JPH08509180A - ネガティブワーキングウオッシュオフレリーフイメージを形成するための方法および該方法に用いられる非感光性エレメント - Google Patents

ネガティブワーキングウオッシュオフレリーフイメージを形成するための方法および該方法に用いられる非感光性エレメント

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JPH08509180A
JPH08509180A JP8503162A JP50316296A JPH08509180A JP H08509180 A JPH08509180 A JP H08509180A JP 8503162 A JP8503162 A JP 8503162A JP 50316296 A JP50316296 A JP 50316296A JP H08509180 A JPH08509180 A JP H08509180A
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ウェンデル ジョンソン ウエスト,マイケル
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】 高解像度、ネガティブワーキング、ウオッシュオフレリーフイメージを、好ましくはインクジェットプリントを用いて、形成する方法は次の連続工程:(a)酸含有ポリマーを含む非感光層を設ける工程と、(b)前記ポリマーに含まれる酸性基と反応して水不溶性エステル基を形成することが可能なエステル化剤を含有するインクを画像様に非感光層に塗布することにより画像領域と非画像領域とを形成する工程と、(c)非感光層を乾燥させて、前記画像領域内で前記酸性基と前記エステル化剤との間のエステル化反応を誘導または促進させる工程と、(d)水性現像液を用いて前記非感光層を洗浄して前記非感光層の前記非画像領域を除去する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 ネガティブワーキングウオッシュオフレリーフイメージを形成するための方法お よび該方法に用いられる非感光性エレメント 発明の分野 本発明は、高解像度、ネガティブワーキング、ウオッシュオフレリーフイメー ジを非感光性エレメントから形成する方法および該方法に用いられるエレメント に関する。 発明の背景 従来から、「ウオッシュオフ(wash-off)」現像工程として知られているもの により画像(イメージ)が形成されることが知られている。この工程では、水、 水性現像液、または非水性現像液を用いて洗う。そのような方法は感光性成分か らフレキソ印刷用プレート、プリント回路等を製造することに幅広く用いられて いる。 また、ウオッシュオフ現像法を用いることによって、感光性あるいは非感光性 エレメントからレリーフイメージを形成することができることが当業者に知られ ている。このウオッシュオフ現像法では、インクジェットプリンタを用いて画像 の層が設けられる。例えば、英国特許第1,431,462号にそのような方法 が開示されている。特に、この引例では、主として天然タンパク様物質を用いる ことによってレリーフイメージを形成するためのポジティブおよびネガティブワ ーキングシステムを開示している。ネガティブワーキングシステムでは、ポリマ ーコーティング(例えば、ゼラチン)をインクジェットプリントによって架橋形 成、重合、あるいは画像様に硬化する。そして、現像溶液を用いて硬化されてい ない部分を溶かす。ポジティブワーキングシステムでは、インクジェットプリン トを用いて劣化する試薬(例えば、酵素)を塗布するか、もしくは不溶性のポ リマー塗布を行うことにより、現像溶液中で溶解可能とする。 原則的には必要とされるけれども、上記の英国特許に開示された方法は、いく つかの理由で実用的ではない。第一に、天然のタンパク質様ポリマーが開示され ているけれども、これはほとんどのレリーフ製品にとって必要とされる多くの物 理的特性を欠いている。したがって、そのようなレリーフは実用上あるいは商業 的に利用が限定される。第2に架橋反応および分解反応が相対的に遅く、特に室 温では遅い。そのため、方法の効率が低下する。しかし、反応を促進させるため に加熱することが開示されており、このようなことは工程の増加を必要とすると ともに、他の問題を呈する。第三に、多くの架橋剤、例えばアルデヒドは環境的 に好ましくない。第四に、光重合性組成物はさらに露光工程を必要とするので、 費用が増大するとともに効率の低下を引き起こす。第五に、ほとんどの現像溶液 が有機溶媒をベースとしたもの、高アルカリ性のもの、あるいは高温で維持され るもののいずれかである。これらの特徴のすべてが、新たな環境的問題および安 全性の問題を呈する。第6に、そのような方法によって得られた潜像は不安定な ので製造方法の用途が限定される。最後に、それらの方法によって得られる解像 度は、取るに足らないものであり、しばしば商業的な用途には不適当なものとな る。 本発明は、これらの問題点のほとんどを解決し、環境上のリスクが極めて低く く、使用が簡単で、さらに極めて短い時間で高解像度の画像を製造する方法を提 供する。 発明の要約 本発明は、高解像度、ネガティブワーキング、ウオッシュオフレリーフイメー ジを形成する方法に関するもので、該方法は以下の工程を有する。すなわち、 (a)好ましくは支持体あるいは基板上に、酸含有ポリマーを含む非感光層を 設ける工程と、 (b)前記ポリマーに含まれる酸性基と反応して水不溶性エステル基を形成す ることが可能なエステル化剤を含有するインクを画像様に非感光層上に塗布する ことにより画像領域と非画像領域とを形成する工程と、 (c)非感光層を乾燥させて、前記画像領域内で前記酸性基と前記エステル化 剤とのエステル化反応を誘導および促進させる工程と、 (d)水性現像液を用いて前記非感光層を洗うことによって、前記非感光層上 の前記非画像領域を除去する工程とを有する。 前記(c)の工程での乾燥は、前記エステル化反応を促進させるために加熱下 で行われる。 