JPH08508888A - グルタミルシステイン・シンセターゼ軽サブユニット - Google Patents

グルタミルシステイン・シンセターゼ軽サブユニット

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JPH08508888A
JPH08508888A JP6523318A JP52331894A JPH08508888A JP H08508888 A JPH08508888 A JP H08508888A JP 6523318 A JP6523318 A JP 6523318A JP 52331894 A JP52331894 A JP 52331894A JP H08508888 A JPH08508888 A JP H08508888A
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ハン,チン−ショウ
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Abstract

(57)【要約】 γグルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットについてのヌクレオチドcDNA配列、および、このサブユニットのアミノ酸配列が記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 グルタミルシステイン・シンセターゼ軽サブユニット 本発明は、1991年9月25日に出願した米国特許出願第765,211号 の一部継続出願である。 本発明を成すための一部資金供給は、ユナイテッド・ステイツ・ナショナル・ インスティチューツ・オブ・ヘルス(United States National Institutes of H ealth)によって認可番号4R37 DK12034の下に提供された。したが って、合衆国政府は、35 USC 200et seq.の下に、請求の範囲に記載 された発明の法定権利を有する。 グルタチオンは、動物組織、植物および微生物中に存在するトリペプチドチオ ール(L−γ−グルタミル−L−システイニルグリシン)である。それは、高い (0.1〜10mM)ミリモル濃度で細胞内に見られ、かくして、哺乳動物におい て典型的に見られる最も有力な細胞チオールおよび最も豊富な低分子量ペプチド である。グルタチオンの2つの特徴的な構造特性−γ−グルタミル結合およびス ルフィジル基−は、その細胞内安定性を促進し、その多重生化学的機能に密接に 関係する。 グルタチオンは、反応性酸素化合物の毒性効果から細胞を保護し、還元したピ リジンヌクレオチドを使用して、例えば、システインの細胞内形成およびタンパ クのチオール型を促進するその還元特性を有する細胞を提供する系の重要な成分 である;グルタチオンは、触媒反応、代謝および輸送において機能する;それは 、タンパクおよび核酸の合成を含む反応において、ならびに、遊離ラジカルおよ び過酸化物を解毒する反応において関係する;それは、内因性および外因性起源 の種々の化合物とのコンジュゲートを形成し、種々の酵素についての補因子であ る。 グルタチオンの生化学の一般的な概要は、米国特許出願第765,211号に おけるグルタチオンサイクル図において示されている(出典明示により本明細書 の一部とする)。 グルタチオンは、ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ、マレイルアセトアセテ ートイソメラーゼ、グリオキサラーゼ、プロスタグランジンエンドペルオキシダ ーゼイソメラーゼ、およびジクロロジフェニルトリクロロエタンデヒドロクロリ ナーゼならびに類似の酵素についての補酵素として機能する。グリオキサラーゼ 反応において、メチルグリオキサルおよびグルタチオンの反応によって非酵素的 に形成されたヘミメルカプタル(GSH)は、グリオキサラーゼIによってS− ラクチル−グルタチオンに転換され、これは、グリオキサラーゼIIによってD− ラクテートおよびグルタチオンに分解される。ホルムアルデヒドデヒドロゲナー ゼ反応において、S−ホルミルグルタチオンが形成され(グルタチオン+HCH O+NAD+)、ホーメートおよびグルタチオンに加水分解される。 細胞内で、GSHは、以下の反応に示すようなγ−グルタミルシステインシン セターゼおよびグルタチオンシンセターゼの作用によって合成される。γ−グル タミルシステインは、これらの反応のうち最初の反応を触媒し、グルタチオン合 成における律速反応である。 L-グルタメート+L-システイン+ATP⇒L-γ-グルタミル-L-システイン+ADP+Pi L-γ-グルタミル-L-システイン+グリシン+ATP⇒グルタチオン+ADP=Pi グルタチオン合成のために必要とされる2つの酵素のいずれかを欠いているヒ トは、精神遅延、溶血性貧血および麻痺を含む多くの重篤な全身症状を経験する 。 