JPH08508701A - 部分的な端部パネルを有するラップアラウンド型のキャリア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ラップアラウンド型のキャリアは、パッケージの中の端の品物に付された価格コードを覆うための、部分的な端部パネルを備える。これら部分的な端部パネルは、側部パネル、並びに、３つの三角形状のタックフラップの組から成る端部タックフラップに接続された、フラップを備える。３つのタックフラップは、キャリアの中の端の品物と協働して、端部パネルのフラップを適所に保持するロック機構の役割を果たす。

Description

【発明の詳細な説明】 部分的な端部パネルを有するラップアラウンド型のキャリア 発明の分野 本発明は、ラップアラウンド型の品物キャリア（品物の周囲を部分的に取り巻 く形式の品物キャリア）に関する。より詳細には、本発明は、端の品物に印刷さ れた価格コードを隠すことができる部分的な端部パネルを有する、ラップアラウ ンド型のキャリアに関する。 発明の背景 食品又は飲料用の容器の如き、あるタイプの品物は、通常、個々のユニットと して、あるいは、複数容器用の紙箱に入れられて、販売される。通常、各々の品 物には、価格コードが付されており、個々の品物として販売される場合には、上 記価格コードをスキャンしてすなわち走査して小売店で自動的に集計できるよう になっている。通常の端部が開放されたラップアラウンド型のキャリアの中に包 装されている場合には、スキャナが、そのパッケージ自体に付されているコード ではなく、個々の品物に付されている価格コードを走査し、価格のエラーが生ず ることがある。そのようなエラーの発生を防止する１つの方法は、完全に包囲す る紙箱すなわちキャリアの中に品物を包装することである。しかしながら、包囲 型のキャリアは、必要とされる素材の量が多いので、ラップアラウンド型のキャ リアに比較して、極めて高価である。 従って、パッケージの中の端の品物に付された価格コードを覆うに十分な寸法 を有する部分的な端部パネルを備えた、ラップアラウ ンド型のキャリアを提供することが好ましい。そのような設計すなわちデザイン は、完全に包囲するキャリアに比較して、必要とする素材の量が少なく、これに 応じて、より経済的に製造することができる。品物の底部付近に位置する価格コ ードを覆うように設計された部分的な端部パネルは、底部パネルから上方へ伸び る短いパネルを必要とするだけである。品物のより中央方向に位置する、あるい は、より高い位置に位置する価格コードを覆うためには、別の方法が必要とされ る。そのような場合には、頂部パネルから下方へ伸長する部分的な端部パネルを 設けるのが好ましい。そのような設計の要件は、上記部分的な端部パネルの寸法 を極力小さくして、ラップアラウンド型のキャリアの通常の製造方法及び包装方 法を阻害しないようにし、また、形成された後の端部パネルを適所にロックすな わち固定しなければならないことである。 従来、ラップアラウンド型のキャリアには、パッケージの中の個々の端の品物 に付された価格コードを覆う以外の目的で、例えば、パッケージに、より完成さ れた外観を与えたり、印刷を行うためのより広い表面を与えたり、瓶又は他の品 物に付されたラベルの損傷を防止するために、部分的な端部パネルが形成されて いた。そのようなキャリアの部分的な端部パネルのデザインは、現在の瓶のデザ インの形状に適しているとは思われず、従って、改善されたデザインが模索され てきた。従って、本発明の目的は、上述の望ましい特徴を総て備える、改善され た部分的な端部パネルのデザインを提供することである。 発明の簡単な総括 本発明は、側部パネルの端縁部に折り曲げ可能に接続された端部 パネルのフラップが形成された、部分的な端部パネルを有するラップアラウンド 型のキャリアに関する。各々の端部パネルのフラップは、端部タックフラップに 折り曲げ可能に接続された上縁部を有しており、また、各々の端部タックフラッ プは、中央タックフラップに折り曲げ可能に接続されている。中央タックフラッ プは、頂部パネルの隣接する端縁部に折り曲げ可能に接続されると共に、当該キ ャリアの中の端の品物の間で、頂部パネルの下方に位置する。中央タックフラッ プは、隣接する端部パネルのフラップの上縁部から隔置されている。 各々の端部タックフラップは、隣接する品物のネック部に接触する縁部を有し ており、該縁部は、接続された中央タックフラップを適所に保持する。