他の態様では、本発明は、上記方法にもとづいて画像を形成することに関する 。 さらに別の態様では、本発明は、潜像を有する水性現像可能素子を含むもので 、該素子は以下のものを含む。すなわち、 (a)基板上にあり、かつ水性現像液によって除去可能な酸含有ポリマーを含 む非感光層を含み、かつ (b)前記非感光層は、安定で、水不溶性のポリマー配合物のかたちとなった 潜像を有するもので、前記潜像は前記非感光層に画像様にインク層を塗布し、乾 燥(あるいは乾燥の際に加熱を加える)することによって形成される。このイン クは、酸性基をエステル基に変換することが可能なエステル化剤を含有するもの である。 好ましい実施態様では、水性インクの塗布は、インクジェットプリンターを用 いることによってなされる。 発明の詳細な説明 本発明は既に述べた従来技術よりもいくつかの有利な点を持っている。例えば 、本発明は従来のものよりも、より一層環境的優越性を持つ。なぜなら、現像に 際して水性溶液を用いるからである。また、本発明の方法は、(a)毒性の強い モノマーを用いず、安全かつ容易に使用でき、(b)追加の露光を必要とせず、 さらに(c)処理中に黄灯域を必要としない。 本発明の方法によって形成される画像は、非常に解像度が高く、エッジが シャープである。 画像層の塗布および乾燥後ただちに素子を洗って画像を現像することができる 。このことはプロセスをたいへん簡素なものとし、かつ効率を改善する。また、 エステル化剤と活性層との間の反応によって、安定は水不溶性ポリマー配合物が 形成される。これによって、潜像を非損傷な状態で、水性溶液による現像にだっ た不定期間にわたって素子を保管することが可能となる。 活性層 酸含有ポリマー 本発明に適用される上で、特に適当なポリマー含有の酸は、酸価が約0.4ミ リ当量/グラムのポリマーである。ポリマーの酸官能価(acid function)は、 ポリマー単位重量あたりのミリグラム当量(meq)でポリマーの酸官能基の数 を定める。これは、水性溶液中におけるポリマーの溶解度に対して直接的な相関 性を有するものである。したがって、酸価が高いと、それだけ水性溶液での溶解 度が高まる。本発明を実施する上で、ポリマーの酸価を高くする必要があり、こ の高さはポリマーがアルカリ性現像溶液に溶解するようになるのに充分なものと する。また、酸価が充分高いものである場合、酸の形態でポリマーを水に溶かす ことができる。したがって、淡水中で潜像の現像が可能となる。一般に約12. 5meqを上回る酸価を有するポリマーは、水に溶ける傾向がある。しかし、現 像領域に対して不溶性となるようにするために画像領域のポリマーに含まれる酸 性基のうち、エステル官能基に変換した酸性基の比率を高くする必要がある。ま た、酸価が高いポリマーがかかえる大きな問題点として、素子の取り扱いを困難 とする感湿性がある。 また、ポリマーの酸価を低く抑えて必要とされるエステル化反応を最小限にす ることが必要であり、これによって画像領域と非画像領域とに分けるのに充分な 溶解性が得られる。そのようなシステムによって画像形成速度を格段と高めるこ とができるとともに、インク中のエステル化剤含有量を低くすることができ、さ らに処理条件を緩めることができる。選択したポリマーの化学的性質および分子 量に応じて、本発明において最適な酸価が変動する。しかし、本発明を実施する 上で適当な範囲は、ポリマーの単位重量あたり約0.4ないし11.0meqで ある。このような範囲に限定されることなく、当業者は酸性基の置換によってポ リマーの単位重量あたり0.4meq未満として本発明を実施することも可能で ある。 本発明において特に好適な酸含有ポリマーは、遊離カルボン酸基を含むビニル 付加ポリマーである。そのようなポリマーの例として、アクリルポリマー、スチ レンアクリルコポリマー、メタアクリルポリマー、a−メチルスチレンアクリル コポリマー(α−メチルスチレンアクリルコポリマー)、およびスチレン無水マ レイン酸コポリマーがある。これらのポリマーは、当業者が慣れ親しんだ重合方 法によって容易に合成することができる。ポリマーに酸官能基を取り込む簡便な 方法は、既に酸官能基または酸前駆体官能基を含む重合可能なモノマー、例えば アクリル酸、メタアクリル酸、トリメチルシリルメタクリレート、トリメチルシ リルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、t−ブチルアクリレート、クロ トン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエステル、マレイン酸、フマル酸、フマル 酸モノマーなどである。 当業者に知られているように、ポリマーの溶解度等の物理的特性を調節するた めに酸含有モノマーと非酸含有モノマーとを重合させることができる。本発明に とって特に有用なモノマーは、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n− ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート 、フェニルアクリレート、2−フェニルエチルアクリレート、フェニルアクリレ ート、2−フェニルエチルアクリレート、ヒドロキシルエチルアクリレート、メ チルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、n−ブ チルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ ート、フェニルメタクリレート、2−フェニルエチルメタクリレート、ヒドロオ キシエチル メタクリレート、スチレン、a−メチルスチレン(α−メチルスチ レン)、ビニルナフタレン、ビニリデンクロライド、ビニルアセテート、ビニル クロライドなどである。 