ホロ酵素の活性は、GSHによってフィードバック阻害される[ジャーナル・ オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.)250:1422(19 75)を参照]。種々の組織におけるGSHレベルを調節するメカニズムを提供 するかかる阻害は、酵素の還元によって、および、グルタメートに関するGSH による競合阻害によって行われる[ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミス トリー(J.Biol.Chem.)(1993)を参照]。 γ−グルタミルシステインシンセターゼの非常によく精製された調製物は、ラ ット赤血球、細菌、およびラット腎臓を含むいくつかの供給源から単離された。 ラット腎臓から精製された酵素(Mr約104,000)は、ゲル電気泳動におい て均一であり、変性条件下で分離して、2つの異なったサブユニット−Mr〜7 3, 000の重サブユニットおよびMr〜27,700の軽サブユニット−を生じる。 ホロ酵素は、非変性条件下で2つのサブユニットに分離することもできる。単離 された重サブユニットは、触媒的に活性であり、それは、GSHによってフィー ドバック阻害される。これらの結果により、米国特許出願第765,211号に 開示されている重サブユニットをコードするcDNAのクローニングおよび配列 決定が行われる。重サブユニットのこのオープンフレームオリゴヌクレオチド配 列は、以下のとおりである: このオープンリーディングフレームは、以下のペプチドに翻訳される: イー・コリ(E.coli)におけるcDNAの発現によって得られた組換え重サブ ユニット(ならびに、単離されたホロ酵素から単離された重サブユニット)は、 ホロ酵素よりも、グルタメートについて非常に高いKm値、および、GSHによ るフィードバック阻害に対する高い感度を示す。これらの結果から、軽サブユニ ットは、それ自体では酵素的に活性ではないが、グルタメートに対する高い親和 性およびGSHによるフィードバック阻害に対する適切な感度を維持するために 酵素について必須であることが判明した。 本発明は、γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットをコード するcDNAの単離および配列決定を提供するものである。 本発明は、また、γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットの アミノ酸配列を提供するものである。 本発明は、また、γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットの 発現のためのcDNAヌクレオチド配列を提供するものである。 本発明のγ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットをイー・コ リ(E.coli)において発現させ、軽サブユニットおよび重サブユニットの共発現 によって、および、別々に発現されたサブユニットを混合することによって得ら れた再構築組換えホロ酵素の触媒特性を試験した。 γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットのヌクレオチドおよ びアミノ酸配列の解明を含む本発明のこれらおよび他の態様および結果は、以下 の実施例、図面および詳細な説明への言及によってより完全に理解されるであろ う。 図面において、 第1図は、本発明の軽サブユニット発現プラスミドpRGCSLを表し; 第2図は、本発明の共発現プラスミドpRGCSHLを表し; 第3図は、本発明のクローン71および62についての配列決定ストラテジー を表し; 第4図は、本発明の分離された軽サブユニットおよび重サブユニットの2つの ピークを示すトレーシングを示す。 実施例I ラット腎臓γ−GCS軽サブユニットに対する抗体の単離を以下のとおり行っ た: ラットのホロ酵素に対するウサギ抗血清[ジャーナル・オブ・バイオロジカル ・ケミストリー(J.Biol.Chem.)265:1588(1990)](5ml)を、 セファロース(1ml)に結合した組換え重サブユニットを含有するセファロース (Sepharose)4B[ファーマシア(Pharmacia)]カラムに流速15ml/時で 適用した;溶離液は、2時間、カラムを通して再循環させた。PBS(10ml) で洗浄後、0.1Mグリシン(pH2.5)で軽サブユニット抗体をカラムから溶 出させた。1Mリン酸ナトリウム(pH8.0)0.1mlを含有する管にフラクシ ョン(2ml)を回収した。