な割合で含有する緩衝液を泡立てる。 ガス抜きした溶液を固体染料に添加し、溶液をパージしたバイアルまたは注射器 へ移す。栓は、空気を確実には遮断できないので、シールしたアンプルが好適で ある。 本発明の実施に使用するのに適した抗酸化剤には亜硫酸ナトリウム、メタ重亜 硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ナトリウム・ホルムアルデヒド・スホキ シレート、アセトン・ナトリウム・メタビスルファイト、イソアスコルビン酸、 チオグリセロール、アルコルベート、チオソルビトール、システイン塩酸塩、二 酸化硫黄、アセチルシステイン、チオ乳酸、ジチオトレイトールおよびグルタチ オン(これらは全てアルドリッチ、フィシャーおよび/またはフルカから入手可 能)が包含される。 本発明の使用に適した界面活性剤様特性を示す組成物および界面活性剤にはツ イーン、ポリソルベート(ICIまたはシグマ)、プロニクス(ICIまたはシ グマ)、ポリエチレングリコール(シグマ)、ナトリウム・カルボキシメチル・ セルロース(シグマ)が包含される。界面活性剤様機能を有する組成物および界 面活性 剤は、有機官能基との会合または有機分子のミセル内への組み込みによって空気 から保護しているようである。 本発明に使用する空気保護剤の用量は、水溶液の約0.01%〜約1.0%の範 囲である。好適には、約0.1〜約0.25%の範囲を使用する。なお、空気保護 剤の用量は、一般に水溶液中の特定の空気保護剤の溶解性に依存する。 実際の使用には、本発明の貯蔵安定性水溶液は、少なくとも、たとえば実験室 調製時または薬局調合時から投与または使用までの所定の期間の間に安定である ことが有利である。代表的には、この期間はほぼ数分からほぼ数時間である。好 適には、貯蔵安定性は、ほぼまる一日(24時間)〜数週間である。最も好適に は、貯蔵安定性は1年(12月)またはそれ以上である。 電圧感受性染料の重要な利点は、その時間解析能が、通常使用されている固有 の光信号についての秒オーダーの時間解析能に比し、1ミリセコンド(ms)より も良好である点に存在する。すなわち、本発明は患者、代表的には温血動物のイ メージングに適している。本発明の組成物を用いるイメージング方法は、イメー ジング有効量の本発明の組成物を患者へ投与し次いで患者を所望のイメージング 法に付すことを含んでなる。 本発明の使用に好適な電圧感受性染料の例示にはエバンスブルー、インドシア ニングリーン、コンゴレッド、フルオロレセインナトリウム、スルファンブルー およびインジゴカルミンが包含される。本発明の使用に好適な空気保護剤の例示 にはアスコルビン酸ナトリウム、グルタチオン、ジチオトレイトール、アスコル ビン酸ナトリウム、EDTA、ポリソルベート80およびカルボキシメチルセル ロースが包含される。 電圧感受性染料を含んでなる本発明の組成物に添加しうる他の薬剤には、診断 用組成物を配合するための薬剤が包含される。かかる診断用組成物は経腸投与ま たは非経口投与とすることができ、また医薬上許容される緩衝剤、電界質、界面 活性剤、チキソトロピー剤などを含んでもよい。診断用組成物は、イメージング 有効量で投与するが、イメージング有効量とは所望のイメージを得るのに必要な 量をいう。診断用組成物は有効量の本発明の組成物を含むとともに、意図した投 与タイプに適した通常の医薬担体と賦形剤とを含有する。たとえば、非経口製剤 は有利には滅菌水溶液または懸濁液を本発明の組成物の約0.05〜1.0Mで含 有する。好適な非経口製剤は濃度約0.1M〜約0.5Mである。かかる溶液はま た医薬上許容される緩衝剤を含み、所望により電界質、たとえば塩化ナトリウム を含んでもよい。非経口組成物は直接的に注入してもよく、また多量の全身投与 用非経口組成物と混合してもよい。経腸投与用製剤は当該分野でよく知られてい るように広範に変化させることができる。一般に、かかる製剤は水溶液または懸 濁液中に有効量の本発明の組成物を含む液体である。かかる経腸投与用組成物は 所望により緩衝剤、界面活性剤、チキソトロピー剤などを含んでもよい。経口投 与用組成物は、フレーバー剤や、その器官感覚受容特性を向上させるような他の 成分を含んでもよい。 診断用組成物は所望のイメージ形成促進を達成するのに有効な用量で投与され る。かかる用量は、用いられる特定の組成物、イメージング法の対象となる器官 や組織、イメージング法、用いられるイメージング装置などに応じて変化させる ことができる。