これら縁 部は、上記端部タックフラップの部分を上記中央タックフラップから分離する、 切欠部によって形成されている。一方、上記構成は、上記端の品物に付された価 格コードを覆うに十分な寸法を有する端部パネルのフラップを適所に保持する。 頂部パネルは、ボトルネック用開口を有することができ、また、ボトルネック用 開口を有する短い傾斜パネルを、頂部パネルに接続して、当該キャリアが、品物 の形状に対して、より緊密に合致するようにすることができる。 各々の側部パネルを端部パネルのフラップに接続する折り曲げ線を、互いに向 かって傾斜させ、これにより、上記折り曲げ線の下方端の間の距離を、その上方 端の間の距離よりも小さくすることができる。この構成は、上記端部パネルのフ ラップの重なり合いを容易にする。 本キャリアは、経済的に製造でき、また、包装すべき品物の周囲 を簡単に包むことができる。端部パネルを、機械的な手段によって、ロックすな わち係止することにより、端の品物に付された価格コードを確実に覆うことがで きる。 本発明の上述の及び他の特徴及び効果は、本発明の好ましい実施例に関する、 以下のより詳細な説明から容易に明らかとなろう。 図面の簡単な説明 図１は、８本の飲料瓶を収容するパッケージの部分として示された、本発明の ラップアラウンド型のキャリアの斜視図であり、 図２は、図１のキャリアを形成するための素材すなわちブランクの平面図であ り、 図３は、図２の楕円部分３の中のブランクの部分の拡大平面図であり、 図４は、キャリアを形成する初期の状態におけるキャリアの部分的な斜視図で あって、側部パネル及びタックフラップを最初に折り曲げた後の、ブランクを示 しており、 図５は、キャリアを形成する、より後の状態のキャリアの端面図であり、 図６は、頂部パネルの一部を取り除いて、中央のタックフラップの最終的な位 置が見えるようにした、キャリアの部分的な拡大平面図であり、 図７は、図１のキャリアの端面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図１を参照すると、パッケージ１０は、ラップアラウンド型のキャリア１２を 備えており、該ラップアラウンド型のキャリアは、底部パネル１４の上に支持さ れた、当接する８本の飲料瓶Ｂを収容し ている。側部パネル１６は、折り曲げ線１８に沿って、底部パネルに、また、折 り曲げ線２２に沿って、傾斜パネル２０に、それぞれ接続されている。側部パネ ルの上方部が、瓶の形状により緊密に合致するようにする、傾斜パネル２０は、 折り曲げ線２４によって、頂部パネル２６に接続されている。頂部パネルには、 ボトルネック用の開口２８、及び、指穴３０が設けられており、各々の瓶のネッ ク部は、上記開口２８を通って突出している。また、キャリアは、部分的な端部 パネルを備えており、これら部分的な端部パネルは、折り曲げ線３４に沿って側 部パネルに接続され且つ互いに重なり合った、フラップ３２を備えている。端部 フラップ３２は、折り曲げ線３８に沿って、ロック構造３６に接続されており、 該ロック構造は、後に詳述するように、上記端部フラップを適所に保持する。 図１で使用した参照符号と同様な参照符号で同様な要素を示している、図２を 参照すると、図１のキャリアに形成することのできる素材すなわちブランク４０ は、中央に位置する頂部パネル部分２６と、隣接する短いパネル部分２０と、上 記短いパネル部分２０に隣接する側部パネル部分１６とを備えている。ブランク の両端部の折り曲げ線１８において、側部パネル部分に接続されているのは、底 部パネルのフラップ４２、４４である。底部パネルのフラップ４２は、該フラッ プの全長にわたって伸長する折り曲げ線４６を有しており、この折り曲げ線は、 雄型の一次ロックタブ４８によって中断されている。折り曲げ線４６の外方に位 置する、フラップ４２の部分５０は、雄型の二次ロックタブ５２を有するロック パネル５２を構成している。底部パネルのフラップ４４は、雄型の一次ロック部 材４８に係合するようになされた、雌型の一次ロックエッジ５４と、 二次ロックタブ５２を収容するようになされた、スリット５６とを備えている。 上述の種々のロック要素は、本発明のキャリアに使用するに適した、代表的な底 部パネルのロック構造を示すために説明したが、他の効果的な所望の形態の底部 パネルロック手段を採用することができることを理解する必要がある。 図１及び図２に示すように、端部フラップ３２は、折り曲げ線２２の両端部と 交差する折り曲げ線３４によって、側部パネル部分１６の上方の端部分に接続さ れている。