精製した抗体の特異性をウエスタンブロット分析法に よって試験した。この試験によると、分子量約30,000の、抗体と反応する バンドを示した。さらに、この産生された抗体を本発明で使用して、cDNAラ イブラリーをスクリーンした。 実施例II 本発明のラット腎臓γGCS軽サブユニットの単離を以下のとおり行った: 精製したラット腎臓γ−グルタミルシステインシンセターゼ(1mg、10nmol )[メソッズ・イン・エンザイモロジー(Methods in Enzymology)113:3 79(1985)を参照]を、6Mグアニジニウム−HClおよび2mM EDT Aを含有するトリス−HCl緩衝液(0.5ml;pH8.5)0.5mlに溶解させた 。空気による酸化を回避するために該タンパク溶液に窒素ガスを通気した後、ジ チオトレイトール(1.2mg、8μmol)を添加し、反応混合物を55℃で4時間 インキュベートした。次いで、該溶液を室温に冷却し、ヨード酢酸(3mg、16 μmol)と30分間反応させた。還元し、カルボキシメチル化したタンパクを7 0%溶媒A(0.1%トリフルオロ酢酸(水溶液))および30%溶媒B(95 %アセトニトリル、0.1%トリチルオロ酢酸(水溶液))で平衡化させたC− 4逆相HPLCカラム(4.2×250mm)に適用した。30〜70%溶媒Bの 直線勾配液によって、流速1ml/分で40分間かけて分離し、215nmで分光測 定によってモニターした。 前記のとおり、還元し、カルボキシメチル化したホロ酵素をHPLC C−4 逆相カラムに適用し、該カラムから溶出した2つの分離したタンパクピークを生 じた(第4図)。ピーク1および2をSDSゲル電気泳動によってそれぞれ軽サ ブユニットおよび重サブユニットと同定した。精製した軽サブユニットを、以下 の実施例に記載するとおり、トリプシンで切断した。 実施例III ラット腎臓γGCS軽サブユニットのペプチド配列分析を以下のとおり行った : 精製した軽サブユニット(0.2mg)をトリス−HCl緩衝液(50mM;pH 8.0)0.1mlに溶解させ、37℃で16時間、トリプシン(6mg)と反応させ た。形成されたペプチドを、C−18逆相カラム(4.2×250mm)を使用し てHPLCによって分離した;流速1ml/分で、0%〜70%直線勾配液を、0 .1%トリフルオロ酢酸と95%アセトニトリルを含有する0.1%トリフルオロ 酢酸との間で70分間かけて使用した。オンライン・フェニルチオヒダントイン (PTH)アミノ酸分析器を装着した気相シークエンサー[アプライド・バイオ システムズ(Applied Biosystems)]を用いて自動エドマン(Edman)分解を行 った。 前記とおり、HPLCC−18逆相カラムによって、本発明のペプチドを分離 し、自動エドマン分解法によって2つの明らかに均一なペプチドの配列を得た。 γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットから得たペプチドのア ミノ酸配列は、以下のとおりである: ペプチドI ペプチドII ペプチドIから推定される配列に対応してオリゴヌクレオチドプローブを設計 し合成した。プローブは、上記ペプチドIから誘導されるすべてのコドンの組み 合わせに対応する32種の異なる20量体オリゴヌクレオチドの混合物である。 下記配列中の文字Iは、デオキシイノシンを表し、2個のコドンにおけるゆらぎ 位置において置換されている。 実施例IV ラット・腎臓γGCSの軽サブユニットのcDNAクローンの単離を以下のよ うに行った: サムブルック(Sambrook)により記載されたごとく[ジェイ・サムブルック( J.Sambrook)、エー・エフ・フリッチュ(E.F.Fritsch)およびティー・マニア ティス(T.Maniatis),「モレキュラー・クロ−ニング,ア・ラボラトリー・マ ニュアル(Molecular Cloning,a Laboratory Manual)」コールド・スプリング ・ハーバー・プレス(Cold Sprong Harbor Press)(1989年)参照]、ベク ターλgtII中、平均挿入断片サイズ1.1kb(0.6ないし3.8kbの範囲)の1. 2x106個の別々のクローンを有するラット・腎臓cDNAライブラリー[クロ ーンテック(Clontech)社製]を、実施例Iにより調製された軽サブユニットに 対する抗体を用いて免疫スクリーニングした。0.2%マルトースおよび10mM MgSO4を含有するLB培地中で増殖したイー・コリY1090r−[クロー ンテック社製]の一晩培養物を0.1mlずつ10個に分けた。0.1mlを入れた各 試験管を、5x104プラーク形成単位(pfu)のバクテリオファージλgtII発現 ライブラリー[クローンテック社製]で、37℃において15分間感染させた。 