本発明で用いることができ、かつ商業的に入手可能な酸含有ポリマーとして、 SMA(登録商標)ポリマー(Sartomer Co.,West Chester,PA)、カーボセッ ト(Carboset)登録商標)ポリマー(B.F.Goodrich Co.,Cleveland,OH)、 モークリル(Morcryl、登録商標)ポリマー(Morton Thiokol Co.,Chicago,IL )、ナクリリク(Nacrylic、登録商標)ポリマー(National Starch and Chemic al,Bridgewater,NJ)、およびジョンクリル(Joncryl、登録商標)ポリマー( Johnson Wax,Racine,WI)が含まれる。着色剤 カラープルーフィング等のカラー画像用途に着色されていない素子を用いる場 合、活性層に1種類または複数種の着色剤を加えてもよい。着色剤を選択する上 で重要な基準は、化学的に安定であること、色、色彩の明度、および耐光堅牢度 である。着色剤は、画像形成の前後あるいは画像形成中に際して活性層に含まれ る他の成分のいずれかと化学反応を引き起こさないものでなければならない。 好適な着色剤として染料および顔料が含まれる。染料は、色の濃さや透明度と いった色特性が優れていることが知られている。しかし、顔料と比べると、耐光 堅牢度が劣る。酸性染料、直接染料、反応染料、および食品染料等の水溶性染料 は避けるべきである。なぜなら、これらの染料は水性現像工程で洗い落とされる からである。 好適な顔料としては、幅広い範囲の有機および無機顔料が含まれる。本発明を 実施する上で好適な染料および顔料は、American Associate of Textile Chemis ts And Colorists(Research Triangle Park,NC)が出版したバイヤーズガイド (Buyer's Guide For Textile Chemists And Colorists)に見いだすことができ る。本願はこの文献の開示内容を援用する。 分散剤、好ましくは高分子分散剤によって顔料粒子を分散かつ安定化させるこ とが好ましい。幅広い範囲の分散剤を商業的に入手することが可能である。分散 剤を本発明を実施する際に非高分子あるいは高分子性を用いることができる。こ れらの分散剤は、文献:McCutcheon's Functional Materials,North Americal Edition,pages 110-129(Manufacturing Confection Publishing Co.,Glen Ro ck,NJ)にまとめられている。本願はこの文献の開示内容を援用する。 当業者が行っているように、顔料表面の特性および組成物の他の成分の特性に もとづいて分散剤が選択される。分散剤は、酸含有ポリマーと相互作用する官能 基を含有してはならない。なぜなら、エステル化剤とポリマーとの相互作用を妨 害したり、あるいは顔料の凝集によりコーティング品質を劣化させたりする。標 準的な顔料分散方法として、ボールミル、サンドミル等を用いることができる。 当業者に既知の原則にしたがえば、画像の仕上がりに要求される光学濃度を達成 するように着色剤の濃度を定める。可塑剤 好ましい態様では、非感光性活性層のフィルム形成特性を調節するために、エ ステル化剤がフィルムを貫通するのを促すために可塑剤が用いられる。可撓剤は 、ポリマーおよびフィルムの他の成分に対して適度な混和性を有する必要がある 。 好適な可塑剤は当業者によく知られており、商業的に入手可能である。一般に 、高湿度および環境操作許容範囲の条件で保存安定性が高い水不溶性可塑剤が好 ましい。しかし、必ずしもそれでなければならないというものではない。可塑剤 の量を意図した目的に有効な量し、かつ最適濃度を実験的に定める。種々のポリ マーに対して有用な可塑剤の作用やリストは、文献:The Technology of Plasti cizers(John Wiley & Sons Inc.)に記載されている。本願ではこの文献を援用 する。しかし、そのような可塑剤の例として、ジブチルフタレートおよびトリブ チルフォスフェートが含まれる。高分子修飾剤 上記非感光層は、製造段階あるいはエンドユーザに使用される段階で要求され る粘性、可撓性、硬さ、耐湿性、および他の機械的あるいは化学的特性を修飾す る第二の高分子物質を含む。酸含有ポリマーと組み合わせて使用することが可能 な高分子バインダとして、アクリレートおよびメタクリレート、例えばポリ(エ チルメタクリレート)、ポリ(エチルメタクリレート)など;ビニルポリマーお よびコポリマー、例えばポリ(スチレン(70)/メタクリレート(30))、 アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン、ポリスチレンなど;ポリビニルアセ タール、例えばポリ(ビニルアセタール)、ポリ(ビニルフォルマル)など;ポ リエステル、例えばポリ(テトラメチレンテレフタレート)、など;縮合ポリマ ー、例えばポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、ポリフェニ レンオキシド、ポリ(1,4−シクロヘキサンジメタノールテレフタレート)な ど;ブタジエンコポリマー、例えばスチレンブタジエンコポリマーなど;セルロ ースエステルおよびエーテル、例えばエチルセルロースなど;およびポリウレタ ンが含まれる。 環境許容範囲が改善された配合のために、高分子修飾剤の選択はそのガラス転 移温度(“Tg”)に依存する。あるポリマーのTgは、主鎖および側鎖の化学 構造が影響する。剛構造を有するポリマーは、Tgが低い。目的とするTgのポ リマーは、剛質性モノマーと可撓性を有するモノマーとの的というな組合せによ る共重合によって得られる。多くの既知のポリマーのTgは、文献:"POLYMER H ANDBOOK',Ed.J.Brandrup & E.H.Immergut,John Wiley & Sons,Inc.,197 5,pages 140-192)のセクションIIIにまとめられている。 高分子修飾剤は、目的を達成する上で有効な量で存在する。しかし、この量が 多すぎると活性層の溶解度特性を妨げる。