一般に、非経口投与の用量は約患者体重1Kg当たり、本発明の 組成物約0.01〜約1.0mmolである。好適な非経口投与の用量範囲は、患者の 体重1Kg当たり約0.05〜約0.5mmolである。経腸投与の用量は一般に患者 の体重1Kg当たり約0.5〜約100mmol、好適には約1.0〜約10mmolであ る。 本発明の診断用組成物は慣用の手法で使用される。当該組成物は患者、代表的 には温血動物に対し、全身的または局所的のいずれかにより、イメージングされ る器官または組織へ投与し、次いで患者をイメージング法に付すことができる。 以下の実施例は、本明細書に記載の本発明の特定の具体例を説明するものであ る。当業者には明らかなように種々の変形例や改良例が可能であり、これらは、 本発明の開示の範囲内にあるものと考えられる。 実施例 以下に示す実施例は、光または空気からの保護が電圧感受性染料の分解を抑制 することを、示すものである。 一連の実施例はインドシアニングリーンの0.006mM水溶液について行った 。各実験において、UV可視スペクトル600〜900nmにおける最大吸光度の 減少によって分解をモニターした。最初の実験として、1つの空気非含有溶液と 1つの空気含有溶液を用い2回行い、分解に対する酸素の影響調査に役立てた。 白熱光の照射は両溶液の分解を引き起こしたが、酸素非含有溶液は僅かに遅い速 度で分解した。この時点で、温度、光源およびpHのような多数の変数を調べた 。全ての場合、空気非含有溶液はゆっくりとした速度で分解した。蛍光では、分 解は両溶液について著しく減少した。溶液を光の不存在下に加熱した場合、分解 は殆ど全く観察されなかったが、白熱光の存在下であれば熱は分解を促進するよ うである。pH9.45から7.39への低下は、分解に対し影響がなかった。E DTAを溶液に添加して遊離金属イオンを排除したが、観察可能な結果は得られ なかった。アスコルベートを、白熱光を照射した空気非含有緩衝液(pH7.39 )に添加すると、分解が抑制された。 材料の調製 インドシアニングリーン(ICG)、重亜硫酸ナトリウム、L-アスコルビン 酸およびNa22PO4をアルドリッチから購入した。NaH2PO4・H2Oおよ びエチレンジアミン四酢酸二カルシウム(EDTA)はマリンクロットから入手 した。溶液は、250ml容量のフラスコで調製し、吸光度測定のために1.0cm のフタ付キュベット中へ移した。実験の間、溶液をキュベット中に放置した。6 0Wの電球を備える卓上ランプを用い、白熱光を溶液に照射した。白熱光はキュ ベットから約5cmの距離に置いた。溶液の加熱は、温度50〜53℃に維持した 熱水浴に通して行った。UV可視スペクトルは、キャリイ3E分光光度計に、6 00〜900nmの範囲にわたり記録した。リン酸塩緩衝液は、NaH2PO4・H2 O(0.2975g)およびNa2HPO4(1.0813g)を脱イオン水25 0ml中に溶解して調製した。緩衝液のpHは7.39である。 実施例1 ICG(1.25mg)を脱イオン水250mlに溶解した。この溶液の第1アリ コートをキュベットに入れ、ガス抜きしたが、第2アリコートはガス抜きをしな かっ た。前記したように両キュベットに照射した。なお、照射によって溶液温度が上 昇することに注意すべきである。60分後、空気非含有溶液の吸光度は約1.0 5から0.2へ減少し、空気含有溶液の吸光度は1.05から0.15へ減少した 。したがって、これらの条件下では、酸素の欠如は分解速度にほどんど影響を与 えない。 実施例2 実施例1と同様な溶液を用いた。ただし、溶液温度が30℃以上に上昇するの を防止するために必要な氷を添加した水浴中へキュベットを入れた。60分後、 空気非含有溶液は、1.05から0.7への吸光度の減少を示し、空気含有溶液は 1.6から0.8への吸光度の減少を示した。これらの溶液は、前記非冷却溶液に 比しよりゆっくりとした分解を示したが、分解が熱によるのか、光によるのか、 または両者によるのか、不明である。 実施例3 実施例1と同様な溶液を用いた。ただし、溶液への照射に代えて、50〜53 ℃の熱水浴中で溶液を加熱した。空気非含有溶液では、吸光度が90分後に約1 .1から1.05へ減少し、空気含有溶液は同じ時間経過後に1.6から1.3への 吸光度の減少を示した。これらの結果を実施例2の結果と比較すると、染料の分 解速度に影響を与える主要な要因は光であって、熱ではないことが判明した。 実施例4 再度、前記と同じ溶液を用いた。この試料を天井の蛍光灯にさらして、かかる 照射が白熱光照射と同じ作用を示すか否かを調べた。