後により明瞭になるように、短い傾斜パネル部分に接続される各々の 側部パネルの接続部の幅、すなわち、折り曲げ線２２の長さに沿う長さは、端部 フラップの折り曲げ線３４の下方の両端部の間で測定した場合の、側部パネルの 幅よりも大きいのが好ましい。その一部を図１で見ることのできるロック手段３ ６が、図２及び図３に示されており、該ロック手段は、折り曲げ線６０に沿って 頂部パネルに接続された、概ね三角形状の中央タックフラップ５８と、概ね三角 形状の端部タックフラップ６２とから構成されており、各々の端部タックフラッ プは、折り曲げ線３８によって、隣接する端部フラップに、また、折り曲げ線６ ４によって、中央タックフラップにそれぞれ接続されている。各々の端部タック フラップのミシン目６６は、折り曲げ線３８から、該折り曲げ線に対して実質的 に平行な関係で、隔置されている。各々の端部タックフラップの別のミシン目６ ８が、折り曲げ線６４から隔置され、該折り曲げ線に対して若干の角度をなして いる。また、切欠部７０が、端部フラップのロック機構に設けられている。各々 の切欠部は、その周囲の一部７２が、短い傾斜パネル２０の縁部を含み、一部７ ４が、中央タックフラップ５８の隣接する側縁部の一部 を含み、一部７６が、関連する端部タックフラップ６２の内側縁部を含み、更に 、一部７８が、関連する端部パネルのフラップ３２の上方縁部を含むような、形 状になされている。切欠部の縁部部分７４、７６は、後に説明する理由から、弧 状になされている。 品物のパッケージを形成するためには、上記ブランクを８本の瓶から成るグル ープの上に下げ、これにより、各ボトルネックが、頂部パネル部分の開口２８を 通って上方へ伸長するようにする。勿論、パックされるすなわち包装される瓶の 数は、変えることができ、キャリアの寸法、並びに、ボトルネック用開口の数を 変更することができる。同時に、ブランクの側部パネル部分１６を、折り曲げ線 ２２、２４に関して下方へ折り曲げ、中央タックフラップ５８を瓶に向けて押し 込む。中央タックフラップは、該中央タックフラップと共に、端部タックフラッ プ６２を端部タックフラップ６２を引っ張り、一方、該端部タックフラップは、 端部パネルのフラップ３２を引っ張り、これにより、中央タックフラップ及び端 部タックフラップを折り曲げ線６４に関して上方へ枢動させ、また、端部タック フラップ及び端部パネルのフラップを折り曲げ線３８に関して下方へ枢動させる 。図４は、上記初期の折り曲げプロセスにおける代表的な時点を示している。 図１及び図２に最も良く示すように、側部パネル１６の上方縁部は、折り曲げ 線２２に対して、直角よりも若干小さな角度を形成するのが好ましい。上述の折 り曲げ作用の結果、端部パネルのフラップ３２が、それぞれの折り曲げ線３８に 関して、互いに向かって折り込まれると、上記若干の角度によって、端部パネル のフラップの下方部の前に、端部パネルのフラップの上方のコーナー部が、互い に接近する。この状態は、図５に示されている。図５においては、端部タックフ ラップは見ることができず、その理由は、端部タックフラップは、端部パネルの フラップの背後に隠れているからである。次に、折り曲げ作用が続行されるにし たがって、２つの端部パネルのフラップの内側側縁部が、徐々に、互いに接近す る。この構造は、端部パネルのフラップの内側側縁部が、同時に、互いに接近す るの中を阻止すると共に、場合によっては、フラップの重なり合いを阻害するこ とになる拘束すなわち結合を阻止する。端部パネルのフラップは、重なり合うの が好ましく、その理由は、そのような重なり合いは、フラップの間のスペースす なわち気体を排除し、従って、個々の品物に付された価格コードを確実に覆うか らである。 中央タックフラップ５８が、瓶に向かって折り込まれるにしたがって、中央タ ックフラップの弧状の切欠部の縁部７４が、隣接する瓶の輪郭に追従する。これ ら縁部は、実際には瓶に接触しないが、中央タックフラップの運動を阻害しない ように、瓶に接触する直前まで下がるのが好ましい。中央タックフラップの最終 的な位置、特に、瓶Ｂ及び瓶のキャップＣに対する、中央タックフラップの縁部 ７４及び折り曲げ線６４の関係が、図６に示されており、図６においては、頂部 パネル２６が、その上にある瓶の領域の１つから取り除かれて、中央タックフラ ップを露出させている。図６においては、端部タックフラップが、中央タックフ ラップによって隠されていることは、理解されよう。 