高分子修飾剤は、プロセスおよびエン ドユーズにおいて要求される特性に悪影響を及ばさないもので、二相構造を形成 するために、非感光性活性層に存在する酸含有活性層ポリマーに対して限定され た混和性を呈する。二相の界面は、エステル化剤がポリマー層に分散するのを促 進させる。また、この機能に可塑剤も用いられよう。粘着促進剤 レジストまたはリソグラフィの印刷版等の調製に見られるように、金属面上の 被覆層として非感光性ポリマーが用いられる。したがって、複素環式化合物また はメルカプタン化合物を加えることによって、金属へのポリマー層の粘着を改善 する。適当な粘着促進剤は、米国特許第3,622,334号、米国特許第3, 645,772号、および米国特許第4,710,262号に開示されている。作成方法 非感光性活性層の組成に依存して、水性または溶媒性の媒体のいずれかを用い て選択された基板上にコーティングするための組成物が合成される。上記酸含有 ポリマーを揮発性の塩形成剤、例えばアンモニウム水酸化物、これは乾燥により 蒸発して基板上に中性のポリマーを残す。同様に、適当な溶媒が選択され、該溶 媒は非感光性活性層の成分を溶解するもので、また該溶媒は塗布された後に蒸発 する。 非感光性活性層は、従来のものであり、かつ当業者によく知られた種々の方法 、例えば押出しダイ、ドクターナイフ、巻線バー、スピンコーティング;または 単純にブラシ、スポンジ、あるいは他のアプリケータでもってワイピングする。 塗布を空気乾燥、加熱、バキューム、またはこれらの方法の組み合わせによって 行う。 支持体 必要な曲げ剛性および寸法安定性を有し、かつ活性層に対して適当な粘着性を 示し、かつ水性処理状態に耐える能力を示す適当なフィルムならばいずれでも良 い。有用な支持体の例として、ガラス、セルロース、トリアセテート、ポリエチ レンテレフタレートなどがあげられる。多色のイメージを作る際に、着脱自在の 支持体が必要である。ゼラチン下引き(gelatin subbed)および樹脂下引き(re sin subbed)ポリエチレンテレフタレートフィルムがこのような用途にとって好 ましい。 リソグラフィー用印刷版、ソルダーマスク、および印刷回路等の用途では、支 持体は金属を含有する。レジスト用途に対して典型的な支持体として、ガラス上 に設けられたポリエステル、エポキシ、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレ ン、またはポリスチレンと同様に紙・ガラス複合材上に設けられたフェノール樹 脂またはエポキシ樹脂の組合せ等がある。具体例として、これらの支持体は、導 電性の金属によって被覆されている。いままでのところ、このような金属として は銅が一般的である。リソグラフィー用印刷版として好適な支持体の一例が米国 特許第4,072,528号および米国特許第3,458,311号に開示され ている。 インク 本発明の方法では、インクジェットプリント方法によってエステル化剤を好ま しくは活性層に塗布する。インクジェットプリントは、ノンインパクトな記録方 法であって、電気信号によりインク滴が形成され、該インク滴が基板上に堆積さ れる。インクジェットプリンタは、信頼性、プリント品位、低コスト、比較的に 低騒音で操作できること、およびグラフィック能力を有することからパーソナル または他のコンピュータの出力手段として利用されている。 インクジェットプリントはインクを塗布するための好ましい方法であるけれど も、本発明はインジェットプリントに限定されるものではない。インク層を、従 来の筆記用具(例えば、筆先がフエルトからなるペン、万年筆、絵具筆)または 他の既知の方法を用いて塗布しても良い。インク塗布の技術は目的とする用途や その必要性に応じることは言うまでもない。水性インク 本発明を実施する上で有用な水性インクは、水性担体媒体およびエステル化剤 を含む。このようなインクに他の成分が存在してもよく、その点については以下 に説明する。水性担体媒体 水性担体媒体は、水、好ましくは脱イオン水、または水と少なくとも一種類の 水溶性有機溶媒を含む。もっとも好ましいものは、少なくとも一つの水酸基(ジ エチレングリコール、トリエチレングリコール、ブチルカルビトール等)を有す る有機溶媒である。水および水溶性有機溶媒からなる適当な混合物を選択する場 合、用途に応じて選択する。例えば目的とする表面張力および粘度、インクの乾 燥時間、および非感光性ポリマー層の組成の必要性に依存する。 水性担体媒体は、通常約5%ないし約95%の水分を含む。残りの部分、すな わち95%ないし約5%は、水溶性有機溶媒である。インクジェットプリントに 用いる場合、好ましい比は、水性担体媒体の全重量にもとづいて、約60%ない し約95%の水を含む。有機溶媒を高濃度で含ませると、プリント品位が低下す る。低濃度の場合では、プリントヘッドが乾燥したり、インクの“クラスティン グ(crusting)”が生ずる。 水性担体媒体は、インクの全重量に対して、約10ないし99%、好ましくは 約65%ないし99%、もっとも好ましくは85ないし98.5%の範囲で存在 する。特定のインクに含まれる水性担体媒体の量を、不溶性のポリマー配合物を 形成するのに必要とされるエステル化剤の量に依存して多くすることができる。 本願に記載された他のインク成分の存在もまた、水性担体媒体の濃度に影響を与 える。エステル化剤 エステル化剤は、水中で相対的に安定な化合物であり、一方で水あるいは他の 水素結合化合物が無い場合に酸性基をエステル基に効率よく変換する能力を有す る。このエステル化材は下記の一般式(1)または(2)で表される。 一般式(1) 一般式(2) 式中、AはN、P,またはS; R1,R2,R3,R4,R5,R6,またはR7は、AがSのときはR4は存在しな い条件で、それぞれが独立して、1〜9個の炭素数を有するアルキル、置換アル キル、アリル、または置換アリルであり;および Xは水酸化物(ヒドロキシド)、炭酸塩(カーボネート)、重炭酸塩(ビカー ボネート)、ハロゲン化物、メチル硫酸塩のような有機硫酸塩、p−トルエンス ルホン酸塩のような有機スルホン酸塩からなる群から選択されるアニオンである 。 