7mlのトップ・アガロース(0.75%アガロースを含有するLB培地)と混合 し、感染した細菌を、アンピシリン(100μg/ml)を含有する10個のLB 寒天プレート(150x35mm)に注ぎ、42℃で3.5時間インキュベーショ ンした。次いで、プレートを、イソプロピルチオガラクトシド (IPTG)(10mM)で処理したニトロセルロースフィルターで覆い、37 ℃で4時間インキュベーションした。フィルターを注意深くプレートからはがし 、TNT緩衝液(10mM Tris−HCl(pH8.0)、150mM NaClお よび0.05%ツイン20)で濯いだ。次いで、次のセットのニトロセルロース フィルターで覆い、37℃でさらに6時間インキュベーションした。 2セットのニトロセルロースフィルターをブロッキング緩衝液(5%脱脂乳を 含有するTNT)で1時間処理し、次いで、希釈された(1:500)軽サブユ ニットに対する抗体を含有する同じ緩衝液でさらに4時間処理した。TNT緩衝 液で3回洗浄後、希釈された(1:5000)ペルオキシダーゼ結合ヤギ・抗ウ サギIgG抗体でフィルターを1時間処理した。洗浄(5回)後、0.018% H22および0.06%3,3'−ジアミノベンジジンを含有するTris−HCl緩 衝液(10mM;pH7.5)とともにフィルターを5分間インキュベーションす ることにより、抗原−抗体複合体を検出した。両セットのニトロセルロースフィ ルターに出現した陽性プラークを拾い、増殖させ、同じ抗体で再スクリーニング した。 説明したように、ファージのEcoRI部位にcDNAを含んでいるラット・腎 臓cDNAλgtII発現ライブラリーを、軽サブユニットに対する抗体でスクリー ニングした。約5x105個のファージから、38個の陽性クローンを得た。そ れらのクローンのうち21個から発現された融合蛋白は、ウェスタンブロット分 析により試験した場合、抗体と反応した。それらのクローン由来のファージDN Aを単離し、最大の挿入断片を有する2個のクローン(62番および71番)を さらなる分析のために選択した。EcoRIで消化し、次いで、アガロースゲル電 気泳動を行ったところ、挿入cDNAを示す2本のDNAバンドが2個のクロー ンそれぞれから得られた。かくして、クローン62は1kbおよび0.4kbのバン ドを有し、一方、0.7および0.4kbのバンドがクローン71に含まれていた。 これらの結果は、これら2個のクローンが同様のDNA配列を含んでいる可能性 が最も高いことを示す。サザンブロット分析は、上記オリゴヌクレオチドプロー ブとハイブリダイズする、クローン62からの1kbのバンドおよびクローン71 からの0.7kbのバンドを示した。配列決定用ファージミドpBluescript KS− (+)のEcoRI部位中にサブクローニングされたのは、1.0、0.7および0 .4kbのDNAであった。 実施例V 組み換えバクテリオファージλDNAの精製を以下のように行った: 陽性クローンから得られた組み換えλファージ粒子(1x106pfu)を、別々 に、イー・コリY1090r−(1x108個)とともに37℃で20分間イン キュベーションした。感染細胞を、あらかじめ暖めておいたLB培地50mlに接 種し、細胞を溶解させた(約6〜8時間)。遠心分離(3000xg、5分間) により細胞残渣を除去した後、NaCl(2.9g)およびポリエチレングリコー ル(分子量8000;5g)を培地に添加することによりλファージを沈殿させ た。氷中に2時間置いた後、沈殿したλファージ粒子を遠心分離(5000xg 、10分間)により回収した。ペレットを4mlのTM緩衝液(50mM Tris− HCl(pH7.5)および10mM MgSO4)に再懸濁し、溶液を4mlのクロ ロホルムで抽出することにより過剰のPEG8000を除去した。水層を、あら かじめTM緩衝液で平衡化しておいたDE52カラム(4ml)に通した。カラム を3mlのTMで洗浄し、溶出液(7ml)を集めた。イソプロパノール(7ml)お よびNaCl(400#1;4M)を溶出液に添加し、溶液を氷上に1時間置い た。遠心分離(8000xg、10分)によりファージを沈殿させ、500μl のTE緩衝液(10mM Tris−HCl;pH8.0および1mM EDTA)に 再懸濁した。ファージ溶液を500μlのフェノール(Tris−HCl緩衝液,pH 8.0で飽和)で抽出し、次いで、同体積のフェノール/クロロホルム(1:1 )で抽出した。抽出液界面に沈殿が見られなくなるまでフェノールおよびフェノ ール/クロロホルムによる抽出を数回繰り返した。次いで、溶液をクロロホルム で抽出し、40μlの0.3M酢酸ナトリウムおよび1mlのエタノールでDNAを 沈殿させた。 