ガス抜き溶液の吸光度は6 0分後に実質的には変化せず、また空気含有溶液の変化もごく僅かであった。一 夜放置後、ガス抜き溶液は吸光度が約1.0から約0.4へ減少し、空気状態調節 溶液は吸光度が約1.0から0.05へ減少した。蛍光による分解の遅延は、蛍光 がより青色に近いものである一方白熱光がより赤色に近いものであるため蛍光が ICGと同じ範囲で吸収されるという、事実に起因するようである。 実施例5 ICG(1.0mg)を前記したようなリン酸塩緩衝液250ml中に溶解した。 こ の溶液の第1アリコートをキュベットに入れ、ガス抜きした。第2アリコートは ガス抜きしなかった。両キュベットに白色光を照射した。(注記:以後、「光」 なる語は白色光を意味する)。60分後、両溶液は吸光度が約1.0から0.2へ 減少した。緩衝液の存在は溶液を同じ速度で分解させることが明らかになった。 実施例6 実施例5に用いたものと同様な溶液を用いた。ただし、スパチュラ先端量の固 体アスコルビン酸ナトリウムも添加した。60分後、空気含有溶液の吸光度は1 .0から0.7へ減少した。 実施例7 実施例5と同じ溶液を製造した。ただし、0.0002Mアスコルビン酸ナト リウム溶液3ml(ICG濃度の4%)も添加した。60分後、ガス抜き溶液は、 1.0から0.15への吸光度の減少を示した。この結果を実施例5の結果と比較 すると、0.0002アスコルビン酸塩の存在はICGの分解を遅延させない。 実施例8 ICG(2.50mg)をリン酸塩緩衝液250mlに溶解した。この溶液1.5ml を0.10Mアスコルビン酸塩溶液1.5mlと合し、照射した。60分後、ガス抜 きした溶液の吸光度は0.3から0.2へ減少し、実施例2に記載のような冷却溶 液は0.4から0.2への吸光度の減少を示した。これらの結果は、充分な濃度の アスコルビン酸塩はICGの分解を抑制することを示す。 実施例9 サジ山盛り量の重亜硫酸ナトリウムをリン酸塩緩衝液250ml中ICG(1. 25mg)含有溶液3mlに添加した。ガス抜きした溶液において、初期の吸光度は 約0.3であるが、わずか15分後に吸光度は0.0になった。重亜硫酸塩が染料 を破壊したことが明らかになった。 実施例10 ICG(2.50mg)を緩衝液250ml中に溶解した。この溶液1.5mlを0. 10M重亜硫酸塩溶液1.5mlと合した。ガス抜きした溶液の初期吸光度は1.0 であったが、急速に約0.5に降下し、75分までその値を維持した。この結果 は、 亜硫酸塩がICGを分解することを付加的に支持するものであり、これは、また うす緑色に着色したICG溶液が重亜硫酸塩の添加によって直ちに無色になった ことの証拠である。したがって、重亜硫酸ナトリウムはICG分解の抑制に有効 ではない。 実施例11 ICG(1.0mg)をリン酸塩緩衝液250mlに溶解した。この溶液に、0.0 0014M・EDTA5.29ml(染料濃度の4%)を添加した。60分後、ガ ス抜き溶液は1.0から約0.1への吸光度の減少を示した。EDTAは分解速度 の遅延化に効果がないことが明らかになった。 実施例12 ICG(1.0mg)をリン酸塩緩衝液250ml中に溶解した。この溶液にスパ チュラ先端量の固体EDTAを添加した。空気含有溶液において、吸光度は60 分後に0.9から0.25へ減少し、よって、なお分解の遅延化に有効ではない。 実施例13 ICG(1.25mg)をリン酸塩緩衝液250mlに溶解した。この溶液3.0ml を0.0136M・EDTA溶液154mlと合した。空気非含有溶液の吸光度は 60分後に0.24から0.12へ減少した。実施例2に記載のような冷却溶液の 吸光度は60分後に約0.4から約0.1へ減少した。著しく過剰のEDTAを用 いた場合でさえ、ICGの分解速度は遅延化しなかった。 実施例14 ICG(1.25mg)を緩衝液250ml中に溶解した。初期の吸光度は0.9( ガス抜き溶液)および0.8(空気含有溶液)であった。この溶液にフォイルを 被せ、キャビネット中の暗所に入れた。24時間後、吸光度は変化しなかった。 1カ月ののち、吸光度の読取りは、各々約0.35および0以下であった。した がって、溶液を暗所に保持することは分解を著しく遅延化させるが、完全に停止 させることはない。 