上記R1からR4またはR5からR7までの基は、エステル化反応を妨害するどの ような官能基も含むべきではない。適当な置換基として、限定されるものではな いけれども、エーテル、ハロゲン、エステル、およびアミン基を含む。有用なエ ステル化剤のいくつかの例では、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、フェ ニルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルスルフォニウムヒド ロキシド、トリメチルスルフォキソニウムヒドロキシド、および(メトキシメチ ル)トリメチルアンモニウムヒドロキシドが含まれる。 また、本発明の方法で用いられるエステル化剤は、分子あたり上記したような エステル化部位を一を越える数含む。分子あたり1を越える数のエステル化部位 が存在する場合、異なるポリマー鎖からの酸性基と同時に反応することによって 、架橋剤として作用する。例えば、一般式がA3+XN+3- 2(式中、Aは アルキル基、Xはジラジカルであり、かつ正に帯電した2個の窒素原子と結合し 、またYは反対のイオン)であるエステル化剤は、ポリマー鎖あたり一を越える 数の酸性基を含むポリマーとともに用いられる。もし、両方の正に帯電した窒素 中心が2つの分離したポリマー鎖上で2つの酸性基と反応し、かつ両者ともX上 でエステル化が起こった場合、いくつかの目的とする特性、例えば画像のロブス トネス(robustness)に関するポリマーネットワークが形成される。したがって 、ポリマーを効率よく架橋するために、正に帯電したエステル化部位に結合して いる基は、そのようなエステル化部位に結合した他の基よりも反応性が高くある べきである。 インクに含まれるエステル化剤の量または濃度は、画像領域において酸性基を エステル基に十分に変換するものでなければならず、それによって現像溶液中の 活性層の溶解度が変化する。このことは、選択されたエステル化剤の種類、非感 光層の厚さなどによって変動が生ずる。用途に応じてエステル化剤の適当量を決 めることは、当業者におってはルーチンワークの一つのとして対応することがで きよう。一般にエステル化剤は、インクの組成にもとづいて1ないし90%重量 の範囲で含まれる。他の成分 ある種の用途では、インクに着色剤を含有させ、それによって現像工程に先立 て画像の視覚的表示を行う。好適なインク着色剤は、水溶性または水不溶性でな ければならず、それによって洗い落とし工程で除去されるものでなければならな い。また、染料または顔料を含む。顔料それ自体が水不溶性のものである場合、 分散剤が用いられる。上記着色剤は、他のインクとの相溶性を有し、それによっ て溶解または分散されなければならない。 他の成分、例えば殺虫剤、湿潤剤、界面活性剤、粘度修飾剤などがインク組成 物に必要に応じて存在してもよい。そのような化合物は、インク組成物、特にイ ンクジェット用インクに長い間用いられてきた。しかし、最終インク組成がポリ マー層の画像領域にある水不溶性エステル基の配合物に悪影響を及ぼすかどうか について、注意深く調べた。溶媒インク アルコールのような有機溶媒系を扱うように設計されたプリントヘッドを具備 するインクジェットプリント装置は、商業的に入手可能である。例えばビデオジ ェットシステム(A.B.Dick Co,E1k Grove Village,IL)である。そのようなプ リントヘッドで用いるために、エステル化剤はアルコール、例えばメタノール、 エタノール、イソプロピルアルコール、および極性中性溶媒、例えばアセトンの ようなケトン、環式および非環式のエーテル、例えばテトラヒドロフラン、およ びエチレングリコールモノメチルエーテル、アミド例えばN,N−ジメチルフォ ルマイド、N,N−ジメチルアセタミド、およびジメチルスルフォキシドで、供 給かつ選択されたエステル化剤は選択された溶媒中で必要とされる溶解度を有す る。しかし、本発明の方法で用いられるエステル化剤は、水溶性化合物であり、 したがって水性をベースとしたインクが好ましい。これらは、また環境上の理由 からも好ましい。インク特性 インクジェットプリントの場合、インクの物理的特性はプリントヘッドのコン ポーネントおよびインク吐出条件、駆動電圧、周波数、およびサーマルインクジ ェットプリント装置におけるパルス幅、オンデマンドまたはコンティニュアスタ イプのピエゾ素子の駆動周波数、およびノズルのサイズに対して親和性を有す る。インクはプリントヘッドの設計に対して粘度的にマッチングするように薄い ものである必要がある。これによって、インク滴がスムーズに運ばれる。典型的 なプリントヘッドに対する有効な粘度は、20℃で20cP以下、好ましくは1 0cP以下である。表面張力は重要な特性のひとつである。なぜなら、それによ ってノズルプレートからインクが浸たたり落ちたり、あるいはノズルプレートを ぬらしてしまうことが防げ、また噴霧状になることなくインク滴の飛ぶ方向や集 結性が確保される。有用な表面張力は、20℃で18〜80dyne/cm、好 ましくは25〜70dyne/cmである。 エステル化のための乾燥工程 大量の水または溶媒が存在した状態でエステル化反応が実行された場合(該溶 媒はアルコール、特にインク層に存在する低級アルコールのような強水素結合を 有する)、エステル化反応はゆっくりと起こる。しかし、この場合、現像溶液中 における活性層の溶解度に対して悪影響を及ぼすような顕著な低速ではない。水 または他の水素結合含有溶媒の量が減少すると、エステル化反応速度は促進され る。多くの場合、エステル化反応は水が“まったく存在しない”状態で、または 他の水素結合化合物がたぶん必要でないと思われる状態で起こると考えられてい る。しかし、加熱(すべての系で必要とされるわけではない)することによって 、フィルム温度が上昇し、エステル化反応を誘導または加速する。それによって 、水および水素結合溶媒が除去される。 したがって、エステル化反応を約0℃ないし約200℃、好ましくは約15℃ ないし約150℃、もっとも好ましくは約25℃ないし130℃で実施する。