実施例VI 組み換えDNAのサザンブロット分析を以下のようにして行った: 実施例5からの組み換えλgtII DNA(3g)をEcoRIで消化し、得られ た フラグメントをアガロース(0.8%)ゲル電気泳動により分離した。消化した DNAを、10xSSPE緩衝液(20xSSPE:3M NaCl、0.2M NaH2PO4および20mM EDTA)中のニトランメンブランフィルター( Nitran membrane filter)に毛細管現象により移行させた。プレハイブリダイゼ ーション緩衝液[6xSSPE、5xデンハーツ溶液(0.1%フィコール40 0、0.1%ポリビニルピロリドン、0.1%ウシ・血清アルブミン、0.5%S DSおよび100μg/ml変性分画サケ精子DNA)]中でフィルターを45℃ で3時間インキュベーションし、次いで、32Pで標識したオリゴヌクレオチドプ ローブ(2x105cpm;109cpm/μg)を含有する同じ緩衝液中、45℃で一 晩インキュベーションした。軽サブユニットのトリプシン消化により得られたペ プチド配列から推定される配列にしたがってプローブを合成した。0.5%SD Sを含有する2xSSPEでフィルターを室温にて洗浄し、次いで、45℃にお いて1xSSPEで30分間洗浄した。オーラジオグラフィーを室温で一晩行っ た。 実施例VII 本発明DNAのDNA配列分析を以下のように行った: 組み換えλgtIIファージDNAの挿入断片を、EcoRI処理により切り出し、 アガロースゲルから単離し、製造者の説明書にしたがってジェネクリーン(Gene clean)(登録商標)キットを用いて精製した。cDNAをファージミドpBluesc ript KS−(+)(ストラタジーン(Stratagene)社製)のEcoRI部位中に サブクローニングした。製造者の説明書にしたがってセクエナーゼ(ユー・エス ・バイオケミカルズ(U.S.Biochemicals)社製)を用いるジデオキシヌクレオチ ド鎖ターミネーション法[プロシーディングス・オブ・ナショナル・アカデミー ・オブ・サイエンシズ・ユーエスエイ(Proc.Natl.Sci.USA)第74巻:546 3頁(1977年)参照]により、pBluescriptの1本鎖または2本鎖DNAの いずれかに基づいてヌクレオチド配列を決定した。T7、SKプライマーならび に内部軽サブユニット配列に対応するプライマーを用いた。PC/Geneソフト ウェアを用いて配列分析を行った。 軽サブユニットのcDNA配列を、上記のごとく、組み換えクローン62およ び71のcDNA挿入断片から誘導した。陽性鎖の全体について、内部プライマ ーを用いて異なる重複セットから少なくとも3回配列決定を行った。相補鎖を2 回配列決定することにより、配列を確認した。 γ−グルタミルシステインシンターゼのmRNAの軽鎖に対応するcDNA配列 を以下に示す: 本発明配列は1382個のヌクレオチドを有し、274個のアミノ酸残基をコ ードしている822個のヌクレオチドのトリプレットコドンにより示された読み 取り枠を有している。さらに該cDNAは60個のヌクレオチドの5'−非翻訳約 領域および500個のヌクレオチドの3'−非翻訳領域からなる。最初のATG (61の位置)は開始コドンと推定される。なぜなら、(a)このコドン(... GCCATGG...)はコザク(Kozak)により記載された真核細胞の開始部位に ついての一致した配列[ヌクレイック・アシッド・リサーチ(Nucleic Acid Res earch)第12巻:857頁(1984年)]と一致し、(b)このATGを開 始コドンとして用いるcDNAの発現により、単離されたホロ酵素の軽サブユニ ットと同時に泳動する蛋白が得られるからである。読み取り枠配列は、10個の 他の終止コドンが後に続く883の位置の終止コドン(TAA)において終わっ ている。ジーンバンク(Genebank)#データベースにおいて得られる蛋白配列と 比較した場合、別々に決定された2個のペプチド配列(全部で41残基;139 〜156および219〜241)を含む予想蛋白配列は独特のものであることが わかった。発現された本発明γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽鎖の読 み取り枠は、下線を付した上記の別々に決定された2個のペプチド配列を有する 以下のペプチドを提供する: ラット・腎臓γ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットのアミ ノ酸組成は、以下のとおりである: 実施例VIII 軽サブユニット発現プラスミドの構築を以下のように行った: プラスミドpBluescript KS中の軽サブユニットcDNAをNcoIで消化し、 T4 DNAポリメラーゼを用いて4種のdNTPでDNAをフィル−イン(fil l-in)し、次いで、BamHIで処理した[サムブルック,上記文献参照]。