本発明は特定の例示について記載したが、その詳細は限定事項と解すべきでは なく、種々の等価物、変形例および改良例も、本発明の精神および範囲を逸脱し ない限り、権利行使することができ、またかかる等価の具体例は本発明の範囲内 に包含されうるものと、理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マックローリン、マーガレット・エー アメリカ合衆国63132ミズーリ州セント・ ルイス、ボン・ヒルズ16番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電圧感受性染料を含んでなる、貯蔵安定性水溶液。 2.前記染料がエバンスブルー、インドシアニングリーン、コンゴレッド、フ ルオロレセインナトリウム、スルファンブルーおよびインンジゴカルミンからな る群から選ばれる、請求項1記載の組成物。 3.前記染料がインドシアニングリーンである、請求項2記載の組成物。 4.貯蔵安定性水溶液が分解抑制量の空気保護剤を含んでなる、請求項1記載 の組成物。 5.空気保護剤が抗酸化剤である、請求項4記載の組成物。 6.抗酸化剤がアスコルベート、グルタチオンおよびジチオトレイトールから なる群から選ばれる、請求項5記載の組成物。 7.抗酸化剤がアスコルベートである、請求項6記載の組成物。 8.空気保護剤が表面活性剤である、請求項4記載の組成物。 9.表面活性剤がポリソルベート、カルボキシメチルセルロースおよびプルロ ニックからなる群から選ばれる、請求項8記載の組成物。 10.表面活性剤がポリソルベートである請求項9記載の組成物。 11.抗酸化剤がアスコルベート、グルタチオンおよびジチオトレイトールか らなる群から選ばれる、請求項2記載の組成物。 12.前記染料がエバンスブルー、インドシアニングリーン、コンゴレッド、 フルオロレセインナトリウム、スルファンブルーおよびインンジゴカルミンから なる群から選ばれる、請求項9記載の組成物。 13.前記染料がインドシアニングリーンであって、抗酸化剤がアスコルベー トである、請求項11記載の組成物。 14.前記染料がインドシアニングリーンであって、表面活性剤がポリソルベ ートである、請求項12記載の組成物。 15.貯蔵安定性電圧感受性染料と、分解抑制量の空気保護剤とを配合してな る、当該染料の水溶液を製造する方法。 16.空気保護剤が抗酸化剤である、請求項15記載の方法。 17.抗酸化剤がアスコルベート、グルタチオンおよびジチオトレイトールか らなる群から選ばれる、請求項16記載の方法。 18.抗酸化剤がアスコルベートである、請求項17記載の方法。 19.前記染料がエバンスブルー、インドシアニングリーン、コンゴレッド、 フルオロレセインナトリウム、スルファンブルーおよびインンジゴカルミンから なる群から選ばれる、請求項15記載の組成物。 20.前記染料がインドシアニングリーンである、請求項9記載の方法。 21.前記染料がエバンスブルーである、請求項19記載の方法。 22.前記染料がエバンスブルー、インドシアニングリーン、コンゴレッド、 フルオロレセインナトリウム、スルファンブルーおよびインンジゴカルミンから なる群から選ばれる、請求項16記載の方法。 23.前記染料がインドシアニングリーンである、請求項22記載の方法。 24.イメージング促進量の電圧感受性染料を患者へ投与し、次いで当該染料 に照射することを特徴とする、当該染料を含んでなる貯蔵安定性水溶液を使用す る方法。 25.前記染料がエバンスブルー、インドシアニングリーン、コンゴレッド、 フルオロレセインナトリウム、スルファンブルーおよびインンジゴカルミンから なる群から選ばれる、請求項24記載の方法。 26.前記染料がインドシアニングリーンである、請求項25記載の方法。 27.前記染料がコンゴレッドである、請求項25記載の方法。 28.貯蔵安定性水溶液が分解抑制量の抗酸化剤を含んでなる、請求項24記 載の方法。 29.抗酸化剤がアスコルベート、グルタチオンおよびジチオトレイトールか らなる群から選ばれる、請求項28記載の方法。 30.抗酸化剤がアスコルベートである、請求項29記載の方法。 31.貯蔵安定性水溶液が分解抑制量の表面活性剤を含んでなる、請求項24 記載の方法。 32.表面活性剤がポリソルベート、カルボキシメチルセルロースおよびプル ロニックからなる群から選ばれる、請求項31記載の方法。 33.表面活性剤がポリソルベートである、請求項32記載の方法。 34.貯蔵安定性水溶液がインドシアニングリーン染料を含んでなる、請求項 29記載の方法。 35.前記水溶液がインドシアニングリーン染料を含んでなる、請求項32記 載の方法。
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