温 度が高ければ、エステル化反応がより一層促進される。もちろん、活性層に含ま れるポリマーおよび他の成分がこのような温度で安定でなければならない。また 、ポリマーが高温で酸素に対して感受性を有する場合、不活性雰囲気、例えば窒 素が用いられる。 ウオッシュオフ現像 画像を素子上にインクで形成し乾燥(所望により熱の存在下で)した後で、現 像剤水溶液を用いて非画像形成領域を除去する。活性層にあるポリマーが適度な 温度で水中に溶解あるいは膨張しない場合、その現像液は、ポリマー上の酸性基 と反応して水溶性塩を形成する能力にもとづいて選択される。 酸含有ポリマーでは、好ましい塩形成化合物は有機または無機塩基であり、例 えば、アルカリ金属水酸化物(水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、および水酸 化カリウム)、アルカリ金属の炭酸塩および重炭酸塩(炭酸ナトリウム、炭酸カ リウム、重炭酸ナトリウム、および重炭酸カリウム)、メタケイ酸塩、有機アミ ン(モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリエチルアミン、モルホリン)、有 機アルコールアミン(ジメチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、 モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン)、アンモ ニウム塩(水酸化アンモニウム、水酸化テトラアルキルアンモニウム)、および ピリジンが挙げられる。 現像剤溶液中の塩形成化合物の量は、活性層中の非画像形成ポリマーと塩を形 成するのに十分な量でなければならず、選ばれる特定の塩形成化合物、活性層の 組成、該活性層の厚み等に応じて種々に変える。当業者であれば、特定の用途の ための塩形成化合物の最適量は通常の実験により決定することができる。 所望により、現像液中に低レベルの水溶性界面活性剤を存在させて、現像液と 活性層中のポリマーとの相互作用を促進してもよい。 この要素は、非画像形成領域では、穏やかに撹拌した現像剤溶液中に浸漬して 現像剤と反応させ、該水溶液に溶解させる。要素とのさらに有効な相互作用を得 るために、現像剤溶液はわずかに高めの温度としてもよい。クリアな背景を得る ために、穏やかな摩擦により非画像形成領域の完全な除去を達成してもよい。 産業上の利用可能性 本発明は、版面、画像硬化(imagesetting)、カラー・プルーフィング[オー バーレイや重ね刷り印画(surprints)を包含する]等のグラフィック・アート の分野、およびソルダー・マスク、プリント回路基板用レジスト、誘電層等のエ レクトロニクスの分野において特に有用である。 一色の画像は、予備着色した活性層を用い、続いて上記した画像形成工程およ び現像工程を行うことにより製造可能である。多色オーバーレイ・プルーフを調 製するためには、一連の一色画像(各々、透明支持体上にある)を調製する。一 色画像の各々は、1つの色分解ネガ(color separation)に対応する。次いで、 この一連の一色画像をレジスター中で白色背景上に積層して、多色のオーバーレ イ・プルーフを製造する。典型的なオーバーレイ・プルーフは、イエロー、マゼ ンダ、シアンおよびブラックの画像からなり、それらは各々、対応する色分解ネ ガから製造される。 多色重ね刷りプルーフを調製するために、さらに、支持体と活性層との間に薄 層(約1ミクロン厚)の感熱層を備える要素が用いられる。この感熱層は、室温 条件下では非粘着性であるが、温度を上昇させると粘着性となる。本発明の有用 な例としては、70℃前後の軟化点を有するポリマー組成物が挙げられる。 現像した一連の画像(各々、複写されるべき多色画像の異なる色分解ネガに対 応する)は、上記のようにして製造される。最初に現像された画像を透明シート に積層する。この支持体を除去し、感熱接着層を露出させる。あるいはまた、感 熱層が存在しない場合には、接着剤の薄層を画像(支持体の除去により被覆され ていない状態である)上に被覆してもよい。2番目に現像された画像をレジスタ ー中で、上記の除去された透明シートおよび支持体上に予備形成されている画像 に積層する。現像した画像の各々について、このプロセスを繰り返す。この多色 画像は、該画像を所望の基体に積層することにより該基体に転写する。この転写 シートは好ましくは除去し、続いて積層するが、透明でない場合には、そのまま にしておいて画像を保護する。この画像は、紙、布、ガラス、陶器、金属シート 、ポリマー・フィルム等の多くの基体のいずれへも転写可能であるが、典型的に は紙に転写される。 この転写シートは、少なくとも一層のポリマーで被覆されている寸法安定な支 持体からなる。本発明の実施に好適な転写シートは、例えば、米国特許第4,7 66,053号および同第5,094,931号公報に記載されている。 さらに本発明は、慣用の画像形成用途に用いられるフォトマスクの製造におけ る使用にも好適であり、例えば、本発明の予備着色した要素をフォトポリマー組 成物に積層することにより、そのような系に有効に組み込まれる。次いで、ここ で記載されているように複合構造の画像が形成されてマスクを製造し、続いて通 常の方法で感光する。フォトマスクを除去した後、この感光した要素を通常の方 法で処理する。 さらに本発明は、新型品目、芸術および工芸品目、装飾品目等における種々の 用途も有し、それは消費者が個人的なメッセージまたは図面を用いて画像形成し 、かつ単に洗浄するだけで現像できるものであってもよい。 実施例 本発明をさらに以下の様々な実施例の詳細な例により説明するが、本発明はこ れらに限定されるものではない。注記のない限り、部およびパーセンテージは、 重量基準である。 実施例1 5.0%のカーボンブラック顔料分散剤を以下の手順にしたがって調製した。 