得ら れたDNAフラグメント(1kb)を、あらかじめNdeI(フィル−イン)および BamHIで消化しておいた発現ベクタ−pT7−7中に連結した[サムブルック ,上記文献参照]。得られたプラスミド(pRGCSL)(図1参照)はT7プ ロモーターのすぐ下流に軽サブユニットcDNAを含んでいる。 このプラスミドは、ニューヨーク州ニューヨーク、ヨーク・アベニュー130 0番のコーネル大学メディカル・カレッジに寄託されており、ブダペスト条約に したがって、プラスミドをその発明者から要求するいかなる者にも利用可能とな るであろう。 実施例IX 本発明同時発現プラスミドを以下のように構築した: 重サブュニット用発現プラスミドpRGCSH[ジャーナル・オブ・バイオロ ジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.)(1993年)参照]をBstBIで消化 した。T4DNAポリメラーゼを用いてDNAをフィルーインし[サムブルック ,上記文献参照]、次いで、HindIIIで消化した。T7プロモーターおよび重サ ブユニットcDNAを含んでいる、得られた2kbのDNAフラグメントを、あら かじめClaI(フィル−イン)およびHindIIIで消化しておいたプラスミドpR GCSL(図1参照)に連結した。得られたプラスミド(pRGCSHL)(図 2参照)は、重および軽サブユニットがすぐ後にある、逆方向の2個のT7プロ モーターを有している。 実施例X 組み換えホロ酵素の精製を以下のように行った: 同時発現プラスミドpRGCSHL(1ng)をイー・コリBL21(DE3) 中に形質転換した。この生物は、ニューヨーク州ニューヨーク、ヨーク・アベニ ュー1300番のコーネル大学メディカル・カレッジに寄託されており、ブダペ スト条約にしたがって、プラスミドをその発明者から要求するいかなる者にも利 用可能となるであろう。組み換えホロ酵素を、文献記載の既知方法[ジャーナル ・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(1993年)参照]にしたがって発現 させた。認められている方法[サムブルック,上記文献参照]を用いる組み換え 重サブユニットの精製に用いられるのと同様の方法で、酵素を精製した。ATP −アガロースカラムから単離された酵素を、1mM EDTAを含有するイミダ ゾール緩衝液(10mM;pH7.4)であらかじめ平衡化しておいたプロテイン パック(登録商標)300(ProteinPak300)(ウォーターズ(Waters)社製 )によりさらに精製した。 精製された組み換えホロ酵素は、下表に示す10mMグルタミン酸を含有する アッセイ溶液中でアッセイした場合、比活性値1250を示した。この比活性は ラット・腎臓から単離されたホロ酵素の比活性と同様であったが、ずっと高かっ た。 組み換えγ−グルタミルシステインシンセターゼホロ酵素の単離 下表は、GSH酵素のホロ酵素および重サブユニットに対するKm値を示す。 この表において、Km値は酵素に対する基質の親和性の反映であり、高い値は低 い親和性を、低い値は高い親和性を示す。 γ−グルタミルシステインシンセターゼに対する見かけのKm値(mM) かくして、この表は2つのタイプの組み換え酵素(1つは軽および重サブユニ ットに対する同時発現cDNAにより得られ、もう1つは別々に発現されたサブ ユニットを単に混合しただけ)は、グルタミン酸、システイン(およびα−アミ ノ酪酸)に対して単離されたホロ酵素と同程度の親和性を有することを示す。し かしながら、組み換え重サブユニット酵素はグルタミンに対して18.2mMの値 を有しており、この酵素がグルタミン酸に対して約10倍低い親和性を有するこ とが示される。実際、このことは本発明のキーポイントである:重サブユニット のみでは(軽サブユニットなしでは)基質の1つ(グルタミン酸)に対する親和 性が低すぎて生理学的に有用でない。別々に発現された軽および重サブユニット を単に混合することにより得られた組み換えホロ酵素に対するグルタミン酸の値 は2.8mMであり、サブユニットの混合はサブユニットを同時発現させるほどに は効果的でないことが示される。 現在のテクノロジーを用いれば、自動化された方法を用いて本発明ヌクレオチ ドまたはペプチド配列のいずれを合成することも可能である。例えば、アプライ ド・バイオシステムズ(Applied Biosystems)社の380A型のごとき自動DN A合成装置を用いてヌクレオチド配列を直接合成してもよい。合成の際、通常の ホスホラミダイト化学薬品の代わりに適当な試薬を用いることにより、大量の塩 基、リボースおよびリン酸での修飾を合体させることができる。 