折り曲げプロセスの間に、端部タックフラップの切欠部の湾曲した縁部７６は 、ボトルネックに沿って摺動し、この場合にも、中央タックフラップが頂部パネ ルの下側に向かって上方へ折り曲げられ るまで、中央タックフラップの折り曲げ作用を阻害しない。端部タックフラップ の縁部７６の少なくとも幾つかの部分が、ボトルネックに係合して、該ボトルネ ックによって支持され、これにより、中央タックフラップは、その完全に折り曲 げられた状態に保持されている。図１及び図７に最も良く示される、上記最終的 なロック位置においては、端部タックフラップ６２は、端部パネルのフラップ３ ２の頂縁部から、内方へ伸長し、ミシン目６４に沿って、中央タックフラップか ら下方へ折り曲げられている。上記最終的なパッケージにおける端部パネルのフ ラップの上縁部は、短い傾斜パネル２０の幅及び傾斜に応じた距離だけ、頂部パ ネルから隔置されていることに注意する必要がある。端部タックフラップのミシ ン目３８、６４の間の高さの差によって必要とされる、端部タックフラップの追 加の可撓性は、中間のミシン目６６、６８によって支援される。 上述の折り曲げステップすなわち操作は、手で行うことができるが、そのよう な操作は、瓶及びブランクが包装機械を連続的に通過する際に、該包装機械で行 うようにすることができる。タックフラップの折り曲げ作業を容易にするために 、最初に、瓶の２つの列を若干隔置した関係で保持することが望ましい。これに より、フラップが、適所へ移動する際に、そのようなフラップが瓶に拘束される 可能性を排除する。各瓶は、底部パネルを形成する前、あるいは、その形成時に 、当接した関係に置かれる。 上述の端部パネル形成手順が完了した後に、底部パネルのフラップを内方へ折 り曲げて、これらフラップを互いにロックすることにより、底部パネルが形成さ れる。本操作のロック段階の詳細は説明していないが、その理由は、採用される 特定のロック機構は、本発 明の一部を構成しないからである。しかしながら、当業者には、底部パネルのフ ラップ４２の外側のフラップ部分すなわちロックパネル５０が、折り曲げ線４６ に関して後方へ折り曲げられ、上記雄型の一次ロックタブ４８が、底部パネルの フラップ４４の雌型の一次ロックエッジ５４と係合されることは、理解されよう 。次に、雄型の二次ロックタブ５２が、スリット５６に挿入され、機械的なロッ ク作用を完了する。 頂部パネルからの端部パネルのフラップの間隔は、短い傾斜パネルを含むこと には関係がない。包装された品物の形状が、短い傾斜パネルを設けることを必要 としない場合には、頂部パネルを側部パネルに接続する折り曲げ線から、端部パ ネルのフラップを隔置させることにより、端部パネルのフラップを頂部パネルか ら隔置させることができる。 端部パネルのフラップの高さに関しては、そのような高さを変えることができ るが、品物に付された価格コードを覆うに十分なだけ、上記フラップを下方へ伸 長させる必要がある。 端部パネルを形成する時に、部分的な端部パネルのフラップを自動的に適所に 係止すなわちロックすることにより、本発明が、ラップアラウンド型のキャリア の中の端の品物の価格コードを覆うための手段を提供することは明らかであろう 。本発明が、上述の好ましい実施例に関して説明した総ての特定の細部に限定さ れるものではなく、また、添付の請求の範囲に規定される本発明の精神及び範囲 から逸脱することなく、本発明の全体的且つ基本的な機能及び概念を変更しない 変形を、上述の好ましい実施例の幾つかの特徴に加えることができることは理解 されよう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．主本体部分に接続されたネック部を各々有し、且つ、隣接する、２列の品 物を収容するラップアラウンド型のキャリアを備えるパッケージであって、 端縁部を有する頂部パネル、並びに、底部パネルに接続されると共に、端縁部 を有する対向する側部パネルと、 第１の折り曲げ線に沿って、前記側部パネルの各々の端縁部に接続される、端 部パネルのフラップとを備え、 前記各々の端部パネルのフラップは、第２の折り曲げ線に沿って端部タックフ ラップに接続された、上方縁部を有しており、 前記各々の端部タックフラップは、第３の折り曲げ線に沿って、中央タックフ ラップに接続されており、 前記中央タックフラップは、第４の折り曲げ線に沿って、前記頂部パネルの隣 接する端縁部に接続され、また、前記中央タックフラップは、前記端の品物の間 で、前記頂部パネルの下方に位置し、且つ、隣接する端部パネルのフラップの上 方縁部から隔置されており、 前記各々の端部タックフラップは、隣接する品物のネック部に接触する縁部を 有しており、 前記キャリアの両端部の前記端部パネルのフラップは、隣接する品物の一部を 覆うように構成されることを特徴とする、パッケージ。 ２．請求項１のパッケージにおいて、前記側部パネルが、前記頂部パネルから 下方へ伸長する短い傾斜部分を有しており、前記頂部パネル及び前記短い傾斜し た側部パネル部分は、前記品物のネック部が貫通する開口を有していることを特 徴とする、パッケージ。 ３．請求項２のパッケージにおいて、前記短い傾斜した側部パネル部分は、そ の上方端において前記第１の折り曲げ線と交差する、下方端を有することを特徴 とする、パッケージ。 ４．請求項１のパッケージにおいて、側部パネルの両端部の第１の折り曲げ線 が、互いに向かって傾斜しており、これにより、前記両折り曲げ線の下方端の間 の距離が、その上方端の間の距離よりも小さいことを特徴とするパッケージ。 ５．請求項４のパッケージにおいて、当該パッケージの両端部の端部パネルの フラップが、互いに重なり合っていることを特徴とする、パッケージ。 ６．請求項１のパッケージにおいて、隣接する品物のネック部に接触する各々 の端部タックフラップの縁部が、切欠部の縁部分を含み、前記切欠部の縁部分が 、更に、前記中央タックフラップの縁部分と、隣接する端部パネルのフラップの 上方縁部を含むことを特徴とする、パッケージ。 ７．請求項６のパッケージにおいて、前記中央タックフラップの縁部分が、隣 接する品物のネック部の周囲の一部に隣接していることを特徴とする、パッケー ジ。 ８．請求項１のパッケージにおいて、前記タックフラップの端部が、該タック フラップの可撓性を許容する、ミシン目を有することを特徴とする、パッケージ 。 ９．請求項１のパッケージにおいて、前記端の品物が、その側部に付された価 格コードを有しており、前記端部パネルのフラップが、前記価格コードを有する 品物の部分を覆うことを特徴とする、パッケージ。 １０．主本体部分に接続されたネック部を各々有し、且つ、隣接する、２列の品 物を収容するようになされた、ラップアラウンド型のキャリアを形成するための ブランクであって、 端縁部を有する中央部分、並びに、互いに接続されるようになされた端部分に 接続されると共に、端縁部を有する側部パネル部分と、 第１の折り曲げ線に沿って、前記側部パネル部分の両方の端縁部に接続された 、端部パネルのフラップとを備え、 前記各々の端部パネルのフラップは、第２の折り曲げ線に沿って端部タックフ ラップに接続された、上方縁部を有しており、 前記各々の端部タックフラップは、第３の折り曲げ線に沿って、中央タックフ ラップに接続されており、 前記中央タックフラップは、第４の折り曲げ線に沿って、前記中央部分の隣接 する端縁部に接続されており、前記中央タックフラップは、また、前記第４の折 り曲げ線に関して折り曲げられた時に、前記端の品物の間に、当該ブランクから 形成されたキャリアの前記中央部分の下方に位置すると同時に、隣接する端部パ ネルのフラップの上縁部から隔置され、 前記各々の端部タックフラップは、前記キャリアの中で隣接する品物のネック 部に接触するようになされた縁部を有しており、 前記端部パネルのフラップは、前記キャリアの中で隣接する品物の部分を覆う ようになされていることを特徴とする、ブランク。 １１．請求項１０のブランクにおいて、前記各々の側部パネル部分は、前記前記 中央部分から離れる方向に伸長する短い傾斜部分を有しており、前記中央部分及 び前記短い傾斜部分が、前記キャリアの中の前記品物のネック部が貫通する開口 を有していることを特徴と する、ブランク。 １２．請求項１１のブランクにおいて、前記各々の短い傾斜部分は、その上方端 で前記第１の折り曲げ線と交差する、外方端を有することを特徴とする、ブラン ク。 １３．請求項１０のブランクにおいて、側部パネル部分の両端部の前記第１の折 り曲げ線が、互いに向かって傾斜しており、これにより、前記折り曲げ線の外方 端の間の距離が、その内方端の間の距離よりも小さいことを特徴とする、ブラン ク。 １４．請求項１０のブランクにおいて、各々の端部タックフラップ及び各々の中 央タックフラップの縁部分を形成する切欠部を有しており、前記各々の端部タッ クフラップの前記切欠部の縁部分が、前記キャリアの中の隣接する品物のネック 部に接触するようになされていることを特徴とする、ブランク。 １５．請求項１４のブランクにおいて、前記切欠部が、前記キャリアの前記端部 パネルのフラップの前記上方縁部を形成する縁部分を有することを特徴とする、 ブランク。