2.725グラムのマイクロリス(Microlith;登録商標)−ブラックC−W Aチップ(チバガイギーコーポレーション、ニューヨーク州ホーソン)、6.5 グラムのカーボセット(Carboset;登録商標)XL−30(固形分35%、酸価 0.57meq、B.F.グッドリッチカンパニー、オハイオ州クリーブランド )、0.9グラムの水酸化アンモニウム溶液(アンモニア29.6%)、 5.0グラムのイソプロピルアルコール、および14.85グラムの脱イオン水 の混合物を、約25グラムの3/32インチのスチールショットを内蔵したロー ルミルで一晩中混合した。得られた混合物を、樹脂を下塗りした3ミル厚のポリ エチレンテレフタレートフィルムベース上に、0.08インチのワイヤ巻着バー を用いて、塗布した。乾燥後、この塗布品に、以下の組成の水性インクを有する ヒューレットパッカード(ヒューレットパッカードカンパニー、カリフォルニア 州パロアルト)のデスクジェット(DeskJet)インクジェットプリンターを用い て、像形成した:0.1Mのトリメチルスルフォニウムヒドロキシド水溶液。得 られたエレメントを慣用の炉内で約135℃で5分間加熱した。非形像領域を、 デュポン−ハウソンプリンティングシステムス(Du Pont-Howson Printing Syst ems)(英国、リーズ)製造のアルカリ現像液であるエレクトロゾル(Electroso 1;登録商標)85(1:1で水に希釈)中で優しくこすって洗い流し、ネガ像 を得た。その後、このエレメントを水ですすぎ洗いした。透明な背景上に縁がシ ャープなドットを有する高密度高解像度のブラック色の像が得られた。 実施例2 実施例1で得たブラック塗布品に像形成し、イソプロピルアルコールと水(2 0:80)との混合溶液中に0.1Mのトリメチルスルフォニウム水酸化物を有 する溶液を水性インクとして用いること以外は実施例1と同様にして、現像した 。透明な背景上に縁がシャープなドットを有する高密度高解像度のブラック像が 得られた。そのラインとそのドットは、しかしながら、実施例1のそれらより幅 広く、長いものであった。 実施例3 5.0%のイエロー顔料分散剤を以下の手順にしたがって調製した。 2.5グラムのマイクロリス(Microlith;登録商標)−イエロー−3G−W A チップ(チバガイギーコーポレーション、ニューヨーク州ホーソン)、7.0グ ラムのカーボセット(Carboset;登録商標)XL−30(固形分35%、酸価0 .57meq、B.F.グッドリッチカンパニー、オハイオ州クリーブランド) 、0.9グラムの水酸化アンモニウム溶液(アンモニア29.6%)、5.0グ ラムのイソプロピルアルコール、および14.6グラムの脱イオン水の混合物を 、約25グラムの3/32インチのスチールショットを内蔵したロールミルで一 晩中混合した。得られた混合物を、樹脂を下塗りした3ミル厚のポリエチレンテ レフタレートフィルムベース上に、0.08インチのワイヤ巻着バーを用いて、 塗布した。乾燥後、この塗布品に像形成し、実施例1でのように現像し、幾分イ エローがかった背景上に縁がシャープなドットを有する高密度高解像度の明るい イエロー色のネガ像が得られた。このイエローの背景は、前記イエロー顔料と前 記ベース間の熱による干渉を原因とするものである。 実施例4 5.0%のイエロー顔料分散剤を以下の手順にしたがって調製した。 2.5グラムのマイクロリス(Microlith;登録商標)−イエロー−3R−W Aチップ(チバガイギーコーポレーション、ニューヨーク州ホーソン)、7.4 グラムのカーボセット(Carboset;登録商標)XL−30(固形分35%、酸価 0.57meq、B.F.グッドリッチカンパニー、オハイオ州クリーブランド )、0.9グラムの水酸化アンモニウム溶液(アンモニア29.6%)、5.0 グラムのイソプロピルアルコール、および14.2グラムの脱イオン水の混合物 を、ロールミルで混合し、実施例1でのように乾燥した。得られた塗布品に像形 成して、135℃での加熱を3分間続けること以外は実施例1でのように現像し た。透明な背景上に縁がシャープなドットを有する高密度高解像度の明るいレモ ンイエロー色の像が得られた。 実施例5 実施例1で得たブラック塗布品に像形成し、蒸留水中に5%のフェニルトリメ チルアンモニウム水酸化物を有する溶液をインクとして用いること以外は実施例 1と同様にして、現像した。透明な背景上に縁がシャープなドットを有する高密 度高解像度のブラック色の像が得られた。 実施例6 実施例3でのように調製したイエロー塗布品に像形成し、蒸留水中に5%のフ ェニルトリメチルアンモニウム水酸化物を有する溶液をインクとして用いること 以外は実施例1と同様にして、現像した。透明な背景上に縁がシャープなドット を有する高密度高解像度の明るいレモンイエロー色の像が得られた。 実施例7 ブラック塗布品を調製し、この塗布品に像形成し、蒸留水中に、0.193m mol/グラムの1,3−(ビストリプロピルアンモニウム)キシレンヒドロキ シド、前記ポリマーを架橋する能力を持つ二官能性エステル化剤を有する溶液を インクとして用いること以外は実施例1と同様にして、現像した。透明な背景上 に縁がシャープなドットを有する高密度高解像度のブラック色の像が得られた。 実施例8 実施例2でのように調製したイエロー塗布品に像形成し、蒸留水中、0.19 3mmol/グラムの1,3−(ビストリプロピルアンモニウム)キシレンヒド ロキシド、前記ポリマーを架橋する能力を持つ二官能性エステル化剤を有する溶 液をインクとして用いること以外は実施例1と同様にして、現像した。 わずかにイエローがかった背景上に縁がシャープなドットを有する高密度高解像 度の明るいイエロー色の像が得られた。 実施例9 実施例3でのように調製したイエロー塗布品に像形成し、蒸留水中、0.19 3mmol/グラムの1,3−(ビストリプロピルアンモニウム)キシレンヒド ロキシド、前記ポリマーを架橋する能力を持つ二官能性エステル化剤を有する溶 液をインクとして用いること以外は実施例1と同様にして、現像した。透明な背 景上に縁がシャープなドットを有する高密度高解像度の明るいレモンイエロー色 の像が得られた。 