小型のオリゴヌクレオチドは、ある種の細胞により周囲の培地から自発的に摂 取されるので、この方法を用いて本発明オリゴヌクレオチドを適当な細胞に導入 し、動物組織におけるGSHレベルを増大させてもよい。さらに、本発明オリゴ ヌクレオチドに対するアンチセンス配列を開発し、かかるアンチセンス配列を適 当な細胞中に導入して動物組織中のGSHレベルを抑制することも、現在の当業 者の範囲内のことである。疎水性基での誘導体化、メチルホスホナート、ホスホ ロチオアートまたはジチオアートでの通常存在するリン酸の置換のごとき核酸の 修飾により、センスおよびアンチセンス両方のオリゴヌクレオチドのかかる摂取 を容易にすることもできる。リポソーム融合は、核酸を骨格とする試薬の細胞へ の送達のための別の様式を提供する。オリゴヌクレオチドおよびペプチドの製造 および送達のためのかかる方法は当該分野においてよく知られている。 かくして、本発明の詳細な説明およびそこに包含される実施例によれば、本発 明の274個のアミノ酸の配列は分子量30,548となり、この値はSDSゲ ル電気泳動によりあらかじめ見積もられた値27,700よりも大きく、さらに 算出されたアミノ酸組成は単離された軽サブユニットのアミノ酸分析により決定 されたアミノ酸組成とかなり一致していると考えられる。 本発明の有用でありうる適用は、遺伝子転移による動物体内に存在する酵素量 の増大(いわゆる遺伝子治療)の可能性を包含する。このタイプの遺伝子転移お よびそれが有用でありうることに関するモデルは、組み換えDNA法によってグ ルタチオン合成に必要な酵素含量を増大させることにより放射線耐性が向上した イー・コリ株についての研究に関連して見いだされる[プロシーディングス・オ ブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・ユーエスエイ第86巻:1 461頁(1989年)参照]。本発明遺伝子の遺伝子転移も同様の結果を与え ると期待され、動物宿主中への本発明遺伝子のかかる遺伝子転移によりグルタチ オンに関連した生化学的反応が促進されることも期待される。もちろん、たいて いの場合において、この遺伝子は、プロモーター、インデューサー等とともに動 物宿主中に転移されて(そのことは遺伝子工学の分野において知られ、認められ ている方法である)、細胞は該遺伝子産物である蛋白の産生を開始および継続す ることができよう。しかしながら、日常的にヒトをはじめとする動物を治療して その体内のグルタチオン産生を増加させるには臨床試験および合衆国政府の認可 が必要であるため、かかる可能性のある適用の商業化は容易でない。上記した本 願の範囲内のもう1つの可能性のある適用は、細胞によるGSH産生を抑制する 手段として、アンチセンスオリゴヌクレオチド配列を細胞に導入することである 。本発明の近い将来の商業的使用として、動物から得られた臨床標本における酵 素のmRNA濃度のアッセイおよび測定のために上記プローブが使用できよう。 当該テクノロジーは、本発明に関連したかかる試験を開発するために適切である 。 全てのヌクレオチドおよびペプチド配列の配列表を以下に示す: 配列表 (1)一般的情報: (i)出願人:アルトン・メイスター、チン−ショウ・ファン、およびメアリ ー・イー・アンダーソン (ii)発明の名称:グルタミルシステイン・シンセターゼ軽サブユニット (iii)配列の数:10 (2)配列番号1の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:23アミノ酸 (B)配列の型:核酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:配列番号1: (2)配列番号2の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:18アミノ酸 (B)配列の型:核酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (D)他の情報:9位は、決定されていない配列である。 (xi)配列:配列番号2: (2)配列番号3の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:7アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:配列番号3: (2)配列番号4の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:21塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:mRNA (xi)配列:配列番号4: (2)配列番号5の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:20塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA (ix)他の情報:12位および15位の記号「I」は、デオキシイノシンを示 す。 (xi)配列:配列番号5: (2)配列番号6の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:1382塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (xi)配列:配列番号6: (2)配列番号7の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:274アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:配列番号7: (2)配列番号8の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:20アミノ酸 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA (xi)配列:配列番号8: (2)配列番号9の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:1914塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:DNA (xi)配列:配列番号9: (2)配列番号10の情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:637アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:配列番号10: かくして、本発明者らは、本発明の好ましい具体例を説明および記載するが、 本発明は、変形および修正が可能であると解されるべきであり、したがって、本 発明者らは、説明された正確な用語に限定しようとせず、種々の慣例および条件 に本発明を適合させるのに役立つかかる変化および変更を利用することを望む。 したがって、かかる変化および変更は、当然、完全に同等な範囲内に、したがっ て、以下の請求の範囲の範囲内にあることを意図する。 かくして、当該技術が属する技術分野、または、最も密接に関係する技術分野 の当業者が本発明を製造および使用することができるように、充分、明瞭、簡潔 かつ正確な用語で、本発明およびそれを製造および使用する方法を説明してきた 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12N 9/00 9452−4B C12P 21/02 C C12P 21/02 9453−4B C12Q 1/68 A // C12Q 1/68 9281−4B C12N 5/00 B (72)発明者 アンダーソン,メリー・イー アメリカ合衆国10021ニューヨーク州、ニ ューヨーク、イースト・シックスティサー ド・ストリート450番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. であり、274アミノ酸残基をコードする822トリプレットヌクレオチドコド ンによって示されるオープンリーディングフレーム、60ヌクレオチドの5'− 非翻訳領域および500ヌクレオチドの3'−非翻訳領域を含有することを特徴 とする、γ−グルタミルシステインシンセターゼmRNAの軽サブユニットに対 応する単離cDNA配列。 2.オープンリーディングフレームが である274アミノ酸残基をコードするトリプレットヌクレオチドコドン61〜 822ヌクレオチドによって示される請求項1記載の配列。 3.以下の配列: を有するγ−グルタミルシステインシンセターゼの軽サブユニットである単離お よび精製ペプチド。 4.GSHレベル産生の増加が望まれる細胞中にオリゴヌクレオチド配列: を導入することを特徴とする、細胞のGSH産生の正常なレベルを増加させる方 法。 5.細胞中に導入される配列がヌクレオチド61〜822によって定義される オープンリーディングフレームである請求項4記載の方法。 6.さらに、細胞中にオリゴヌクレオチド配列: を導入することからなる請求項5記載の方法。 7.さらに、細胞中にオリゴヌクレオチド配列: を導入することからなる請求項4記載の方法。
JP6523318A 1993-04-08 1994-04-07 グルタミルシステイン・シンセターゼ軽サブユニット Pending JPH08508888A (ja)

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