実施例10 以下の組成の塗布溶液を調製した:25グラムのカーボセット(Carboset;登 録商標)XL−19(固形分40%、酸価0.57meq、B.F.グッドリッ チカンパニー、オハイオ州クリーブランド)、1.0グラムの水酸化アンモニウ ム溶液(アンモニア29.6%)、10グラムのイソプロピルアルコール、およ び4グラムの脱イオン水。得られた溶液を、樹脂を下塗りした3ミル厚のポリエ チレンテレフタレートフィルムベース上に塗布した。乾燥後、この塗布品を13 0℃で数秒加熱して、約20μmの厚みの透明塗布品を得た。次に、この塗布品 に像形成し、蒸留水中、0.385mmol/グラムの1,3−(ビストリプロ ピルアンモニウム)キシレンヒドロキシド、前記ポリマーを架橋する能力を持つ 二官能性エステル化剤を有する溶液をインクとして用いること以外は実施例1と 同様にして、現像した。最後に得られたネガのレリーフ像は、縁がシャープな繊 細な細部を有しており、その厚みは約20ミクロンに維持されていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // C09D 133/06 PFX 8619−4J C09D 133/06 PFX (72)発明者 ウエスト,マイケル ウェンデル ジョン ソン アメリカ合衆国 19803―3026 デラウェ ア州 ウィルミントン デヴォンシャ ロ ード 145

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)酸含有ポリマーを含む非感光層を設け、 (b)前記ポリマーに含まれる酸性基と反応して水不溶性エステル基を形成す ることが可能なエステル化剤を含有するインクを画像様に前記非感光層上に塗布 することにより画像領域と非画像領域とを形成し、 (c)前記非感光層を乾燥させて、前記画像領域内で前記酸性基と前記エステ ル化剤との間のエステル化反応を誘導または促進させ、および (d)水性現像液を用いて前記非感光層を洗浄して前記非感光層の前記非画像 領域を除去する連続工程を含む、ネガティブワーキングレリーフイメージを形成 する方法。 2.前記酸含有ポリマーは、ポリマー1グラム当たり約0.4ミリ当量の酸官能 価を含有する請求項1の方法。 3.前記工程(c)における乾燥はエステル化反応を促進するための加熱下で行 われる請求項1の方法。 4.前記ポリマーは、該ポリマーの単位重量当たり約0.4〜11.0meqの 酸官能価を含有する請求項1の方法。 5.前記非感光層はさらに着色剤を含む請求項1の方法。 6.前記非感光層はさらに、可塑剤、高分子修飾剤、粘着促進剤および被覆剤か らなる群より選択された少なくとも一つの化合物を含む請求項1の方法。 7.前記非感光層は支持体上に存在する請求項1の方法。 8.前記インクは水性担体媒体を含有する水性インクを含む請求項1の方法。 9.前記エステル化剤は次の一般式(1)または(2)によって表される請求項 1の方法。 一般式(1) 一般式(2) 式中、AはN(窒素原子)、P(リン原子)、またはS(イオウ原子)であり 、R1,R2,R3,R4,R5,R6またはR7,は、AがsであるときはR4は存在 しない条件で、各々独立して1〜9個の炭素原子を有するアルキル基、置換され たアルキル基、アリル基、置換されたアリル基であり、およびXは水酸化物、炭 酸塩、重炭酸塩、ハロゲン化物、メチル硫酸塩等の有機硫酸塩、およびp−トル エンスルホン酸塩等の有機スルホン酸塩からなる群より選択されたアニオンであ る。 10.前記エステル化剤はテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、フェニルト リメチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルスルホニウムヒドロキシド、ト リメチルスルホオキソニウムヒドロキシド、および(メトキシメチル)トリメチ ルアンモニウムヒドロキシドからなる群より選択されている請求項9の方法。 11.前記水性インクはさらに着色剤を含む請求項8の方法。 12.前記水性インクはさらに界面活性剤を含む請求項8の方法。 13.前記水性担体媒体は水または水と少なくとも一つの水溶性有機溶媒との混 合物を含む請求項8の方法。 14.前記水溶性有機溶媒は少なくとも一つの水酸基を有する請求項8の方法。 15.前記水性インクはインクジェットプリンタで塗布される請求項8の方法。 16.前記インクはフェルトペンまたは万年筆を用いて塗布される請求項8の方 法。 17.前記水溶液は水である請求項1の方法。 18.請求項1、2または3のいずれかの方法に従って形成された画像。 19.(a)酸含有ポリマーからなる実質的に非結晶性ポリマー(i)と、安定 で水不溶性のポリマー配合物の形態をとり、エステル化剤を含むインクの層を前 記非感光層に画像様に塗布することによって形成された潜像(ii)とを含む非感 光層と、 (b)選択的に基体とを含む、潜像を含む水性現像可能素子。 20.前記酸含有ポリマーはポリマー1グラム当たり約0.4ミリ当量の酸価を 含有する請求項19の素子。 21.前記エステル化剤は次の一般式(1)または(2)によって表される請求 項19の素子。 一般式(1) 一般式(2) 式中、AはN(窒素原子)、P(リン原子)、またはS(イオウ原子)であり 、R1,R2,R3,R4,R5,R6またはR7は、AがSであるときはR4は存在し ない条件で、各々独立して1〜9個の炭素原子を有するアルキル基、置換された アルキル基、アリル基、置換されたアリル基であり、およびXは水酸化物、炭酸 塩、重炭酸塩、ハロゲン化物、メチル硫酸塩等の有機硫酸塩、およびp−トルエ ンスルホン酸塩等の有機スルホン酸塩からなる群より選択されたアニオンである 。 22.前記非感光層はさらに、着色剤、可塑剤、高分子修飾剤、粘着促進剤およ び被覆剤からなる群より選択された少なくとも一つの化合物を含む請求項21の 素子。
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